JP2006146520A - 非接触型データ受送信体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 金属製の物品に繰り返し貼付することが可能で、かつ、金属製の物品に接しても、ICチップの作動起電力を十分に上回る起電力が誘起されて使用できる非接触型データ受送信体を提供する。
【解決手段】 ベース基材11と、その一方の面11aに設けられ、互いに接続されたアンテナ12およびICチップ13とからなるインレット14と、ベース基材11の他方の面11bに配された磁性体層15と、磁性体層15の一方の面15aに配された自発磁化を備えた強磁性体層16と、を備えてなる非接触型データ受送信体10を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、RFID(Radio Frequency IDentification)用途の情報記録メディアのように、電磁波を媒体として外部から情報を受信し、また外部に情報を送信できるようにした非接触型データ受送信体に関する。
近年、非接触ICタグなどのRFID(Radio Frequency IDentification)用途の情報記録メディアのように、電磁波を媒体として外部から情報を受信し、また、外部に情報を送信できるようにした非接触型データ受送信体が提案されている。
非接触型データ受送信体の一例であるICラベルは、情報読取/書込装置からの電磁波を受信すると共振作用によりアンテナに起電力が発生し、この起電力によりICラベル内のICチップが起動し、チップ内の情報を信号化し、この信号がICラベルのアンテナから発信される。
ICラベルから発信された信号は、情報読取/書込装置のアンテナで受信され、コントローラーを介してデータ処理装置へ送られ、識別等のデータ処理が行われる。
これらのICラベルが作動するためには、情報読取/書込装置から発信された電磁波がICラベルのアンテナに十分取り込まれて、ICチップの作動起電力以上の起電力が誘導されなければならない。しかしながら、ICラベルを金属製物品の表面に貼付した場合には、金属製物品の表面では磁束が金属物品の表面に平行になるため、ICラベルのアンテナを横切る磁束が減少して誘導起電力が低下するため、ICチップの作動起電力を下回り、ICチップが作動しなくなるという問題がある(例えば、非特許文献1参照。)。
また、ICラベルを金属製のコンテナなどに貼り付ける場合、何回でも繰り返し貼り替えることが可能であることから、粘着剤の代わりに自発磁化を備えた強磁性体(磁石など)を用いる方法が考案されている。
しかしながら、自発磁化を備えた強磁性体の磁気モーメントは強いため、この強磁性体には強い磁気等方性がある。したがって、強磁性体からなる磁性体層がアンテナに接するように設けられてなるICラベルでは、情報読取/書込装置から発せれた磁束を捕捉する時、磁束の捕捉の度合いに偏りが生じて、読取率や読取距離が低下するという問題がある。
寺浦信之監修、「RFタグの開発と応用−無線ICチップの未来−」、初版、シーエムシー出版、2003年2月28日、p121、図2
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、金属製の物品に繰り返し貼付することが可能で、かつ、金属製の物品に接しても、ICチップの作動起電力を十分に上回る起電力が誘起されて使用できる非接触型データ受送信体を提供することを目的とする。
本発明は、ベース基材とその一方の面に設けられ互いに接続されたアンテナおよびICチップとからなるインレットと、前記ベース基材の他方の面に配された磁性体層と、該磁性体層の前記ベース基材と接する面とは反対の面に配された自発磁化を備えた強磁性体層と、を備えてなる非接触型データ受送信体を提供する。
かかる構成によれば、粘着剤を用いることなく、金属製の物品に繰り返し貼付することができるとともに、金属製の物品に接した場合でも、磁束が磁性体層を通ってアンテナに捕捉されるため、アンテナにICチップを作動させるのに十分な誘導起電力を発生させることができる。
本発明は、ベース基材とその一方の面に設けられ互いに接続されたアンテナおよびICチップとからなるインレットと、前記インレットを構成するアンテナおよび/またはICチップを覆うように配された磁性体層と、該磁性体層の前記アンテナおよび/またはICチップと接する面とは反対の面に配された自発磁化を備えた強磁性体層と、を備えてなる非接触型データ受送信体を提供する。
かかる構成によれば、粘着剤を用いることなく、金属製の物品に繰り返し貼付することができるとともに、金属製の物品に接した場合でも、磁束が磁性体層を通ってアンテナに捕捉されるため、アンテナにICチップを作動させるのに十分な誘導起電力を発生させることができる。
本発明の非接触型データ受送信体は、ベース基材の他方の面に磁性体層が配され、磁性体層のベース基材と接する面とは反対の面に強磁性体層が配されているから、粘着剤を用いることなく、金属製の物品に繰り返し貼付することができるとともに、金属製の物品に接した場合でも、磁束が磁性体層を通ってアンテナに捕捉されるため、アンテナにICチップを作動させるのに十分な誘導起電力を発生させることができる。
また、本発明の非接触型データ受送信体は、ベース基材の一方の面に設けられたアンテナおよび/またはICチップを覆うように磁性体層が配され、磁性体層の前記アンテナおよび/またはICチップと接する面とは反対の面に強磁性体層が配されているから、粘着剤を用いることなく、金属製の物品に繰り返し貼付することができるとともに、金属製の物品に接した場合でも、磁束が磁性体層を通ってアンテナに捕捉されるため、アンテナにICチップを作動させるのに十分な誘導起電力を発生させることができる
以下、本発明を実施した非接触型データ受送信体について詳細に説明する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明に係る非接触型データ受送信体の第一の実施形態を示す概略断面図である。
この実施形態の非接触型データ受送信体10は、ベース基材11と、その一方の面11aに設けられ、互いに接続されたアンテナ12およびICチップ13とからなるインレット14と、ベース基材11の他方の面11bに配された磁性体層15と、磁性体層15のベース基材11と接する面とは反対の面(以下、「一方の面」という。)15aに配された自発磁化を備えた強磁性体層(以下、「強磁性体層」と略す。)16とから概略構成されている。また、磁性体層15は、少なくとも磁性微粒子からなるフィラーを樹脂に含有してなる複合体から構成されている。
非接触型データ受送信体10において、アンテナ12は、ベース基材11の一方の面11aに所定の間隔をおいてコイル状に設けられている。
なお、非接触型データ受送信体10では、アンテナ12とICチップ13がベース基材11の同一面(一方の面11a)上に設けられているが、本発明の非接触型データ受送信体では、アンテナの一部をなす接続ブリッジが、アンテナの主要部が設けられている面とは反対の面(上記の他方の面11b)に設けられていてもよい。
また、非接触型データ受送信体10において、インレット14を構成するアンテナ12とICチップ13が互いに接続されるとは、アンテナ12の端部がICチップ13の両極端子にそれぞれ接続されることである。
また、磁性体層15において、非接触型データ受送信体10をベース基材11の他方の面11b側から見て、磁性体層15を構成する多数の磁性微粒子が、少なくともその一部が互いに重なり、連接した1つの磁性体を形成している。
さらに、非接触型データ受送信体10において、強磁性体層16の一方の面16aが、金属製の物品に対する貼着面をなしている。
ベース基材11としては、少なくとも表層部には、ガラス繊維、アルミナ繊維などの無機繊維からなる織布、不織布、マット、紙などまたはこれらを組み合わせたもの、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維などの有機繊維からなる織布、不織布、マット、紙などまたはこれらを組み合わせたものや、あるいはこれらに樹脂ワニスを含浸させて成形した複合基材や、ポリアミド系樹脂基材、ポリエステル系樹脂基材、ポリオレフィン系樹脂基材、ポリイミド系樹脂基材、エチレン−ビニルアルコール共重合体基材、ポリビニルアルコール系樹脂基材、ポリ塩化ビニル系樹脂基材、ポリ塩化ビニリデン系樹脂基材、ポリスチレン系樹脂基材、ポリカーボネート系樹脂基材、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合系樹脂基材、ポリエーテルスルホン系樹脂基材などのプラスチック基材や、あるいはこれらにマット処理、コロナ放電処理、プラズマ処理、紫外線照射処理、電子線照射処理、フレームプラズマ処理、オゾン処理、または各種易接着処理などの表面処理を施したものなどの公知のものから選択して用いられる。これらの中でも、ポリエチレンテレフタレートまたはポリイミドからなる電気絶縁性のフィルムまたはシートが好適に用いられる。
アンテナ12は、ベース基材11の一方の面11aにポリマー型導電インクを用いて所定のパターン状にスクリーン印刷により形成されてなるものか、もしくは、導電性箔をエッチングしてなるものである。
本発明におけるポリマー型導電インクとしては、例えば、銀粉末、金粉末、白金粉末、アルミニウム粉末、パラジウム粉末、ロジウム粉末、カーボン粉末(カーボンブラック、カーボンナノチューブなど)などの導電微粒子が樹脂組成物に配合されたものが挙げられる。
樹脂組成物として熱硬化型樹脂を用いれば、ポリマー型導電インクは、200℃以下、例えば100〜150℃程度でアンテナ12をなす塗膜を形成することができる熱硬化型となる。アンテナ12をなす塗膜の電気の流れる経路は、塗膜をなす導電微粒子が互いに接触することによる形成され、この塗膜の抵抗値は10-5Ω・cmオーダーである。
また、本発明におけるポリマー型導電インクとしては、熱硬化型の他にも、光硬化型、浸透乾燥型、溶剤揮発型といった公知のものが用いられる。
光硬化型のポリマー型導電インクは、光硬化性樹脂を樹脂組成物に含むものであり、硬化時間が短いので、製造効率を向上させることができる。光硬化型のポリマー型導電インクとしては、例えば、熱可塑性樹脂のみ、あるいは熱可塑性樹脂と架橋性樹脂とのブレンド樹脂組成物(特にポリエステルポリオールとイソシアネートによる架橋系樹脂など)に、導電微粒子が60質量%以上配合され、ポリエステル樹脂が10質量%以上配合されたもの、すなわち、溶剤揮発型かあるいは架橋/熱可塑併用型(ただし熱可塑型が50質量%以上である)のものなどが好適に用いられる。
また、アンテナ12において耐折り曲げ性がさらに要求される場合には、このポリマー型導電インクに可撓性付与剤を配合することができる。
可撓性付与剤としては、例えば、ポリエステル系可撓性付与剤、アクリル系可撓性付与剤、ウレタン系可撓性付与剤、ポリ酢酸ビニル系可撓性付与剤、熱可塑性エラストマー系可撓性付与剤、天然ゴム系可撓性付与剤、合成ゴム系可撓性付与剤およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
一方、アンテナ12をなす導電性箔としては、銅箔、銀箔、金箔、白金箔、アルミニウム箔などが挙げられる。
ICチップ13としては、特に限定されず、アンテナ12を介して非接触状態にて情報の書き込みおよび読み出しが可能なものであれば、非接触型ICタグや非接触型ICラベル、あるいは非接触型ICカードなどのRFIDメディアに適用可能なものであればいかなるものでも用いられる。
磁性体層15をなす複合体は、磁性微粒子からなるフィラーと、熱硬化性化合物や熱可塑性化合物からなる有機樹脂、または、無機化合物からなる無機樹脂とからなるものである。
この複合体は、必要に応じて、添加剤や溶媒を含んだ塗料の形態で、塗布・乾燥といったプロセスで、磁性微粒子が均一に分散されて使用される。
また、磁性微粒子としては、粉末状の磁性体粉末、または、この磁性体粉末をボールミルなどで微細化して粉末を成形した後、この粉末を機械的に扁平化して得られた扁平状のフレークなどからなる磁性体フレークが挙げられる。これらの中でも、磁性微粒子としては、扁平状のものが好ましい。磁性微粒子が扁平状であれば、非接触型データ受送信体10をベース基材11の他方の面11b側から見て、磁性体層15を構成する多数の磁性微粒子が、少なくともその一部が互いに重なり、連接した1つの磁性体を形成しやすい。したがって、より磁束が磁性体層を通ってアンテナに捕捉され易くなる。
さらに、磁性体粉末としては、例えば、センダスト(Fe−Si−Al合金)粉末、カーボニル鉄粉末、パーマロイなどのアトマイズ粉末、還元鉄粉末などが挙げられる。磁性体フレークとしては、例えば、前記磁性体粉末をボールミルなどで微細化して粉末を成形した後、この粉末を機械的に扁平化して得られたフレークや、鉄系またはコバルト系アモルファス合金の溶湯を水冷銅板に衝突させて得られたフレークなどが挙げられる。これらの中でも、磁性微粒子としては、センダストからなる磁性体粉末または磁性体フレークが好ましく、センダストからなる磁性体フレークがより好ましい。磁性微粒子が、センダストからなる磁性体粉末または磁性体フレークであれば、これらを構成要素として含む磁性体層15の飽和磁束密度および透磁率が高くなるので、より磁束が磁性体層を通ってアンテナに捕捉され易くなる。
なお、磁性体層15をなす磁性微粒子の形状は、その全てが粉末状あるいは扁平状のいずれか一方である必要はない。磁性体層15には、粉末状の磁性微粒子と扁平状の磁性微粒子が混在していてもよく、このように形状の異なる磁性微粒子が混在していても、本発明の非接触型データ受送信体は十分に効果を発揮する。
磁性体層15をなす複合体を構成する樹脂としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂などが挙げられる。
熱可塑性樹脂としては、例えば、塩化ビニル、酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステル−塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステル−塩化ビニル共重合体、メタクリル酸エステル−エチレン共重合体、ポリ弗化ビニル、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セルロース誘導体(セルロースアセテートブチレート、セルロースダイアセテート、セルローストリアセテート、セルロースプロピオネート、ニトロセルロース)、スチレンブタジエン共重合体、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アミノ樹脂、あるいは、スチレン系ゴム、フッ素系ゴム、シリコン系ゴム、エチレン・プロピレン共重合体ゴムなどのポリマー系の合成ゴム材料などが挙げられる。
熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては、例えば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミン樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂などが挙げられる。
また、磁性体層15をなす複合体には、磁性体層15に粘着性を付与するために、各種粘着剤が含まれていてもよい。
また、磁性体層15をなす複合体を形成するために用いられる磁性塗料に含まれる添加剤としては、粘度調整剤、消泡剤、レベリング剤などが挙げられる。
さらに、この磁性塗料に含まれる溶媒としては、シクロヘキサノン、アセトン、ベンゼン系、エチル系などの有機溶媒が挙げられる。
強磁性体層16は、自発磁化を備えた強磁性体、すなわち、永久磁石からなり、このような永久磁石としては、例えば、フェライト磁石、アルニコ磁石、サマリウム系磁石、コバルト系磁石、ニッケル系磁石などの磁石や、これらの磁石の粉末を各種樹脂に混合して、シート状、板状に成形してなる磁石が挙げられる。また、強磁性体の形状や大きさは、適宜設定される。
強磁性体層16は、必要に応じて、磁性体層15を塗布・乾燥といったプロセスで形成した後、磁場をかけながら、上記の磁石の粉末を各種樹脂に混合し、添加剤や溶媒を含んだ塗料の形態で、塗布・乾燥といったプロセスで形成される。このようなプロセスにより、形成された強磁性体層16は自発磁化を備える。
この実施形態の非接触型データ受送信体10によれば、ベース基材11の他方の面11bに磁性体層15が配され、磁性体層15の一方の面15aに強磁性体層16が配されることにより、粘着剤を用いることなく、金属製の物品に繰り返し貼付することができるとともに、金属製の物品に接した場合でも、磁束が磁性体層15を通ってアンテナ12に捕捉されるため、アンテナ12にICチップ13を作動させるのに十分な誘導起電力を発生させることができる。
ここで、図2を参照して、金属物品20に貼付した非接触型データ受送信体10が、情報読取/書込装置30から発せれた磁束を捕捉する仕組みを説明する。
非接触型データ受送信体10の強磁性体層16では、例えば、磁束の向きが、ベース基材11、磁性体層15および強磁性体層16が積み重ねられている方向と垂直な方向(図2に示す実線の矢印の方向)に常に一定となっている。そこで、金属物品20の一方の面20aに貼付した非接触型データ受送信体10に、情報読取/書込装置30を近付けると、報読取/書込装置30から発せれた磁束は、図2に示す破線の矢印の向きをなして、アンテナ12に捕捉される。すなわち、強磁性体層16のN極側では、報読取/書込装置30から発せれた磁束は、磁性体層15および強磁性体層16を通ってアンテナ12に捕捉される。一方、強磁性体層16のS極側では、報読取/書込装置30から発せれた磁束は、磁性体層15を通ってアンテナ12に捕捉されるものの、強磁性体層16を通らない。しかしながら、非接触型データ受送信体10全体としては、報読取/書込装置30から発せれた磁束が磁性体層15を通ってアンテナ12に捕捉されるため、アンテナ12にICチップ13を作動させるのに十分な誘導起電力を発生させることができる。
なお、この実施形態では、アンテナ12として、ベース基材11の一方の面11aにコイル状に設けられたものを例示したが、本発明の非接触型データ受送信体はこれに限定されない。本発明の非接触型データ受送信体にあっては、電磁誘導方式を採用していて起電力が得られれば、アンテナの形状は問わない。
また、この実施形態では、コイル状のアンテナ12と、ICチップ13とがベース基材11の一方の面11aに別体に設けられ、これらが互いに接続された非接触型データ受送信体10を例示したが、本発明の非接触型データ受送信体はこれに限定されない。本発明の非接触型データ受送信体にあっては、アンテナの上にICチップが搭載されていても、ICチップ上にアンテナが形成されていてもよい。
また、この実施形態の非接触型データ受送信体は、親展性を有するハガキシステムなどにも適用することができる。親展性を有するハガキシステムとしては、一般に二ツ折りハガキ、三ツ折りハガキ、四ツ折りハガキ、一部折り畳みタイプのハガキなどが挙げられる。
(非接触型データ受送信体の製造方法)
次に、図1を参照して、この実施形態の非接触型データ受送信体の製造方法について説明する。
まず、ベース基材11の一方の面11aに、所定の厚み、所定のパターンをなすアンテナ12を設ける。
この工程では、アンテナ12をポリマー型導電インクで形成する場合、スクリーン印刷法により、ベース基材11の一方の面11aに、所定の厚み、所定のパターンとなるようにポリマー型導電インクを印刷した後、このポリマー型導電インクを乾燥・硬化させることにより、所定の厚み、所定のパターンをなすアンテナ12を形成する。
また、アンテナ12を導電性箔で形成する場合、以下のような手順に従う。
ベース基材11の一方の面11aの全面に導電性箔を貼り合わせた後、シルクスクリーン印刷法により、この導電性箔に耐エッチング塗料を所定のパターンに印刷する。この耐エッチング塗料を乾燥・固化させた後、エッチング液に浸して、耐エッチング塗料が塗布されていない銅箔を溶解除去し、耐エッチング塗料が塗布された銅箔部分をベース基材11の一方の面11aに残存させることにより、所定のパターンをなすアンテナ12を形成する。
次いで、アンテナ12に設けられた接点(図示略)と、ICチップ13に設けられた接点(図示略)とを、導電性ペースト、または、はんだからなる導電材を介して電気的に接続して、ICチップ13をベース基材11の一方の面11aに実装する。
次いで、スクリーン印刷法などにより、磁性微粒子からなるフィラーと、樹脂と、添加剤と、溶媒とを含む磁性塗料を、ベース基材11の他方の面11bの全面に塗布する。磁性塗料を塗布した後、室温で放置するか、または所定の温度で、所定の時間、加熱して乾燥・固化することにより、磁性体層15を形成する。
次いで、磁性体層15の一方の面15aの全面に接着剤を介して、シート状、板状などの自発磁化を備えた強磁性体を貼付して、強磁性体層16を形成し、非接触型データ受送信体10を得る。
なお、この実施形態では、アンテナ12の形成方法として、スクリーン印刷法、エッチングによる方法を例示したが、本発明はこれらに限定されない。本発明にあっては、蒸着法やインクジェット式印刷方法によりアンテナを形成することもできる。
また、残留磁化が残らない程度(自発磁化を備えない程度)に調整して磁場をかけながら、塗布・乾燥といったプロセスにより磁性体層15を形成してもよい。この際、磁束の偏りを緩和しつつ透磁率を高めることができる。
(第二の実施形態)
図3は、本発明に係る非接触型データ受送信体の第二の実施形態を示す概略断面図である。
この実施形態の非接触型データ受送信体40は、ベース基材41と、その一方の面41aに設けられ、互いに接続されたアンテナ42およびICチップ43とからなるインレット44と、これらアンテナ42およびICチップ43を覆うように配された磁性体層45と、磁性体層45のベース基材41と接する面とは反対の面(以下、「一方の面」という。)45aに配された強磁性体層46とから概略構成されている。また、磁性体層45は、少なくとも磁性微粒子からなるフィラーを樹脂に含有してなる複合体から構成されている。
非接触型データ受送信体40において、アンテナ42は、ベース基材41の一方の面41aに所定の間隔をおいてコイル状に設けられている。
なお、非接触型データ受送信体40では、アンテナ42とICチップ43がベース基材41の同一面(一方の面41a)上に設けられているが、本発明の非接触型データ受送信体では、アンテナの一部をなす接続ブリッジが、アンテナの主要部が設けられている面とは反対の面(上記の一方の面41aとは反対の面)に設けられていてもよい。
また、非接触型データ受送信体40において、インレット44を構成するアンテナ42とICチップ43が互いに接続されるとは、アンテナ42の端部がICチップ43の両極端子にそれぞれ接続されることである。
さらに、磁性体層45をなし、磁性微粒子からなるフィラーと樹脂とからなる複合体が、インレット44を構成するアンテナ42およびICチップ43を覆うようにとは、アンテナ42とICチップ43が隠れる程度に覆うことである。そして、磁性体層45の一方の面45aが平坦になるように、磁性体層45がアンテナ42とICチップ43を覆うことがより好ましい。
そして、磁性体層45において、非接触型データ受送信体40をベース基材41の一方の面41a側から見て、磁性体層45を構成する多数の磁性微粒子が、少なくともその一部が互いに重なり、連接した1つの磁性体を形成している。
また、コイル状に設けられたアンテナ42の間には、磁性体層45をなす複合体が充填されるように配されており、この複合体をなす磁性微粒子の全部または一部がアンテナ42の間に配されている。
また、非接触型データ受送信体40において、強磁性体層46の一方の面46aが、金属製の物品に対する貼着面をなしている。
ベース基材41としては、上記のベース基材11と同様のものが挙げられる。
アンテナ42をなす材料としては、上記のアンテナ12をなすポリマー型導電インクまたは導電性箔が挙げられる。
ICチップ43としては、上記のICチップ13と同様のものが挙げられる。
磁性体層45をなす複合体としては、上記の複合体15をなす複合体と同様のものが挙げられる。
強磁性体層46をなす自発磁化を備えた強磁性体としては、上記の強磁性体層16をなす自発磁化を備えた強磁性体と同様のものが挙げられる。
この実施形態の非接触型データ受送信体40によれば、ベース基材41の一方の面11aに設けられたアンテナ42およびICチップ43を覆うように磁性体層45が配され、磁性体層45の一方の面45aに強磁性体層46が配されることにより、粘着剤を用いることなく、金属製の物品に繰り返し貼付することができるとともに、金属製の物品に接した場合でも、磁束が磁性体層45を通ってアンテナ42に捕捉されるため、アンテナ42にICチップ43を作動させるのに十分な誘導起電力を発生させることができる。
(第三の実施形態)
図4は、本発明に係る非接触型データ受送信体の第三の実施形態を示す概略断面図である。
この実施形態の非接触型データ受送信体50は、ベース基材51と、その一方の面51aに設けられ、互いに接続されたアンテ52およびICチップ53とからなるインレット54と、これらアンテナ52およびICチップ53を覆うように配された樹脂などからなる中間層57と、中間層57のベース基材51と接する面とは反対の面(以下、「一方の面」という。)57aに配された磁性体層55と、磁性体層55の中間層57と接する面とは反対の面(以下、「一方の面」という。)55aに配された強磁性体層56とから概略構成されている。また、磁性体層55は、少なくとも磁性微粒子からなるフィラーを樹脂に含有してなる複合体から構成されている。
非接触型データ受送信体50において、アンテナ52は、ベース基材51の一方の面51aに所定の間隔をおいてコイル状に設けられている。
なお、非接触型データ受送信体50では、アンテナ52とICチップ53がベース基材51の同一面(一方の面51a)上に設けられているが、本発明の非接触型データ受送信体では、アンテナの一部をなす接続ブリッジが、アンテナの主要部が設けられている面とは反対の面(上記の一方の面51aとは反対の面)に設けられていてもよい。
また、非接触型データ受送信体50において、インレット54を構成するアンテナ52とICチップ53が互いに接続されるとは、アンテナ52の端部がICチップ53の両極端子にそれぞれ接続されることである。
また、磁性体層55において、非接触型データ受送信体50をベース基材51の一方の面51a側から見て、磁性体層55を構成する多数の磁性微粒子が、少なくともその一部が互いに重なり、連接した1つの磁性体を形成している。
さらに、非接触型データ受送信体50において、強磁性体層56の一方の面56aが、金属製の物品に対する貼着面をなしている。
ベース基材51としては、上記のベース基材11と同様のものが挙げられる。
アンテナ52をなす材料としては、上記のアンテナ12をなすポリマー型導電インクまたは導電性箔が挙げられる。
ICチップ53としては、上記のICチップ13と同様のものが挙げられる。
磁性体層55をなす複合体としては、上記の複合体15をなす複合体と同様のものが挙げられる。
強磁性体層56をなす自発磁化を備えた強磁性体としては、上記の強磁性体層16をなす自発磁化を備えた強磁性体と同様のものが挙げられる。
中間層57は、樹脂、合成紙、紙、粘着剤などで形成されている。中間層57をなす樹脂としては、例えば、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリウレタン系樹脂などが挙げられ、これら以外の樹脂であっても適宜用いることができる。
この実施形態の非接触型データ受送信体50によれば、ベース基材51の一方の面51aに設けられたアンテナ52およびICチップ53を覆うように樹脂などからなる中間層57が配され、中間層57の一方の面57aに磁性体層55が配され、磁性体層55の一方の面55aに強磁性体層56が配されることにより、粘着剤を用いることなく、金属製の物品に繰り返し貼付することができるとともに、金属製の物品に接した場合でも、磁束が磁性体層55を通ってアンテナ52に捕捉されるため、アンテナ52にICチップ53を作動させるのに十分な誘導起電力を発生させることができる。また、中間層57を設けることにより、非接触型データ受送信体50全体の強度を高くすることができる。さらに、中間層57が設けられていれば、塗布・乾燥といったプロセス以外の方法により磁性体層55を設ける場合に、磁性体層55を剥離し難く設けることができる。
なお、この実施形態では、中間層57を一層とした非接触型データ受送信体50を例示したが、本発明の非接触型データ受送信体はこれに限定されない。本発明の非接触型データ受送信体にあっては、中間層を複数設けてもよい。
(第四の実施形態)
図5は、本発明に係る非接触型データ受送信体の第四の実施形態を示す概略断面図である。
この実施形態の非接触型データ受送信体60は、ベース基材61と、その一方の面61aに設けられ、互いに接続されたアンテ62およびICチップ63とからなるインレット64と、これらアンテナ62およびICチップ63を覆うように配された樹脂などからなる第一の中間層67と、第一の中間層67のベース基材61と接する面とは反対の面(以下、「一方の面」という。)67aに配された磁性体層65と、磁性体層65の第一の中間層67と接する面とは反対の面(以下、「一方の面」という。)65aに配され、単位層68A,68B,68Cからなる第二の中間層68と、第二の中間層68の磁性体層65と接する面とは反対の面(以下、「一方の面」という。)68aに配された強磁性体層66とから概略構成されている。また、磁性体層65は、少なくとも磁性微粒子からなるフィラーを樹脂に含有してなる複合体から構成されている。
非接触型データ受送信体60において、アンテナ62は、ベース基材61の一方の面61aに所定の間隔をおいてコイル状に設けられている。
なお、非接触型データ受送信体60では、アンテナ62とICチップ63がベース基材61の同一面(一方の面61a)上に設けられているが、本発明の非接触型データ受送信体では、アンテナの一部をなす接続ブリッジが、アンテナの主要部が設けられている面とは反対の面(上記の一方の面61aとは反対の面)に設けられていてもよい。
また、非接触型データ受送信体60において、インレット64を構成するアンテナ62とICチップ63が互いに接続されるとは、アンテナ62の端部がICチップ63の両極端子にそれぞれ接続されることである。
また、磁性体層65において、非接触型データ受送信体60をベース基材61の一方の面61a側から見て、磁性体層65を構成する多数の磁性微粒子が、少なくともその一部が互いに重なり、連接した1つの磁性体を形成している。
さらに、非接触型データ受送信体60において、強磁性体層66の一方の面66aが、金属製の物品に対する貼着面をなしている。
ベース基材61としては、上記のベース基材11と同様のものが挙げられる。
アンテナ62をなす材料としては、上記のアンテナ12をなすポリマー型導電インクまたは導電性箔が挙げられる。
ICチップ63としては、上記のICチップ13と同様のものが挙げられる。
磁性体層65をなす複合体としては、上記の複合体15をなす複合体と同様のものが挙げられる。
強磁性体層66をなす自発磁化を備えた強磁性体としては、上記の強磁性体層16をなす自発磁化を備えた強磁性体と同様のものが挙げられる。
第一の中間層67および第二の中間層68は、樹脂、合成紙、紙、粘着剤などで形成されている。第一の中間層67および第二の中間層68をなす樹脂としては、例えば、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリウレタン系樹脂などが挙げられ、これら以外の樹脂であっても適宜用いることができる。
この実施形態の非接触型データ受送信体60によれば、ベース基材61の一方の面61aに設けられたアンテナ62およびICチップ63を覆うように樹脂などからなる第一の中間層67が配され、第一の中間層67の一方の面67aに磁性体層65が配され、磁性体層65の一方の面65aに樹脂などからなる第二の中間層68が配され、第二の中間層68の一方の面68aに強磁性体層66が配されることにより、粘着剤を用いることなく、金属製の物品に繰り返し貼付することができるとともに、金属製の物品に接した場合でも、磁束が磁性体層65を通ってアンテナ62に捕捉されるため、アンテナ62にICチップ63を作動させるのに十分な誘導起電力を発生させることができる。また、第一の中間層67および第二の中間層68を設けることにより、非接触型データ受送信体60全体の強度を高くすることができる。さらに、第一の中間層67が設けられていれば、塗布・乾燥といったプロセス以外の方法により磁性体層65を設ける場合に、磁性体層65を剥離し難く設けることができる。
なお、この実施形態では、第一の中間層67を一層とした非接触型データ受送信体60を例示したが、本発明の非接触型データ受送信体はこれに限定されない。本発明の非接触型データ受送信体にあっては、第一の中間層を複数設けてもよい。また、この実施形態では、第二の中間層68を単位層68A,68B,68Cからなる三層とした非接触型データ受送信体60を例示したが、本発明の非接触型データ受送信体はこれに限定されない。本発明の非接触型データ受送信体にあっては、第二の中間層を一層または二層、あるいは四層以上設けてもよい。
本発明の非接触型データ受送信体は、二枚の基材の間に組み込まれた形態のICタグなどに限定されることなく、剥離基材から剥がして使用される形態の非接触型データ受送信体にも適用することができる。
本発明に係る非接触型データ受送信体の第一の実施形態を示す概略断面図である。 本発明に係る非接触型データ受送信体を金属物品に貼付した場合、非接触型データ受送信体が情報読取/書込装置から発せれた磁束を捕捉する仕組みを説明する図である。 本発明に係る非接触型データ受送信体の第二の実施形態を示す概略断面図である。 本発明に係る非接触型データ受送信体の第三の実施形態を示す概略断面図である。 本発明に係る非接触型データ受送信体の第四の実施形態を示す概略断面図である。
符号の説明
10,40,50,60・・・非接触型データ受送信体、11,41,51,61・・・ベース基材、12,42,52,62・・・アンテナ、13,43,53,63・・・ICチップ、14,44,54,64・・・インレット、15,45,55,65・・・磁性体層、16,46,56,66・・・強磁性体層、20・・・金属物品、30・・・情報読取/書込装置、57・・・中間層、67・・・第一の中間層、68・・・第二の中間層。

Claims (2)

  1. ベース基材とその一方の面に設けられ互いに接続されたアンテナおよびICチップとからなるインレットと、前記ベース基材の他方の面に配された磁性体層と、該磁性体層の前記ベース基材と接する面とは反対の面に配された自発磁化を備えた強磁性体層と、を備えてなることを特徴とする非接触型データ受送信体。
  2. ベース基材とその一方の面に設けられ互いに接続されたアンテナおよびICチップとからなるインレットと、前記インレットを構成するアンテナおよび/またはICチップを覆うように配された磁性体層と、該磁性体層の前記アンテナおよび/またはICチップと接する面とは反対の面に配された自発磁化を備えた強磁性体層と、を備えてなることを特徴とする非接触型データ受送信体。

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