JP2006145330A - ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、および、ナビゲーション用プログラム - Google Patents

ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、および、ナビゲーション用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 地図上に表示されている施設と同業の他の施設を検索することが可能なナビゲーション装置を提供すること。
【解決手段】 地図情報および施設情報をHDD13からそれぞれ読み出す読み出し手段(CPU11)と、読み出された地図情報および施設情報に応じた情報を表示装置に表示する表示手段(グラフィックプロセッサ12)と、表示された所定の情報が指示された場合には、対応する施設情報を特定する特定手段(CPU11)と、特定手段によって特定された施設情報から業種を示す情報を抽出する抽出手段(CPU11)と、抽出された業種を示す情報を参照し、同じ業種に属する他の施設を検索する検索手段(CPU11)と、検索によって得られた他の施設を呈示する呈示手段(グラフィックプロセッサ12)と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、および、ナビゲーション用プログラムに関する。
車載用のナビゲーション装置は、複数のGPS(Global Positioning Systems)衛星から送信される信号を受信して自車の現在位置を検出するとともに、各種センサにより検出される自車に関する情報およびナビゲーション装置の記録装置に記録されている地図情報に基づいて、自車の現在位置と地図上の道路とをマッチング(マップマッチング)させ、表示部に表示された地図上に自車の現在位置を表示する。そして、目的地が設定された場合には、当該目的地までの案内(ナビゲーション)を実行する。
ところで、ナビゲーション装置の中には、車両の現在位置から一定の範囲内に存在するレストラン、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、銀行等の施設を検索できるものがある。このようなナビゲーション装置では、例えば、目的となる施設のリストが表示され、このリストから所望の施設を選択することにより、車両の現在位置から所定の範囲に存在する施設がその距離とともに一覧表示される。
ところで、このようなナビゲーション装置では、例えば、施設がガソリンスタンドの場合、ユーザは契約を結んでいる石油会社のチェーン店を選択したい場合がある。その場合、ユーザは施設結果リストの中から自分が契約している石油会社のガソリンスタンドを探し出す必要があるので煩雑である。
そこで、このような問題点を解決するために、例えば、特許文献1に示すような技術が提案されている。この技術では、車両の現在位置を中心とした所定範囲内に存在する所望のチェーン店までの最適経路を実際の道路事情を加味し探索するようにしている。
特開平10−213450号公報(要約書、特許請求の範囲)
ところで、特許文献1に開示された技術では、予め登録されているチェーン店の中から検索が行われるため、例えば、登録されていない他の施設を検索の対象とすることができないという問題点がある。
また、地図上に表示されている所定の施設と同業の他の施設を検索したいという要求が生じる場合があるが、特許文献1に開示された技術ではこのような要求に対応することはできない。
本発明は、上記の事情に基づきなされたもので、その目的とするところは、地図上に表示されている施設と同業の他の施設を検索することが可能なナビゲーション装置、ナビゲーション方法、および、ナビゲーション用プログラムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明のナビゲーション装置は、表示装置に地図を表示して目的地までの経路を案内するナビゲーション装置において、地図に関する情報である地図情報を格納する地図情報データベースと、施設に関する情報であって、当該施設の業種を示す情報を含む施設情報を格納する施設情報データベースと、地図情報データベースおよび施設情報データベースから表示装置の表示領域に応じた地図情報および施設情報をそれぞれ読み出す読み出し手段と、読み出し手段によって読み出された地図情報および施設情報に応じた情報を表示装置に表示する表示手段と、表示装置に表示された所定の情報が指示された場合には、対応する施設情報を特定する特定手段と、特定手段によって特定された施設情報から業種を示す情報を抽出する抽出手段と、抽出手段によって抽出された業種を示す情報を参照し、同じ業種に属する他の施設を検索する検索手段と、検索手段によって検索された他の施設を呈示する呈示手段と、を有している。
また、他の発明のナビゲーション装置は、上述の発明に加えて、検索手段が、現在地、目的地、経由地、または、指示された地点を中心とした所定の範囲内に存在している同じ業種に属する他の施設を検索するようにしている。
また、他の発明のナビゲーション装置は、上述の発明に加えて、呈示手段が、検索手段の検索の結果得られた施設を示す情報を表形式で一覧表示するようにしている。
また、他の発明のナビゲーション装置は、上述の発明に加えて、呈示手段が、検索手段の検索の結果得られた施設を示す情報を、表示装置に表示された地図上に重ねて表示するようにしている。
また、他の発明のナビゲーション装置は、上述の発明に加えて、呈示手段によって呈示された所定の情報が選択された場合には、呈示手段は、選択された当該施設に関連する情報をさらに呈示するようにしている。
また、他の発明のナビゲーション装置は、上述の発明に加えて、呈示手段によって呈示された所定の情報が選択された場合には、選択された当該施設を目的地または経由地として経路の探索を行う探索手段をさらに有している。
また、他の発明のナビゲーション装置は、上述の発明に加えて、ユーザの発話した音声を認識する音声認識手段をさらに有し、検索手段が、音声認識手段によってユーザから所定の発話がなされたことが認識された場合に、特定手段によって特定された施設に関する情報を検索するようにしている。
また、本発明のナビゲーション方法は、表示装置に地図を表示して目的地までの経路を案内するナビゲーション方法において、地図に関する情報である地図情報を格納し、施設に関する情報であって、当該施設の業種を示す情報を含む施設情報を格納し、表示装置の表示領域に応じた地図情報および施設情報をそれぞれ読み出し、読み出された地図情報および施設情報に応じた情報を表示装置に表示し、表示装置に表示された所定の情報が指示された場合には、対応する施設情報を特定し、特定された施設情報から業種を示す情報を抽出し、抽出された業種を示す情報を参照し、同じ業種に属する他の施設を検索し、検索された他の施設を呈示するようにしている。
また、本発明のナビゲーション用プログラムは、表示装置に地図を表示して目的地までの経路を案内するナビゲーション処理をコンピュータに機能させるコンピュータ読み取り可能なナビゲーション用プログラムにおいて、コンピュータを、表示装置に地図を表示して目的地までの経路を案内するナビゲーション装置において、地図に関する情報である地図情報を格納する地図情報データベース、施設に関する情報であって、当該施設の業種を示す情報を含む施設情報を格納する施設情報データベース、地図情報データベースおよび施設情報データベースから表示装置の表示領域に応じた地図情報および施設情報をそれぞれ読み出す読み出し手段、読み出し手段によって読み出された地図情報および施設情報に応じた情報を表示装置に表示する表示手段、表示装置に表示された所定の情報が指示された場合には、対応する施設情報を特定する特定手段、特定手段によって特定された施設情報から業種を示す情報を抽出する抽出手段、抽出手段によって抽出された業種を示す情報を参照し、同じ業種に属する他の施設を検索する検索手段、検索手段によって検索された他の施設を呈示する呈示手段、として機能させるようにしている。
本発明は、地図上に表示されている施設と同業の他の施設を検索することが可能なナビゲーション装置、ナビゲーション方法、および、ナビゲーション用プログラムを提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーション装置の構成例を示すブロック図である。この図に示すように、ナビゲーション装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、グラフィックプロセッサ12、HDD(Hard Disk Drive)13、メモリ14、ビデオメモリ15、LCD(Liquid Crystal Display)16、GPSレシーバ17、ジャイロ装置18、センサ群19、入力装置20、および、タッチパネル21を有している。
ここで、読み出し手段、特定手段、抽出手段、検索手段、探索手段、および、音声認識手段としてのCPU11は、HDD13またはメモリ14に格納されているプログラムに応じて、各種演算処理を実行するとともに、装置の各部を制御する中央処理装置である。
表示手段および呈示手段としてのグラフィックプロセッサ12は、HDD13から読み出され、ビデオメモリ15に展開されたコマンドリストに応じて描画処理を実行し、得られた画像を映像信号に変換してLCD16に供給して表示させる描画処理装置である。
HDD13は、地図情報データベースとしての地図情報DB13a、施設情報データベースとしての施設情報DB13b、および、制御プログラム13cを有する記憶装置である。ここで、地図情報データベースとしての地図情報DB13aには、地図を表示するための情報、地図のシンボルを表示するための情報、および、道路を表示するための情報等を有している。施設情報DB13bは、後述するように、施設の業種名、チェーン店名、施設名、および、所在地等の情報を有している。なお、本明細書において「施設」とは、例えば、商品を提供するスーパーマーケット等の店舗、役務を提供するレストラン等の店舗、動物園または駅等の施設、および、観光地等の場所を示すものとする。制御プログラム13cは、ナビゲーション装置10の各部を制御するとともに、GPSレシーバ17から供給される自車位置と、地図情報DB13aに格納された地図情報に基づいて地図を表示する処理を実行する。また、後述するように施設を検索する処理を実行する。さらに、必要に応じて目的地までの経路案内処理を実行する。
メモリ14は、ROM(Read Only Memory)またはRAM(Random Access Memory)等の半導体記憶装置によって構成され、CPU11が実行するプログラム等を格納するとともに、CPU11が実行する対象となるプログラムまたはデータを一時的に記憶する。
ビデオメモリ15は、グラフィックプロセッサ12の処理対象となるコマンドリストが一時的に格納される半導体記憶装置である。
表示装置としてのLCD16は、グラフィックプロセッサ12によって生成された映像信号を入力して、対応する画像を表示出力する。
GPSレシーバ17は、複数のGSP衛星(不図示)からの電波をアンテナ17aで受信し、当該電波に重畳されている時刻情報を抽出し、それぞれの電波の到達時間差から現在位置を特定し、位置情報(例えば、緯度情報および経度情報)としてCPU11に供給する。
ジャイロ装置18は、車両が方向転換した場合等において、各制御軸に対する車両の角速度を検出して、CPU11に供給する。
センサ群19は、例えば、車速を検出するための車速センサ、サイドブレーキが操作されたことを検出するサイドブレーキセンサ等を有している。
入力装置20は、例えば、LCD16の周辺部に設けられた操作ボタン、および、リモートコントローラ等によって構成される。
タッチパネル21は、LCD16の表示部の表面に重畳するように配置されており、LCD16の表示部に表示された情報を参照しながらユーザが操作することにより、所定の情報を入力することが可能とされている。
つぎに、本発明の第1の実施の形態の動作について説明する。
まず、以下では、ナビゲーション装置10のナビゲーション時の動作について説明し、つづいて、施設を検索する場合の動作について説明する。
ナビゲーション装置10が搭載された図示せぬ車両のエンジンが始動されると、ナビゲーション装置10に電源の供給が開始される。電源の供給が開始されると、CPU11は、GPSレシーバ17から供給される位置情報(例えば、緯度および経度を示す情報)を入力し、自車の現在位置を検出する。つぎに、CPU11は、過去にユーザによって設定された設定情報(付図示)をHDD13から取得し、設定されている地図の表示縮尺を抽出する。例えば、表示縮尺として「100m」が選択されている場合には、GPSレシーバ17から供給された自車位置を中心とした所定の範囲の地図情報(LCD16に表示される範囲よりも広い範囲の地図情報)を地図情報DB13aから取得し、ビデオメモリ15に格納させる。また、このとき、取得した地図情報の範囲に含まれている施設情報も併せて施設情報DB13bから取得し、同じくビデオメモリ15に格納させる。
つぎに、CPU11は、ビデオメモリ15に格納されている地図情報のうち、LCD16に表示される範囲(表示範囲)に属する地図情報について、描画処理を実行するようにグラフィックプロセッサ12に対して指示をする。その結果、LCD16には、図2に示すような情報が表示されることになる。
図2に示すように、LCD16は、表示部16aを有し、この表示部16aの表面にはタッチパネル21が重畳するように配置されており、表示部16aに表示されたアイコン等を指で押圧することにより、当該アイコンに対応する所定の情報を入力することができる。表示部16aの周辺にはボタン20a〜20fが配置されている。表示部16aの中央部には、自車位置を示す三角形のアイコン70が表示されている。表示部16a内の左上には方位を示すアイコン71および縮尺を示すアイコン72が表示されている。また、アイコン70の左上には、施設を示すアイコン73が表示されている。この例では、ハンバーガー店である「○○ハンバーガー YY店」が表示されている。
このような情報を参照することにより、ユーザは地図上における自車の位置および周辺の道路の状態を知ることができるとともに、目的地までの経路を知ることができる。また、入力装置20が操作されて所定の目的地が入力された場合には、CPU11は、現在地から目的地までの経路を探索してその候補をユーザに呈示し、ユーザによって選択された経路に基づいてナビゲーションを実行する。すなわち、CPU11は、選択された経路に沿って自車が走行するように、地図上において経路を明示するとともに、音声により走行方向を指示する。
つぎに、走行中または停車中に、地図上に表示されているアイコンが示す施設と同業の他の施設を検索する場合の処理について説明する。具体的には、例えば、ユーザが図2に示す地図に表示されている「○○ハンバーガーYY店」を見て、「○○ハンバーガー」ではなく、「××ハンバーガー」を食べたいと考えた場合に、現在地の周辺に「××ハンバーガー」(同業の他の施設(以下、「同業他施設」))が存在しないか検索するための処理である。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーション装置10が同業他施設を検索する場合に実行される処理の一例を説明するフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、図1に示す制御プログラム13cに基づいて実行される。図3に示すフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS10:CPU11は、タッチパネル21からの出力信号を参照し、所定のアイコンが押圧されたか否かを判定し、押圧された場合にはステップS11に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。例えば、図2において、表示部16aのアイコン73が表示されている部分が押圧された場合には、ステップS11に進む。
ステップS11:CPU11は、押圧されたアイコンの近傍に、処理の内容を一覧表示したメニューを表示する。図4は、アイコン73が押圧された場合に、表示部16aに表示される情報の一例を示す図である。この例では、アイコン73の近傍に、メニュー80が表示されている。メニューの表示項目としては、タイトルとしての「○○ハンバーガーYY店」が表示され、その下には当該施設を目的地として経路探索を行う場合に選択される「ここへ行く」が表示され、その下には当該施設と同業他施設を検索する場合に選択される「類似施設検索」が表示され、その下には当該施設の詳細情報(例えば、住所、電話番号等)を表示する際に選択される「詳細情報」が表示されている。
ステップS12:CPU11は、ステップS11において表示したメニューの中からユーザが「類似施設検索」を選択したか否かを判定し、選択した場合にはステップS13に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。なお、他の処理が選択された場合には、当該処理を実行して処理を終了してもよい。
ステップS13:CPU11は、ステップS10において押圧されたアイコンが示す施設を特定する。すなわち、CPU11は、押圧されたアイコンの座標情報をタッチパネル21から取得し、当該座標情報に対応する施設情報をビデオメモリ15から検索する。この結果、例えば、図2において、アイコン73が表示されている部分が押圧された場合には、「○○ハンバーガー YY店」が特定される。なお、ビデオメモリ15に展開せずに、HDD13の施設情報DB13bから直接検索して、施設を特定するようにすることも可能である。
図5は、施設情報の一例を示す図である。この図に示すように、施設情報は、業種名、チェーン店名、施設名、および、所在地を有している。ここで、業種名は、各施設の属する業種を示し、例えば、ファーストフード、レストラン、ガソリンスタンド、駐車場、カー用品店、コンビニエンスストア、スーパー、公共施設、駅、ホテル、および、観光地等である。また、チェーン店名は、それぞれの施設がチェーン店である場合には、そのチェーン店の名称を示す。なお、チェーン店でない場合(例えば、個人商店等の場合、公園等の施設の場合)には、この欄は空白とされる。施設名は、その施設の名称を示す。例えば、チェーン店の場合には、「○○ハンバーガー YY店」等である。所在地は、その施設の住所ならびに緯度および経度に関する情報を有している。なお、これ以外にも、例えば、施設の電話番号等の情報を含めるようにしてもよい。
ステップS14:CPU11は、ステップS14において特定された施設情報に含まれている業種名を取得する。例えば、図2において、「○○ハンバーガー YY店」に対応するアイコン73が表示されている部分が押圧された場合には、業種名として「ファーストフード」が取得される。
ステップS15:CPU11は、GPSレシーバ17から出力される位置情報(緯度および経度)を参照して現在地の位置情報を取得する。
ステップS16:CPU11は、ビデオメモリ15に格納されている施設情報から所定の範囲内(例えば、現在地から半径2km内)に存在する同業他施設を検索する。例えば、アイコン73が押圧された場合には、業種が「ファーストフード」であって、現在地から半径2km以内に存在する施設がビデオメモリ15から検索される。なお、半径2km以内に存在するか否かの判断は、ステップS15において取得した現在地の位置情報と、図4に示す施設情報の所在地に含まれている緯度および経度とを用いて現在地と施設との距離を計算し、これが2km以内であるか否かを判定する。
ステップS17:CPU11は、ステップS16の検索の結果として得られた同業他施設に関する情報を現在地からの距離が短い順に並べ換える。
ステップS18:CPU11は、ステップS17において並べ換えがなされた同業他施設に関する情報を表示部16aに一覧表示する。図6は、このとき表示部16aに表示される情報の一例を示す図である。この例では、リスト81が表示されている。リスト81内の最上部には、タイトルとしての「同業他施設」が表示されている。また、その下には、最も近い同業他施設である「××ハンバーガー YY店 0.8km」が表示されている。なお、「0.8km」は現在地から当該施設までの距離を示している。その下には、同業他施設が現在地からの距離に応じて表示されている。
ステップS19:CPU11は、ステップS19において表示されたリストから所定の施設が選択されたか否かを判定し、所定の施設に関する情報が選択された場合にはステップS20に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。例えば、「××ハンバーガー YY店 0.8km」が選択された場合にはステップS21に進む。
ステップS20:CPU11は、選択された施設に関する情報の近傍にメニューを表示する。図7は、ステップS19において「××ハンバーガー YY店」が選択された場合において、表示部16aに表示されるメニューの一例を示す図である。この例では、リスト81の「××ハンバーガー YY店 0.8km」が選択されているので、当該情報が反転表示されている。また、当該反転表示された部分の右隣には、メニュー82が表示されている。メニュー82の項目としては、当該施設を目的地として経路探索を行う場合に選択される「ここへ行く」と、当該施設に関する詳細情報を表示させる際に操作される「詳細情報」とが表示されている。
ステップS21:CPU11は、ステップS20において表示したメニューから「ここへ行く」が選択されたか否かを判定し、「ここへ行く」が選択された場合にはステップS22に進み、それ以外の場合にはステップS23に進む。
ステップS22:CPU11は、選択された当該施設を目的地に設定して経路を探索する処理を実行する。その結果、現在地から当該施設までの経路の候補が探索され、当該候補から所定の経路がユーザによって選択された場合には、ナビゲーションが開始される。例えば、ステップS19において「××ハンバーガー YY店 0.8km」が選択された場合には、現在地から当該施設までの経路が探索される。
ステップS23:CPU11は、ステップS20において表示したメニューから「詳細情報」が選択されたか否かを判定し、「詳細情報」が選択された場合にはステップS24に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
ステップS24:CPU11は、選択された当該施設に関する詳細情報(例えば、所在地等の情報)をビデオメモリ15から取得して、表示部16aに表示する。なお、施設情報に電話番号を含めてこれを詳細情報として表示するようにしてもよい。また、当該施設に関連するホームページがインターネット上の存在している場合には、当該施設のURLを表示するようにしてもよい。さらに、インターネットにアクセスする通信手段を設けて、ホームページに直接アクセスすることも可能である。
以上の処理によれば、例えば、表示部16aに表示された所定のアイコンと同業他施設を簡易に検索することが可能になる。その結果、例えば、運転中または停車中に表示部16aに表示された○○ハンバーガーのアイコン71を参照し、○○ハンバーガーではなく××ハンバーガーを食したいとユーザが考えた場合には、アイコン71を操作して類似施設検索を選択することにより、最寄りの××ハンバーガー店を検索することが可能になる。その結果、例えば、周辺検索等により自車位置の周辺に存在する××ハンバーガーを検索する場合に比較して、入力の手間を省略することができる。
また、ユーザが所定のレストランに立ち寄った場合に、満席であるような場合には、当該レストランに対応するアイコンを操作して類似施設検索を実行することにより、最寄りのレストランを表示させ、表示されたレストランから所望のレストランを目的地に設定して当該レストランまで行くことができる。また、所定の駐車場に駐車しようと立ち寄った場合に、満車であるような場合にも同様の処理により最寄りの駐車場を検索することが可能になる。さらに、何らかの商品を購入しようと店舗を訪れた場合に、当該商品が売り切れていた場合等に、類似施設検索を実行することにより、自車の近辺において当該商品を取り扱っていると考えられる施設を知ることが可能になる。
つぎに、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本発明の第2の実施の形態は、装置の構成については、図1の場合と同様の構成とされるが、制御プログラム13cの内容の一部が図1の場合とは異なっている。以下では、制御プログラム13cの処理の流れについて図8を参照して説明する。
図8に示すフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS50:CPU11は、タッチパネル21からの出力信号を参照し、所定のアイコンが押圧されたか否かを判定し、押圧された場合にはステップS51に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。
ステップS51:CPU11は、押圧されたアイコンの近傍に、処理の内容を一覧表示したメニューを表示する。具体的には、前述した図4と同様の情報を表示する。
ステップS52:CPU11は、ステップS51において表示したメニューの中からユーザが「類似施設検索」を選択したか否かを判定し、選択した場合にはステップS53に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。
ステップS53:CPU11は、ステップS50において押圧されたアイコンが示す施設を特定する。すなわち、CPU11は、押圧されたアイコンの座標情報をタッチパネル21から取得し、当該座標情報に対応する施設情報をビデオメモリ15から検索する。なお、ビデオメモリ15に展開せずに、HDD13の施設情報DB13bから直接検索するようにすることも可能である。なお、施設情報の詳細は図5の場合と同様である。
ステップS54:CPU11は、ステップS54において特定された施設情報に含まれている業種名を取得する。
ステップS55:CPU11は、GPSレシーバ17から出力される位置情報(緯度および経度)を参照して現在地の位置情報を取得する。
ステップS56:CPU11は、ビデオメモリ15に格納されている施設情報から所定の範囲内(例えば、現在地から半径2km内)に存在する同業他店を検索する。なお、半径2km以内に存在するか否かの判断は、前述の場合と同様である。
ステップS57:CPU11は、HDD13に格納されている地図情報DB13aから広域地図表示用の地図情報を取得し、グラフィックプロセッサ12に供給する。具体的には、CPU11は、現在地を中心として半径2km程度の範囲に対応する地図(広域地図)を表示するための地図情報をHDD13の地図情報DB13aから取得し、グラフィックプロセッサ12に供給する。その結果、グラフィックプロセッサ12は、描画処理を実行し、LCD16の表示部16aには、現在地を中心とする広域地図が表示される。なお、広域地図の詳細については、図9および図10を参照して後述する。
ステップS58:CPU11は、ステップS56の検索処理により取得された施設を示すアイコンを表示部16aの広域地図に重畳して表示する。なお、アイコンは、例えば、施設毎に作成してHDD13に格納しておき、図5に示す所在地に含まれている位置情報(緯度および経度)を参照して地図上の対応する位置に表示するとともに、施設名をテキスト情報として表示する。また、現在地からの距離についても、テキスト情報として併せて表示する。
図9は、図8の処理によりLCD16の表示部16aに表示される情報の一例を示している。この例では、表示部16aには、アイコン70で示す現在地を中心とする半径2km程度の広域地図が表示されている。また、地図上には、市境または県境を示す破線が表示されるとともに、ステップS58の処理によって表示された施設のアイコンが表示されている。この例では、ZZ市には○○ハンバーガーZZ店が表示されており、現在地からの距離が1.9kmであることが示されている。XX市には、△△ハンバーガーXX店が表示されており、現在地からの距離が1.2kmであることが示されている。YY市には、○○ハンバーガーYY店、××ハンバーガーYY店、□□ハンバーガーYY店が表示され、現在地からの距離がそれぞれ0.1km、0.8km、および、1.2kmであることが示されている。なお、この表示例では、ハンバーガー店を示すアイコンはすべて同じものが使用されているが、例えば、チェーン店毎に異なるアイコンを使用することも可能である。例えば、各チェーン店の商標を示す図柄等を含むアイコンを使用してもよい。そのような方法によれば、それぞれのアイコンがどの施設を示すかを簡易に知ることができる。
ステップS59:CPU11は、ステップS58において表示されたアイコンから所定の施設のアイコンが選択されたか否かを判定し、所定の施設に関するアイコンが選択された場合にはステップS60に進み、それ以外の場合には同様の処理を繰り返す。例えば、「××ハンバーガー YY店」が選択された場合にはステップS60に進む。
ステップS60:CPU11は、選択された施設に関する情報の近傍にメニューを表示する。図10は、ステップS59において「××ハンバーガー YY店」が選択された場合において、表示部16aに表示されるメニューの一例を示す図である。この例では、表示部16aの「××ハンバーガー YY店」の左隣にメニュー85が表示されている。メニュー85の項目としては、当該施設を目的地として経路探索を行う場合に選択される「ここへ行く」と、当該施設に関する詳細情報を表示させる際に操作される「詳細情報」とが表示されている。
ステップS61:CPU11は、ステップS60において表示したメニュー85から「ここへ行く」が選択されたか否かを判定し、「ここへ行く」が選択された場合にはステップS62に進み、それ以外の場合にはステップS63に進む。
ステップS62:CPU11は、選択された当該施設を目的地に設定して経路を探索する処理を実行する。その結果、現在地から当該施設までの経路の候補が探索され、候補の中から所定の経路がユーザに選択された場合には、ナビゲーションが開始される。例えば、ステップS59において「××ハンバーガー YY店」が選択された場合には、現在地から当該施設までの経路が探索される。
ステップS63:CPU11は、ステップS60において表示したメニューから「詳細情報」が選択されたか否かを判定し、「詳細情報」が選択された場合にはステップS64に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
ステップS64:CPU11は、選択された当該施設に関する詳細情報(例えば、所在地等の情報)をビデオメモリ15から取得して、表示部16aに表示する。なお、前述のように、詳細情報として、電話番号およびULRを表示することも可能である。また、通信手段を設けてULRが示すホームページにアクセスし、得られた情報を表示部16aに表示してもよい。
以上の処理によれば、例えば、表示部16aに表示された所定のアイコンと同業他施設を簡易に検索することが可能になる。その結果、例えば、運転中または停車中に表示部16aに表示された○○ハンバーガーのアイコン71を参照し、○○ハンバーガーではなく××ハンバーガーを食したいとユーザが考えた場合には、アイコン71を操作して類似施設検索を実行するだけで、最寄りの××ハンバーガー店を検索することが可能になる。その結果、例えば、周辺検索等により自車位置の周辺に存在する××ハンバーガーを検索する場合に比較して、入力の手間を省略することができる。
また、ユーザが所定のレストランに立ち寄った場合に、満席であるような場合には、当該レストランに対応するアイコンを操作して類似施設検索を実行することにより、最寄りのレストランを表示させ、表示されたレストランから所望のレストランを目的地に設定して当該レストランまで行くことができる。また、所定の駐車場に駐車しようと立ち寄った場合に、満車であるような場合にも同様の処理により最寄りの駐車場を検索することが可能になる。さらに、何らかの商品を購入しようと店舗を訪れた場合に、当該商品が売り切れていた場合等に、類似施設検索を実行することにより、自車の近辺において当該商品を取り扱っていると考えられる施設を知ることが可能になる。
また、同業他施設がアイコンとして地図上に表示されることから、それぞれの施設の位置と、現在地からの距離とを視覚的に理解し易く表示することが可能になる。また、表示されたそれぞれのアイコンが操作された場合には、当該アイコンに対応する施設を目的地として経路探索を行うことができるようにしたので、所望の施設まで迅速に移動することが可能になる。
なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上述の各実施の形態では、地図情報DB13aと施設情報DB13bとを別々に設けるようにしたが、これらをまとめてひとつのデータベースとすることも可能である。例えば、地図情報DB13aに施設情報DB13bを含めることも可能である。
また、上述の各実施の形態では、タッチパネル21によって所望の情報を選択するようにしたが、例えば、リモコンによって指定することも可能である。また、音声認識手段を設け、ユーザの発声に応じて処理を実行することも可能である。その場合、例えば、図2において「○○ハンバーガーYY店の類似施設検索」とユーザが発声した場合には、図3に示すステップS13以降の処理を実行するようにしてもよい。また、タッチパネル21(またはリモコン)と、音声認識を組み合わせて使用することも可能である。その場合には、例えば、図2に示す表示例において、アイコン73が押圧(または指示)された状態で、ユーザが「類似施設検索」と発声した場合に、図3に示すステップS13以降の処理を実行するようにしてもよい。なお、音声認識処理については、例えば、HDD13に音声認識処理用のプログラムを格納しておき、当該音声認識処理用プログラムにしたがって音声処理を実行することができる。
また、上述の各実施の形態では、所定の範囲内に存在するすべての同業他施設をテキストまたはアイコンとしてLCD16に表示してユーザに選択させるようにしたが、例えば、所定の施設のアイコンが押圧されるとともに、所定の同業他施設名が発話された場合には、当該施設名を有する施設のみを検索して表示することも可能である。具体的には、「○○ハンバーガー」のアイコンが押圧されて「××ハンバーガー」と発話された場合には、現在地を中心とする所定の範囲内に存在する「××ハンバーガー」のみが検索されて表示される。このような処理を実現する方法としては、例えば、図3に示すステップS15において現在地を取得した後に、同業他施設名が音声で入力されたか否かを確認し、入力された場合にはその施設に限定してステップS17以降の処理を実行するようにすればよい。または、図8に示すステップS55において現在地を取得した後に、同業他施設名が音声で入力されたか否かを確認し、入力された場合にはその施設に限定してステップS57以降の処理を実行するようにすればよい。そのような実施の形態によれば、表示される同業他施設を予め絞り込むことにより、目的の施設を迅速に見つけだすことが可能になる。
なお、その場合、音声の入力があった場合には、以上のような処理を実行し、音声の入力がない場合(例えば、アイコンが押圧されてから所定の時間以上音声の入力がない場合または音声の入力があっても類似施設検索には関係ない音声が入力された場合)には図3または図8の通常の処理を実行するようにしてもよい。また、音声の入力は、アイコンの押圧の後である必要はなく、アイコンの押圧と同時であってもそれ以前であってもよい。アイコンの押圧される以前に音声が入力された場合またはアイコンの押圧と音声の入力が同時である場合に対応するためには、例えば、予め数秒分の音声信号または数秒分の音声信号を認識した結果の情報(例えば、テキスト情報)をメモリ14に格納しておき、アイコンが押圧された場合にはメモリ14に格納されているこれらの情報を参照して、以上の処理を実行するようにすればよい。そのような実施の形態によれば、発話のタイミングが自由となるので、より柔軟なシステムを構築することができ、ユーザの利便性を向上することができる。
また、上述の各実施の形態では、施設を表すアイコンが押圧された場合に表示されるメニューから類似施設検索が選択された場合に、図3および図8に示す処理が実行されるようにしたが、例えば、アイコンが1回押された場合には、詳細情報が表示され、また、2回連続して押圧された場合には、類似施設検索が実行されるようにしてもよい。そのような方法によれば、操作をより簡易化することが可能になる。
また、第1の実施の形態では、同業他施設を自車からの距離が近い順に表示するようにしたが、例えば、距離が近い場合であっても自車の進行方向とは逆方向に位置する施設については表示する順番を後にするようにしてもよい。例えば、アイコンが選択された場合において、目的地が設定されて、ナビゲーションが実行されている場合には、当該ナビゲーション経路の近傍(例えば、経路から20m以内)に位置する施設については、優先順位を高くし、それ以外の施設については優先順位を低くして並べ換え処理を実行することにより、経路の近傍にある施設であって自車の近くに存在する施設を優先的に表示することができる。
また、距離のみによって並べ換えするのではなく、例えば、チェーン店名毎に分類してそれぞれのチェーン店毎に距離に応じて並べ換えを行い、チェーン店の名称を「あいうえお順」に並べ換えて表示するようにしてもよい。また、過去に何度か立ち寄ったことがあるチェーン店については、HDD13に登録しておいて、優先的に表示することも可能である。
また、上述の各実施の形態では、自車位置の周辺から類似施設検索を行うようにしたが、例えば、ユーザが指定した地点の周辺から検索を実行したり、目的地または経由地の近傍から検索を行ったりすることも可能である。
また、上述の各実施の形態では、業種名が同一の施設を同業他施設として検索するようにしたが、例えば、図5に示す施設情報に、取扱商品または提供サービスに関する情報を含ませておき、これらの情報が一致する施設を同業他施設として表示することも可能である。例えば、施設情報に取扱商品を含ませた場合、ある施設のアイコンが指定された場合において、当該施設が「日用雑貨」を取扱商品とするときには、「日用雑貨」を取り扱う施設が一覧表示されることになる。
また、図5に示す施設情報にそれぞれの施設の定休日を示す情報を含ませておき、定休日に該当する施設については、リストから除外するようにしてもよい。また、駐車場等の施設の場合には、例えば、通信手段を設けて満車情報を取得し、満車状態である駐車場についてはリストから除外することも可能である。
また、地図情報DB13a、施設情報DB13b、および、制御プログラム13cをHDD13に格納するようにしたが、これらの双方または一方を他の記録媒体(例えば、DVD(Digital Versatile Disk)等)に格納するようにしてもよい。
なお、上記の処理機能は、例えば、図1に示すようなコンピュータによって実現される。その場合、ナビゲーション装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical Disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
本発明は、地図を表示して目的地までの経路を案内するナビゲーション装置に利用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーション装置の構成例を示す図である。 図1に示すナビゲーション装置のLCDの表示部に表示される情報の一例を示す図である。 図1に示すサーバ装置において実行される処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図2に示す表示例において、アイコンが押圧された場合に表示されるメニューの一例を示す図である。 図1に示すナビゲーション装置のHDDに格納されている施設情報の一例を示す図である。 図5において「類似施設検索」が選択された場合に表示される情報の一覧を示す図である。 図6において所定の施設が選択された場合に表示される情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図8に示す処理が実行された場合に表示される情報の一例を示す図である。 図9に示す表示例において、所定のアイコンが選択された場合に表示される情報の一例を示す図である。
符号の説明
10 ナビゲーション装置
11 CPU(読み出し手段、特定手段、抽出手段、検索手段、探索手段、音声認識手段)
12 グラフィックプロセッサ(表示手段、呈示手段)
13a 地図情報DB(地図情報データベース)
13b 施設情報DB(施設情報データベース)
16 LCD(表示装置)

Claims (9)

  1. 表示装置に地図を表示して目的地までの経路を案内するナビゲーション装置において、
    地図に関する情報である地図情報を格納する地図情報データベースと、
    施設に関する情報であって、当該施設の業種を示す情報を含む施設情報を格納する施設情報データベースと、
    上記地図情報データベースおよび施設情報データベースから上記表示装置の表示領域に応じた地図情報および施設情報をそれぞれ読み出す読み出し手段と、
    上記読み出し手段によって読み出された地図情報および施設情報に応じた情報を上記表示装置に表示する表示手段と、
    上記表示装置に表示された所定の情報が指示された場合には、対応する施設情報を特定する特定手段と、
    上記特定手段によって特定された上記施設情報から上記業種を示す情報を抽出する抽出手段と、
    上記抽出手段によって抽出された業種を示す情報を参照し、同じ業種に属する他の施設を検索する検索手段と、
    上記検索手段によって検索された他の施設を呈示する呈示手段と、
    を有することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記検索手段は、現在地、目的地、経由地、または、指示された地点を中心とした所定の範囲内に存在している同じ業種に属する他の施設を検索することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 前記呈示手段は、前記検索手段の検索の結果得られた施設を示す情報を表形式で一覧表示することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  4. 前記呈示手段は、前記検索手段の検索の結果得られた施設を示す情報を、前記表示装置に表示された地図上に重ねて表示することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  5. 前記呈示手段によって呈示された所定の情報が選択された場合には、前記呈示手段は、選択された当該施設に関連する情報をさらに呈示することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  6. 前記呈示手段によって呈示された所定の情報が選択された場合には、選択された当該施設を目的地または経由地として経路の探索を行う探索手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  7. ユーザの発話した音声を認識する音声認識手段をさらに有し、
    前記検索手段は、上記音声認識手段によってユーザから所定の発話がなされたことが認識された場合に、前記特定手段によって特定された施設に関する情報を検索することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  8. 表示装置に地図を表示して目的地までの経路を案内するナビゲーション方法において、
    地図に関する情報である地図情報を格納し、
    施設に関する情報であって、当該施設の業種を示す情報を含む施設情報を格納し、
    上記表示装置の表示領域に応じた地図情報および施設情報をそれぞれ読み出し、
    読み出された地図情報および施設情報に応じた情報を上記表示装置に表示し、
    上記表示装置に表示された所定の情報が指示された場合には、対応する施設情報を特定し、
    特定された上記施設情報から上記業種を示す情報を抽出し、
    抽出された業種を示す情報を参照し、同じ業種に属する他の施設を検索し、
    検索された他の施設を呈示する、
    ことを特徴とするナビゲーション方法。
  9. 表示装置に地図を表示して目的地までの経路を案内するナビゲーション処理をコンピュータに機能させるコンピュータ読み取り可能なナビゲーション用プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    表示装置に地図を表示して目的地までの経路を案内するナビゲーション装置において、
    地図に関する情報である地図情報を格納する地図情報データベース、
    施設に関する情報であって、当該施設の業種を示す情報を含む施設情報を格納する施設情報データベース、
    上記地図情報データベースおよび施設情報データベースから上記表示装置の表示領域に応じた地図情報および施設情報をそれぞれ読み出す読み出し手段、
    上記読み出し手段によって読み出された地図情報および施設情報に応じた情報を上記表示装置に表示する表示手段、
    上記表示装置に表示された所定の情報が指示された場合には、対応する施設情報を特定する特定手段、
    上記特定手段によって特定された上記施設情報から上記業種を示す情報を抽出する抽出手段、
    上記抽出手段によって抽出された業種を示す情報を参照し、同じ業種に属する他の施設を検索する検索手段、
    上記検索手段によって検索された他の施設を呈示する呈示手段、
    として機能させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能なナビゲーション用プログラム。
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