JP2006145120A - ガスロースターの立消え安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
点火操作ミスや立消えに起因して、バーナーから未燃焼ガスが放出することを防ぐ。
【解決手段】
バーナー(B)のヘッド(38)を包囲する水槽受け椀(26)内の偏心個所に、そのバーナーヘッド支持枕(31)を段付きの揚げ底形態に付属設置する一方、バーナー(B)の立消え検知用温度センサー(54)とそのほぼL字型に屈曲する包囲ブラケット(55)(56)とから予じめ組立ユニット化された立消え検知ユニット(U)の当該包囲ブラケット(55)(56)を、その温度センサー(54)が上記バーナーヘッド支持枕(31)を下方から貫通して、バーナー(B)における炎口(39)の周辺部へ起立することとなるように、集塵箱(7)内の対応的な偏心個所へ取り付けることにより、上記温度センサー(54)がバーナー(B)からの加熱温度を検知しないうちには、バーナー(B)へのガス供給を遮断制御するように定めた。
【選択図】 図5

Description

本発明はガスロースターの点火操作ミスや立消えに起因して、バーナーから未燃焼ガスが放出することを防ぐ立消え安全装置に関する。
ガスロースターの立消え安全装置としては、実公平7−22598号とこれを改良した特開2002−243144号が公知である。
実公平7−22598号公報 特開2002−243144号公報
上記公知発明の構成では所謂スタッキング方式として、トッププレート(14)やロストル(17)、壺体(13)、セラミック炭(11)の支承篭(12)、バーナー(24)、ドレンパン(18)、内箱(6)などの各種構成部品を、外箱(4)の上方から容易に抜き差し操作でき、これらの日常的な点検・清掃作業を便利良く行なえる利点があると言える。
しかし、この公知発明の立消え安全装置は先の公知考案と同じく、炎から放射される紫外線の検知センサー(炎センサー)(31)から成るため、その制御回路基板(32)や光線(紫外線)通過窓(34)、紫外線透過体(35)などの設置を要することとも相俟って、依然高価となる。
又、その紫外線の検知センサー(31)と制御回路基板(32)をセンサーボックス(30)の内部に収納したとしても、肉汁からの油滴(オイルミスト)や油煙が隅々まで飛散する使用雰囲気のもとでは、上記センサー(31)が汚損しやすく、その検知性能が早期に低下してしまうのである。
そのためにも、センサー(31)の定期的な清掃作業は不可欠であるが、上記公知発明の構成では外箱(4)の外方に位置する取付基板(20)を、テーブル(1)から一体的に垂下させて、その取付基板(20)の更に外方へセンサーボックス(30)を取り付けると共に、光線(紫外線)通路の一部となるパイプ(36)を上記取付基板(20)のセンサー孔(23)へ貫通させた上、そのパイプ(36)の基端をセンサーボックス(30)に接続する一方、同じくパイプ(36)の先端を外箱(4)の外縁部付近へ位置させることにより、バーナー(24)の炎口(27)(27a)と上記センサー(31)を光線(紫外線)通路での一直線状態として、バーナー(24)の炎から発生する紫外線を検知するようになっている。
その結果、屈曲性がある綿棒などの長尺な清掃道具を使って、これを上記パイプ(36)の先端から挿入することにより、そのパイプ(36)の内周面や紫外線透過体(35)の前面に付着している汚損物質を拭き取らなければならず、その光線(紫外線)通路内の清掃作業は焼肉店の熟練従業員であっても、未だ甚だ煩らわしい。
このことは、特に上記パイプ(36)が屈曲している場合顕著となり、その内部の清掃洩れを生ずることは必至であって、又光線(紫外線)通路の清掃作業中に、石英ガラスなどから成る光線(紫外線)通過窓(34)や紫外線透過体(35)を、誤って破損してしまう問題もある。
更に、パイロットバーナー(21)とガス供給管(22)の取付基板(20)は、外箱(4)の外方に位置しており、その取付基板(20)の更に外方へ取り付けられたセンサーボックス(30)の内部に、上記センサー(31)が収納されているため、ロースターの外箱(4)から上記各種構成部品を上方へ抜き取ったとしても、そのセンサー(31)は裸状態に露出せず、従ってそのセンサー(31)の寿命を目視判断できないことは勿論、これを新品と交換する作業も困難である。
本発明はこのような諸問題の改良を目的としており、その目的を達成するために、請求項1では据付けキャビネットの天板に嵌め付けられた飾り枠と、その飾り枠の下面に開口する排気口へ連通接続された角筒型の集塵箱と、同じく飾り枠の排気口へ集塵箱の横断状態として吊り掛けられた水平な2次空気導入トンネルの中央部から、これと連通する水槽受け椀が一体的に垂立された全体的な倒立T字型のバーナー収納ベースと、そのバーナー収納ベースの水槽受け椀と2次空気導入トンネルへ上方から差し込み設置されたバーナーと、そのバーナーと連通するメインノズルの開閉用器具栓摘まみが設置された操作ユニットと、上記水槽受け椀の開口上縁部へ載架されることにより、上記飾り枠との内外相互間隙を集塵箱に連通する排煙用の吸気流路として区画する水槽とから成り、その水槽の開口上縁部へ食材の焼き網を載架して使うガスロースターにおいて、
上記バーナーのヘッドを包囲する水槽受け椀内の偏心個所に、そのバーナーのヘッド支持枕を段付きの揚げ底形態として付属設置する一方、
上記バーナーの立消え検知用温度センサーとそのほぼL字型に屈曲する包囲ブラケットとから予じめ組立ユニット化された立消え検知ユニットの上記包囲ブラケットを、
その温度センサーが上記バーナーのヘッド支持枕を下方から貫通して、バーナーにおける炎口の周辺部へ起立することとなるように、上記集塵箱内の対応的な偏心個所へ取り付けることにより、
その立消え検知ユニットの温度センサーがバーナーからの加熱温度を検知しない限り、そのバーナーへのガス供給を遮断制御するように定めたことを特徴とする。
又、上記請求項1に従属する請求項2では、立消え検知ユニットの温度センサーとして熱電対を採用し、その端子から一定長さだけ延長したリード線の先端部にコネクターを設置すると共に、
その温度センサーのリード線を集塵箱に開口する配線口から導出させて、その先端部のコネクターを操作ユニットに付属する電気制御回路基板へ、着脱自在に接続配線したことを特徴とする。
同じく請求項1に従属する請求項3では、水槽受け椀におけるバーナーのヘッド支持枕を平面視のほぼ三日月型として、その水槽受け椀の開口上縁部から一定深さだけ陥没させ、
その陥没したフラットな上面の中央部にバーナー位置決め孔と、その周辺部に複数の2次空気導出孔と、そのバーナー位置決め孔から偏心した角隅部に立消え検知用温度センサーの導通孔とを各々開口形成すると共に、
上記水槽受け椀の胴面をその温度センサー導通孔と対応位置する部分においてのみ、2次空気導入トンネルと干渉しない立消え検知ユニット用逃し入れ溝として、底面視のほぼL字型に切り欠いたことを特徴とする。
更に、請求項4では上記請求項1に従属する構成として、水槽よりも径小な上向き拡開する円錐型の熱反射皿を、水槽受け椀の開口上縁部へ載架させて、バーナーのヘッドを包囲すると共に、
その熱反射皿へドーム型の赤熱メッシュと、多数の微細な透熱孔が開口分布する対応的なドーム型の赤熱カバーとを、上方から順次載架させることにより、
上記赤熱メッシュと赤熱カバーからの輻射熱を、その熱反射皿の反射作用とも相俟って、焼き網上の食材へ下方から投射させるように定めたことを特徴とする。
請求項1の上記構成によれば、ガスロースターの立消え検知ユニットがバーナーの加熱温度センサーと、これを包囲するほぼL字型の包囲ブラケットとから予じめ組立ユニット化されているため、肉汁からの油滴(オイルミスト)や油煙が飛散する使用雰囲気中でも、その温度センサーの検知性能が早期に低下せず、耐用寿命の向上に役立つほか、従来技術のような紫外線を検知する炎センサーと異なって、紫外線透過ガラスを使用しない結果、清掃作業時にこれを破損してしまうおそれもない。
又、バーナー収納ベースの2次空気導入トンネルから垂立する水槽受け椀内の偏心個所に、バーナーのヘッド支持枕が段付きの揚げ底形態として付属設置されている一方、これと対応位置する集塵箱内の偏心個所に取り付けられた上記立消え検知ユニットの包囲ブラケットから、その温度センサーが上記バーナーヘッド支持枕を貫通して、バーナーにおける炎口の周辺部へ起立するように関係設定されているため、そのバーナーヘッド支持枕によりバーナーのヘッドと、上記立消え検知ユニットの温度センサーとを一挙に安定良く位置決め支持することができ、バーナーの炎口とその加熱温度センサーとを常時一定間隔に保てるのであり、立消え検知効果の向上に役立つ。
更に、上記立消え検知ユニットはバーナーの加熱温度センサーを、予じめ包囲ブラケットにより包囲した独立のカートリッジとして組立ユニット化されており、そのほぼL字型の包囲ブラケットを介して集塵箱内の偏心個所に取り付けられているため、その立消え検知ユニットの支障を受けることなく、ガスロースターの各種構成部品を飾り枠(外箱)の上方から、その飾り枠と集塵箱の内部へ便利良く抜き差し操作することができ、その各種構成部品を上方へ抜き出せば、上記立消え検知ユニットだけが全開した集塵箱の内部に裸状態として露呈する結果、その温度センサーの目視点検や集塵箱の内部清掃作業などを隅々まで洩れなく容易に行なえるのである。
特に、請求項2の構成を採用するならば、上記温度センサーを熱電対として、コストの低廉化を図れるばかりでなく、その包囲ブラケットを集塵箱から取りはずし、操作ユニットの電気制御回路基板からコネクターを抜き取って、その温度センサーのリード線を集塵箱の配線口から引き抜くことにより、上記立消え検知ユニットを独立のカートリッジとして、その新品とすばやく簡便に交換作業できる効果もある。
請求項3の構成を採用するならば、上記水槽受け椀のバーナーヘッド支持枕が平面視のほぼ三日月型として、その水槽受け椀の開口上縁部から一定深さだけ陥没しているため、ここに支持されるバーナーのヘッドを、その水槽受け椀での言わば同芯状態に安定良く包囲することができ、しかもそのバーナー位置決め孔の周辺部に開口分布する複数の2次空気導出孔から導出される空気によって、ガスをますます効率良く燃焼させ得るのである。
又、上記立消え検知ユニットの温度センサーを貫通させるセンサー導通孔は、上記平面視のほぼ三日月型をなすバーナーヘッド支持枕の角隅部に開口形成されており、しかも水槽受け椀の胴面における上記センサー導通孔と対応位置する部分のみが、2次空気導入トンネルと干渉しない立消え検知ユニット用の逃し入れ溝として、底面視のほぼL字型に切り欠かれているため、ここに逃し入れられることとなる立消え検知ユニットの包囲ブラケットを、バーナーにより加熱されない空気での冷却状態に保てる一方、その包囲ブラケットから起立する上記温度センサーを、バーナーの炎口へ安定良く正確に臨ませることができることとなる。
更に、請求項4の構成を採用するならば、水槽に受け止められた焼き網と、バーナーのヘッドとの上下相互間に介在するドーム型の赤熱メッシュ、これを被覆する赤熱カバー並びにその両者を受け止める熱反射皿によって、食材の生肉を中芯まで熱効率良く柔軟に焼き上げることができ、その際中に落下する肉汁を水槽の内部へ自づと捕集し得る効果もある。
以下、図面に基いて本発明の具体的構成を詳述すると、図1、2はそのガスロースターの分解状態を、又図3〜5は同じく組立状態を各々示しており、(1)はスチール板から枠組み一体化された据付けキャビネットであって、メラミン化粧板などの天板(食卓板)(2)を備えている。(3)(4)はそのキャビネット(1)の正面開閉蓋と側面開閉蓋であり、前者が後述するボリュームダンパーなどの点検用として、後者がバーナーへの1次空気調整用として各々使われる。
(5)は上記天板(2)の中央部に嵌め付けられた飾り枠(外箱)であって、ステンレス鋼板から好ましくは上向き拡開する断面ほぼU字型に造形されており、その円形な下面の中央部に切り欠かれた排気口(6)の開口縁部からは、これと合致連通する角筒型の集塵箱(7)が一体的に垂下されている。(8)はその集塵箱(7)の下面中央部から内向きに切り起された円形のボリュームダンパー用接続口、(9)は上記天板(2)に対する飾り枠(5)の固定金具を示している。
(10)は上記集塵箱(7)の左右両側面に角型として切り欠かれた向かい合う一対の2次空気導入口、(11)はその何れか一方(図例では右側)の周辺部に取り付られた過熱防止用の温度センサーであって、バイメタルから成り、ロースター自体が一定の異常温度(例えば約120℃)に達したことを検知するや否や、ガスの供給を遮断すべく制御される。
(12)は上記集塵箱(7)の内部に嵌め込まれたドレンパンであって、ステンレス鋼板から対応的な角筒型に枠組み一体化されており、その開口上縁部に載架されたグリスフィルター(13)の油滴(オイルミスト)を受け溜める。(14)は同じくドレンパン(12)の下面を開閉する防火用バタフライダンパーであり、その一対の羽根(15)を開放状態に保つ温度ヒューズ(16)が、一定の異常高温(例えば約180℃)を検知して飛んだ時、排煙を遮断すべく密閉作用する。(17)は上記集塵箱(7)のボリュームダンパー用接続口(8)に連通接続されたボリュームダンパーであって、そのハンドル(18)の回動操作により、排煙風量を調整することができる。尚、これに接続配管される屋外への排煙ダクトや排風機は図示省略してある。
又、(19)はスチール板から枠組み一体化された操作ユニットであって、その根元部が上記集塵箱(7)における温度センサー(11)の付属する片側面(図例では右側面)へ、その2次空気導入口(10)との連通状態に取り付け固定されているほか、同じく操作ユニット(19)の先端部が上記天板(2)の下面に取り付け固定されている。
そして、その操作ユニット(19)の先端部から露出する器具栓摘まみ(点火スイッチ)(20)を回動操作して、メインノズル(21)を開閉するようになっている。(22)(23)は同じく操作ユニット(19)の枠内に設置された混合管とそのレギュレーター(1次空気調整器)、(E)は操作ユニット(19)の先端部に裏当て付属された電気制御回路基板、(24)はガスの元栓に対するガス供給管(図示省略)の接続用口金を示している。尚、上記操作ユニット(19)にはパイロットノズルや操作案内シートなども設置されているが、これらは図示省略してある。
(A)は上記集塵箱(7)を横断する水平な角筒型の2次空気導入トンネル(25)と、そのフラットな上面中央部から垂立する水槽受け椀(26)とを備えた図7〜9のような正面視のほぼ倒立T字型として、ステンレス鋼板から組立一体化されたバーナー収納ベースであり、その2次空気導入トンネル(25)の開口両端部から相反方向へ張り出す左右一対の水平な掛止フランジ(27)が、図5のように上記飾り枠(5)における排気口(6)の開口縁部へ上方から吊り掛けられることによって、その集塵箱(7)を横断する2次空気導入トンネル(25)と、上記集塵箱(7)に切り欠かれた2次空気導入口(10)との合致連通する状態に保たれている。
その際、上記掛止フランジ(27)の左右何れか一方に開口する係合孔(28)が、飾り枠(5)の下面から対応的な上向きに突出する位置決め凸子(29)へ、上方から抜き差し自在に差し込まれるようになっており、そのため上記バーナー収納ベース(A)の2次空気導入トンネル(25)が集塵箱(7)との対応的な角筒型をなすこととも相俟って、その吊り掛け設置状態での不正に振れ動くおそれはない。
他方、同じくバーナー収納ベース(A)の水槽受け椀(26)は円筒型をなし、その開口上縁部からは水槽用受け止めフランジ(30)が張り出されているほか、特にその内部の上記操作ユニット(19)から遠ざかる一方(図例では左側)の偏心個所には、バーナー(B)のヘッド支持枕(31)が、図5や図7〜9のような言わば段付きの揚げ底形態に付属設置されてもいる。(32)はそのバーナーヘッド支持枕(31)の内向き張り出しにより、相対的に狭く制限された水槽受け椀(26)のフラットな下面と、上記2次空気導入トンネル(25)におけるフラットな上面との接合部に切り抜かれた連通口である。
その場合、上記バーナーヘッド支持枕(31)のフラットな上面は図7、9から明白なように、平面視のほぼ三日月型を呈し、水槽受け椀(26)の水槽用受け止めフランジ(30)よりも一定深さ(d)だけ陥没していると共に、そのバーナーヘッド支持枕(31)の中央部には1個のバーナー位置決め孔(33)と、これの周辺部には複数の2次空気導出孔(34)と、同じくバーナーヘッド支持枕(31)の前後何れか一方へ偏心した角隅部には、後述する立消え検知ユニット(U)の立消え検知用温度センサーを逃し入れる1個のセンサー導通孔(35)とが開口分布されている。
しかも、上記円筒型水槽受け椀(26)の胴面はそのバーナーヘッド支持枕(31)のセンサー導通孔(35)と対応位置する部分においてのみ、図8、9のような上記2次空気導入トンネル(25)と干渉しない立消え検知ユニット用逃し入れ溝(36)として、底面視のほぼL字型に切り欠かれている。上記バーナーヘッド支持枕(31)が立消え検知ユニット用逃し入れ溝(36)の天井面をなし、その角隅部に立消え検知ユニット(U)のセンサー導通孔(35)が開口しているわけである。
そして、先に一言したバーナー(B)は鋳鉄製品として、上記バーナー収納ベース(A)を形作る水槽受け椀(26)の上方から、その水槽受け椀(26)と2次空気導入トンネル(25)との連通口(32)や、上記操作ユニット(19)が取り付けられている一方(図例では右側)の2次空気導入トンネル(25)を通じて、その操作ユニット(19)に付属の混合管(22)へ抜き差し自在に差し込まれている。
このようにバーナー(B)をそのバーナー収納ベース(A)へ収納する際、操作ユニット(19)の太い混合管(22)が雌側として、その雄側をなすバーナー(B)の細い混合管(37)とテーパー嵌合されることにより、ガス洩れを生じない連通状態となる。又、上記水槽受け椀(26)の内部に納まるバーナー(B)の円形なヘッド(38)からは、図外の係合凸子が下向き一体的に突設されており、その係合凸子を上記バーナーヘッド支持枕(31)のバーナー位置決め孔(33)へ抜き差し自在に差し込むことによって、上記バーナー(B)を安定良く確固に支持することができるようになっている。
(39)は上記バーナーヘッド(38)の円形な周縁部に横向きとして開口分布する多数の炎口、(40)はそのバーナーヘッド(38)の上方から着脱自在に嵌め付けられた別個なバーナーキャップであって、やはり鋳鉄からリング形態をなしており、これにも多数の炎口(40a)が開口分布されている。
又、(41)はステンレス鋼板から上記飾り枠(5)よりも径小な上向き拡開する断面ほぼU字型に造形された水槽であるが、その下面中央部は上記バーナー収納ベース(A)の水槽受け椀(26)を包囲できる口径の芯筒(42)として、上向き折り曲げ状態に切り起されており、その芯筒(42)の開口上縁部が上記水槽受け椀(26)の水槽用受け止めフランジ(30)によって受け止められるようになっている。その水槽(41)の容量は一例として、約1000ccである。
しかも、水槽(41)をその水槽受け椀(26)の水槽用受け止めフランジ(30)へ、上方から着脱自在に載架すれば、その水槽(41)の下面が図5のように、上記飾り枠(5)の排気口(6)を備えた下面から一定高さ(h)だけ浮上する状態に保たれ、その水槽(41)と飾り枠(5)との内外相互間隙が上記排気口(6)から集塵箱(7)に連通する排煙用吸気流路(P)として区画されるようになっている。(43)は上記水槽(41)自体の開口上縁部から曲げ起された径大な吸気筒用受け止めフランジを示している。
(44)はやはりステンレス鋼板から成る吸気筒であって、その開口下縁部が上記水槽(41)の吸気筒用受け止めフランジ(43)に受け止められる一方、上記吸気流路(P)に被冠する約上半部が上向き拡開する円錐面として、ここには多数の吸気孔(45)が開口分布されている。煙や油滴(オイルミスト)などをその吸気孔(45)から上記吸気流路(P)へ吸い込み、その吸気流路(P)に沿い集塵箱(7)やボリュームダンパー(17)に向かう下引き式として、流動・排出させることができるようになっているのである。
(46)はその吸気整流用のトップリングであって、やはりステンレス鋼板から成り、上記吸気筒(44)の開口上縁部へ着脱自在に嵌め付け被冠されている。
更に、(47)は上記水槽(41)の吸気筒用受け止めフランジ(43)に受け止められた焼き網であって、ステンレス鋼板又は亜鉛メッキ鋼板などから好ましくはドーム型に弯曲形成されており、ここに生肉や生野菜などの食材(M)が載せられることとなる。その場合、焼き網(47)は上記水槽(41)を言わば施蓋する載架状態にあるため、これから落下する肉汁が水槽(41)の内部に自づと正しく捕集される。
(48)はステンレス鋼板から上記水槽(41)よりも径小な上向き拡開するほぼ円錐型に造形された熱反射皿であって、その下面中央部が上記バーナー収納ベース(A)の水槽受け椀(26)とほぼ同じ口径のバーナー逃し入れ口(49)として開口しており、上記水槽(41)の芯筒(42)へ上方から載架された状態のもとで、バーナー(B)のヘッド(38)とバーナーキャップ(40)を包囲する。(50)はその熱反射皿(48)の開口上縁部から曲げ起された径大な赤熱メッシュ用受け止めフランジである。
(51)はステンレス鋼の網材からドーム型に弯曲形成された赤熱メッシュであって、上記熱反射皿(48)の赤熱メッシュ用受け止めフランジ(50)に受け止められており、これがバーナー(B)により赤熱され、その熱反射皿(48)の反射作用とも相俟って、焼き網(47)上の食材(M)に輻射熱(遠赤外線)を投射することにより、特に生肉を中芯まで熱効率良く柔軟に焼き上げることができるようになっている。
又、(52)はステンレス鋼のパンチングメタルから上記赤熱メッシュ(51)との対応的なドーム型に造形された赤熱カバーであり、その円形の下縁部が上記熱反射皿(48)の赤熱メッシュ用受け止めフランジ(50)へ外嵌されることによって、赤熱メッシュ(51)を上方から被覆している。
その場合、赤熱カバー(52)に開口分布された多数の透熱孔(53)は、上記輻射熱(遠赤外線)の透過作用を発揮しつつも、焼き網(47)から落下する肉汁を極力受け止めて、上記赤熱メッシュ(51)の網目やバーナー(B)の炎口(39)(40a)を詰まらせないために、好ましくは口径:約6mmの微細に寸法化されている。
尚、このような焼き網(47)とバーナー(B)との上下相互間に介在する赤熱カバー(52)と赤熱メッシュ(51)並びに熱反射皿(48)は、その上記バーナー収納ベース(A)の水槽受け椀(26)から各個に上方へ抜き出せるばかりでなく、その3点セット状態のままで水槽(41)と一緒にすばやく上方へ抜き出すことも可能である。
先に一言した立消え検知ユニット(U)は図9〜12に抽出して示す如く、バーナー(B)の立消え検知用温度センサー(好ましくは熱電対や熱電対サーモパイル)(54)と、その包囲ブラケット(55)(56)とから予じめ組立ユニット化されており、それ自体の独立するカートリッジ式として、上記集塵箱(7)の内部へ着脱・交換自在に取り付けることができるようになっている。
(57)はその集塵箱(7)の前面又は後面(図例の場合)における上記操作ユニット(19)から遠ざかる一方(図例では左側)の偏心個所へ、角型に切り抜かれた配線口、(58)は上記立消え検知用温度センサー(54)の端子から延長された一定長さのリード線であり、その配線口(57)を通じて導出された先端部のコネクター(59)が、上記操作ユニット(19)に付属している電気制御回路基板(E)へ、着脱自在に接続配線されている。
又、上記立消え検知用温度センサー(54)とそのリード線(58)の部分的な包囲ブラケット(55)(56)は、望ましくは図例のような向かい合う一対の断面U字型ステンレス鋼板から、複数の固定ビス(60)を介して分解可能に閉合一体化されており、しかも側面視のL字型として、そのほぼ水平な腕(55x)(56x)の根元部から張り出す左右一対の取付フランジ(61)が、固定ビス(62)によって集塵箱(7)へ着脱自在に取り付けられ、その配線口(57)と合致連通する状態にある。
他方、同じく包囲ブラケット(55)(56)におけるほぼ垂直な支柱(55y)(56y)の先端部から、上記温度センサー(54)が上向きの裸状態に露出している。その場合、上記バーナー収納ベース(A)の2次空気導入トンネル(25)は集塵箱(7)の左右方向に沿って横断する状態にあるため、上記温度センサー(54)の包囲ブラケット(55)(56)がその2次空気導入トンネル(25)と干渉するおそれはない。
しかも、その包囲ブラケット(55)(56)の支柱(55y)(56y)は同じくバーナー収納ベース(A)を形作る水槽受け椀(26)の胴面に切り欠かれている上記立消え検知ユニット用逃し入れ溝(36)へ逃し入れられて、その支柱(55y)(56y)から上向きの裸状態に露出する立消え検知用温度センサー(54)が、水槽受け椀(26)における上記バーナーヘッド支持枕(31)の角隅部に開口するセンサー導通孔(35)を指向し、これを貫通してバーナーヘッド(38)に開口する炎口(39)の周辺部へ臨むこととなる。
これを換言すれば、バーナー(B)の立消え検知用温度センサー(54)は側面視のほぼL字型包囲ブラケット(55)(56)を介して、集塵箱(7)内の偏心個所から上記のような起立状態に取り付けられているため、その集塵箱(7)へ上方からバーナー収納ベース(A)を吊り掛け設置する際、その水槽受け椀(26)のバーナーヘッド支持枕(31)に開口しているセンサー導通孔(35)を、上記裸状態の温度センサー(54)へ上方から正確に通し込むことができ、その温度センサー(54)とバーナーヘッド(38)の炎口(39)とを、図13、14のような常時一定間隔(W)での位置決め接近状態に保て、その高精度な検知効果を発揮させ得るのである。
その場合、上記バーナーヘッド支持枕(31)の角隅部に開口するセンサー導通孔(35)を言わば調整用の長孔として、ここに貫通される立消え検知用温度センサー(54)とその包囲ブラケット(55)(56)を、或る程度の一定角度だけ傾斜した起立状態に取り付けることが好ましい。そうすれば、万一バーナー(B)が据え付け状態の位置ズレや、そのバーナーヘッド(38)の経時的な変形、損耗などを生じたとしても、上記温度センサー(54)による立消え検知範囲を広く確保できるからである。
本発明のガスロースターを使用して、生肉や生野菜などの食材(M)を焼き上げ調理するに当っては、バーナー(B)へ未燃焼ガスを供給すると共に、操作ユニット(19)の器具栓摘まみ(20)を回動操作して、連続放電点火式のパイロットノズル(図示省略)により、バーナー(B)の炎口(39)(40a)から噴出する未燃焼ガスに点火する。
そうすれば、バーナー(B)からの燃焼ガスを受けた赤熱メッシュ(51)と赤熱カバー(52)が赤熱して、その輻射熱(遠赤外線)を焼き網(47)上の食材(M)へ投射することになるため、熱反射皿(48)の反射作用とも相俟って、生肉を熱効率良く中芯まで柔軟に焼き上げることができる。そのバーナー(B)からの加熱力(火力)を、上記器具栓摘まみ(20)によって強弱調整し得ることは言うまでもない。
又、その焼き上げ過程に発生する肉汁はドーム型の赤熱カバー(52)に沿って周縁部へ流下し、その真下位置に開口する水槽(41)へ自づと捕集されるため、上記赤熱メッシュ(51)の網目やバーナー(B)の炎口(39)(40a)が詰まってしまうおそれもなく、上記水槽(41)へ蒸発分の水量を適宜補給すれば良い。
他方、食材(M)の焼き上げ調理中に発生する煙や油滴(オイルミスト)などは、図15の矢印で示す如く、吸気筒(44)に開口分布する多数の吸気孔(45)から吸気流路(P)へ吸い込まれた上、下引きとして飾り枠(5)の排気口(6)や集塵箱(7)、ボリュームダンパー(17)を経由し、排気ダクトから屋外へ流動・排出されることになるため、調理室内を快適な無煙状態に保つことができる。
そして、万一の点火操作ミスや立消えが起った時には、立消え検知ユニット(U)におけるバーナー(B)の立消え検知用温度センサー(54)がバーナー(B)からの加熱温度を検知せず、その出力信号により操作ユニット(19)の電気制御回路基板(E)を経て、バーナー(B)へのガス供給を遮断すべく制御することになるため、そのバーナー(B)から未燃焼ガスの放出する危険はなく、安全性を確保できるのである。
更に、本発明のガスロースターでは上記立消え検知ユニット(U)を形作るバーナー(B)の立消え検知用温度センサー(54)が集塵箱(7)内の偏心個所へ、側面視のほぼL字型に屈曲する包囲ブラケット(55)(56)を介して起立状態に取り付けられているため、これと干渉することなく、そのロースターの必要な構成部品であるドレンパン(12)やグリスフィルター(13)、バーナー収納ベース(A)、バーナー(B)、水槽(41)、熱反射皿(48)、赤熱メッシュ(51)、その赤熱カバー(52)、吸気筒(44)、トップリング(46)などを飾り枠(5)の上方から順次に支障なく抜き差し操作することができ、そのスタッキング方式として、これらの日常的な点検・清掃作業も便利良く行なえる。
そして、これらの各種構成部品を上方へ抜き出せば、上記立消え検知ユニット(U)だけが図6のように、集塵箱(7)内の偏心個所に残存する結果となるため、その言わば全開した飾り枠(5)や集塵箱(7)の内部を隅々まで洩れなく清掃作業でき、その裸状態にある温度センサー(54)の目視点検により、これの寿命判断も適確に行なえるのである。
特に、上記立消え検知ユニット(U)はバーナー(B)の立消え検知用温度センサー(54)と、その側面視のほぼL字型をなす包囲ブラケット(55)(56)とから組立ユニット化されており、その上向き起立する温度センサー(54)に対して、バーナー収納ベース(A)を形作る水槽受け椀(26)のバーナーヘッド支持枕(31)に開口されたセンサー導通孔(35)が、上方から抜き差し自在に差し込まれるようになっている一方、その温度センサー(54)から一定長さだけ延長するリード線(58)のコネクター(59)が、操作ユニット(19)の電気制御回路基板(E)と着脱自在に接続配線される用具として、上記集塵箱(7)の配線口(57)を通じて導出されているため、上記包囲ブラケット(55)(56)を集塵箱(7)から取りはずし、操作ユニット(19)の電気制御回路基板(E)からコネクター(59)を抜き取って、その温度センサー(54)のリード線(48)を配線口(57)から内側へ引き抜くことにより、上記立消え検知ユニット(U)を独立のカートリッジとして、新品とすばやく交換することができ、更に言えば温度センサー(54)のみをその包囲ブラケット(55)(56)から取り出し交換することも可能である。
本発明に係るガスロースターの分解状態を示す斜面図である。 同じくロースターの各種構成部品を示す分解斜面図である。 図1の組立状態を示す平面図である。 図3の側面図である。 図3の5−5線断面図である。 ロースターの各種構成部品を飾り枠(外箱)から抜き出した状態の図5に対応する断面図である。 飾り枠とバーナー収納ベース並びに立消え検知ユニットの対応的な位置関係を示す斜面図である。 バーナー収納ベースを抽出して示す斜面図である。 バーナー収納ベースと立消え検知ユニットとの対応位置関係を示す斜面図である。 集塵箱に対する立消え検知ユニットの取付関係を示す斜面図である。 立消え検知ユニットの組立工程を示す斜面図である。 図11の組立状態を示す斜面図である。 バーナー収納ベースにバーナーを差し込んだ組立状態の平面図である。 図13の正面図である。 本発明に係るガスロースターの使用状態を示す断面模式図である。
符号の説明
(1)・キャビネット
(2)・天板
(5)・飾り枠
(6)・排気口
(7)・集塵箱
(10)・2次空気導入口
(11)・温度センサー
(12)・ドレンパン
(13)・グリスフィルター
(14)・バタフライダンパー
(17)・ボリュームダンパー
(19)・操作ユニット
(20)・器具栓摘まみ
(21)・メインノズル
(22)(37)・混合管
(25)・2次空気導入トンネル
(26)・水槽受け椀
(28)・係合孔
(29)・位置決め凸子
(31)・バーナーヘッド支持枕
(32)・連通口
(33)・バーナー位置決め孔
(34)・2次空気導出孔
(35)・センサー導通孔
(36)・立消え検知ユニット用逃し入れ溝
(38)・バーナーヘッド
(39)(40a)・炎口
(40)・バーナーキャップ
(41)・水槽
(42)・芯筒
(44)・吸気筒
(46)・トップリング
(47)・焼き網
(48)・熱反射皿
(51)・赤熱メッシュ
(52)・赤熱カバー
(54)・立消え検知用温度センサー
(55)(56)・包囲ブラケット
(57)・配線口
(58)・リード線
(59)・コネクター
(61)・取付フランジ
(A)・バーナー収納ベース
(B)・バーナー
(M)・・食材
(P)・吸気流路
(U)・立消え検知ユニット
(W)・一定間隔
(d)・一定深さ
(h)・一定高さ

Claims (4)

  1. 据付けキャビネット(1)の天板(2)に嵌め付けられた飾り枠(5)と、その飾り枠(5)の下面に開口する排気口(6)へ連通接続された角筒型の集塵箱(7)と、同じく飾り枠(5)の排気口(6)へ集塵箱(7)の横断状態として吊り掛けられた水平な2次空気導入トンネル(25)の中央部から、これと連通する水槽受け椀(26)が一体的に垂立された全体的な倒立T字型のバーナー収納ベース(A)と、そのバーナー収納ベース(A)の水槽受け椀(26)と2次空気導入トンネル(25)へ上方から差し込み設置されたバーナー(B)と、そのバーナー(B)と連通するメインノズル(21)の開閉用器具栓摘まみ(20)が設置された操作ユニット(19)と、上記水槽受け椀(26)の開口上縁部へ載架されることにより、上記飾り枠(5)との内外相互間隙を集塵箱(7)に連通する排煙用の吸気流路(P)として区画する水槽(41)とから成り、その水槽(41)の開口上縁部へ食材(M)の焼き網(47)を載架して使うガスロースターにおいて、
    上記バーナー(B)のヘッド(38)を包囲する水槽受け椀(26)内の偏心個所に、そのバーナー(B)のヘッド支持枕(31)を段付きの揚げ底形態として付属設置する一方、
    上記バーナー(B)の立消え検知用温度センサー(54)とそのほぼL字型に屈曲する包囲ブラケット(55)(56)とから予じめ組立ユニット化された立消え検知ユニット(U)の上記包囲ブラケット(55)(56)を、
    その温度センサー(54)が上記バーナー(B)のヘッド支持枕(31)を下方から貫通して、バーナー(B)における炎口(39)の周辺部へ起立することとなるように、上記集塵箱(7)内の対応的な偏心個所へ取り付けることにより、
    その立消え検知ユニット(U)の温度センサー(54)がバーナー(B)からの加熱温度を検知しない限り、そのバーナー(B)へのガス供給を遮断制御するように定めたことを特徴とするガスロースターの立消え安全装置。
  2. 立消え検知ユニット(U)の温度センサー(54)として熱電対を採用し、その端子から一定長さだけ延長したリード線(58)の先端部にコネクター(59)を設置すると共に、
    その温度センサー(54)のリード線(58)を集塵箱(7)に開口する配線口(57)から導出させて、その先端部のコネクター(59)を操作ユニット(19)に付属する電気制御回路基板(E)へ、着脱自在に接続配線したことを特徴とする請求項1記載のガスロースターの立消え安全装置。
  3. 水槽受け椀(26)におけるバーナー(B)のヘッド支持枕(31)を平面視のほぼ三日月型として、その水槽受け椀(26)の開口上縁部から一定深さ(d)だけ陥没させ、
    その陥没したフラットな上面の中央部にバーナー位置決め孔(33)と、その周辺部に複数の2次空気導出孔(34)と、そのバーナー位置決め孔(33)から偏心した角隅部に立消え検知用温度センサー(54)の導通孔(35)とを各々開口形成すると共に、
    上記水槽受け椀(26)の胴面をその温度センサー導通孔(35)と対応位置する部分においてのみ、2次空気導入トンネル(25)と干渉しない立消え検知ユニット用逃し入れ溝(36)として、底面視のほぼL字型に切り欠いたことを特徴とする請求項1記載のガスロースターの立消え安全装置。
  4. 水槽(41)よりも径小な上向き拡開する円錐型の熱反射皿(48)を、水槽受け椀(26)の開口上縁部へ載架させて、バーナー(B)のヘッド(38)を包囲すると共に、
    その熱反射皿(48)へドーム型の赤熱メッシュ(51)と、多数の微細な透熱孔(53)が開口分布する対応的なドーム型の赤熱カバー(52)とを、上方から順次載架させることにより、
    上記赤熱メッシュ(51)と赤熱カバー(52)からの輻射熱を、その熱反射皿(48)の反射作用とも相俟って、焼き網(47)上の食材(M)へ下方から投射させるように定めたことを特徴とする請求項1記載のガスロースターの立消え安全装置。
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