JP2006144620A - 自吸式吸水ポンプ装置及び洗濯機 - Google Patents

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博之 大嶋
Tomiyoshi Sato
富義 佐藤
Shigeru Shibata
茂 柴田
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Abstract

【課題】ポンプランナーの停止時に呼び水用管体から吸込み室に流入させた水道水が、自吸式吸水ポンプの吸込み室に風呂水を吸い込ませための吸込み用管体から溢れでるのを阻止し得る自吸式吸水ポンプ装置及び洗濯機の提供。
【解決手段】上記課題は、ポンプランナー5の回転時にそのポンプランナー5の回転により発生した負圧によって逆止弁12の弁体部12Aが吸込み用管体9の出口側開口縁9Bから離れた状態になり、かつ、ポンプランナー5の停止時に逆止弁12の弁体部12Aが吸込み用管体9の出口側開口縁9Bに押圧させられる状態にする押圧力を、逆止弁12に働かせる押付手段21を設けることにより、達成できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、風呂水などの洗濯利用水を洗濯槽に給水する自吸式吸水ポンプ装置及びこの自吸式吸水ポンプ装置を具備した洗濯機に関するものである。
従来、風呂水などの洗濯利用水を洗濯槽に給水する自吸式吸水ポンプ装置としては、モータを収納するモータ収納室と、前記モータの回転軸に連結させたポンプランナーを収納するポンプランナー室と、洗濯利用水を前記ポンプランナー室に導く吸込み室と、前記ポンプランナー室から送られてきた呼び水に含まれる空気を分離する気水分離室と、前記吸込み室に洗濯利用水を吸い込ませる吸込み用管体と、前記気水分離室に自吸用の呼び水を給水させる呼び水用管体と、前記ポンプランナー室から送られてきた前記洗濯利用水を外部に吐出させる吐出用管体と、前記吸込み用管体の出口側に設けられて前記洗濯利用水の逆流を防止させる逆止弁を備え、前記吸込み用管体の出口側開口縁を、その出口側開口縁の下側が前方に突出した状態となるように傾斜させたようにしたものが、知られていた(例えば、特許文献1参照)。
さらに、従来、洗濯機としては、水道水栓に連結された給水電磁弁と、この給水電磁弁から流出してきた水道水を洗濯槽内に導く水道水案内部材と、風呂水を前記洗濯槽内に給水する自吸式吸水ポンプ装置とを少なくとも備え、前記給水電磁弁から流出してきた水道水の一部を前記自吸式吸水ポンプ装置の呼び水として利用すると共に、前記自吸式吸水ポンプ装置の吐出用管体及び呼び水用管体から流出してきた水道水若しくは風呂水を前記洗濯槽内に導くようにした自吸式吸水ポンプ装置付きの洗濯機も知られていた。しかも、前記給水電磁弁から吐出してきた水道水の一部を前記自吸式吸水ポンプ装置の呼び水用管体に導くには、前記給水電磁弁の二次側と自吸式吸水ポンプ装置の呼び水用管体を直結することは法律により禁じられているため、通常、水道水栓に直結された給水電磁弁から吐出された水道水が、開放状態で所定の管路を介して前記自吸式吸水ポンプ装置の呼び水用管体内に注入されるようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−291581(段落番号0021〜0024、図5〜図6)
ところが、近年、自吸式吸水ポンプ装置を具備した洗濯機にもかかわらず、自吸式吸水ポンプ装置を運転させることなく、かつ、自吸式吸水ポンプ装置の吸込み室に風呂水などの洗濯利用水を吸い込ませる吸込み用管体に吸水ホースを連結することなく、給水電磁弁を作動させることで、水道水のみを洗濯槽内に給水させる使い方を希望する洗濯機購入者が増えてきている。
そのために、上述のような使い方により、自吸式吸水ポンプ装置の呼び水用管体から流入してきた水道水で、気水分離室、ポンプランナー室及び吸込み室内が満たされてくると、逆止弁が開いた状態となることがあり、自吸式吸水ポンプ装置の吸込み用管体から水道水を溢れ出させてしまうという事故が発生していた。
本発明は、上述のような従来技術による現状に鑑みてなされたもので、その目的は、自吸式吸水ポンプ装置を運転させることなく、かつ、自吸式吸水ポンプ装置の吸込み室に水道水以外の洗濯利用水を吸い込ませる吸込み用管体に吸水ホースを接続しない状態で、給水電磁弁を作動させて水道水の一部を自吸式吸水ポンプ装置の呼び水用管体に流入させても、洗濯利用水を吸い込ませための吸込み用管体から水道水を溢れ出させることのない自吸式吸水ポンプ装置及び自吸式吸水ポンプ装置を具備した洗濯機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、モータを収納するモータ収納室と、前記モータの回転軸に連結させたポンプランナーを収納するポンプランナー室と、洗濯利用水を前記ポンプランナー室に導く吸込み室と、前記ポンプランナー室から送られてきた呼び水に含まれる空気を分離する気水分離室と、前記吸込み室に洗濯利用水を吸い込ませる吸込み用管体と、前記気水分離室に自吸用の呼び水を給水させる呼び水用管体と、前記ポンプランナー室から送られてきた前記洗濯利用水を外部に吐出させる吐出用管体と、前記吸込み用管体の出口側に設けられて前記洗濯利用水の逆流を防止するための逆止弁と少なくとも具備し、前記吸込み用管体の出口側開口縁を、その出口側開口縁の下側が前方に突出した状態となるように傾斜させた自吸式吸水ポンプ装置において、前記ポンプランナーの回転時にそのポンプランナーの回転により発生した負圧によって前記逆止弁の弁体部が前記吸込み用管体の出口側開口縁から離れた状態となって、かつ、前記ポンプランナーの停止時に前記逆止弁の弁体部が前記吸込み用管体の出口側開口縁に押圧させられる状態にする押圧力を前記逆止弁に働かせるところの押付手段を、前記逆止弁に設けるようにしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記押付手段をコイルばねとすると共に、前記逆止弁における前記吸込み用管体の出口側開口縁に押圧する面とは反対側の面に筒状突起部を一体に設け、しかも、前記コイルばねの一端側を前記筒状突起部の外周若しくは内周に着脱可能に嵌合させ、かつ、前記コイルばねの他端側を前記吸込み室の内壁に圧接させることで、前記逆止弁にコイルばねを装着させるようにしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記押付手段をコイルばねとすると共に、前記逆止弁における前記吸込み用管体の出口側開口縁に押圧する面とは反対側の面に筒状凹部を設け、しかも、前記コイルばねの一端側を前記筒状凹部の内周に着脱可能に嵌合させ、かつ、前記コイルばねの他端側を前記吸込み室の内壁に圧接させることで、前記逆止弁にコイルばねを装着させるようにしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記吸込み用管体の出口側開口縁を楕円形状にし、かつ、その出口側開口縁の形状に合わせて前記逆止弁の弁体部分の形状を楕円形状にすると共に、前記押付手段を楕円筒状コイルばねとし、かつ、前記逆止弁における前記吸込み用管体の出口側開口縁に押圧する面とは反対側の面に楕円筒状突起部を設け、しかも、前記楕円筒状コイルばねの一端側を前記楕円筒状突起部の内周若しくは外周に着脱可能に嵌合させ、かつ、前記楕円筒状コイルばねの他端側を前記吸込み室の内壁に圧接させることで、前記逆止弁に楕円筒状コイルばねを装着させるようにしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記吸込み用管体の出口側開口縁を楕円形状にし、かつ、その出口側開口縁の形状に合わせて前記逆止弁の弁体部分の形状を楕円形状にすると共に、前記押付手段を楕円筒状コイルばねとし、かつ、前記逆止弁における前記吸込み用管体の出口側開口縁に押圧する面とは反対側の面に楕円筒状凹部を設け、しかも、前記楕円筒状コイルばねの一端側を前記楕円筒状凹部の内周に着脱可能に嵌合させ、かつ、前記楕円筒状コイルばねの他端側を前記吸込み室の内壁に圧接させることで、前記逆止弁に楕円筒状コイルばねを装着させるようにしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記押付手段を、逆止弁の弁体部内にインサート成形した比重の大きい重り部材若しくは前記吸込み用管体の出口側開口縁に押圧する部分以外の部分に貼着した比重の大きい重り部材としたことを特徴としている。
さらに、本発明は、上記目的を達成するために、洗濯槽内に水道水を給水するために水道水栓に連結される給水電磁弁と、この給水電磁弁から流出してきた水道水を前記洗濯槽内に導く水道水案内部材と、風呂水を前記洗濯槽内に給水する自吸式吸水ポンプ装置とを少なくとも具備し、かつ、前記給水電磁弁から流出してきた水道水の一部を前記自吸式吸水ポンプ装置の呼び水として利用すると共に、前記自吸式吸水ポンプ装置の吐出用管体から流出してきた洗濯利用水を前記洗濯槽内に導くようにした洗濯機において、前記自吸式吸水ポンプ装置を、モータを収納するモータ収納室と、前記モータの回転軸に連結させたポンプランナーを収納するポンプランナー室と、洗濯利用水を前記ポンプランナー室に導く吸込み室と、前記ポンプランナー室から送られてきた呼び水に含まれる空気を分離する気水分離室と、前記吸込み室に洗濯利用水を吸い込ませる吸込み用管体と、前記気水分離室に自吸用の呼び水を給水させる呼び水用管体と、前記ポンプランナー室から送られてきた前記洗濯利用水を外部に吐出させる吐出用管体と、前記吸込み用管体の出口側開口縁に設けられて前記洗濯利用水の逆流を防止するための逆止弁と、前記ポンプランナーの回転時にそのポンプランナーの回転により発生した負圧により前記逆止弁の弁体部が前記吸込み用管体の出口側開口縁から離れた状態となって、かつ、前記ポンプランナーの停止時に前記逆止弁の弁体部が前記吸込み用管体の出口側開口縁に押圧させられる状態にする押圧力を前記逆止弁に働かせるところの押付手段とを少なくとも具備し、前記吸込み用管体の出口側開口縁を、その出口側開口縁の下側が前方に突出した状態となるように傾斜させる構成としたことを特徴としている。
本発明によれば、ポンプランナーの回転時にそのポンプランナーの回転により発生した負圧によって逆止弁の弁体部が前記吸込み用管体の出口側開口縁から確実に離れて逆止弁が難なく開放状態となるので、ポンプ性能を低下させることがないと共に、ポンプランナーの停止時に逆止弁の弁体部が吸込み用管体の出口側開口縁に強く押圧させられて逆止弁が確実に閉鎖状態(封止状態)となるので、ポンプランナーの停止時に、呼び水用管体から吸込み室に流入した水道水を、自吸式吸水ポンプの吸込み用管体から溢れ出させることを阻止し得る自吸式吸水ポンプ装置及び洗濯機を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図12に基づき、詳説する。
図において、自吸式吸水ポンプ装置1は、合成樹脂製の本体ケース2を有し、その本体ケース2内を、モータ3を収納するモータ収納室4と、モータ3の回転軸3Aに連結させたポンプランナー5を収納するポンプランナー室6と、風呂水などの洗濯利用水W2をポンプランナー室6に導く吸込み室7と、ポンプランナー室6から送られてきた水道水などの呼び水W1に含まれる空気を分離する気水分離室8とに区画すると共に、本体ケース2に、吸込み室7に風呂水などの洗濯利用水W2を吸い込ませる吸込み用管体9と、気水分離室8に自吸用の水道水からなる呼び水W1を給水させる呼び水用管体10と、ポンプランナー室6から送られてきた洗濯利用水W2を外部に吐出させる吐出用管体11と、吸込み用管体9の出口側9Aに設けられて洗濯利用水W2の逆流を防止する逆止弁12とを具備している(図1及び図2参照)。
本体ケース2は、図2及び図3に示すように、2分割の第1ケース2Aと第2ケース2Bとからなっている。第1ケース2Aと第2ケース2Bとは、複数個のねじ13で一体化される。第1ケース2Aと第2ケース2Bとの間には、水密用パッキング14が設けられている。第1ケース2Aには、モータ収納室4と気水分離室8を構成する主たる空間2A−1とが形成されている。第2ケース2Bには、合成樹脂製の仕切り板15によって仕切られる吸込み室7とポンプランナー室6が形成される。仕切り板15は、第1ケース2Aと第2ケース2Bとが複数個のねじ13で一体化することにより、第1ケース2Aと第2ケース2Bによって挟持固定されるようにしてある。仕切り板15と第2ケース2Bとの間には、ゴム製の水密用パッキング16が設けられている。
第1ケース2Aと第2ケース2Bが一体化した状態では、第1ケース2Aの側面と仕切り板15に一体に設けたケーシング15Aによって仕切られるポンプランナー室6と、吸込み用管体9の出口側9Aからの洗濯利用水W2を仕切り板15に設けたポンプランナー室流入用開口15Bに導くための吸込み室7とが形成されると共に、第1ケース2Aの上部に形成した空間2A−1と、第2ケース2Bの上部に形成した空間2B−1とによって仕切り板15の外周に形成した水通路15Cに連通された気水分離室8が形成される。仕切り板15の上部には、吸込み用管体9の出口側9Aに対向させて逆止弁12の開閉ストロークを確保するための袋状凹部15Dが一体に設けられている。
第2ケース2Bには、図1に示すように、第2ケース2Bの上面に位置して縦方向に延びる吸込み用管体9と、第2ケース2Bの側面上部に位置して横方向に延びる呼び水用管体10と、第2ケース2Bの側面上部に位置して呼び水用管体10と同方向に延びる吐出用管体11とが形成されている。呼び水用管体10及び吐出用管体11は、吸込み用管体9の吸水ホース接続部9Dよりも下方に配置させてある。吸込み用管体9の出口側9Aには、図2〜図5に示すように、逆止弁12が押圧される出口側開口縁9Bが形成されている。出口側開口縁9Bは、その出口側開口縁9Bの下側が前方に突出した状態となるように傾斜させてある。吸込み用管体9の入口側9Cには、吸水ホース17を接続するための、吸水ホース接続部9Dが形成されている。吸水ホース接続部9Dと出口側開口縁9Bとの間は、断面形状が横長楕円状の連通路部9Eで、接続されている。第2ケース2Bの内壁には、図4に示すように、複数個の気水分離板18、18A、18Bと、仕切り板15が水密用パッキング16を介して圧接する仕切りリブ19と、逆止弁12を着脱可能に取り付けるための逆止弁用取り付け嵌合リブ20が形成されている。仕切りリブ19の全周には、水密用パッキング16が嵌め込まれる溝19Aが設けられている。
逆止弁12は、ゴム製であって、図7及び図8に示すように、横長楕円状の弁体部12Aと、この弁体部12Aの上側に一体的に形成された取付け片部12Bと、弁体部12Aが出口側開口縁9Bに押圧される面とは反対側の面に一体的に形成された横長の楕円筒状突起部12Cとからなっている。逆止弁12には、ポンプランナー5の回転時にそのポンプランナー5の回転により発生した負圧によって逆止弁12の弁体部12Aが吸込み用管体9の出口側開口縁9Bから離れた状態となって、かつ、ポンプランナー5の停止時に逆止弁12の弁体部12Aが吸込み用管体9の出口側開口縁9Bに押圧させられる状態にする押圧力を逆止弁12に働かせるところの押付手段の機能を果たす横長の楕円筒状コイルばね21が装着される。楕円筒状コイルばね21は、防錆性の金属製であって、図9及び図10に示すように、一端側を楕円筒状突起部12Cの外周に着脱可能に嵌合させ、かつ、他端側を吸込み室7の内壁となる袋状凹部15Dの内壁に圧接させることで、逆止弁12に装着される。楕円筒状コイルばね21のばね定数は、ポンプランナー5の回転時にそのポンプランナー5の回転により発生した負圧によって逆止弁12の弁体部12Aが吸込み用管体9の出口側開口縁9Bから容易に離れた状態となるように設定されている。
逆止弁12は、取付け片部12Bを逆止弁用取り付け嵌合リブ20に挿入した後、仕切り板15の吸込み室側外周端部15Fを第2ケース2Bの仕切りリブ19に水密用パッキング16を介して圧接させることで、仕切り板15の上部に設けた固定リブ15Eに押圧されて取り付けられる。第1ケース2Aの側面には、図3に示すように、仕切り板15のケーシング側外周端部15Gが圧入嵌合する嵌合溝2Cと、ポンプランナー5に一体的に設けた取り付け筒体5Aを挿入する挿入穴2Dとが設けられている。
ポンプランナー5は、そのポンプランナー5の取り付け筒体5Aを、第1ケース2Aの側面に設けた挿入穴2Dに挿入後、その取り付け筒体5Aをモータ3の回転軸3Aに圧入することで、固定される。第1ケース2Aの挿入穴2Dの内側には、第1ケース2Aの挿入穴2Dを介してモータ3側にポンプランナー室6内の水が流入するのを阻止する軸封部材22が設けられている。
上記構成の自吸式吸水ポンプ装置1によれば、風呂水などの洗濯利用水が溜まっている槽に連通させた吸水ホース17を吸込み用管体9の入口側9Cに接続すると共に、呼び水用管体10からポンプランナー室6及び吸込み室7に所定量の呼び水を給水させた後、モータ3を駆動させてポンプランナー5を高速回転させると、吸込み室7内が負圧状態になるため、楕円筒状コイルばね21の押圧力に逆らって逆止弁12の弁体部12Aが吸込み用管体9の出口側開口縁9Bから離れる方向に回動し、図12のごとく逆止弁12が開放状態となるので、吸水ホース17内の空気が吸込み室7を経由してポンプランナー室6に流入する。ポンプランナー室6に流入した吸水ホース17内の空気は、ポンプランナー5によって、呼び水と一緒に気水分離室8に吐き出されてその気水分離室8にて呼び水W1と分離されて外部に排出される。したがって、吸水ホース17内の空気がなくなると、風呂水などの洗濯利用水が、吸水ホース17、吸込み室7、ポンプランナー室6及び気水分離室8を経由して、吐出用管体11から洗濯槽などの所定場所に送水される。
さらに、自吸式吸水ポンプ装置1を、吸水ホース17を吸込み用管体9の入口側9Cに接続せず、かつ、ポンプランナー5を回転させずに、呼び水用管体10及び吐出用管体11を経由して、水道水を洗濯槽などの所定場所に流出させるような使い方をした場合には、水道水が図11の矢印Pのごとく気水分離室8内に流れ込んで、吸込み室7及びポンプランナー室6に溜まってきても、楕円筒状コイルばね21の押圧力により、逆止弁12が吸込み用管体9の出口側開口縁9Bに押圧されて、図11のごとく逆止弁12の閉鎖状態が維持される。したがって、このような使い方をしても、吸込み室7に溜まった水道水は、吸込み用管体9内に流れ込むことがなく、吸込み用管体9の入口側9Cから外部に流出することがない。また、楕円筒状コイルばね21は、一端側が楕円筒状突起部12Cの外周に着脱可能に嵌合し、かつ、他端側が吸込み室7を構成する仕切り板15に圧接した状態で、取り付けられているので、ポンプランナー5の回転中に、逆止弁12から脱落することがないと共に、その楕円筒状コイルばね21が万が一破損した場合における交換作業を難なく短時間で完了させることができる。
次に、自吸式吸水ポンプ装置1を洗濯機に設置した実施形態を、図13に基づき説明する。
図13に示す洗濯機23は、洗濯槽を収納する外枠の上部に設けられたトッカバー24と、このトッカバー24に形成された収納空間部25と、この収納空間部25の上部を覆う上部カバー26と、上部カバー26に設けられて水道蛇口を接続するための水道栓口27と、この水道栓口27に接続した給水電磁弁28と、この給水電磁弁28から流出してきた水道水を洗濯槽内に導く水道水案内部材29と、風呂水からなる洗濯利用水を前記洗濯槽内に給水するための上述した自吸式吸水ポンプ装置1とを、少なくとも備えている。
トッカバー24に形成された収納空間部25には、図13に示すように、水道水案内部材29を挟んで、左右に、給水電磁弁28と自吸式吸水ポンプ装置1が設置されている。水道水案内部材29は、仕切り壁29Aによって第1部屋29A−1と第2部屋29A−2に仕切られている。水道水案内部材29の第1部屋29A−1には、給水電磁弁28を連通させている。水道水案内部材29の第1部屋29A−1には、呼び水用ホース30により自吸式吸水ポンプ装置1の呼び水用管体10を連通させている。水道水案内部材29の第2部屋29A−2には、吐出用ホース31により自吸式吸水ポンプ装置1の吐出用管体11を連通させている。
呼び水用ホース30は、一端を水道水案内部材29の第1部屋29A−1側に設けた取り出し口29Bに接着固定し、かつ、他端を呼び水用管体10に接着固定してある。吐出用ホース31は、一端を水道水案内部材29の第2部屋29A−2側に設けた流出口29Cに接着固定し、かつ、他端を吐出用管体11に接着固定してある。水道水案内部材29の第1部屋29A−1には、給水電磁弁28から流出してきた水道水の一部が取り出し口29Bから呼び水用ホース30を介して自吸式吸水ポンプ装置1の呼び水用管体10に導くための水道水衝突壁29Dが設けられている。したがって、給水電磁弁28から流出してきた水道水は、水道水衝突壁29Dに衝突した後、そのほとんどが水道水案内部材29の第1部屋29A−1の下方に流出して、洗濯槽内に供給されると共に、水道水の一部が取り出し口29Bから呼び水用ホース30側に流出して自吸式吸水ポンプ装置1内に供給される。また、自吸式吸水ポンプ装置1の吐出用管体11から吐出用ホース31を介して流出してきた風呂水などの洗濯利用水は、水道水案内部材29の第2部屋29A−2の下方に流出して、洗濯槽内に供給される。
上記洗濯機23において、風呂水槽に連通させた吸水ホース17を吸込み用管体9の入口側9Cに接続した状態で、給水電磁弁28を作動させると、水道水の一部が呼び水用ホース30及び呼び水用管体10を経由してポンプランナー室6及び吸込み室7に、呼び水として給水される。所定量の水道水(呼び水)を給水させた後、モータ3を駆動させてポンプランナー5を高速回転させると、吸込み室7内が負圧状態になるため、楕円筒状コイルばね21の押圧力に逆らって逆止弁12の弁体部12Aが吸込み用管体9の出口側開口縁9Bから離れる方向に回動し、逆止弁12が開放状態となるので、吸水ホース17内の空気が吸込み室7を経由してポンプランナー室6に流入する。ポンプランナー室6に流入した吸水ホース17内の空気は、ポンプランナー5によって、水道水(呼び水)と一緒に気水分離室8に吐き出されてその気水分離室8にて水道水(呼び水W1)と分離されて外部に排出される。したがって、吸水ホース17内の空気がなくなると、風呂水槽の風呂水が、吸水ホース17、吸込み室7、ポンプランナー室6、気水分離室8、吐出用管体11及び吐出用ホース31を経由して、水道水案内部材29の第2部屋29A−2から洗濯機23の洗濯槽に送水される。
さらに、上記洗濯機23を、吸水ホース17を自吸式吸水ポンプ装置1の吸込み用管体9の入口側9Cに接続せず、かつ、ポンプランナー5を回転させずに、自吸式吸水ポンプ装置1の呼び水用管体10及び吐出用管体11を経由して、水道水を洗濯槽に流出させるような使い方をした場合には、水道水が吸込み室7及びポンプランナー室6に溜まってきても、楕円筒状コイルばね21の押圧力により、逆止弁12の弁体部12Aが吸込み用管体9の出口側開口縁9Bに押圧されて、逆止弁12の閉鎖状態が維持される。したがって、このような使い方をしても、自吸式吸水ポンプ装置1の吸込み室7に溜まった水道水は、自吸式吸水ポンプ装置1の吸込み用管体9内に流れ込むことがなく、自吸式吸水ポンプ装置1の吸込み用管体9の入口側9Cから洗濯機23のトッカバー24上に流出することがない。
次に、本発明の他実施形態を、図14〜図26に基づき、詳説する。図14〜図26において、図1〜図13と同一符号は同一内容を表している。
図14は、本発明の他実施形態その1を示す自吸式吸水ポンプ装置40の縦断面図である。図14示す自吸式吸水ポンプ装置40と図1〜図13に示す自吸式吸水ポンプ装置1とは、前者の逆止弁41と後者の逆止弁12の構造が相違しているのみである。自吸式吸水ポンプ装置40の逆止弁41は、ゴム製であって、図14に示すように、弁体部41Aと、この弁体部41Aの上側に一体的に形成された取付け片部41Bと、弁体部41Aが出口側開口縁9Bに押圧される面とは反対側の面に一体的に形成された楕円筒状突起部41Cとからなっている。そして、楕円筒状突起部41Cは、その楕円筒状突起部41Cの内周面に円筒状コイルばね21の外周が着脱可能に嵌合可能な大きさとなるように設定してある。この逆止弁41であっても、自吸式吸水ポンプ装置1の逆止弁12と同様の効果を奏しえる。
図15は、本発明の他実施形態その2を示す自吸式吸水ポンプ装置50の縦断面図である。図15示す自吸式吸水ポンプ装置50と図1〜図13に示す自吸式吸水ポンプ装置1とは、前者の逆止弁51と後者の逆止弁12の構造が相違しているのみである。自吸式吸水ポンプ装置50の逆止弁51は、ゴム製であって、図16〜図17に示すように、楕円形の弁体部51Aと、この弁体部51Aの上側に一体的に形成された取付け片部51Bと、弁体部51Aが出口側開口縁9Bに押圧される面とは反対側の面に一体的に形成された楕円筒状凹部51Cとからなっている。そして、楕円筒状凹部51Cは、その楕円筒状凹部51Cの内周に円筒状コイルばね21が着脱可能に嵌合可能な大きさとなるように設定してある。この逆止弁51であっても、自吸式吸水ポンプ装置1の逆止弁12と同様の効果を奏しえる。
図18は、本発明の他実施形態その3を示す自吸式吸水ポンプ装置60の縦断面図である。図19〜図20は、自吸式吸水ポンプ装置60に用いられる逆止弁61を示す。図21〜図22は、自吸式吸水ポンプ装置60に用いられる押付手段の機能を果たす円筒状コイルばね62を示す。図18に示す自吸式吸水ポンプ装置60では、吸込み用管体63の入口側63Cと吸込み用管体63の出口側63Aに形成した出口側開口縁63Bとの間を、断面形状が円状の連通路部63Eで、連結すると共に、逆止弁61が押圧される出口側開口縁63Bの形状を円状としてある。円状の出口側開口縁63Bは、その出口側開口縁63Bの下側が前方に突出した状態となるように傾斜させてある。吸込み用管体63の入口側63Cには、吸水ホース17を接続するための吸水ホース接続部63Dが形成されている。
さらに、自吸式吸水ポンプ装置60の仕切り板64は、図1〜図13に示す自吸式吸水ポンプ装置1の仕切り板15と異なり、袋状凹部15D及び固定リブ15Eを有していない。自吸式吸水ポンプ装置60の本体ケース65は、2分割の第1ケース65Aと第2ケース65Bとからなっている。第1ケース65Aの空間65A−1の形状は、自吸式吸水ポンプ装置1の第1ケース2Aの空間2A−1の形状と異なっている。第2ケース65B内に形成された仕切りリブ66は、自吸式吸水ポンプ装置1の第2ケース2B内に形成された仕切りリブ19よりも高さ寸法(横方向に伸びている長さ)を大きく設定してある。
図18に示す自吸式吸水ポンプ装置60では、逆止弁61を着脱可能に取り付けるための挿入部66Aを、仕切りリブ66に形成するようにしている。逆止弁61は、ゴム製であって、図19〜図20に示すように、円形の弁体部61Aと、この弁体部61Aの上側に一体的に形成された断面形状がL字状の取付け片部61Bと、弁体部61Aが出口側開口縁63Bに押圧される面とは反対側の面に一体的に形成された円筒状突起部61Cとからなっている。逆止弁61は、L字状の取付け片部61Bを仕切りリブ66の挿入部66Aに挿入した後、仕切り板64の吸込み室側外周端部64Aを、第2ケース65Bの仕切りリブ66に圧接させることで、取り付けられる。
円筒状コイルばね62は、図1〜図13に示す自吸式吸水ポンプ装置1の楕円筒状コイルばね21と同様に、ポンプランナー5の回転時にそのポンプランナー5の回転により発生した負圧によって逆止弁61の弁体部61Aが吸込み用管体63の出口側開口縁63Bから離れた状態になり、かつ、ポンプランナー5の停止時に逆止弁61の弁体部61Aが吸込み用管体63の出口側開口縁63Bに押圧させられる状態にする押圧力を逆止弁61に働かせるところの押付手段の機能を果たす。円筒状コイルばね62は、防錆性の金属製であって、図18に示すように、一端側を円筒状突起部11Cの外周に着脱可能に嵌合させ、かつ、他端側を吸込み室7の内壁となる仕切り板64の内壁に圧接させることで、逆止弁61に装着される。円筒状コイルばね62のばね定数は、図1〜図13に示す自吸式吸水ポンプ装置1の楕円筒状コイルばね21と同様に、ポンプランナー5の回転時にそのポンプランナー5の回転により発生した負圧によって逆止弁61の弁体部61Aが吸込み用管体63の出口側開口縁63Bから容易に離れた状態となるように設定されている。
図23〜図24は、自吸式吸水ポンプ装置60に用いられる逆止弁71の変形例その1を示す。逆止弁71は、ゴム製であって、図23〜図24に示すように、円形の弁体部71Aと、この弁体部71Aの上側に一体的に形成された断面形状がL字状の取付け片部71Bとからなると共に、弁体部71A内にインサート成形により比重の大きい重り部材、例えば、金属製の円板72を埋設させることによって、弁体部71Aの荷重を大きくしている。また、図25〜図26は、自吸式吸水ポンプ装置60に用いられる逆止弁81の変形例その2を示す。逆止弁81は、ゴム製であって、図25〜図26に示すように、円形の弁体部81Aと、この弁体部81Aの上側に一体的に形成された断面形状がL字状の取付け片部81Bとからなると共に、弁体部81Aの吸込み用管体の出口側開口縁に押圧する面とは反対の面に、比重の大きい重り部材、例えば、金属板82を貼着することにより、荷重を大きくしている。
上記逆止弁71及び逆止弁81の構造であれば、図18に示す自吸式吸水ポンプ装置60の円筒状コイルばね62を使用しなくとも、図18に示す自吸式吸水ポンプ装置60と同様に、ポンプランナー5を回転させない状態では、逆止弁71あるいは逆止弁81が、それ自体の荷重で吸込み用管体63の出口側開口縁63Bに押圧されて、逆止弁71及び逆止弁81が確実に閉鎖状態となり、かつ、ポンプランナー5を回転させた状態では、逆止弁71及び逆止弁81の弁体部が吸込み用管体63の出口側開口縁63Bから円滑に離れて、逆止弁71及び逆止弁81が難なく開放状態となる。
上記実施形態の自吸式吸水ポンプ装置1、40、50、60のいずれの場合においても、ポンプランナー5を回転させない状態では、逆止弁12、41、51、61、71、81に弁体部12A、41A、51A、61A、71A、81Aが押付手段により、吸込み用管体9の出口側開口縁9B若しくは吸込み用管体63の出口側開口縁63Bに押圧されて、逆止弁12、41、51、61、71、81が確実に閉鎖状態となる。また,ポンプランナー5を回転させた状態では、逆止弁12、41、51、61、71、81に弁体部12A、41A、51A、61A、71A、81Aが吸込み用管体9出口側開口縁9B若しくは吸込み用管体63の出口側開口縁63Bから円滑に離れて、逆止弁12、41、51、61、71、81が開放状態となるので、ポンプ性能を低下させることない。
なお、上述の洗濯機には、全自動洗濯機、二槽式洗濯機、洗濯乾燥機が含まれる。また、上述の洗濯利用水としては、風呂水以外の雨水などが含まれる。
本発明の一実施形態を示し、自吸式吸水ポンプ装置の外観斜視図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の一実施形態を示す自吸式吸水ポンプ装置を分解した状態の要部縦断面図である。 本発明の一実施形態を示す自吸式吸水ポンプ装置の第2ケースの内側側面図である。 図1のB−B断面図である。 本発明の一実施形態を示す自吸式吸水ポンプ装置の第2ケースの外側側面図である。 本発明の一実施形態を示す自吸式吸水ポンプ装置の逆止弁の平面図である。 図7のC−C断面図である。 本発明の一実施形態を示す自吸式吸水ポンプ装置の楕円筒状コイルばねの平面図である。 本発明の一実施形態を示す自吸式吸水ポンプ装置の楕円筒状コイルばねの側面図である。 本発明の一実施形態を示す逆止弁が閉じている状態の自吸式吸水ポンプ装置の要部縦断面図である。 本発明の一実施形態を示す逆止弁が開いている状態の自吸式吸水ポンプ装置の要部縦断面図である。 本発明の一実施形態を示す自吸式吸水ポンプ装置を搭載してなる洗濯機の要部縦断面図である。 本発明の他実施形態その1を示す自吸式吸水ポンプ装置の要部縦断面図である。 本発明の他実施形態その2を示す自吸式吸水ポンプ装置の要部縦断面図である。 本発明の他実施形態その2を示す自吸式吸水ポンプ装置に用いられる逆止弁の拡大平面図である。 図16のD−D断面図である。 本発明の他実施形態その3を示す自吸式吸水ポンプ装置の要部縦断面図である。 本発明の他実施形態その3を示す自吸式吸水ポンプ装置に用いられる逆止弁の拡大平面図である。 図19のE−E断面図である。 本発明の他実施形態その3を示す自吸式吸水ポンプ装置に用いられる円筒状コイルばねの平面図である。 本発明の他実施形態その3を示す自吸式吸水ポンプ装置に用いられる円筒状コイルばねの側面図である。 本発明の他実施形態その3を示す自吸式吸水ポンプ装置に用いられる逆止弁の変形例その1の拡大平面図である。 図23のF−F断面図である。 本発明の他実施形態その3を示す自吸式吸水ポンプ装置に用いられる逆止弁の変形例その2の拡大平面図である。 図25のG−G断面図である。
符号の説明
1 自吸式吸水ポンプ装置
2 本体ケース
2A 第1ケース
2A−1 空間
2B 第2ケース
2B−1 空間
2C 嵌合溝
2D 挿入穴
3 モータ
3A 回転軸
4 モータ収納室
5 ポンプランナー
5A 取り付け筒体
6 ポンプランナー室
7 吸込み室
8 気水分離室
9 吸込み用管体
9A 出口側
9B 出口側開口縁
9C 入口側
9D 吸水ホース接続部
9E 連通路部
10 呼び水用管体
11 吐出用管体
12 逆止弁
12A 弁体部
12B 取付け片部
12C 楕円筒状突起部
13 ねじ
14 水密用パッキング
15 仕切り板
15A ケーシング
15B ポンプランナー室流入用開口
15C 水通路
15D 袋状凹部
15E 固定リブ
15F 吸込み室側外周端部
15G ケーシング側外周端部
16 水密用パッキング
17 吸水ホース
18、18A、18B 気水分離板
19 仕切りリブ
19A 溝
20 逆止弁用取り付け嵌合リブ
21 楕円筒状コイルばね(押付手段)
22 軸封部材
23 洗濯機
24 トッカバー
25 収納空間部
26 上部カバー
27 水道栓口
28 給水電磁弁
29 水道水案内部材
29A 仕切り壁
29A−1 第1部屋
29A−2 第2部屋
29B 取り出し口
29C 流出口
30 呼び水用ホース
31 吐出用ホース
40 自吸式吸水ポンプ装置(他実施形態その1)
41 逆止弁
41A 弁体部
41B 取付け片部
41C 楕円筒状突起部
50 自吸式吸水ポンプ装置(他実施形態その2)
51 逆止弁
51A 弁体部
51B 取付け片部
51C 楕円筒状凹部
60 自吸式吸水ポンプ装置(他実施形態その3)
61 逆止弁
61A 円形の弁体部
61B L字状の取付け片部
61C 円筒状突起部
62 円筒状コイルばね
63 吸込み用管体
63A 出口側
63B 出口側開口縁
63C 入口側
63D 吸水ホース接続部
63E 連通路部
64 仕切り板
64A 吸込み室側外周端部
65 本体ケース
65A 第1ケース
65A−1 空間
65B 第2ケース
66 仕切りリブ
66A 挿入部
71 逆止弁(変形例その1)
71A 円形の弁体部
71B L字状の取付け片部
72 円板
81 逆止弁(変形例その1)
81A 円形の弁体部
81B L字状の取付け片部
82 金属板

Claims (7)

  1. モータを収納するモータ収納室と、前記モータの回転軸に連結させたポンプランナーを収納するポンプランナー室と、洗濯利用水を前記ポンプランナー室に導く吸込み室と、前記ポンプランナー室から送られてきた呼び水に含まれる空気を分離する気水分離室と、前記吸込み室に洗濯利用水を吸い込ませる吸込み用管体と、前記気水分離室に自吸用の呼び水を給水させる呼び水用管体と、前記ポンプランナー室から送られてきた前記洗濯利用水を外部に吐出させる吐出用管体と、前記吸込み用管体の出口側に設けられて前記洗濯利用水の逆流を防止するための逆止弁と少なくとも具備し、前記吸込み用管体の出口側開口縁を、その出口側開口縁の下側が前方に突出した状態となるように傾斜させた自吸式吸水ポンプ装置において、前記ポンプランナーの回転時にそのポンプランナーの回転により発生した負圧によって前記逆止弁の弁体部が前記吸込み用管体の出口側開口縁から離れた状態となって、かつ、前記ポンプランナーの停止時に前記逆止弁の弁体部が前記吸込み用管体の出口側開口縁に押圧させられる状態にする押圧力を前記逆止弁に働かせる押付手段を、前記逆止弁に設けたことを特徴とする自吸式吸水ポンプ装置。
  2. 前記押付手段をコイルばねとすると共に、前記逆止弁における前記吸込み用管体の出口側開口縁に押圧する面とは反対側の面に筒状突起部を一体に設け、しかも、前記コイルばねの一端側を前記筒状突起部の外周若しくは内周に着脱可能に嵌合させ、かつ、前記コイルばねの他端側を前記吸込み室の内壁に圧接させることで、前記逆止弁に前記コイルばねを装着させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自吸式吸水ポンプ装置。
  3. 前記押付手段をコイルばねとすると共に、前記逆止弁における前記吸込み用管体の出口側開口縁に押圧する面とは反対側の面に筒状凹部を設け、しかも、前記コイルばねの一端側を前記筒状凹部の内周に着脱可能に嵌合させ、かつ、前記コイルばねの他端側を前記吸込み室の内壁に圧接させることで、前記逆止弁に前記コイルばねを装着させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自吸式吸水ポンプ装置。
  4. 前記吸込み用管体の出口側開口縁を楕円形状にし、かつ、その出口側開口縁の形状に合わせて前記逆止弁の弁体部分の形状を楕円形状にすると共に、前記押付手段を楕円筒状コイルばねとし、かつ、前記逆止弁における前記吸込み用管体の出口側開口縁に押圧する面とは反対側の面に楕円筒状突起部を設け、しかも、前記楕円筒状コイルばねの一端側を前記楕円筒状突起部の内周若しくは外周に着脱可能に嵌合させ、かつ、前記楕円筒状コイルばねの他端側を前記吸込み室の内壁に圧接させることで、前記逆止弁に前記楕円筒状コイルばねを装着させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自吸式吸水ポンプ装置。
  5. 前記吸込み用管体の出口側開口縁を楕円形状にし、かつ、その出口側開口縁の形状に合わせて前記逆止弁の弁体部分の形状を楕円形状にすると共に、前記押付手段を楕円筒状コイルばねとし、かつ、前記逆止弁における前記吸込み用管体の出口側開口縁に押圧する面とは反対側の面に楕円筒状凹部を設け、しかも、前記楕円筒状コイルばねの一端側を前記楕円筒状凹部の内周に着脱可能に嵌合させ、かつ、前記楕円筒状コイルばねの他端側を前記吸込み室の内壁に圧接させることで、前記逆止弁に前記楕円筒状コイルばねを装着させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自吸式吸水ポンプ装置。
  6. 前記押付手段を、逆止弁の弁体部内にインサート成形した比重の大きい重り部材若しくは前記吸込み用管体の出口側開口縁に押圧する部分以外の部分に貼着した比重の大きい重り部材としたことを特徴とする請求項1自吸式吸水ポンプ装置。
  7. 洗濯槽内に水道水を給水するために水道水栓に連結される給水電磁弁と、この給水電磁弁から流出してきた水道水を前記洗濯槽内に導く水道水案内部材と、風呂水を前記洗濯槽内に給水する自吸式吸水ポンプ装置とを少なくとも具備し、かつ、前記給水電磁弁から流出してきた水道水の一部を前記自吸式吸水ポンプ装置の呼び水をして利用すると共に、前記自吸式吸水ポンプ装置の吐出用管体から流出してきた前記風呂水を前記洗濯槽内に導くようにした洗濯機において、前記自吸式吸水ポンプ装置を、モータを収納するモータ収納室と、前記モータの回転軸に連結させたポンプランナーを収納するポンプランナー室と、前記風呂水を前記ポンプランナー室に導く吸込み室と、前記ポンプランナー室から送られてきた呼び水に含まれる空気を分離する気水分離室と、前記吸込み室に前記風呂水を吸い込ませる吸込み用管体と、前記気水分離室に自吸用の呼び水を給水させる呼び水用管体と、前記ポンプランナー室から送られてきた前記風呂水を外部に吐出させる吐出用管体と、前記吸込み用管体の出口側開口縁に設けられて前記風呂水の逆流を防止するための逆止弁と、前記ポンプランナーの回転時にそのポンプランナーの回転により発生した負圧により前記逆止弁の弁体部が前記吸込み用管体の出口側開口縁から離れた状態となって、かつ、前記ポンプランナーの停止時に前記逆止弁の弁体部が前記吸込み用管体の出口側開口縁に押圧させられる状態にする押圧力を前記逆止弁に働かせるところの押付手段とを少なくとも具備し、前記吸込み用管体の出口側開口縁を、その出口側開口縁の下側が前方に突出した状態となるように傾斜させてなる自吸式吸水ポンプ装置としたことを特徴とする洗濯機。
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