JPH09195969A - 自吸式ポンプにおける呼び水循環装置 - Google Patents

自吸式ポンプにおける呼び水循環装置

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JPH09195969A
JPH09195969A JP8005695A JP569596A JPH09195969A JP H09195969 A JPH09195969 A JP H09195969A JP 8005695 A JP8005695 A JP 8005695A JP 569596 A JP569596 A JP 569596A JP H09195969 A JPH09195969 A JP H09195969A
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JP
Japan
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priming
passage
valve body
suction
self
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Application number
JP8005695A
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English (en)
Inventor
Katsunori Noda
克則 能田
Akira Tomosawa
章 友澤
Kanji Yamamoto
寛治 山本
敬士 ▲椢▼原
Takashi Kunihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自吸効率の向上およびポンプ効率の向上を図
ると共に、部品点数の削減による構造の簡素化を図った
自吸式ポンプ1における呼び水循環装置を提供する。 【解決手段】 ポンプ1は吸込口6から羽根車8に至る
吸込路15と羽根車8から吐出口7に至る吐出路16を
備える。吐出路16に備えられた気液分離室21と吸込
路15とを連通状とする呼び水循環路22を備える。呼
び水循環路22途中に逆止弁機構を備える。逆止弁機構
は呼び水循環孔を有する弁座部25と、弁座部25に接
離自在に当接される球状弁体28とを備える。呼び水循
環路22に弁体28の自重下降時に弁体28を収容保持
すると共に気液分離室21内の圧力上昇に伴って弁体2
8を呼び水循環路22側に押し出すダイヤフラム27を
備えた弁体保持筒部26が分岐状に備えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湧き水やたまり水
等の吸排処理に用いられるいわゆる陸置きタイプの自吸
式ポンプにおける呼び水循環装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自吸式ポンプにあって
は、吸引初期においてポンプ内部や吸込管内に通常空気
が存在しているため、呼び水を利用して吸排処理が円滑
になされるように構成されている。
【0003】例えば、吸込口から羽根車に至る吸込路と
羽根車から吐出口に至る吐出路とを備えると共に、吐出
路に備えられた気液分離室と前記吸込路とを連通状とす
る呼び水循環路とを備え、羽根車の回転による吸引圧送
作用により吸込口から吸込路を通じて水と共に吸い込ま
れた空気は気液気分離室で分離され、空気を優先して水
と共に吐出路を通じて吐出口から排出する一方、前記呼
び水循環路を通じて気液分離室より吸込路に呼び水を循
環させる構成とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の自吸式ポンプにおいて、呼び水循環路の循環量を多く
確保しようとすれば、排水経路内における空気を排出す
るための自吸効率の向上が図れるが、自吸終了後におけ
る排水のためのポンプ効率が低下するという問題があ
る。
【0005】また、呼び水循環路を細くして呼び水の循
環量を少なくすれば、自吸終了後におけるポンプ効率の
向上は図れるが、自吸効率が低下すると共に呼び水循環
路にごみ等の異物が詰まるおそれも大となる。
【0006】そこで、呼び水循環路に開閉自在な弁機構
を設けることによって、空気を排出するまでの自吸中は
弁機構の弁解放状態で呼び水の循環量を多く確保して自
吸効率の向上を図り、自吸終了後は呼び水循環路を閉鎖
してポンプ効率の向上を図ることが可能となる。
【0007】これらの開閉弁機構として、特開平4−2
34579号公報に開示の構造を採用することが可能で
あり、この弁機構はベローズとダイヤフラムとで囲まれ
た空間内に緩衝媒体を充填し、その緩衝媒体の移動によ
って弁機構を開閉動作させる方式とされていた。
【0008】しかしながら、ベローズやダイヤフラムの
複数の部材が必要であり、空間部内に充填する緩衝媒体
も必要とされ、構造の複雑化を招くという欠点もあっ
た。
【0009】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、自吸
効率の向上およびポンプ効率の向上を図ると共に、部品
点数の削減による構造の簡素化を図った自吸式ポンプに
おける呼び水循環装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段は、吸込口から羽根車に至る吸込路と羽根
車から吐出口に至る吐出路とを備えると共に、吐出路に
備えられた気液分離室と前記吸込路とを連通状とする呼
び水循環路とを備え、羽根車の回転による吸引圧送作用
により吸込口から吸込路を通じて吸い込まれた流体を吐
出路を通じて吐出口から排出すると共に、前記呼び水循
環路を通じて気液分離室より吸込路に呼び水を循環させ
る自吸式ポンプにおける呼び水循環装置において、前記
呼び水循環路途中に該呼び水循環路を開閉自在に閉塞す
る逆止弁機構が備えられ、該逆止弁機構は呼び水循環孔
を有する弁座部と、該弁座部に気液分離室側より接離自
在に当接される球状弁体とを備え、呼び水循環路に前記
球状弁体の自重下降時に球状弁体を収容保持すると共に
気液分離室内の圧力上昇に伴って球状弁体を呼び水循環
路側に押し出す伸縮体を備えた弁体保持筒部が分岐状に
備えられてなる点にある。
【0011】また、前記呼び水循環路は左右方向の左右
方向循環路を有し、該左右方向循環路の前記吸込路側に
前記弁座部が備えられ、該弁座部の前記吐出路側に左右
方向循環路の下面側より下降状に分岐する前記弁体保持
筒部が備えられてなる構造としてもよい。
【0012】さらに、前記伸縮体が、前記気液分離室側
と弁体保持筒部内とを仕切るべく、弁体保持筒部下端部
に装着されたダイヤフラムからなる構造としてもよい。
【0013】この際、ダイヤフラムの前記気液分離室側
にパンチングメタルよりなる保護カバーが装着されてな
る構造としてもよい。
【0014】また、前記伸縮体が、前記気液分離室側と
弁体保持筒部内とを仕切るべく、弁体保持筒部下端部に
装着されたベローズからなる構造としてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明すると、図1および図2に示される如く、
自吸式ポンプ1は、板状のベース2と、該ベース2上の
一側(図において左側)に設置されたポンプケーシング
3および他側(図において右側)に設置された駆動用モ
ータ4とから主構成されている。
【0016】前記ポンプケーシング3は、その内部が中
央の仕切壁部3aにより左右に仕切られており、左側の
上部の一側部に吸込口6が備えられると共に右側の上面
側に吐出口7が備えられ、吐出口7下方に位置したポン
プケーシング3右側下部には羽根車8が横方向の軸心回
りに回転自在に支持されている。
【0017】即ち、ポンプケーシング3の下部に、モー
タ4側に向けて突出状に軸受ケース部9が備えられてお
り、該軸受ケース部9に軸受10を介して横方向の軸心
回りに回転自在に支持軸11が支持されている。そし
て、軸受ケース部9外部に突出状とされた支持軸11端
部とモータ4の駆動軸12とがカップリング13により
連結されており、支持軸11の他端部に前記羽根車8の
円錐状の基部8aが固定状に取り付けられている。ま
た、基部8aの円錐面側には周方向に離隔してそれぞれ
渦巻状に形成された複数の羽根体8bが備えられてい
る。
【0018】そして、モータ4の駆動による駆動軸12
の回転により、カップリング13を介して支持軸11が
回転駆動され、ここに、羽根車8が支持軸11と共に一
体回転するように構成されている。
【0019】また、羽根車8の回転軸心と対応する仕切
壁部3a位置に、吸込開口部3bが形成されており、羽
根車8の回転による吸引圧送作用により吸込口6から左
側の通路を通じて吸い込まれた流体は、吸込開口部3b
から右側の通路を通じて吐出口7から排出されるように
構成されている。ここに、吸込口6から羽根車8に至る
左側の流路は吸込路15を構成し、羽根車8から吐出口
7に至る右側の流路は吐出路16を構成している。
【0020】前記吸込路15上部の吸込口6側端部に
は、弁座18と該弁座18を開閉自在に閉塞する開閉弁
19とが備えられており、該開閉弁19は図1の仮想線
で示される如く、吸込方向に揺動自在に支持され、逆止
弁を構成している。
【0021】前記吐出路16の上部は比較的容積が大に
形成されており、気液分離室21を構成している。そし
て、気液分離室21側から吸込路15側に呼び水を循環
させるべく、気液分離室21の中途部から吸込路15の
上部に至る呼び水循環路22が備えられている。
【0022】呼び水循環路22は吸込路15側に位置し
た左右方向直線状の左右方向循環路22aを有し、その
吸込路15側端部に対応する仕切壁部3a位置に吸込路
15に連通する連通開口部23が設けられている。
【0023】また、図2にも示される如く、左右方向循
環路22aの吸込路15側端部に弁座部25が備えられ
ており、該弁座部25に円形状の呼び水循環孔25aが
形成されている。
【0024】前記弁座部25の気液分離室21側、即ち
左右方向循環路22a側に、該左右方向循環路22aの
下面側より下降状に分岐する弁体保持筒部26が備えら
れており、該弁体保持筒部26の下端は気液分離室21
側に解放状に形成されている。そして、この弁体保持筒
部26下端の解放端を閉塞状として、伸縮変形自在な伸
縮体としてのダイヤフラム27が装着されている。
【0025】また、弁体保持筒部26内には、前記弁座
部25の呼び水循環孔25aを開閉自在とする球状弁体
28が収容保持されており、弁体保持筒部26下端側に
おいて、気液分離室21側より弁体保持筒部26内に水
が流入すれば、図2仮想線で示される如く、ダイヤフラ
ム27が弁体保持筒部26内上方に膨出され、弁体28
が上部の左右方向循環路22a側に押し出されるように
構成されている。さらに、前記弁体28はゴムもしくは
樹脂により成形されてなり、その中心部には比重調整用
の適宜重さを有するおもり28aが埋入されている。
【0026】そして、これら弁座部25、弁体保持筒部
26、ダイヤフラム27、弁体28により呼び水循環路
22を開閉自在に閉塞する逆止弁機構が構成されてい
る。
【0027】また、図2に仮想線で示される如く、ダイ
ヤフラム27下面側を覆って、弁体保持筒部26下端部
に、パンチングメタルよりなるドーム状の保護カバー3
0が装着されている。
【0028】本発明の実施形態は以上のように構成され
ており、その使用に際しては、先ず図1に示される如
く、気液分離室21内に呼び水を適宜深さまで充填す
る。次に、吸込口6に接続された吸込管の他端部を目的
とする湧き水やたまり水内に沈めると共に、吐出口7に
接続された排出管の他端部を所定位置に配置する。
【0029】このポンプ1の起動前においては、弁体2
8は自重により弁体保持筒部26内の所定位置、即ち下
端部に収容保持されている。
【0030】この状態でポンプ1のモータ4を起動させ
れば、羽根車8の回転による吸引圧送作用により吸込口
6側より吸込管内に存在する空気が先ず吸引される。こ
の際、吸込口6より吸い込まれた空気は呼び水と混合さ
れ、吸込路15を通じて吐出路16の気液分離室21側
に案内される。
【0031】そして、気液分離室21内で呼び水と空気
とに分離され、空気と分離された呼び水は呼び水循環路
22を通じて連通開口部23より吸込路15側に戻され
る。
【0032】この繰り返しにより、吸込口6側が負圧と
なり、吸込管を通じて水が吸い上げられる。その後、吸
込口6側の空気がなくなると、羽根車8の吸引圧送作用
により気液分離室21内の圧力は急激に上昇し、吸込口
6側の吸込路15側の圧力は急激に負圧になる。これに
よってポンプ1は吸込口6側から水を吸い込むと共に吐
出口7側より排出する。
【0033】一方、この気液分離室21内の圧力上昇に
伴って、保護カバー30の各孔を通じてダイヤフラム2
7下面側に水が流入してダイヤフラム27が上方に膨出
され、このダイヤフラム27の上方膨出により弁体28
を弁体保持筒部26内下端より上方に押し出す。この
際、呼び水循環路22内を通じて呼び水が吸込路15側
に戻されており、この呼び水の流速による減圧作用によ
っても弁体28が左右方向循環路22a側に引き寄せる
吸引作用が発揮されている。
【0034】そして、これら押し出し作用と吸引作用に
より、弁体28は左右方向循環路22a側に押し出さ
れ、呼び水の循環による流れに乗り、その後、図2に示
される如く、弁座部25の呼び水循環孔25aを閉塞状
として弁座部25に弁体28が当接した状態が得られ
る。この際、気液分離室21側は圧力が上昇しており、
吸込路15側が負圧であるため、弁体28は弁座部25
に圧接状に当接されており、ここに、呼び水循環路22
を閉鎖する。
【0035】この呼び水循環路22が閉鎖された後は、
呼び水が循環されることなく、吸込管、ポンプ1および
排出管を通じて水が排出される。
【0036】また、ポンプ1の運転を停止すると、羽根
車8による吸引圧送作用が停止し、吸込路15内、気液
分離室21内および呼び水循環路22内の圧力はそれぞ
れ等圧となり、ここに、弁体28は自重により下降し
て、図1に示される如く、弁体保持筒部26内下部に案
内され、保持される。この際、ダイヤフラム27は弁体
28の自重により下向き膨出状とされる。
【0037】以上のように、ポンプ1が起動された際に
おける自吸中は、呼び水循環路22が解放状とされてお
り、自吸終了とほぼ同時に呼び水循環路22を閉鎖状と
し、ポンプ1の停止により呼び水循環路22が解放状と
された初期状態に復帰する構成であり、呼び水循環孔2
5aを比較的大きく構成でき、ここに、自吸中は呼び水
の循環量を多く確保できて自吸効率が向上できると共
に、自吸終了後は呼び水循環路22の閉鎖によりポンプ
効率が向上できる。
【0038】また、呼び水循環孔25aを比較的大きく
構成できるため、ごみ等による異物による詰まりも有効
に防止できる。
【0039】さらに、前記従来の弁機構ではベローズや
ダイヤフラムの複数の部材が必要とされたが、単一のダ
イヤフラム27でよく、また、緩衝媒体も不要であり、
部品点数の削減が図れ、構造の簡素化が図れる。
【0040】また、比重調整用のおもり28aの重さの
変更や呼び水循環孔25aの口径の変更により、呼び水
循環路22内を通過する呼び水の流速の変化や、逆止弁
機構の開閉時間の調整を容易に行える利点もある。この
際、呼び水循環路22における弁座部25やおもり28
aを適宜交換可能に構成してもよい。
【0041】さらに、呼び水循環路22は左右方向の左
右方向循環路22aを有し、該左右方向循環路22aの
吸込路15側に弁座部25が備えられ、該弁座部25の
気液分離室21側に、左右方向循環路22aの下面側よ
り下降状に分岐する弁体保持筒部26が備えられてなる
構造であり、弁体28の自重下降による弁体保持筒部2
6内への案内が円滑になされ、ここに、逆止弁機構の開
閉がより円滑になされるという利点がある。
【0042】また、ダイヤフラム27下面側を覆って保
護カバー30が装着されているため、水の排出時におい
て、水中に混入している異物のダイヤフラム27に対す
る直接的な衝突が有効に回避でき、ダイヤフラム27の
損傷が有効に防止できる利点がある。
【0043】なお、伸縮体としてダイヤフラム27を使
用した構造を示しているが、ダイヤフラム27に換えて
ベローズを使用する構造であってもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明の自吸式ポンプに
おける呼び水循環装置によれば、呼び水循環路途中に該
呼び水循環路を開閉自在に閉塞する逆止弁機構が備えら
れ、該逆止弁機構は呼び水循環孔を有する弁座部と、該
弁座部に気液分離室側より接離自在に当接される球状弁
体とを備え、呼び水循環路に前記球状弁体の自重下降時
に球状弁体を収容保持すると共に気液分離室内の圧力上
昇に伴って球状弁体を呼び水循環路側に押し出す伸縮体
を備えた弁体保持筒部が分岐状に備えられてなるもので
あり、自吸中は呼び水の循環量を多く確保できて自吸効
率の向上が図れると共に、自吸終了後は呼び水循環路の
閉鎖によりポンプ効率の向上が図れるという利点があ
る。
【0045】また、呼び水の循環量を多く確保できるた
め、ごみ等による異物による詰まりも有効に防止できる
と共に、部品点数の削減が図れ、構造の簡素化が図れる
という利点がある。
【0046】さらに、前記呼び水循環路は左右方向の左
右方向循環路を有し、該左右方向循環路の前記吸込路側
に前記弁座部が備えられ、該弁座部の前記吐出路側に左
右方向循環路の下面側より下降状に分岐する前記弁体保
持筒部が備えられてなる構造とすれば、逆止弁機構の開
閉がより円滑になされるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる断面図である。
【図2】逆止弁機構の動作説明図である。
【符号の説明】
1 ポンプ 3 ポンプケーシング 4 モータ 6 吸込口 7 吐出口 8 羽根車 15 吸込路 16 吐出路 21 気液分離室 22 呼び水循環路 22a 左右方向循環路 23 連通開口部 25 弁座部 26 弁体保持筒部 27 ダイヤフラム 28 弁体 30 保護カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲椢▼原 敬士 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和工 業株式会社産機システム事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口から羽根車に至る吸込路と羽根車
    から吐出口に至る吐出路とを備えると共に、吐出路に備
    えられた気液分離室と前記吸込路とを連通状とする呼び
    水循環路とを備え、羽根車の回転による吸引圧送作用に
    より吸込口から吸込路を通じて吸い込まれた流体を吐出
    路を通じて吐出口から排出すると共に、前記呼び水循環
    路を通じて気液分離室より吸込路に呼び水を循環させる
    自吸式ポンプにおける呼び水循環装置において、 前記呼び水循環路途中に該呼び水循環路を開閉自在に閉
    塞する逆止弁機構が備えられ、該逆止弁機構は呼び水循
    環孔を有する弁座部と、該弁座部に気液分離室側より接
    離自在に当接される球状弁体とを備え、呼び水循環路に
    前記球状弁体の自重下降時に球状弁体を収容保持すると
    共に気液分離室内の圧力上昇に伴って球状弁体を呼び水
    循環路側に押し出す伸縮体を備えた弁体保持筒部が分岐
    状に備えられてなることを特徴とする自吸式ポンプにお
    ける呼び水循環装置。
  2. 【請求項2】 前記呼び水循環路は左右方向の左右方向
    循環路を有し、該左右方向循環路の前記吸込路側に前記
    弁座部が備えられ、該弁座部の前記吐出路側に左右方向
    循環路の下面側より下降状に分岐する前記弁体保持筒部
    が備えられてなることを特徴とする請求項1記載の自吸
    式ポンプにおける呼び水循環装置。
  3. 【請求項3】 前記伸縮体が、前記気液分離室側と弁体
    保持筒部内とを仕切るべく、弁体保持筒部下端部に装着
    されたダイヤフラムからなること特徴とする請求項2記
    載の自吸式ポンプにおける呼び水循環装置。
  4. 【請求項4】 前記ダイヤフラムの前記気液分離室側に
    パンチングメタルよりなる保護カバーが装着されてなる
    ことを特徴とする請求項3記載の自吸式ポンプにおける
    呼び水循環装置。
  5. 【請求項5】 前記伸縮体が、前記気液分離室側と弁体
    保持筒部内とを仕切るべく、弁体保持筒部下端部に装着
    されたベローズからなること特徴とする請求項2記載の
    自吸式ポンプにおける呼び水循環装置。
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