JP2004215937A - 風呂水給水装置及び風呂水給水装置付き洗濯機 - Google Patents

風呂水給水装置及び風呂水給水装置付き洗濯機 Download PDF

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Hiroyuki Oshima
博之 大嶋
Tomiyoshi Sato
富義 佐藤
Masaaki Odagiri
賢明 小田桐
Kensuke Oya
謙介 大屋
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KAMEYA KOGYOSHO KK
Kameya Industries Co Ltd
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KAMEYA KOGYOSHO KK
Kameya Industries Co Ltd
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Abstract

【課題】構造が簡単で部品点数も少なく、小形化が容易な風呂水給水装置及び洗濯機を提供することを目的とする。
【解決手段】上記目的は、モータケーシング2に離脱可能に取り付けられた歯車ポンプケーシング3と、モータケーシング2に収納されたモータ5と、歯車ポンプケーシング3に収納されてモータ5で回転する駆動歯車7及び従動歯車8と、歯車ポンプケーシング3に設けた風呂水給水口3C及び風呂水吐出口3Dを備え、駆動歯車7及び従動歯車8の回転によって、風呂水給水口3Cから歯車ポンプケーシング3内に風呂水を給水させると共に、風呂水吐出口3Dから歯車ポンプケーシング3内に給水された風呂水を吐出させる風呂水給水装置及びその風呂水給水装置を有する洗濯機により、えられる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、風呂水を所定の場所に給水する風呂水給水装置及び風呂水給水装置を具備してなる洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の風呂水給水装置としては、そのポンプと浴槽を連通する吸水ホース内の空気と呼び水をポンプランナー室内で攪拌して混合させた後、その混合させた呼び水及び空気をポンプランナー室外にて気水分離することで吸水ホース内の空気を排出させることにより、風呂水を洗濯槽内などの所定の場所に給水するようにしたものが知られている。そして、洗濯機としては、上記従来の風呂水給水装置を外枠のトップカバーの後側に設置するとともに、風呂水給水装置の呼び水を水道栓に連結された給水電磁弁からえることにより、風呂水を洗濯槽内に給水するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開2000−283082号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の風呂水給水装置は、呼び水口、吸込み室、ランナー室を形成する仕切板、気水分離室及び逆止弁などを必要とするものであり、複雑な構造であって部品点数も多く、生産性が悪かった。しかも、気水分離を効率よく行わせるためには、体積の大きい気水分離室が必要であり、風呂水給水装置のさらなる小形化が困難であった。
【0005】
さらに、上記従来の風呂水給水装置付きの洗濯機は、水道水を洗濯槽内に直接給水するために水道栓に連結される給水電磁弁と、自吸式風呂水給水装置に水道水を呼び水として給水するためにその給水電磁弁を開いて水道水を風呂水給水装置のポンプケーシング内に呼び水として給水するための呼び水給水機構を設けていた。そして、その呼び水給水機構は、水道法規上、水道栓と風呂水給水装置を直接連結することが禁止されているため、ポンプケーシングに設けた呼び水口に連結した呼び水用可撓ホースと、給水電磁弁からの水道水の一部を呼び水用可撓ホースに導くための案内壁部材と、給水電磁弁からの水道水を案内壁部材に衝突させるための水道水案内用可撓ホースを必要としていた。したがって、上記従来の風呂水給水装置付きの洗濯機では、構造が複雑であって部品点数も多く、しかも、呼び水用可撓ホースとポンプケーシングに設けた呼び水口とを接着剤を用いて取り付けるため、生産性が悪かった。また、呼び水用可撓ホースを短くするためには、給水電磁弁に近接させた位置に風呂水給水装置を設置する必要があり、外枠のトップカバーの後側に風呂水給水装置を自由に配置することができなかった。
【0006】
本発明の一つの目的は、上述した従来技術における実状からなされたもので、構造が簡単であって部品点数も少なく、小形化が容易な風呂水給水装置を提供することにある。
【0007】
本発明の他の目的は、上述した従来技術における実状からなされたもので、構造が簡単であって部品点数も少なく、設計自由度が向上する生産性の優れた風呂水給水装置付きの洗濯機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記一つの目的を達成するために、本発明は、モータケーシングと、このモータケーシングの一端面に離脱可能に、かつ、水密的に取り付けられた歯車ポンプケーシングと、前記モータケーシングに収納されたモータと、前記モータケーシングの他端面に離脱可能に取り付けられた蓋体と、前記モータの蓋体側端面に設置した端子部材と、前記歯車ポンプケーシングに収納され、かつ、前記モータの回転軸を回転させると回転する駆動歯車と、この駆動歯車に噛合いその駆動歯車を回転させると回転する従動歯車と、前記歯車ポンプケーシングに設けた風呂水給水口と、前記歯車ポンプケーシングに設けた風呂水吐出口を具備し、前記駆動歯車及び前記従動歯車の回転によって、前記風呂水給水口から前記歯車ポンプケーシング内に風呂水を給水させるとともに、前記風呂水吐出口から前記歯車ポンプケーシング内に給水された風呂水を吐出させる構成にしてある。
【0009】
かかる構成によれば、歯車ポンプケーシング内に駆動歯車と従動歯車を収納すればよく、呼び水口、吸込み室、ランナー室を形成する仕切板、気水分離室及び逆止弁が不要となるので、風呂水給水装置の小形化、構造の簡単化、部品点数の軽減化を図ることができる。
【0010】
上記他の目的を達成するために、本発明は、外枠と、この外枠内に収納された洗濯槽と、この洗濯槽内に水道水を直接給水するための給水電磁弁と、この給水電磁弁から流出してきた水道水を洗濯槽内に導く水道水案内部材と、風呂水を前記洗濯槽内に給水する風呂水給水装置とを少なくとも備え、前記外枠に設けたトップカバーに、前記給水電磁弁及び前記風呂水給水装置を配設した洗濯機において、前記風呂水給水装置を、モータケーシングと、このモータケーシングの一端面に離脱可能に、かつ、水密的に取り付けられた歯車ポンプケーシングと、前記モータケーシングに収納されたモータと、前記モータケーシングの他端面に離脱可能に取り付けられた蓋体と、この蓋体と前記モータとの間に設置した端子部材と、前記歯車ポンプケーシングに収納され、かつ、前記モータの回転軸を回転させると回転する駆動歯車と、この駆動歯車に噛合いその駆動歯車を回転させると回転する従動歯車と、前記歯車ポンプケーシングに設けた風呂水給水口と、前記歯車ポンプケーシングに設けた風呂水吐出口とから構成することにより、前記駆動歯車及び前記従動歯車の回転によって、前記風呂水給水口から前記歯車ポンプケーシング内に風呂水を給水させ、かつ、前記風呂水吐出口から前記歯車ポンプケーシング内に給水された風呂水を前記洗濯槽内に吐出させるようにしたものである。
【0011】
かかる構成によれば、水道水を風呂水給水装置の歯車ポンプケーシング内に呼び水として給水するための呼び水給水機構がなくても、風呂水を洗濯槽内に給水することができ、かつ、給水電磁弁とは無関係に、風呂水給水装置を外枠のトップカバーに配置することができるようになるので、構造の簡単化、部品点数の軽減化が図られ、しかも、外枠のトップカバーへの風呂水給水装置の配置に関する設計の自由度を向上させることが可能な風呂水給水装置付きの洗濯機を提案できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を、図1から図9に基づいて、説明する。図1から図9において、風呂水給水装置1は、成形性に優れたポリプロピレンなどの合成樹脂からなるモータケーシング2と、このモータケーシング2の一端面に離脱可能に、かつ、水密的に取り付けられて耐摩耗性に優れた合成樹脂からなる歯車ポンプケーシング3と、モータケーシング2の他端面に離脱可能に取り付けられたポリプロピレンなどの合成樹脂からなる蓋体4とを備えている。
【0013】
モータケーシング2は、図2に示すように、モータ5が収納される円筒状のモータ収納部2Aと、ウオータシール6が収納されるウオータシール収納部2Bと、モータケーシング2を歯車ポンプケーシング3に取り付けるためのモータケーシング取り付け用フランジ部2Cとからなっている。モータ収納部2A、ウオータシール収納部2B及びモータケーシング取り付け用フランジ部2Cは、一体に成形される。モータケーシング取り付け用フランジ部2Cは、長方形状になっている。ウオータシール6は、金属を埋設したゴムなどの弾性部材からなっている。モータケーシング2のモータ収納部2Aの左右側面2A−1、2A−2は、図5に示すように、平坦面としている。
【0014】
歯車ポンプケーシング3は、駆動歯車7及び従動歯車8が収納される楕円筒状の歯車収納部3Aと、歯車ポンプケーシング3をモータケーシング2に取り付けるための歯車ポンプケーシング取り付け用フランジ部3Bと、歯車収納部3Aに設けた円筒状の風呂水給水口3Cと、歯車収納部3Aに設けた円筒状の風呂水吐出口3Dとからなっている。歯車ポンプケーシング取り付け用フランジ部3Bは、モータケーシング取り付け用フランジ部2Cとほぼ同じ大きさの長方形状になっている。
【0015】
歯車収納部3A、歯車ポンプケーシング取り付け用フランジ部3B、風呂水給水口3C及び風呂水吐出口3Dは、一体成形される。風呂水給水口3Cの内径は、約20mmに、かつ、風呂水吐出口3Dの内径は、約10mmに、それぞれ設定されている。図1から図9の一実施例では、風呂水給水口3Cを歯車ポンプケーシング3の上面側に、かつ、風呂水吐出口3Dを歯車ポンプケーシング3の下面側に、それぞれ配置させて、風呂水給水口3Cと風呂水吐出口3Dを、駆動歯車7と従動歯車8の噛合い部分を挟んで対向させてある。
【0016】
風呂水給水装置1の全体形状は、モータケーシング2のモータ収納部2Aをモータ5の回転軸5Aの軸方向に横長の形状とし、かつ、歯車ポンプケーシング3をモータ5の回転軸5Aの軸方向に対して直角方向に横長の形状とすることで、略L字状としてある。
【0017】
モータケーシング2のモータ収納部2Aに収納されるモータ5は、整流子モータやブラシレスモータなどが採用されて、約5000〜8500回/分の回転数がえられるようにしてある。モータケーシング2の他端面側、すなわち、モータ収納部2Aの開放端側に取り付けられた蓋体4は、モータ収納部2Aに収納されるモータ5のスラスト方向(回転軸5Aの軸方向)の移動防止機能を有し、かつ、その蓋体4に一体形成された弾性係止爪4Aにより、モータ収納部2Aの開放端側にワンタッチで脱着できるように、取り付けられている。モータ収納部2Aの開放端側の外周には、弾性係止爪4Aが係止する係止部材2Dが形成されている。蓋体4に2個の弾性係止爪4Aを、かつ、モータケーシング2に2個の係止部材2Dを、図2や図3などに示すように、上下対称にそれぞれ設けられている。モータケーシング2のモータ収納部2Aの下面側には、水抜き穴2Eが設けられている。モータケーシング2のモータ収納部2Aの上面側には、蒸気抜き穴2Fが設けられている。
【0018】
モータ5の蓋体側端面には、そのモータ5を電源等に電気接続するための端子部材9が設けられている。蓋体4の端縁には、端子部材9をモータケーシング2の外方に突出させるための端子用切り欠き4Bが左右対称に設けられている。これにより、端子部材9は、図5において、モータケーシング2の左側側面からも外方に突出させることができる。モータ5は、その回転軸5Aをモータケーシング2のウオータシール収納部2B内を通り抜けて歯車ポンプケーシング3の歯車収納部3A内に延在させ、その延在部分に駆動歯車7を直接固定するようにしてある。歯車ポンプケーシング3の歯車収納部3A内には、回転軸5Aに固定された駆動歯車7と、この駆動歯車7に噛合う従動歯車8と、この従動歯車8を回転自在に支持する固定心棒10が設けられている。
【0019】
駆動歯車7及び従動歯車8は、駆動歯車7の回転軸心となるモータ5の回転軸5Aと従動歯車8の回転軸心となる固定心棒10が平行となるように、歯車ポンプケーシング3の歯車収納部3A内に配置されている。すなわち、モータ5の回転軸5Aの回転軸心と駆動歯車7の回転軸心と従動歯車8の回転軸心が平行となるようにしてある。固定心棒10は、歯車収納部3Aの内壁とモータケーシング取り付け用フランジ部2Cの内壁を利用して取り付けられている。歯車ポンプケーシング3の歯車収納部3A内に延在させたモータ5の回転軸5Aには、モータケーシング2の側壁と駆動歯車7の隙間及び駆動歯車7と歯車収納部3A内の側壁との隙間が一定に保持させるための駆動歯車用スラストワッシャ(間座)7Aが設けられている。固定心棒10には、モータケーシング2の側壁と従動歯車8の隙間及び従動歯車8と歯車収納部3A内の側壁との隙間が一定に保持させるための従動歯車用スラストワッシャ(間座)8Aが設けられている。
【0020】
楕円筒状の歯車収納部3Aの内壁と駆動歯車7の外周との間のクリアランス及び楕円筒状の歯車収納部3Aの内壁と従動歯車8の外周との間のクリアランスは、0.05mm程度に設定してある。駆動歯車7と従動歯車8は、耐磨耗性に優れた合成樹脂や硬質ゴムなどからなり、同じ大きさのものが用いられる。駆動歯車7及び従動歯車8は、歯数を16に、最大歯先円直径を31.505mmに、最大歯底円直径を23.625mmに、最大厚さを18.425mmに、それぞれ設定されている。モータケーシング2と歯車ポンプケーシング3は、モータケーシング取り付け用フランジ部2Cと歯車ポンプケーシング取り付け用フランジ部3Bを4本のねじ11で固定することにより、一体化させる。モータケーシング取り付け用フランジ部2Cと歯車ポンプケーシング取り付け用フランジ部3Bとの間には、その両者間の水密を保持するために、Oリングからなるシールパッキング12が挟持されている。
【0021】
風呂水給水口3Cの内周壁には、リング状段部3Eを設け、このリング状段部3Eにフイルター13が脱着自在に取り付けられる。フイルター13には、摘む部13Aが一体的に設けられている。風呂水給水口3Cの外周壁には、風呂水給水用可撓ホース(図示せず)を脱着可能に取り付けるための係止段部3Fと風呂水給水口3Cを所定の場所に支持するのに利用するための支持フランジ3Gが設けられている。風呂水吐出口3Dには、風呂水吐水用可撓ホース(図示せず)を脱着自在に取り付けることが可能である。蓋体4の裏面側には、モータ用防振パッキング14が設けられている。
【0022】
上記構成の風呂水給水装置1において、風呂水給水口3Cに取り付けた風呂水給水用可撓ホースの先端を浴槽の風呂水内に投入し、かつ、風呂水吐出口3Dに取り付けた風呂水吐水用可撓ホースを所定の場所にある水受け槽に投入した後、モータ5を正回転させると、モータ5の回転軸5Aに連結された駆動歯車7が正回転し、かつ、その駆動歯車7に噛合っている従動歯車8が逆回転することで、風呂水給水口3Cから歯車ポンプケーシング3の歯車収納部3A内に風呂水を給水させられるとともに、歯車ポンプケーシング3の歯車収納部3A内に給水された風呂水が風呂水吐出口3Dから吐出させられ、風呂水吐水用可撓ホースを介して所定の場所にある水受け槽に給水される。
【0023】
以上のように、風呂水給水装置1によれば、歯車ポンプケーシング3の歯車収納部3A内に駆動歯車7及び従動歯車8を収納するだけの単純な構造であって、呼び水口、吸込み室、ランナー室を形成する仕切板、気水分離室及び逆止弁が不要であり、かつ、歯車収納部3Aの大きさは駆動歯車7及び従動歯車8を収納するだけの大きさでよい。しかも、風呂水給水装置1によれば、呼び水を不要とするので、呼び水を風呂水給水装置1内に給水するための呼び水給水機構を設ける必要がない。したがって、風呂水給水装置1の小形化、構造の簡単化、部品点数の軽減化が、大幅に図られる。
【0024】
さらに、上記風呂水給水装置1によれば、モータ5の回転軸5Aの回転軸心と駆動歯車7の回転軸心と従動歯車8の回転軸心が平行となるように、歯車ポンプケーシング3の歯車収納部3A内に、駆動歯車7及び従動歯車8を配置することで、歯車ポンプケーシング3の歯車収納部3Aの厚さを薄くすることができ、しかも、モータ5の回転軸5Aを歯車収納部3A内に延在させ、その延在部分に駆動歯車7を直接固定するようにしたので、風呂水給水装置1におけるモータ5の回転軸5Aの軸方向の全体寸法を小さくすることができる。
【0025】
さらに、上記風呂水給水装置1によれば、モータケーシング2のモータ収納部2Aをモータ5の回転軸5Aの軸方向に横長の形状とし、かつ、歯車ポンプケーシング3をモータ5の回転軸5Aの軸方向に対して直角方向に横長の形状とすることで、風呂水給水装置1の全体形状がほぼL字状となり、歯車ポンプケーシング3の従動歯車8が収納されている部分からモータケーシング2の長手方向に沿って延びる空間(デットスペース)が形成されるので、この空間(デットスペース)を利用して、モータケーシング2のモータ収納部2Aから突出させた端子部材9とモータ5の電源等との電気接続作業を容易に行うことができ、便利である。また、従来の自吸式の風呂水給水装置では気水分離室内に流入した呼び水の水面が水平となるように設置する必要があり設置作業が面倒であるのに対して、上記風呂水給水装置1によれば、モータ5の回転軸5Aの回転軸心並びに駆動歯車7及び従動歯車8の回転軸心が水平なるように設置しなくてもよく、すなわち、風呂水給水装置1を傾けて設置してもよく、設置作業が簡便となる。また、破損等により、駆動歯車7若しくは従動歯車8を新しいものに交換する必要性が生じた場合には、4本のねじ11を取り除き、歯車ポンプケーシング取り付け用フランジ部3Bをモータケーシング取り付け用フランジ部2Cから取り外せば、図8に示すように、駆動歯車7及び従動歯車8が露出するので、駆動歯車7若しくは従動歯車8の交換作業を簡単に行うことができる。
【0026】
図10及び図11は、本発明の他実施例その1を示す。図10及び図11において、図1から図9と同一符号は同一内容を表している。本発明の他実施例その1では、歯車ポンプケーシング3の側壁下部から円筒状の風呂水吐出口15を歯車ポンプケーシング3の側壁前方に延在させるようにしたものである。風呂水給水装置1の設置場所から遠く離れた場所に水受け槽がある場合には、風呂水吐出口15に吐出用可撓ホース16を取り付けて、その吐出用可撓ホース16を介して水受け槽に風呂水を給水するようにしてもよい。また、本発明の一実施例の風呂水吐出口3Dを、L字状円筒体とすることにより、歯車ポンプケーシング3の側壁前方に延在させるようにすることも可能である。
【0027】
図12は、本発明の他実施例その2を示す。図12において、図1から図9と同一符号は同一内容を表している。本発明の他実施例その2は、モータケーシング2のモータ収納部2Aの下面外方に延在するように取り付け部材17を設け、その取り付け部材17の長さを、風呂水吐出口3に取り付けた吐出用可撓ホース16を潰すことなくモータ5の回転軸5Aの軸方向に引き出すことができる長さに設定してある。また、本発明の他実施例その2では、駆動歯車7を取り付けた回転伝達心棒18を、モータケーシング2のウオータシール収納部2B内に延在させて、その延在部分を径大円筒部18Aとし、その径大円筒部18A内に、モータケーシング2のウオータシール収納部2B内に延在させたモータ5の回転軸5Aを挿入固定することにより、モータ5の回転軸5Aに連結するようにしてある。また、本発明の他実施例その2において、モータケーシング2のモータ収納部2Aの下面外方に延在するように設けた取り付け部材17を、モータケーシング2の横長方向に対して直角方向に並設した一対の取り付け足とし、その一対の取り付け足間の間隙を、風呂水吐出口3に取り付けられる吐出用可撓ホース16の外径よりも大きく設定するようにしてもよい。また、モータケーシング2の下面外方に延在するように設けた取り付け部材17により、モータケーシング2及び前記歯車ポンプケーシング3を、作業台などの平面台19に立てかけることができるようにしてもよい。
【0028】
次に、上記一実施例の風呂水給水装置1を洗濯機に用いた一例を、図13〜図17に基づいて説明する。
【0029】
図13において、全自動洗濯機20は、外枠21と、この外枠21内に収納された洗濯槽22と、水道水を洗濯槽22内に直接給水するための給水電磁弁23と、この給水電磁弁23から流出してきた水道水を洗濯槽22内に導く水道水案内部材24と、洗濯槽22内の水を排出するための排水弁などからなる排出手段25とを備えている。外枠21の上面を覆う合成樹脂からなるトップカバー26の後部に形成した収納凹部26Aには、図14及び図15に示すように、上記一実施例の風呂水給水装置1、給水電磁弁23、イオンチェンジャー装置27が配設されている。給水電磁弁23の水道水流入口23Aには、水道栓に連結された水道水給水ホース(図示せず)が脱着自在に接続される。
【0030】
イオンチェンジャー装置27は、図15に示すように、塩収納容器27Aとイオン交換樹脂収納容器27Bとからなる。給水電磁弁23からの水道水中の金属イオンやカルシュウムイオンなどは、イオン交換樹脂収納容器27Bのイオン交換樹脂内を通して水道水案内部材24に導くことにより、取り除かれるようにしてある。イオン交換樹脂収納容器27Bで吸着された金属イオンやカルシュウムイオンなどは、塩収納容器27Aからの塩水を、イオン交換樹脂収納容器27B内のイオン交換樹脂内を通過させた後、その塩水を洗濯槽22に流入させることなく、外枠21に排出させることにより、取り除かれるようにしてある。
【0031】
水道水案内部材24は、図14及び図15に示すように、主シャワー給水部24Aと柔軟仕上げ剤用シャワー給水部24Bとからなる。給水電磁弁23とイオン交換樹脂収納容器27Bとは、主給水用第一接続管28により連結されている。イオン交換樹脂収納容器27Bと主シャワー給水部24Aとは、主給水用第二接続管29により連結されている。給水電磁弁23と柔軟仕上げ剤用シャワー給水部24Bとは、柔軟仕上げ剤用接続管30により連結されている。トップカバー26の収納凹部26Aにおける主シャワー給水部24A及び柔軟仕上げ剤用シャワー給水部24Bの下方に位置する部分には、給水開口26Dが形成されている。この給水開口26Dは、その給水開口26Dから落下してきた水道水が必ず洗濯槽22に直接落下するように、洗濯槽22の水平投影面積内に位置している。トップカバー26は、外枠21の上端にトップカバー固定用ボルト31を用いて固定される。トップカバー26の後部に形成した収納凹部26Aの内底には、風呂水給水装置1を載置するための風呂水給水装置用載置台部26Cが一体形成されている。トップカバー26の後部に形成された収納凹部26Aの上面には、その収納凹部26A全体を覆う合成樹脂からなる収納カバー32が固定されている。
【0032】
風呂水給水装置用取り付け手段33は、風呂水給水装置1を風呂水給水装置用載置台部26Cに取り付けるためのものである。風呂水給水装置用第一防振パッキング34は、風呂水給水装置用載置台部26Cと歯車ポンプケーシング3の歯車収納部3Aとの間に挟持される。風呂水給水装置用第二防振パッキング35は、図16に示すように、風呂水給水装置用載置台部26Cとモータケーシング2の他端面に取り付けた蓋体4との間に挟持される。風呂水給水装置用第三防振パッキング36は、支持フランジ3Gと収納カバー32との間に挟持される。風呂水給水装置1が風呂水給水装置用載置台部26Cに取り付けられた状態では、歯車ポンプケーシング3の風呂水吐出口3Dから落下した風呂水が、トップカバー26の収納凹部26Aに形成した風呂水用落下開口26Eから、風呂水吐水用可撓ホースなしに、洗濯槽22内に直接落下するようにしてある。風呂水給水装置1は、図14に示すように、トップカバー26の収納凹部26Aの長手方向と風呂水給水装置1の長手方向が一致するように、風呂水給水装置用載置台部26Cに配置されている。
【0033】
風呂水給水装置用取り付け手段33は、図17に示すように、略逆U字状の合成樹脂からなる取り付けバンド33Aと、トップカバー26の収納凹部26Aの内底に形成した一対の取り付け係合脚33Bとからなっている。取り付けバンド33Aは、モータケーシング2におけるモータ収納部2Aの左右側面2A−1、2A−2の平坦面にぴったり嵌るようにしてある。風呂水給水装置用載置台部26C上に風呂水給水装置1を載置した後、その風呂水給水装置1のモータ収納部2Aの上からそのモータ収納部2Aの左右側面2A−1、2A−2に取り付けバンド33Aを圧入し、その後、取り付けバンド33Aの下端に形成させた凹部33A−1に、係合脚33Bの先端に形成させた係合爪部33B−1を係合させることにより、風呂水給水装置1が風呂水給水装置用載置台部26C上に堅牢に固定される。風呂水給水装置1を風呂水給水装置用載置台部26Cから外したい場合には、取り付けバンド33Aの下端を弾性変形させて、取り付けバンド33Aと係合脚33Bとの係合を解除すれば、簡単に、風呂水給水装置1を風呂水給水装置用載置台部26Cから取り除くことができる。
【0034】
上記構成の全自動洗濯機20を使用するには、始めに、給水電磁弁23の水道水流入口23Aに水道栓に連結された水道水給水ホース(図示せず)を接続し、かつ、風呂水給水装置1の風呂水給水口3Cに風呂水給水ホース(図示せず)を接続する。次に、風呂水給水装置1を作動させて駆動歯車7及び従動歯車8を回転させると、風呂水給水ホース―風呂水給水口3C―歯車ポンプケーシング3の歯車収納部3A内―風呂水吐出口3Dを経由して、トップカバー26の風呂水用落下開口26Eから洗濯槽22内に風呂水が給水される。この場合、風呂水は、給水電磁弁23を作動させなくとも、風呂水が洗濯槽22内に給水される。
【0035】
次に、水道水を洗濯槽22内に給水するには、給水電磁弁23を開くと、主給水用第一接続管28―イオン交換樹脂収納容器27B―主給水用第二接続管29―主シャワー給水部24Aを経由して、トップカバー26の収納凹部26Aの給水開口26Dから洗濯槽22内に水道水がシャワー状に給水される。柔軟仕上げ剤を使用する時は、給水電磁弁23を開き、柔軟仕上げ剤用接続管30により柔軟仕上げ剤用シャワー給水部24Bに水道水を導き、その水道水で溶かした柔軟仕上げ剤を柔軟仕上げ剤用シャワー給水部24Bより落下させてトップカバー26の収納凹部26Aの給水開口26Dから洗濯槽22内に流下させる。この場合、水道水は、風呂水給水装置1を作動させなくとも、水道水が洗濯槽22内に給水される。
【0036】
次に、給水電磁弁23と風呂水給水装置1を一緒に作動させると、水道水が主シャワー給水部24Aから洗濯槽22内に、かつ、風呂水が風呂水吐出口3Dから洗濯槽22内に、それぞれ別々に給水させることができる。
【0037】
上記構成の全自動洗濯機20では、風呂水吐水用可撓ホースや水道水案内用可撓ホースなどの呼び水給水機構なしに、風呂水を直接洗濯槽22内に給水させることができ、構造が簡略化され、かつ、風呂水吐水用可撓ホースや水道水案内用可撓ホースなどの接着剤による取り付け作業を省くことができる。また、給水電磁弁23を閉じておいても、風呂水を直接洗濯槽22内に給水させることができるので、風呂水のみによる洗濯が可能である。
【0038】
さらに、顧客の好みにより、風呂水吐出口3Dから洗濯槽22内に風呂水を直接落下させずに、風呂水をシャワー状にして、洗濯槽22内に給水させるようにしたい場合には、図15に一点鎖線に示すように、シャワー用可撓ホース38を、風呂水吐出口3Dと主シャワー給水部24Aに接続すればよい。
【0039】
図18〜図20は、全自動洗濯機20の変形例を示し、図14〜図16と同一符号は同一内容を表している。図18〜図20の変形例は、風呂水給水装置1を、トップカバー26の収納凹部26Aの長手方向と直角する方向に、風呂水給水装置1の長手方向が、一致するように配置し、しかも、その配置が可能なように、図14〜図17の風呂水給水装置用載置台部26Cに変えて、風呂水給水装置用載置台部37が収納凹部26Aの内底に一体形成してある。この変形例によれば、歯車ポンプケーシング3の風呂水吐出口3Dを洗濯槽22側に位置させることができるので、風呂水吐水用可撓ホースなしに、風呂水吐出口3Dから洗濯槽22内に風呂水を直接落下させることが容易となる。
【0040】
上記風呂水給水装置1によれば、トップカバー26の後部に形成された収納凹部26Aの水平投影面積が従来の全自動洗濯機と同一であっても、その収納凹部26Aの長手方向と風呂水給水装置1の長手方向が一致する(図14参照)ように、あるいは収納凹部26Aの長手方向に対して直角方向に風呂水給水装置1の長手方向が延びる(図18参照)ように、その風呂水給水装置1を収納凹部26Aに設置することができるので、風呂水給水装置1の配置の自由度を向上させることを可能にする全自動洗濯機20を出現させることができる。また、全自動洗濯機20の高さが1m以上であっても、その全自動洗濯機20のトップカバー26の収納凹部26Aに設置させた上記風呂水給水装置1により、風呂槽内の風呂水を洗濯槽22内に給水することができることが、種々実験した結果、初めて確認できた。
【0041】
以上のように、上記全自動洗濯機20によれば、水道水を風呂水給水装置1の歯車ポンプケーシング3内に呼び水として給水するための呼び水給水機構がなくても、風呂水を洗濯槽22内に給水することができ、かつ、給水電磁弁23とは無関係に、風呂水給水装置1を外枠21のトップカバー26に配置することができるようになるので、構造の簡単化及び部品点数の軽減化並びに接着剤による部品の取り付け作業の軽減化を図ることができ、しかも、外枠21のトップカバー26への風呂水給水装置1の配置に関する設計の自由度を向上させることができる。なお、上記説明の風呂水給水装置1を用いた洗濯機例は、全自動洗濯機20であるが、これに限定されるものではない。上記風呂水給水装置1を、二槽式洗濯機や洗濯乾燥機等に用いることが可能である。
【0042】
【発明の効果】
本願の請求項1〜3に係る発明によれば、呼び水口、吸込み室、ランナー室を形成する仕切板、気水分離室及び逆止弁が不要となるので、構造が簡単であって部品点数も少なく、小形化が容易な風呂水給水装置がえられる。
【0043】
本願の請求項4に係る発明によれば、呼び水給水機構が不要となり、給水電磁弁とは無関係に、風呂水給水装置を外枠のトップカバーに配置することができるので、構造が簡単であって部品点数も少なく、設計自由度が向上する生産性に優れた風呂水給水装置付きの洗濯機がえられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、風呂水給水装置の、一部を破断してなる正面図である。
【図2】図1のA―A断面図である。
【図3】図1の矢印P1視図である。
【図4】図1のB―B断面図である。
【図5】図3の矢印P2視図である。
【図6】図3の矢印P3視図である。
【図7】本発明の一実施例を示す、風呂水給水装置の外観全体斜視図である。
【図8】本発明の一実施例を示す、歯車ポンプケーシングを取り外した状態における風呂水給水装置の外観斜視図である。
【図9】本発明の一実施例を示す、歯車ポンプケーシングの要部を破断した状態における風呂水給水装置の外観斜視図である。
【図10】本発明の他実施例その1を示す、風呂水給水装置の正面図である。
【図11】本発明の他実施例その1を示す、風呂水給水装置の側面図である。
【図12】本発明の他実施例その2を示す、風呂水給水装置の要部縦断面図である。
【図13】本発明の風呂水給水装置を採用した洗濯機の外観全体斜視図である。
【図14】本発明の風呂水給水装置を採用した洗濯機の一実施例を示し、収納カバーを取り除いた状態のトップカバーにおける収納凹部部分の上面図である。
【図15】本発明の風呂水給水装置を採用した洗濯機の一実施例を示し、収納カバーを取り除いた状態のトップカバーにおける収納凹部部分の要部縦断面図である。
【図16】本発明の風呂水給水装置を採用した洗濯機の一実施例を示し、収納カバーを取り付けた状態のトップカバーにおける収納凹部部分の風呂水給水装置用載置台部部分の要部縦断面図である。
【図17】本発明の風呂水給水装置を採用した洗濯機の一実施例を示し、風呂水給水装置用取り付け手段と風呂水給水装置用載置台部の関係を説明する斜視図である。
【図18】本発明の風呂水給水装置を採用した洗濯機の他実施例を示し、収納カバーを取り除いた状態のトップカバーにおける収納凹部部分の上面図である。
【図19】本発明の風呂水給水装置を採用した洗濯機の他実施例を示し、収納カバーを取り除いた状態のトップカバーにおける収納凹部部分の要部縦断面図である。
【図20】本発明の風呂水給水装置を採用した洗濯機の他実施例を示し、収納カバーを取り付けた状態のトップカバーにおける収納凹部の風呂水給水装置用載置台部部分の要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 風呂水給水装置
2 モータケーシング
2A モータ収納部
2A−1 モータ収納部の左側面
2A−2 モータ収納部の右側面
2B ウオータシール収納部
2C モータケーシング取り付け用フランジ部
2D 係止部材
2E 水抜き穴
2F 蒸気抜き穴
3 歯車ポンプケーシング
3A 歯車収納部
3B 歯車ポンプケーシング取り付け用フランジ部
3C 風呂水給水口
3D 風呂水吐出口
3E リング状段部
3F 係止段部
3G 支持フランジ
4 蓋体
4A 弾性係止爪
4B 端子用切り欠き
5 モータ
5A 回転軸
6 ウオータシール
7 駆動歯車
7A 駆動歯車用スラストワッシャ
8 従動歯車
8A 従動歯車用スラストワッシャ
9 端子部材
10 固定心棒
11 ねじ
12 シールパッキング
13 フイルター
13A 摘む部
14 モータ用防振パッキング
15 風呂水吐出口
16 吐出用可撓ホース
17 取り付け部材
18 回転伝達心棒
18A 径大円筒部
19 平面台
20 全自動洗濯機
21 外枠
22 洗濯槽
23 給水電磁弁
23A 水道水流入口
24 水道水案内部材
24A 主シャワー給水部
24B 柔軟仕上げ剤用シャワー給水部
25 排出手段
26 トップカバー
26A 収納凹部
26B トップカバー用水抜き穴
26C 風呂水給水装置用載置台部
26D 給水開口
26E 風呂水用落下開口
27 イオンチェンジャー装置
27A 塩収納容器
27B イオン交換樹脂収納容器
28 主給水用第一接続管
29 主給水用第二接続管
30 柔軟仕上げ剤用接続管
31 トップカバー固定用ボルト
32 収納カバー
33 風呂水給水装置用取り付け手段
33A 取り付けバンド
33A−1 取り付けバンドの凹部
33B 取り付け係合脚
33B−1 取り付け係合脚の係合爪部
34 風呂水給水装置用第一防振パッキング
35 風呂水給水装置用第二防振パッキング
36 風呂水給水装置用第三防振パッキング
37 風呂水給水装置用載置台部
38 シャワー用可撓ホース

Claims (4)

  1. モータケーシングと、このモータケーシングの一端面に離脱可能に、かつ、水密的に取り付けられた歯車ポンプケーシングと、前記モータケーシングに収納されたモータと、前記モータケーシングの他端面に離脱可能に取り付けられた蓋体と、前記モータの蓋体側端面に設置した端子部材と、前記歯車ポンプケーシングに収納され、かつ、前記モータの回転軸を回転させると回転する駆動歯車と、この駆動歯車に噛合いその駆動歯車を回転させると回転する従動歯車と、前記歯車ポンプケーシングに設けた風呂水給水口と、前記歯車ポンプケーシングに設けた風呂水吐出口を具備し、前記駆動歯車及び前記従動歯車の回転によって、前記風呂水給水口から前記歯車ポンプケーシング内に風呂水を給水させるとともに、前記風呂水吐出口から前記歯車ポンプケーシング内に給水された風呂水を吐出させることを特徴とする風呂水給水装置。
  2. 前記モータケーシングは、そのモータケーシングに収納されたモータの回転軸の軸方向に横長の形状とし、かつ、前記歯車ポンプケーシングは、前記回転軸の軸方向に対して直角方向に横長の形状とするとともに、前記歯車ポンプケーシングの上面側に前記風呂水給水口を、かつ、前記歯車ポンプケーシングの下面側に前記風呂水吐出口をそれぞれ配置したことを特徴とする請求項1記載の風呂水給水装置。
  3. 前記モータの回転軸の回転軸心と前記駆動歯車の回転軸心と前記従動歯車の回転軸心が平行となるように、歯車ポンプケーシングの歯車収納部内に、前記駆動歯車及び前記従動歯車を配置したことを特徴とする請求項2記載の風呂水給水装置。
  4. 外枠と、この外枠内に収納された洗濯槽と、この洗濯槽内に水道水を直接給水するための給水電磁弁と、この給水電磁弁から流出してきた水道水を洗濯槽内に導く水道水案内部材と、風呂水を前記洗濯槽内に給水する風呂水給水装置とを少なくとも備え、前記外枠に設けたトップカバーに、前記給水電磁弁及び前記風呂水給水装置を配設した風呂水給水装置付き洗濯機において、
    前記風呂水給水装置を、モータケーシングと、このモータケーシングの一端面に離脱可能に、かつ、水密的に取り付けられた歯車ポンプケーシングと、前記モータケーシングに収納されたモータと、前記モータケーシングの他端面に離脱可能に取り付けられた蓋体と、この蓋体と前記モータとの間に設置した端子部材と、前記歯車ポンプケーシングに収納され、かつ、前記モータの回転軸を回転させると回転する駆動歯車と、この駆動歯車に噛合いその駆動歯車を回転させると回転する従動歯車と、前記歯車ポンプケーシングに設けた風呂水給水口と、前記歯車ポンプケーシングに設けた風呂水吐出口とから構成することにより、前記駆動歯車及び前記従動歯車の回転によって、前記風呂水給水口から前記歯車ポンプケーシング内に風呂水を給水させ、かつ、前記風呂水吐出口から前記歯車ポンプケーシング内に給水された風呂水を前記洗濯槽内に吐出させてなることを特徴とする風呂水給水装置付き洗濯機。
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