JP2006144596A - 燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小さな開口部から燃料タンク内にポンプモジュールを設置できる燃料供給装置を提供する。
【解決手段】 蓋部材12は、燃料タンク1の底壁に形成された開口部1aを覆っている。蓋部材12の外周縁14に接し蓋部材12と直交する仮想平面200に対して、ポンプモジュール30の一部は蓋部材12の外側に突出している。外周縁14において仮想平面200と接している蓋部材12の一端部202を中心として、蓋部材12の中央部を挟んで一端部202と反対側に位置し、蓋部材12が開口部1aを覆ったときに開口部1aの周囲に対応する蓋部材12の他端部204が蓋部材12の燃料タンク内側に回転するときに、他端部204が描く軌跡210の内周側にポンプモジュール30の残部は設置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、燃料タンク内にポンプモジュールを設置し、燃料タンク内の燃料を燃料タンク外に供給する燃料供給装置に関する。
燃料タンクの開口部から燃料タンク内にポンプモジュールを設置し、蓋部材で燃料タンクの開口部を覆うことにより燃料タンクに燃料供給装置を取り付ける燃料供給装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−106440号公報
しかしながら、燃料タンク内に設置されるポンプモジュールは、燃料ポンプを含め、種々の部品で構成されているので、このようなポンプモジュールを開口部から燃料タンク内に設置するために、開口部が大きくなることがある。
開口部が大きくなると、燃料の漏れを防止するために燃料タンクの開口部と蓋部材との間をシールするシール長が長くなるので、シール性の向上が困難である。また、燃料供給装置の搭載位置、燃料タンクの大きさ、あるいは燃料タンクの形状の制約から、燃料タンクに大きな開口部を形成できない場合に、開口部から燃料タンク内にポンプモジュールを設置することが困難になる。また、開口部が大きくなると、燃料タンクの強度が低下するという問題がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、小さな開口部から燃料タンク内にポンプモジュールを設置できる燃料供給装置を提供することを目的とする。
請求項1から4記載の発明によると、蓋部材の外周部の一端部から蓋部材の外側にポンプモジュールの一部が突出している構成において、蓋部材の一端部を中心として、蓋部材の一端部とは蓋部材の中央部を挟んで反対側に位置する蓋部材の外周部の他端部が回転するときに描く軌跡の内周側にポンプモジュールの残部は設置されている。
この構成によれば、蓋部材の外周部の一端部から蓋部材の外側に突出しているポンプモジュールの一部を先に燃料タンクの開口部から燃料タンク内に挿入し、それから蓋部材の外周部の一端部を中心として蓋部材の燃料タンク内側、すなわち蓋部材が開口部を覆う方向に蓋部材を回転しても、ポンプモジュールの残部を燃料タンクと接触せずに開口部から燃料タンク内に挿入できる。それ故、蓋部材の外周部の一端部から蓋部材の外側に突出しているポンプモジュールの一部を挿入できる大きさの開口部を燃料タンクに形成すれば、ポンプモジュール全体を燃料タンク内に挿入できる。したがって、燃料タンク内にポンプモジュールを挿入する開口部の大きさを小さくすることができる。
これにより、開口部と蓋部材とのシール長が短くなるので、シール性が向上する。また、小さな開口部しか形成できない燃料タンクであっても、その開口部から燃料タンク内にポンプモジュールを設置できる。また、開口部が小さくなることにより、燃料タンクの強度が増加する。
請求項2記載の発明では、燃料ポンプは蓋部材に沿って横置きされているので、蓋部材の外周部の一端部から蓋部材の外側に突出するポンプモジュールの部品量が増加する。これに対し、ポンプモジュールのうち、蓋部材の外周部の一端部から蓋部材の外側に突出しているポンプモジュールの一部を除くポンプモジュールの残部の部品量が減少し、かつ蓋部材と燃料ポンプとが近づくので、蓋部材から蓋部材の燃料タンク内側に突出するポンプモジュールの残部の高さが低くなる。これにより、開口部および蓋部材を小さくしても、蓋部材の外側に突出しているポンプモジュールの一部を開口部から燃料タンク内に挿入してから、蓋部材を回転させながらポンプモジュールの残部を開口部から燃料タンク内に挿入するときに、ポンプモジュールの残部が燃料タンクに接触することを防止できる。したがって、燃料タンクに形成する開口部を小さくすることができる。
請求項3記載の発明では、請求項2記載の発明において、蓋部材に沿って横置きされている燃料ポンプとサクションフィルタとは互いの長手方向に直列に設置されているので、燃料ポンプおよびサクションフィルタの長手方向に沿ってポンプモジュールを開口部から挿入することにより、小さな開口部からポンプモジュールを燃料タンク内に挿入できる。
請求項4記載の発明では、サクションフィルタの幅は蓋部材の幅よりも大きいので、サクションフィルタのフィルタ面積が増加し、フィルタの寿命が延びる。また、扁平なサクションフィルタの場合、サクションフィルタの幅に合わせて開口部全体を大きくする必要はなく、燃料タンクの開口部および蓋部材の形状を扁平にすることにより、フィルタ面積の大きいサクションフィルタであっても、開口部の大きさを極力小さくすることができる。
請求項5および6記載の発明では、燃料ポンプとサクションフィルタとは長手方向に直列に設置されているので、燃料ポンプおよびサクションフィルタの長手方向に沿ってポンプモジュールを開口部から挿入することにより、小さな開口部から燃料タンク内にポンプモジュールを挿入できる。
請求項6記載の発明では、請求項5記載の発明において、燃料ポンプは蓋部材に沿って横置きされているので、蓋部材の外側に突出するポンプモジュールの部品量が増加する。これに対し、蓋部材の外側に突出しているポンプモジュールの一部を除くポンプモジュールの残部の部品量が減少し、かつ蓋部材と燃料ポンプとが近づくので、蓋部材から蓋部材の燃料タンク内側に突出するポンプモジュールの残部の高さが低くなる。これにより、開口部および蓋部材を小さくしても、蓋部材の外側に突出しているポンプモジュールの一部を開口部から燃料タンク内に挿入してから、蓋部材を回転させながらポンプモジュールの残部を開口部から燃料タンク内に挿入するときに、ポンプモジュールの残部が燃料タンクに接触することを防止できる。したがって、燃料タンクに形成する開口部を小さくすることができる。
請求項7記載の発明では、請求項1から6記載の発明を自動二輪車の燃料タンクの底壁に取り付ける燃料供給装置に適用するので、燃料タンクに大きな開口部を形成することの困難な自動二輪車であっても、燃料タンクの底壁に燃料供給装置を取り付けることができる。特に、自動二輪車の鞍型燃料タンクのように、底壁の面積が小さい燃料タンクに好適である。
以下、本発明の複数の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料供給装置を図1に示す。燃料供給装置10は、自動二輪車の燃料タンク1の底壁に取り付けられる。本実施形態では、燃料タンク1は鞍型の燃料タンクである。
燃料供給装置10は、蓋部材12およびポンプモジュール30からなる。蓋部材12は、ポリアセタールまたはポリフェニレンサルファイド(PPS)で小判状に形成され、燃料タンク1の底壁に形成された開口部1aを覆っている。蓋部材12には、吐出管16、コネクタ18、駆動回路20、燃料通路部22等が一体に樹脂成形されている。
吐出管16は、燃料ポンプ32が吐出する燃料を燃料タンク1の外部に供給する。コネクタ18は、燃料ポンプ32およびセンダゲージ40とリード線38により電気的に接続している。駆動回路20は、燃料ポンプ32に供給する駆動電流を制御している。燃料通路部22は、蓋部材12から燃料タンク1の内側に向けて突出して設けられており、燃料ポンプ32の吐出口と接続し、燃料ポンプ32が吐出する燃料を吐出管16に導いている。
ポンプモジュール30は、燃料ポンプ32、サクションフィルタ34、センダゲージ40、アーム42およびフロート44等を有している。燃料ポンプ32は、モータ部にブラシレスモータを採用しており、蓋部材12に沿って横置きに設置されている。燃料ポンプ32の吐出口が燃料通路部22と結合し、蓋部材12とスナップフィットして結合しているサクションフィルタ34と燃料ポンプ32の吸入口が結合することにより、燃料ポンプ32は蓋部材12に支持され、燃料タンク1内に搭載される。
サクションフィルタ34は、燃料ポンプ32が横置きされている方向とほぼ同じ方向に互いの長手方向を合わせ燃料ポンプ32と直列に設置されている。そしてサクションフィルタ34は、蓋部材12に沿って蓋部材12の外側に延びている。図1の(B)に示すように、燃料タンク内側から見たとき、仮想平面200に沿ったサクションフィルタ34の幅は、蓋部材12の幅よりも小さい。
センダゲージ40は、アーム42によりフロート44と接続しており、燃料タンク1内の燃料残量に応じて上下するフロート44の位置を燃料残量信号として出力する。燃料タンク1に燃料供給装置10を取り付ける状態で、サクションフィルタ34およびアーム42は、蓋部材12に沿って燃料ポンプ32が横置きされている方向とほぼ同じ方向に沿って、蓋部材12の外側に延びている。
ところで、蓋部材12の外周縁14に接し蓋部材12と直交する仮想平面200に対して、燃料ポンプ32およびセンダゲージ40の両部品の一部、サクションフィルタ34、アーム42、フロート44は蓋部材12の外側に突出している。また、外周縁14において仮想平面200と接している蓋部材12の一端部202を中心として、蓋部材12の中央部を挟んで一端部202と反対側に位置し、蓋部材12が開口部1aを覆ったときに開口部1aの周囲に対応する蓋部材12の他端部204が蓋部材12の燃料タンク内側、つまり蓋部材12が開口部1aを覆う方向に回転するときに、他端部204が描く軌跡210の内周側に、燃料ポンプ32およびセンダゲージ40の両部品の残部、燃料通路部22、リード線38は設置されている。
ここで、外周縁14は、特許請求の範囲における「蓋部材の外周部」に相当する。また、一端部202、他端部204は、それぞれ特許請求の範囲における「蓋部材の外周部の一端部」、「蓋部材の外周部の他端部」に相当する。また、燃料ポンプ32およびセンダゲージ40の両部品の一部、サクションフィルタ34、アーム42、フロート44は、特許請求の範囲における「ポンプモジュールの一部」に相当する。また、燃料ポンプ32およびセンダゲージ40の両部品の残部、燃料通路部22、リード線38は、特許請求の範囲に記載した「ポンプモジュールの残部」に相当する。
次に、燃料タンク1に燃料供給装置10を取り付ける工程を図2から図4に基づいて説明する。図2から図4では、燃料タンクン1の底を上方にしている。また、燃料タンク1の開口部1aは、鞍型に分かれた燃料タンク1の一方の底壁に形成されている。
(1)図2に示すように、蓋部材12に沿った方向に、燃料ポンプ32、サクションフィルタ34およびアーム42を開口部1aから燃料タンク1内に挿入する。このとき、フロート44の長手方向を開口部1aの長手方向に合わせて開口部1aからフロート44を挿入する。
(2)図2の(B)に示すように燃料タンク1内にフロート44が完全に挿入されると、図2の(B)から図3の(A)に示すように燃料供給装置10を90°回転し、図1において仮想平面200から蓋部材12の外側に突出しているポンプモジュール30の一部を燃料タンク1内に挿入する。
(3)次に、図3の(B)に示すように、蓋部材12の一端部202を中心として、蓋部材12を蓋部材12の燃料タンク内側、つまり蓋部材12が開口部1aを覆う方向に回転する。このとき、前述したように、蓋部材12の他端部204の軌跡210の内周側にポンプモジュール30の残部が設置されているので、ポンプモジュール30の残部は、燃料タンク1と接触することなく、図4に示すように燃料タンク1内に挿入される。
第1実施形態では、蓋部材12に沿って燃料ポンプ32を横置きし、燃料ポンプ32とサクションフィルタ34とを互いの長手方向を蓋部材12に沿わせて直列に設置したので、仮想平面200から蓋部材12の外側に突出するポンプモジュール30の部品量が増加する。これに対し、蓋部材12から蓋部材12の燃料タンク内側に突出するポンプモジュール30の部品量が減少し、かつ蓋部材12に燃料ポンプ32が近づくので、蓋部材12から燃料タンク1内に突出するポンプモジュール30の高さが低くなる。これにより、仮想平面200から蓋部材12の外側に突出しているポンプモジュール30の一部を燃料タンク1の開口部1aから挿入し、その後、蓋部材12の一端部202を中心にして開口部1aを覆う方向に蓋部材12を回転するときに、燃料タンク1にポンプモジュール30の残部が接触することなく、小さな開口部1aからポンプモジュール30全体を燃料タンク1内に挿入できる。
さらに第1実施形態では、燃料ポンプ32とサクションフィルタ34とを互いの長手方向に沿って直列に設置したので、ポンプモジュール30を挿入する開口部1aをさらに小さくすることができる。したがって、自動二輪車の特に鞍型の燃料タンク1のように、底壁に小さい開口部しか形成できない燃料タンク1であっても、開口部1aから燃料タンク1内にポンプモジュール30を設置できる。また、燃料タンク1の開口部1aと蓋部材12とのシール長が短くなるので、シール性が向上する。また、自動二輪車のように燃料タンクが小さく燃料タンクに大きな開口部を形成することが困難であっても、小さな開口部1aからポンプモジュール30を燃料タンク1内に挿入し、燃料タンク1に燃料供給装置10を設置できる。また、開口部1aが小さくなることにより、燃料タンク1の強度が向上する。そして、燃料タンク1の強度が向上するので、燃料タンク1の強度を補強する部材量が減少する。したがって、同一体格の燃料タンクであれば、燃料タンクの有効容量が増加する。また、開口部1aが小さくなることにより開口部1aを覆う蓋部材12が小さくなるので、蓋部材12の製造コストが低下する。
(第2、第3、第4実施形態)
本発明の第2実施形態を図5に示し、第3実施形態を図6に示し、第4実施形態を図7に示す。尚、第1実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。また、図5および図6では、便宜上、仮想平面200の位置を直線で表している。また、図5および図6では、ポンプモジュールと蓋部材のコネクタ側とを電気的に接続するリード線を省略している。
図5に示す第2実施形態の燃料供給装置50では、燃料ポンプ32およびサクションフィルタ34は、コ字状の配管62により蓋部材52に沿って並列に設置されている。そして、ポンプモジュール60を構成する部品のうち、燃料ポンプ32、サクションフィルタ34およびセンダゲージ40の各部品の一部、ならびにアーム42およびフロート44が蓋部材52の外周縁54と接する仮想平面200から蓋部材52の外側に突出している。そして、仮想平面200と外周縁54が接している蓋部材52の一端部202に対して蓋部材52の中央部を挟んで反対側に位置し、蓋部材52が燃料タンクの開口部を覆うときに開口部の外周に対応する他端部204が一端部202を中心として回転するときに、他端部204が描く軌跡210の内周側に、ポンプモジュール60の残部は設置されている。第2実施形態では、外周縁54は、特許請求の範囲における「蓋部材の外周部」に相当する。
図6に示す第3実施形態の燃料供給装置70では、燃料ポンプ32は蓋部材72に対して直交する方向に縦置きされている。ポンプモジュール80を構成する部品のうち、ポンプモジュール80の一部であるサクションフィルタ34が、蓋部材72の外周縁74と接する仮想平面200から蓋部材72の外側に突出している。そして、外周縁74が仮想平面200と接している蓋部材72の一端部202に対して蓋部材72の中央部を挟んで反対側に位置し、蓋部材72が燃料タンクの開口部を覆うときに開口部の外周に対応する蓋部材72の他端部204が一端部202を中心として回転するときに、他端部204が描く軌跡210の内周側に、ポンプモジュール80の残部である燃料ポンプ32および蛇腹管82は設置されている。第3実施形態では、外周縁74は、特許請求の範囲における「蓋部材の外周部」に相当する。
第3実施形態では、燃料供給装置70にセンダゲージを設置しておらず、燃料供給装置70と別に設置した他の液量計で燃料タンクの燃料残量を検出する。
図7に示す第4実施形態の燃料供給装置90では、図7に示すように燃料タンク内側から見たとき、ポンプモジュール100を構成するサクションフィルタ102の幅は、蓋部材12の幅およびフロート44の長手方向の長さよりも大きい。この構成において、サクションフィルタ102の幅方向を燃料タンクの開口部の長手方向に合わせれば、燃料タンクの開口部の大きさを極力小さくして、サクションフィルタ102を燃料タンク内に挿入できる。また第4実施形態では、サクションフィルタ102の幅が大きくなり、フィルタ面積が増加することにより、サクションフィルタ102の寿命が延びる。
第4実施形態では、サクションフィルタ102の幅以外の構成は、第1実施形態と実質的に同一である。
第2、第3、第4実施形態においても、蓋部材52、72、12の他端部204が一端部202を中心としてポンプモジュール側に回転するときに描く軌跡210の内周側に、仮想平面200から蓋部材52、72、12の外側に突出している部分を除くポンプモジュール60、80、100の残部が設置されている。この構成によれば、ポンプモジュールのうち、仮想平面200から蓋部材52、72、12の外側に突出している部分をまず開口部から燃料タンク内に挿入し、その後、一端部202を中心として開口部を覆う方向に蓋部材を回転することにより、小さな開口部からポンプモジュールを燃料タンク内に挿入できる。このように燃料タンクの開口部の大きさが小さくなることにより、燃料タンクの開口部と蓋部材とのシール長が短くなり、シールが容易になる。また、自動二輪車のように燃料タンクが小さく燃料タンクに大きな開口部を形成することが困難であっても、小さな開口部からポンプモジュールを燃料タンク内に挿入し、燃料タンクに燃料供給装置を設置できる。また、開口部が小さくなることにより、燃料タンクの強度が向上する。
(他の実施形態)
第1実施形態では、蓋部材12に沿って燃料ポンプ32を横置きし、燃料ポンプ32とサクションフィルタ34とを互いの長手方向を蓋部材12に沿わせて直列に設置したが、蓋部材に対して直交、または斜めに交差させて、燃料ポンプ32およびサクションフィルタ34を互いの長手方向に直列に設置してもよい。このように構成することにより、燃料ポンプ32およびサクションフィルタ34を長手方向に沿って燃料タンクの開口部から挿入することにより、小さな開口部からポンプモジュールを燃料タンク内に挿入できる。
上記複数の実施形態では、燃料タンク内にポンプモジュールを設置するときに蓋部材の外周部の一端部として蓋部材の外周縁の一端部202を中心として蓋部材を回転した。これに対し、蓋部材およびポンプモジュールの形状等によっては、例えば燃料タンクの開口部を覆ったときに開口部の周囲に対応する蓋部材の箇所のうち、ポンプモジュールの一部が蓋部材の外側に突出している側の一端部を蓋部材の外周部の一端部として蓋部材を回転してもよい。
また、上記複数の実施形態では、燃料タンクの開口部を覆ったときに開口部の周囲に対応する蓋部材の箇所のうち、蓋部材の外周縁の一端部202とは燃料タンクの中心部を挟んで反対側に位置する他端部204を蓋部材の外周部の他端部とした。これに対し、蓋部材およびポンプモジュールの形状等によっては、蓋部材の外周縁の一端部202を中心にし、例えば蓋部材の外周部の他端部として蓋部材の外周縁の他端部が回転したときの軌跡の内周側にポンプモジュールの残部が設置されていてもよい。
つまり、本発明では、蓋部材の外周部とは、蓋部材の外周縁、ならびに燃料タンクの開口部を覆ったときに開口部の周囲に対応する蓋部材の箇所を含み、燃料タンクの開口部の周囲に対応する蓋部材の箇所と蓋部材の外周縁との間の範囲を表している。
上記複数の実施形態では、自動二輪車の燃料タンクの底壁に燃料供給装置を取り付けたが、底壁以外の箇所に取り付けてもよい。また、燃料タンクは自動二輪車用に限らず、他の燃料タンクであってもよい。
(A)は本発明の第1実施形態による燃料供給装置を示す側面図であり、。(B)は(A)のB方向矢視図である。 第1実施形態の燃料供給装置を燃料タンクに取り付ける工程を示す説明図である。 第1実施形態の燃料供給装置を燃料タンクに取り付ける工程を示す説明図である。 第1実施形態の燃料供給装置を燃料タンクに取り付ける工程を示す説明図である。 本発明の第2実施形態による燃料供給装置を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態による燃料供給装置を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態による燃料供給装置を燃料タンク側から見た図である。
符号の説明
1 燃料タンク、1a 開口部、10、50、70、90 燃料供給装置、12、52、72 蓋部材、14、54、74 外周縁(外周部)、32 燃料ポンプ、34、102 サクションフィルタ、202 一端部、204 他端部、210 軌跡

Claims (7)

  1. 燃料タンクに取り付けられ、前記燃料タンク内の燃料を前記燃料タンク外に供給する燃料供給装置において、
    前記燃料タンクに形成された開口部を覆う蓋部材と、
    燃料を加圧して吐出する燃料ポンプを有し、前記蓋部材に支持されて前記開口部から前記燃料タンク内に設置されるポンプモジュールとを備え、
    前記ポンプモジュールの一部は、前記蓋部材の外周部から前記蓋部材の外側に突出しており、
    前記蓋部材の前記外周部のうち前記ポンプモジュールの一部が突出している側の一端部を中心として、前記一端部とは前記蓋部材の中央部を挟んで反対側に位置する前記外周部の他端部が回転するときに描く軌跡の内周側に前記ポンプモジュールの残部が設置されていることを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記燃料ポンプは前記蓋部材に沿って横置きされていることを特徴とする請求項1記載の燃料供給装置。
  3. 前記ポンプモジュールは前記燃料ポンプの吸入口に接続され前記燃料ポンプが吸入する燃料中の異物を除去するサクションフィルタを有しており、前記燃料ポンプと前記サクションフィルタとは互いの長手方向に直列に設置されていることを特徴とする請求項2記載の燃料供給装置。
  4. 前記ポンプモジュールは前記燃料ポンプの吸入口に接続され前記燃料ポンプが吸入する燃料中の異物を除去するサクションフィルタを有しており、前記サクションフィルタは前記蓋部材の前記一端部から前記蓋部材の外側に突出しており、前記サクションフィルタの幅は前記蓋部材の幅よりも大きいことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の燃料供給装置。
  5. 燃料タンクに取り付けられ、前記燃料タンク内の燃料を前記燃料タンク外に供給する燃料供給装置において、
    前記燃料タンクに形成された開口部を覆う蓋部材と、
    燃料を加圧して吐出する燃料ポンプ、ならびに前記燃料ポンプの吸入口に接続され、前記燃料ポンプが吸入する燃料中の異物を除去するサクションフィルタを有し、前記蓋部材に支持されて前記開口部から前記燃料タンク内に設置されるポンプモジュールとを備え、
    前記燃料ポンプと前記サクションフィルタとは互いの長手方向に直列に設置されていることを特徴とする燃料供給装置。
  6. 前記燃料ポンプは前記蓋部材に沿って横置きされていることを特徴とする請求項5記載の燃料供給装置。
  7. 自動二輪車の燃料タンクの底壁に取り付けられることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の燃料供給装置。
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