JP2011122486A - 燃料供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料供給装置10は、燃料タンク24内に横置き状態で配置される燃料ポンプ14と、燃料ポンプ14の吸入口42に接続されかつ扁平な袋状の濾過部材51を有する燃料フィルタ18とを備え、燃料タンク24内の燃料をエンジンに供給する。燃料ポンプ14と燃料フィルタ18とを、濾過部材51の扁平方向の一側面が燃料ポンプと対面した状態で並行状に配置する。
【選択図】図6
Description
本発明が解決しようとする課題は、装置の全長を短くするとともに装置の全高を低くすることによって小型化することのできる燃料供給装置を提供することにある。
すなわち、請求項1に記載された燃料供給装置によると、燃料タンク内に横置き状態で配置される燃料ポンプと、燃料ポンプの吸入口に接続されかつ扁平な袋状の濾過部材を有する燃料フィルタとを備え、燃料タンク内の燃料をエンジンに供給する燃料供給装置であって、燃料ポンプと燃料フィルタとを、濾過部材の扁平方向の一側面が燃料ポンプと対面した状態で並行状に配置したものである。このため、燃料ポンプと燃料フィルタとを直列状に配置する場合と比べて、燃料ポンプの軸方向に係る装置の全長を短くすることができる。また、燃料ポンプと燃料フィルタとを上下に配置する場合と比べて、装置の全高を低くすることができる。したがって、装置の全長を短くするとともに装置の全高を低くすることによって、燃料供給装置を小型化することができる。
本発明の実施例1を説明する。本実施例では、車両(例えば、二輪自動車、全地形対応車(ATV)、四輪自動車等)における燃料タンク内の燃料をタンク外すなわちエンジン(内燃機関)へ供給するもので、燃料タンクの底部に配置される下付けタイプ(底付けタイプとも呼ばれる)の燃料供給装置を例示する。なお、図1は燃料供給装置を示す正面図、図2は同じく左側面図、図3は同じく右側面図、図4は同じく上面図、図5は同じく下面図、図6は同じく正断面図である。
図8及び図9に示すように、燃料フィルタ18は、濾過部材51と管部材53とを備えている。濾過部材51は、例えばメッシュ材により扁平な袋状に形成されている。また、濾過部材51は、扁平方向(厚さ方向)を前後方向(図9において左右方向)に向けた状態)で正面から見て左右方向(図8において左右方向)を長くする横長四角形状に形成されている。また、濾過部材51の右部には下方へ張り出す張出部51aが形成されている。また、濾過部材51内には、その濾過部材51を膨大状態(膨らんだ状態)に保持するための樹脂製のフレーム部材(図示省略)が設けられている。また、濾過部材51の前側面の中央部には、円形の管接続口55(図9参照)が形成されている。なお、管接続口55は、フレーム部材と一体的に形成されている。
本発明の実施例2を説明する。本実施例は、前記実施例1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。なお、図10は燃料フィルタを示す正面図、図11は図10のXI−XI線矢視断面図である。
本実施例は、図10及び図11に示すように、前記実施例1における燃料フィルタ18の管部材53の入口側(燃料フィルタ18側)を出口側(燃料ポンプ14側)よりも高い位置に配置したものである。これにより、管部材53内の天井部の稜線60が入口側が出口側よりも高い位置となる傾斜状に形成されている。
本発明の実施例3を説明する。本実施例は、前記実施例1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。なお、図12は燃料供給装置を示す右側面図である。
本実施例は、図12に示すように、前記実施例1における蓋部材12の燃料吐出管30(図3参照)を、蓋部材12の下面側に直管状の燃料吐出管78に変更したものである。
本発明の実施例4を説明する。本実施例は、前記実施例1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。なお、図13は燃料供給装置を示す正断面図である。
本実施例は、図13に示すように、前記実施例1におけるプレッシャレギュレータ22(図6参照)を燃料ポンプ14の下側に並設したものである。これにともない、蓋部材12の燃料通路部31の右側部には、絞り部としての連通路83を介して横管状のレギュレータ嵌合部82が形成されている。レギュレータ嵌合部82は、ポンプ接続口37の下側に配置されている。また、レギュレータ嵌合部82には、プレッシャレギュレータ22が嵌合され、かつ、プレッシャレギュレータ22を抜け止めするリング状のカバー85がスナップフィットにより結合されている。これにより、プレッシャレギュレータ22が、燃料ポンプ14の吐出口43より下方に配置されている。また、蓋部材12の燃料通路部31の上端開口部はプラグ87で閉鎖されている。
14…燃料ポンプ
18…燃料フィルタ
22…プレッシャレギュレータ(圧力調整手段)
24…燃料タンク
28…凹部
42…吸入口
43…吐出口
51…濾過部材
53…管部材
55…管接続口
66…余剰燃料吐出口
Claims (3)
- 燃料タンク内に横置き状態で配置される燃料ポンプと、
前記燃料ポンプの吸入口に接続されかつ扁平な袋状の濾過部材を有する燃料フィルタと
を備え、
前記燃料タンク内の燃料をエンジンに供給する燃料供給装置であって、
前記燃料ポンプと前記燃料フィルタとを、前記濾過部材の扁平方向の一側面が燃料ポンプと対面した状態で並行状に配置したことを特徴とする燃料供給装置。 - 請求項1に記載の燃料供給装置であって、
前記燃料タンクの底部に凹部を形成し、その凹部内に前記燃料フィルタの濾過部材の下端部を収容したことを特徴とする燃料供給装置。 - 請求項1又は2に記載の燃料供給装置であって、
前記燃料フィルタの濾過部材の側面に形成された管接続口と前記前記燃料ポンプの吸入口とを連通する横向きの管部材を備え、
前記管部材内の天井部の稜線を、入口側から出口側に亘って水平状又は入口側が出口側よりも高い位置となる傾斜状に形成した
ことを特徴とする燃料供給装置。
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JP5554055B2 JP5554055B2 (ja) | 2014-07-23 |
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2009
- 2009-12-09 JP JP2009279305A patent/JP5554055B2/ja active Active
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