JP4391929B2 - 燃料供給装置 - Google Patents
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Description
このような燃料ポンプの搭載構造では、燃料ポンプの吐出口と燃料ポンプの下方側に位置する蓋部材とが離れるので、燃料ポンプの吐出口から吐出された燃料を蓋部材を通って燃料タンクの外部に供給するために、燃料ポンプの上方側に設けられている吐出口と燃料タンクの底壁側、つまり燃料ポンプの下方側に位置する蓋部材の燃料通路部とを接続する燃料配管が必要になり、かつ燃料配管の長さが長くなる。また、燃料ポンプの吐出口と同じ燃料ポンプの上方側に設けられているポンプコネクタと蓋部材に設けた電気コネクタとを電気的に接続するためにワイヤハーネスが必要になり、かつワイヤハーネスの長さが長くなる。その結果、燃料供給装置の体格が大きくなるとともに、燃料配管およびワイヤハーネスを用いた蓋部材と燃料ポンプとの組み付けは煩雑である。
したがって、燃料ポンプの吐出口と蓋部材の燃料通路部とを接続する燃料配管が必要になる場合でも、燃料配管の長さが短くなるので、燃料ポンプの吐出口と蓋部材の燃料通路部との接続が容易である。
このように、燃料配管およびワイヤハーネスが必要となる場合でも、その長さが短くなるので、燃料供給装置を小型化できる。
さらに、燃料ポンプのポンプコネクタと蓋部材の電気コネクタとは電気的に直接接続しているので、燃料ポンプのポンプコネクタと蓋部材の電気コネクタとを接続するワイヤハーネスが不要である。したがって、燃料ポンプのポンプコネクタと蓋部材の電気コネクタとの接続が容易であり、かつ燃料供給装置を小型化できる。
ところで、燃料中には微量ではあるが水分が含まれており、水分は燃料よりも比重が大きいので、水分が燃料と分離して燃料タンクの底に溜まることがある。この燃料タンクの底に溜まった水が燃料ポンプのポンプコネクタ側に侵入すると、ポンプコネクタの端子等が腐食する恐れがある。
そこで、請求項1記載の発明では、燃料ポンプと蓋部材との間をシール部材がシールするので、燃料ポンプのポンプコネクタ側に水が侵入することを防止できる。
さらに、燃料ポンプと蓋部材との間をシールするシール部材が、サクションフィルタのブラケットと燃料ポンプの外周側壁との間をシールする。これにより、サクションフィルタを通過せずに燃料ポンプの外周側壁に沿って燃料ポンプの吸入口に燃料が直接吸入されることを防止できる。また、シール部材の部品点数が減少する。
その結果、燃料ポンプは、燃料タンクの底付近の燃料を小さな吸入力で吸入できる。また、燃料ポンプが燃料タンク内に突出する容積が減少するので、実際に燃料タンク内に燃料を入れることのできる燃料タンクの有効容積が増加する。また、例えば燃料ポンプの吸入口と接続し燃料ポンプが吸入する燃料中の異物を除去するサクションフィルタを設置する場合に、燃料タンクの底にサクションフィルタを容易に設置できる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料供給装置を燃料タンクの底壁に取り付けた状態を図4に示す。燃料タンク1は、自動二輪車用の燃料タンクであり、自動二輪車のフレーム2を跨いで鞍型に形成されている。図1から図3に示すように、燃料供給装置10は、蓋部材12、燃料ポンプ30、サクションフィルタ40、およびセンダゲージ50等からなる。
サクションフィルタ40は、フィルタ本体42と樹脂製のブラケット44とを熱溶着して構成されている。ブラケット44はカップ状に形成されており、燃料ポンプ30の上部に嵌合している。ブラケット44の開口側先端は蓋部材12の円筒部26の内周側に入り込んでいる。ブラケット44は、円筒部26の爪27とスナップフィットにより結合している。
Oリング60は、燃料通路部18と吐出口32との間をシールしている。また、シール部材としてのOリング62は、蓋部材12の円筒部26の内周側壁、燃料ポンプ30の外周側壁36、およびブラケット44の開口側先端に当接することにより、蓋部材12の円筒部26の内周側壁と燃料ポンプ30の外周側壁36との間をシールするとともに、ブラケット44と燃料ポンプ30の外周側壁36との間をシールしている。
このように、蓋部材12と燃料ポンプ30との間を接続するための燃料配管およびワイヤハーネスを省略した結果、蓋部材12と燃料ポンプ30とを容易に組み付けることができる。また、燃料供給装置10を小型化できる。
また第1実施形態では、Oリング62が蓋部材12の円筒部26の内周側壁と燃料ポンプ30の外周側壁36との間をシールするので、燃料タンク1の底に溜まった燃料中の水分がポンプコネクタ34側に侵入することを防止し、ポンプ端子であるポンプコネクタ34が腐食することを防止できる。
また、このようにOリング62が2箇所のシールを兼ねているので、Oリングの部品点数が減少する。
本発明の第2実施形態を図5および図6に示す。尚、第1実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
燃料供給装置70の蓋部材72は、燃料タンク1の開口部1aを塞いでいる。燃料ポンプ30の吐出口32は蓋部材72の燃料通路部74に直接嵌合している。燃料ポンプ30が吐出する燃料は、吐出口32から燃料通路部74、燃料吐出管76を通り、燃料タンク1の外側に供給される。燃料ポンプ30は、蓋部材72の有底筒状の円筒部80内に入り込んで嵌合しているが、燃料タンク1の底壁に燃料供給装置70を取り付けた状態で、燃料ポンプ30は燃料タンク1の底壁よりも上方に位置している。
また、燃料ポンプ30のポンプコネクタ34と蓋部材72の電気コネクタ20の端子22とが電気的に直接接続しているので、燃料ポンプ30のポンプコネクタ34と蓋部材72の電気コネクタ20とを電気的に接続するワイヤハーネスが不要である。
本発明の第1参考例を図7に示す。尚、第1実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
燃料供給装置90の蓋部材92は、燃料タンク1の開口部1aを塞いでいる。燃料ポンプ30の吐出口32は蓋部材92の燃料通路部94に直接嵌合している。燃料ポンプ30が吐出する燃料は、吐出口32から燃料通路部94、燃料吐出管96を通り、燃料タンク1の外側に供給される。燃料ポンプ30は、蓋部材92の有底筒状の円筒部98内に入り込んで嵌合しているが、燃料タンク1に燃料供給装置90を取り付けた状態で、燃料ポンプ30は燃料タンク1の底壁よりも上方に位置している。
上記複数の実施形態では、燃料ポンプ30の吐出口32と蓋部材の燃料通路部とを直接接続したが、燃料タンクに燃料供給装置を取り付けた状態で、燃料ポンプの下方側に燃料ポンプの吐出口およびポンプコネクタが設けられているのであれば、燃料ポンプの吐出口と蓋部材の燃料通路部とを燃料配管で接続してもよい。この場合にも、燃料ポンプの吐出口と蓋部材の燃料通路部との距離が近くなり燃料配管が短くなるので、燃料ポンプの吐出口と蓋部材の燃料通路部との接続が容易である。また、燃料配管が短いので、燃料供給装置を小型化できる。
Claims (3)
- 燃料タンクの底壁に取り付けられ、前記燃料タンク内の燃料を前記燃料タンク外に供給する燃料供給装置であって、
前記燃料タンクの底壁に形成された開口部を塞ぐ蓋部材と、
前記蓋部材に支持されて前記開口部から前記燃料タンク内に設置される燃料ポンプと、
前記燃料ポンプと前記蓋部材との間をシールするシール部材と、
前記燃料ポンプが吸入する燃料中の異物を除去するサクションフィルタと、を備え、
前記燃料タンクに前記燃料供給装置を取り付けた状態において、前記燃料ポンプの吐出口およびポンプコネクタは前記燃料ポンプの下方側に設けられ、
前記燃料ポンプのポンプコネクタと前記蓋部材の電気コネクタとは直接接続し、
前記シール部材は、前記サクションフィルタのブラケットと前記燃料ポンプの外周側壁との間をシールすることで、前記サクションフィルタから前記燃料ポンプの吸入口に燃料が流れる燃料通路へ前記サクションフィルタを経由しない前記ブラケットの外部の燃料が流入することを阻止し、前記燃料通路から前記外部へ燃料が流出することを阻止することを特徴とする燃料供給装置。 - 前記燃料ポンプは前記蓋部材に設けた嵌合部に入り込んでおり、前記燃料タンクに前記燃料供給装置を取り付けた状態において、前記燃料ポンプの少なくとも一部は、前記燃料タンクの前記底壁よりも下方側に位置していることを特徴とする請求項1記載の燃料供給装置。
- 前記吐出口は、前記蓋部材に直接接続していることを特徴とする請求項1または2記載の燃料供給装置。
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