JP2006143150A - ワイパ装置 - Google Patents

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秀俊 鈴木
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晶彦 菰田
Masaki Kobayashi
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Kiyoshi Tamada
清 玉田
Hideaki Nishiura
秀晃 西浦
Yuta Iwasaki
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Abstract

【課題】 ウインドウガラス面の一部の領域に付着した汚れを短時間で拭き取り、良好な視界をすばやく回復することができるワイパ装置を提供する。
を提供する。
【解決手段】 車両のウインドウガラス1面に対してウォッシャ液を噴射するウォッシャ機構20と、ウインドウガラス1面をワイパブレード15a,15bの往復動によって払拭するワイパ機構10と、ウインドウガラス1面の汚れ3の付着位置を示す汚れ位置信号を送出する入力手段30と、汚れ位置信号に基づいてウォッシャ機構20およびワイパ機構10の駆動を制御する制御手段40と、を備え、制御手段40は、汚れ位置信号に基づいてワイパブレード15a,15bによる払拭領域1a,1bのうち汚れ3の付着位置を含む所定の領域を指定払拭領域2として設定し、指定払拭領域2をワイパブレード15a,15bによって往復払拭させるようにワイパ機構10を駆動する。
【選択図】 図3

Description

本発明はワイパ装置に係り、特に車両におけるウォッシャ連動型のワイパ装置に関する。
従来、レインセンサにより光学的に雨滴等の検出を行い自動的にワイパで車両のウインドウガラスを払拭するワイパ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のワイパ装置は、車両のウインドシールドの一部に設けられた検知面への汚れの付着を推定する汚れ検出手段を備えている。そして、制御手段は、汚れ検出手段が検知面への汚れの付着を推定した場合には、ウォッシャ液の吐出を要求し、ワイパによる払拭とウォッシャ液の吐出とを連動させるように制御を行う。
特開2004−148899号公報(第6〜7頁、図1〜2)
しかしながら、特許文献1に記載のワイパ装置では、汚れ検出手段によって検知面への汚れの付着が推定された場合に、ウォッシャ液は通常のパターンでウインドシールドに吐出されると共に、ワイパはウインドシールド全体を往復払拭するので、汚れを拭き取るのに時間が掛かっていた。すなわち、拭きたい位置が限られている場合であっても、ワイパによる払拭範囲全体にわたって往復払拭しなければならないので、視界を確保するまでに時間が掛かるという問題があった。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、ウインドウガラス面の一部に付着した汚れを短時間で拭き取り、良好な視界をすばやく回復することができるワイパ装置を提供することにある。
前記課題は、本発明のワイパ装置によれば、車両のウインドウガラス面に対してウォッシャ液を噴射するウォッシャ機構と、ウインドウガラス面をワイパブレードの往復動によって払拭するワイパ機構と、ウインドウガラス面の汚れの付着位置を示す汚れ位置信号を送出する入力手段と、前記汚れ位置信号に基づいて前記ウォッシャ機構および前記ワイパ機構の駆動を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記汚れ位置信号に基づいて前記ワイパブレードによる払拭領域のうち汚れの付着位置を含む所定の領域を指定払拭領域として設定し、該指定払拭領域を前記ワイパブレードによって払拭させるように前記ワイパ機構を駆動することにより解決される。
このように本発明のワイパ装置では、ウインドウガラス面に付着した汚れの位置を示す汚れ位置信号に基づいて当該位置付近を指定払拭領域として設定し、制御手段はこの指定払拭領域をワイパブレードによって払拭させるようにワイパ機構を制御するので、汚れを集中的に拭き取ることによって、良好な視界をすばやく回復することが可能となる。
また、前記ウォッシャ機構が、汚れの付着位置に向けてウォッシャ液を噴射する噴射方向変更手段を有すると、付着した汚れを効果的に拭き取ることができるので好適である。
そして、具体的には、前記噴射方向変更手段は、複数の噴射孔が形成されウォッシャ液を各噴射孔に対応する複数の方向に噴射可能なノズルと、ウォッシャタンク内のウォッシャ液を圧送するウォッシャポンプにホースを介して接続され前記複数の噴射孔のうちいずれかを前記ウォッシャポンプ側に連通可能な切替バルブと、を備え、前記制御手段は、前記ワイパブレードによる払拭領域のうち汚れの付着位置に向けてウォッシャ液を噴射するように前記汚れ位置信号に基づいて前記切替バルブを切り替えるように構成することができる。このように汚れ位置信号に基づいて制御手段が切替バルブの内部流路を切り替えることによって、ノズルからのウォッシャ液の噴射方向を変更することができる。
また、前記噴射方向変更手段は、ウォッシャ液を噴射するノズルと、該ノズルを回動させてウォッシャ液の噴射方向を変更可能な回動機構と、該回動機構を駆動するノズル駆動部と、を備え、前記制御手段は、前記ワイパブレードによる払拭領域のうち汚れの付着位置に対してウォッシャ液を噴射するように前記汚れ位置信号に基づいて前記ノズル駆動部を制御するように構成することができる。このように汚れ位置信号に基づいて制御手段がノズル駆動部を制御して、ノズルの向きを変えることによって、ノズルからのウォッシャ液の噴射方向を変更することができる。
また、前記噴射方向変更手段は、ワイパアームまたはワイパブレードに配設されウォッシャ液を噴射可能なノズルと、該ノズルとウォッシャタンク内のウォッシャ液を圧送するウォッシャポンプとを連通するホースと、を備える構成とすることができる。このようにワイパアームまたはワイパブレードにノズルが配設されることにより、ワイパブレードの払拭領域内にある汚れの付着位置付近にウォッシャ液を供給することができる。
また、具体的には、前記入力手段は、タッチセンサを備えたディスプレーであり、該ディスプレー上の押圧位置に基づいて前記汚れ位置信号を送出する構成とすることができる。このようにタッチセンサ付のディスプレーによって乗員が汚れの付着位置を特定できるようにすれば、低コストで入力手段を構成可能である。
また、前記入力手段は、回動角度を指定することができる回転式または切替式のスイッチであり、該スイッチの操作によって指定される回動角度に基づいて前記汚れ位置信号を送出する構成とすることができる。
また、前記入力手段は、ウインドウガラスの車室内側面に配設されたタッチセンサであり、ウインドウガラスの車室内側面の押圧位置に基づいて前記汚れ位置信号を送出する構成とすることができる。
また、前記入力手段は、ウインドウガラス面を撮像する撮像手段と、該撮像手段によって得られた画像データから乗員の動きを検出する検出手段と、を備えた位置検出センサであり、前記検出手段は、乗員が手でウインドウガラス面を指し示すことに基づく画像データの変化を検出し、該画像データの変化が現れた位置データに基づいて前記汚れ位置信号を送出する構成とすることができる。
また、前記入力手段は、ウインドウガラスに付着した汚れを光学的に検出する汚れ位置検出センサであり、該汚れ位置検出センサは、検出した汚れの位置データに基づいて前記汚れ位置信号を送出する構成とすることができる。このように構成すれば、自動的にウインドウガラスに付着した汚れが検出され、ワイパ機構等を作動させることができるので、乗員の操作に掛かる手間を不要とすることが可能である。
また、前記ワイパ機構は、複数のワイパブレード及び該ワイパブレードにそれぞれ連結されたワイパアームと、1または複数のワイパアームごとに設けられ該1または複数のワイパアームを往復動させる駆動部と、を備える構成とすることができる。このように構成すると、制御手段によって1のみのワイパブレードを往復動させ、汚れが付着していない領域を払拭するワイパブレードを不作動とすることが可能となる。このように、汚れが付着していない領域を払拭しないことにより、視界が妨げられることを回避することができる。また、これに伴い作動に掛かるエネルギーを省力化することができる。
また、前記ワイパ機構は、ワイパブレード及び該ワイパブレードに連結されたワイパアームと、該ワイパアームを往復動させる駆動部と、を備え、該駆動部は、その出力軸が前記ワイパアームの基端部に連結され正逆回転することによって前記ワイパアームを往復動させるように構成すると好適である。このように構成すると、制御手段によって駆動部の出力軸の回動角度を制御して、指定払拭領域を任意の回動角度範囲に設定することが容易となる。
また、前記制御手段は、前記指定払拭領域のうち汚れの付着位置付近に比べて前記指定払拭領域の端部付近で前記ワイパブレードの払拭速度が低速となるように前記ワイパ機構を制御するように構成することができる。このように構成すると、ワイパブレードの反転時におけるワイパブレードの駆動源の負荷を低減することができると共に、ワイパブレードの反転音を低減することができる。
また、前記制御手段は、汚れの付着位置付近と前記指定払拭領域の端部付近との間で前記ワイパブレードの払拭速度を連続的に変化させると、さらにワイパブレードの反転時におけるワイパブレードの駆動源の負荷を低減することができると共に、ワイパブレードの反転音を低減することができる。
また、前記ワイパ機構は複数のワイパブレードを有し、該複数のワイパブレードの払拭領域は互いに重複する重複領域を有してなり、前記汚れ位置信号による汚れの付着位置が前記重複領域に含まれる場合に、前記制御手段は、前記複数のワイパブレードのうち運転車側のワイパブレードを作動させないように制御すると好適である。このように構成すると、運転者側の視界を常に良好に保持することができる。
また、前記制御手段は、汚れが検出されなくなった場合に前記ワイパブレードによる払拭動作を停止させる構成とすると、運転者の操作に掛かる手間を低減することができる。
また、前記入力手段は、操作スイッチを有し、前記制御手段は、前記操作スイッチの操作に基づいて、前記汚れ位置信号によらずに前記ワイパブレードを払拭動作させるように前記ワイパ機構を制御するように構成してもよい。このように構成すると、運転者の好みに応じてウインドウガラスの汚れの落ち具合を調節することができる。
本発明のワイパ装置によれば、ウインドウガラス面に付着した汚れの位置を特定し、汚れの位置に向けてウォッシャ液を噴射すると共に、ワイパ機構によって汚れを含む領域を集中的に払拭するように構成されているので、ウインドウガラス面に付着した汚れを短時間で拭き取り、良好な視界をすばやく回復することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
図1〜図8は本発明の一実施形態に係るものであり、図1はワイパ装置の説明図、図2はワイパ装置の電気的構成の説明図、図3はワイパ装置の動作の説明図、図4はウォッシャ機構の説明図、図5はワイパ機構の払拭速度の変化を示す説明図、図6,図7は入力手段の説明図、図8はワイパ装置の動作手順のフローチャートである。
図9〜図13は本発明の他の実施形態に係るものであり、図9,図10はワイパ機構の説明図、図11は入力手段の説明図、図12,図13はウォッシャ機構の説明図である。
図1〜図3に示すように、本例のワイパ装置Sは、車両のウインドウガラス1面を往復払拭するワイパ機構10と、ウインドウガラス1面にウォッシャ液を噴射するウォッシャ機構20と、汚れ位置信号を出力する入力手段30と、汚れ検出信号に基づいてワイパ機構10,ウォッシャ機構20の作動を制御する制御手段40とを主要構成要素としている。
本例のワイパ機構10は、正逆回転するワイパモータ11と、ワイパモータ11の出力軸11bとワイパアーム15a,15bの基端部との間を連結しワイパアーム15a,15bを揺動させるための駆動力を伝達するリンク機構13と、一対のワイパアーム15a,15bと、ワイパアーム15a,15bの先端部にそれぞれ回動可能に連結されたワイパブレード16a,16bとを備えている。
ワイパブレード16aは、停止位置と反転位置との間の略扇型の払拭領域1aを往復払拭する。また、ワイパブレード16bは、停止位置と反転位置との間の略扇型の払拭領域1bを往復払拭する。本例では、ワイパブレード16a,ワイパブレード16bは、連動して往復動を行う。
ワイパアーム15a,15bの基端部は、上述のようにそれぞれリンク機構13を介して正逆回転可能なワイパモータ11の出力軸11bに連結されており、ワイパモータ11が正逆回転するとワイパアーム15a,15bは、払拭領域1a,1b内で揺動するように構成されている。
ワイパモータ11は、電動モータと減速機構を有している。また、ワイパモータ11は、回転量を制御手段40へ送出する回転量検出センサ11aを備えている。この回転量検出センサ11aは、ホールICおよび電動モータの回転子に取り付けられたマグネットによって構成され、回転子の回動に応じてパルス信号(回転信号)を制御手段40へ送出する。
また、制御手段40は、回転量検出センサ11aからの回転信号に基づいて停止位置から反転位置の間におけるワイパアーム15a,15bの回動位置をモニターすることができる。なお、本例では、回転量検出センサ11aが、ワイパモータ11内に設けられているが、これに限らず、ワイパモータ11外に設けられていてもよい。また、本例のように回転量検出センサ11aによって、ワイパブレード16a,16bおよびワイパアーム15a,15bの回動位置を検出することができれば、上記センサによるものに限られるものではない。例えば、ワイパアーム15a,15bの回動角度を検出するものであってもよい。
本例のワイパ機構10は、図3に示すように、払拭領域1a,1bの一部分に汚れ3が付着した場合に、この汚れ3を集中的に拭き取るために汚れ3の付着箇所を含む指定払拭領域2内のみをワイパブレード16a,16bが往復動することができるように構成されている。入力手段30は、この指定払拭領域2を特定するための入力信号(汚れ位置信号)を制御手段40へ送出し、制御手段40は、この入力信号に基づいてワイパ機構10およびウォッシャ機構20の作動を制御する。このとき後述するように制御手段40は、指定払拭領域2の両端部でワイパブレード16a,16bが反転動作するようにワイパ機構10へ駆動信号を送出する。
本例のウォッシャ機構20は、ウォッシャタンク21と、制御手段40からの吐出信号を受けて所定時間作動しウォッシャ液を圧送するウォッシャポンプ23と、ウォッシャポンプ23から配策されたホース27と、ホース27の端部に連結された左右のノズル25,26とを備えている。
また、図4に示すように、本例のノズル25は2つの噴射孔25a,25bを備えており、ノズル26は2つの噴射孔26a,26bを備えている。これら噴射孔25a,25bは、それぞれウインドウガラス1面の車両左方向または右方向の所定範囲にウォッシャ液を噴射するために設けられている。同様に噴射孔26a,26bも車両左方向または右方向の所定範囲にウォッシャ液を噴射することができる。
本例のウォッシャ機構20では、ホース27はウォッシャポンプ23に一端が接続され、途中でノズル25,26へ向けて分岐する。そして分岐点とノズル25,26との間にはそれぞれ切替バルブ29a,29bが配設されている。さらに切替バルブ29a,29bとノズル25,26との間にはそれぞれ2本のホース27a,27bが配設されている。ノズル25では、ホース27a,27bによってウォッシャ液がそれぞれ噴射孔25a,25bに供給される。ノズル26では、ホース27a,27bによってウォッシャ液がそれぞれ噴射孔26a,26bに供給される。切替バルブ29a,29b、ホース27a,27bおよびノズル25,26は、噴射方向変更手段に相当する。
切替バルブ29a,29bは、制御手段40からの切替信号によって内部流路を切替可能となっている。そして、本例のウォッシャ機構20では、常時はウォッシャポンプ23から供給されるウォッシャ液をホース27a,27bの双方へ供給し、噴射孔25a,26aおよび噴射孔26a,26bからウインドウガラス1面へウォッシャ液を供給するように構成されている。しかし、制御手段40から左右どちらかへの切替信号が送出されると、切替バルブ29a,29bは、この切替信号に基づいてホース27aまたはホース27bのどちらかのみにウォッシャ液を供給するように内部流路を切り替える。これにより、払拭領域1a,1b内の左側または右側のどちらかのみにウォッシャ液を噴射することができる。
なお、本例では、ノズル25,26にそれぞれ2つの噴射孔を設け2方向にウォッシャ液を噴射する例を示したが、これに限らず、複数であれば3以上の噴射孔を設け、これに対応して切替バルブ29a,29bの内部流路を切り替えて3方向以上にウォッシャ液を噴射できるように構成してもよい。
本例の制御手段40は、車内に搭載されており、CPU,メモリ等から構成された制御部41と、制御部41からの制御信号をワイパモータ11へ出力するドライバー42を備えている。ドライバー42には、電源43が接続されている。制御手段40は、入力手段30からの入力信号を受けると、ワイパモータ11,ウォッシャポンプ23,切替バルブ29a,29bに駆動信号を送出し、ウォッシャ機構20と連動してワイパブレード16a,16bが所定のシーケンスで往復払拭動作するように制御する。
制御手段40は、回転量検出センサ11aから回転量を表すパルス信号(回転信号)を受けると、正逆回転に応じてパルス数をカウントアップまたはカウントダウンし、ワイパブレード16aおよびワイパアーム15a、ワイパブレード16bおよびワイパアーム15bの回動位置をモニターする。具体的には、制御手段40は、停止位置側から反転位置側へワイパブレードを回転させるときは、正回転させるための駆動信号をワイパモータ11へ送出し、パルス信号を受けるたびにカウントアップする。一方、反転位置側から停止位置側へワイパブレードを回転させるときは、逆回転させるための駆動信号を送出し、パルス信号を受けるたびにカウントダウンする。このようにして、制御手段40は、ワイパブレード16a,16bの回動位置をモニターし、停止位置と反転位置の間を往復動させるように制御することができる。
また、本例の制御手段40は、入力手段30からの汚れ位置信号に基づいて上述の指定払拭領域2の設定処理を行う。そして、制御手段40は、回転量検出センサ11aからの回転信号に基づき回転位置をモニターすることによって、設定した指定払拭領域2においてワイパブレード16a,16bを往復動させる。
また、制御手段40のドライバー42は、ワイパモータ11へPWMによる駆動信号を送出する。すなわち、制御手段40は、ドライバー42から送出される駆動電圧のDuty比を変化させることによって、ワイパモータ11の回転速度を制御する。すなわち、本例のワイパ装置Sでは、ワイパブレード16a,16bの回動位置をモニターし、往復作動中において停止位置や反転位置付近ではワイパモータ11へ送出する駆動電圧のDuty比を下げることによって、停止位置や反転位置付近でワイパブレード16a,16bの払拭速度を減速させ、停止位置と反転位置との間の中間位置ではDuty比が高い駆動信号を送出して払拭速度を大きくしている。また、同様に指定払拭領域2において往復動を行う場合にも、指定払拭領域2の両反転位置において払拭速度を減速させ、これらの中間位置では払拭速度を大きくしている。
図5は指定払拭領域2が設定された場合のワイパブレード16a,16bの払拭速度を示している。図5(A),(B)に示すように本例のワイパ装置Sでは、指定払拭領域2の反転位置a,c付近において払拭速度が減速され、汚れ3が付着した箇所である重点払拭位置b付近で払拭速度が最大となるよう払拭速度を連続的に変化させている。ワイパブレード16a,16bの反転時には、ワイパモータ11の回転方向が反転されるが、このときワイパモータ11には大きな電流が流れる。さらに、ワイパブレード16a,16bは狭い範囲で反転するため反転音が大きくなってしまう。したがって、上述のように払拭速度を変化させることにより、反転位置a,cではワイパブレード16a,16bの反転音を低減することができると共に、重点払拭位置bでは汚れ3を効果的に拭き取ることができる。また、反転時におけるワイパモータ11の負荷を低減することができる。そして、払拭速度を連続的に徐々に行うことにより、これらの効果を高めることができる。
本例の入力手段30は、ワイパ装置Sを作動させるための主スイッチ(操作スイッチ)31と、ディスプレー33と、ウインドウガラス1面の汚れを検出する汚れ位置検出センサ35とを有している。
操作スイッチ31は、「OFF」,「ON」,「AUTO」位置を有している。操作スイッチ31が「OFF」から「ON」に操作されると操作スイッチ31から制御手段40へON信号が送出され、ON信号を受け取った制御手段40は汚れ位置信号の有無にかかわらず、ワイパモータ11へ駆動信号を送出して、停止位置から反転位置の間を所定の払拭速度で継続的に往復動させる。
操作スイッチ31が「AUTO」位置にセットされた場合は、制御手段40は、ディスプレー33,汚れ位置検出センサ35からの汚れ位置信号を受けて、汚れ位置信号に対応するウインドウガラス1面の特定領域を中心として払拭動作するようにワイパモータ11,ウォッシャポンプ23および切替バルブ29a,29bを制御する。
図6は、車内に配設されたディスプレー33を示している。このディスプレー33は、ワイパ装置S専用のものであってもよいし、ナビゲーションシステムに用いられるLCD等であってもよい。図6では、ディスプレー33はワイパ作動モードの専用画面を表示している。この画面には車内側から見たウインドウガラス1が模式的に表されている。本例のディスプレー33は、画面33aの表面に透明なタッチセンサ34が配設されている。このタッチセンサ34は従来公知のものであって、例えば、画面33a側から透明導電膜,透明導電膜,ペットフィルムが順に配設された構成であり、前記2の透明導電膜間にこれらを所定の距離だけ離間させるためのスペーサが配設されている。
そして、図6(B)のように、ウインドウガラス1に付着した汚れ3に対応して、乗員が画面33aの対応位置を指で押圧すると、タッチセンサ34の透明導電膜同士が接触し、これにより押圧された位置の情報が制御回路(不図示)に伝達され、制御回路から制御手段40へこの位置情報に対応する汚れ位置信号が送出される。この汚れ位置信号はウインドウガラス1面の位置情報を表しているので、この汚れ位置信号を受け取った制御手段40は、乗員が指し示した位置に対応するウインドウガラス1の位置を特定することができる。
制御手段40は、汚れ位置信号によって特定した位置に向けてウォッシャ液を噴射するために切替バルブ29a,29bを切り替え、ウォッシャポンプ23を作動させてウォッシャ液を汚れ3を含む領域へ噴射させる。すなわち、制御手段40は、特定した位置が払拭領域1a(または1b)の右側または左側かによって、これに応じて切替バルブ29a,29bの内部流路を切り替える。
また、制御手段40は、特定した位置に対応するワイパブレード16aまたはワイパブレード16bの回動角度を算出し、算出した回動角度を中心として回動角度で前後15度の回動位置の間を指定払拭領域2に設定する。そして、制御手段40は、指定払拭領域2を往復払拭するようにワイパモータ11へ駆動信号を送出する。なお、停止位置、反転位置によって前後15度の回動が制限されるときは、制限される側は停止位置または反転位置となる。制御手段40は、ワイパブレード16a,16bを停止位置から指定払拭領域2へ移動させ、所定回数ワイパブレード16a,16bを往復動させることによって汚れ3を拭き取った後、再びワイパブレード16a,16bを停止位置へ移動させて動作を終了する。なお、本例では、汚れ3が払拭領域1aにある場合でもワイパブレード16a,16bの双方が連動して往復動し、反対に汚れ3が払拭領域1bにある場合でもワイパブレード16a,16bの双方が連動して往復動するように構成されている。
なお、本例では、汚れ3の位置をタッチセンサ34付きの画面33a上で指定することによってディスプレー33から汚れ位置信号が制御手段40へ送出される構成であるが、これに限らず、タッチセンサ34ではなく他の操作ボタン等によって汚れ3の位置を画面33a上で指定できるように構成してもよい。
また、ディスプレー33にタッチセンサ34を設けるのではなく、ウインドウガラス1の車室内側全面にタッチセンサを設け、乗員がこのタッチセンサに触れた押圧位置に応じて汚れ3の位置を指定できるように構成してもよい。
また、図7に示すように車室内のルーフ付近には、汚れ位置検出センサ35が配設されている。本例の汚れ位置検出センサ35は、ウインドウガラス1に付着した汚れ3を光学的に検出して、その位置を制御手段40へ汚れ位置信号として送出するものである。なお、汚れ位置検出センサ35は、車室内のルーフ付近に限らず、ダッシュボードの上側や車外に配設してもよい。
本例の汚れ位置検出センサ35は、ウインドウガラス1へ向けてレーザ光を送出する送光部と、ウインドウガラス1からの反射光を受光する受光部と、この反射光を電気信号に変換した受光信号に基づいて演算処理する演算部とを有している。
送光部は、ウインドウガラス1面を擬似的に複数の分割領域に分割して、この分割領域に対して順次レーザ光を送出する。そして、全分割領域にレーザ光を照射するのを一周期として、これを繰り返し行っている。一方、受光部は、各分割領域からの反射光を受光している。演算部は、汚れが付着していないときの通常時の各分割領域における受光信号の大きさの基準データを記憶しており、各分割領域に対応する受光信号と記憶された基準データとを比較し、受光信号が基準データよりも所定のレベル大きい場合に、その分割領域に汚れ3が付着したものと判定する。そして、演算部は、汚れ3が付着したと判定された分割領域に対応する位置データに基づいて汚れ位置信号を制御手段40へ送出する。
汚れ位置検出センサ35から汚れ位置信号を受け取った制御手段40の動作は、ディスプレー33から汚れ位置信号を受け取った場合と同様であるので説明を省略する。なお、本例のようにウインドウガラス1に汚れが付着したか否かを汚れ位置検出センサ35によってモニターしている場合、ワイパ機構10の作動によって汚れが拭き取られたと判定された場合に、自動的に制御手段40がワイパ機構10の作動を停止させるように構成すると好適である。
本例の入力手段30では、ディスプレー33を用いて手動によって汚れ3の位置を特定することができると共に、汚れ位置検出センサ35を用いて自動的に汚れ3の位置を特定することができる。そして、これらの手段によって特定された汚れ3の位置に向けてウォッシャ機構20によってウォッシャ液を噴射し、汚れ3の位置を中心とした所定角度幅をワイパ機構10によって往復払拭させることができる。
このように、本例のワイパ装置Sでは、汚れ3の位置を特定し、その汚れ3の位置に向けてウォッシャ液を噴射すると共に、ワイパブレード16a,16bによって汚れ3の位置を集中的に払拭することができるので、短時間で効率的に汚れ3を拭き取り、良好な視界をすばやく回復することが可能である。
次に、図8のフローチャートに従って、制御手段40の処理手順の概略について説明する。本処理は、一定時間毎に制御手段40によって繰り返し実施されるものである。
制御手段40は、作動を開始すると操作スイッチ31が「AUTO」位置にあるか否かを判別する(ステップS1)。操作スイッチ31が「AUTO」位置でないとき(ステップS1;NO)は、そのまま処理を終了する。なお、「ON」位置にセットされた場合は、制御手段40は他の処理ルーチンによりワイパ機構10,ウォッシャ機構20の作動を制御する。
一方、操作スイッチ31が「AUTO」位置であるとき(ステップS1;YES)は、ステップS2へ進み、入力手段30から入力信号(汚れ位置信号)が送出されているか否かを判別する。ステップS2で入力信号がないとき(ステップS2;NO)は、そのまま処理を終了する。一方、ステップS2で入力信号があるとき(ステップS2;YES)は、ステップS3に進む。
ステップS3では、制御手段40は入力信号に基づいて汚れ3の付着位置を算出し、さらにこの付着位置に対するワイパブレード16aまたはワイパブレード16bの回動角度を算出する。そして、制御手段40は、算出した回動角度に基づいて指定払拭領域2を設定する。
ステップS3で指定払拭領域2が設定されると、ステップS4に進む。ステップS4では、制御手段40は、付着位置に基づいて切替バルブ29a,29bの内部流路を切り替える。そして、切替バルブ29a,29bの内部流路を切り替えると、制御手段40は、駆動信号(吐出信号)を送出してウォッシャポンプ23を所定時間作動させ、汚れ3を含む領域へウォッシャ液を噴射させる(ステップS5)。
ウォッシャ液を噴射した後、制御手段40は、指定払拭領域2においてワイパブレード16a,16bを往復動させるようにワイパモータ11へ駆動信号を送出する(ステップS6)。そして、所定回数だけワイパブレード16a,16bを往復動させると、ワイパブレード16a,16bを再び停止位置まで戻し、処理を終了する。
上記実施形態では、ワイパブレード16a,16bを1つのワイパモータ11によって駆動する例を示したが、これに限らず、図9に示すように複数のワイパモータ11A,11B,11C等によって駆動する構成であってもよい。
図9(A)では、左右のワイパブレード16a,16bをそれぞれワイパモータ11A,11Bによって駆動している。ワイパモータ11Aはリンク機構13Aを介してワイパアーム15aに連結され、ワイパモータ11Bはリンク機構13Bを介してワイパアーム15bに連結されている。この例では、制御手段40からの駆動信号によってワイパモータ11A,11Bがそれぞれ独立に駆動され、ワイパモータ11A,11Bが駆動されることによってワイパブレード16a,16bが往復動される。
また、図9(B)に示すように、3のワイパブレード16a〜16cによってウインドウガラス1面を払拭するようにしてもよい。図9(B)の例では、独立したワイパモータ11A〜11Cにそれぞれリンク機構13A〜13Cを介してワイパアーム15a〜15cおよびワイパブレード16a〜16cが連結されている。
さらに、図9(C)に示すように、3のワイパブレード16a〜16cのうち、例えば、ワイパブレード16a,16bをリンク機構13Aを介して連結されたワイパモータ11Aによって駆動し、ワイパブレード16cをリンク機構13Bを介して連結されたワイパモータ11Cによって駆動するように構成してもよい。
なお、図9(B),(C)のように3のワイパブレード16a〜16cが配設される場合は、それぞれに対応させてノズルを配設するとよい。
図9(A)〜(C)のように、複数のワイパモータ11A〜11Cによって独立にワイパブレード16a〜16cを往復動させることができるように構成すると、それぞれのワイパブレード16a〜16cの払拭領域1a〜1cに汚れ3が付着した場合に、制御手段40が各払拭領域1a〜1cにおける汚れ3の付着した回転角度に応じて、指定払拭領域2をそれぞれ設定するように構成することができる。このようにすれば、ワイパモータ11A〜11Cを駆動してワイパブレード16a〜16cにより、各指定払拭領域2を独立に払拭させることができる。
また、このように独立にワイパブレード16a〜16cを往復動させることができるように構成すると、必要なワイパブレードのみを往復動させることも可能となる。例えば、入力手段30から払拭領域1aの特定箇所を示す汚れ位置信号が制御手段40へ送出された場合、制御手段40は、ワイパモータ11Aにのみ駆動信号を送出してワイパブレード16aのみを往復動させるようにすることができる。
また、汚れ3が2の払拭領域に含まれる場合には運転者側のワイパブレードを停止状態に保持しつつ、助手席側のワイパブレードを往復動させるように構成することができる。例えば、図3では汚れ3aが払拭領域1a,1bの略三角形状の重複領域1cに含まれる。このように、入力手段30からの汚れ位置信号が重複領域1cに含まれる場合、制御手段40は、優先的に助手席側であるワイパブレード16bのみを往復動させることによって、運転者側の視界の良好性を保持したまま汚れ3aを払拭することができる。
また、上記実施形態では、ワイパモータ11,11A〜11Cは、リンク機構13,13A〜13Cを介してワイパアーム15a〜15cと連結されているが、これに限らず、図10にように構成してもよい。すなわち、図10(A)では、左右のワイパブレード16a,16bに連結されたワイパアーム15a,15bは、その基端部がリンク機構を介さずワイパモータ11A,11Bの出力軸11ba,11bbに直接、連結されている。このように、正逆回転可能なワイパモータ11A,11Bの出力軸11ba,11bbに直接、ワイパアーム15a,15bを連結することにより、制御手段40はワイパブレード16a,16bによって任意の角度範囲の指定払拭領域2を往復払拭させることが容易となる。
また、図10(B)は、ワイパブレードが3本の場合である。この例では、ワイパブレード16a〜16cにそれぞれ連結されたワイパアーム15a〜15cは、その基端部がリンク機構を介さずにそれぞれワイパモータ11A〜11Cの出力軸11ba,11bb,11bcに直接、連結されている。
さらに、図10(C)に示すように、ワイパブレード16a〜16cのうち、例えば、ワイパブレード16a,16bはリンク機構13Aを介してワイパモータ11Aに連結し、ワイパブレード16cはリンク機構を介さずその出力軸11bcを直接、ワイパモータ11Cに連結する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、手動によって汚れ3の位置を特定する入力手段30としてディスプレー33を用いた例を示したが、これに限らず、図11に示すような回転式等の入力スイッチ36を用いてもよい。
図11(A)の例は、ワイパブレード16a,16bが図9(A)のように独立したワイパモータ11A,11Bによって駆動される場合である。この例では、入力スイッチ36には、ワイパブレード16a,16bに対応してそれぞれスイッチ36a,36bが設けられている。これらのスイッチ36a,36bの左上側には、払拭領域1a,1bに対応する目安の表示としての略扇形状の払拭領域表示36c,36dが配設されている。また、スイッチ36a,36bには、汚れ3の位置に合わせるための三角形状の指示表示36aa,36baが設けられている。
乗員は、例えば払拭領域1aの汚れ3を拭き取りたいときには、スイッチ36aの指示表示36aaを払拭領域表示36cの汚れ3に対応する位置に合わせるように回動させる。これにより、スイッチ36aの回動角度に応じて制御手段40へ汚れ位置信号が送出され、制御手段40は、この汚れ位置信号に対応する前後15度の指定払拭領域2を往復払拭するようにワイパモータ11Aへ駆動信号を送出する。同様にしてスイッチ36bを所定位置まで回動させることにより、払拭領域1bの汚れ3を拭き取ることができる。
また、図11(B)のように構成してもよい。すなわち、図11(B)の例では、入力スイッチ36は、ワイパブレード16a,16bに対応してそれぞれスイッチ36a,36bが設けられている。スイッチ36aは、同心状の回転式のスイッチ36a1,36a2を有している。スイッチ36a1,36a2には、それぞれ指示表示36aa,36abが設けられている。同様にスイッチ36bは、同心状の回転式のスイッチ36b1,36b2を有しており、スイッチ36b1,36b2には、それぞれ指示表示36ba,36bbが設けられている。これらのスイッチ36a1,36a2(36b1,36b2)は、指定払拭領域2の両端部を指定するためのものである。
乗員は、例えば払拭領域1aの汚れ3を拭き取りたいときには、スイッチ36a1とスイッチ36a2をそれぞれ回動させる。これにより、制御手段40へ指示表示36aa,36abによって指示された回動角度が汚れ位置信号として送出される。制御手段40は、指示表示36aa,36abによって指示された回動角度の間を汚れの付着位置と判定してこの領域を指定払拭領域2に設定する。これにより、制御手段40は、ワイパモータ11Aがこの指定払拭領域2を往復払拭するように駆動信号を送出する。同様にしてスイッチ36b1とスイッチ36b2を所定位置まで回動させることにより、払拭領域1bの汚れ3を拭き取ることができる。
なお、図11の例では、ワイパブレード16a,16bに対応してワイパモータ11A,11Bが設けられ、これに対応して2のスイッチ36a,36bが設けられていたが、図1の例のように1のワイパモータ11によって2のワイパブレード16a,16bを往復動させる場合には、入力スイッチ36には1のスイッチ36aのみを設ければよい。この場合は、スイッチ36a(またはスイッチ36a1,36a2)を汚れ3の位置に合うように回動させることによって汚れ位置信号が制御手段40へ送出され、制御手段40はこの汚れ位置信号に基づいて指定払拭領域2を設定し、ワイパモータ11を駆動させることができる。
なお、図11の例は、スイッチ36a,36bを任意の位置に回動させるように構成した例であるが、これに限らず、所定の複数の回動位置のみに段階的に回動させることができるように構成してもよい。また、スイッチ36を回転式とするのではなく、切替式として所定の回動角度に対応する複数の押圧スイッチを設けた構成としてもよい。
また、入力手段30の他の実施形態として、ウインドウガラス1側を撮像するビデオカメラ等の撮像手段と、この撮像手段によって得られた画像データから乗員の動きを検出する検出手段とを備えた位置検出センサを用いてもよい。すなわち、この位置検出センサは、撮像手段によって常時、車室内側からウインドウガラス1面を撮影しており、撮影された画像データは検出手段へ送出される。検出手段は、乗員の手が画像データに現れたことに基づく画像データの変化を検出しており、この変化が生じた位置を示す位置データに基づいて汚れ位置信号を制御手段40へ送出する。このように本例では、乗員が手で汚れ3の位置を指し示すことによって、半自動的に制御手段40へ汚れ位置信号を送出することができるので操作性が向上する。
また、上記実施形態では、ウォッシャ機構20に切替バルブ29a,29bを用いて、ウインドウガラス1面の特定の領域へ個別にウォッシャ液を噴射する構成(噴射方向変更手段)を示したが、これに限らず、図12に示すように構成してもよい。
図12の例は、ノズル25(26)を回動可能に構成しウォッシャ液の噴射方向を可変とした噴射方向変更手段の例である。すなわち、ノズル25(26)には端部に歯車25d(26d)が配設された回動軸25c(26c)が取り付けられている。そして、歯車25d(26d)と噛合して歯車25e(26e)が配設されており、この歯車25e(26e)はモータ25f(26f)によって回動可能となっている。回動軸25c(26c)および歯車25e(26e)は、回動機構に相当する。制御手段40はノズル駆動部としてのモータ25f(26f)へ駆動信号を送出して作動させることによって、ノズル25(26)を回動軸25c(26c)を中心として所定角度範囲内で回動させることができる。これにより、各ノズル25(26)からのウォッシャ液の噴射方向を変更して、ウォッシャ液を必要な箇所へ集中的に供給することができる。
また、上記実施形態では、ノズル25、ノズル26が、それぞれ2つの噴射孔25a,25b、噴射孔26a,26bを備えており、これらの噴射孔を切替バルブ29a,29bによって切り替えることによって汚れ3に向けてウォッシャ液が供給されるようにしていたが、これに限らず、図13のようにノズルをワイパアーム15a,15bまたはワイパブレード16a,16bに設けてもよい。
図13(A)の例では、ワイパアーム15aの内部にはホース27が配設されている。ホース27の一端は、ワイパアーム15a内を通りワイパアーム15a上に設けられたノズル25に接続されている。ホース27の他端は、ウォッシャポンプ23へ接続されている。本例では、このような構成によりワイパブレード16a,16bに対して正回動方向にあるウインドウガラス1面上の汚れ3に対してノズル25,26からウォッシャ液を噴射することができる。ワイパアーム15aに配設されたノズル25およびワイパアーム15a内を通るホース27は、噴射方向変更手段に相当する。
また、図13(B)の例では、ホース27は、ワイパアーム15aからさらにワイパブレード16aまで延出しており、ワイパブレード16aの長手方向に離間して複数設けられたノズル25に接続されている。ノズル25は、正逆回動方向にウォッシャ液を噴射することができるように両側に設けられている。これにより、本例では、ワイパブレード16aの移動方向の前後に向けてウォッシャ液を供給することができる。ワイパブレード16aに配設されたノズル25およびワイパアーム15a,ワイパブレード16a内を通るホース27は、噴射方向変更手段に相当する。
また、上記実施形態では、複数のワイパブレードによってウインドウガラス1面を払拭する構成を示したが、これに限らず、一のワイパブレードによって払拭する構成としてもよい。
本発明の一実施形態に係るワイパ装置の説明図である。 本発明の一実施形態に係るワイパ装置の電気的構成の説明図である。 本発明の一実施形態に係るワイパ装置の動作の説明図である。 本発明の一実施形態に係るワイパ装置のウォッシャ機構の説明図である。 本発明の一実施形態に係るワイパ装置のワイパ機構の払拭速度の変化を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るワイパ装置の入力手段の説明図である。 本発明の一実施形態に係るワイパ装置の入力手段の説明図である。 本発明の一実施形態に係るワイパ装置の動作手順のフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るワイパ装置のワイパ機構の説明図である。 本発明の他の実施形態に係るワイパ装置のワイパ機構の説明図である。 本発明の他の実施形態に係るワイパ装置の入力手段の説明図である。 本発明の他の実施形態に係るワイパ装置のウォッシャ機構の説明図である。 本発明の他の実施形態に係るワイパ装置のウォッシャ機構の説明図である。
符号の説明
1・・ウインドウガラス、 1a,1b・・払拭領域、 2・・指定払拭領域、
10・・ワイパ機構、 11,11A〜11C・・ワイパモータ、
11a・・回転量検出センサ、 11b,11ba,11bb,11bc・・出力軸、
13,13A,13B・・リンク機構、 15a,15b・・ワイパアーム、
16a,16b・・ワイパブレード、 20・・ウォッシャ機構、 21・・タンク、
23・・ウォッシャポンプ、 25,26・・ノズル、
25a,25b,26a,26b・・噴射孔、 25c・・回動軸、
25d,25e・・歯車、 25f・・モータ、27,27a,27b・・ホース、
29a,29b・・切替バルブ、 30・・入力手段、 31・・操作スイッチ、
33・・ディスプレー、 33a・・画面、 34・・タッチセンサ、
35・・汚れ位置検出センサ、 36・・入力スイッチ、
36a,36b・・スイッチ、 36c,36d・・払拭領域表示、
36aa,36ab,36ba,36bb・・指示表示、
40・・制御手段、 41・・制御部、 42・・ドライバー、 43・・電源、
S・・ワイパ装置

Claims (17)

  1. 車両のウインドウガラス面に対してウォッシャ液を噴射するウォッシャ機構と、ウインドウガラス面をワイパブレードの往復動によって払拭するワイパ機構と、ウインドウガラス面の汚れの付着位置を示す汚れ位置信号を送出する入力手段と、前記汚れ位置信号に基づいて前記ウォッシャ機構および前記ワイパ機構の駆動を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記汚れ位置信号に基づいて前記ワイパブレードによる払拭領域のうち汚れの付着位置を含む所定の領域を指定払拭領域として設定し、該指定払拭領域を前記ワイパブレードによって払拭させるように前記ワイパ機構を駆動することを特徴とするワイパ装置。
  2. 前記ウォッシャ機構は、汚れの付着位置に向けてウォッシャ液を噴射する噴射方向変更手段を有することを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
  3. 前記噴射方向変更手段は、複数の噴射孔が形成されウォッシャ液を各噴射孔に対応する複数の方向に噴射可能なノズルと、ウォッシャタンク内のウォッシャ液を圧送するウォッシャポンプにホースを介して接続され前記複数の噴射孔のうちいずれかを前記ウォッシャポンプ側に連通可能な切替バルブと、を備え、
    前記制御手段は、前記ワイパブレードによる払拭領域のうち汚れの付着位置に向けてウォッシャ液を噴射するように前記汚れ位置信号に基づいて前記切替バルブを切り替えることを特徴とする請求項2に記載のワイパ装置。
  4. 前記噴射方向変更手段は、ウォッシャ液を噴射するノズルと、該ノズルを回動させてウォッシャ液の噴射方向を変更可能な回動機構と、該回動機構を駆動するノズル駆動部と、を備え、
    前記制御手段は、前記ワイパブレードによる払拭領域のうち汚れの付着位置に対してウォッシャ液を噴射するように前記汚れ位置信号に基づいて前記ノズル駆動部を制御することを特徴とする請求項2に記載のワイパ装置。
  5. 前記噴射方向変更手段は、ワイパアームまたはワイパブレードに配設されウォッシャ液を噴射可能なノズルと、該ノズルとウォッシャタンク内のウォッシャ液を圧送するウォッシャポンプとを連通するホースと、を備えたことを特徴とする請求項2に記載のワイパ装置。
  6. 前記入力手段は、タッチセンサを備えたディスプレーであり、該ディスプレー上の押圧位置に基づいて前記汚れ位置信号を送出することを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
  7. 前記入力手段は、回動角度を指定することができる回転式または切替式のスイッチであり、該スイッチの操作によって指定される回動角度に基づいて前記汚れ位置信号を送出することを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
  8. 前記入力手段は、ウインドウガラスの車室内側面に配設されたタッチセンサであり、ウインドウガラスの車室内側面の押圧位置に基づいて前記汚れ位置信号を送出することを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
  9. 前記入力手段は、ウインドウガラス面を撮像する撮像手段と、該撮像手段によって得られた画像データから乗員の動きを検出する検出手段と、を備えた位置検出センサであり、
    前記検出手段は、乗員が手でウインドウガラス面を指し示すことに基づく画像データの変化を検出し、該画像データの変化が現れた位置データに基づいて前記汚れ位置信号を送出することを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
  10. 前記入力手段は、ウインドウガラスに付着した汚れを光学的に検出する汚れ位置検出センサであり、該汚れ位置検出センサは、検出した汚れの位置データに基づいて前記汚れ位置信号を送出することを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
  11. 前記ワイパ機構は、複数のワイパブレード及び該ワイパブレードにそれぞれ連結されたワイパアームと、1または複数のワイパアームごとに設けられ該1または複数のワイパアームを往復動させる駆動部と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
  12. 前記ワイパ機構は、ワイパブレード及び該ワイパブレードに連結されたワイパアームと、該ワイパアームを往復動させる駆動部と、を備え、
    該駆動部は、その出力軸が前記ワイパアームの基端部に連結され正逆回転することによって前記ワイパアームを往復動させることを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
  13. 前記制御手段は、前記指定払拭領域のうち汚れの付着位置付近に比べて前記指定払拭領域の端部付近で前記ワイパブレードの払拭速度が低速となるように前記ワイパ機構を制御することを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
  14. 前記制御手段は、汚れの付着位置付近と前記指定払拭領域の端部付近との間で前記ワイパブレードの払拭速度を連続的に変化させることを特徴とする請求項13に記載のワイパ装置。
  15. 前記ワイパ機構は複数のワイパブレードを有し、該複数のワイパブレードの払拭領域は互いに重複する重複領域を有してなり、
    前記汚れ位置信号による汚れの付着位置が前記重複領域に含まれる場合に、前記制御手段は、前記複数のワイパブレードのうち運転車側のワイパブレードを作動させないように制御することを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
  16. 前記制御手段は、汚れが検出されなくなった場合に前記ワイパブレードによる払拭動作を停止させることを特徴とする請求項10に記載のワイパ装置。
  17. 前記入力手段は、操作スイッチを有し、
    前記制御手段は、前記操作スイッチの操作に基づいて、前記汚れ位置信号によらずに前記ワイパブレードを払拭動作させるように前記ワイパ機構を制御することを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。
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