JP2006141473A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者に合った演出言語の切換えを遊技者自身に行なわせることができるとともに、そのような切換えに遊技性および興趣性を持たせることができる遊技機の提供を目的としている。
【解決手段】本発明の遊技機は、遊技者によって行なわれた遊技操作が操作指示演出データにおけるいずれかの言語による指示と合致するか否かを判断し、合致している場合には、その特定の1つの言語に対応する演出データを選択して、以後、その演出データに基づいた演出を行なう。
【選択図】 図12

Description

本発明は、パチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技機に関する。
一般に、パチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技機においては、遊技状態等に応じて、画像表示、光、音等によって所定の演出が行なわれる。また、遊技のナビゲーションが行なわれる場合もある。そして、このような演出(特に、画像表示や音声による演出)やナビゲーションには、多かれ少なかれ、言語が含まれる。
しかしながら、例えば日本人向けに製造された遊技機においては、日本語という1種類の言語のみで演出等がなされるため、日本語が分からない外国人がそのような演出等を十分に楽しんだり理解することができないことも考えられる。
そのため、従来から、異なる複数種類の言語で演出等を行なえる遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−16575号公報
ところで、特許文献1に開示された遊技機にあっては、その筐体の内部に設けられた専用の設定操作部によって演出等における言語の切換えを行なうようになっており、遊技者が言語の選択を行なうことはできない。
また、一般に、「日本語」「英語」等といった表示を画面上に出現させ、いずれかの言語を遊技者に選択させる遊技機も存在するが、その選択自体に遊技性はなく、また、遊技操作以外にそのような選択操作を伴うことから、操作が煩雑となり、興趣の減退を招くことも考えられる。また、それによって、遊技を継続しようとする遊技者の熱意が削がれる虞もある。
本発明は、前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、遊技者に合った演出言語の切換えを遊技者自身に行なわせることができるとともに、そのような切換えに遊技性および興趣性を持たせることができる遊技機を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された遊技機は、遊技を制御する遊技制御手段と、演出データを複数の言語毎に記憶する演出データ記憶手段と、前記遊技制御手段からの情報に基づいて、前記演出データ記憶手段に記憶された演出データの中から、特定の1つの言語に対応する演出データを選択する演出データ選択手段と、前記演出データ選択手段によって選択された演出データを表示する表示手段とを備え、前記演出データ選択手段は、複数の言語により、言語毎に異なる遊技操作を遊技者に指示するとともに、その指示にしたがって遊技者が行なった遊技操作に対応する言語の演出データを前記演出データ記憶手段の中から選択することを特徴とする。
この請求項1に記載された遊技機によれば、複数の言語により、言語毎に異なる遊技操作を遊技者に指示するとともに、その指示にしたがって遊技者が行なった遊技操作に対応する言語の演出データを演出データ記憶手段の中から選択して表示するようになっているため、遊技者に合った演出言語の切換えを遊技者自身が行なえることは勿論のこと、演出言語の切換え操作がそのまま遊技操作にもなっていることから(遊技操作以外に演出言語の切換え操作を行なう必要がないため)、操作が煩雑になることはなく、演出言語の切換え操作によってかえって興趣の向上が図られることにもなる。また、遊技者が理解できる言語による演出を実行することで、遊技を継続しようとする遊技者の熱意を持続させることも可能になる。つまり、請求項1に記載された遊技機によれば、遊技者が遊技の流れの中で演出言語の切換え操作を無意識のうちに行なうことができるため、操作の煩雑さを感じさせることがないばかりか、演出言語の切換え換え操作自体に遊技性を持たせることができ、更なる興趣の向上を図ることが可能になる。
なお、前記演出データ選択手段が複数の言語により遊技者に対して行なう言語毎に異なる遊技操作の指示は、前記表示手段に表示される表示画面(例えば、演出画面)を通じて行なわれても良く、あるいは、音声等によって行なわれても良い。
また、請求項2に記載された遊技機は、請求項1に記載された遊技機において、前記演出データの中には、複数の言語により遊技者に言語別の操作を指示する少なくとも1つの操作指示演出データが含まれ、前記演出データ選択手段は、遊技者による操作を検知するための操作検知手段と、この操作検知手段によって検知された操作が前記表示手段により表示される前記操作指示演出データにおけるいずれかの言語による指示と合致するか否かを判断する操作判断手段とを有するとともに、前記操作検知手段によって検知された操作が前記操作指示演出データにおける特定の1つの言語による指示に合致していると前記操作判断手段が判断すると、その特定の1つの言語に対応する演出データを前記演出データ記憶手段の中から選択することを特徴とする。
この請求項2に記載された遊技機によれば、請求項1に記載された遊技機と同様の作用効果が得られるとともに、演出言語の切換え操作を遊技の演出の中で行なうことができるため、興趣の向上に寄与できる。
また、請求項3に記載された遊技機は、請求項2に記載された遊技機において、遊技に必要な識別情報を変動表示する変動表示手段と、前記変動表示手段による識別情報の変動表示動作を停止操作するための停止操作手段と、前記遊技制御手段からの情報と前記停止操作手段による停止操作態様とに基づいて、前記変動表示手段による変動表示を停止制御する停止制御手段とを備え、前記操作検知手段は、遊技者による前記停止操作手段の操作を検知することを特徴とする。
この請求項3に記載された遊技機によれば、請求項2に記載された遊技機と同様の作用効果が得られるとともに、言語別の演出データの選択が、変動表示する識別情報を停止操作するという遊技操作に関連付けられるため、遊技との一体感が増し、興趣性を格段に高めることが可能になる。
また、請求項4に記載された遊技機は、請求項3に記載された遊技機において、前記停止操作手段の操作が複数存在し、各操作がそれぞれ異なる言語に対応付けられていることを特徴とする。
この請求項4に記載された遊技機によれば、請求項3に記載された遊技機と同様の作用効果が得られるとともに、各遊技操作と各言語とが対応付けられるため、言語の判別を簡単且つ効率的に行なうことができるとともに、遊技性も飛躍的に向上する。
本発明の遊技機によれば、遊技者に合った演出言語の切換えを遊技者自身に行なわせることができるとともに、そのような切換えに遊技性および興趣性を持たせることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る遊技機としてのスロットマシンが示されている。図示のように、本実施形態に係るスロットマシン1は、前面に開閉可能なドア(前面扉)2を有する箱体1aを備えている。ドア2には、その前面のほぼ中央より上部に、パネル表示部2aと、各種の演出表示を行なう画像表示装置(表示手段)を構成する液晶表示部2bと、固定表示部2cとが設けられている。前面扉2の内部(液晶表示部2bの背面)には、3個の変動表示手段としての変動表示装置(ここでは、機械的に回転する3個の回転リールで構成されている;以下、リールと称する)3L,3C,3Rが回転自在に横一列に配設されており、これら各リール3L,3C,3Rの外周表面には、複数種類の図柄によって構成される図柄列が描かれている。各リール3L,3C,3Rに形成された図柄は、矩形の図柄表示領域21L,21C,21Rを通して視認できるようになっており、各リール3L,3C,3Rは、定速回転(例えば、80回転/分)可能に構成されている。
パネル表示部2a、液晶表示部2b、固定表示部2cの下方には、略水平面の台座部4が形成されている。この台座部4の左側には、押しボタン操作によりクレジットされている遊技媒体としてのメダルを賭けるための最大BETボタン13が設けられており、その左側には、同様に1−BETボタン11および2−BETボタン12が設けられている。また、台座部4の右側には、メダルを投入する投入口10が設けられており、その前面部左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切り換えるC/Pボタン14が設けられている。このC/Pボタン14の切り換えにより、正面下部のメダル払出し口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受け部5に溜められる。
C/Pボタン14の右側には、遊技者の操作によりリール3L,3C,3Rを回転させ、図柄表示領域21L,21C,21R内での図柄の変動を開始(ゲームを開始)するためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。また、台座部4の前面中央部で、スタートレバー6の右側には、3個のリール3L,3C,3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン(停止操作手段)7L,7C,7Rが設けられている。また、メダル受け部5の上方の左右には、スピーカ9L,9Rが設けられている。
パネル表示部2aは、ボーナス遊技情報表示部16、BETランプ117a〜117c、払出表示部18、クレジット表示部19等によって構成される。ボーナス遊技情報表示部16は、7セグメントLEDから成り、ボーナスゲーム中の遊技情報を表示する。1−BETランプ117a、2−BETランプ117b及び最大BETランプ117cは、ゲームを行なうために賭けられたメダルの数に応じて点灯するものであり、1−BETランプ117aは、BET数が「1」の場合に点灯し、2−BETランプ117bは、BET数が「2」の場合に点灯し、最大BETランプ117cは、BET数が「3」の場合に点灯する。また、払出表示部18およびクレジット表示部19は、それぞれ7セグメントLEDから構成されており、入賞成立時のメダルの払出枚数及び貯留(クレジット)されているメダルの枚数を表示する。なお、それ以外にも、例えば、遊技動作を表示するランプや、役物作動回数を表示する表示部等が設けられていても良い。
図2に明確に示されるように、液晶表示部2bは、図柄表示領域(表示領域)21L,21C,21Rと、これらを囲むようにして設けられた窓枠表示領域(枠領域)22L,22C,22Rと、演出表示領域23とを備えており、窓枠表示領域22L,22C,22Rは、リール3L,3C,3R上に配置された図柄の表示窓の枠を表している。
固定表示部2cは、予め定めた画像を表示する領域であり、この固定表示部2cに表示された画像と、演出表示領域23に表示された画像により一つの静止画像又は動画像を表示できるようになっている。
また、図柄表示領域21L,21C,21Rには、入賞ラインとして、水平方向にトップライン8b、センターライン8c、ボトムライン8dが設けられるとともに、斜め方向にクロスアッブライン8a、クロスダウンライン8eが設けられている。これらの入賞ラインは、後述する1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13を操作すること、あるいは、メダル投入口10にメダルを投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化されるようになっている。また、どの入賞ラインが有効化されたかは、BETランプ117a,117b,117cの点灯で表示される。
なお、液晶表示部2bは、保護ガラス、表示板、液晶パネル、導光板、反射フィルム、蛍光ランプ、及び液晶パネル駆動用のICを搭載したテーブルキャリアパッケージ(TCP)からなり液晶パネルの端子部に接続されるフレキシブル基板、等を備えた透過型液晶表示装置で構成されている。
液晶パネルの表示モードは、ノーマリーホワイトに設定されており、液晶を駆動できない事態が生じても、図柄表示領域21L,21C,21Rを通して、各リール3L,3C,3R上に配置された図柄を視認でき、遊技を継続できるようになっている。そして、図柄表示領域21L,21C,21Rにある液晶を駆動しない場合には、リール3L,3C,3Rの図柄が視認できると共に、図柄表示領域21L,21C,21Rにある液晶を駆動すると、その部分で表示される画像を視認することが可能となる。
図3は、スロットマシン1における遊技処理動作を制御する主制御回路71と、主制御回路71に電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)と、主制御回路71から送信される制御指令に基づいて液晶表示部2bを構成する液晶表示装置131、スピーカ類9L,9R,LED(ランプ)類101を制御する副制御回路72とを含む回路構成を示す。
主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行なう遊技制御手段としてのCPU31と、記憶手段であるROM32およびRAM33を含む。
CPU31には、基準クロックパルスを発するクロックパルス発生回路34および分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36およびサンプリング回路37とが接続されている。なお、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、すなわち、CPU31の動作プログラム上で、乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36およびサンプリング回路37は省略可能であり、あるいは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
マイクロコンピュータ30のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽選テーブル、停止ボタン7L,7C,7Rの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。副制御回路72が主制御回路71ヘコマンド、情報等を入力することはなく、主制御回路71から副制御回路72への一方向で通信が行われる。RAM33には、種々の情報が格納される。例えば、フラグ、遊技状態の情報等が格納される。
図3の回路において、マイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、BETランプ(1−BETランプ117a、2−BETランプ117b、最大BETランプ117c)と、情報表示部16,18,19と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払い出す払出手段としてのホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L,3C,3Rを回転駆動するステッピングモータ49L,49C,49Rとがある。
更に、ステッピングモータ49L,49C,49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令などの制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、マイクロコンピュータ30が制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13、C/Pスイッチ14、メタルセンサ10S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51がある。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。メダルセンサ10Sは、メダル投入口10に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L,7C,7Rの操作に応じて停止信号を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L,3C,3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40Sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
図3の回路において、乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数およびROM32内に格納されている確率抽選テーブルに基づいて、当選役が決定される。
リール3L,3C,3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ49L,49C,49Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM33の所定エリアに書き込まれる。リール3L,3C,3Rからは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路50を介してCPU31に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM33で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これにより、RAM33内には、各リール3L,3C,3Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
上記のようなリール3L,3C,3Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブル(図示せず)が、ROM32内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各リール3L,3C,3Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
更に、ROM32内には、入賞図柄組合せテーブル(図示せず)が格納されている。この入賞図柄組合せテーブルでは、入賞となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞を表わす入賞判定コードとが対応づけられている。上記の入賞図柄組合せテーブルは、左のリール3L、中央のリール3C、右のリール3Rの停止制御時および全リール停止後の入賞確認を行なう場合に参照される。
上記乱数サンプリングに基づく抽選処理(確率抽選処理)により当選した場合には、CPU31は、遊技者が停止ボタン7L,7C,7Rを操作したタイミングでリール停止信号回路46から送られる操作信号および選択された「停止テーブル」に基づいて、リール3L,3C,3Rを停止制御する信号をモータ駆動回路39に送る(したがって、CPU31は、リール3L,3C,3Rの変動表示を停止制御する停止制御手段として機能する)。
当選した役の入賞を示す停止態様となれば、CPU31は、払出指令信号をホッパー駆動回路41に供給してホッパー40から所定個数のメダルの払出を行なう。その際、メダル検出部40Sは、ホッパー40から払出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達した時に、メダル払出完了信号がCPU31に入力される。これにより、CPU31は、ホッパー駆動回路41を介してホッパー40の駆動を停止し、「メダル払出処理」を終了する。
図4は、副制御回路72の構成を示すブロック図である。副制御回路72は、画像制御回路(gSub)72aと、音・ランプ制御回路(mSub)72bとから構成されている。この画像制御回路(gSub)72aまたは音・ランプ制御回路(mSub)72bは、主制御回路71を構成する回路基板とは各々別の回路基板上に構成されている。
主制御回路71と画像制御回路(gSub)72aとの間の通信は、主制御回路71から画像制御回路(gSub)72aへの一方向で行われ、画像制御回路(gSub)72aが主制御回路71ヘコマンド、情報等を入力することはない。また、画像制御回路(gSub)72aと音・ランプ制御回路(mSub)72bとの間の通信は、画像制御回路(gSub)72aから音・ランプ制御回路(mSub)72bへの一方向で行われ、音・ランプ制御回路(mSub)72bが画像制御回路(gSub)72aヘコマンド、情報等を入力することはない。
画像制御回路(gSub)72aは、画像制御CPU82、シリアルポート81、プログラムROM83、ワークRAM85、カレンダIC86、画像制御IC87、制御RAM88、画像ROM(CROM(キャラクタROM))84、ビデオRAM89で構成される。
画像制御CPU82は、割込コントローラ、入出カポートを備えている。また、画像制御CPU82は、主制御回路71から送信されたコマンドに基づき、プログラムROM83内に格納された制御プログラムに従って各種の処理を行なう。また、画像制御回路(gSub)72aは、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器およびサンプリング回路を備えていないが、画像制御CPU82の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されている。
シリアルポート81は、主制御回路71から送信されるコマンド等を受信する。プログラムROM83は、画像制御CPU82で実行する制御プログラムや決定用テーブル等を格納する。ワークRAM85は、画像制御CPU82が前述した制御プログラムを実行する場合の、作業用の一時記憶手段として構成される。
カレンダIC86は日付データを記憶する。このカレンダIC85とワークRAM84とは、バックアップ対象となっている。つまり、画像制御CPU82に供給される電源が遮断された場合であっても、電源が供給され続け、記憶された情報等の消去が防止される。
画像制御IC87は、画像制御CPU82により決定された演出内容に応じた画像を生成し、液晶表示装置131に出力する。制御RAM88は、画像制御IC87の中に含まれている。画像制御CPU82は、この制御RAM88に対して情報等の書き込みや読み出しを行なう。また、制御RAM88には、画像制御IC87のレジスタと、スプライト属性テーブルと、カラーパレットテーブルと、が展開されている。画像制御CPU82は、画像制御IC87のレジスタと、スプライト属性テーブルとを所定のタイミングごとに更新する。
画像制御IC87には、液晶表示装置131と、画像ROM84と、ビデオRAM89とが接続されている。画像ROM84は、画像を生成するための画像データ、ドットデータ等を格納する。特に、本実施形態において、画像ROM84は、複数の言語(例えば、日本語と英語)毎に画像データ(演出データ)を記憶しており、演出データ記憶手段を構成している。また、ビデオRAM89は、画像制御IC87で画像を生成する場合の一時記憶手段として構成される。
また、画像制御IC87は、ビデオRAM89のデータを液晶表示装置131に転送終了する(1/60秒)毎に画像制御CPU82に信号を送信する。また、画像制御回路(gSub)72aでは、画像制御CPU82が、音・ランプの演出の制御も行なうこととなっている。画像制御CPU82は、決定された演出に基づいて、音・ランプの種類および出力タイミンクを決定する。そして、画像制御CPU82は、所定のタイミングごとに、音・ランプ制御回路(mSub)72bにシリアルポート81を介してコマンドを送信する。音・ランプ制御回路(mSub)72bでは、主に、画像制御回路(gSub)72aから送信されたコマンドに応じて、音・ランプの出力のみを行なうこととなる。
音・ランプ制御回路(mSub)72bは、音・ランプ制御CPU92、シリアルポート91、プログラムROM96、ワークRAM95、音源IC93、パワーアンプ94、音源ROM97で構成される。
音・ランプ制御CPU92は、割込コントローラ、入出カポート(シリアルポートは図示)を備えている。音・ランプ制御CPU92は、画像制御回路(gSub)72aから送信されたコマンドに基づき、プログラムROM96内に格納された制御プログラムに従って音・ランプの出力処理を行なう。また、音・ランプ制御CPU92には、LED類・ランプ類101が接続されている。音・ランプ制御CPU92は、画像制御回路(gSub)72aから所定のタイミングで送信されるコマンドに応じて、LED類・ランプ類101に出力信号を送信する。これにより、LED類・ランプ類101が演出に応じた所定の態様で発光することとなる。
シリアルポート91は、画像制御回路(gSub)72aから送信されるコマンド等を受信する。プログラムROM96は、音・ランプ制御CPU92で実行する制御プログラム等を格納する。ワークRAM95は、音・ランプ制御CPU92が前述した制御プログラムを実行する場合の、作業用の一時記憶手段として構成される。
音源IC93は、画像制御回路(gSub)72aから送信されたコマンドに基づいて音源を生成し、パワーアンプ94に出力する。パワーアンプ94は増幅器であり、このパワーアンプ94にはスピーカ類9L,9Rが接続されている。パワーアンプ94は、音源IC93から出力された音源を増幅し、増幅した音源をスピーカ類9L,9Rから出力させる。音源ROM97は、音源を生成するための音源データ(フレーズ等)等を格納する。
また、音・ランプ制御CPU92には、音量調節部103が接続されている。音量調節部103は、遊技場の従業員等により操作可能となっており、スピーカ類9L,9Rから出力される音量の調節が行われる。音・ランプ制御CPU92は、音量調節部103から送信される入力信号に基づいて、スピーカ類9L,9Rから出力される音を入力された音量に調節する制御を行なう。
次に、図5および図6に示すメインフローチャートを参照して、主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
図5に示すように、S1において、CPU31は、RAM33に記憶されているデータや通信データ等を初期化する。S2において、CPU31は、前回の単位遊技で使用されたパラメータ等をRAM33の所定の領域から消去するとともに、今回の単位遊技で使用するパラメータ等をRAM33の所定の領域に書き込む。
S3において、CPU31は、メダル投入処理を行なう。具体的には、CPU3Iは、投入されたコインが不正なコインであるか否か判定し、投入されたコインが不正なコインである場合にはそのコインを外部に排出し、投入されたコインが不正なコインでない場合にはそのコインを受け付ける。また、CPU31は、前回の単位遊技においてリプレイが入賞した場合には前回の単位遊技において賭けられていたメダル枚数で今回の単位遊技を可能(いわゆる自動投入)にする。
S4において、CPU31は、メダルが投入(自動投入を含む)されたか否か判定する。また、CPU31は、この判定がYESである場合にはS5の処理に移り、NOである場合にはS6の処理に移る。S5において、CPUは、メダルが投入される毎に、投入されたメダル枚数を含むメダル投入コマンドを副制御回路72に送信する。この副制御回路72は、入力されたメダル投入コマンドに基づいて所定のメダル投入処理を行なう。
S6において、CPU31は、投入されたメダル枚数が最大枚数(ここでは3枚)に達しているか否か判定する。また、CPU31は、この判定がYESである場合にはS7の処理に移り、NOである場合にはS3の処理に戻る。
S7において、CPU31は、スタートレバー6に対する所定の操作に基づくスタートスイッチ6Sからの入力信号があるか否か判定する。また、メインCPU31は、この判定がYESである場合にはS8の処理に移り、NOである場合にはS3の処理に戻る。
S8において、CPU31は、乱数発生器36によって発生した乱数をサンプリング回路37によって抽出する。S9〜S13において、CPU31は、遊技状態監視処理、FT(第1確率再遊技状態)遊技数制御処理、確率抽選処理、内部当選役変更処理、FT終了抽選処理を順次に行なう。
S14において、CPU31は、S11の確率抽選処理で決定された内部当選役又はS12の内部当選役変更処理で変更された内部当選役を停止用当選役にセットする。S15において、CPU31は、モード抽選処理を行なう。また、S16において、CPU31は、S14でセットされた停止用当選役及び停止制御用遊技状態に応じて停止テーブル及び入賞ラインを選択する。S17において、CPU31は、スタートコマンド送信処理を行なう。
また、S18において、CPU31は、前回の単位遊技を開始してから4.1秒が経過しているか否か判定する。また、CPU31は、この判定がYESである場合にはS20の処理に移り、NOである場合にはS19の処理に移る。S19において、CPU31は、ゲーム開始待ち時間を消化する。具体的には、CPU31は、単位遊技を開始するための遊技者による所定の操作に応じた入力を無効とする。
S20において、CPU31は、1ゲーム監視用タイマをセットする。なお、1ゲーム監視用タイマとは、各単位遊技における経過時間を監視するタイマであり、停止ボタン7L,7C,7Rに対する所定の操作によらずに、リール3L,3C,3Rの回転を自動的に停止するための自動停止タイマを含むものである。
S21において、CPU31は、リール3L,3C,3Rの回転の開始を許可する。S22において、CPU31は、リール3L,3C,3Rの回転の停止を許可するリール停止許可コマンドを送信する。そして、CPU31は、停止ボタン7L,7C,7Rに対する所定の操作に基づいて入力を有効化する。
図6を参照すると、S23において、CPU31は、停止ボタン7L,7C,7Rのいずれかに対して所定の操作が行われたか否か(停止ボタン7L,7C,7Rがオンされたか否か)判定する。具体的には、CPU31は、リール停止信号回路46からの停止指令信号に基づいて、停止ボタン7L,7C,7Rがオンされたか否か判定する。また、CPU31は、この判定がYESである場合にはS25の処理に移り、NOである場合にはS24の処理に移る。
S24において、CPU31は、自動停止タイマの値がOか否か、すなわちリール3L,3C,3Rの回転を自動的に停止するか否か判定する。また、CPU31は、この判定がYESである場合にはS25の処理に移り、NOである場合にはS23の処理に戻る。
S25において、CPU31は、S14で決定した停止用当選役及びリール停止信号回路46からの停止指令信号が入力されたタイミング(停止ボタン7L,7C,7Rが操作されたタイミング)に基づいて、滑りコマ数を決定する。なお、この滑りコマ数は、リール停止信号回路46からの停止指令信号が入力されてから実際にリール3L,3C,3Rの回転を停止させるまでに、所定数(例えば、4コマ)を上限として移動させる図柄の数である。すなわち、停止用当選役に係る図柄が0コマ〜4コマの範囲内にあるタイミングで、停止ボタン7L,7C,7Rが操作された場合には、停止用当選役に係る図柄を揃えることができる場合があるが、停止用当選役に係る図柄が0コマ〜4コマの範囲内にないタイミングで、停止ボタン7L,7C,7Rが操作された場合には、停止用当選役に係る図柄を揃えることができない。
S26において、CPU31は、S25で決定した滑りコマ数分、停止操作されたリールが回転するのを待つ。S27において、CPU31は、該当するリールの回転を停止するように指示する。S28において、CPU31は、停止されたリールに係る情報(所定の有効ライン(例えば、センターライン8c)上の図柄に係る図柄番号、停止させたリールの識別子(停止リール識別子)、リールが回転中であるか否かを示すリール回転識別子(左、中又は右のいずれか)等)を示すリール停止コマンドを副制御回路72に送信する。S29において、CPU31は、全リールが停止したか否か判定する。また、CPU31は、この判定がYESである場合にはS30の処理に移り、NOである場合にはS23の処理に戻る。
S30において、CPU31は、入賞検索処理を行なう。具体的には、CPU31は、有効ラインに判定用当選役に係る図柄組合せが揃っているか否か判定する。また、CPU31は、有効ラインに揃った図柄組合せに対応する入賞役を特定するフラグ(入賞フラグ)をセットする。
S31において、CPU31は、S30でセットした入賞フラグが正常であるか否か判定する。また、CPU31は、この判定がYESである場合にはS33の処理に移り、NOである場合にはS32の処理に移る。具体的には、CPU31は、入賞役が内部当選役に含まれる場合、又は入賞役が持越役に含まれる場合に入賞役が正常と判定する。
S32において、CPU31は、入賞フラグが正常でないことを示すイリーガルエラーを表示する。S33において、CPU31は、入賞フラグによって特定される入賞役、該入賞役に係る図柄組合せが揃った有効ライン等を示す入賞コマンド(24ビットのパラメータ)を副制御回路72に送信する。
S34において、CPU31は、入賞役に対応するメダルの払出枚数が0であるか否か判定する。また、CPU31は、この判定がYESである場合にはS36の処理に移り、NOである場合にはS35の処理に移る。S35において、CPU31は、入賞役に対応するメダルの貯留又は払出を行なう。
S36において、CPU31は、メダルの払出が終了したことを示す払出終了コマンドを副制御回路72に送信する。S37において、CPU31は、BB(ビックボーナス)作動中フラグ又はRB(レギュラーボーナス)作動中フラグがオンであるか否か判別する。また、CPU31は、この判定がYESである場合にはS38の処理に移り、NOである場合にはS39の処理に移る。
ここで、BB作動中フラグは、遊技状態がBB遊技状態であるか否か判別するためのフラグである。RB作動中フラグは、遊技状態がRB遊技状態であるか否か判別するためのフラグである。BB作動中フラグ及びRB作動中フラグは、所定のBB・RB作動チェック処理でオンされる。
S38において、CPU31は、BBゲーム数チェック、RBゲーム数チェックを行なう。また、S39において、CPU31は、所定のBB・RB作動チェック処理を行なう。
以上のように、CPU31は、S2〜S39の処理を1回の単位遊技における処理として行ない、これらの処理が終了すると、次の単位遊技に備えて再びS2の処理に戻る。
図7〜図11は、前述した画像制御CPU82の動作の一部を示すフロー図である。なお、画像制御CPU82は、主制御回路71から受信したコマンド及びワ一クRAM85の各作業領域に記憶された情報等に基づいて動作する。
図7は、RESET割込処理を示すフロー図である。図7に示すように、S1O1において、画像制御CPU82は、ワークRAM85の各作業領域に記憶されたデータ、制御RAM88やビデオRAM89に記憶されたデータを初期化する。S102において、画像制御CPU82は、入力監視処理を行なう。
S103において、画像制御CPU82は、主制御回路71から受信したコマンドに応じた各処理を行なう。具体的には、画像制御CPU82は、主制御回路71から受信したコマンドに基づいて、液晶表示装置131、LED類・ランプ類101、スピーカ類9L,9Rを用いて行なう演出内容を決定する。
S104において、画像制御CPU82は、決定した演出内容(LED類・ランプ類101、スピーカ類9L,9Rに係る演出データ)に対応する処理を実行するように指示するコマンドを音・ランプ制御回路72bに出力する。また、画像制御CPU82は、決定した演出データに基づいて、画像ROM84から画像データを読み出し、読み出した画像データおよび該画像データの表示位置や大きさに係る情報を画像制御IC87(VDP)に送信する。また、画像制御IC87(VDP)は、受信した画像データ(キャラクタ等)及び該画像データの表示位置や大きさに係る情報に基づいて、液晶表示装置131に表示する画像(1フレーム)に係る画像データ(1フレーム)を、ビデオRAM89に備えられた一方のフレームバッファ領域に格納する。
S105において、画像制御CPU82は、VDPカウンタが2であるか否か判定する。なお、VDPカウンタは、所定の周期(1/60秒毎)に発生することによってカウントアップされる。また、画像制御CPU82は、この判定がYESである場合にはS106の処理に移り、NOである場合にはVDPカウンタが2となるまで待機状態となる。
S106において、画像制御CPU82は、VPDカウンタに0をセットする。また、S107において、画像制御CPU82は、画像制御IC87に対してバンク切替えを指示する。すなわち、画像制御CPU82は、画像制御IC87に対して液晶表示装置131に表示する画像の切替えを1/30秒毎に指示する。これにより、液晶表示装置131に、演出内容を動画像として表示することが可能となる。
図8は、主制御回路71からコマンドを受信する毎に発生する割込処理を示すフロー図である。図8に示すように、S111において、画像制御CPU82は、主制御回路71からコマンドを、未処理コマンドとして、作業領域名が未処理コマンド格納領域であるワークRAM85の作業領域に格納する。
図9は、図7のRESET割込処理におけるS103のコマンド入力処理を示すフロー図である。図9に示すように、S103-1において、画像制御CPU82は、主制御回路71から入力された未処理のコマンドに対応するデータがワークRAM85の作業領域に記憶されているか否か判定する。また、画像制御CPU82は、この判定がYESである場合にはS103-2の処理に移り、NOである場合にはコマンド入力処理を終了する。
S103-2において、画像制御CPU82は、ワークRAM85の作業領域記憶されたコマンドに基づいて、当該コマンドに対応する処理を行なう。S103-3において、画像制御CPU82は、S103-2で行なわれた処理に対応する未処理コマンドを処理済にする。
図10は、図9のコマンド処理のS103-2において未処理のコマンドの種類がスタートコマンドである場合に、ジャンプする先の遊技開始処理を示すフロー図である。図10に示すように、S301において、画像制御CPU82は、主制御回路71から図5に示すS17で出力されたスタートコマンドに基づいて、判定用当選役識別子をワークRAM85の所定の作業領域に格納する。
S302において、画像制御CPU82は、前回の単位遊技における持越役と今回の単位遊技における持越役とが一致しているか否か比較する。S303において、画像制御CPU82は、前回の単位遊技における持越役(持越役有り/無し)と今回の単位遊技における持越役(持越役有り/無し)とが異なる場合にはS304の処理に移り、前回の単位遊技における持越役と今回の単位遊技における持越役とが異ならない場合にはS305の処理に移る。
S304において、画像制御CPU82は、ワークRAM85の作業領域に格納された特定カウンタ(怪しかったカウンタ)に3をセットし、S312の処理に移行する。
S305において、画像制御CPU82は、特定カウンタが0であるか否か判定する。また、画像制御CPU82は、この判定がYESである場合にはS307の処理に移り、NOである場合にはS306の処理に移る。S306において、画像制御CPU82は、特定カウンタ(怪しかったカウンタ)から1を減算する。
S307において、画像制御CPU82は、ワークRAM85の作業領域に格納された残り遊技数カウンタが0であるか否かを判定する。また、画像制御CPU82は、この判定がYESである場合にはS308の処理に移り、NOである場合にはS311の処理に移る。
S308において、画像制御CPU82は、スタートコマンドに含まれている持越役及びFT(所定確率の再遊技状態)延長遊技数に基づいて、所定のテーブル(ここでは、演出決定テーブルA)を参照して演出データを決定する。
S309において、画像制御CPU82は、S308で決定された演出データが「ハズレ」であるか否か判定する。また、画像制御CPU82は、この判定がYESである場合にはS311の処理に移り、NOである場合にはS310の処理に移る。S310において、画像制御CPU82は、スタートコマンドに含まれている持越役及び停止用当選役に基づいて、所定のテーブル(ここでは、演出決定テーブルB)を参照して演出データを決定する。
S311において、画像制御CPU82は、決定された演出データに基づいて、所定の演出テーブルを参照して演出識別子及び残り演出遊技数カウンタをセットする。
S312において、画像制御CPU82は、ワークRAM85の作業領域に格納された演出テーブル、演出識別子及び残り演出遊技数カウンタに基づいて、演出データ(スタートレバー)を選択する。続いて、S313において、画像制御CPU82は、S312で選択された演出データが、複数の言語により遊技者に言語別の操作を指示する操作指示演出データとしての演出切換用演出データであるか否かを判断する。この判断がYESの場合には、S314において演出切換フラグがONされ、NOの場合には、S315の処理に移行する。
複数の言語により遊技者に言語別の操作を指示する演出切換用演出データに基づく画像表示の一例が図12に示されている。この図12の例において、演出切換用演出データに基づく画像は、遊技者がスタートレバー6を操作した時点から液晶表示画面の演出表示領域23に表示され、日本語と英語の両方で遊技者にリール3L,3C,3Rの停止操作を指示する。ただし、日本語では、停止ボタン7Lを用いて左側のリール3Lを停止する指示がなされているが、英語では、停止ボタン7Rを用いて右側のリール3Rを停止する指示がなされている。すなわち、画像制御CPU82は、英語と日本語とにより、言語毎に異なる遊技操作を遊技者に指示する。
続いて、S315において、画像制御CPU82は、全てのリール3L,3C,3Rが回転中であるため、左リール回転識別子、中リール回転識別子及び右リール回転識別子にそれぞれ1をセットする。
図11は、図9のコマンド処理のS103-2において未処理のコマンドの種類がリール停止コマンドである場合に、ジャンプする先のリール停止処理を示す図である。図11に示すように、S401において、画像制御CPU82は、主制御回路71から図6に示すS28で出力されたリール停止コマンドに基づいて、停止されたリールに係る情報であるリールの識別子(停止リール識別子)を抽出し、停止リール識別子をセットする。例えば、リール3Lが停止した場合には、画像制御CPU82は、停止リール識別子に0をセットする。
続いて、S402において、画像制御CPU82は、演出切換フラグがONであるか否かを判断する。なお、演出切換フラグは、前述したように、図10のS314でONされる。このS402の処理における判断がYESの場合には、S403の処理に移行し、NOの場合には、S405の処理に移行する。
S403においては、演出テーブルを停止したリールに応じた演出テーブルへ切り換えるテーブル切換処理がなされる。このテーブル切換処理の具体的な流れが図13に示されている。このテーブル切換処理は、主制御回路71から送られてくるリール停止コマンドに基づいて、画像制御CPU82が遊技者によるリールの停止操作が行なわれたか否かを判断し(したがって、画像制御CPU82は、操作者によるリール3L,3C,3Rの操作を検知するための操作検知手段として機能する)、その判断がYESの場合に行なわれる処理である。
図13に示されるように、まず、S501において、画像制御CPU82は、遊技者によるリールの停止操作が液晶表示装置131により表示される演出切換用演出データにおけるいずれかの言語(日本語と英語)による指示と合致するか否かを判断する(したがって、画像制御CPU82は、前記操作検知手段によって検知された操作が演出切換用演出データにおけるいずれかの言語による指示と合致するか否かを判断する操作判断手段として機能する)。この判断がYESの場合には、S502の処理に移行し、NOの場合には、S503の処理に移行する。
S502において、画像制御CPU82は、遊技者によるリールの停止操作が日本語による指示と合致しているか否かを判断する。そして、この判断がYESの場合、画像制御CPU82は、日本語に対応する演出テーブルを画像ROM84の中から選択し、以後、日本語による演出画像を表示するように液晶表示装置131を制御する。一方、S502における判断がNOの場合に、画像制御CPU82は、S504において、英語に対応する演出テーブルを画像ROM84の中から選択し、以後、英語による演出画像を表示するように液晶表示装置131を制御する。すなわち、画像制御CPU82は、遊技制御手段としてのCPU31からの情報に基づいて、画像ROM84に記憶された演出データの中から、特定の1つの言語に対応する演出データを選択するだけでなく、複数の言語により、言語毎に異なる遊技操作を遊技者に指示し、その指示にしたがって遊技者が行なった遊技操作に対応する言語の演出データを画像ROM84の中から選択する演出データ選択手段として機能する。
ここで、再び、図11のリール停止処理に話を戻すと、S403において以上のようなテーブル切換処理がなされると、S404において、画像制御CPU82は、演出切換フラグをOFFにする。続いて、S405において、画像制御CPU82は、停止されたリールが第1停止であるか否か、すなわち、停止リール識別子にO乃至2の何れかが最初にセットされたか否かを判別する。例えば、第1停止したリールが左側リール3Lである場合には、画像制御CPU82は、停止リール識別子に0(左側リール3L)をセットする。また、画像制御CPU82は、停止したリールに対応するリール回転識別子に0をセットする。さらに、画像制御CPU82は、この判定がYESである場合には、S406の処理に移り、NOである場合にはS407の処理に移る。S406において、画像制御CPU82は、ワークRAM85の作業領域に格納された演出テーブル、演出識別子及び残り演出遊技数カウンタに基づいて、演出データ(第1停止)を選択する。
S407において、画像制御CPU82は、停止されたリールが第2停止であるか否か、すなわち、停止リール識別子に0乃至2の何れかが2番目にセットされたか否か判別する。例えば、第2停止したリールが中リール3Cである場合には、画像制御CPU82は、停止リール識別子に1(中リール3C)をセットする。また、画像制御CPU82は、停止したリールに対応するリール回転識別子に0をセットする。さらに、画像制御CPU82は、この判定がYESである場合にはS408の処理に移り、NOである場合にはS409の処理に移る。S408において、画像制御CPU82は、ワークRAM85の作業領域に格納された演出テーブル、演出識別子及び残り演出遊技数カウンタに基づいて、演出データ(第2停止)を選択する。S409において、画像制御CPU82は、ワークRAM85の作業領域に格納された演出テーブル、演出識別子及び残り演出遊技数カウンタに基づいて、演出データ(第3停止)を選択する。
以上説明したように、本実施形態のスロットマシン1では、複数の言語により、言語毎に異なる遊技操作を遊技者に指示するとともに、その指示にしたがって遊技者が行なった遊技操作に対応する言語の演出データを選択して表示するようになっているため、遊技者に合った演出言語の切換えを遊技者自身が行なえることは勿論のこと、演出言語の切換え操作がそのまま遊技操作にもなっていることから(遊技操作以外に演出言語の切換え操作を行なう必要がないため)、操作が煩雑になることはなく、演出言語の切換え操作によってかえって興趣の向上が図られることにもなる。また、遊技者が理解できる言語による演出を実行することで、遊技を継続しようとする遊技者の熱意を持続させることも可能になる。つまり、本実施形態のスロットマシン1によれば、遊技者が遊技の流れの中で演出言語の切換え操作を無意識のうちに行なうことができるため、操作の煩雑さを感じさせることがないばかりか、演出言語の切換え換え操作自体に遊技性を持たせることができ、更なる興趣の向上を図ることが可能になる。
また、本実施形態のスロットマシン1によれば、演出言語の切換え操作を遊技の演出の中で行なうことができるため、興趣の向上に寄与できるとともに、言語別の演出データの選択が、リールを停止操作するという遊技操作に関連付けられるため、遊技との一体感が増し、興趣性を格段に高めることが可能になる。更に、本実施形態では、各遊技操作と各言語とが対応付けられるため、言語の判別を簡単且つ効率的に行なうことができるとともに、遊技性も飛躍的に向上する。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることは言うまでもない。例えば、前述した実施形態では、判別言語が日本語と英語であったが、これ以外の言語であっても良く、また、3つ以上の言語を判別するようになっていても構わない。また、前述した実施形態では、複数の言語により遊技者に対して行なう言語毎に異なる遊技操作の指示が表示画面(演出画面)によって行なわれているが、音声等によって行なわれても良い。
本発明は、スロットマシンのみならず、パチンコ機等の様々な遊技機に適用することができる。
本発明の遊技機の一例を示すスロットマシンの斜視図である。 図1のスロットマシンの遊技領域の拡大図である。 図1のスロットマシンの制御回路(主制御回路および副制御回路)を示すブロック図である。 図1のスロットマシンの副制御回路を示すブロック図である。 主制御回路におけるメイン処理のフローチャート(その1)である。 主制御回路におけるメイン処理のフローチャート(その2)である。 副制御回路で行なわれるRESET割込処理のフローチャートである。 副制御回路で行なわれる主制御回路からのコマンド受信割込処理のフローチャートである。 副制御回路で行なわれるコマンド入力処理のフローチャートである。 副制御回路で行なわれる遊技開始処理のフローチャートである。 副制御回路で行なわれるリール停止処理のフローチャートである。 複数の言語により遊技者に言語別の操作を指示する演出切換用演出データに基づく画像表示の一例を示している。 副制御回路で行なわれるテーブル切換処理のフローチャートである。
符号の説明
1 スロットマシン(遊技機)
3L,3C,3R リール(変動表示手段)
7L,7C,7R 停止ボタン(停止操作手段)
31 CPU(遊技制御手段、停止制御手段)
82 画像制御CPU(演出データ選択手段、操作検知手段、操作判断手段)
88 画像ROM(演出データ記憶手段)
131 液晶表示装置(表示手段)

Claims (4)

  1. 遊技を制御する遊技制御手段と、
    演出データを複数の言語毎に記憶する演出データ記憶手段と、
    前記遊技制御手段からの情報に基づいて、前記演出データ記憶手段に記憶された演出データの中から、特定の1つの言語に対応する演出データを選択する演出データ選択手段と、
    前記演出データ選択手段によって選択された演出データを表示する表示手段と、
    を備え、
    前記演出データ選択手段は、複数の言語により、言語毎に異なる遊技操作を遊技者に指示するとともに、その指示にしたがって遊技者が行なった遊技操作に対応する言語の演出データを前記演出データ記憶手段の中から選択することを特徴とする遊技機。
  2. 前記演出データの中には、複数の言語により遊技者に言語別の操作を指示する少なくとも1つの操作指示演出データが含まれ、
    前記演出データ選択手段は、遊技者による操作を検知するための操作検知手段と、この操作検知手段によって検知された操作が前記表示手段により表示される前記操作指示演出データにおけるいずれかの言語による指示と合致するか否かを判断する操作判断手段とを有するとともに、前記操作検知手段によって検知された操作が前記操作指示演出データにおける特定の1つの言語による指示に合致していると前記操作判断手段が判断すると、その特定の1つの言語に対応する演出データを前記演出データ記憶手段の中から選択することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 遊技に必要な識別情報を変動表示する変動表示手段と、
    前記変動表示手段による識別情報の変動表示動作を停止操作するための停止操作手段と、
    前記遊技制御手段からの情報と前記停止操作手段による停止操作態様とに基づいて、前記変動表示手段による変動表示を停止制御する停止制御手段と、
    を備え、
    前記操作検知手段は、遊技者による前記停止操作手段の操作を検知することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記停止操作手段の操作が複数存在し、各操作がそれぞれ異なる言語に対応付けられていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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