JP2006141421A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
大型の装飾部材にも光を十分に照射することができ、全体として明るい印象を与え、装飾部材の装飾効果を十分に発揮しえ、装飾設計の自由度が大きい遊技機を提供する。
【解決手段】
変動表示装置9を遊技盤1の開口裏面側に、変動表示装置9の表示部29が臨む表示用開口窓部33を形成した前面構成部材8を遊技盤1の前面側に配設した遊技機であって、前面構成部材8は、遊技盤1に取り付ける取付基板47の開口部46の後方に形成され、周壁26と後壁27とを備える凹室54と、変動表示装置9の表示部29の周りに配設され、光を反射し得る表面処理が施された装飾部材95,97と、を備え、前面構成部材8の外部には、凹室54内に臨んで光を照射する発光源171が設けられ、凹室54の周壁26には、発光源171の光を透過して装飾部材95,97へ照射する透光部175が設けられている。
【選択図】 図16

Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関し、特に、変動表示装置を遊技盤の開口裏面側に配設し、該変動表示装置の表示部が見える表示用開口窓部を形成した前面構成部材を遊技盤の前面側に配設した遊技機に関する。
従来の遊技機、例えばパチンコ遊技機には、遊技盤の遊技領域の略中央に開口を形成し、遊技盤の開口裏面側に、複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを行う変動表示装置を配設し、遊技盤の前面側に、該変動表示装置の表示部が見える表示用開口窓部を形成した前面構成部材を配設したものが知られている。
近年、変動表示装置が大型化する傾向にあり、これに伴ってその包囲枠としての前面構成部材も大型化してきている。その上、前面構成部材には、発光部材や装飾部材等の多くの部材が取り付けられるように成ってきており、前面構成部材はより大型化する傾向にある。また、前面構成部材に設ける装飾部材にメッキ処理や蒸着処理等の光沢処理を施して金属製の部材であるかのように表面装飾し、これに間接的に反射光を照射して装飾効果を高めることが成されている。
これに関連する技術として、例えば、特開2002−143404号公報(特許文献1)には、反射凹面部で反射された飾りLEDの光を装飾部材の後ろ側から前方側(遊技者側)に放射することで、装飾部材を浮き上がったように見せることができ、ひいては飾りLEDによる装飾性を向上することができる遊技機が提案されている。
特開2002−143404号公報
ところで、近年の前面構成部材の大型化に伴って、これに設ける装飾部材も大型化してきているのが現状であり、メッキ処理等を施した大型の装飾部材に後方から間接的に反射光を照射しても、装飾部材の全体が照らされず、全体として暗い印象となって、装飾部材の装飾効果を十分に発揮し得ないという問題があった。
また、特許文献1では、光源としての飾りLEDを前面構成部材を構成する部材上に設けているので、装飾設計の自由度が小さいという問題があった。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、大型の装飾部材にも光を十分に照射することができ、全体として明るい印象を与え、装飾部材の装飾効果を十分に発揮し得、装飾設計の自由度が大きい遊技機を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを行う変動表示装置を遊技盤の開口裏面側に配設し、前記変動表示装置の表示部が臨む表示用開口窓部を形成した前面構成部材を前記遊技盤の開口前面側に配設した遊技機において、
前記前面構成部材は、
前記遊技盤に取り付ける取付基板の開口部の後方に形成され、該取付基板から後方に延設された周壁と、該周壁の後端部に設けられ前記表示用開口窓部が開口された後壁とにより区画された凹室と、
前記凹室内における前記変動表示装置の表示部の周りに配設され、光沢処理が施された装飾部材と、
を備え、
前記凹室の周壁の外部には、前記凹室内に光を照射する発光源が設けられ、
前記凹室の周壁には、前記発光源の光を透過して前記装飾部材の光沢処理面へ照射する透光部が設けられていることを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記凹室の周壁の下部には、遊技球が転動可能であって、該転動する遊技球を前記前面構成部材の下方の遊技領域へ流下可能なステージ部が設けられ、
該ステージ部を透明部材により形成して前記透光部が構成されるとともに、前記ステージ部の下方に前記発光源が設けられ、該発光源からの光を前記表示部の左側、右側、または上側に配設された装飾部材に照射することを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記透光部は、前記ステージ部と、前記発光源に対応した位置に透光開口部を有する非透光性の透光開口部材とにより構成され、該透光開口部材をステージ部の下方に配設したことを特徴とする請求項2に記載の遊技機である。
請求項4に記載のものは、前記遊技盤の裏面側には、前記変動表示装置を取り付ける裏面構成部材が設けられ、
前記前面構成部材は前記遊技盤の開口に前方から嵌装され、該遊技盤の裏面よりも後方に突出して前記凹室が配されるとともに、該凹室に前記透光部が設けられ、
前記裏面構成部材に前記発光源が配設されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機である。
請求項5に記載のものは、前記装飾部材には、駆動装置により動作可能な可動部材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の遊技機である。
本発明の遊技機によれば、次のような優れた効果を奏する。
即ち、請求項1に記載の発明によれば、光沢処理が施されて前記凹室内に配された装飾部材に、凹室の外部から該凹室の周壁に設けられた透光部を透して直接光が照射されるので、大型の装飾部材にも光を十分に照射することができ、全体として明るい印象を与え、装飾部材の装飾効果を十分に発揮し得る。また、凹室の周壁の外部に発光源が設けられているので、装飾設計の自由度が大きい。
請求項2に記載の発明によれば、前記凹室の周壁の下部に遊技球が転動可能なステージ部が設けられ、該ステージを透明部材により形成して透光部が構成され、ステージ部を透して凹部内に光が照射されるので、ステージ部を遊技球が転動する際には遊技球により光が瞬間的に遮られることになり、装飾効果を高めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、透光開口部を有する非透光性の透光開口部材により発光源が覆われているので、遊技者から直接に発光源が見えるのを防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、前記遊技盤の裏面側に裏面構成部材が設けられ、前記遊技盤の裏面よりも後方に突出して配された凹室に前記透光部が設けられ、前記裏面構成部材に前記発光源が配設されているので、遊技盤の裏面側に配設された発光源が遊技者から直接に見えず、また、透光部から大きな間隔を開けて発光源を設けることも不要となるので前面構成部材のさらなる大型化や、構造の複雑性などを防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、前記装飾部材に、駆動装置により動作可能な可動部材が設けられているので、装飾効果を高めることができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1はパチンコ遊技機の遊技盤1の正面図である。
パチンコ遊技機の遊技盤1は、図1に示すように、合板やプラスチック等からなる矩形状の遊技盤本体2の表面に、ガイドレール5や遊技領域区画部材6等を止着することで略円形状の遊技領域7を区画形成している。そして、遊技盤1は、この遊技領域7内において、略中央からガイドレール5とは反対側(図中右側)に亘って前面構成部材(センターケース)8を配設し、該前面構成部材8の後方には、遊技領域7の略中央に位置するように複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを行う変動表示装置(画像表示装置)9を備えている。また、遊技盤1は、変動表示装置9の下方にチューリップタイプの変動表示始動口10を配設し、該始動口10の下方に、変動表示装置9の作動結果によって遊技球を受け入れない状態と受け入れ易い状態とに変換可能な特別変動入賞装置(大入賞口)11を配設している。さらに、遊技盤1は、特別変動入賞装置11の側方には補助変動表示を行う補助変動表示装置15を配設し、前記センターケース8の左側には補助変動表示の始動ゲート16を配設している。そして、遊技盤1は、この他に、一般入賞口21、遊技球の流下方向を変える風車22や障害釘23、発光により各種の装飾表示を行うランプ・LED(図示せず)、及び入賞せずに流下した遊技球を回収するアウト口24を設けている。
図2はパチンコ遊技機の遊技盤、前面構成部材及び裏面構成部材を示す斜視図であり、図3は裏箱ユニットの前面に取付基板ユニットを取り付け、その内部に装飾ユニットを収納した状態を示す斜視図である。また、図4は取付基板ユニット及び裏箱ユニット、これらの間に収納する装飾ユニットを前方から見た状態を示す分解斜視図であり、図5は後方から見た状態を示す分解斜視図である。
図2に示すように、遊技盤1の遊技領域7の略中央には前記前面構成部材8の外形形状に対応した開口31を形成してあり、前記遊技盤1の開口裏面側に前記変動表示装置9を後面に備えた裏面構成部材32を配設し、前記遊技盤1の開口前面側に該変動表示装置9の表示部29が臨む表示用開口窓部33を形成した前面構成部材8を配設している。
裏面構成部材32は、後面中央部に液晶表示装置等の変動表示装置9を備え、その周壁部36を前方に延出させた箱体状の部材であり、取付片37を遊技盤1の裏面に当接させて、遊技盤1の裏面側から止着固定する。この裏面構成部材32の底部の右側には、光装飾手段を構成する光源基板171が配設されており、その配設構造については後で詳細に説明する。
変動表示装置9は、複数の変動表示領域(左側、中央、右側の3つの可変表示領域等)を設定して各表示領域の各々で独立して画像表示がなされる表示装置であって、本実施形態では、例えば、任意の画像を表示可能なLCD(液晶表示器)等で表示画面部分が構成され、この表示画面上の複数の変動表示領域には複数の識別情報(図柄)を変動表示する変動表示ゲーム等、遊技の進行に基づく画像が表示される。したがって、本実施形態の遊技機は、前記始動口10への入賞等の始動条件の成立に基づいて変動表示装置6にて識別情報を変動表示する変動表示ゲームを実行し、該変動表示ゲームが特定の結果態様を導出することに関連して所定の遊技価値が付与されるように成っている。
前面構成部材8は、図2から図5に示すように、遊技盤1に形成された開口31に該遊技盤1の前方から嵌装される部材であって、該前面構成部材8の前面部分を構成する取付基板ユニット(取付基板体)40と、該取付基板ユニット40の裏面側に設けられる裏箱ユニット(裏箱体)41と、該裏箱ユニット41の前面に前記取付基板ユニット40を取り付けて、その内部に収納される装飾ユニット43とを備えている。
裏箱ユニット41は、前記遊技盤1の開口31に前方から嵌装され、前方を開放した箱状ユニットであって、略額縁状の周壁26の後端に区画された後壁27に長方形状の表示用開口窓部33が形成され、前記裏面構成部材32に内装するように装着されることにより、前記表示用開口窓部33から前記変動表示装置9の表示部29を臨ませるように成っている。この裏箱ユニット41の周囲の適宜位置には、この前面に前記取付基板ユニット40を取り付けるためのネジ等の止着部材を止着する止着部44が配設されている。
取付基板ユニット40は、前記表示用開口窓部33よりも大きい開口部46が形成された異形枠体状のユニットであって、その周囲に沿って前記遊技盤1に取り付ける取付基板47を有しており、その適宜位置には止着部材を止着する止着部48が形成されている。図3に示すように、この取付基板47の前面側上部には、左右全幅に亘って庇状の鎧部51を前方に突設し、該鎧部51の左右傾斜端部から下方に縦長の側辺部52,52を突設し、左右の側辺部52,52の下端同士を接続する状態で底部53を後方へ突設し、この取付基板ユニット40を前記裏箱ユニット41の前面に取り付けることにより、前記鎧部51、左右側辺部52,52、及び底部53に前方部分が囲まれた凹室54を形成している。この凹室54の後方部分は裏箱ユニット41の周壁26で区画され、その奥の面である後壁27に前記表示用開口窓部33が配設されており、鎧部51は、上面が中央の円弧状の振り分け凸部55から左右方向に向けて緩やかに下り傾斜している。そして、前記取付基板47の後部には取付支持部56が前記鎧部51と連続するように一体成形されており、該取付支持部56は前記取付基板47から遊技盤1内へ臨むように後方へ向けて突設されている。この凹室54の底部に配されたステージ部60は、左右方向に延設されて遊技球を転動可能な第1ステージ61と、その前面側下方において左右方向に延設されて遊技球を転動可能な第2ステージ62とが設けられ、第1ステージ61と第2ステージ62とは起立壁63により隔てられている。
第1ステージ61は、前記裏箱ユニット41の底部に形成され、遊技球を転動可能な案内棚を構成しており、左右方向両側に曲率の小さな円弧状の凹面65,65を、中央部に曲率の大きな円弧状の凸面66を形成するような波形状の転動面を有している。円弧状の凹面65,65の谷部には前面側へ向けて下り傾斜した球案内部67,67が形成されており、円弧状の凸面66の中央山部には第1の導入口68が開口され、この導入口68は案内路(図示せず)に連通している。
また、第2ステージ62は、前記取付基板ユニット40の底部に形成され、遊技球を転動可能な案内棚を構成しており、第1ステージ61と同様に、左右方向両側に曲率の小さな円弧状の凹面75,75を、中央部に曲率の大きな円弧状の凸面76を形成するような波形状の転動面を有している。円弧状の凹面75,75の谷部には前面側へ向けて下り傾斜した球案内部77,77が形成されており、円弧状の凸面76の中央山部には第2の導入口78が開口され、この導入口78は前記の共通の案内路の途中に上方から連通している。この案内路は、前面側へ向けて下り傾斜しており、その傾斜下端部は前記取付基板ユニット40の下部中央に開口した導出口79に連通することになり、該導出口79は前記始動口10の直上に配置されている。
また、前記取付基板ユニット40には、前記ガイドレール5によって区画され、前記発射装置により発射された遊技球を導入部17から遊技領域7に案内する発射球案内通路13(図1参照)とは反対側の部分の前記取付基板47を前記鎧部51から右側の前記遊技領域区画部材6側へと延出させて、外形が前記遊技領域区画部材6に沿って円弧状に形成される取付基板延出部81を設けている。この取付基板延出部81は、前記裏箱ユニット41との間に収納される前記装飾ユニット43の前面を覆っており、例えば、無色透明の合成樹脂材により形成されて、後方の装飾ユニット43が視認可能なカバー部材を構成している。取付基板延出部81は無色透明の部材に限るものではなく、後方の装飾ユニット43が視認可能であれば、有色透明または半透明等であってもよい。また、この取付基板延出部81は、その前方を遊技球が流下可能に形成され、遊技球が通過し得る幅を有しており、前述したように、外形が前記遊技領域区画部材6に沿った円弧状を呈しているので、前記鎧部51の振り分け凸部55よって右方向に振り分けられた遊技球が該取付基板延出部81の前面に沿って円滑に流下するように成っている。
さらに、図1において、前記遊技領域区画部材6の前記発射球案内通路13の先端の導入部17と対向する側部には、前記取付基板延出部81側へ突出した当て板部材85を配設して、前記遊技領域区画部材6に沿って進行する遊技球が衝突して流下方向を変換するように、前記遊技領域区画部材6の一部を屈曲させた段部86が形成してある。そして、前記取付基板延出部81の遊技球の通過の妨げとならない位置に、本実施形態では取付基板延出部81の上部に、前方に突出する機械部品のような装飾部87を備えており、この装飾部87は、前記遊技領域区画部材6の段部86から前記導入部17の方向へ向けて円弧状に該遊技領域区画部材6に沿って配設されている。また、該取付基板延出部8の下部には、機械部品のような装飾の施された複数の流下方向変換部材91が互い違いに配設されており、さらにその下方には歯車形状の風車92が配設されている。前記装飾部87、流下方向変換部材91及び風車92には、メッキ処理や蒸着処理等の光を反射し得る表面処理(光沢処理)が施され、金属の質感を有している。
このように、前記取付基板延出部81を鎧部51から右側の遊技領域区画部材側へと延出させて拡大しており、この拡大した取付基板延出部81の遊技球の通過の妨げとならない位置に装飾部87を備えているので、装飾領域をさらに拡大することができ、さらに、該取付基板延出部8の下部に装飾の施された複数の流下方向変換部材91や風車92を配設しており、前記装飾部87、流下方向変換部材91及び風車92は金属質感を有しているので、装飾効果を高めつつ遊技の興趣を高めることができる。
次に、装飾ユニットについて説明する。
図6は裏箱ユニットに装飾ユニットを配置した状態を示す斜視図であり、図7は裏箱ユニットの凹凸壁部及び装飾ユニットの凹凸形状を裏面側から見た状態を示す縦断面図である。また、図8は上装飾ユニットの駆動部分を示す斜視図であり、図9は右装飾ユニットの駆動部分を示す斜視図である。
前述したように、前記裏箱ユニット41の前面に前記取付基板ユニット40を取り付けて、これらの内部に装飾ユニット43を収納している。装飾ユニット43は、図4及び図5に示すように、本実施例では、例えば、上装飾ユニット95、左装飾ユニット96及び右装飾ユニット97から構成され、それぞれ歯車やピストン等の機械の内部構造を暗示させるような装飾が施され、さらに、メッキ処理や蒸着処理等の光沢処理が施され、金属の質感を有している。図6に示すように、上装飾ユニット95、左装飾ユニット96及び右装飾ユニット97は、それぞれ前記裏箱ユニット41内の上部分、左側部分及び右側部分に、該裏箱ユニット41の凹凸形状を有する周壁26に当接させた状態で配置する。即ち、図7に示すように、この凹凸形状の周壁26において、上部壁部102は前記上装飾ユニット95の上部分の外形に対応する凹凸形状を有し、左側壁部103(図7では右側部分)は前記左装飾ユニット96の左側部分の外形に対応する凹凸形状を有し、右側壁部104(図7では左側部分)は前記右装飾ユニット97の右側部分の外形に対応する凹凸形状を有している。
また、図8に示すように、上装飾ユニット95の装飾部材は、例えば、3連のピストン121と装飾歯車122などの可動部材から成り、前述したように、これらの可動部材は、メッキ処理や蒸着処理等の光沢処理が施されて金属の質感を有しており、モータ等の駆動装置123により駆動される第1ギヤ機構124を介して動作するように構成されている。また、図6に示すように、左装飾ユニット96の装飾部材は、例えば、漫画のキャラクター名を表す文字装飾125が施されている。さらに、図9に示すように、右装飾ユニット97の装飾部材は、例えば、トランス130、装飾歯車群131及びクランク機構132などの可動部材から成り、前述したように、これらにはメッキ処理等の光沢処理が施されて金属の質感を有しており、これらの可動部材は、駆動装置により駆動される第2ギヤ機構133を介して動作するように構成されている。
次に、ワープ装置について説明する。図10はワープ装置を示す要部断面図であり、図11は左装飾ユニットを示す分解斜視図である。
前述したように、前記前面構成部材8の内部には凹室54が形成されており、その底部には遊技球を転動させる前記第1ステージ61及び第2ステージ62が配設されている。この前面構成部材8には、前記遊技盤1の遊技領域7を流下する遊技球を流入口141から受け入れて流下路142,143を流下させ前記凹室54内の所要部位に設けられた流出口143から該凹室54の底部に形成した前記第1ステージ61に案内するワープ装置140が備えられている。図10に示すように、このワープ装置140の前記流入口141と、該流入口141から後方に遊技球151を流下させる後方流下路142とは、前記取付基板ユニット40に形成してあり、前記後方流下路142と連通し遊技球151を下方へ流下させる下方流下路143と、該下方流下路143の下方端部に設けられた前記流出口144とは、前記左装飾ユニット96に形成してある。
具体的には、図1及び図3に示すように、前記流入口141は取付基板ユニット40の左側側辺部52における前記始動ゲート16の右斜め下方に位置しており、前面構成部材8の左側の遊技領域7を流下する遊技球を受け入れる左斜め上方へ向けて開口している。そして、該流入口141の後方に延出された後方流下路142は、その底部が後方へ向けて下方に傾斜して形成され、流入口141に入った遊技球151を後方へ転動させるように成っている。さらに、図10及び図11に示すように、この後方流下路142に連通する下方流下路143は、左装飾ユニット96のユニット本体155の下部に位置する下方延出部156の前面中間部に連通部157を開口しており、その下端部まで垂下して該下方延出部156の右側面下端部に前記流出口144を開口しており、図3に示すように、該流出口144は第1ステージ61の左端部に配置されている。このユニット本体155の下方延出部156に形成された下方流下路143の後面は裏蓋158によって覆われている。
このように、前記取付基板ユニット40に、流入口141と、該流入口141から後方に遊技球を流下させる後方流下路142とを形成するとともに、前記左装飾ユニット96に、前記後方流下路142と連通し遊技球を下方へ流下させる下方流下路143と、該下方流下路143の下方端部に設けられた流出口144とを形成したので、簡単な構造で、前面構成部材8の剛性を保ったままワープ装置140を構成することができる。
なお、各装飾ユニット95,96,97は複数の部品を組み合わせてユニット化されており、例えば、左装飾ユニット96は、ユニット本体155が有色透明の合成樹脂材等の透光性の部材により形成され、その裏面側に複数のLEDの搭載された裏面側発光基板160を備えるとともに、その前面側に前記ユニット本体155の前面部に形成された凹部161に係合する異形箱体状の装飾部品162、該装飾部品162を覆う蓋材163、該蓋材163に装着される複数のLEDの搭載された前面側発光基板164、該発光基板164の前面に設けられ、レンズ枠167内に収納される透明の後側レンズ部材165及び前側レンズ部材166を順次備えて、前記文字装飾125を構成しており、前面側発光基板164によって後側レンズ165及び前側レンズ166を介して文字装飾125が点灯し、前記裏面側発光基板161によって前記ユニット本体155における文字装飾12の周囲部分が点灯するように成っている。
前述したように、前記前面構成部材8には種々の装飾部材が配設されているが、以下に、これらの装飾部材に光を照射して装飾効果を発揮する光装飾手段について説明する。図12は、裏面構成部材への発光源基板の取り付け構造を示す斜視図である。また、図13は前面構成部材を構成する取付基板ユニットを後方から見た分解斜視図であり、図14は前面構成部材を構成する裏箱ユニットを前方から見た分解斜視図である。さらに図15は、透光部を構成する透光開口部材を示す斜視図である。そして、図16は前面構成部材を遊技盤の裏面側から見た状態を示す斜視図、図17は前面構成部材の組み立て状態の断面構造を示す縦断面図、図18は透光開口部材を前面構成部材の下方から見た状態を示す下面図である。
前述したように、前面構成部材8の凹室54は、前方部分が前記取付基板ユニット40の鎧部51、左右側辺部52,52、及び底部53によって囲まれており、後方部分が前記取付基板から後方に延設された裏箱ユニット41の周壁26、及び該周壁26の後端部に設けられ前記表示用開口窓部33が開口された後壁27によって囲まれている。そして、この凹室54内の前記変動表示装置9の表示部29の周りに上装飾ユニット95、左装飾ユニット96及び右装飾ユニット97等の装飾部材が配設され、これらの装飾部材は、光沢処理が施されて金属の質感を有している。本実施形態における光装飾手段は、可動部材を備えた上装飾ユニット95及び右装飾ユニット97、ワープ装置140の一部を形成する左装飾ユニット96などに光を照射して金属質の光沢を強調する等して装飾効果が高まるように構成されており、前記凹室54内に臨ませて設けられて光を照射する発光源171と、該発光源171の光を透過して装飾部材の光沢処理面へ照射する透光部175とから成っている。
図12に示すように、発光源171は、本実施形態では、例えば、複数のLEDを搭載した発光源基板172によって構成されている。そして、発光源基板172の右側方には、複数のLEDを搭載した発光源基板173が設けられている。これら発光源基板172,173は前記前面構成部材8の外部、具体的には、凹室54の周壁26の外部に設けられており、本実施形態では、前記遊技盤1の開口裏面側に配設される裏面構成部材32の周壁部36の底部174に設けられている。具体的には、各発光源基板172,173は基板ホルダ182,183に装着保持されるように成っており、前記周壁部36の底部174に設けた取付ボス184に、各基板ホルダ182,183に形成された止着部185をネジ等の止着部材で止着することにより、該周壁部36の底部174に固定される。各発光源基板172,173は、固定状態においてLED搭載面(発光側面)を前記凹室54内へ向けている。
また、前面構成部材8を構成する取付基板ユニット40及び裏箱ユニット41については既に説明したが、光装飾手段の説明を行う関係上、図13及び図14を用いて、これらを構成する部材について説明する。
図13に示すように、取付基板ユニット40は、前述したように、前記凹室54の前方部分を区画しており、その本体部分は、前記遊技盤1の開口前面側から該遊技盤1の表面に取り付ける取付基板47と、該取付基板47と一体的に形成され、該取付基板47から後方へ突出して開口部46を区画する取付支持部56とから構成されており、上部右側(図13では上部左側)には前記取付基板延出部81が形成されている。この取付基板延出部81の後部には、機械部品を模した装飾部材(図示せず)、レンズ部材、及び複数のLEDを搭載した発光基板等がユニット化されて設けられ、この装飾部材は、光沢処理が施されて金属の質感を有しており、後方の前記発光基板により間接的に照らされている。また、取付基板延出部81の前面には、内部の装飾部材が視認可能なように無色透明の合成樹脂板によって形成された円弧状のカバー部材191が取り付けられ、該カバー部材191上の下方部分には複数の前記流下方向変換部材91や歯車形状の風車92が取り付けられる。さらに、取付基板47及び後方へ突出した取付支持部56の左側(図13では右側)には、前記ワープ装置140の後方流下路142を区画するワープ流路区画部材192が取り付けられ、その前面側には前記流入口141を区画する入口区画部材193が取り付けられる。そして、取付基板47及び後方へ突出した取付支持部56の底部53の中央部には、前記第1導入口68及び第2導入口78に連通する案内路194の前方部分が上方を開放した状態で溝状に形成され、その上部には波形状の転動面を有する前記第2ステージ62と成る棚部材195が取り付けられ、前記案内路194の前面には前記導出口79の開口された出口区画部材196が取り付けられる。本実施形態では、この第2ステージ62を構成する棚部材195は、無色透明の合成樹脂材により形成されている。またさらに、取付基板47の略上半部分の前面には、鎧部51及び左右側辺部52,52を構成するフレーム部材197が取り付けられる。
また、図14に示すように、裏箱ユニット41は、前述したように、前記凹室54の後方部分を区画しており、前記取付基板47から後方に延設された周壁26と、該周壁26の後端部を区画し前記表示用開口窓部33が開口された後壁27とによって構成されている。前記周壁26の底部201の中央部には、前記案内路194の後方部分が上方を開放した状態で溝状に形成されている。また、前記後壁27の下部前面には、例えば、複数のLEDの搭載された逆台形状の発光基板202が取り付けられ、その前面には該発光基板202及び後壁27の略全体を覆うように矩形枠体状のフレーム部材203が取り付けられており、該フレーム部材203の下辺中央部には前記第1導入口68が前面側を開放した状態で形成されている。さらに、このフレーム部材203の左側には、例えば、複数のLEDの搭載された発光基板204が取り付けられ、前記左装飾ユニット96を構成するユニット本体155の下方延出部156に後方から光を照射するように成っている。そして、このフレーム部材203の下部前面には、前記周壁26の底部(下部)201を覆うように、波形状の転動面を有する前記第1ステージ61と成る棚部材205が取り付けられている。この棚部材205は、本実施形態では、無色透明の合成樹脂材により形成されて、前記透光部175の一部を構成している。また、この棚部材205の前面側中央部には第2導入口78が前方を開放した状態で設けられている。さらに、前記棚部材205の下方には透光開口部材212が配設され、該透光開口部材212とステージ部60の第1ステージ61(すなわち棚部材205)とにより前記透光部175が構成されている。この透光部175は、前記発光源171の光を透過して表示部29の左側または上側に配設されている装飾部材へ照射する機能を有する。また、周壁26の底部201の右側であって棚部材205の右側方には、開口部207が発光源基板173に対応する透光部として開設されている。この開口部207は、発光源基板173からの光を透過して表示部29の右側に配設されている装飾部材へ照射する機能を有する。
なお、図14において、206は前記第2ギヤ機構133を駆動するモータ等の駆動装置である。
透光開口部材212は、図14及び図15に示すように、前記発光源171としての発光源基板172に対応した位置に複数の透光開口部211を有して形成されている。この透光開口部材212は、前記周壁26の底部201の形状に対応するようにへの字状に屈曲した板状部材により形成され、その長手方向に沿って一列に並んだ前記透光開口部211の後方側には、機械部品を模した装飾形状が施されており、全体としてメッキ処理等の光沢処理が施されて金属の質感を有している。また、各透光開口部211の周囲には、八角形状の凹部213が形成されており、この部分にも光沢処理が施されて金属の質感を有しているので、光の反射板として機能するように成っており、この反射板の機能により透光開口部211を透過する光を効率よく装飾部材に照射することができる。さらに、光沢処理を施すことによって、透光開口部材212は、各透光開口部211以外は光を透過しない非透光性の部材として形成されている。このように透光開口部211を有する非透光性の透光開口部材212により発光源171としての発光源基板172が覆われているので、遊技者から直接に発光源が見えるのを防止することができる。そして、前記透光開口部材212はへの字状に屈曲しており、前記周壁26の底部201に該透光開口部材212の右側部分が右上方へ傾斜するように取り付けられるので、前記上装飾ユニット95と右装飾ユニット97とに効率よく光を照射することができる。なお、各透光開口部211は、単なる開口部でもよく、この部位に透明部材やレンズ部材を介設してもよい。
前述したように、前記裏箱ユニット41は、前記遊技盤1の開口31に前方から嵌装され、前記裏面構成部材32に内装するように装着されることにより、前記表示用開口窓部33から前記変動表示装置9の表示部29を臨ませるように成っている。したがって、裏箱ユニット41を裏面構成部材32に内装すると、図16及び図17に示すように、前記透光開口部材212の下方に前記発光源基板172が所定の間隔を隔てて配され、該発光源基板172の発光面側を前記透光開口部211に向けて装着される。このように発光源171としての発光源基板172は、実施形態では裏面構成部材32に設けられているが、前面構成部材8の外面に取り付けるようにしてもよい。しかし、遊技者から発光源171が直接に見えないようにするためには、透光部175から所定間隔を開けて発光源171を設けなくてはならない。このため、前面構成部材8に発光源を設けた場合は、前面構成部材8の大型化、構造が複雑、前面構成部材を遊技盤に取り付け難いなどの問題がある。そこで本実施形態のように、前記遊技盤1の裏面側に裏面構成部材32を設け、遊技盤1の裏面よりも後方に突出して配された凹室54に透光開口部材212を設け、前記裏面構成部材8に前記発光源基板172を配設すると、遊技盤1の裏面側に配設された発光源基板172が遊技者から直接に見えることはなくなる。したがって、前面構成部材8のさらなる大型化や、構造の複雑性などを防止することができる。
さらに、図18に示すように、前記発光源基板172からの光を透光開口部材212の各透光開口部211から透過させるため、一列に並んだ透光開口部211側の部分のみが前記底部201の下面から露出するように、該底部201に開口部を形成してもよい。また、第1ステージ61及び第2ステージ62を透明部材により形成したので、これら第1ステージ61及び第2ステージ62の全体に亘って光が透過する。さらに、透光開口部材212の透光開口部211、第1ステージ61及び第2ステージ62を透して発光源基板172から凹部54内に光が照射されるので、第1ステージ61及び第2ステージ62を遊技球が転動する際には遊技球により光が瞬間的に遮られることになり、この光の瞬間的な遮断により装飾効果を高めることができる。
次に、図1、図3及び図10を用いて、以上の如く構成された本実施形態のパチンコ遊技機1の作用について説明する。
図1及び図3に示すように、前記発射装置により発射された遊技球は発射球案内通路13を経て、前記導入部17から遊技領域7の上部に飛入し、前面構成部材(センターケース)8の鎧部51の上面に流下すると、振り分け凸部55によって左側あるいは右側に振り分けられることとなり、前面構成部材8の側辺部52,52の外側に位置する左側の遊技領域7または取付基板延出部81の前面を流下する。そして、左側の遊技領域7を流下する遊技球は、前面構成部材8の左側の側辺部52に開口されたワープ装置140の流入口141に流入し得ることになる。
図3及び図10に示すように、ワープ装置140の流入口141に遊技球151が流入すると、その後方に延出された後方流下路142及び下方流下路143を経て、該下方流下路143の下方端部に開口された流出口42から第1ステージ61の転動面の左端上に流下される。この第1ステージ61の転動面は、図3に示すように、左右方向の略中央部分に円弧状の凸面66を、該凸面66の左右両側方に円弧状の凹面65,65をそれぞれ備えて略波面状を呈しているので、転動して次第に減勢されると前記凹面65,65に形成された球案内溝(落下許容部)67,67からその前面側下方に配置された第2ステージ62上に流下されることになる。なお、第1ステージ61の転動面の前記凹面65,65以外の部分の前面側には起立壁(落下規制部)63が形成されているので、遊技球の勢いが強すぎない限り、起立壁(落下規制部)63を乗り越えて第2ステージ62上に落下することはない。
一方、第1ステージ61の転動面を転動する遊技球が円弧状の凸面66を通過する際に、その中央部に開口された第1の導入口68内に入ることがあり、該導入口68に入った遊技球は誘導路を通過して前記始動入賞口10の直上に位置する導出口79から流出し、始動入賞口10へ向けて流下することになる。
また、第1ステージ61の前記落下許容部67,67から第2ステージ62へと落下した遊技球は、第1ステージ61を経ることによって減勢されているが、第2ステージ62の転動面が、図3に示すように、左右方向の略中央部分に円弧状の凸面76を、該凸面76の左右両側方に円弧状の凹面75,75をそれぞれ備えて略波面状を呈しているので、さらに転動して減勢されることになる。そして、第2ステージ62の転動面を転動する遊技球は、前記凹面75,75に形成された球案内溝(落下許容部)77,77からその前面側下方へと流下したりする。
そして、本実施形態では、例えば、前記右装飾ユニット97の装飾歯車群131及びクランク機構132は常時作動させ、前記上装飾ユニット95の3連のピストン121及び装飾歯車122は大当たり予告時又はリーチ予告時に作動させるように成っており、これらの可動部材には前記発光源基板172,173の光が透光開口部材212の透光開口部211や開口部207を透して直接に照射されるので、より装飾効果をより高めることができる。したがって、遊技者は左装飾ユニット96のの文字装飾125の点灯や上装飾ユニット95及び右装飾ユニット97の光装飾された動作だけでなく、各ステージ上の遊技球の案内過程をも併せて楽しむことができ、又、前記導出口79から流下した遊技球を下方の遊技領域へと案内して、前記始動口10への入賞の可能性を期待させることにより、遊技の興趣を高めることができる。
以上のように構成された本実施形態のパチンコ遊技機によれば、前記前面構成部材8の凹室54内に配された光を光沢処理が施された上装飾ユニット95及び右装飾ユニット97等の装飾部材に、凹室54の外部から該凹室54の周壁に設けられた透光部175を透して直接に光が照射されるので、大型の装飾部材にも光を十分に照射することができ、全体として明るい印象を与え、装飾部材の装飾効果を光沢処理した部材の光沢と相俟って十分に発揮し得る。また、前面構成部材8の外部、例えば、裏面構成部材32の周壁26の底部201に発光源171が設けられているので、装飾設計の自由度が大きいものである。
前記した実施形態は、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例にして説明したが、本発明はこれに限らず、変動表示装置を遊技盤の開口裏面側に配設し、該変動表示装置の表示部が臨む表示用開口窓部を形成した前面構成部材を遊技盤の前面側に配設した遊技機であれば、例えば、内部に封入した遊技球を循環させる封入球式パチンコ機、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、前記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の遊技盤、前面構成部材及び裏面構成部材を示す斜視図である。 裏箱ユニットの前面に取付基板ユニットを取り付け、その内部に装飾ユニットを収納した状態を示す斜視図である。 取付基板ユニット及び裏箱ユニット、これらの間に収納する装飾ユニットを前方から見た状態を示す分解斜視図である。 取付基板ユニット及び裏箱ユニット、これらの間に収納する装飾ユニットを後方から見た状態を示す分解斜視図である。 裏箱ユニットに装飾ユニットを配置した状態を示す斜視図である。 裏箱ユニットの凹凸壁部及び装飾ユニットの凹凸形状を裏面側から見た状態を示す縦断面図である。 上装飾ユニットの動作部分を示す斜視図である。 右装飾ユニットの動作部分を示す斜視図である。 ワープ装置を示す要部断面図である。 左装飾ユニットを示す分解斜視図である。 裏面構成部材への発光源基板の取り付け構造を示す斜視図である。 前面構成部材を構成する取付基板ユニットを後方から見た分解斜視図である。 前面構成部材を構成する裏箱ユニットを前方から見た分解斜視図である。 透光部を構成する透光開口部材を示す斜視図である。 前面構成部材を遊技盤の裏面側から見た状態を示す斜視図である。 前面構成部材の組み立て状態の断面構造を示す縦断面図である。 透光開口部材を前面構成部材の下方から見た状態を示す下面図である。
符号の説明
1 遊技盤
7 遊技領域
8 前面構成部材(センターケース)
9 変動表示装置
10 変動表示始動口
11 特別変動入賞装置
26 周壁
27 後壁
29 表示部
31 開口
32 裏面構成部材
33 表示用開口窓部
36 周壁部
37 取付片
40 取付基板ユニット
41 裏箱ユニット
43 装飾ユニット
47 取付基板
54 凹室
95 上装飾ユニット
96 左装飾ユニット
97 右装飾ユニット
171 発光源
172,173 発光源基板
174 底部
175 透光部
182,183 基板ホルダ
202 発光基板
204 発光基板
207 開口部
211 透光開口部
212 透光開口部材
213 凹部

Claims (5)

  1. 複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを行う変動表示装置を遊技盤の開口裏面側に配設し、前記変動表示装置の表示部が臨む表示用開口窓部を形成した前面構成部材を前記遊技盤の開口前面側に配設した遊技機において、
    前記前面構成部材は、
    前記遊技盤に取り付ける取付基板の開口部の後方に形成され、該取付基板から後方に延設された周壁と、該周壁の後端部に設けられ前記表示用開口窓部が開口された後壁とにより区画された凹室と、
    前記凹室内における前記変動表示装置の表示部の周りに配設され、光沢処理が施された装飾部材と、
    を備え、
    前記凹室の周壁の外部には、前記凹室内に光を照射する発光源が設けられ、
    前記凹室の周壁には、前記発光源の光を透過して前記装飾部材の光沢処理面へ照射する透光部が設けられていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記凹室の周壁の下部には、遊技球が転動可能であって、該転動する遊技球を前記前面構成部材の下方の遊技領域へ流下可能なステージ部が設けられ、
    該ステージ部を透明部材により形成して前記透光部が構成されるとともに、前記ステージ部の下方に前記発光源が設けられ、該発光源からの光を前記表示部の左側、右側、または上側に配設された装飾部材に照射することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記透光部は、前記ステージ部と、前記発光源に対応した位置に透光開口部を有する非透光性の透光開口部材とにより構成され、該透光開口部材をステージ部の下方に配設したことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記遊技盤の裏面側には、前記変動表示装置を取り付ける裏面構成部材が設けられ、
    前記前面構成部材は前記遊技盤の開口に前方から嵌装され、該遊技盤の裏面よりも後方に突出して前記凹室が配されるとともに、該凹室に前記透光部が設けられ、
    前記裏面構成部材に前記発光源が配設されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記装飾部材には、駆動装置により動作可能な可動部材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の遊技機。
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