JP2006140712A - 雲台装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、雲台装置全体の小型化を図ることにより風圧の影響を極力抑えることができる雲台装置を提供する。
【解決手段】雲台装置10のチルト用モータ25は、旋回部16のケーシング22の内壁部に固定され、出力軸に取り付けられたウォームギア24が、チルト軸26に固定されたウォームホィール27に噛合される。チルト軸26の一端側にはテレビカメラハウジング12が取り付けられ、他端側には伝送装置14が取り付けられる。オペレータがコントローラ42を操作してチルト用モータ25を遠隔操作すると、チルト軸26が軸芯Bを中心に回動するので、テレビカメラハウジング12と伝送装置14とが垂直方向に同方向に同時に旋回動作される。テレビカメラハウジング12と伝送装置14の駆動手段として、チルト軸26及び1台のチルト用モータ25を共用したので、雲台装置全体の小型化が図られ、これにより、風圧の影響を極力抑えることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】雲台装置10のチルト用モータ25は、旋回部16のケーシング22の内壁部に固定され、出力軸に取り付けられたウォームギア24が、チルト軸26に固定されたウォームホィール27に噛合される。チルト軸26の一端側にはテレビカメラハウジング12が取り付けられ、他端側には伝送装置14が取り付けられる。オペレータがコントローラ42を操作してチルト用モータ25を遠隔操作すると、チルト軸26が軸芯Bを中心に回動するので、テレビカメラハウジング12と伝送装置14とが垂直方向に同方向に同時に旋回動作される。テレビカメラハウジング12と伝送装置14の駆動手段として、チルト軸26及び1台のチルト用モータ25を共用したので、雲台装置全体の小型化が図られ、これにより、風圧の影響を極力抑えることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は雲台装置に係り、特に雲台の旋回部を挟んで一方側にテレビカメラが配置されるとともに他方側に伝送装置が配置された雲台装置に関する。
特許文献1には、雲台の旋回部を挟んで一方側にテレビカメラが配置されるとともに他方側に伝送装置が配置された雲台装置が開示されている。
この雲台装置は、前記旋回部にテレビカメラの垂直旋回駆動部が内蔵され、この垂直旋回駆動部の駆動力を、前記旋回部の一方側の側面に設けられたマウントを介してテレビカメラのハウジングに伝達するように構成されている。また、旋回部の他方側の側面には、伝送装置専用の垂直旋回駆動部が取り付けられ、この垂直旋回駆動部の駆動力を伝送装置に伝達するように構成されている。
特開2004−96519号公報
しかしながら、特許文献1の雲台装置は、テレビカメラの垂直旋回駆動部の他に、伝送装置専用の垂直旋回駆動部が設けられているため装置が大型になるという欠点があった。また、屋外で使用されるこの種の雲台装置としては、風圧の影響を大きく受けるため、雲台装置の旋回動作に悪影響を与えるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、装置全体の小型化を図ることにより風圧の影響を極力抑えることができる雲台装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記目的を達成するために、雲台の本体部を挟んで一方側にテレビカメラが配置されるとともに他方側に伝送装置が配置された雲台装置において、前記テレビカメラと前記伝送装置とは、前記本体部に配置された共通の回動軸の各端部に連結され、該回動軸を駆動する共通の駆動部により駆動されて旋回動作されることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の雲台装置において、前記雲台装置の共通の回動軸は、動力を伝達、遮断するクラッチ機構を介して第1の回動軸と第2の回動軸に二分割され、前記第1の回動軸又は第2の回動軸は前記駆動部に連結されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の雲台装置において、前記雲台装置の共通の回動軸は、動力を伝達、遮断する第1のクラッチ機構及び第2のクラッチ機構を介して第1の回動軸、第2の回動軸及び第3の回動軸に三分割され、中央に位置する前記第2の回動軸が前記駆動部に連結されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、テレビカメラと伝送装置とを、本体部に配置された共通の回動軸の端部に連結し、この回動軸を駆動する共通の駆動部により駆動して旋回動作させる。これにより、テレビカメラと伝送装置の駆動手段として、回動軸及び駆動部が共用されるので、装置全体の小型化が図られ、風圧の影響を極力抑えることができる。回動軸を本体部に貫通配置し、その一端にテレビカメラを連結するとともに、他端に伝送装置を連結し、駆動部を本体部に内蔵させれば、回動軸及び駆動部が外部に露出せず、風圧に対して更に有利となる。
請求項2に記載の発明によれば、テレビカメラの第1の回動軸と伝送装置の第2の回動軸とを、動力を伝達、遮断するクラッチ機構を介して連結し、第1の回動軸又は第2の回動軸に、第1の回動軸及び/又は第2の回動軸を駆動する駆動部を連結している。駆動部が、例えば第1の回動軸を駆動する場合であって、クラッチ機構が動力を遮断する側に切り換えられている場合には、駆動部により第1の回動軸のみが駆動されてテレビカメラのみが旋回動作される。また、駆動部が、例えば第1の回動軸を駆動する場合であって、クラッチ機構が動力を伝達する側に切り換えられている場合には、駆動部により第1の回動軸及び第2の回動軸が駆動されてテレビカメラ及び伝送装置が同時に旋回動作される。一方、駆動部が、例えば第2の回動軸を駆動する場合であって、クラッチ機構が動力を遮断する側に切り換えられている場合には、駆動部により第2の回動軸のみが駆動されて伝送装置のみが旋回動作される。また、駆動部が、例えば第2の回動軸を駆動する場合であって、クラッチ機構が動力を伝達する側に切り換えられている場合には、駆動部により第2の回動軸及び第1の回動軸が駆動されて伝送装置及びテレビカメラが同時に旋回動作される。これにより、テレビカメラと伝送装置の駆動手段として、駆動部が共用されるので、装置全体の小型化が図られ、風圧の影響を極力抑えることができる。第1の回動軸及び第2の回動軸を本体部に貫通配置し、駆動部を本体部に内蔵させれば、第1の回動軸、第2の回動軸、及び駆動部が外部に露出せず、風圧に対して更に有利となる。
請求項3に記載の発明によれば、テレビカメラの第1の回動軸と伝送装置の第3の回動軸とを、駆動部に連結された第2の回動軸の各端部に、動力を伝達、遮断する第1のクラッチ機構及び第2のクラッチ機構を介してそれぞれ連結している。第2の回動軸の一方側に設けられた第1のクラッチ機構が、第1の回動軸に動力を伝達する側に切り換えられ、第2の回動軸の他方側に設けられた第2のクラッチ機構が、第3の回動軸に与える動力を遮断する側に切り換えられている場合には、駆動部により第1の回動軸のみが駆動されてテレビカメラのみが旋回動作される。また、第1のクラッチ機構が、第1の回動軸に与える動力を遮断する側に切り換えられ、第2のクラッチ機構が、第3の回動軸に動力を伝達する側に切り換えられている場合には、駆動部により第3の回動軸のみが駆動されて伝送装置のみが旋回動作される。また、第1のクラッチ機構が、第1の回動軸に動力を伝達する側に切り換えられ、第2のクラッチ機構が、第3の回動軸に動力を伝達する側に切り換えられている場合には、駆動部により第1の回動軸及び第3の回動軸が駆動されてテレビカメラ及び伝送装置が同時に旋回動作される。これにより、テレビカメラと伝送装置の駆動手段として、駆動部が共用されるので、装置全体の小型化が図られ、風圧の影響を極力抑えることができる。第1の回動軸、第2の回動軸及び第3の回動軸を本体部に貫通配置し、駆動部を本体部に内蔵させれば、第1の回動軸、第2の回動軸及び第3の回動軸が外部に露出せず、風圧に対して更に有利となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2又は3のうちいずれか一つの発明において、前記駆動部を遠隔制御する駆動制御部が設けられていることを特徴としている。建屋の屋上等の屋外で使用される監視用の雲台装置の場合には、建屋のコントローラ室に設置された駆動制御部によって雲台装置の駆動部を遠隔制御する。
請求項5に記載の発明は、請求項2又は3のうちいずれか一つの発明において、前記クラッチ機構による動力の伝達、遮断の切り換えを遠隔制御するクラッチ制御部が設けられていることを特徴としている。建屋の屋上等の屋外で使用される監視用の雲台装置の場合には、建屋のコントローラ室に設置されたクラッチ制御部によって雲台装置のクラッチを遠隔制御する。
請求項6に記載の発明は、請求項1、2、3、4又は5のうちいずれか一つに記載の発明において、前記本体部は旋回部であり、前記回動軸は、前記テレビカメラ及び伝送装置を垂直方向に旋回させるチルト軸であることを特徴としている。雲台装置の旋回部は、建屋の基台にパン軸を介して立設され、パン軸を介して水平方向に旋回される。そして、テレビカメラ及び伝送装置は本体部にチルト軸を介して連結され、チルト軸を介して垂直方向に旋回される。これにより、本発明では、本体部が旋回部であり、回動軸がチルト軸であることを特徴とする。
本発明に係る雲台装置によれば、テレビカメラと伝送装置とを、本体部に配置された共通の回動軸の端部に連結し、この回動軸を駆動する共通の駆動部により駆動して旋回動作させる構成としたので、装置全体の小型化が図られ、風圧の影響を極力抑えることができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る雲台装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、第1の実施の形態の雲台装置10であって、テレビカメラハウジング12及び伝送装置14が雲台装置10の旋回部(本体部)16を挟んで両側方に設けられたその全体が示されている。また、図1では旋回部16の内部構造を一部断面で示している。このような雲台装置10は、建屋の屋上等に設置される。
雲台装置10は、箱型に構成された旋回部16及び台座18等から構成され、旋回部16の下部にはパン軸20が突設されている。このパン軸20が台座18に固定されることにより、台座18に旋回部16が立設される。
旋回部16のケーシング22には、パン用モータ(不図示)及びチルト用モータ25が内蔵されている。パン用モータは、ケーシング22の内壁部に固定され、その出力軸に取り付けられたウォームギア(不図示)が、パン軸20に固定されたウォームホィール(不図示)に噛合されている。これにより、パン用モータが駆動されると、前記ウォームギアがウォームホィールの周りを周回移動するので、パン用モータと共に旋回部16が、鉛直方向と平行なパン軸20の軸芯Aを中心に水平方向に旋回する。
チルト用モータ25は、ケーシング22の内壁部に固定され、その出力軸に取り付けられたウォームギア24が、チルト軸(回動軸)26に固定されたウォームホィール27に噛合されている。チルト軸26は、ケーシング22に水平方向に貫通配置されるとともに、その両端部が、ケーシング22の貫通開口部に取り付けられた軸受28、28、28に回転自在に支持されている。これにより、チルト用モータ25が駆動されると、ウォームギア24がウォームホィール27を回転駆動するので、水平方向と平行なチルト軸26の軸芯Bを中心にチルト軸26が回動する。なお、図1の符号30は軸受28の取付部であり、ケーシング22の内壁部に固定されているものである。
テレビカメラハウジング12は、チルト軸26の図1上で右端部に固定されたマウント板32に固定されている。したがって、テレビカメラハウジング12は、チルト軸26が前述の如く軸芯Bを中心に回動されると、垂直方向に旋回動作される。なお、テレビカメラハウジング12には、レンズ装置を備えたテレビカメラが収納されており、レンズ装置の前球に対向する位置には透明の保護ガラス34が取り付けられている。また、保護ガラス34に付着した水滴、塵埃を取り除くワイパ装置36がテレビカメラハウジングの前面に設けられ、このワイパ装置36は、軸38を中心に往復揺動して保護ガラス34に付着した水滴、塵埃を取り除くワイパブレード40を備えている。一方、テレビカメラには、レンズ装置によって取り込まれた被写体像が結像される固体撮像素子、この固体撮像素子から出力される電荷信号を画像信号に処理する画像処理部等が内蔵され、画像処理部から出力された画像信号は、建屋のオペレータ室(コントローラ室)のモニタ(不図示)に出力され、このモニタに被写体が表示される。なお、オペレータ室のオペレータは、モニタに表示される画像を見ながら雲台装置10のパン用モータ及びチルト用モータ25をジョイスティック等のコントローラ(駆動制御部、クラッチ制御部)42によって遠隔操作し、テレビカメラ12を所望の方向に向けることができる。
一方、伝送装置14は、映像、音声を中継用として送受信するFPU(field Pickup Uni)と称される伝送装置であり、チルト軸26の図1上で左端部に固定された矩形状のマウント板44に固定されている。したがって、伝送装置14は、チルト軸26が前述の如く軸芯Bを中心に回動されると、テレビカメラハウジング12と共に垂直方向に旋回動作される。この伝送装置14は、受信送信用のアンテナを有しており、テレビカメラハウジング12のテレビカメラで撮影された映像の映像信号を送信用のアンテナを介して放送局に送信することもでき、また、他のテレビカメラで撮影された映像の映像信号を受信用アンテナで受信し、これを送信用のアンテナを介して放送局に送信することもできる。なお、符号46は、パイプ状のチルト軸26に形成された開口部であり、テレビカメラハウジング12及び伝送装置14からのケーブルは、チルト軸26内に這わされて前記開口部から外部に取り出され配線される。
次に、前記の如く構成された雲台装置10の作用について説明する。
オペレータ室のオペレータが、コントローラ42を操作してチルト用モータ25を遠隔操作すると、チルト軸26が軸芯Bを中心に回動するので、チルト軸26の端部に固定されたテレビカメラハウジング12と伝送装置14とが垂直方向に同方向に旋回動作される。
この雲台装置10によれば、テレビカメラハウジング12と伝送装置14の駆動手段として、チルト軸26及び1台のチルト用モータ25を共用し、且つ、チルト軸26及びチルト用モータ25は旋回部16のケーシング22に内蔵されているので、旋回部の側部に伝送装置専用の垂直旋回駆動部が設けられた特許文献1の雲台装置と比較して、雲台装置全体の小型化が図られ、これにより、風圧の影響を極力抑えることができる。
図2は、第2の実施の形態の雲台装置50が示され、図1に示した雲台装置10と同一又は同一の部材については同一の符号を付し、その説明は省略する。
図2に示す雲台装置50は、チルト軸が同軸上で二分割されるとともに、二分割されたチルト軸(第1の回動軸)52、チルト軸(第2の回動軸)54が電磁クラッチ(クラッチ機構)56を介して連結されている。チルト軸52は、軸受28、28を介して旋回部16のケーシング22に回動自在に支持されるとともに、ケーシング22の右側面の開口部から突出した端部には、マウント板32を介してテレビカメラハウジング12が固定されている。また、チルト軸52には、ウォームホィール27が取り付けられ、このウォームホィール27には、チルト用モータ25によって回転されるウォームギア24が噛合されている。一方、チルト軸54は、軸受28を介してケーシング22に回動自在に支持されるとともに、ケーシング22の左側面の開口部から突出した端部には、マウント板44を介して伝送装置14が固定されている。
また、旋回部16には、電磁クラッチ56をON/OFFする駆動部58が内蔵されている。この駆動部58もチルト用モータ25、パン用モータとともにコントローラ42によって遠隔操作される。
この雲台装置50によれば、テレビカメラハウジング12のみ旋回動作させたい場合には、コントローラ42によって駆動部58を制御し、電磁クラッチ56をOFFにしてチルト軸54に対し動力遮断状態に設定し、この後、チルト用モータ25を遠隔操作する。これにより、チルト軸52のみが駆動されてテレビカメラハウジング12のみが旋回動作される。
また、テレビカメラハウジング12と伝送装置14とを同時に旋回動作させたい場合には、コントローラ42によって駆動部58を制御し、電磁クラッチ56をONにしてチルト軸54に対し動力伝達状態に設定し、この後、チルト用モータ25を遠隔操作する。これにより、チルト軸52の回動力が電磁クラッチ56を介してチルト軸54に伝達されるので、チルト軸52、54が同方向に駆動されるので、テレビカメラハウジング12及び伝送装置14が共に旋回動作される。
この雲台装置50によれば、テレビカメラハウジング12と伝送装置14の駆動手段として、1台のチルト用モータ25を共用しているので、雲台装置全体の小型化が図られ、風圧の影響を極力抑えることができる。また、電磁クラッチ56のON/OFFを制御することによって、テレビカメラハウジング12、伝送装置14を共に、また選択的にチルト操作することができる。
なお、雲台装置50では、チルト用モータ25をチルト軸52に取り付けた例を示したが、これに代えてチルト軸54にチルト用モータ25を取り付けてもよい。この場合、伝送装置14のみ旋回動作させたい場合には、コントローラ42によって駆動部58を制御し、電磁クラッチ56をOFFにした後、チルト用モータ25を遠隔操作する。これにより、チルト軸54のみが駆動されて伝送装置14のみが旋回動作される。また、伝送装置14とテレビカメラハウジング12とを同時に旋回動作させたい場合には、コントローラ42によって駆動部58を制御し、電磁クラッチ56をONにした後、チルト用モータ25を遠隔操作する。これにより、チルト軸54の回動力が電磁クラッチ56を介してチルト軸52に伝達されるので、チルト軸54、52が同方向に駆動されるので、伝送装置14及びテレビカメラハウジング12が共に旋回動作される。
図3は、第3の実施の形態の雲台装置60が示され、図1に示した雲台装置10と同一又は同一の部材については同一の符号を付し、その説明は省略する。
図3に示す雲台装置60は、チルト軸が同軸上で三分割されて、チルト軸(第1の回動軸)62、チルト軸(第3の回動軸)64、及び駆動軸(第2の回動軸)66から構成され、チルト軸62は電磁クラッチ(第1のクラッチ機構)68を介して駆動軸66に連結されるとともに、チルト軸64は電磁クラッチ70(第2のクラッチ機構)を介して駆動軸66に連結されている。
また、チルト軸62は、軸受28、28を介して旋回部16のケーシング22に回動自在に支持されるとともに、ケーシング22の右側面の開口部から突出した端部には、マウント板32を介してテレビカメラハウジング12が固定されている。チルト軸64は、軸受28を介してケーシング22に回動自在に支持されるとともに、ケーシング22の左側面の開口部から突出した端部には、マウント板44を介して伝送装置14が固定されている。一方、駆動軸66には、ウォームホィール27が取り付けられ、このウォームホィール27には、チルト用モータ25によって回転されるウォームギア24が噛合されている。
また、旋回部16には、電磁クラッチ68、70をON/OFFする駆動部72が内蔵されている。この駆動部72もチルト用モータ25、パン用モータとともにコントローラ42によって遠隔操作される。
この雲台装置60によれば、テレビカメラハウジング12のみ旋回動作させたい場合には、コントローラ42によって駆動部72を制御し、電磁クラッチ68をONにしてチルト軸62に対し動力伝達状態に設定するとともに電磁クラッチ70をOFFにしてチルト軸64に対し動力遮断状態に設定する。この後、チルト用モータ25を遠隔操作する。これにより、チルト軸62のみが駆動されてテレビカメラハウジング12のみが旋回動作される。
また、伝送装置14のみ旋回動作させたい場合には、コントローラ42によって駆動部72を制御し、電磁クラッチ68をOFFにしてチルト軸62に対し動力遮断状態に設定するとともに電磁クラッチ70をONにしてチルト軸64に対し動力伝達状態に設定する。この後、チルト用モータ25を遠隔操作する。これにより、チルト軸64のみが駆動されて伝送装置14のみが旋回動作される。
更に、テレビカメラハウジング12と伝送装置14とを同時に旋回動作させたい場合には、コントローラ42によって駆動部72を制御し、電磁クラッチ68をONにしてチルト軸62に対し動力伝達状態に設定するとともに電磁クラッチ70をONにしてチルト軸64に対し動力伝達状態に設定する。この後、チルト用モータ25を遠隔操作する。これにより、チルト軸62、64が同方向に駆動されるので、テレビカメラハウジング12及び伝送装置14が共に旋回動作される。
この雲台装置60によれば、テレビカメラハウジング12と伝送装置14の駆動手段として、1台のチルト用モータ25を共用しているので、雲台装置全体の小型化が図られ、風圧の影響を極力抑えることができる。また、電磁クラッチ68、70のON/OFFを制御することによって、テレビカメラハウジング12、伝送装置14を共に、また選択的にチルト操作することができる。
10…雲台装置、12…テレビカメラハウジング、14…伝送装置、16…旋回部、22…ケーシング、25…チルト用モータ、26…チルト軸、42…コントローラ、50…雲台装置、52…チルト軸、54…チルト軸、56…電磁クラッチ、58…駆動部、60…雲台装置、62…チルト軸、64…チルト軸、66…駆動軸、68…電磁クラッチ、70…電磁クラッチ、72…駆動部
Claims (6)
- 雲台の本体部を挟んで一方側にテレビカメラが配置されるとともに他方側に伝送装置が配置された雲台装置において、
前記テレビカメラと前記伝送装置とは、前記本体部に配置された共通の回動軸の各端部に連結され、該回動軸を駆動する共通の駆動部により駆動されて旋回動作されることを特徴とする雲台装置。 - 前記雲台装置の共通の回動軸は、動力を伝達、遮断するクラッチ機構を介して第1の回動軸と第2の回動軸に二分割され、前記第1の回動軸又は第2の回動軸は前記駆動部に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の雲台装置。
- 前記雲台装置の共通の回動軸は、動力を伝達、遮断する第1のクラッチ機構及び第2のクラッチ機構を介して第1の回動軸、第2の回動軸及び第3の回動軸に三分割され、中央に位置する前記第2の回動軸が前記駆動部に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の雲台装置。
- 前記駆動部を遠隔制御する駆動制御部が設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3のうちいずれか一つに記載の雲台装置。
- 前記クラッチ機構による動力の伝達、遮断の切り換えを遠隔制御するクラッチ制御部が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の雲台装置。
- 前記本体部は旋回部であり、前記回動軸は、前記テレビカメラ及び伝送装置を垂直方向に旋回させるチルト軸であることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の雲台装置。
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