JP2002218284A - 雲台装置 - Google Patents

雲台装置

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JP2002218284A
JP2002218284A JP2001014111A JP2001014111A JP2002218284A JP 2002218284 A JP2002218284 A JP 2002218284A JP 2001014111 A JP2001014111 A JP 2001014111A JP 2001014111 A JP2001014111 A JP 2001014111A JP 2002218284 A JP2002218284 A JP 2002218284A
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cable
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pan
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Tatsuo Koyama
立夫 小山
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】雲台装置のカメラと一体的に回動するカメラ支
持台を通してカメラにカメラケーブルを接続すると共
に、カメラ支持台においてカメラを支持する面以外の面
にそのカメラケーブルを接続するためのコネクタを設け
ることにより、カメラ支持台にカメラを設置するための
構成に特別な変更を加えることなく、ケーブルの長さ調
整に対する煩雑な作業を不要にすることができる雲台装
置を提供する。 【解決手段】雲台装置10のカメラ支持台30に固定支
持されたテレビカメラ12のコネクタ12Aに接続する
信号線40Aを雲台装置10の台座部38のコネクタ3
8Aからパン軸36、雲台駆動ユニット34、チルト軸
32、カメラ支持台30を通してカメラ支持台30のコ
ネクタ30Aまで配線し、コネクタ30Aとテレビカメ
ラ12のコネクタ12Aとの間をカメラケーブル42で
接続するようにする。また、カメラ支持台30のコネク
タ30Aは、テレビカメラ12を支持する面以外の面
(後部端面)に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は雲台装置に係り、特
にカメラ支持部によりカメラを支持しながら雲台駆動ユ
ニットにより回動軸を介してカメラ支持部及びカメラを
回動させる雲台装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビカメラを屋外又は屋内に設置して
遠隔操作したい場合には雲台装置が使用されている。雲
台装置は、撮影場所に設置されてテレビカメラを支持す
るもので、パン/チルト機能を備えたものでは、テレビ
カメラを支持しながらパン/チルト動作しテレビカメラ
をパン方向とチルト方向に旋回させることが可能であ
る。一方、放送局等のオペレータの操作場所には、雲台
装置及びテレビカメラを遠隔操作するオペレーションユ
ニットが配置され、このオペレーションユニットは、雲
台装置及びテレビカメラに電話回線等を通じて接続され
る。オペレーションユニットには、雲台装置のパン/チ
ルト動作等を操作する操作スイッチや、テレビカメラに
おけるフォーカス、ズーム、アイリス、映像信号のゲイ
ン、ブラックバランス、ホワイトバランス、NDフィル
ター、シャッタースピード等の各種撮影条件を操作する
操作スイッチが配設されており、オペレータがこれらの
操作スイッチを操作すると、その操作に基づく制御信号
がオペレーションユニットから雲台装置及びテレビカメ
ラに送信され、雲台装置及びテレビカメラがそのオペレ
ーションユニットから送信された制御信号に基づいて動
作するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
にオペレーションユニットから送信された制御信号がテ
レビカメラに対するものである場合には、テレビカメラ
にその制御信号を伝送する必要があり、また、映像信号
等のテレビカメラから出力された信号を放送局に伝送す
る必要があるため、テレビカメラの所定のコネクタには
ケーブル(信号線)が接続される。従来、このようなテ
レビカメラの信号線は、雲台装置内を通して配線される
ようになっており、その雲台装置内を通して配線された
信号線を雲台装置とテレビカメラとの間で接続するケー
ブルが問題となっていた。例えば、テレビカメラを片持
ち支持する一般的な雲台装置は、テレビカメラを支持す
るカメラ支持台(カメラ支持部)と、カメラ支持台をチ
ルト軸を介してチルト方向に回動可能に支持すると共に
パン/チルト駆動するモータ等を備えた雲台駆動ユニッ
トと、雲台駆動ユニットをパン軸を介してパン方向に回
動可能に支持する台座部とから構成されているが、雲台
装置とテレビカメラとの間のケーブルは、従来、雲台装
置の雲台駆動ユニットから直接雲台装置の外部を通して
テレビカメラのコネクタに接続されるようになってい
る。雲台装置の雲台駆動ユニットとテレビカメラとは、
雲台装置のカメラ支持台がチルト方向に回動すると、相
対的に移動するため、そのケーブルの長さをテレビカメ
ラのコネクタの位置に応じて適切に調整しなければなら
ないという煩雑な手間を要していた。ケーブルの長さが
適切でなく、短い場合には、雲台装置のカメラ支持台の
回動動作、即ち、テレビカメラのチルト方向の旋回によ
ってケーブルが切断されるおそれがあり、これを避ける
ために雲台装置の回動範囲がケーブルの長さで制限され
てしまうという不具合が生じる。逆にケーブルが長い場
合には、ケーブルがカメラ支持台と雲台駆動ユニット、
又は、雲台駆動ユニットと台座部との間に挟まったり、
他の作業の邪魔になる等の問題が生じていた。
【0004】これに対して、実公平2−4319号公報
には、テレビカメラが収納されるケーシングを支持する
架台と、架台を両側2本のチルト軸を介してチルト方向
に回動可能に支持する水平旋回部と、水平旋回部をパン
軸を介してパン方向に回動可能に支持する固定部とを備
えた雲台装置において、テレビカメラに接続するケーブ
ルを固定部から架台までパン軸、水平旋回部及びチルト
軸の内部を通して配線し、架台とテレビカメラとの間で
ケーブルを接続するようにした雲台装置が提案されてい
る。これによれば、上述のような問題は生じない。しか
し、その一方において、テレビカメラのケーシングを支
持する架台の支持面に、架台とテレビカメラとの間を接
続するケーブルのコネクタが設けられているため、その
架台の支持面のコネクタを塞がないようにケーシングに
孔を形成しなければならず、また、架台の支持面とテレ
ビカメラとの間にケーブルを通す隙間を作ることが必要
となり、架台にテレビカメラを設置するための構成が複
雑になるという欠点があった。特に、このような架台に
は直接テレビカメラを設置することはできないが、上述
の雲台装置のカメラ支持台には直接テレビカメラを載置
して固定するものも多く、カメラ支持台のカメラの支持
面にコネクタを設けることはできない。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、雲台装置のカメラ支持部にカメラを設置するた
めの構成に特別な変更を加えることなく、カメラに接続
するケーブルにより雲台装置の回動範囲が制限される等
の不具合が生じないようにした雲台装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、モータ等を備えた雲台駆
動ユニットと、該雲台駆動ユニットと回動軸を介して連
結されたカメラ支持部とを備えた雲台装置において、前
記カメラ支持部に支持されたカメラと前記雲台駆動ユニ
ットとを電気的に接続する信号線を、前記カメラから前
記カメラ支持部の前記カメラを支持する面以外の面に配
線し、該面から前記カメラ支持部及び前記回動軸を通し
て前記雲台駆動ユニットに配線したことを特徴としてい
る。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記カメラ支持部の前記カメラ
を支持する面以外の前記面に、前記カメラと前記カメラ
支持部とをケーブルで接続するためのコネクタが設置さ
れたことを特徴としている。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記カメラ支持部は、雲台駆動
ユニットに対して着脱可能であると共に、前記カメラ支
持部に信号処理回路が内蔵されたことを特徴としてい
る。
【0009】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の発明において、前記カメラ支持部に配線される
信号線と、前記雲台駆動ユニットに配線される信号線と
を接続するコネクタを有することを特徴としている。
【0010】本発明によれば、雲台装置のカメラと一体
的に回動するカメラ支持部を通してカメラに信号線を接
続するようにしたため、その信号線を接続するためのカ
メラとカメラ支持部との間のケーブルの長さがカメラの
コネクタに接続可能な範囲であれば、特別な調整を行な
わなくても雲台装置の回動範囲がそのケーブルによって
制限される等の不具合はなく、ケーブルの長さ調整に対
する煩雑な作業を行なう必要がなくなる。また、カメラ
支持部のカメラを支持する面以外の面とカメラとの間で
ケーブルを接続するようにしたため、カメラ支持部にカ
メラを設置するための構成には特別な変更が不要であ
り、ケーブルの接続と取外しの作業も容易に行なえるよ
うになる。また、カメラ支持部を通してカメラの信号線
を配線することにより、カメラ支持部に信号処理回路を
搭載することが可能となり、かつ、カメラ支持部を着脱
可能にすることによって、カメラの種類等に応じた信号
処理回路の交換や、新規な信号処理回路への交換が容易
に行なえるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って、本発明に
係る雲台装置の好ましい実施の形態について詳説する。
【0012】図1は、本発明に係る雲台装置が適用され
る雲台システムの全体構成を示した図である。同図にお
いて、雲台装置10は、後述のようにテレビカメラ12
を支持しながらパン/チルト動作し、テレビカメラ12
をパン方向又はチルト方向に旋回させる機能を備えてい
る。この雲台装置10は、雲台/カメラ制御器14に多
芯ケーブル又は複数のケーブル(以下、雲台/カメラ制
御ケーブル16という)により接続され、雲台/カメラ
制御器14は、オペレーションユニット18に、例えば
モデム20、22を使用して電話回線24により接続さ
れる。尚、電話回線を使用することなく、オペレーショ
ンユニット18を直接ケーブルで雲台/カメラ制御器1
4に接続することも可能である。
【0013】オペレーションユニット18には、オペレ
ータが雲台装置10のパン/チルト動作等の操作を行な
うための操作スイッチや、テレビカメラ12の各種動
作、処理についての操作を行なうための操作スイッチ等
が設けられており、オペレータがこれらの操作スイッチ
を操作すると、その操作に基づく制御信号が、電話回線
24を通じて雲台/カメラ制御器14に伝送される。雲
台/カメラ制御器14は、オペレーションユニット18
から与えられた制御信号に基づいて、雲台装置10に対
する制御信号とテレビカメラ12に対する制御信号とを
それぞれ雲台/カメラ制御ケーブル16の所定の信号線
を通じて雲台装置10内の制御部及びテレビカメラ12
内の制御部に送信する。これにより、雲台装置10及び
テレビカメラ12は、オペレーションユニット18での
操作に従って動作する。
【0014】図2は、上記雲台装置10の外観構成を示
した正面図である。同図に示すように雲台装置10は、
テレビカメラ12を載置して支持するカメラ支持台30
と、カメラ支持台30をチルト軸32を介してチルト方
向に回動可能に支持する雲台駆動ユニット34と、雲台
駆動ユニット34をパン軸36を介してパン方向に回動
可能に支持する台座部38とから構成される。尚、テレ
ビカメラ12はカメラ支持台30の所定位置にネジ等に
よって固定される。
【0015】雲台装置10の雲台駆動ユニット34内に
は、雲台装置10の制御部(制御回路)が内蔵されると
共に、チルト軸32を回動させるチルトモータや、パン
軸36を軸に雲台駆動ユニット34を回動させるパンモ
ータ等が内蔵される。雲台装置10の制御部は、上述の
ように雲台/カメラ制御器14から与えられた制御信号
に基づいて、チルトモータ又はパンモータを駆動し、チ
ルト軸32を介してカメラ支持台30を回動させること
により、テレビカメラ12をチルト方向に旋回させ、パ
ン軸36を軸に雲台駆動ユニット34を回動させること
により、テレビカメラ12をパン方向に旋回させる。
【0016】図3は、上記雲台装置10の背面図であ
る。同図に示すように、雲台装置10の台座部38に
は、コネクタ(台座部側コネクタ)38Aが設けられ、
この台座部側コネクタ38Aに上記雲台/カメラ制御器
14からの雲台/カメラ制御ケーブル16のコネクタ1
6Aが接続される。台座部側コネクタ38Aの各ピンに
接続されている信号線は、図中点線40A、40Bで示
すように、雲台装置10内部において、パン軸36の中
空部を通して雲台駆動ユニット34に配線される。尚、
信号線40A、40Bはそれぞれ複数の信号線を一本の
点線で示したものであり、信号線40Aはテレビカメラ
12の信号線(テレビカメラ12に対する制御信号やテ
レビカメラ12から出力される信号等が伝送される信号
線)であり、信号線40Bは雲台装置10の信号線(雲
台装置10に対する制御信号や雲台装置10から出力さ
れる信号が伝送される信号線)を示している。雲台駆動
ユニット34内において、雲台装置10の信号線40B
は雲台装置10の上記制御部の回路基板34Aに接続さ
れる。一方、テレビカメラ12の信号線40Aは、チル
ト軸32の中空部を通してカメラ支持台30の内部空間
部に配線され、カメラ支持台30の後部端面(水平部の
後部端面)に設けられたコネクタ(カメラ支持台側コネ
クタ)30Aの各ピンに接続される。このカメラ支持台
側コネクタ30Aには、カメラケーブル42の一方のコ
ネクタ42Aが装着され、カメラケーブル42の他方の
コネクタ42Bは、テレビカメラ12のコネクタ(カメ
ラ側コネクタ)12Aに装着される(図4の側面図参
照)。
【0017】これにより、雲台/カメラ制御器14から
伝送された制御信号等の信号がテレビカメラ12に入力
され、テレビカメラ12から出力された映像信号等の信
号が雲台/カメラ制御器14に伝送される。
【0018】このようにカメラ支持台30に信号線を配
線し、カメラ支持台30とテレビカメラ12との間をカ
メラケーブル42で接続するようにしたことによって、
雲台装置10のパン/チルト動作によりテレビカメラ1
2がパン方向及びチルト方向に旋回しても、カメラ支持
台30とテレビカメラ12とが一体的に動作するため、
カメラケーブル42によってそのパン方向又はチルト方
向への旋回範囲が制限されるという不具合が生じなくな
る。また、カメラ支持台30においてカメラケーブル4
2のコネクタ42Aが接続されるカメラ支持台側コネク
タ30Aを、水平部の後部端面、即ち、テレビカメラ1
2を支持する支持面(水平部の上面)以外の面に設ける
ようにしたことによって、テレビカメラ12をカメラ支
持台30に設置する構成に特別な変更を加える必要がな
く、簡易な構成でテレビカメラ12をカメラ支持台30
に設置することができる。更に、カメラ支持台側コネク
タ30Aは、テレビカメラ12を支持する支持面以外の
面、即ち、カメラ支持台30の水平部上面以外の面に設
置することが可能であるが、多くのテレビカメラ12、
または、カメラ支持台30に設置される特定のテレビカ
メラ12において設けられるカメラ側コネクタ12Aに
できるだけ近いカメラ支持台30の位置(上記実施の形
態ではカメラ支持台30の水平部の後部端面)にカメラ
支持台側コネクタ30Aを設けるようにしたため、カメ
ラケーブル42の長さをできるだけ短くすることができ
る。もし、カメラ側コネクタ12Aがカメラ支持台30
の鉛直部の後部端面に最も近い場合には、カメラ支持台
30の鉛直部の後部端面にカメラ支持台側コネクタ30
Aを設けるのが好適である。
【0019】尚、上記台座部38、カメラ支持台30、
テレビカメラ12には、それぞれコネクタが1つずつ設
けられていたが、コネクタは、それぞれ複数設けられて
いてもよく、そのコネクタの数に応じてカメラケーブル
42や雲台/カメラ制御ケーブル16に相当するケーブ
ルの本数も変更可能である。また、カメラ支持台30に
カメラ支持台側コネクタ30Aを設けることなく、カメ
ラ支持台30内部から連通したケーブルをカメラ支持台
30の水平部の後部端面等に形成された孔を介して外部
に引き出し、そのケーブル先端のコネクタを直接テレビ
カメラ12のカメラ側コネクタ12Aに接続するように
してもよい。また、テレビカメラ12から出力される映
像信号等の信号は、必ずしも雲台/カメラ制御ケーブル
16を通じて雲台/カメラ制御器14に伝送する必要は
なく、台座部38に設けられた台座部側コネクタ38A
と異なる他のコネクタから他のケーブルを通じて雲台/
カメラ制御器14以外の他の機器に伝送するようにして
もよい。
【0020】次に、雲台装置10のカメラ支持台30を
チルト軸32から着脱可能にした場合について説明す
る。図5は、その構成を示した要部拡大図である。同図
に示すように、雲台装置10の雲台駆動ユニット34の
ケース50に形成された孔50Aを挿通してチルト軸3
2が雲台駆動ユニット34内部から外部に突設されると
共に、孔50Aの周部に設置されたベアリング52によ
り回動自在に支持される。チルト軸32の雲台駆動ユニ
ット34内部側の端部周面にはプーリ54が取り付けら
れ、このプーリ54と図示しないチルトモータの出力軸
のプーリとの間にベルト55が掛け渡される。これによ
り、チルトモータが回転するとチルト軸32が回転す
る。
【0021】チルト軸32の雲台駆動ユニット34外部
側の端面には、ネジ孔56、56、56、56が形成さ
れ(チルト軸32を軸方向から示した図6参照)、一
方、カメラ支持台30には、チルト軸32のネジ孔5
6、56、56、56に対向して貫通孔58、58、5
8、58が形成されており、この貫通孔58、58、5
8、58にネジ60、60、60、60を挿通してチル
ト軸32のネジ孔56、56、56、56に螺合させる
ことにより、チルト軸32にカメラ支持台30が固定さ
れる。このようにネジによってカメラ支持台30がチル
ト軸32から着脱可能となっている。
【0022】一方、図3に示したテレビカメラ12の信
号線40Aは、図5に示すようにチルト軸32の軸方向
に貫通する中空部62内に配線され、チルト軸32の端
面に設置されたコネクタ64(図6参照)の各ピンに接
続される。他方、チルト軸32のコネクタ64に対向し
てカメラ支持台30にコネクタ66が設置され、このコ
ネクタ66の各ピンにカメラ支持台30内に配線される
テレビカメラ12の信号線40Aが接続される。上述の
ようにチルト軸32にカメラ支持台30を固定すると、
チルト軸32のコネクタ64とカメラ支持台30のコネ
クタ66とが接続され、雲台駆動ユニット34側の信号
線40Aとカメラ支持台30側の信号線40Aとが接続
される。
【0023】このように雲台駆動ユニット34側の信号
線40Aとカメラ支持台30側の信号線40Aとをコネ
クタ64、66を介して接続することにより、カメラ支
持台30を容易に着脱可能にすることができると共に、
その着脱に伴う信号線の接続と切離しの作業を不要にす
ることができる。
【0024】また、上述のようにカメラ支持台30を着
脱可能にした場合において、テレビカメラ12からカメ
ラケーブル42を介して伝送された映像信号等を信号処
理する信号処理回路、例えば、アナログ信号をデジタル
信号に変換する回路や、テレビカメラ12に伝送する制
御信号等を信号処理する信号処理回路等を、カメラ支持
台30に内蔵させると好適である。例えば、図7のカメ
ラ支持台30の斜視図に示すように、カメラケーブル4
2が接続されるカメラ支持台側コネクタ30Aの各ピン
に接続されている信号線40Aと、上記チルト軸32の
コネクタ64に接続されるコネクタ66の各ピンに接続
されている信号線40Aとを、カメラ支持台30に内蔵
された信号処理回路の回路基板70に接続し、信号線4
0A上を伝送される各信号に対して所要の信号処理を回
路基板70に実装された信号処理回路で行うようにす
る。これにより、テレビカメラ12の種類等に応じた信
号処理回路の交換や、新規な信号処理回路への交換をカ
メラ支持台30ごと行なうことができ、信号処理回路の
交換を容易に行なえるようにすることができる。
【0025】以上、上記実施の形態では、雲台装置10
は、テレビカメラ12をカメラ支持台30に載置する構
成となっていたが、これに限らず、テレビカメラ12を
支持すると共にテレビカメラ12と一体的に動作するカ
メラ支持部を有する雲台装置10において本発明を適用
できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る雲台装
置によれば、雲台装置のカメラと一体的に回動するカメ
ラ支持部を通してカメラに信号線を接続するようにした
ため、その信号線を接続するためのカメラとカメラ支持
部との間のケーブルの長さがカメラのコネクタに接続可
能な範囲であれば、特別な調整を行なわなくても雲台装
置の回動範囲がそのケーブルによって制限される等の不
具合はなく、ケーブルの長さ調整に対する煩雑な作業を
行なう必要がなくなる。また、カメラ支持部のカメラを
支持する面以外の面とカメラとの間でケーブルを接続す
るようにしたため、カメラ支持部にカメラを設置するた
めの構成には特別な変更が不要であり、ケーブルの接続
と取外しの作業も容易に行なえるようになる。また、カ
メラ支持部を通してカメラの信号線を配線することによ
り、カメラ支持部に信号処理回路を搭載することが可能
となり、かつ、カメラ支持部を着脱可能にすることによ
って、カメラの種類等に応じた信号処理回路の交換や、
新規な信号処理回路への交換が容易に行なえるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る雲台装置が適用される雲
台システムの全体構成を示した図である。
【図2】図2は、本発明に係る雲台装置の正面図であ
る。
【図3】図3は、本発明に係る雲台装置の背面図であ
る。
【図4】図4は、本発明に係る雲台装置の側面図であ
る。
【図5】図5は、本発明に係る雲台装置のカメラ支持台
をチルト軸に対して着脱可能にした場合の構成を示した
要部拡大図である。
【図6】図6は、図5におけるチルト軸の端面の構成を
軸方向から示した図である。
【図7】図7は、本発明に係る雲台装置のカメラ支持台
の斜視図であり、カメラ支持台に信号処理回路を内蔵さ
せた場合を示した図である。
【符号の説明】
10…雲台装置、12…テレビカメラ、14…雲台/カ
メラ制御器、16…雲台/カメラ制御ケーブル、18…
オペレーションユニット、30…カメラ支持台、30A
…カメラ支持台側コネクタ、32…チルト軸、34…雲
台駆動ユニット、36…パン軸、38…台座部、40A
…テレビカメラの信号線、40B…雲台装置の信号線、
42…カメラケーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ等を備えた雲台駆動ユニットと、
    該雲台駆動ユニットと回動軸を介して連結されたカメラ
    支持部とを備えた雲台装置において、 前記カメラ支持部に支持されたカメラと前記雲台駆動ユ
    ニットとを電気的に接続する信号線を、前記カメラから
    前記カメラ支持部の前記カメラを支持する面以外の面に
    配線し、該面から前記カメラ支持部及び前記回動軸を通
    して前記雲台駆動ユニットに配線したことを特徴とする
    雲台装置。
  2. 【請求項2】 前記カメラ支持部の前記カメラを支持す
    る面以外の前記面に、前記カメラと前記カメラ支持部と
    をケーブルで接続するためのコネクタが設置されたこと
    を特徴とする請求項1の雲台装置。
  3. 【請求項3】 前記カメラ支持部は、雲台駆動ユニット
    に対して着脱可能であると共に、前記カメラ支持部に信
    号処理回路が内蔵されたことを特徴とする請求項1の雲
    台装置。
  4. 【請求項4】 前記カメラ支持部に配線される信号線
    と、前記雲台駆動ユニットに配線される信号線とを接続
    するコネクタを有することを特徴とする請求項3の雲台
    装置。
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