JP2006140328A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外付け部品を用いることなく半導体集積回路と外部回路との間のインピーダンスの整合を図り、反射ノイズを大幅に低減させることができる半導体集積回路を提供する。
【解決手段】 この半導体集積回路は、外部の回路から入力端子を介して信号を入力する入力回路11と、入力端子と基準電位又は電源電位が印加される配線との間に接続され、少なくとも1つの制御信号に従って抵抗値を3段階以上に調節可能な可変抵抗回路12と、可変抵抗回路の抵抗値を制御するための少なくとも1つの制御信号を生成する制御回路30とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般的に半導体集積回路に関し、特に、複数のセルを配置配線することにより設計されるゲートアレイやスタンダードセル等のASIC(Application Specific IC:特定用途向けIC)に関する。
ASICは、セミカスタムの半導体集積回路であり、ASICの設計においては、様々な機能を有する回路ブロックを構成するセルが組み合わせて用いられる。その中でも、外部の回路から信号を入力する入力回路を備える入力セルと、外部の回路に信号を出力する出力ドライバを備える出力セルは、数多く用いられている。さらに、入力回路と出力ドライバとの両方を備える双方向セルも用いられている。
半導体集積回路と外部の回路との間は、プリント配線基板に形成された配線、及び/又は、ケーブルを介して接続される。しかしながら、近年においては、半導体集積回路において使用される信号が広帯域化されつつあり、入力回路や出力ドライバにおいて、インピーダンスの不整合に起因する信号の反射が問題となっている。
従来は、半導体集積回路の外部において、入力回路と並列に終端抵抗を接続したり、出力回路と直列にダンピング抵抗を接続したりして、反射ノイズ対策を行ってきた。しかしながら、終端抵抗やダンピング抵抗を外付け部品として追加すると、プリント配線基板に実装される部品数が多くなって実装面積が増加すると共に、信号線の引き回しが長くなって特性が劣化するおそれがある。さらに、外付け部品のコストが上昇してしまう。
一方、下記の特許文献1には、プリント基板が作製され部品が実装された後にも、出力ドライバの出力値を調整することが可能となる半導体装置が開示されている。この半導体装置においては、チップ製造後に、複数のバッファの内から所望のバッファ及びその組み合わせが選択されることにより、出力バッファの駆動能力が調整される。しかしながら、反射ノイズを大幅に低減させるためには、出力バッファの駆動能力を調整するだけでは不十分であり、半導体集積回路と外部回路との間でインピーダンスの整合を図る必要がある。
特開2002−208969号公報(第1頁、図1)
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、外付け部品を用いることなく半導体集積回路と外部回路との間のインピーダンスの整合を図り、反射ノイズを大幅に低減させることができる半導体集積回路を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明の第1の観点に係る半導体集積回路は、外部の回路から入力端子を介して信号を入力する入力回路と、入力端子と基準電位又は電源電位が印加される配線との間に接続され、少なくとも1つの制御信号に従って抵抗値を3段階以上に調節可能な可変抵抗回路と、可変抵抗回路の抵抗値を制御するための少なくとも1つの制御信号を生成する制御回路とを具備する。
本発明の第2の観点に係る半導体集積回路は、出力端子を介して外部の回路に信号を出力する出力ドライバと、出力ドライバと出力端子との間に接続され、少なくとも1つの制御信号に従って抵抗値を3段階以上に調節可能な可変抵抗回路と、可変抵抗回路の抵抗値を制御するための少なくとも1つの制御信号を生成する制御回路とを具備する。
以上において、可変抵抗回路が、並列接続されたPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタとを含み、2つのトランジスタのゲートに印加される1組の制御信号に従って2つのトランジスタのソース・ドレイン間の抵抗値を変化させるようにしても良い。
あるいは、可変抵抗回路が、2つの端子間に、少なくとも1つの抵抗と少なくとも1つのスイッチ回路とが直列に接続された回路を複数含むようにしても良い。その場合に、可変抵抗回路が、2つの端子間を短絡するための少なくとも1つのスイッチ回路をさらに含むようにしても良い。各々のスイッチ回路は、並列接続されたPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタとを含み、2つのトランジスタのゲートに印加される1組の制御信号に従って2つのトランジスタのソース・ドレイン間をオン/オフするようにしても良い。
また、制御回路が、半導体集積回路の少なくとも1つのピンに印加される電位、又は、半導体集積回路内に格納されている情報に従って、可変抵抗回路の抵抗値を制御するための少なくとも1つの制御信号を生成するようにしても良い。
本発明の第3の観点に係る半導体集積回路は、外部の回路から入出力端子を介して信号を入力する入力回路と、入出力端子と基準電位又は電源電位が印加される配線との間に接続され、少なくとも1つの第1の制御信号に従って抵抗値を3段階以上に調節可能な第1の可変抵抗回路と、入出力端子を介して外部の回路に信号を出力する出力ドライバと、出力ドライバと入出力端子との間に接続され、少なくとも1つの第2の制御信号に従って抵抗値を3段階以上に調節可能な第2の可変抵抗回路と、第1の可変抵抗回路の抵抗値を制御するための少なくとも1つの第1の制御信号と第2の可変抵抗回路の抵抗値を制御するための少なくとも1つの第2の制御信号とを生成する制御回路とを具備する。
本発明の第4の観点に係る半導体集積回路は、外部の回路から入力端子を介して信号を入力する入力回路と、入力端子と基準電位又は電源電位が印加される配線との間に接続され、複数の抵抗と、複数の抵抗の接続状態を設定する少なくとも1つのヒューズ又は配線パターンとを含む抵抗回路網とを具備する。
本発明の第5の観点に係る半導体集積回路は、出力端子を介して外部の回路に信号を出力する出力ドライバと、出力ドライバと出力端子との間に接続され、複数の抵抗と、複数の抵抗の接続状態を設定する少なくとも1つのヒューズ又は配線パターンとを含む抵抗回路網とを具備する。
本発明の第6の観点に係る半導体集積回路は、外部の回路から入出力端子を介して信号を入力する入力回路と、入出力端子と基準電位又は電源電位が印加される配線との間にスイッチ回路を介して接続され、第1群の抵抗と、第1群の抵抗の接続状態を設定する少なくとも1つのヒューズ又は配線パターンとを含む第1の抵抗回路網と、入出力端子を介して外部の回路に信号を出力する出力ドライバと、出力ドライバと入出力端子との間に接続され、第2群の抵抗と、第2群の抵抗の接続状態を設定する少なくとも1つのヒューズ又は配線パターンとを含む第2の抵抗回路網とを具備する。
本発明の第1〜3の観点によれば、半導体集積回路のピン設定等に基づく制御回路の制御の下で、半導体集積回路と外部回路との間のインピーダンスの整合を図り、反射ノイズを大幅に低減させることができる。また、本発明の第4〜6の観点によれば、レーザ等を用いてヒューズを切断することにより、又は、設計段階において配線層のレイアウトのみを変更することにより、半導体集積回路と外部の回路との間のインピーダンスの整合を図り、反射ノイズを大幅に低減させることができる。さらに、インピーダンス整合のために外付け部品を必要としないので、プリント配線基板等における実装面積を小さくし、外付け部品のコストや実装のコストを低減することが可能である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路の構成の一部を示すブロック図である。図1に示すように、この半導体集積回路は、外部の回路から入力端子(入力パッド)を介して信号を入力する入力回路(入力バッファ)11を含む入力セル10と、出力端子(出力パッド)を介して外部の回路に信号を出力する出力ドライバ21を含む出力セル20と、入力セル10の入力インピーダンス(終端抵抗の抵抗値)を制御するための第1の制御信号と出力セル20の出力インピーダンス(ダンピング抵抗の抵抗値)を制御するための第2の制御信号とを生成する抵抗値制御回路30とを有している。入力回路11及び出力ドライバ21の各々は、例えば、直列接続された2つのインバータによって構成される。
一般に、半導体集積回路には、外部の回路から信号を入力するための多数の入力端子及び入力セルと、それらの信号に基づいて動作する多数の論理回路と、それらの論理回路から出力される信号を外部の回路に出力するための多数の出力セル及び出力端子とが内蔵されている。また、半導体集積回路に、CPUやメモリが内蔵されることもある。
本実施形態においては、入力セル10の入力インピーダンスを制御するために、入力セル10内に可変抵抗回路12を設け、出力セル20の出力インピーダンスを制御するために、出力セル20内に可変抵抗回路22を設けている。あるいは、可変抵抗回路12及び22の内の一方を設けるようにしても良い。
入力セル10において、可変抵抗回路12は、入力端子と基準電位(本実施形態においては、接地電位とする)が印加される配線との間に接続され、第1の制御信号に従って、抵抗値を3段階以上に調節することが可能である。なお、可変抵抗回路12を、入力端子と電源電位が印加される配線との間に接続するようにしても良い。
出力セル20において、可変抵抗回路22は、出力ドライバ21と出力端子との間に接続され、第2の制御信号に従って、抵抗値を3段階以上に調節することが可能である。これにより、外付け部品を用いることなく、半導体集積回路と外部回路との間のインピーダンスの整合を図り、反射ノイズを大幅に低減させることができる。また、プリント配線基板等における実装状態に合わせて、抵抗値を調節することも可能である。
図2は、本実施形態において用いられる可変抵抗回路の第1の回路例を示す図である。可変抵抗回路12又は22は、信号入出力用の端子Aと端子Bとの間に並列接続されたPチャネルMOSトランジスタQP10とNチャネルMOSトランジスタQN10とを含み、トランジスタQP10及びQN10のゲートに印加される1組の制御信号SP及びSNに従って、トランジスタQP10及びQN10のソース・ドレイン間の抵抗値を変化させる。図2に示す1組の制御信号SP及びSNは、図1に示す第1又は第2の制御信号に相当するものであり、例えば、制御信号SP及びSNの電位が4段階に変化すれば、トランジスタQP10及びQN10のソース・ドレイン間の抵抗値も4段階に変化することになる。
図3は、本実施形態において用いられる可変抵抗回路の第2の回路例を示す図である。可変抵抗回路12又は22は、信号入出力用の端子Aと端子Bとの間に、少なくとも1つの抵抗と少なくとも1つのスイッチ回路とが直列に接続された回路を複数含むようにする。図3においては、第1の直列接続回路が、スイッチ回路SW11と、抵抗R1と、スイッチ回路SW12とを含んでおり、第2の直列接続回路が、スイッチ回路SW21と、抵抗R2と、スイッチ回路SW22とを含んでいる。
さらに、可変抵抗回路12又は22は、端子Aと端子Bとの間を短絡するための少なくとも1つのスイッチ回路を含むようにしても良い。図3においては、可変抵抗回路12又は22が、端子Aと端子Bとの間を短絡するためのスイッチ回路SW31及びSW32を含んでいる。なお、スイッチ回路SW11及びSW12の内の一方、スイッチ回路SW21及びSW22の内の一方、スイッチ回路SW31及びSW32の内の一方を省略するようにしても良い。
各々のスイッチ回路は、並列接続されたPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタとを含み、2つのトランジスタのゲートに印加される1組の制御信号に従って、2つのトランジスタのソース・ドレイン間をオン/オフする。抵抗値制御回路30(図1)から供給される3つの制御信号S1〜S3は、インバータX1〜X3によってそれぞれ反転され、3組の制御信号が、スイッチ回路SW11〜SW32に印加される。
再び図1を参照すると、抵抗値制御回路30は、半導体集積回路のピン(パッド)P1〜P4に印加される電位に従って、可変抵抗回路12及び22の抵抗値をそれぞれ制御するための第1及び第2の制御信号を生成する。例えば、抵抗値制御回路30は、ピンP1及びP2に印加される電位に従って第1の制御信号を生成し、ピンP3及びP4に印加される電位に従って第2の制御信号を生成する。その場合に、各ピンを接地電位に接続するか、電源電位VDDに接続するかによって、可変抵抗回路12及び22の抵抗値をそれぞれ2=4段階に変化させることができる。一方、可変抵抗回路12及び22の内の一方を設ける場合には、ピンP1〜P4に印加される電位に従って、その可変抵抗回路の抵抗値を2=16段階に変化させることができる。
あるいは、図4に示すように、抵抗値制御回路30は、半導体集積回路内のシフトレジスタ40に格納されている情報(データ)に従って、可変抵抗回路12及び/又は22の抵抗値を制御するようにしても良い。シフトレジスタ40は、クロック入力端子に入力されるクロック信号に同期して、データ入力端子に順次入力されるデータD0〜D3を格納する。抵抗値制御回路30は、シフトレジスタ40に格納されているデータD0〜D3に従って、第1及び/又は第2の制御信号を生成する。
あるいは、図5に示すように、抵抗値制御回路30は、半導体集積回路内のフラッシュメモリ50に格納されている情報(データ)に従って、可変抵抗回路12及び/又は22の抵抗値を制御するようにしても良い。フラッシュメモリ50は、アドレス入力端子に入力されるアドレス信号に従って、データ入力端子に入力される4ビットのデータD0〜D3を格納する。抵抗値制御回路30は、フラッシュメモリ50に格納されているデータD0〜D3に従って、第1及び/又は第2の制御信号を生成する。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路の構成の一部を示すブロック図である。図6に示すように、この半導体集積回路においては、外部の回路から入出力端子(入出力パッド)を介して信号を入力する入力回路11と、入出力端子を介して外部の回路に信号を出力する出力ドライバ23とを含む双方向セル60が用いられる。出力ドライバ23は、イネーブル信号Eが活性化されているときに動作し、イネーブル信号が非活性化されているときには、出力をハイインピーダンス状態とする。
図7に、第2の実施形態において用いられる出力ドライバの回路例を示す。出力ドライバ23は、イネーブル信号Eを反転するインバータ24と、入力信号Y及びインバータ24の出力信号に従って動作するAND回路25及び26と、出力段のインバータを構成するPチャネルMOSトランジスタQP20及びNチャネルMOSトランジスタQN20とを含んでいる。
出力モードにおいて、負論理のイネーブル信号Eがローレベルに活性化されると、入力信号YがAND回路25及び26によって反転され、出力段のインバータから入出力端子を介して外部回路に出力される。一方、入力モードにおいて、負論理のイネーブル信号Eがハイレベルに非活性化されると、トランジスタQP20のゲート電位がハイレベル、トランジスタQN20のゲート電位がローレベルとなり、出力段のインバータの出力がハイインピーダンス状態となる。
再び図6を参照すると、双方向セル60は、入出力端子と基準電位(本実施形態においては、接地電位とする)との間に接続された可変抵抗回路12と、出力ドライバ23と入出力端子との間に接続された可変抵抗回路22と、抵抗値制御回路70とをさらに含んでいる。なお、可変抵抗回路12を、入力端子と電源電位が印加される配線との間に接続するようにしても良い。抵抗値制御回路70は、可変抵抗回路12の抵抗値を制御するための第1の制御信号と、可変抵抗回路22の抵抗値を制御するための第2の制御信号とを生成する。
出力モードにおいて、負論理のイネーブル信号Eがローレベルに活性化されると、抵抗値制御回路70は、可変抵抗回路12の抵抗値が無限大(ハイインピーダンス状態)となるように第1の制御信号を生成し、可変抵抗回路22の抵抗値が設定値となるように第2の制御信号を生成する。
一方、入力モードにおいて、負論理のイネーブル信号Eがハイレベルに非活性化されると、抵抗値制御回路70は、可変抵抗回路12の抵抗値が設定値となるように第1の制御信号を生成する。なお、抵抗値制御回路70は、可変抵抗回路22の抵抗値がゼロ(短絡状態)となるように第2の制御信号を生成しても良い。その他の動作については、図1に示す抵抗値制御回路30と同様である。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図8は、本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路の構成の一部を示すブロック図である。図8に示すように、この半導体集積回路は、外部の回路から入力端子を介して信号を入力する入力回路11を含む入力セル80と、出力端子を介して外部の回路に信号を出力する出力ドライバ21を含む出力セル90とを有している。
本実施形態においては、入力セル80の入力インピーダンスを制御するために、入力セル80内に抵抗回路網81を設け、出力セル90の出力インピーダンスを制御するために、出力セル90内に抵抗回路網91を設けている。あるいは、抵抗回路網81及び91の内の一方を設けるようにしても良い。
抵抗回路網81は、入力端子と基準電位(本実施形態においては、接地電位とする)が印加される配線との間に接続され、複数の抵抗R11〜R13と、これらの抵抗R11〜R13の接続状態を設定するヒューズF11〜F14とを含んでいる。なお、抵抗回路網81を、入力端子と電源電位が印加される配線との間に接続するようにしても良い。
抵抗回路網91は、出力ドライバ21と出力端子との間に接続され、複数の抵抗R21〜R23と、これらの抵抗R21〜R23の接続状態を設定するヒューズF21〜F24とを含んでいる。
レーザ等を用いて所望のヒューズを切断し、ヒューズF11〜F14の内の少なくとも1つのヒューズと、ヒューズF21〜F24の内の少なくとも1つのヒューズとを残すことにより、外付け部品を用いることなく半導体集積回路と外部の回路との間のインピーダンスの整合を図り、反射ノイズを大幅に低減させることができる。
あるいは、抵抗回路網81及び91において、ヒューズの替わりに、半導体集積回路の所定の配線層における配線パターンを用いるようにしても良い。即ち、半導体集積回路の所定の配線層において、ヒューズF11〜F14の内の切断されない少なくとも1つのヒューズに相当する配線パターンと、ヒューズF21〜F24の内の切断されない少なくとも1つのヒューズに相当する配線パターンとを形成することにより、抵抗回路網81及び91における抵抗値を設定することができる。その場合には、不純物拡散層や、絶縁層や、他の配線層における配線パターンを変更する必要がないので、短期間に半導体集積回路の設計・製造を行うことができ、設計変更も容易である。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図9は、本発明の第4の実施形態に係る半導体集積回路の構成の一部を示すブロック図である。図9に示すように、この半導体集積回路においては、外部の回路から入出力端子を介して信号を入力する入力回路11と、入出力端子を介して外部の回路に信号を出力する出力ドライバ23とを含む双方向セル100が用いられる。出力ドライバ23は、イネーブル信号Eが活性化されているときに動作し、イネーブル信号が非活性化されているときには、出力をハイインピーダンス状態とする。
双方向セル100は、入出力端子と基準電位(本実施形態においては、接地電位とする)との間に接続されたスイッチ回路101及び抵抗回路網81と、出力ドライバ23と入出力端子との間に接続された抵抗回路網91とをさらに含んでいる。なお、スイッチ回路101及び抵抗回路網81を、入力端子と電源電位が印加される配線との間に接続するようにしても良い。抵抗回路網81及び91の構成及び動作は、第3の実施形態において説明したものと同様である。
出力モードにおいて、負論理のイネーブル信号Eがローレベルに活性化されると、スイッチ回路101がオフ状態となり、設定された抵抗値を有する抵抗回路網91が、出力ドライバ23と入出力端子との間に接続される。一方、入力モードにおいて、負論理のイネーブル信号Eがハイレベルに非活性化されると、スイッチ回路101がオン状態となり、設定された抵抗値を有する抵抗回路網81が、入出力端子と接地電位との間に接続される。これにより、外付け部品を用いることなく、半導体集積回路と外部の回路との間のインピーダンスの整合を図り、反射ノイズを大幅に低減させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路の構成を示すブロック図。 第1の実施形態において用いられる可変抵抗回路の第1の回路例を示す図。 第1の実施形態において用いられる可変抵抗回路の第2の回路例を示す図。 抵抗値制御回路とシフトレジスタとの接続を示す図。 抵抗値制御回路とフラッシュメモリとの接続を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路の構成を示すブロック図。 第2の実施形態において用いられる出力ドライバの回路例を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路の構成を示すブロック図。 本発明の第4の実施形態に係る半導体集積回路の構成を示すブロック図。
符号の説明
10、80 入力セル、 11 入力回路(入力バッファ)、 12、22 可変抵抗回路、 20、90 出力セル、 21、23 出力ドライバ、 24 インバータ、 25、26 AND回路、 30、70 抵抗値制御回路、 40 シフトレジスタ、 50 フラッシュメモリ、 60、100 双方向セル、 81、91 抵抗回路網、 101 スイッチ回路、 R1〜R23 抵抗、 F11〜F24 ヒューズ、 QP10、QP20 PチャネルMOSトランジスタ、 QN10、QN20 NチャネルMOSトランジスタ、 SW11〜SW32 スイッチ回路、 X1〜X3 インバータ

Claims (11)

  1. 外部の回路から入力端子を介して信号を入力する入力回路と、
    前記入力端子と基準電位又は電源電位が印加される配線との間に接続され、少なくとも1つの制御信号に従って抵抗値を3段階以上に調節可能な可変抵抗回路と、
    前記可変抵抗回路の抵抗値を制御するための少なくとも1つの制御信号を生成する制御回路と、
    を具備する半導体集積回路。
  2. 出力端子を介して外部の回路に信号を出力する出力ドライバと、
    前記出力ドライバと前記出力端子との間に接続され、少なくとも1つの制御信号に従って抵抗値を3段階以上に調節可能な可変抵抗回路と、
    前記可変抵抗回路の抵抗値を制御するための少なくとも1つの制御信号を生成する制御回路と、
    を具備する半導体集積回路。
  3. 前記可変抵抗回路が、並列接続されたPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタとを含み、前記2つのトランジスタのゲートに印加される1組の制御信号に従って前記2つのトランジスタのソース・ドレイン間の抵抗値を変化させる、請求項1又は2記載の半導体集積回路。
  4. 前記可変抵抗回路が、2つの端子間に、少なくとも1つの抵抗と少なくとも1つのスイッチ回路とが直列に接続された回路を複数含む、請求項1又は2記載の半導体集積回路。
  5. 前記可変抵抗回路が、前記2つの端子間を短絡するための少なくとも1つのスイッチ回路をさらに含む、請求項4記載の半導体集積回路。
  6. 前記スイッチ回路が、並列接続されたPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタとを含み、前記2つのトランジスタのゲートに印加される1組の制御信号に従って前記2つのトランジスタのソース・ドレイン間をオン/オフする、請求項4又は5記載の半導体集積回路。
  7. 前記制御回路が、前記半導体集積回路の少なくとも1つのピンに印加される電位、又は、前記半導体集積回路内に格納されている情報に従って、前記可変抵抗回路の抵抗値を制御するための少なくとも1つの制御信号を生成する、請求項1又は2記載の半導体集積回路。
  8. 外部の回路から入出力端子を介して信号を入力する入力回路と、
    前記入出力端子と基準電位又は電源電位が印加される配線との間に接続され、少なくとも1つの第1の制御信号に従って抵抗値を3段階以上に調節可能な第1の可変抵抗回路と、
    前記入出力端子を介して外部の回路に信号を出力する出力ドライバと、
    前記出力ドライバと前記入出力端子との間に接続され、少なくとも1つの第2の制御信号に従って抵抗値を3段階以上に調節可能な第2の可変抵抗回路と、
    前記第1の可変抵抗回路の抵抗値を制御するための少なくとも1つの第1の制御信号と前記第2の可変抵抗回路の抵抗値を制御するための少なくとも1つの第2の制御信号とを生成する制御回路と、
    を具備する半導体集積回路。
  9. 外部の回路から入力端子を介して信号を入力する入力回路と、
    前記入力端子と基準電位又は電源電位が印加される配線との間に接続され、複数の抵抗と、前記複数の抵抗の接続状態を設定する少なくとも1つのヒューズ又は配線パターンとを含む抵抗回路網と、
    を具備する半導体集積回路。
  10. 出力端子を介して外部の回路に信号を出力する出力ドライバと、
    前記出力ドライバと前記出力端子との間に接続され、複数の抵抗と、前記複数の抵抗の接続状態を設定する少なくとも1つのヒューズ又は配線パターンとを含む抵抗回路網と、
    を具備する半導体集積回路。
  11. 外部の回路から入出力端子を介して信号を入力する入力回路と、
    前記入出力端子と基準電位又は電源電位が印加される配線との間にスイッチ回路を介して接続され、第1群の抵抗と、前記第1群の抵抗の接続状態を設定する少なくとも1つのヒューズ又は配線パターンとを含む第1の抵抗回路網と、
    前記入出力端子を介して外部の回路に信号を出力する出力ドライバと、
    前記出力ドライバと前記入出力端子との間に接続され、第2群の抵抗と、前記第2群の抵抗の接続状態を設定する少なくとも1つのヒューズ又は配線パターンとを含む第2の抵抗回路網と、
    を具備する半導体集積回路。
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WO2016038848A1 (ja) * 2014-09-09 2016-03-17 日本電気株式会社 制御回路、制御方法

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