JPH0514173A - しきい値可変バツフア回路 - Google Patents

しきい値可変バツフア回路

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Publication number
JPH0514173A
JPH0514173A JP3190964A JP19096491A JPH0514173A JP H0514173 A JPH0514173 A JP H0514173A JP 3190964 A JP3190964 A JP 3190964A JP 19096491 A JP19096491 A JP 19096491A JP H0514173 A JPH0514173 A JP H0514173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
input buffer
buffer
input
signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3190964A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Doi
▲祥▼晃 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPH0514173A publication Critical patent/JPH0514173A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号を供給する側の集積回路の出力部の素子
の種類に対応するよう、入力バッファのしきい値電圧を
変化させることができるしきい値可変バッファ回路を提
供する。 【構成】 n個の入力バッファ回路120 〜12
n-1 は、それぞれのしきい値電圧が異なるように設計さ
れている。また、バッファ選択回路であるコントロール
ボックス10からは2本一組で2n本の信号線が出てお
り、それぞれの入力バッファ回路のトランジスタ140
等、及びトランジスタ200 等のゲート電極に接続され
ている。そして、どの入力バッファ回路を動作させるか
という信号は各組の2本の信号線から同時に出力され、
しかもその論理レベルは互いに異なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば集積回路の入力
部に設けられるしきい値可変バッファ回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】プリント基板上で集積回路同士を接続す
る場合などにおいて、信号を受け取る側の集積回路の入
力部には、入力バッファを設けることが多い。この入力
バッファには、入力された信号を反転して出力するイン
バータも含まれる。
【0003】一般に、集積回路の出力部を構成する素子
の種類がTTLであるか、CMOSであるか、又はこれ
以外の素子であるかによって出力信号の電圧レベルが異
なる。したがって、この出力信号を受け取る集積回路の
入力バッファのしきい値電圧は、誤動作等を防ぐために
前段の回路の種類によって変える必要がある。逆に、あ
るしきい値電圧を有する特定の集積回路を使用する場
合、これに信号を供給する集積回路はTTLであるか、
CMOSであるかなどは一意的に定まり、その旨がデー
タブックなどに記載される。
【0004】
【発明が解決しようする課題】入力バッファは、例えば
CMOSインバータなどのようにプロセスが固定されて
いる場合は、このインバータのしきい値は回路設計の段
階で決められる。したがって、その前段に使用できる集
積回路の種類はほぼ一意的に定まり、それ以外のものを
使用すると誤動作の原因ともなる。
【0005】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、信号を供給する側の集積回路の出力部の素子の
種類に対応するよう、入力バッファのしきい値電圧を変
化させることができるしきい値可変バッファ回路を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、異なるしきい値電圧を持たせた複数のバ
ッファ回路と、前記複数のバッファ回路のうちのいずれ
か一つを選択して動作させるバッファ選択回路とを設
け、前記複数のバッファ回路に接続される素子の種類に
応じて入力のしきい値電圧を変化させることを特徴とす
るものである。
【0007】
【作用】本発明は上記の構成によって、まず予め使用す
る出力部の素子の種類に対応する数の複数のバッファ回
路を設け、これらのしきい値をそれぞれ前記出力部の素
子の種類に対応させておく。そして、この複数のバッフ
ァ回路を含む集積回路を実装するときに、実際にこの集
積回路の前段に接続する素子の種類に対応したバッファ
だけを動作させるようバッファ選択回路を設定し固定す
る。これにより、このバッファ回路にはTTL、CMO
Sなどの素子よりなる出力部を有する複数種類の集積回
路を接続することが可能となる。
【0008】
【実施例】以下に図面を参照しつつ本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明の一実施例であるしきい値
可変入力バッファであって、n個の入力バッファ回路を
有する場合を示した回路図、図2は2個の入力バッファ
回路を有する場合についてそのバッファ部分のみを示し
た回路図である。
【0009】図1において、n個の入力バッファ回路1
0 ,121 ,・・・,12n-1 はそれぞれ4つのトラ
ンジスタにより構成され、例えば入力バッファ回路12
0 では伝導型がP+ であるトランジスタ140 、伝導型
がPであるトランジスタ160 、伝導型がNであるトラ
ンジスタ180 、伝導型がN+ であるトランジスタ20
0 よりなる。他の入力バッファ回路121 ,・・・,1
n-1 についても同様で、141 ,・・・,14n-1
伝導型がP+ のトランジスタ、161 ,・・・,16
n-1 は伝導型がPのトランジスタ、181 ,・・・,1
n-1 は伝導型がNのトランジスタ、201 ,・・・,
20n-1 は伝導型がN+ のトランジスタである。また、
バッファ選択回路であるコントロールボックス10から
は2本一組で2n本の信号線が出ており、それぞれの入
力バッファ回路のトランジスタ140 ,141 ,・・
・,14n-1 ,及びトランジスタ200 ,201 ,・・
・,20n-1 のゲート電極に接続されている。そして、
どの入力バッファ回路を動作させるかという信号は各組
の2本の信号線から同時に出力され、しかもその論理レ
ベルは互いに異なり、一方の信号線の信号がハイのとき
は他方の信号線の信号がローとなる。これにより例え
ば、入力バッファ120 において、トランジスタ140
及び200 はスイッチング回路として動作する。すなわ
ちコントロールボックス10からの信号A1 がハイ、a
1 がローのときにはトランジスタ140 ,200 はいず
れもオフであり、インバータを構成するトランジスタ1
0 及び180 は電源から切り放されるので、この入力
バッファ回路120 は動作しない。逆に、信号A1 がロ
ー、a1 がハイのときにはトランジスタ140 ,200
はいずれもオンであり、トランジスタ160 及び180
は入力端子22に供給される信号に対してインバータと
して動作する。
【0010】図1に示したn個の入力バッファ回路12
0 〜12n-1 はそれぞれのしきい値電圧が異なるように
設計されている。これらのしきい値電圧は、この前段に
接続することが予想されるTTL、CMOSなどの素子
の種類に対応させてある。しきい値電圧を変化させる方
法はいくつかあり、たとえばインバータ部分を構成する
PチャンネルのトランジスタとNチャンネルのトランジ
スタの駆動能力の比率を変化させることもその方法の一
つである。トランジスタの駆動能力は一般にチャンネル
の長さLとゲート幅Wによって決まり、Lを固定した場
合にはNチャンネルのトランジスタのゲート幅を大きく
するとインバータのしきい値は下がり、Pチャンネルの
トランジスタのゲート幅を大きくするとインバータのし
きい値が上がる。したがって、この2つのトランジスタ
のWを変化させインバータを構成する2つのトランジス
タ(図1で例えばトランジスタ160 と180 )のゲー
ト幅の比率を適当な値とすれば、希望するしきい値電圧
を持った入力バッファを得ることができる。図1の入力
バッファ120 〜12n-1 は、それぞれこのようにして
所定のしきい値電圧を得ている。
【0011】コントロールボックス10は一種のデコー
ダであり、前段に接続する集積回路の出力部分のドライ
バー回路がどういう種類の素子によって構成されている
かという信号を与えることにより、n個の入力バッファ
回路120 〜12n-1 の中から所定のものを選択する。
そしてこの選択された入力バッファに対して一組の信号
i 及びai (0≦i≦n−1)を供給し入力バッファ
12i を動作させる。このように選択された入力バッフ
ァ12i は、入力端子22に供給されたディジタル信号
の論理レベルを反転して出力端子24よりこの集積回路
の内部回路に供給する。
【0012】コントロールボックス10に素子の種類を
特定する信号を与えるために必要な入力端子の数は、入
力バッファの数に依存する。例えば入力バッファの数が
2つであれば1ビット、入力バッファの数が4つまでで
あれば2ビット、入力バッファの数が8つまでであれば
3ビット必要となる。集積回路を実際にプリント基板な
どに実装するときには既に使用する素子の種類は分かっ
ているので、実装するときにコントロールボックス10
の入力端子をハイにすべきものは電源電圧VDDに、ロー
にすべきものはグランドに接続することによって所定の
入力バッファを選択しこれを固定することができる。し
たがって、集積回路を実装するまでは、この前段に接続
する集積回路の素子の種類は特定のものには限定され
ず、設計上の柔軟性が向上する。
【0013】図2は、集積回路の入力部に2つの入力バ
ッファ26,28を設けた回路である。ここでは論理レ
ベルが異なるバッファ選択信号B0 ,b0 及びB1 ,b
1 をインバータ300 及び301 によって得ている。こ
の回路で入力バッファ26のしきい値は前段の出力部の
ドライブ回路がTTLである場合に対応させて約1.5
ボルトとしてあり、入力バッファ28のしきい値は前段
の出力部のドライブ回路がCMOSである場合に対応さ
せて約2.5ボルトとしてある。このように設定するた
めに具体的には、トランジスタ340 のゲート幅W340
とトランジスタ360 のゲート幅W360 の比を、 W340 :W360 =1:6 とし、トランジスタ341 のゲート幅W341 とトランジ
スタ361 のゲート幅W361 の比を、 W341 :W361 =2:1 としてある。したがって、この前段に接続する集積回路
がTTLであれば入力バッファ26を、CMOSであれ
ば入力バッファ28を選択するようコントロールボック
ス(図示せず)の入力端子に与える電圧を設定すること
により、TTL、CMOSいずれの集積回路をも接続す
ることができるという利点が得られる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、し
きい値電圧が異なる複数のバッファ回路を設け、バッフ
ァ選択回路によってこの複数のバッファ回路のうちのい
ずれかを選択する構成としたので、前段に接続する回路
の出力部の回路素子がTTL、CMOSなど、使用する
ことが予想される素子の種類にかかわらず、それにあっ
たしきい値を設定することができ、したがってまた多種
類の特性を持つ回路を同一パターン上に配置した場合、
一つの入力バッファによってその多種類の特性をもつ回
路の切り替えを行うことができるしきい値可変バッファ
回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるしきい値可変入力バッ
ファであってn個の入力バッファ回路を有する場合を示
した回路図である。
【図2】本発明の一実施例であるしきい値可変入力バッ
ファであって2個の入力バッファ回路を有する場合につ
いてそのバッファ部分のみを示した回路図である。
【符号の説明】
10 コントロールボックス 120 〜12n-1 ,26,28 入力バッファ回路 140 〜14n-1 ,320 ,321 + チャンネル
トランジスタ 160 〜16n-1 ,340 ,341 Pチャンネルト
ランジスタ 180 〜18n-1 ,360 ,361 Nチャンネルト
ランジスタ 200 〜20n-1 ,380 ,381 + チャンネルト
ランジスタ 22 入力端子 24 出力端子 300 ,301 インバータ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 異なるしきい値電圧を持たせた複数のバ
    ッファ回路と、 前記複数のバッファ回路のうちのいずれか一つを選択し
    て動作させるバッファ選択回路とを設け、前記複数のバ
    ッファ回路に接続される素子の種類に応じて入力のしき
    い値電圧を変化させることを特徴とするしきい値可変バ
    ッファ回路。
JP3190964A 1991-07-05 1991-07-05 しきい値可変バツフア回路 Withdrawn JPH0514173A (ja)

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JP3190964A JPH0514173A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 しきい値可変バツフア回路

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JP3190964A JPH0514173A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 しきい値可変バツフア回路

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JP (1) JPH0514173A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008118464A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Ricoh Co Ltd Ad変換器およびその調整方法
JP2010282684A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Toshiba Corp 半導体記憶装置
US8410811B2 (en) 2010-07-28 2013-04-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Input circuit and semiconductor storage device

Cited By (3)

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JP2008118464A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Ricoh Co Ltd Ad変換器およびその調整方法
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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008