JP2006140038A - 真空遮断器 - Google Patents

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和宏 松尾
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【課題】バーリヤに主回路が設置される構成を持つ真空遮断器について、耐電圧性能を確保し、放熱性能を向上させ、大電流定格に対して適用可能とする。
【解決手段】本発明の一態様に係る真空遮断器1は、可動側通電軸7が下となり固定側通電軸12が上となるように真空バルブ6と、真空バルブ6の下側に設置され、可動側通電軸7に操作力を伝達する伝達機構15〜17と、真空バルブ6を収容し、真空バルブ6の下側に伝達機構15〜17を収容し、真空バルブ6の上側に位置する上面4eと、真空バルブ6と伝達機構15〜17との間に位置する中面4fとを持つバーリヤ4とを具備する。バーリヤ4の上面4eには、垂直方向から見た場合に、真空バルブ6の断面の面積以上の面積となる第1開口部5aが形成されており、中面4fには、真空バルブ6の断面の面積以上の面積となる第2開口部5bが形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力系統の開閉を行う真空遮断器に関する。
真空遮断器は、電力系統の開閉に用いられる。一般的な真空遮断器では、絶縁バーリヤによって形成される内部空間に、真空バルブが設置される。
真空バルブの固定側通電軸は、上部導体と接続される。真空バルブの可動側通電軸は、下部導体と接続される。
この可動側通電軸は、真空バルブの軸方向に動く。真空バルブ内において、固定側通電軸の先端に備えられている接点と可動側通電軸の先端に備えられている接点とが電気的に接続された状態で、真空遮断器はON状態となり、上部導体と下部導体との間で電流が流れる。固定側通電軸と可動側通電軸とが電気的に離れた状態で、真空遮断器はOFF状態となり、上部導体と下部導体との間で断線状態となる。
操作機構部は、絶縁操作ロッド経由で、可動側通電軸を動かし、真空バルブ内の接点の開閉を行う(例えば、特許文献1,2参照)。
真空遮断器において、例えば真空バルブなどを含む主回路は、小型化、軽量化を図り、耐電圧性能を満足させるために、絶縁バーリヤに対して設置される。
特開平8−222090号公報 特開平7−320610号公報
上記のような、絶縁バーリヤに対して主回路が設置される構成を持つ真空遮断器では、耐電圧性能の確保は容易であるが、連続通電性能を確保することが困難な場合があり、このような構成の真空遮断器を例えば3000A以上の大電流定格に適用することは困難であった。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、主回路がバーリヤに対して設置される構成を持つ場合において、耐電圧性能を確保し、放熱性能を向上させ、大電流定格に対しても適用できる真空遮断器を提供することを目的とする。
本発明を実現するにあたって講じた具体的手段について以下に説明する。
上記課題は、電力系統の開閉を行う真空遮断器において、可動側通電軸が下となり固定側通電軸が上となるように垂直に設置される真空バルブと、真空バルブの下側に設置され、可動側通電軸に操作力を伝達する伝達機構と、真空バルブを収容し、真空バルブの下側に伝達機構を収容し、真空バルブの上側に位置する上面と、真空バルブと伝達機構との間に位置する中面とを持つバーリヤとを具備し、バーリヤの上面には、垂直方向から見た場合に、真空バルブの断面の面積以上の面積となる第1開口部が形成されており、バーリヤの中面には、垂直方向から見た場合に、真空バルブの断面の面積以上の面積となる第2開口部が形成されている真空遮断器により、解決される。
本発明においては、バーリヤに主回路が設置される構成を持つ真空遮断器について、耐電圧性能を確保し、放熱性能を向上させ、大電流定格に対して適用可能とする。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の各図において同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態では、バーリヤに対して垂直状態で真空バルブを設置し、垂直方向から見た場合に(水平方向と平行な断面について)、真空バルブの断面の面積よりも大きい面積を持つ開口部を、バーリヤの真空バルブ上側及び下側に設けた真空遮断器について説明する。
図1は、本実施の形態に係る真空遮断器の一例を示す側断面図である。
図2は、本実施の形態に係る真空遮断器の一例を示す斜視図である。
真空遮断器1の操作機構部2内には、操作機構3が備えられている。この操作機構3は、真空遮断器1の主回路を操作する。
本実施の形態においては、3つのバーリヤ4のそれぞれが、操作機構部2に対向して設置されている。なお、本実施の形態では、単相のバーリヤ4が3つ備えられているが、三相一体バーリヤを用いるとしてもよい。
バーリヤ4は、操作機構部2に向き合う側面4aと、この側面4aと垂直な2つの側面4b,4cを持ち、操作機構部2と反対側には側面がない。すなわち、バーリヤ4は、水平方向と平行な断面がコの字形となる。
バーリヤ4は、底面4dと、上面4eと、バーリヤの底面4dと上面4eとによって区切られる内部空間を垂直方向に分割する中面4fとを持つ。底面4d、上面4e、中面4fは、それぞれ平行となる。上面4eと中面4fには、それぞれ開口部5a,5bが形成されている。
真空バルブ6は、中面4fと上面4eとの間の上側内部空間に設置される。主回路は、バーリヤ4で区切られた内部空間にほぼ収容されている。主回路は、真空バルブ6の下部の可動側通電軸7を、カップリング導体8、可とう導体9、接続導体10経由で、下部導体11と接続し、真空バルブ6の上部の固定側通電軸12と上部導体13を接続した構成により、電流通電経路を形成する。すなわち、上部導体13と下部導体11との間は、真空バルブ6、カップリング導体8、可とう導体9、接続導体10経由で、接続されている。
真空バルブ6の固定側通電軸12は、上面4eの開口部5aを通り抜けて上部導体13と接続される。真空バルブ6の可動側通電軸7は、カップリング導体8、可とう導体9、接続導体10経由で、下部導体11と接続される。
上部導体13は、バーリヤ4の上面4eにボルト14aで固定される。上部導体13と真空バルブ6とは、ボルト14bで接続される。真空バルブ6の可動側通電軸7とカップリング導体8とは、ボルト14cで接続される。可とう導体9と接続導体10とは、ボルト14dで接続される。接続導体10は、バーリヤ4の中面4fに、ボルト14eで固定されている。さらに、接続導体10と下部導体11とは、ボルト14fにより接続される。
真空バルブ6の可動側通電軸7は、絶縁操作ロッド15により可動する。絶縁操作ロッド15は、中面4fと底面4dとの間の下側内部空間に設置される。
操作機構部2の操作機構3によって発生する操作力は、中央部を回転可能に支持した操作レバー16及び連結ピン17経由で、真空バルブ6にねじ接続されている絶縁操作ロッド15に伝達される。これにより、真空バルブ6の接点の開閉が行われる。
図3は、真空バルブ6と上部導体13との接続部近傍の一例を示す上視図である。この図3は、上記図1の矢印Xの方向から見た状態(真空バルブ6の軸方向において上側から見た状態)を示している。
バーリヤ4の上面4eに形成されている開口部5aは、上部導体13と真空バルブ6との接続部に位置する。この図3では、開口部5aをハッチングにより表している。
この図3で示すように、真空バルブ6の軸方向から見た場合に、上部導体13などの他の機器(部品)を装着していない状態におけるバーリヤ4の上面4eの開口部5aの面積は、真空バルブ6の真空容器の断面積より大きく、開口部5aの面積は、真空バルブ6の真空容器の断面積の100%以上となる。
なお、開口部5aの面積は、上部導体13などの他の機器を装着した状態においても、真空バルブ6の真空容器の断面積より大きくなることが好ましい。
図4は、真空遮断器1における接続導体10近傍の一例を示す上断面図である。この図4は、上記図1の矢印Yの方向から接続導体10を見た状態(真空バルブ6の軸方向において上側から接続導体10を見た状態)を示している。
バーリヤ4の中面4fに配置された接続導体10と可とう導体9とは、この図4では図示しないボルト14dで接続されている。また、接続導体10と下部導体11とは、ボルト14fにより接続されている。真空バルブ6とカップリング導体8とは、ボルト14cにより接続されている。カップリング導体8と可とう導体9とは、ボルト14gにより接続されている。
バーリヤ4の中面4fの開口部5bのうちの一部は、接続導体10によって覆われているが、バーリヤ4の中面4fの開口部5bのうちの他の部分は、開口している。この図4では、バーリヤ4の側面4a〜4cについての断面をハッチングで表し、加えて中面4fの開口部5bのうち接続導体10が設置された後においても開口している部分を、ハッチングで表している。
真空バルブ6の軸方向から見た場合に、接続導体10などの他の機器を装着していない状態におけるバーリヤ4の中面4fの開口部5bの面積は、真空バルブ6の真空容器の断面積より大きく、開口部5bの面積は、真空バルブ6の真空容器の断面積の100%以上となる。
なお、開口部5bの面積は、接続導体10などの他の機器を装着した状態においても、真空バルブ6の真空容器の断面積より大きくなることが好ましい。
図5は、接続導体10などの各種機器がバーリヤ4に設置されていない状態におけるバーリヤ4の中面4fの開口部5bの一例を示す上断面図である。この図5は、上記図4と同一の状態により、他の機器が設置されていないバーリヤ4の中面4fの開口部5bを示している。
接続導体10などの各種機器がバーリヤ4に設置されていない状態におけるバーリヤ4の中面4fの開口部5bの面積は、真空バルブ6の真空容器の断面積の100%以上となる。
上記のような構成を持つ真空遮断器1の作用について以下に説明する。
本実施の形態に係る真空遮断器1には、真空バルブ6と上部導体13との接続部近傍のバーリヤ4の上面4eに開口部5aが設けられており、またバーリヤ4の中面4fと接続導体10とで形成される開口部5bが設けられている。
このような開口部5a,5bを設けることにより、定格電流通電時に、バーリヤ4の下側内部空間、上側内部空間、さらにバーリヤ4によって形成される空間の外に、空気の流れを発生させることができる。すなわち、この開口部5a,5bは、煙突効果を奏する。
さらに、互いの開口部5a,5bを垂直方向の直線位置に設けることにより。定格電流通電中に発生する空気の流れを下から上への最短距離とすることができ、バーリヤ4によって形成される内部空間の熱伝導率を向上させることができる。なお、開口部5a,5bは、垂直方向から見た場合に、互いに一部で重なるとしてもよい。
他の機器を取り外した状態におけるバーリヤ4の上面4eの開口部5aと中面4fの開口部5bとは、真空バルブ6の絶縁容器の断面積以上である。このため、例えば上面4eの開口部5aが上部導体13で覆われたり、中面4fの開口部5bが接続導体10で覆われたとしても、バーリヤ4の内部空間で下から上への空気の流れを確保することができる。なお、本実施の形態とは逆に各開口部が真空バルブ6の絶縁容器の断面積よりも小さい場合には、上部導体13や接続導体10などにより各開口部が覆われて空気が流れにくくなる。
以上説明した本実施の形態においては、定格電流通電時に、バーリヤ4の下側内部空間から上側内部空間を経由し、バーリヤ4によって形成される空間外に、空気が流れる。
このため、主回路に発生する熱を空気の流れによりバーリヤ4の外部に放熱させることができ、定格電流通電による主回路の温度上昇を抑制できる。
また、本実施の形態のように、開口部5a,5bを設けた真空遮断器1に対して基礎検証試験を実施すると、開口部5a,5bがない場合と比較して定格電流通電時の最大温度上昇値を約10度程度抑制することができた。
開口部5a、5bの面積が真空バルブ4の絶縁容器の断面積よりも小さい場合には、空気の流れの促進を図ることは困難であり、また上部導体13や接続導体10により開口部5a,5bが塞がれてしまう場合がある。しかしながら、本実施の形態では、開口部5a,5bの面積が、バーリヤ4に他の機器を装着していない状態で、真空バルブ4の絶縁容器の断面積以上となるため、空気の流れによる放熱性能を向上させることができる。
本実施の形態に係る真空遮断器1は、例えば3000A以上の大電流定格に適用可能である。
なお、本実施の形態においては、バーリヤ4に、真空バルブ6と同軸状態であり、真空バルブ6の軸方向において、真空バルブ6の断面よりも大きい径を持つ開口部5a,5bを、真空バルブ6の上下に設けることが好ましい。
(第2の実施の形態)
本実施の形態においては、上記第1の実施の形態におけるバーリヤ4の内部の空気の通過道にヒートシンクを設置した真空遮断器について説明する。
図6は、本実施の形態に係る真空遮断器における真空バルブ6と上部導体13との接続部近傍の一例を示す上視図である。この図6は、上記図3と同一の条件により描かれている。
開口部5a近傍の上部導体13には、この開口部5aを通り抜ける空気により放熱を促進させるヒートシンク18が取り付けられている。なお、ヒートシンク18は、真空バルブ6、または真空バルブ6と上部導体13との双方に取り付けられるとしてもよい。
垂直方向について、バーリヤ4に他の機器を取り付けた状態における開口部5aに対してヒートシンク18を投影した場合の占有面積は、バーリヤ4に他の機器を取り付けた状態における開口部5aの面積の25%〜75%とする。
図7は、本実施の形態に係る真空遮断器における接続導体10近傍の一例を示す上断面図である。この図7は、上記図4と同一の条件により描かれている。
開口部5bは、側面4aと接続導体10と中面4fとにより形成されている。本実施の形態では、カップリング導体8の開口部5b側に、開口部5bを通り抜ける空気により放熱を促進させるヒートシンク19が取り付けられている。なお、ヒートシンク19は、真空バルブ6、カップリング導体8、可とう導体9、接続導体10、下部導体11の少なくも一つに取り付けられるとしてもよい。
垂直方向について、バーリヤ4に他の機器を取り付けた状態における開口部5bに対してヒートシンク19を投影した場合の占有面積は、バーリヤ4に他の機器を取り付けた状態における開口部5bの面積の25%〜75%とする。
上記の2つのヒートシンク18,19の面積を開口部5a,5bの面積の25%以上とするのは、ヒートシンク18,19が小さすぎると、ヒートシンク18,19による放熱効果が低下するためである。また、75%以下とするのは、ヒートシンク18,19が大きすぎると開口部5a,5bを通り抜ける空気の流動が抑制され放熱効果が低下するためである。
本実施の形態に係る真空遮断器では、開口部5aに設けられたヒートシンク18と、また開口部5bに設けられた放熱用のヒートシンク19とにより、上記第1の実施の形態よりも、より有効に空気の流れを利用して放熱を行うことができる。
本実施の形態においては、放熱効率を向上させることができ、上記第1の実施の形態よりも、電流通電による主回路の温度上昇を抑制できる。
真空バルブ6の軸方向について、ヒートシンク18,19を、それぞれ開口部5a,5bに対して投影した場合に、ヒートシンク18,19の面積が大きすぎるとそれぞれ開口部5a,5bを塞ぎ、空気の流れが滞る。逆に、ヒートシンク18,19を、それぞれ開口部5a,5bに対して投影した場合に、ヒートシンク18,19の面積が小さすぎるとヒートシンク18,19による放熱が困難となる。そこで、本実施の形態では、ヒートシンク18,19を、それぞれ開口部5a,5bに対して投影した場合に、ヒートシンク18,19の面積がバーリヤ4に他の部品を取り付けた状態における開口部5a,5bの面積の25%〜75%となるように真空遮断器を作成し、放熱性能を確保し、主回路の温度上昇を抑制している。
(第3の実施の形態)
上記各実施の形態に係る真空遮断器において、バーリヤ4のうち操作機構部2に向き合う側面4aは削除されてもよい。
図8は、開口部5a,5bが形成されておらず側面4aがある従来の真空遮断器、開口部5a,5bが形成されており側面4aがある真空遮断器、開口部5a,5bが形成されており側面4aがない真空遮断器について、各機器の温度上昇値を表すグラフである。
この図8において、開口部5a,5bが形成されておらず側面4aがある従来の真空遮断器の温度上昇値は、ひし形のマークで表されている。
開口部5a,5bが形成されており側面4aがある真空遮断器の温度上昇値は、三角形のマークで表されている。
開口部5a,5bが形成されており側面4aがない真空遮断器の温度上昇値は、円マークで表されている。
この図8に示すように、真空遮断器を構成する各種機器のうち、例えば上部導体13、固定側通電軸12については、開口部5a,5bを形成することにより温度上昇値が抑制されている。
例えば、固定側通電軸12については、開口部5a,5bを形成しない場合よりも、開口部5a,5bを形成した場合の方が、温度上昇値を約6(K),7(K)程度抑えることができている。
本発明は、電気系統の開閉を行う真空遮断器の分野に有効である。
本発明の第1の実施の形態に係る真空遮断器の一例を示す側断面図。 同実施の形態に係る真空遮断器の一例を示す斜視図。 同実施の形態に係る真空遮断器における真空バルブと上部導体との接続部近傍の一例を示す上視図。 同実施の形態に係る真空遮断器における接続導体近傍の一例を示す上断面図。 接続導体などの各種部品がバーリヤに設置されていない状態におけるバーリヤの中面の開口部の一例を示す上断面図。 本発明の第2の実施の形態に係る真空遮断器における真空バルブと上部導体との接続部近傍の一例を示す上視図。 同実施の形態に係る真空遮断器における接続導体近傍の一例を示す上断面図。 真空遮断器のバーリヤに開口部を形成した場合としない場合とにおける温度上昇値の差の例を示すグラフ。
符号の説明
1…真空遮断器、2…操作機構部、3…操作機構、4…バーリヤ、4a〜4c…側面、4d…底面、4e…上面、4f…中面、5a,5b…開口部、6…真空バルブ、7…可動側通電軸、8…カップリング導体、9…可とう導体、10…接続導体、11…下部導体、12…固定側通電軸、13…上部導体、14a〜14g…ボルト、15…絶縁操作ロッド、16…操作レバー、17…連結ピン、18,19…ヒートシンク

Claims (8)

  1. 電力系統の開閉を行う真空遮断器において、
    可動側通電軸が下となり固定側通電軸が上となるように垂直に設置される真空バルブと、
    前記真空バルブの下側に設置され、前記可動側通電軸に操作力を伝達する伝達機構と、
    前記真空バルブを収容し、前記真空バルブの下側に前記伝達機構を収容し、前記真空バルブの上側に位置する上面と、前記真空バルブと前記伝達機構との間に位置する中面とを持つバーリヤと
    を具備し、
    前記バーリヤの上面には、垂直方向から見た場合に、前記真空バルブの断面の面積以上の面積となる第1開口部が形成されており、
    前記バーリヤの中面には、前記垂直方向から見た場合に、前記真空バルブの断面の面積以上の面積となる第2開口部が形成されている
    ことを特徴とする真空遮断器。
  2. 請求項1記載の真空遮断器において、
    前記第1開口部と前記第2開口部とは、前記垂直方向から見た場合に少なくとも一部が重なる位置関係にあることを特徴とする真空遮断器。
  3. 請求項1又は請求項2記載の真空遮断器において、
    前記垂直方向から見た場合において、他の機器を前記バーリヤに装着していない状態の前記第1開口部の面積は、前記真空バルブの断面積以上の大きさであることを特徴とする真空遮断器。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の真空遮断器において、
    前記垂直方向から見た場合において、他の機器を前記バーリヤに装着していない状態の前記第2開口部の面積は、前記真空バルブの断面積以上の大きさであることを特徴とする真空遮断器。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の真空遮断器において、
    前記固定側通電軸側で前記真空バルブと上部導体が接続されており、
    前記第1開口部の近傍に、前記真空バルブと前記上部導体とのうちの少なくとも一方に放熱用の上部ヒートシンクをさらに具備することを特徴とする真空遮断器。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の真空遮断器において、
    前記垂直方向から見た場合において、前記上部ヒートシンクの面積が、他の機器を前記バーリヤに装着した状態の前記第1開口部の面積の25%〜75%となることを特徴とする真空遮断器。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の真空遮断器において、
    前記真空バルブの前記可動側通電軸に、カップリング導体、可とう導体、接続導体経由で、下部導体が接続されており、
    前記第2開口部の近傍に、前記カップリング導体、前記可とう導体、前記接続導体、前記下部導体の少なくとも一つについての放熱用の下部ヒートシンクをさらに具備することを特徴とする真空遮断器。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の真空遮断器において、
    垂直方向から見た場合において、前記下部ヒートシンクの面積が、他の機器を前記バーリヤに装着した状態の前記第2開口部の面積の25%〜75%となることを特徴とする真空遮断器。
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