JP2009277386A - 真空遮断器 - Google Patents

真空遮断器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009277386A
JP2009277386A JP2008125164A JP2008125164A JP2009277386A JP 2009277386 A JP2009277386 A JP 2009277386A JP 2008125164 A JP2008125164 A JP 2008125164A JP 2008125164 A JP2008125164 A JP 2008125164A JP 2009277386 A JP2009277386 A JP 2009277386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main circuit
circuit conductor
conductor
vacuum
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008125164A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Takahashi
和紀 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008125164A priority Critical patent/JP2009277386A/ja
Publication of JP2009277386A publication Critical patent/JP2009277386A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Abstract

【課題】主回路導体が接続される部分の放熱特性を向上させた真空遮断器を提供する。
【解決手段】接離自在の一対の接点を有する真空バルブ3と、真空バルブ3の固定側が接続されるとともに、絶縁バリア2に固定された上部主回路導体4と、真空バルブ3の可動軸10が接続された可動主回路導体12と、可動主回路導体12が可撓導体11を介して接続されるとともに、絶縁バリア2に固定された下部主回路導体13と、可動軸10に連結された操作機構25とを具備し、上部主回路導体4、可動主回路導体12、下部主回路導体13にそれぞれ冷却フィン9、17、18を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、真空バルブを絶縁バリアで固定する真空遮断器に係り、特に放熱特性を向上し得る真空遮断器に関する。
従来の真空遮断器には、耐電圧性能を満足させるために、真空バルブや主回路導体などをコ字状の絶縁バリア内に収納するものがある。しかしながら、放熱特性が低下するため、主回路導体に放熱用のヒートシンクを設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−140038号公報 (第7ページ、図6)
上記の従来の真空遮断器においては、次のような問題がある。通電電流3000A以上に適用しようとする大容量の真空遮断器においては、放熱特性を向上させなければならない。そして、温度上昇を起こし易い接続部などにおいて、確実に放熱特性を向上させる必要がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、放熱特性を向上させた真空遮断器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の真空遮断器は、接離自在の一対の接点を有する真空バルブと、前記真空バルブの固定側が接続されるとともに、絶縁バリアに固定された上部主回路導体と、前記真空バルブの可動軸が接続された可動主回路導体と、前記可動主回路導体が可撓導体を介して接続されるとともに、前記絶縁バリアに固定された下部主回路導体と、前記可動軸に連結された操作機構とを具備し、前記上部主回路導体、前記可動主回路導体、前記下部主回路導体にそれぞれ冷却フィンを設けたことを特徴とする。
本発明によれば、主回路導体が接続される真空バルブ固定側の上部主回路導体、可動側の可動主回路導体および下部主回路導体に、それぞれ冷却フィンを設けているので、絶縁バリア内に固定される主回路導体であっても効率よく放熱をさせることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る真空遮断器を図1乃至図4を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る真空遮断器の構成を示す側断面図、図2は、本発明の実施例1に係る真空遮断器の上部主回路導体近傍を示す上視図、図3は、本発明の実施例1に係る真空遮断器の真空バルブ可動軸近傍を示す上断面図、図4は、本発明の実施例1に係る真空遮断器の下部主回路導体近傍を示す上断面図である。
図1に示すように、真空遮断器は、図示中央部を境として、図示右側の開閉部1aと図示左側の操作機構部1bとに分かれて構成されている。なお、図1には、三相分のうちの一相分を示している。
開閉部1aには、コ字状の絶縁バリア2が設置され、コ字状の内側に接離自在の一対の接点を有する真空バルブ3が設けられている。真空バルブ3の固定側には、上部主回路導体4がボルト5で固定されている。上部主回路導体4は、絶縁バリア2の上部の内面突出部にボルト6で固定されている。上部主回路導体4が絶縁バリア2のコ字状の開口部から露出する部分には、筒状の絶縁カバー7の上部が設けられ、その先端には他の電気機器と接続するための上部接触子8が設けられている。
そして、図2に示すように、真空バルブ3の固定側と接続される上部主回路導体4の両側には、絶縁バリア2と上部主回路導体4間に形成される空間部に固定側冷却フィン9が設けられている。図2は、図1のX−X方向から見た図である。固定側冷却フィン9は、断面凸凹状の山部と谷部が図示上下方向に並んで配置されている。以下の冷却フィンも同様である。
真空バルブ3の可動軸10には、伸縮自在の可撓導体11の一方端が固定された可動主回路導体12が接続されている。可撓導体11の他方端は、下部主回路導体13にボルト14で固定されている。下部主回路導体13は、絶縁バリア2の下部の内面突出部にボルト15で固定されている。下部主回路導体13が絶縁バリア2のコ字状の開口部から露出する部分には、筒状の絶縁カバー7の下部が設けられ、その先端には他の電気機器と接続するための下部接触子16が設けられている。
そして、図3に示すように、可動軸10と接続される可動主回路導体12の四辺の周りには、絶縁バリア2と可動主回路導体12間に形成される空間部に可動軸冷却フィン17が設けられている。図3は、図1のY−Y方向から見た図である。
また、図4に示すように、可撓導体11が接続される下部主回路導体13の両側には、絶縁バリア2と下部主回路導体13間に形成される空間部に可動側冷却フィン18が設けられている。図4は、図1のZ−Z方向から見た図である。
可動軸10には、軸方向に配置された可動操作軸19を介して絶縁操作ロッド20が連結されている。絶縁操作ロッド20には、固定ピン21を支点として回動する操作レバー22の一方端が可動ピン23で連結されている。
操作機構部1bには、操作レバー22の他方端が位置し、可動ピン24で操作機構25に連結されている。操作機構25と絶縁バリア2を支持固定するフレーム26には、車輪27が設けられている。
これにより、通電電流による温度上昇が最も高くなることが予想される上部主回路導体4、可動主回路導体12、下部主回路導体13を、それぞれ固定側冷却フィン9、可動軸冷却フィン17、可動側冷却フィン18により放熱させることができる。即ち、主回路の相互が接続され、コ字状の絶縁バリア2に囲まれて温度上昇を起こし易い主回路導体4、12、13に冷却フィン9、17、18を設けている。なお、冷却フィン9、17、18が絶縁バリア2内の空間部に占める割合を、15〜65%とすることにより、効率のよい放熱を行うことができる。15%未満では充分な放熱を行うことができず、65%超過では絶縁バリア2空間部の対流が効率よく行われない。
また、それぞれの主回路導体4、12、13と冷却フィン9、17、18との密着部には、熱伝達率のよいコンパウンドのような接合シール剤を介在させている。このため、互いの熱伝達率が向上するとともに、密着面の加工精度をラフにすることができる。更には、断面凸凹状の冷却フィン9、17、18の山部の厚さよりも谷部の広さを大きくし、山部の先端にいくほど厚さを薄くし、放熱特性を向上させている。
上記実施例1の真空遮断器によれば、温度上昇が予想される真空バルブ3の固定側が接続される上部主回路導体4、可動軸10が接続される可動主回路導体12、可撓導体11が接続される下部主回路導体13に、それぞれ冷却フィン9、17、18を設けているので、絶縁バリア2内側に固定される主回路導体4、12、13であっても効率よく放熱をさせることができる。
次に、本発明の実施例2に係る真空遮断器を図5を参照して説明する。図5は、本発明の実施例2に係る真空遮断器の下部主回路導体近傍を示す上断面図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、下部主回路導体の中間部に第1の通気孔を設けたことである。図5において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお、上部主回路導体も同様である。
図5に示すように、下部主回路導体13の中間部には、垂直方向に貫通した複数の第1の通気孔30が設けられている。なお、中間部は、絶縁バリア2に固定される部分であり、熱がこもって温度上昇を起こし易い部分となる。
上記実施例2の真空遮断器によれば、第1の通気孔30により下部主回路導体13付近での対流が増し、実施例1よりも更に放熱特性を向上させることができる。
次に、本発明の実施例3に係る真空遮断器を図6を参照して説明する。図6は、本発明の実施例3に係る真空遮断器の上部主回路導体近傍を示す側断面図である。なお、この実施例3が実施例1と異なる点は、上部主回路導体の先端部に第2の通気孔を設けたことである。図6において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお、下部主回路導体も同様である。
図6に示すように、上部接触子8が設けられる上部主回路導体4の先端部には、軸方向と平行な軸方向通気孔31a、軸方向通気孔31aの一方端に連接する上部側に垂直な上部垂直通気孔31b、および軸方向通気孔31aの他方端に連接する下部側に垂直な下部垂直通気孔31cから構成される第2の通気孔31が設けられている。先端部は、上部接触子8が設けられ、温度上昇を起こし易い部分となる。なお、実施例2の第1の通気孔30を併設してもよい。
上記実施例3の真空遮断器によれば、第2の通気孔31により上部主回路導体4付近での対流が増し、実施例1よりも更に放熱特性を向上させることができる。
次に、本発明の実施例4に係る真空遮断器を図7、図8を参照して説明する。図7は、本発明の実施例4に係る真空遮断器の上部主回路導体近傍を示す側断面図、図8は、本発明の実施例4に係る真空遮断器の上部主回路導体近傍を示す上断面図である。なお、この実施例4が実施例1と異なる点は、上部主回路導体の先端部に通気溝を設けたことである。図7、図8において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお、下部主回路導体も同様である。
図7、図8に示すように、上部主回路導体4の先端部には、垂直方向に通気溝32が設けられている。通気溝32は、複数でもよい。なお、実施例2の第1の通気孔30を併設してもよい。
上記実施例4の真空遮断器によれば、通気溝32により上部主回路導体4付近での対流が増し、実施例1よりも更に放熱特性を向上させることができる。
本発明の実施例1に係る真空遮断器の構成を示す側断面図。 本発明の実施例1に係る真空遮断器の上部主回路導体近傍を示す上視図。 本発明の実施例1に係る真空遮断器の真空バルブ可動軸近傍を示す上断面図。 本発明の実施例1に係る真空遮断器の下部主回路導体近傍を示す上断面図。 本発明の実施例2に係る真空遮断器の下部主回路導体近傍を示す上断面図。 本発明の実施例3に係る真空遮断器の上部主回路導体近傍を示す側断面図。 本発明の実施例4に係る真空遮断器の上部主回路導体近傍を示す側断面図。 本発明の実施例4に係る真空遮断器の上部主回路導体近傍を示す上断面図。
符号の説明
1a 開閉部
1b 操作機構部
2 絶縁バリア
3 真空バルブ
4 上部主回路導体
5、6、14、15 ボルト
7 絶縁カバー
8 上部接触子
9 固定側冷却フィン
10 可動軸
11 可撓導体
12 可動主回路導体
13 下部主回路導体
16 下部接触子
17 可動軸冷却フィン
18 可動側冷却フィン
19 可動操作軸
20 絶縁操作ロッド
21 固定ピン
22 操作レバー
23、24 可動ピン
25 操作機構
26 フレーム
27 車輪
30 第1の通気孔
31 第2の通気孔
32 通気溝

Claims (4)

  1. 接離自在の一対の接点を有する真空バルブと、
    前記真空バルブの固定側が接続されるとともに、絶縁バリアに固定された上部主回路導体と、
    前記真空バルブの可動軸が接続された可動主回路導体と、
    前記可動主回路導体が可撓導体を介して接続されるとともに、前記絶縁バリアに固定された下部主回路導体と、
    前記可動軸に連結された操作機構とを具備し、
    前記上部主回路導体、前記可動主回路導体、前記下部主回路導体にそれぞれ冷却フィンを設けたことを特徴とする真空遮断器。
  2. 前記上部主回路導体および前記下部主回路導体の中間部に、それぞれ垂直方向に複数の第1の通気孔を設けたことを特徴とする請求項1に記載の真空遮断器。
  3. 前記上部主回路導体および前記下部主回路導体の先端部に、それぞれ軸方向と平行する軸方向通気孔を設け、その一方端が上部垂直通気孔に連接し、他方端が下部垂直通気孔に連接する第2の通気孔を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の真空遮断器。
  4. 前記上部主回路導体および前記下部主回路導体の先端部に、それぞれ垂直方向の通気溝を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の真空遮断器。
JP2008125164A 2008-05-12 2008-05-12 真空遮断器 Pending JP2009277386A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008125164A JP2009277386A (ja) 2008-05-12 2008-05-12 真空遮断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008125164A JP2009277386A (ja) 2008-05-12 2008-05-12 真空遮断器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009277386A true JP2009277386A (ja) 2009-11-26

Family

ID=41442645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008125164A Pending JP2009277386A (ja) 2008-05-12 2008-05-12 真空遮断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009277386A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011204591A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Mitsubishi Electric Corp 開閉装置
KR101545889B1 (ko) * 2013-12-20 2015-08-20 엘에스산전 주식회사 진공회로차단기 주회로부 터미널 구조
KR101804101B1 (ko) 2017-07-27 2017-12-01 한전케이피에스 주식회사 차단기의 절연캡
CN108648939A (zh) * 2018-06-26 2018-10-12 江苏东源电器集团股份有限公司 一种高压真空断路器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011204591A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Mitsubishi Electric Corp 開閉装置
KR101545889B1 (ko) * 2013-12-20 2015-08-20 엘에스산전 주식회사 진공회로차단기 주회로부 터미널 구조
US9418805B2 (en) 2013-12-20 2016-08-16 Lsis Co., Ltd. Terminal structure of main circuit part of vacuum circuit breaker
KR101804101B1 (ko) 2017-07-27 2017-12-01 한전케이피에스 주식회사 차단기의 절연캡
CN108648939A (zh) * 2018-06-26 2018-10-12 江苏东源电器集团股份有限公司 一种高压真空断路器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8278582B2 (en) Heat dissipating means for circuit-breaker and circuit-breaker with such a heat dissipating means
US7898806B2 (en) Motor controller
US8283590B2 (en) Vacuum circuit breaker
US20120024506A1 (en) Switchgear
US10230221B2 (en) Spout for switchgear, switchgear having spout, and method thereof
JP2009277386A (ja) 真空遮断器
US10008837B2 (en) Bus bar apparatus usable in high-temperature cable termination applications
US20070041148A1 (en) Electrical switching apparatus and heat sink therefor
KR20160002213U (ko) 직류 배선용 차단기의 커먼 버스바
JP5070877B2 (ja) 半導体電力変換装置
EP2306482B1 (en) Main circuit terminal assembly for vacuum circuit breaker
JP4580767B2 (ja) 固体絶縁導体
JP4360234B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2009238379A (ja) 固体絶縁開閉装置
US20050115927A1 (en) Vacuum switch
JP5210582B2 (ja) 真空開閉装置
JP5335166B1 (ja) 遮断器用箱体および電力用開閉装置
JP5089830B2 (ja) ブッシング
JP2006140038A (ja) 真空遮断器
CN107017568A (zh) 嵌入杆及其组装方法
JP2009009849A (ja) 真空遮断器及び真空遮断器用放熱器
JP2006100026A (ja) 断路器
CN117198782A (zh) 介电屏蔽散热器
JP2005067846A (ja) エレベータ制御盤