JP2006135234A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 素子分離膜形成のエッチング処理において、エッチング液として燐酸を使用せずに、低コストで半導体装置の製造方法を提供する。
を提供する。
【解決手段】 半導体装置の製造方法は、基板30上に第1絶縁層34を形成する第1絶縁層形成工程と、第1絶縁層上に第2絶縁層38を形成する第2絶縁層形成工程と、基板、第1絶縁層34及び第2絶縁層38の一部を除去して凹部H1を形成する凹部形成工程と、凹部H1を含む第2絶縁層38上に撥液性を有する第3絶縁層36を形成する第3絶縁層形成工程と、第3絶縁層36の一部を除去して第2絶縁層38を露出させ、第2絶縁層38及び第3絶縁層36上を平坦化する平坦化工程と、ウェットエッチング処理により、第2絶縁層38を除去する第2絶縁層除去工程と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関する。
近年、携帯電話機、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal data assistance)等の電子機器には、LSI等の集積回路が搭載され、電子機器の小型化、高機能化等が図られている。そして、LSI等の集積回路は、電界効果トランジスタ、キャパシタ、抵抗等が半導体基板上に集積及び積層されることにより構成されている。また、集積回路に集積される半導体素子の隣接間においては、半導体素子間を電気的に絶縁するために、絶縁物質からなる素子分離膜が形成される。
以下に、従来の素子分離膜の形成方法について簡単に説明する。まず、シリコン基板上にシリコン酸化膜及びシリコン窒化膜をこの順に堆積させる。次に、シリコン窒化膜上にフォトレジストを塗布する。そして、素子分離膜に対応する領域に開口部を有するマスクを用いて、フォトレジストにフォトリソグラフィー処理を施す。次に、素子分離膜に対応するパターンが形成されたフォトレジストをマスクとして、シリコン窒化膜、この下層に形成されるシリコン酸化膜、n型シリコン基板をRIE(Reactive Ion Etching)法によりエッチング処理を施す。次に、エッチング処理により、n型シリコン基板に浅い溝(トレンチ)が形成される。そして、フォトレジストを剥離した後、n型シリコン基板の凹部に埋め込むようにシリコン酸化膜等の絶縁層を全面に堆積する。次に、この絶縁層をCMP(Chemical MechanicalPolishing)によりシリコン窒化膜の上面まで研磨して、平坦化する。その後、上記シリコン窒化膜等を除去することにより、STI(Shallow Trench Isolation)の素子分離膜を形成する。エッチング液としては、下層にあるシリコン酸化膜を残して、上層にあるシリコン窒化膜のみを除去したいため、この要件を満たす選択比を有する加熱燐酸液が使用される。このように、従来の素子分離膜の形成工程においては、シリコン窒化膜を除去する際には、エッチング液として燐酸が使用されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−45660号公報
しかしながら、エッチング液として燐酸を使用する場合には、以下のような問題があった。例えば、燐酸は、半導体装置の形成工程において、素子分離膜形成工程のエッチング処理の際にしか使用されない。従って、この燐酸を使用するために、専用の装置を用意しなければならなかった。さらに、この装置を使用した場合、燐酸は、高温度において使用するため、高いエネルギーを必要とした。このように、エッチング液として燐酸を用いた場合、専用の装置を用意するためのコストがかかるだけでなく、消費電力の観点からもコスト高になってしまうという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、半導体装置における素子分離膜形成のエッチング処理において、エッチング液として燐酸を使用せずに、低コストで半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために、基板上に第1絶縁層を形成する第1絶縁層形成工程と、前記第1絶縁層上に第2絶縁層を形成する第2絶縁層形成工程と、前記基板、前記第1絶縁層及び前記第2絶縁層の一部を除去して凹部を形成する凹部形成工程と、前記凹部を含む前記第2絶縁層上に撥液性を有する第3絶縁層を形成する第3絶縁層形成工程と、前記第3絶縁層の一部を除去して前記第2絶縁層を露出させ、前記第2絶縁層及び前記第3絶縁層上を平坦化する平坦化工程と、ウェットエッチング処理により、前記第2絶縁層を除去する第2絶縁層除去工程と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、第3絶縁層は撥液性を有している。従って、例えば、第3絶縁層をエッチング処理する場合には、エッチング液を弾き、エッチング液に対して耐性を有することになる。そのため、例えば第2絶縁層を一般的な絶縁性を有する物質から構成した場合、第2絶縁層のエッチング速度は、第3絶縁層等のエッチング速度よりも速くなり、選択比(第2絶縁層エッチング速度/第3絶縁層エッチング速度)が1以上になる。これにより、エッチングの際に第3絶縁層を残して、第2絶縁層のみを選択的に除去することができる。よって、本発明によれば、燐酸に代替するエッチング液を用いてエッチング処理を行うことができる。つまり、エッチング選択比が1以上となるようなエッチング液であれば、燐酸に限定されずに種々のエッチング液を適用することが可能である。さらに、半導体装置の製造工程において、燐酸を使用するためだけの専用の装置等を別途用意する必要がないため、製造装置種数が少なくなることで設備を含めた工場設計の単純化、低コスト化及び高効率化を図ることが可能となる。
また本発明の半導体装置の製造方法は、前記第1絶縁層形成工程において、前記第1絶縁層を炭素添加シリコン酸化膜により形成することも好ましい。
この構成によれば、第1絶縁層は炭素添加シリコン酸化膜により形成されるため、第1絶縁層は撥液性を有する。そのため、第1絶縁層と第2絶縁層との選択比(第1絶縁層エッチング速度/第2絶縁層エッチング速度)を大きくすることができる。これにより、例えば、第2絶縁層をエッチング処理により除去する場合でも、エッチング選択比が大きいため、下層の第1絶縁層は除去されず、残存させることが可能である。
また本発明の半導体装置の製造方法は、前記第3絶縁層形成工程において、前記第3絶縁層を炭素添加シリコン酸化膜により形成することも好ましい。
この構成によれば、第3絶縁層は炭素添加シリコン酸化膜により形成されるため、第3絶縁層は撥液性を有する。そのため、第2絶縁層と第3絶縁層との選択比(第2絶縁層エッチング速度/第3絶縁層エッチング速度)を大きくすることができる。これにより、例えば、第2絶縁層をエッチング処理により除去する場合でも、エッチングの選択比が大きいため、凹部に形成される第3絶縁層は除去されず、残存させることが可能である。
また本発明の半導体装置の製造方法は、前記第3絶縁層形成工程において、前記第1絶縁層の上面の位置よりも下方に下地絶縁層を堆積させ、さらに前記第2絶縁層及び前記下地絶縁層上に前記第3絶縁層を形成することも好ましい。
本発明では、下地絶縁層は第1絶縁層の上面よりも下方に形成される。即ち、下地絶縁層は、第2絶縁層と同層には形成されない。また、上述したように、例えば、第2絶縁層をエッチング処理により除去する場合、第3絶縁層は撥液性を有しているため、第2絶縁層と第3絶縁層との選択比(第2絶縁層エッチング速度/第3絶縁層エッチング速度)を大きくすることができる。従って、本発明によれば、第3絶縁層は選択比が大きいため除去されず、残存させることができる。さらに、下地絶縁層は上層の第3絶縁層により保護されているため、エッチング処理により除去されることはない。このとき、下地絶縁層を第1絶縁層の上面よりも上方に形成した場合には、第2絶縁層のエッチング処理が進行する段階で、下地絶縁層が第2絶縁層と同層に存在してしまうため、エッチング処理により一部が除去されてしまう場合がある。
また本発明の半導体装置の製造方法は、配線層の上方に第1絶縁層を形成する第1絶縁層形成工程と、前記第1絶縁層上に第2絶縁層を形成する第2絶縁層形成工程と、前記基板、前記第1絶縁層及び前記第2絶縁層の一部を除去して凹部を形成する凹部形成工程と、前記凹部を含む前記第2絶縁層上に撥液性を有する導電層を形成する導電層形成工程と、前記導電層の一部を除去して前記第2絶縁層を露出させ、前記第2絶縁層及び前記導電層上を平坦化する平坦化工程と、エッチング処理により、前記第2絶縁層を除去する第2絶縁層除去工程と、を有することも好ましい。
この構成によれば、導電層は撥液性を有している。従って、導電層は、エッチング処理の際にエッチング液を弾き、エッチング液に対して耐性を有する。そのため、第2絶縁層のエッチング速度は、導電層等のエッチング速度よりも速くなり、選択比(第2絶縁層エッチング速度/導電層エッチング速度)が大きくなる。これにより、エッチングの際に導電層を残して、第2絶縁層のみを選択的に除去することができる。よって、例えば、絶縁層中に埋め込まれた配線等を形成するのに好適である。また、本発明によれば、燐酸に代替するエッチング液を用いてエッチング処理を行うことができ、半導体装置の製造工程において、燐酸を使用するためだけの専用の装置等を別途用意する必要がなく、全体的として低コスト化を図ることができる。
なお、本発明において配線層とは、電界効果トランジスタ等の半導体素子、詳細には半導体素子を構成する絶縁膜や導電材料からなる配線等を意味している。
また本発明の半導体装置の製造方法は、前記第2絶縁層形成工程において、前記第2絶縁層としてシリコン窒化膜をCVD法により反応温度が500℃以下の条件で前記基板上に形成し、第2絶縁層除去工程において、前記エッチング処理時にフッ酸を添加したエッチング液を使用することも好ましい。
この構成では、第2絶縁層であるシリコン窒化膜をCVD法により、反応温度が500℃以下の条件で形成している。このように、低温でシリコン窒化膜を形成することにより、フッ酸を含有するエッチング液に対してのエッチング速度を速くすることができる。これにより、上述したような第3絶縁層又は絶縁層を撥液性とした場合には、第2絶縁層と第3絶縁層又は絶縁層との選択比(第2絶縁層エッチング速度/第3絶縁層又は絶縁層エッチング速度)をさらに大きくすることができる。従って、第2絶縁層のみを選択的に除去することが可能となる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
(半導体装置の製造方法)
本実施形態の半導体装置の製造方法について図1を参照して説明する。また、本実施形態においては、特にn型MOSFETとp型のMOSFETとの素子間を電気的に絶縁するための素子分離領域の形成工程について詳細に説明する。なお、以下の実施形態において、n型MOSFETをn−MOSと称し、p型のMOSFETをp−MOSと称する。
図1(a)〜(d)は、n−MOSとp−MOSが基板上に形成されたC−MOS(相補型金属酸化物半導体)構造の半導体装置の製造工程を示した図である。なお、図1中、左側に図示する領域はp−MOS領域、右側に図示する領域はn−MOS領域である。
まず、図1(a)に示すように、n型シリコン基板30(基板)にp型ウェル領域32を形成する。具体的には、n型シリコン基板30上の全面にフォトレジストを塗布する。そして、n−MOS領域以外を被覆するようなパターンを有するフォトマスクを用いて、フォトレジストにフォトリソグラフィー処理及びエッチング処理を施す。そして、n型シリコン基板30のn−MOS領域に、p型の不純物拡散物(例えば、ボロン)を注入し、さらに、熱処理等を施して図1(a)に示すように、pウェル領域32を形成する。その後、n−MOS領域に塗布されたフォトレジストを、例えば、オゾン硫酸を用いて剥離する。なお、本実施形態においては、ポジ型のレジストを用いることを前提として説明しているが、ネガ型のレジストを使用することもできる。
次に、図1(b)に示すように、n型シリコン基板30に形成されるp−MOSとn−MOSとの間を電気的に絶縁する素子分離膜を形成する。
具体的には、まず、図1(a)に示すn型シリコン基板30上の全面に、熱酸化法、CVD法等により、シリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜34(SiO,SiON、第1絶縁層)を所定の厚さで形成する。
次に、シリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜34上の全面に、熱CVD法により、シリコン窒化膜38(SiN,第2絶縁層)を所定の厚さで形成する。シリコン窒化膜38は、反応ガスとして例えばSiH,NHを用い、反応温度として500℃以下の低温で形成する。このように、シリコン窒化膜38を低温で形成することによって、後述するエッチング処理の際に使用するエッチング液に対してのエッチング速度を速くすることができる。
次に、図1(b)に示すように、シリコン窒化膜38上の全面にフォトレジストを塗布する。そして、素子分離膜60に対応する領域に開口部を有する所定パターンのマスクを用いて、フォトレジストに対してフォトリソグラフィー処理を施す。具体的には、上記マスクパターンをマスクとして、露光処理を行い、上記フォトレジストを所定形状にパターニングする。次に、素子分離膜に対応するパターンが形成されたフォトレジストをマスクとして、シリコン窒化膜38、この下層に形成されるシリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜34を、例えば、C等のエッチングガスを用いたRIE法(Reactive Ion Etching)によりドライエッチング処理する。
次に、図1(b)に示すように、所定形状にパターニングされたシリコン窒化膜38をマスクとして、RIE法によりn型シリコン基板30にエッチング処理を施す。このようにして、n型シリコン基板30の後述する素子分離膜となる領域に浅い溝部H1(凹部、トレンチ)を形成する。
次に、図1(c)に示すように、シリコン窒化膜38上面のフォトレジストを酸素ラジカルや硫酸と過酸化水素水の混合液を用いて剥離する。その後、n型シリコン基板30に形成した溝部H1に、CVD法により、炭素添加シリコン酸化膜36(SiOC,第3絶縁層)を堆積する。このとき、溝部H1に完全に炭素添加シリコン酸化膜36を埋め込ませるため、シリコン窒化膜38の上面にも炭素添加シリコン酸化膜36を堆積させる。
次に、図1(d)に示すように、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により、溝部H1に堆積した炭素添加シリコン酸化膜36を平坦化する。具体的には、CMPにより、溝部H1以外に堆積した炭素添加シリコン酸化膜36をエッチング速度を制御して除去する。つまり、炭素添加シリコン酸化膜36の下層に形成されるシリコン窒化膜38の表面が露出するまで研磨を行う。このようにして、図1(d)に示すように、溝部H1にのみ炭素添加シリコン酸化膜36を残存させる
次に、図1(e)に示すように、シリコン窒化膜38をウェットエッチング処理により除去する。具体的には、エッチング液として希フッ酸を用いる。この希フッ酸は、50%濃度のフッ酸を水に希釈させたものであり、フッ酸と水の割合が1:99の比率により構成されている。
ここで、この希フッ酸を用いて、シリコン窒化膜38、炭素添加シリコン酸化膜36の試料にウェットエッチング処理を施した場合の各試料のエッチング速度について以下に説明する。
エッチング液として希フッ酸を用いた場合のシリコン窒化膜38のウェットエッチング速度は、30〜150nm/min程度である。また、炭素添加シリコン酸化膜36のウェットエッチング速度は、20〜50nm/min程度である。よって、炭素添加シリコン酸化膜36に対するシリコン窒化膜38のウェットエッチングの選択比(シリコン窒化膜38/炭素添加シリコン酸化膜36)は、1.5〜7.5の範囲となる。従って、エッチング液に希フッ酸を用いた場合、少なくともシリコン窒化膜38の方がエッチング速度が速くなる。
図1(e)に示すように、上記選択比を有するエッチング液を用いて、ウェットエッチング処理を行った場合、炭素添加シリコン酸化膜36は除去されずに、シリコン窒化膜38のみが選択的に除去される。これは、炭素添加シリコン酸化膜36は、撥液性でありエッチング液を弾くため選択比を大きくすることができ、エッチング液に対して耐性を有するからである。さらには、上述したように、シリコン窒化膜38は、CVD法において低温状態で形成しているため、エッチング液(希フッ酸)に対するエッチング速度を速くすることができるからである。なお、シリコン窒化膜38の下層には、シリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜34が形成されているが、エッチング処理時間等を制御することにより、シリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜34がエッチング処理により除去されることを防止する。このとき、n型シリコン基板30上に形成するシリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜34に代えて炭素添加シリコン酸化膜36を形成することも可能である。これによれば、上述したように、炭素添加シリコン酸化膜36は、撥液性でありエッチング液を弾くため、エッチング選択比を大きくすることができ、エッチング液から保護することができる。
以上説明した工程により、図1(e)に示すように、p−MOSとn−MOSとの素子間を電気的に絶縁するためのSTI(Shallow Trench Isolation)構造の炭素添加シリコン酸化膜36から成る素子分離膜60を形成する。なお、素子分離膜60は、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)等により形成することも可能である。
次に、上記素子分離膜60を境界にして、n型シリコン基板30にp−MOSとn−MOSを形成する方法について簡略化して説明する。
図1(f)に示すように、p−MOS領域、n−MOS領域のそれぞれに、不純物拡散物を注入してチャネル領域40を形成する。
具体的には、まず、n−MOS領域以外をフォトレジストを用いて被覆し、pウェル領域32に、フォトレジストをマスクとして、n型の不純物拡散物(例えばリン)のイオン注入を行う(チャネルドープ)。同様の方法により、p−MOS領域のn型シリコン基板30表面に、p型の不純物拡散物(例えばボロン)のイオン注入を行う(チャネルドープ)。このようにして、n−MOS領域及びp−MOS領域に、チャンネルドープを行い、チャネル領域40をそれぞれの領域に形成する。
次に、図1(f)に示すように、n型シリコン基板30上に形成したシリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜34を除去する。続けて、プラズマCVD法、スパッタ法等により、n型シリコン基板30上の全面に、シリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜34aを形成する。
次に、図1(f)に示すように、p−MOS領域、n−MOS領域のそれぞれに、ゲート電極48を形成する。
まず、n型シリコン基板30の全面に、ゲート絶縁膜34a上にゲート電極48の材料となるポリシリコン膜を所定の厚みで成膜する。続けて、ポリシリコン膜上にフォトレジストを成膜する。次に、p−MOS領域及びn−MOS領域のゲート電極48に対応する領域以外に開口部を有するフォトマスクを用いて、フォトレジストに露光処理、現像処理を施す。そして、フォトレジストを所定形状にパターニングした後、このフォトレジストをマスクとして、ポリシリコン膜及びゲート絶縁膜34aにエッチング処理を施す。このようにして、p−MOS領域、n−MOS領域のそれぞれに、ゲート電極48を形成する。
次に、図1(f)に示すように、p−MOS領域及びn−MOS領域のn型シリコン基板30にソース領域42/ドレイン領域44を形成する。
具体的には、まず、p−MOS領域以外をフォトレジストによって被覆する。次に、上記フォトレジスト及びゲート電極48をマスクとして、p−MOS領域に所定のドーズ量で不純物拡散物(例えばボロン)の注入を行う。このようにして、フォトレジスト及びゲート電極48をマスクとして、イオン注入を行うことにより、自己整合的(セルフアライン)にソース領域42/ドレイン領域44を形成する。
同様の方法により、n−MOS領域以外をフォトレジストによって被覆する。続けて、n−MOS領域のpウェル領域32に、フォトレジスト及びゲート電極48をマスクとして、所定のドーズ量で不純物拡散物(例えばリン)の注入を行う。これにより、自己整合的(セルフアライン)にソース領域42/ドレイン領域44を形成する。
次に、図1(f)に示すように、n型シリコン基板30上の全面に層間絶縁膜46を成膜する。次に、層間絶縁膜46上の全面にフォトレジストを塗布し、フォトリソグラフィー処理により、所定形状にパターニングする。そして、このフォトレジストをマスクとして、ソース領域42と後述するソース電極とを接続するコンタクトホール49を層間絶縁膜46に形成する。同時に、ドレイン領域44と後述するドレイン電極とを接続するコンタクトホール49を層間絶縁膜46に形成する。
次に、図1(f)に示すように、スパッタ法等により、層間絶縁膜46上の全面に導電材料からなる例えばメタル膜(Ru膜、TiN膜、W膜、タングステンナイトライド膜(WNx)など、あるいはW膜/TiN膜のような、これらの膜の積層膜)、Ag、Cu、Al等を成膜する。次に、Ag等からなる導電材料上の全面にフォトレジストを塗布し、フォトリソグラフィー処理により、所定形状にパターニングする。このようにして、コンタクトホール49を介してソース領域42に電気的に接続されるソース電極50及びコンタクトホール49を介してドレイン領域44に電気的に接続されるドレイン電極52を形成する。
次に、図1(f)に示すように、p−MOS及びn−MOSを汚染や湿度から保護するための保護膜54をソース電極50、ドレイン電極52上の全面に成膜する。
このようにして、素子分離膜60によって電気的に絶縁されたCMOS(相補型金属酸化物半導体)構造の半導体装置を形成することができる。
本実施形態では、上述したように、素子分離膜60に炭素添加シリコン酸化膜36を用いている。この炭素添加シリコン酸化膜36は撥液性を有しており、エッチング処理の際にエッチング液を弾き、炭素添加シリコン酸化膜36に対して耐性を有する。従って、選択比(シリコン窒化膜38エッチング速度/炭素添加シリコン酸化膜36エッチング速度)が1以上となる。そのため、素子分離膜60となる炭素添加シリコン酸化膜36を残して、シリコン窒化膜38のみを選択的に除去することができる。よって、本実施形態によれば、シリコン窒化膜38を除去することができる。つまり、上記エッチング選択比に対応したエッチング液であれば、燐酸に限定されずに種々のエッチング液を適用することが可能である。さらに、半導体装置の製造工程において、燐酸を使用するためだけの専用の装置等を別途用意する必要がないため、製造装置種数が少なくなることで設備を含めた工場設計の単純化、低コスト化及び高効率化を図ることが可能となる。
[第2の実施の形態]
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。
上記第1実施形態においては、素子分離膜60を炭素添加シリコン酸化膜36の1層構造により形成していた。これに対して、本実施形態においては、素子分離膜60をシリコン酸化膜56と炭素添加シリコン酸化膜36との2層により形成している点において異なる。従って、本実施形態においては、第1実施形態と異なる点を詳細に説明する。なお、その他の半導体装置の形成工程は第1実施形態と同様であり、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態の半導体装置の形成工程は、まず、図1(a)、(b)に示す工程により、n型シリコン基板30に素子分離膜60用の溝部H1を形成する。
次に、図2(a)に示すように、n型シリコン基板30に形成した溝部H1に、CVD法により、第2シリコン酸化膜56(下地絶縁層)を堆積する。このとき、溝部H1に堆積させる第2シリコン酸化膜56の上面は、図1(a)において形成したシリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜34(本実施形態では第1シリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜34と称する、第1絶縁層)の上面よりも下方となるように形成する。
次に、図2(b)に示すように、第2シリコン酸化膜56上に、CVD法により、さらに炭素添加シリコン酸化膜36を堆積させる。このとき、炭素添加シリコン酸化膜36は、溝部H1に完全に埋め込ませるため、シリコン窒化膜38の上面にも炭素添加シリコン酸化膜36を堆積させる。
次に、図2(c)に示すように、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により、溝部H1に堆積した炭素添加シリコン酸化膜36を平坦化する。具体的には、CMPにより、溝部H1以外に堆積した炭素添加シリコン酸化膜36を除去する。つまり、炭素添加シリコン酸化膜36の下層に形成されるシリコン窒化膜38の表面が露出するまで研磨を行う。このようにして、図2(c)に示すように、溝部H1にのみ炭素添加シリコン酸化膜36を残存させる。
次に、図2(d)に示すように、シリコン窒化膜38をウェットエッチング処理により除去する。エッチング液は、上記第1実施形態と同様のエッチング液である希フッ酸を用いる。このエッチング処理により、炭素添加シリコン酸化膜36が除去されずに、シリコン窒化膜38のみ選択的にエッチングして除去する。なお、シリコン窒化膜38の下層には、第1シリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜34が形成されているが、エッチング処理時間等の条件を制御することにより、第1シリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜34をエッチング液から保護することができる。また、n型シリコン基板30上に形成する第1シリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜34に代えて炭素添加シリコン酸化膜36を形成することも可能である。これによれば、上述したように、炭素添加シリコン酸化膜36は、撥液性でありエッチング液を弾くため、エッチング選択比を大きくすることができ、エッチング液から保護することができる。
このようにして、図2(d)に示すように、第2シリコン酸化膜56と炭素添加シリコン酸化膜36との2層から成る素子分離膜60を形成する。
本実施形態では、第2シリコン酸化膜56は第1シリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜34の上面よりも下方に形成される。即ち、第2シリコン酸化膜56は、シリコン窒化膜38と同層には形成されない。また、例えば、シリコン窒化膜38をエッチング処理により除去する場合、炭素添加シリコン酸化膜36は撥液性を有しているため、シリコン窒化膜38と炭素添加シリコン酸化膜36との選択比(シリコン窒化膜38エッチング速度/炭素添加シリコン酸化膜36エッチング速度)を大きくすることができる。従って、本発明によれば、炭素添加シリコン酸化膜36はエッチング処理の選択比が大きいため除去されず、残存させることができる。さらに、第2シリコン酸化膜56は上層の炭素添加シリコン酸化膜36により保護されるため、エッチング処理により除去されることはない。このとき、第2シリコン酸化膜56を第1シリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜34絶縁層の上面よりも上方に形成した場合には、シリコン窒化膜38のエッチング処理が進行する段階で、エッチングされてしまう場合がある。また、第2シリコン酸化物56は、良質な絶縁物であるから、上層のシリコン窒化膜38よりも絶縁物として優れた機能を果たすことができる。
なお、第2シリコン酸化膜56の上面は、第1シリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜34の上面の高さと等しく形成することも好ましい。また、シリコン窒化膜38のエッチング処理の際に、第2シリコン酸化膜56の一部が除去されたとしても、素子分離膜として機能するのであれば、第2シリコン酸化膜56の上面の高さを、第1シリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜34の上面よりも第2シリコン酸化膜56を上方に形成することも可能である。
[第3の実施の形態]
次に、本実施形態について図面を参照して説明する。
上記第1実施形態においては、素子間を絶縁するための素子絶縁膜を形成する場合について説明した。これに対して、本実施形態においては、上述したp−MOS半導体素子の上層に多層配線を形成する際に、上層と下層の配線を電気的に接続するためのコンタクトホールを形成した後、このコンタクトホールに導電材料を埋め込んでコンタクト(導電層)を形成する場合について説明する。
図3は、図1に示すCMOS(相補型金属酸化物半導体)構造の半導体素子のp−MOS領域のソース電極上にコンタクトホールを形成する工程を示した図である。
まず、図3(a)に示すように、図1(f)に示すソース電極50(配線層)上に形成される保護膜54の上面をCMPにより平坦化する。次に、保護膜54上の全面に、プラズマCVD法により、シリコン窒化膜66を所定の厚さで形成する。シリコン窒化膜66は、反応ガスとしてSiH,NHを用い、反応温度として500℃の低温で形成する。これにより、エッチング液であるフッ酸に対するエッチング速度を速くすることができる。
次に、シリコン窒化膜66上の全面にフォトレジストを塗布する。
次に、図3(b)に示すように、ソース電極50に対応する領域に開口部を有するマスクを用いて、フォトレジストに対してフォトリソグラフィー処理を施す。具体的には、上記パターンをマスクとして、露光処理を行い、フォトレジストを所定形状にパターニングする。次に、上記フォトレジストをマスクとして、シリコン窒化膜66、この下層に形成される保護膜54をエッチング処理する。このエッチング処理により、図3(b)に示すように、シリコン窒化膜66及び下層の保護膜54に、ソース電極50表面を露出させるようなコンタクトホールH2(凹部)を形成する。
次に、図3(c)に示すように、フォトレジストを剥離した後、CVD法により、上記コンタクトホールH2に、導電材料、例えばメタル膜(Ru膜、TiN膜、W膜、タングステンナイトライド膜(WNx)、あるいはW膜/TiN膜、又はこれらの積層膜)を埋め込んで導電層68を堆積させる。導電材料は、撥液性を有する材料から構成されることが好ましい。もちろん、CVD−SiO膜、CVD−SiON膜あるいはCVD−Si膜を含む積層膜をゲート絶縁膜とした場合には、不純物をドープした多結晶シリコン膜を導電層68として用いても良い。
次に、図3(d)に示すように、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により、コンタクトホールH2に堆積した導電層68を平坦化する。具体的には、CMPにより、コンタクトホールH2以外に埋め込んだ導電層68を除去する。つまり、導電層68の下層に形成されるシリコン窒化膜66の表面が露出するまで行う。
次に、図3(e)に示すように、シリコン窒化膜66をウェットエッチング処理により除去する。エッチング液は、上記第1実施形態と同様のエッチング液である希フッ酸を用いる。これによれば、上述したように、導電層68を除去せずにシリコン窒化膜66のみを除去することができる。
以上説明した工程により、上層と下層の配線を電気的に接続するコンタクト68a(導電層)を形成することができる。
本実施形態においても、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。即ち、コンタクトホールに埋め込んだ導電材料を残して、シリコン窒化膜66のみを選択的に除去することができる。よって、本実施形態によれば、燐酸に代替するエッチング液を用いてエッチング処理を行うことができる。さらに、半導体装置の製造工程において、燐酸を使用するためだけの専用の装置等を別途用意する必要がないため、製造装置種数が少なくなることで設備を含めた工場設計の単純化及び低コスト化を図ることが可能となる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。また、本願発明の要旨を逸脱しない範囲において上述した各例を組み合わせても良い。
(a)〜(f)は、素子分離膜の形成工程を示した断面図である。 (a)〜(d)は、素子分離膜の形成工程を示した断面図である。 (a)〜(e)は、コンタクト(導電層)の形成工程を示した断面図である。
符号の説明
30…n型シリコン基板(基板)、 32…pウェル領域、 34…シリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜(第1絶縁層)、 36…炭素添加シリコン酸化膜(第3絶縁層)、 38…シリコン窒化膜(第2絶縁層)、56…第2シリコン酸化膜56(下地絶縁層)、 60…素子分離膜、 H1…溝部(凹部)、 H2…コンタクトホール(凹部)

Claims (6)

  1. 基板上に第1絶縁層を形成する第1絶縁層形成工程と、
    前記第1絶縁層上に第2絶縁層を形成する第2絶縁層形成工程と、
    前記基板、前記第1絶縁層及び前記第2絶縁層の一部を除去して凹部を形成する凹部形成工程と、
    前記凹部を含む前記第2絶縁層上に撥液性を有する第3絶縁層を形成する第3絶縁層形成工程と、
    前記第3絶縁層の一部を除去して前記第2絶縁層を露出させ、前記第2絶縁層及び前記第3絶縁層上を平坦化する平坦化工程と、
    ウェットエッチング処理により、前記第2絶縁層を除去する第2絶縁層除去工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1絶縁層形成工程において、
    前記第1絶縁層を炭素添加シリコン酸化膜により形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第3絶縁層形成工程において、
    前記第3絶縁層を炭素添加シリコン酸化膜により形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第3絶縁層形成工程において、
    前記第1絶縁層の上面の位置よりも下方に下地絶縁層を堆積させ、さらに前記第2絶縁層及び前記下地絶縁層上に前記第3絶縁層を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 配線層の上方に第1絶縁層を形成する第1絶縁層形成工程と、
    前記第1絶縁層上に第2絶縁層を形成する第2絶縁層形成工程と、
    前記基板、前記第1絶縁層及び前記第2絶縁層の一部を除去して凹部を形成する凹部形成工程と、
    前記凹部を含む前記第2絶縁層上に撥液性を有する導電層を形成する導電層形成工程と、
    前記導電層の一部を除去して前記第2絶縁層を露出させ、前記第2絶縁層及び前記導電層上を平坦化する平坦化工程と、
    エッチング処理により、前記第2絶縁層を除去する第2絶縁層除去工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記第2絶縁層形成工程において、前記第2絶縁層としてシリコン窒化膜をCVD法により反応温度が500℃以下の条件で前記基板上に形成し、
    第2絶縁層除去工程において、前記エッチング処理時にフッ酸を添加したエッチング液を使用することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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