JP2006134483A - 光ディスク装置、情報処理装置及び光ディスク装置の制御方法 - Google Patents

光ディスク装置、情報処理装置及び光ディスク装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 光ディスクのトラックがない面又は領域において記録/再生を行う場合に、ピックアップの位置を精度良く検出、制御することができる光ディスク装置、情報処理装置及び光ディスク装置の制御方法を提供する。
【解決手段】 光ディスク60のトラック情報のない面又は領域にレーザ光を照射することにより当該面又は領域に対し所定の情報を記録及び/又は再生し、光ディスク60の径方向に移動するピックアップ本体65と、ピックアップ本体65の移動及び/又は位置を検出するための位置センサ63と、位置センサ63によって検出されたピックアップ65の移動及び/又は位置の情報に基づいてピックアップ本体65及び/又は対物レンズ72の位置を制御する制御部81とを備える。
【選択図】 図21

Description

本発明は、光ディスクに対し情報の記録、再生を行う技術に関し、特に光ディスクのトラック情報のない面又は領域に記録、再生を行うことができる光ディスク装置、情報処理装置及び光ディスク装置の制御方法に関する。
従来、光ディスクのトラック情報のない面、例えば、光ディスクのレーベル面への記録、再生を行う技術としては、特許文献1が挙げられる。当該技術では、トラック情報のない光ディスクのレーベル面に記録、再生する場合、ピックアップレンズの位置を検知するために送りネジを用いたリニアスケールが利用されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−203321号公報。
上述した技術では、送りネジを用いたリニアスケールを利用し、ピックアップの位置を検出する。すなわち、送りモータの駆動量でピックアップの位置を検出する。この方法であると、送りモータの駆動量に対して当初設定されていたピックアップの移動量が得られなかった場合、例えば送りネジの空回り等が発生した場合等には、ピックアップの正確な位置を検出できない。
本発明の目的は、光ディスクのトラック情報がない面又は領域に記録/再生する場合に、ピックアップの位置を精度良く検出、制御することができる光ディスク装置、情報処理装置及び光ディスク装置の制御方法を提供することである。
上記課題を解決するために本発明は、光ディスクのトラック情報のない面又は領域にレーザ光を照射することにより、当該面又は領域に対し所定の情報を記録及び/又は再生し、前記光ディスクの径方向に移動するピックアップと、前記ピックアップ及び/又はその移動経路に対し有機的に配置されピックアップの移動及び/又は位置を検出するためのセンサ手段と、前記センサ手段によって検出された前記ピックアップの移動及び/又は位置の情報に基づいて前記ピックアップの位置を制御する制御手段とを備えた光ディスク装置を提供するものである。また、この光ディスク装置のセンサ手段として、ピックアップの移動に追従する発光部、この発光部から発光された光を変化させて反射又は透過するエンコーダ版、このエンコーダ版からの光を受光する受光部を備えた光ディスク装置を提供する。また、前記制御手段が、センサ手段によって検出された位置情報と目標位置情報とを比較し得られる位置差情報に基づき、ピックアップを駆動する第1の駆動手段及び/又はピックアップの対物レンズを駆動する第2の駆動手段を制御する光ディスク装置を提供する。更に、これら光ディスク装置に、前記所定の情報として、例えばレーベル面にピックアップを用いて描画する画像情報を記憶するメモリ手段と、このメモリ手段から画像情報を供給し、光ディスクへの記録(例えばレーベル面への描画)を指示する指示手段とを備えた情報処理装置を提供する。このため、光ディスクのトラック情報のない面又は領域においても、ピックアップの位置を精度良く検出、制御することができる。
本発明を用いることにより、光ディスクのトラック情報がない面又は領域に記録/再生する場合に、ピックアップの位置を精度良く検出、制御することができる。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の情報処理装置である例えばノート型のパーソナルコンピュータを示した模式図である。コンピュータ10は、例えばDVDドライブ等の光ディスク装置12(図においては光ディスク装置のトレイが出ている状態を示している)を搭載している。このコンータ10には、光ディスク装置12に対し、光ディスクに記録するための所定の情報を記憶するメモリ手段としての半導体メモリ及び/又はハードディスク装置と、メモリ手段から情報を供給し光ディスクへの記録を指示する指示手段としてのCPU等を備えている。特に本発明における情報処理装置においては、光ディスクのトラック情報のない面又は領域に記録される(例えばレーベル面に描画される)ある種の画像情報を処理できるものである。
光ディスク装置12は、図2に示すように、イジャクトボタン14を備えており、このイジャクトボタン14を押下する等により、ドロワー部16が図3に示すように射出される。
当該ドロワー部16は、図4に示すように、ドライブの駆動回路基板部と、メカユニット18とから構成される。また、メカユニット18のピックアップ部(PUH)28は、ディスク回転モータ(スピンドルモータ)22を中心とした半径方向であるα方向に移動経路を取るように駆動される。
メカユニット18は、図5に示すように、スピンドルモータ22と、ピックアップ部28と、スピンドルモータ22、ピックアップ部28およびピックアップ部28を駆動させる機構等を保持し、更にこれらのメカ部を覆うためのカバー部材20を備えている。またピックアップ部28には読み取りレーザを射出するための対物レンズ24が搭載されている。なお、メカユニット18は、フレキシブルケーブル(FPC)30によって、光ディスク装置12の所定の回路基板に接続される。
次に、メカユニット18からカバー部材20を除いた斜視図を図6に示す。メカユニット18は、更にピックアップ駆動機構として、ピックアップ送りモータからリードスクリュー及びこれに噛み合ったラックギアを介してピックアップ部28に駆動力を付与し、駆動力を伝達するラックギアが取り付けられる主軸23と、主軸23とは反対側にあり駆動力の伝達には関与せずにピックアップ部28を支持する副軸25とを有する。そして更に、本発明で新たに搭載した発光部及び受光部を有する位置センサ26と、図6には表れないが位置センサ26から発光された光を反射し受光部に返すエンコーダ板とを有している。このように、位置センサ26を副軸25側に設けたことにより、外形寸法や機構上の制約を多く受けるスリム型ドライブ(ノート型パーソナルコンピュータ用の光ディスク装置)おいて、ピックアップ駆動機構の形状や部品配置に影響を与えず、また光ディスク装置の外形寸法を大きくすることなく、位置センサ26及びエンコード板を配置することができる。
図7は、メカユニット18の裏面から見た斜視図である。
エンコーダ板32は、カバー部材20の裏面に、ピックアップ部28の移動経路に沿って、かつ位置センサ26の発光部及び受光部と対面するように、接着剤等の粘着体で接着されている。なお、エンコーダ板32は、カバー部材20の裏面にエッチング等の手段を用いて直接描いても良い。このように、エンコーダ板28を、ピックアップ部28からのレーザ光を遮蔽しないように設けられたカバー部材20に取り付けたことにより、位置センサ26の出射光がピックアップ部28のレーザ光に干渉せず、記録・再生動作に対する悪影響を防止することができる。
また、エンコーダ板32は、ピックアップ部28が最内周側に位置した際に位置センサ26の光を反射する位置より更に内周側から、ピックアップ部28が最外周側に位置した際に位置センサ26の光を反射する位置より更に外周側に至るまで、連続して形成されている。これにより、ピックアップ部28がその可動範囲全域において連続的に移動した場合でも、位置検出信号を途切れること出力することができる。
図8は、メカユニット18の断面図である。この断面図における位置センサ26とエンコーダ板32とが位置する先端部分αを拡大すると、図9のようになる。すなわち、位置センサ26とエンコーダ板32とが対峙するように配置されており、位置センサ26の発光部から出光された光がエンコーダ板32で反射して再び位置センサ26の受光部に戻ってくるようになっている。
次に、エンコーダ板32は、例えば図10に示すようなバーコード状になっており、位置センサ26からの光に対して、反射、透過、吸収等を行う。例えば、エンコーダ板32の一部分βを拡大すると、図12のようになる。図12では、反射部34(斜線を付した帯の部分)と非反射部36とから構成されている。非反射部36は、前述したように、透過させてもよいし、光を吸収してもよく、位置センサ26からの光に対して、反射部34と非反射部36とで光の変化が2値以上生じるようなものであればよい。
次に、図11は、エンコーダ板32の裏面を示した図である。エンコーダ板32は、カバー部材20の裏面に接着剤等の粘着体32aで接着されている。この粘着体32aは、エンコーダ板32をカバー部材20に接着する際にはみ出したりしないように、エンコーダ板32の面積より小さい面積となるようにするのが望ましい。これにより、エンコーダ板20からはみ出した粘着体がフレキシブルケーブルに接触してピックアップ部28の移動に悪影響を及ぼすことがないようにすることができる。
また、位置センサ26は、図13に示すように、発光部26aおよび受光部26bを備えている。位置センサ26の発光部26aから出光された光は、図14に示すように、エンコーダ板32に当たると変化し、変化した光の内、一部はエンコーダ板32で反射されて位置センサ26の受光部26bで受光される。なお、位置センサ26の受光部26bを発光部26aより大きくしてもよい。
次に、ピックアップ部28および位置センサ26は、それぞれにフレキシブルケーブル40、42が接続されている。図15は、これらの構成を示した模式図である。ピックアップ部28は、フレキシブルケーブル40に接続され、このフレキシブルケーブル40は、ドライブの駆動回路基板部に接続されている。また、位置センサ26は、フレキシブルケーブル42と接続されており、フレキシブルケーブル40とフレキシブルケーブル42とは互いに積層しないように配置される。なお、図15では、エンコーダ板32が位置センサ26およびフレキシブルケーブル42に重なっているように表しているが、実際にはこの状態でカバー部材20に接着されている。また、図16は、図15で示した構成の裏面を示した模式図である。このように、フレキシブルケーブル40とフレキシブルケーブル42とは互いに積層しないように配置される。
以上、センサ手段について、位置センサ26から発光した光をエンコーダ板32で変化させ、このうち、反射した光を同じ位置センサ26で受光し、ピックアップ部28の位置を特定する反射型エンコーダ板を備えたセンサ手段の実施形態について説明したが、発光専用の位置センサと受光専用の位置センサとの2つを透過型のエンコーダ板の両側に設けるようにしてもよい。以下に透過型のエンコーダ板を用いた実施形態について説明する。
図17は、ハーフハイト型光ディスクドライブユニットに透過型のエンコーダ板及び位置センサを適用した場合の側面から見た模式図である。
この実施形態では、上述した反射型のエンコーダ板32を用いた実施形態とは異なり、ハーフハイト型光ディスクドライブユニット52に設けられたピックアップ部28に対し駆動力を付与する側、つまりリードスクリュー27のある側で駆動軸となる主軸23側に透過型の位置センサ48を透過型のエンコーダ板46を挟むように配置する。透過型の位置センサ48は、発光専用の発光部と受光専用の受光部との2つの独立したセンサからなり、例えば矢印で示した方向に発光部から発光され、透過型のエンコーダ板46を透過し、受光部で受光される。透過型のエンコーダ板46は、図12で示した反射型のエンコーダ板32と同様に2つの領域からなり、透過領域と非透過領域とから構成される。透過型のエンコーダ板46に光があたると、透過領域および非透過領域により光が変化し、この変化が受光部で検知される。非透過領域は、光を吸収してもよいし、発光部からの光と干渉しない程度であれば反射してもよいが、吸収するのが望ましい。なお、透過領域及び非透過領域は、それぞれ1種類である必要はなく、透過領域および非透過領域で2値以上の光の変化をすればよい。例えば、2種類の透過領域と非透過領域で合計4種類の光の変化を行い、4値としてもよい(反射型のエンコーダ板についても同様である)。
図18は、ハーフハイト型光ディスクドライブユニット52の裏面の平面模式図である。ピックアップ部28は、スピンドルモータ22を基準として、透過型の位置センサ48と一体的にピックアップ移動方向γに移動する。透過型の位置センサ48は、発光部側が表されており、この発光部の下部に透過型のエンコーダ板46が位置し、さらに下部には図示しない透過型の位置センサ48の受光部側が位置する。
図19は、ハーフハイト型の光ディスクドライブユニット52の斜視図である。ピックアップ部28と主軸23、副軸25、リードスクリュー27が表されているが、透過型の位置センサ48および透過型のエンコーダ板46は、主軸23の裏面に位置しているため図示されない。
図20は、光ディスクドライブユニット52の裏面の斜視図である。ピックアップ部28は、スピンドルモータ22を基準として、透過型の位置センサ48と一体的にピックアップ移動方向γに移動する。透過型の位置センサ48は、発光部側が上に表されており、この発光部の下部に透過型のエンコーダ板46が位置し、さらに下部に透過型の位置センサ48の受光部側が位置する。
このように、上記の実施形態においては、ピックアップの移動及び/又は位置を検出するセンサ手段として、位置センサ26、48、エンコーダ板32、46を用い、これらを有機的に配置したことにより(具体的には位置センサ26、48をピックアップに一体的に設け、エンコーダ板32、46をピックアップの移動経路に沿って設けたことにより)、送りモータの回転によってピックアップの移動を検出するのとは異なり、ピックアップ部28の移動及び位置を直接的に検出できる。そのため検出精度が上がることになる。
次に、光ディスク装置のピックアップ部28の構成について説明する。なお、ここで説明するのは、光ディスク装置により、光ディスクの通常の記録再生領域ではない部分、つまりトラック情報を有さないレーベル面や、情報面のデータ記録領域の外側にある領域等に対して、画像情報の描画を行う等の情報の記録再生を行うための構成についてである。
図21は、本発明の光ディスク装置に係るピックアップ部28周辺を示した模式図である。
光ディスク装置のシャーシ61に搭載されたスピンドルモータ22には、光ディスク60が固定され、ピックアップ部28によって情報の書き込み、再生が行われる。ピックアップ部28は、ガイドシャフト67で支えられているピックアップ本体65が送りモータ66の駆動力をリードスクリュー68を介して受け取り、図中左右に移動できるようになっている。ピックアップ本体65には、レーザダイオード69が内蔵されており、レーザダイオード69から発せられたレーザは、対物レンズ72を通して光ディスク60のレーザスポット73に照射され、情報の書き込みや再生が行われる。また、対物レンズ72のトラッキング及びフォーカシングは、レンズアクチュエータ70により対物レンズ72を駆動することによって行われる。なお、レンズアクチュエータ70は、ワイヤーサスペンション、磁気回路、駆動コイル等の駆動部品70から構成されている。そのため送りモータ66と異なりガタがなく、摩擦も小さいので微細な位置制御が可能である。
ピックアップ本体65の位置は、前述のエンコーダ板62に光を当て、この光の反射または透過の変化を位置センサ63で検知することにより、判別される。位置センサ63で検知されたピックアップ本体65の位置信号は、位置差信号生成部82に送られる。位置差信号生成部82は、受信した位置信号と、コントローラ80から受信するピックアップ本体65の目的位置の情報である目的位置信号(N)とに基づいて、目的の制御位置との位置差を位置差信号として算出する。位置差信号生成部82によって算出された位置差信号は、制御部81に送られる。制御部81は、位置差信号に基づいて、必要に応じて、モータドライバ83を介して送りモータ66を駆動させ、ピックアップ本体65の位置を制御する。更に、必要に応じて、トラッキング・フォーカスドライバ84を介して、レンズアクチュエータ71を駆動させ、対物レンズ72の半径方向の位置を制御する。これにより、レーザスポット73を光ディスク60の目的の位置に制御する。
送りモータ66、レンズアクチュエータ71によるレーザスポット73の制御は、上述したように、必要に応じて、片方または両方の制御を行う。例えば、図22に示すように、レーザスポット73の目標位置xに対して、ピックアップ本体65の中心(対物レンズの半径方向への可動範囲の略中心)との位置差yが存在するときは、位置差yをキャンセルする方向にレンズアクチュエータ71によりレーザスポット73を移動量zだけ駆動する。位置差yと移動量zが等しくなるように制御部81のゲインやトラッキング・フォーカスドライバ84のゲインを決めておくと、ピックアップ本体に位置誤差があってもレンズアクチュエータ71が誤差を打ち消すように動くので、レーザスポット73を目的位置xに正確に位置合わせできる。なお、位置差yと移動量zが等しくなるように制御するのが理想的であるが、理論値からのずれは例えば30パーセントまでなら実用上問題はない。
また、図22に示した実施形態では、レンズアクチュエータ71によるレーザスポット73の駆動のみであるが、大きな位置差が生じている場合には、まず、送りモータ66を駆動させて、大きな距離の移動を行い、続いて、レンズアクチュエータ70による駆動を行うこともできる。また、必要に応じて、送りモータ66のみの駆動でもよい。
上述した実施形態では、フィードバック制御を行い、ピックアップ本体65を制御している。すなわち、コントローラ80により、制御部81を介して、送りモータ66及びレンズアクチュエータ71を駆動、制御しているが、図23に示すような構成としてもよい。
コントローラ80は、制御部81を介さずに直接モータドライバ83を制御し、送りモータ66を駆動させる。一方、レンズアクチュエータ71は、制御部81によりトラッキング・フォーカスドライバ84を介して駆動する。コントローラ80は、モータドライバ83を経由し、送りモータ66に目標値として、目標位置信号を送信し、フィードバック制御は行わない。この場合、送りモータ66にステッピングモータを採用したとすると、コントローラ80が目的の移動量に相当するパルス数を目標位置信号として送信するだけで、送りモータ66は、目的位置近傍まで移動する。この後は前述の実施形態と同様に、制御部81は、目的位置との位置差を算出して、レンズアクチュエータ71を駆動、制御する。
次に、図24に示した実施形態では、コントローラ80が移動量指示信号(V)によりモータドライバ83を介して送りモータ66を駆動するのに加えて、アクチュエータドライバ86、トラッキング・フォーカスドライバ84を介して、レンズアクチュエータ71に目標移動量を指示する。そして、制御部81が、ピックアップ本体65の目標位置からの位置差に応じて、位置差の補正信号を生成し、この補正信号と、コントローラ80からの移動量指示信号(W)とをアクチュエータドライバ86で加算して、トラッキング・フォーカスドライバ84に送る。
送りモータ66にステッピングモータを採用した場合は、2相駆動で制御する場合が最もピックアップ本体65の位置精度が高くなる。2相駆動でピックアップ本体65を制御する場合、ピックアップ本体65の移動量よりも小さい量だけレーザスポット73を移動させたい場合は、レンズアクチュエータ71を用いる。これにより送りモータ66とレンズアクチュエータ71の両方を用いて正確にレーザスポット73を目的の位置に移動させることができる。
上述した実施形態では、ピックアップ本体65の位置差と、レンズアクチュエータ71による対物レンズ72の移動量が完全に一致するようにゲインを合わせておけば、理論的には常にレーザスポット73は目的位置に留まっている。しかしながら、実際にはレンズアクチュエータ71は、指示電圧に対して応答の遅れが発生する。また、ピックアップ本体65の位置制御が常に働いていると、ピックアップ本体65の移動により振動が発生することがある。そこで、ピックアップ本体65の位置制御は、位置差がある一定以下の値となったら、そのときに制御が留まるように位置制御をホールドするのが望ましい。
さらに、位置差が大きい場合、レンズアクチュエータ71に過大な電流が流れる場合もあるため、レンズアクチュエータ71に流れる電流の上限を設定する必要がある。図25は、ピックアップ本体65の位置(PUH位置)と位置差信号の出力との関係を示した図である。この例では、位置差信号自体に上限値を設けている。位置差信号の上限値の絶対値として、値「C」を設け、±Cよりも大きな値にならないように制御している。なお、制御部81内にリミッターを設けて一定値以上の駆動指示電圧を出さないようにしてもよいし、トラッキング・フォーカスドライバ84からの電圧や電流が一定値以上にならないように、トラッキング・フォーカスドライバ84にリミッタをもうけてもよい。このように制御することで、レンズアクチュエータ71に過大な電流を流れるのを防ぐことができる。
次に、ピックアップ本体65の位置を位置センサ63により検知し、位置差を算出する方法について説明する。本実施形態の位置差の算出方法は、エンコーダ板62の白黒のペアに対して、1/256の分解能に精度を向上させたものである。
図26は、ピックアップ本体65の位置を位置センサ63により検知した位置信号に基づいて、位置差信号を算出する構成を示した機能ブロック図である。ピックアップ本体65の位置を位置センサ63により、例えば略90度位相の違う2つの信号(A−ch、B−ch)170として検知する。検知された2つの信号の波形は波形175のようになる。そして検知された2つの信号は、それぞれ、A/D変換器3A、3Bに入力され、デジタルに変換された数値が出力される。出力されたデジタル信号は、ゲイン調整器4A、4Bに入力される。ゲイン調整器4A、4Bでは演算処理により数値に所定の係数をかける。なお、A/D変換器3A、3Bと、ゲイン調整器4A、4Bの設置は逆の順序でもよく、この場合、アナログ処理により振幅を増減することも可能である。
ゲイン調整器4A、4Bから出力された信号は、検波器6A、6Bに入力される。さらに、コントローラ80からは、基準値が入力される。この基準値はプログラムで変更可能である。検波器6A、6Bでは、入力されたゲイン調整器4A、4Bからの信号と基準値とを比較し、基準値との差の絶対値を出力する。検波後は波形180のようになる。また、基準値との大小比較の結果はデコーダ75に送られる。
次に、大小比較器88は、検波器6A、6Bから送られてきた信号の大小を比較する。比較の結果はデコーダ75及び除算器90に送られる。除算器90は、検波器6A、6Bの出力を受け「小さい方÷大きい方」とする演算を行う。そのため演算結果は常に1より小さい。
デコーダ75は、3つの入力情報(検波器6A、6Bから送られてきたそれぞれの信号及び大小比較器88からの比較結果のデータ)によりエンコーダ板62の1組の白黒ペアを8分割する。デコーダ75の出力は、カウンタ150に入力され、センサ位置が異なる白黒ペアに移ったときカウントアップまたはカウントダウンする。そして、デコーダ75は結果を減算器120に出力する。除算器90からの演算結果は、ルックアップテーブル100により、除算結果を直線化補正され、減算器120に出力する。
コントローラ80は、目標位置情報を与える指示を、目標位置情報を記憶するレジスタ110に送信する。これを受けたレジスタ110は、目標位置情報を減算器120に出力する。
減算器120は、除算器90の除算結果を直線化補正するルックアップテーブル100からの出力、カウンタ150からのカウント値、およびレジスタ110からの目標位置情報を受け取り、現在位置と目標位置との差を取る減算処理を行う。この結果は、リミッタ130に出力される。リミッタ130は、減算器120の出力が所定の値を超えた場合に減算器120の出力に代えて、所定の値を出力する。この出力は、変換器140に入力され、リミッタ130の出力をPWM波に変換する。そして、位置差情報として出力される。この位置差情報において、位置差対電圧は波形190のようになる。
さらに、本実施形態で用いている位置センサ63とエンコーダ板62による位置検出について詳しく説明する。図27は、エンコーダ板62と位置センサ63の関係を示す模式図である。エンコーダ板62に対し、位置センサ63が図27の位置関係で配置されている状態であるとする。位置センサ63の位置Pから位置Qへの移動に伴い、位置センサ63からエンコーダ板62によって変化する光で、検知されるセンサ出力電圧が変化する。この際、90度位相がずれた2つの出力(A−ch及びB−ch)を得るために、位置センサ63を2つ用いることも可能である。図27では、得られた2つの出力は、2つの三角波として示されているが、SIN(サイン)波、COS(コサイン)波のような出力を得るようにしてもよい。
次に、1つの白黒ペアより細かくセンサ位置を検出する方法について具体的に説明する。通常は、エンコーダ板62の白黒に応じた精度でしかセンサ位置を検出することができない。しかしながら、位置センサ63から得られる2つの出力と基準電圧とを比較し、この大小関係により図28に示すように、真理値表を作成すると、真理値表により1白黒ペアが4分割され、1白黒ペアの4分の1の精度で位置センサ63の位置を検出できる。
この真理値表の各状態に説明上Ph0〜3と符号を付すと、一組のアップ ダウンカウンタに対して、Ph3の状態からPh0の状態になったらカウンタをアップし、Ph0の状態からPh3の状態になったらカウンタをダウンすることで、+方向又は−方向に位置センサ63が何白黒ペア分移動したかを検出できる。
更に精度を上げる方法について以下に説明する。
コントローラ80から送出される基準電圧を境にA−ch及びB−chの信号を電圧検波し、その結果の大小を比較する。この結果を真理値表に付加することで、図29に示すように、1白黒ペアの8分の1の精度で位置を検出できる。
本実施形態は、更に細かな精度で位置を検出できる。すなわち、1白黒ペアの256分の1の精度での検出が可能である。
位置センサ63の出力は9bit精度のA/D変換器3A、3Bによって数値化され、図28、図29に示した真理値表も、この数値化した値から作成される。
図29の真理値表の、検波器6A,6Bの2つの出力|Ach出力|、|Bch出力|の関係において、
|Ach出力| > |Bch出力|
が偽である範囲では、
|Ach出力|÷|Bch出力|
を計算する。
|Ach出力| > |Bch出力|
が真である範囲では、
|Bch出力|÷|Ach出力|
を計算する。
この計算は、入力が三角波の場合には Y=X ÷ (−X+1)、但し0<=X<=0.5、と同義となり、入力がSIN、COS波の場合には Y=COS X ÷ SIN X =TAN X 、但しCOS X<=SIN X、と同義となり、共に0〜1の値をとる曲線となる。また、精度は8bit相当である。これらの結果を図30に示す。
除算器90の除算結果は、ルックアップテーブル100により直線化補正が行われる。図31で示した例では、直線化補正された後のデータは5bitの精度である。
図31の真理値表において○をつけた範囲、つまり除算結果が減少するように変化する範囲では、図32に示すように、|1−直線補正された除算結果|に置き換える。更に、図33に示すように、真理値表の真・偽の関係に応じて除算値をオフセットさせる。
ここで、除算結果が5bit精度であり、上記の図29乃至図33の真理値表が3bit精度(1白黒ペアの8分の1の精度)を持つので、総合として、8bit精度(1白黒ペアの256分の1の精度)で位置センサ63の位置検出が可能である。
そして、上述したような「現在位置検出」の結果に対して、「目標位置」を与えることにより細かい「位置差情報」を生成することも可能である。本実施形態では、現在位置と目標位置の差をPWM出力する。
図34は位置差情報をPWMに変調する回路である。
Aには位置差の正負の符号を示す信号が接続される。Bには位置差の絶対値が接続される。つまり、
位置差の絶対値が0の時、L:Hの時間比が0:256の波形が
位置誤差の絶対値が1の時、L:Hの時間比が1:255の波形が
位置誤差の絶対値が2の時、L:Hの時間比が2:254の波形が

位置誤差の絶対値が254の時、L:Hの時間比が254:2の波形が
位置誤差の絶対値が255以上の時、L:Hの時間比が255:1の波形が
接続される。
なお、Cには基準電圧が接続される。
そして、Dの出力波形は図35に示すようになる。この信号を元に位置差情報の出力が目標位置に対応する参照電圧に一致するように、対物レンズ及び/又はピックアップ本体の移動(又は位置)を制御することで、精度の良い移動が可能となる。
このように上述した本発明の実施形態によれば、光ディスクのトラックがない面や領域に対して情報を記録/再生する場合に、ピックアップの位置を精度良く検出、制御することができる。また、ピックアップの位置制御は、送りモータによるピックアップ本体の位置制御と、レンズアクチュエータによる対物レンズの位置制御のどちらにおいても位置センサの出力に基づいて制御することができ、高度な位置制御が可能となる。
また、本発明の他の実施形態として、図6及び図7に示した実施形態では位置センサ26及びエンコード板32をピックアップ部28の副軸25の近傍に配置し、図19及び図20に示した実施形態では位置センサ48及びエンコード板46をピックアップ部28の主軸23の近傍に配置したが、ピックアップ部28の構造上の支障やスペース的な問題がなければ、これら位置センサ及びエンコード板をピックアップ部28の対物レンズ24の移動経路の近傍に配置してもよい。この場合、位置センサの配置は、これに対応するエンコーダ板を光ディスク面側には設置できないことから、ピックアップ部28の対物レンズ24が配置される側と反対側(背面側)に設けることになる。このようにして、位置センサが対物レンズの移動軌跡を略追従するようにする。
これにより次のような効果が得られる。つまり、先の実施形態のようにピックアップ部28を、主軸23をガイドとして駆動する場合、主軸23とピックアップ部28の軸受メタルとの間には隙間(ガタ)が生じている。また、ピックアップ部28を繰り返し移動しているとガタは増大する。この軸ガタの影響は、特に主軸を支点として揺れの大きくなる副軸25側に現れる。これに対し、位置センサは本来レーザ光が対物レンズを通して光ディスクに出射される位置を検出するためのものであるから、位置センサが対物レンズから離れるほど検出誤差が発生しやすくなる。例えば、実測値で、主軸の径が2.992mm、ピックアップ部の軸受メタルの径が3.010mm、軸受メタルの長さが19.4mm、対物レンズの中心と副軸側の位置センサとの距離が20.17mmの場合、対物レンズの位置に対する位置センサの出力の誤差は、(3.010-2.992)/19.4*20.17=18.7μm、となり最大で18.7μmの検出誤差が発生する可能性がある。そのため、位置センサを対物レンズの近傍に配置し、対物レンズの移動軌跡に略追従させるようにすることにより、このような軸ガタの影響を受け難くすることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。例えば、センサ手段としては光センサだけでなく、磁気センサやその他のセンサを用いることが可能である。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に係る情報処理装置であるパーソナルコンピュータを示した模式図。 本実施形態に係るパーソナルコンピュータの光ディスク装置を示した斜視図。 光ディスク装置からドロワー部を射出した状態を示した斜視図。 本実施形態に係る光ディスク装置のドロワー部を示した平面図。 本実施形態に係る光ディスク装置のメカユニットを示した斜視図。 メカユニットのカバーを取り除いた状態を示した斜視図。 本実施形態に係る光ディスク装置のメカユニットの裏面を示した斜視図。 本実施形態に係る光ディスク装置のメカユニットの一部を示した断面図。 メカユニットのα部分を示した拡大断面図。 本実施形態に係る光ディスク装置に設けられるエンコーダ板を示した模式図。 エンコーダ板の裏面を示した模式図。 エンコーダ板のβ部分の拡大平面図。 位置センサを示した平面模式図。 位置センサとエンコーダ板との関係を示した模式図。 光ピックアップ部、位置センサ、及びそれぞれに接続されているフレキシブルケーブルの構成部を示した模式図。 光ピックアップ部、位置センサ、及びそれぞれに接続されているフレキシブルケーブルの構成部の裏面を示した模式図。 ハーフハイト型光ディスクドライブユニットに透過型のエンコーダ板および透過型の位置センサを適用した場合の側面から見た模式図。 ハーフハイト型光ディスクドライブユニットの裏面の平面模式図。 ハーフハイト型光ディスクドライブユニットの斜視図。 ハーフハイト型光ディスクドライブユニットの裏面の斜視図。 本発明の実施形態に係る光ディスク装置のピックアップ部周辺を示した模式図。 トラッキング・フォーカスアクチュエータによるレーザスポットの制御を示した模式図。 本発明の別の実施形態に係る光ディスク装置のピックアップ部周辺を示した模式図。 本発明の更に別の実施形態に係る光ディスク装置のピックアップ部周辺を示した模式図。 ピックアップの位置と位置差信号の出力との関係を示した図。 ピックアップ本体の位置を位置センサにより検知した位置信号に基づいて、位置差信号を算出する構成を示した機能ブロック図。 エンコーダ板と位置センサとの関係を示す模式図。 位置センサから得られる2つの出力と基準電圧とを比較し、この大小関係により作成された真理値表を示す図。 基準電圧を境にAch Bchを電圧検波し、その結果の大小を比較し、この結果を付加して作成された真理値表を示す図。 所定の演算を行い、演算結果から作成された真理値表を示す図。 所定の演算を行い、演算結果から作成された真理値表を示す図。 所定の演算を行い、演算結果から作成された真理値表を示す図。 所定の演算を行い、演算結果から作成された真理値表を示す図。 位置差情報をPWMに変調する回路を示した図。 エンコーダ板、位置センサ、及びDの出力波形を示した模式図。
符号の説明
10…コンピュータ、12…光ディスク装置、14…イジャクトボタン、16…ドロワー部、18…メカユニット、20…カバー部材、22…ディスク回転モータ、23…主軸、24…対物レンズ、25…副軸、26…位置センサ、26a…発光部、26b…受光部、27…リードスクリュー、28…ピックアップ部、30…フレキシブルケーブル、32…エンコーダ板、32a…粘着体、34…反射部、36…非反射部、40、42…フレキシブルケーブル、46…エンコーダ板、48…位置センサ、52…ハーフハイト型光ディスクドライブユニット、60…光ディスク

Claims (20)

  1. 光ディスクのトラック情報のない面又は領域にレーザ光を照射することにより、当該面又は領域に対し所定の情報を記録及び/又は再生し、前記光ディスクの径方向に移動するピックアップと、
    前記ピックアップ及び/又はその移動経路に有機的に配置され当該ピックアップの移動及び/又は位置を検出するためのセンサ手段と、
    前記センサ手段によって検出された前記ピックアップの移動及び/又は位置の情報に基づいて前記ピックアップの位置を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ディスクのレーベル面にレーザ光を照射し、前記レーベル面に対し所定の情報を記録及び/又は再生し、前記光ディスクの径方向に移動するピックアップと、
    前記ピックアップに、前記光ディスクの半径方向に可動自在に設けられた対物レンズと、
    前記光ディスクに対し前記ピックアップの相対的な移動及び/又は位置を検出するためのセンサ手段と、
    前記センサ手段の出力に基づき、前記ピックアップと前記光ディスクとの相対的な位置関係を検出し、前記ピックアップの位置を制御する制御手段とを具備し、
    前記センサ手段を、前記対物レンズの移動軌跡を略追従する位置に配置したことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 光ディスクのレーベル面にレーザ光を照射し、前記レーベル面に対し所定の情報を記録及び/又は再生し、前記光ディスクの径方向に移動するピックアップと、
    前記ピックアップの移動に追従し移動方向に対し直行する方向に発光するように設けられた発光部と、
    前記発光部から発光された光を、前記ピックアップの移動及び/又は位置に応じて変化して反射するエンコーダ板と、
    前記エンコーダ板からの反射光を受光する受光部と、
    前記受光部が受光した反射光の情報に基づいて、前記ピックアップを前記光ディスクのレーベル面の任意の位置に制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 光ディスクのレーベル面にレーザ光を照射し、前記レーベル面に対し所定の情報を記録及び/又は再生し、前記光ディスクの径方向に移動するピックアップと、
    前記ピックアップの移動に追従し移動方向に対し直行する方向に発光するように設けられた発光部と、
    前記発光部から発光された光を、前記ピックアップの移動及び/又は位置に応じて変化して透過するエンコーダ板と、
    前記エンコーダ板を挟んで前記発光部と対峙する位置に設けられ、前記エンコーダ板を透過した透過光を受光する受光部と、
    前記受光部が受光した透過光の情報に基づいて、前記ピックアップを前記光ディスクのレーベル面の任意の位置に制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 前記エンコーダ板は、前記ターンテーブル面と同じ水平方向に設置され、前記ピックアップからのレーザの照射を遮蔽しない様に設けられたカバーの内側で、かつ前記発光部及び受光部と対面するように設けられていることを特徴とする請求項3に記載の光ディスク装置。
  6. 前記センサ手段は、前記ピックアップと一体的に移動し、かつ前記ピックアップに駆動力を伝達する側で前記ピックアップを支持する主軸及び当該主軸とは反対側で前記ピックアップを支持する副軸の内、前記副軸の近傍に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  7. 前記エンコーダ板は、前記発光部からの光に対して、少なくとも2値以上の光学的変化を与える形態を有し、前記ピックアップが最内周側に位置する際の前記発光部又は受光部の中心位置よりも内周側位置から、前記ピックアップが最外周側に位置する際の前記発光部又は受光部の中心位置よりも外周側位置まで連続的に形成することを特徴とする請求項3又は4に記載の光ディスク装置。
  8. 前記発光部、前記受光部、及び前記ピックアップは、これらの信号を伝達する一体的に形成されたフレキシブルケーブルと接続されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の光ディスク装置。
  9. 前記発光部及び前記受光部と、前記ピックアップには、それぞれフレキシブルケーブルが接続されており、これらのフレキシブルケーブルは、前記ピックアップの移動において前記エンコーダ板と非接触に設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の光ディスク装置。
  10. 前記エンコーダ板は、粘着体により前記カバーに取り付けられる際は、前記エンコーダ板の領域よりも小さい領域に前記粘着体を付着させることを特徴とする請求項5に記載の光ディスク装置。
  11. 第1の駆動手段により移動するピックアップと、
    光ディスクのトラック情報のない面又は領域に対し相対的に、前記ピックアップの移動先である目標位置を目標位置情報として設定する設定手段と、
    前記ピックアップに設けられ、第2の駆動手段により移動する対物レンズと、
    前記ピックアップの位置情報を検出するセンサ手段と、
    前記センサ手段によって検出された位置情報と前記目標位置情報とを比較し、前記ピックアップの位置差情報を検出する位置差情報検出手段と、
    前記位置差情報に基づいて、前記第2の駆動手段を駆動させ、前記対物レンズを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  12. 前記制御手段は、前記位置差情報に基づいて、前記第1の駆動手段を駆動させ前記ピックアップを制御することを特徴とする請求項11に記載の光ディスク装置。
  13. 前記制御手段とは別のコントローラをさらに備え、前記コントローラは、前記第1の駆動手段を駆動させ前記ピックアップを制御することを特徴とする請求項11に記載の光ディスク装置。
  14. 第1の駆動手段により移動するピックアップと、
    光ディスクのトラック情報のない面又は領域に対し相対的に、前記ピックアップの移動先である目標位置を目標位置情報として設定する設定手段と、
    前記ピックアップに設けられ、第2の駆動手段により移動する対物レンズと、
    前記ピックアップの位置情報を検出するセンサ手段と、
    前記センサ手段によって検出された位置情報と前記目標位置情報とを比較し、前記ピックアップの位置差情報を検出する位置差情報検出手段と、
    前記位置差情報に基づいて、前記第1の駆動手段を駆動させ、前記ピックアップを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  15. 光ディスクに対し所定の情報を記録又は再生し、前記光ディスクの径方向に移動するピックアップと、
    前記光ディスクの情報トラックに拠らずに前記ピックアップの移動及び/又は位置を検出するためのセンサ手段と、
    前記ゼンサ手段の出力から前記ピックアップの位置情報を生成する位置情報生成手段とを具備し、
    前記位置情報生成手段は、
    前記センサ手段からの第1の信号と、前記第1の信号と略90度位相のずれた第2の信号を検出する手段と、
    前記第1の信号と基準信号を比較して、比較結果を第3の信号として出力する手段と、
    前記第2の信号と基準信号を比較して、比較結果を第4の信号として出力する手段と、
    前記第1の信号と第2の信号との絶対値を比較して、比較結果を第5の信号として出力する手段と、
    前記第1の信号と第2の信号との除算を行い、除算結果を第6の信号として出力する手段と、
    前記第3の信号、第4の信号、第5の信号および第6の信号の組み合わせに基づいて、位置情報を生成する手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  16. 前記第6の信号は、前記除算結果からxビットの分解能を有することを特徴とする請求項15に記載の光ディスク装置。
  17. 請求項1乃至16のいずれか一つに記載の光ディスク装置と、
    前記光ディスクの情報トラックのない面又は領域に前記ピックアップにより記録する画像情報を記憶するメモリ手段と、
    前記光ディスク装置に対し、前記メモリ手段に記憶した画像情報を供給し、当該画像情報の前記光ディスクへの記録を指示する指示手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  18. 光ディスクのトラック情報のない面又は領域に前記光ディスクの径方向に移動するピックアップからレーザ光を照射することにより、前記トラック情報のない面又は領域に対し所定の情報を記録及び/又は再生するステップと、
    前記ピックアップの移動及び/又は位置を、当該ピックアップ及び/又はその移動経路に対し有機的に配置されたセンサ手段によって検出する検出ステップと、
    前記センサ手段によって検出された前記ピックアップの移動及び/又は位置の情報に基づいて前記ピックアップの位置を制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とする光ディスク装置の制御方法。
  19. 光ディスクのレーベル面に前記光ディスクの径方向に移動するピックアップからレーザ光を照射することにより前記レーベル面に対し所定の情報を記録及び/又は再生するステップと、
    前記ピックアップの移動に追従し移動方向に対し直行する方向に発光部から発光する発光ステップと、
    前記発光部から発光された光を、エンコーダ板により前記ピックアップの移動及び/又は位置に応じて変化して反射する反射ステップと、
    前記エンコーダ板からの反射光を受光部で受光する受光ステップと、
    前記受光部が反射光の情報に基づいて、前記ピックアップを前記光ディスクのレーベル面の任意の位置に制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする光ディスク装置の制御方法。
  20. 光ディスクのトラック情報のない面又は領域に対し相対的に、ピックアップの移動先である目標位置を目標位置情報として設定するステップと、
    前記ピックアップ及び/又はその移動経路に対し有機的に配置されたセンサ手段によってトラック情報に拠らずに検出されたピックアップの位置情報と前記目標位置情報とを比較し、前記ピックアップの位置差情報を検出するステップと、
    前記位置差情報に基づいて、前記ピックアップを移動する第1の駆動手段及び/又は前記ピックアップに設けられた対物レンズを移動する第2の駆動手段を駆動させ、前記ピックアップを制御するステップと、
    を有することを特徴とする光ディスク装置の制御方法。
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