JP2003217139A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP2003217139A
JP2003217139A JP2002015546A JP2002015546A JP2003217139A JP 2003217139 A JP2003217139 A JP 2003217139A JP 2002015546 A JP2002015546 A JP 2002015546A JP 2002015546 A JP2002015546 A JP 2002015546A JP 2003217139 A JP2003217139 A JP 2003217139A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1、第2デジタルシグナルプロセッサ(D
SP)25、26の仕事量及び信号処理時間が同等にな
るように制御し、DSP25、26のサンプリング信号
周波数の上昇や信号処理時間を短縮できるディスク再生
装置を提供する。 【解決手段】 ディスク再生信号からフォーカスエラー
信号及びトラッキングエラー信号を抽出し、フォーカス
エラー信号を第1アナログ−デジタル(AD)変換器1
9でデジタル変換して第1DSP25に伝送し、第1D
SP25がフォーカス補正信号を発生すると共に、トラ
ッキングエラー信号を第2AD変換器20でデジタル変
換して第2DSP26に伝送し、第2DSP26がトラ
ッキング補正信号を発生し、フォーカス補正信号及びト
ラッキング補正信号によりディスクサーボ制御が行われ
るディスク再生装置であリ、第1DSP25から第2A
D変換器20に至るデジタル信号経路と第2DSP26
から第1AD変換器19に至るデジタル信号経路が選択
形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク再生装置
に係り、特に、ディスク再生信号からトラッキングェラ
ー信号とフォーカスエラー信号を検出し、検出したトラ
ッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号を用いて
ディスクサーボ制御を行う場合、プロセッサの信号処理
効率を増大させることが可能なディスク再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスク等のディスク状記憶媒体に記
録された記録情報を再生するディスク再生装置は、近年
になってディスク状記憶媒体の記憶容量が大きくなり、
その上、情報記憶密度が高密度化されるに伴って、ディ
スク状記憶媒体のアクセス状態を制御するディスクサー
ボ制御系においても、ディスクサーボ制御を高精度で行
うことが要求されるようになってきている。
【0003】ところで、ディスク再生装置においては、
ディスク再生信号から抽出したフォーカスエラー信号及
びトラッキングエラー信号をデジタル信号に変換してデ
ジタルシグナルプロセッサに供給し、デジタルシグナル
プロセッサが供給されたデジタルフォーカスエラー信号
及びデジタルトラッキングエラー信号からフォーカス補
正信号及びトラッキング補正信号を発生し、これらのフ
ォーカス補正信号及びトラッキング補正信号をフォーカ
スアクチュエータ及びトラッキングアクチュエータに供
給してディスクサーボ制御を行なっている。この場合、
ディスクサーボ制御系の制御精度を上昇させるために
は、デジタルシグナルプロセッサにおけるデジタルフォ
ーカスエラー信号及びデジタルトラッキングエラー信号
を取り込むサンプリング信号の周波数を高くする(サン
プリング周期を短縮する)必要があり、そのためにデジ
タルシグナルプロセッサとして高速度信号処理が可能な
ものを使用している。
【0004】このように、ディスク再生装置は、前述の
ようにデジタルシグナルプロセッサとして、常時、高速
信号処理が可能で、しかも、高性能のものが使用される
ものの、最近になって、さらなる高速信号処理が可能
で、しかも、より高性能のデジタルシグナルプロセッサ
が要求されるようになってきている。
【0005】そこで、このような要求を満たすデジタル
シグナルプロセッサを実現するために、2つの独立した
デジタルシグナルプロセッサを並列的に配置し、一方の
デジタルシグナルプロセッサにおいて主としてフォーカ
スサーボ処理を行ない、他方のデジタルシグナルプロセ
ッサにおいて主としてトラッキングサーボ処理とスレッ
ドサーボ処理を行なうというように仕事量を分担させ、
デジタルシグナルプロセッサにおける全体の信号処理時
間を短縮するようにしたディスク再生装置が提案されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記提案によるディス
ク再生装置は、2つの独立したデジタルシグナルプロセ
ッサを並列的に配置し、一方のデジタルシグナルプロセ
ッサにおいて主としてフォーカスサーボ処理を行ない、
他方のデジタルシグナルプロセッサにおいて主としてト
ラッキングサーボ処理とスレッドモータサーボ処理を行
なっているので、デジタルシグナルプロセッサの仕事量
を2つのデジタルシグナルプロセッサで分担し、その結
果、デジタルシグナルプロセッサの信号処理時間を短縮
することができるものである。
【0007】しかるに、前記提案によるディスク再生装
置のように、2つのデジタルシグナルプロセッサを使用
した場合は、通常、2つのデジタルシグナルプロセッサ
の仕事量に差を生じ、2つのデジタルシグナルプロセッ
サの信号処理時間が互いに異なるようになる。
【0008】図4は、前記提案によるディスク再生装置
における2つのデジタルシグナルプロセッサの信号処理
時間の一例を示す説明図である。
【0009】図4に示されるように、一方のデジタルシ
グナルプロセッサ(DSP)がフォーカスサーボ処理を
行ない、他方のデジタルシグナルプロセッサ(DSP)
がトラッキングサーボ処理とスレッドモータサーボ処理
を行なう場合は、フォーカスサーボ処理時間に比べて、
トラッキングサーボ処理時間とスレッドモータサーボ処
理時間の総和時間の方が長くなる。この場合、2つのデ
ジタルシグナルプロセッサは、信号処理時間の長い方の
デジタルシグナルプロセッサ、すなわち他方のデジタル
シグナルプロセッサに適した周波数のサンプリング信号
が使用され、そのサンプリング信号の周波数に基づいた
サンプリング周期T1が規定されるので、2つのデジタ
ルシグナルプロセッサの性能は、使用されるサンプリン
グ信号により決まり、それ以上の性能の向上を期待する
ことができないものである。
【0010】本発明は、このような技術的背景に鑑みて
なされたもので、その目的は、2つのデジタルシグナル
プロセッサの仕事量及び信号処理時間が同等になるよう
に制御し、デジタルシグナルプロセッサのサンプリング
信号の周波数の上昇や信号処理時間の短縮を図れるディ
スク再生装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明によるディスク再生装置は、ディスク再生信
号からフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信
号を抽出し、抽出したフォーカスエラー信号を第1アナ
ログ−デジタル変換器でデジタル信号に変換して第1デ
ジタルシグナルプロセッサに伝送し、第1デジタルシグ
ナルプロセッサがフォーカス補正信号を発生するととも
に、抽出したトラッキングエラー信号を第2アナログ−
デジタル変換器でデジタル信号に変換して第2デジタル
シグナルプロセッサに伝送し、第2デジタルシグナルプ
ロセッサがトラッキング補正信号を発生し、フォーカス
補正信号及びトラッキング補正信号によりディスクサー
ボ制御が行われるものであって、第2アナログ−デジタ
ル変換器から第1デジタルシグナルプロセッサに至るデ
ジタル信号経路と、第1アナログ−デジタル変換器から
第2デジタルシグナルプロセッサに至るデジタル信号経
路とが選択的に形成される手段を具備する。
【0012】前記手段によれば、一方のデジタルシグナ
ルプロセッサにおいて主としてフォーカスサーボ処理を
行ない、その処理と並列的に他方のデジタルシグナルプ
ロセッサにおいてトラッキングサーボ処理とスレッドモ
ータサーボ処理とを行なっている場合、一方のデジタル
シグナルプロセッサ側のデジタル信号処理量と他方のデ
ジタルシグナルプロセッサ側のデジタル信号処理量との
間に一定処理量を超える差を生じた場合、信号処理量の
多いデジタルシグナルプロセッサ、例えば一方のデジタ
ルシグナルプロセッサに供給するデジタル信号の一部
を、信号処理量の少ないデジタルシグナルプロセッサ、
例えば他方のデジタルシグナルプロセッサに選択供給
し、他方のデジタルシグナルプロセッサに代わって一方
のデジタルシグナルプロセッサで行なうべきデジタル信
号処理、例えばスレッドモータサーボ処理を行なうよう
にしたので、一方及び他方のデジタルシグナルプロセッ
サの信号処理量がほぼ均等になり、一方及び他方のデジ
タルシグナルプロセッサで使用するサンプリング信号の
周波数を高くできるとともに、信号処理時間の短縮を図
ることが可能になる。
【0013】また、前記手段において、第1デジタルシ
グナルプロセッサと第2デジタルシグナルプロセッサ
は、デジタル信号を双方向伝送するレジスタを介して選
択的に結合される構成を採用している。
【0014】かかる構成を採用したことにより、一方の
デジタルシグナルプロセッサで処理中のデジタル信号の
一部を他方のデジタルシグナルプロセッサ側に伝送させ
たり、他方のデジタルシグナルプロセッサで処理中のデ
ジタル信号の一部を一方のデジタルシグナルプロセッサ
側に伝送させることができるので、一方及び他方のデジ
タルシグナルプロセッサの信号処理量の均等化をリアル
タイムで、かつ、微細に実行することができ、それによ
り一方及び他方のデジタルシグナルプロセッサで使用す
るサンプリング信号の周波数をより高くできるととも
に、信号処理時間のさらなる短縮を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明によるディスク再生装置の
一つの実施の形態を示すもので、その要部構成を表すブ
ロック図である。
【0017】図1に示されるように、この実施の形態に
よるディスク再生装置は、ディスク1と、スピンドルモ
ータ2と、光ピックアップ3と、対物レンズ4と、トラ
ッキングアクチュエータ5と、フォーカスアクチュエー
タ6と、レーザーダイオード(LD)ドライバ7と、ス
レッドモータ8と、高周波(RF)処理部9と、アナロ
グ−デジタル(AD)変換器10と、データ処理部11
と、デジタルサーボ処理部12と、パルス幅変調(PW
M)信号形成部13と、制御用マイコン14と、インタ
ーフェイス15と、パルス幅変調(PWM)信号ドライ
バ16と、スピンドルモータドライバ17とからなって
おり、デジタルサーボ処理部12とパルス幅変調信号形
成部13とからなる部分は、サーボ制御部18を構成し
ている。
【0018】この場合、ディスク1は、最内周部から最
外周部に至るスパイラル状の1つの溝(グルーブ)また
はスパイラル状の1つの山(ランド)が設けられ、スパ
イラル状の1つの溝及び/またはスパイラル状の1つの
山に情報が記録されて情報記録用トラックが形成された
記録媒体である。スピンドルモータ2は、回転軸にディ
スク1を保持するディスク保持部が設けられ、ディスク
1をディスク保持部に載置した状態で、ディスク1を回
転駆動する。光ピックアップ3は、ディスク1の記録情
報を読み取るもので、載置されたディスク1の一面に沿
ってディスク1の中心方向及び外径方向に移動するよう
に、ディスク1の径方向に往復移動する台座(図示な
し)に取り付けられる。この台座は、ディスク1の面に
沿って延在するアーム(図示なし)が設けられ、アーム
の先端部には、レーザー光を放射するレーザーダイオー
ド(図示なし)、レーザー光をディスク1上に集光させ
る対物レンズ4、レーザーダイオードを駆動するレーザ
ーダイオードドライバ7が取り付けられる。なお、この
台座は、ディスク1の径方向に平行移動するものだけで
なく、スピンドルモータ2の回転軸に平行配置された駆
動軸を中心として回転するスイングアーム形式のもので
あってもよい。対物レンズ4は、パルス幅変調ドライバ
15から供給されるトラッキングアクチュエータ4及び
フォーカスアクチュエータ5に供給されるアクチュエー
タ駆動信号により移行される。この場合、トラッキング
アクチュエータ5は、光ピックアップ3におけるディス
ク1の読み取り位置をトラッキングする機構であり、フ
ォーカスアクチュエータ6は、ディスク1と対物レンズ
4との相対位置を制御する機構である。
【0019】スレッドモータ8は、パルス幅変調ドライ
バ15から供給されるスレッドモータ用駆動信号によっ
て回転駆動され、その回転駆動を直線駆動に変換する中
間伝達機構(図示なし)によって台座を移動させ、台座
の移動により台座に取り付けられた光ピックアップ3を
移動させる。
【0020】高周波処理回路9は、光ピックアップ3か
ら供給される高周波(RF)信号とトラッキングアクチ
ュエータ5及びフォーカスアクチュエータ6から供給さ
れる光検出信号とを処理し、読み取り信号を形成すると
ともに、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー
信号を形成する。アナログ−デジタル変換器10は、フ
ォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号をそれ
ぞれデジタル変換し、デジタルフォーカスエラー信号及
びデジタルトラッキングエラー信号を形成する。データ
処理回路11は、供給された読み取り信号に対してエラ
ー訂正、デインタリーブ、NRZI変換、ビタビ複合等
の処理を行ない、インターフェース15に供給する。デ
ジタルサーボ処理部12は、供給されたデジタルフォー
カスエラー信号及びデジタルトラッキングエラー信号を
処理し、その処理結果をパルス幅変調信号形成部13に
供給する。パルス幅変調信号形成部13は、形成したパ
ルス幅変調信号をパルス幅変調信号ドライバ16及びス
ピンドルモータドライバ17に供給する。
【0021】ディスク1の記録情報を再生するときに、
スピンドルモータ2は、ディスク1と光ピックアップ3
との間隔が一定になるように、ディスク1を保持した状
態で回転駆動する。このとき、ディスク1の中心軸の僅
かな片寄り、ディスク1の表面の反り、スピンドルモー
タ2の回転軸の傾き等が生じていると、ディスク1の回
転時に偏芯が生じる。サーボ制御部18は、ディスク1
の偏芯が生じたとき、光ピックアップ3がディスク1の
面の変化に追従するように、パルス幅変調信号ドライバ
15から供給される対物レンズ駆動信号によってフォー
カスアクチュエータ6を駆動し、対物レンズ4をディス
ク1の面に対して移動(対物レンズ4をディスク1の面
に近づけるまたは遠ざける)させ、光ピックアップ3の
フォーカス制御を行なう。また、光ピックアップ3から
照射されるレーザー光がディスク1のスパイラル状に形
成されたトラックの変化に追従するように、パルス幅変
調信号ドライバ15から供給される対物レンズ駆動信号
によってトラッキングアクチュエータ5を駆動し、対物
レンズ4をディスク1の径方向に移動(対物レンズ4を
ディスク1の径方向に変位)させ、光ピックアップ3の
トラッキング制御を行なう。
【0022】このようなトラッキング制御が行なわれて
いるとき、対物レンズ4の移動量が一定量に達すると、
パルス幅変調信号ドライバ15からスレッドモータ駆動
信号が発生する。スレッドモータ8は、コギングを有す
るため、対物レンズ4の移動量がある一定量に達したと
きに駆動され、光ピックアップ3をディスク1の径方向
に移動させる。光ピックアップ3がディスク1の径方向
に移動するとき、中心位置から移動していた対物レンズ
4が中心位置、すなわち初期位置に戻る。
【0023】光ピックアップ3は、ディスク1の記録情
報を再生するときに、対物レンズ4によって集光したレ
ーザー光をディスク1のトラックに照射し、その照射に
よるトラックからの反射光を検出し、位相が正反対の2
つの信号からなる光検出信号として高周波処理部8に供
給する。高周波処理部8は、供給された光検出信号を電
流−電圧変換し、得られた光検出信号の正負差信号、実
質和信号を算出し、算出した実質和信号をAGC処理
し、読み出しデータとしてデータ処理部11に供給する
とともに、実質和信号からフォーカスエラー信号及びト
ラッキングエラー信号を算出し、算出したフォーカスエ
ラー信号及びトラッキングエラー信号をアナログ−デジ
タル変換器10に供給する。
【0024】このとき、データ処理部11は、供給され
た読み出しデータに対してエラー訂正、デインタリー
ブ、NRZI変換、ビタビ複合等を施こし、インターフ
ェイス15に供給する。また、アナログ−デジタル変換
器10は、供給されたフォーカスエラー信号及びトラッ
キングエラー信号をアナログ−デジタル変換してデジタ
ルフォーカスエラー信号及びデジタルトラッキングエラ
ー信号を形成し、それらの信号をデジタルサーボ処理部
12に供給する。デジタルサーボ処理部12は、供給さ
れたデジタルフォーカスエラー信号及びデジタルトラッ
キングエラー信号を処理し、処理結果をパルス幅変調信
号形成部13に供給する。パルス幅変調信号形成部13
は、デジタルサーボ処理部12から供給された処理結果
に基づいてパルス幅変調信号を形成し、形成したパルス
幅変調信号をパルス幅変調信号ドライバ16及びスピン
ドルモータドライバ17に供給する。パルス幅変調信号
ドライバ16は、供給されたパルス幅変調信号に基づい
てトラッキングアクチュエータ5を駆動するアクチュエ
ータ駆動信号と、フォーカスアクチュエータ5を駆動す
るアクチュエータ駆動信号とスレッドモータ8を駆動す
るスレッドモータ駆動信号を出力する。スピンドルモー
タドライバ17は、供給されたパルス幅変調信号に基づ
いてスピンドルモータ2を回転駆動するスピンドルモー
タ駆動信号を出力する。
【0025】次に、図2は、図1に図示されたディスク
再生装置におけるアナログ−デジタル変換器10からデ
ジタルサーボ処理部12に至る部分の構成の詳細を示す
ブロック図である。
【0026】図2に示されるように、アナログ−デジタ
ル変換器10は、第1アナログ−デジタル(AD)変換
器19と、第2アナログ−デジタル(AD)変換器20
と、ポートA21と、ポートB22と、ポートC23
と、ポートD24とからなり、デジタルサーボ処理部1
2は、第1デジタルシグナルプロセッサ(DSP)25
と、第2デジタルシグナルプロセッサ(DSP)26
と、第1レジスタ27と、第2レジスタ28と、インタ
ーフェイス29とからなる。また、第1デジタルシグナ
ルプロセッサ25は、第1入力バス30と、第1出力バ
ス31が結合され、第2デジタルシグナルプロセッサ2
6は、第2入力バス32と、第2出力バス33が結合さ
れる。その他、図1に示された構成要素と同じ構成要素
については同じ符号を付けている。
【0027】通常動作が行なわれるとき、高周波処理部
9から出力されたフォーカスエラー信号及びトラッキン
グエラー信号は、それぞれ、第1アナログ−デジタル変
換器19及び第2アナログ−デジタル変換器20に供給
される。第1アナログ−デジタル変換器19は、供給さ
れたフォーカスエラー信号をデジタルフォーカスエラー
信号に変換し、変換したデジタルフォーカスエラー信号
をポートA21及び第1入力バス30を通して第1デジ
タルシグナルプロセッサ25に供給する。第2アナログ
−デジタル変換器20は、供給されたトラッキングエラ
ー信号をデジタルトラッキングエラー信号に変換し、変
換したデジタルトラッキングエラー信号をポートD24
及び第2入力バス32を通して第2デジタルシグナルプ
ロセッサ26に供給する。第1デジタルシグナルプロセ
ッサ25は、供給されたデジタルフォーカスエラー信号
を用いたフォーカスサーボ処理を行ない、処理結果を第
1出力バス31を通してパルス幅変調信号形成部13に
供給する。また、第2デジタルシグナルプロセッサ26
は、供給されたデジタルトラッキングエラー信号を用い
てトラッキングサーボ処理及びスレッドモータサーボ処
理を行ない、処理結果を第2出力バス33を通してパル
ス幅変調信号形成部13に供給する。この場合、第1デ
ジタルシグナルプロセッサ25及び第2デジタルシグナ
ルプロセッサ26の処理動作は、インターフェイス29
を介して制御用マイコン14によって制御される。
【0028】このような動作に際して、制御用マイコン
14は、第1デジタルシグナルプロセッサ25で行なわ
れるフォーカスサーボ処理に要する要処理時間と、第2
デジタルシグナルプロセッサ26で行なわれるトラッキ
ングサーボ処理及びスレッドモータサーボ処理の双方に
要する総合の要処理時間とを比べ、それらの要処理時間
の差が一定時間を超えている場合、要処理時間が多い方
のデジタルシグナルプロセッサの処理の一部を要処理時
間が少ない方のデジタルシグナルプロセッサの処理に回
し、双方のデジタルシグナルプロセッサの要処理時間を
均等になるようにする。具体的には、すなわち、第1デ
ジタルシグナルプロセッサ25で行なわれるフォーカス
サーボ処理に要する要処理時間が短く、第2デジタルシ
グナルプロセッサ26で行なわれるトラッキングサーボ
処理及びスレッドモータサーボ処理の双方に要する総合
の要処理時間が長いので、第2デジタルシグナルプロセ
ッサ26で行なわれるスレッドモータサーボ処理を第1
デジタルシグナルプロセッサ25に肩代わりさせる。
【0029】このため、制御用マイコン14は、通常、
オフ状態にあるポートC23をオン状態に切替え、第2
アナログ−デジタル変換器20がデジタルトラッキング
エラー信号をポートD24及び第2入力バス32を通し
て第2デジタルシグナルプロセッサ26に供給する際
に、そのデジタルトラッキングエラー信号をポートC2
3及び第1入力バス30を通して第1デジタルシグナル
プロセッサ25にも供給する。そして、制御用マイコン
14は、第1デジタルシグナルプロセッサ25がフォー
カスサーボ処理を行ない、その処理が終了したとき、そ
れに引き続いて供給されたデジタルトラッキングエラー
信号を用いたスレッドモータサーボ処理を行なうよう
に、一方、第2デジタルシグナルプロセッサ26が専ら
トラッキングサーボ処理を行なうように制御する。
【0030】図3は、この実施の態様によるディスク再
生装置における第1及び第2デジタルシグナルプロセッ
サ25、26の信号処理時間の一例を示す説明図であ
る。
【0031】図3に示されるように、第1デジタルシグ
ナルプロセッサ25がフォーカスサーボ処理及びスレッ
ドモータサーボ処理を行ない、第2デジタルシグナルプ
ロセッサ26がトラッキングサーボ処理だけを行なう場
合は、フォーカスサーボ処理時間及びスレッドモータサ
ーボ処理時間の総和時間と、トラッキングサーボ処理時
間とがほぼ同じ長さになる。このため、第1及び第2デ
ジタルシグナルプロセッサ25、26は、双方のデジタ
ルシグナルプロセッサ25、26に適した周波数のサン
プリング信号が使用され、そのサンプリング信号の周波
数に基づいたサンプリング周期T2が規定され、このサ
ンプリング周期T2は、図4に図示された従来のこの種
のディスク再生装置におけるサンプリング周期T1に比
べて時間T3だけ短縮されているので、その分、第1及
び第2デジタルシグナルプロセッサ25、26で使用さ
れるサンプリング信号の周波数を高くすることができ、
従来のこの種のディスク再生装置に比べて性能を向上さ
せることができる。
【0032】前記実施の形態は、第2デジタルシグナル
プロセッサ26で処理すべき仕事量の一部を第1デジタ
ルシグナルプロセッサ25に肩代わりさせる例を示すも
のであるが、第1デジタルシグナルプロセッサ25で処
理すべき仕事量が第2デジタルシグナルプロセッサ26
で処理すべき仕事量よりも一定量増大したときには、第
1デジタルシグナルプロセッサ25で処理すべき仕事量
の一部を第2デジタルシグナルプロセッサ26に肩代わ
りさせることも可能である。この場合には、通常、オフ
状態にあるポートC23をオン状態に切替える代わり
に、オフ状態にあるポートB22をオン状態に切替えれ
ばよい。
【0033】また、前記実施の形態は、第2デジタルシ
グナルプロセッサ26で処理すべきスレッドモータサー
ボ処理の全部を第1デジタルシグナルプロセッサ25に
肩代わりさせる例を示すものであるが、スレッドモータ
サーボ処理の全部を第1デジタルシグナルプロセッサ2
5に肩代わりさせると、第1デジタルシグナルプロセッ
サ25で処理する仕事量が第2デジタルシグナルプロセ
ッサ26で処理する仕事量よりもかなり多くなるような
場合、スレッドモータサーボ処理の一部を第1デジタル
シグナルプロセッサ25に肩代わりさせ、残りのスレッ
ドモータサーボ処理を第2デジタルシグナルプロセッサ
26で処理することも可能である。この場合には、通
常、オフ状態にあるポートC23をオン状態に切替える
他に、第2デジタルシグナルプロセッサ26から第2レ
ジスタ28を通して第1デジタルシグナルプロセッサ2
5に処理すべきデジタルデータを転送させればよい。同
じように、第1デジタルシグナルプロセッサ25から第
1レジスタ27を通して第2デジタルシグナルプロセッ
サ26に処理すべきデジタルデータを転送させることも
できる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、一方のデジタルシグナルプロセッサにおいて主
としてフォーカスサーボ処理を行ない、その処理と並列
的に他方のデジタルシグナルプロセッサにおいてトラッ
キングサーボ処理とスレッドモータサーボ処理とを行な
っている場合、一方のデジタルシグナルプロセッサ側の
デジタル信号処理量と他方のデジタルシグナルプロセッ
サ側のデジタル信号処理量との間に一定処理量を超える
差を生じた場合、信号処理量の多いデジタルシグナルプ
ロセッサ、例えば一方のデジタルシグナルプロセッサに
供給するデジタル信号の一部を、信号処理量の少ないデ
ジタルシグナルプロセッサ、例えば他方のデジタルシグ
ナルプロセッサに選択供給し、他方のデジタルシグナル
プロセッサに代わって一方のデジタルシグナルプロセッ
サで行なうべきデジタル信号処理、例えばスレッドモー
タサーボ処理を行なうようにしたので、一方及び他方の
デジタルシグナルプロセッサの信号処理量がほぼ均等に
なり、一方及び他方のデジタルシグナルプロセッサで使
用するサンプリング信号の周波数を高くできるととも
に、信号処理時間の短縮を図ることが可能になるという
効果がある。
【0035】また、請求項2に記載の発明によれば、一
方のデジタルシグナルプロセッサで処理中のデジタル信
号の一部を他方のデジタルシグナルプロセッサ側に伝送
させたり、他方のデジタルシグナルプロセッサで処理中
のデジタル信号の一部を一方のデジタルシグナルプロセ
ッサ側に伝送させることができるので、一方及び他方の
デジタルシグナルプロセッサの信号処理量の均等化をリ
アルタイムで、かつ、微細に実行することができ、それ
により一方及び他方のデジタルシグナルプロセッサで使
用するサンプリング信号の周波数をより高くできるとと
もに、信号処理時間のさらなる短縮を図ることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスク再生装置の一つの実施の
形態を示すもので、その要部構成を表すブロック図であ
る。
【図2】図1に図示されたディスク再生装置におけるア
ナログ−デジタル変換器10からデジタルサーボ処理部
12に至る部分の構成の詳細を示すブロック図である。
【図3】この実施の態様によるディスク再生装置におけ
る第1及び第2デジタルシグナルプロセッサ25、26
の信号処理時間の一例を示す説明図である。
【図4】提案によるディスク再生装置における2つのデ
ジタルシグナルプロセッサの信号処理時間の一例を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 スピンドルモータ 3 光ピックアップ 4 対物レンズ 5 トラッキングアクチュエータ 6 フォーカスアクチュエータ 7 レーザーダイオード(LD)ドライバ 8 スレッドモータ 9 高周波(RF)処理部 10 アナログ−デジタル(AD)変換器 11 データ処理部 12 デジタルサーボ処理部 13 パルス幅変調(PWM)信号形成部 14 制御用マイコン 15、29 インターフェイス 16 パルス幅変調(PWM)信号ドライバ 17 スピンドルモータドライバ 18 サーボ制御部 19 第1アナログ−デジタル(AD)変換器 20 第2アナログ−デジタル(AD)変換器 21 ポートA 22 ポートB 23 ポートC 24 ポートD 25 第1デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 26 第2デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 27 第1レジスタ 28 第2レジスタ 30 第1入力バス 31 第1出力バス 32 第2入力バス 33 第2出力バス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク再生信号からフォーカスエラー
    信号及びトラッキングエラー信号を抽出し、前記抽出し
    たフォーカスエラー信号を第1アナログ−デジタル変換
    器でデジタル信号に変換して第1デジタルシグナルプロ
    セッサに伝送し、前記第1デジタルシグナルプロセッサ
    がフォーカス補正信号を発生するとともに、前記抽出し
    たトラッキングエラー信号を第2アナログ−デジタル変
    換器でデジタル信号に変換して第2デジタルシグナルプ
    ロセッサに伝送し、前記第2デジタルシグナルプロセッ
    サがトラッキング補正信号を発生し、前記フォーカス補
    正信号及び前記トラッキング補正信号によりディスクサ
    ーボ制御が行われるディスク再生装置において、前記第
    2アナログ−デジタル変換器から前記第1デジタルシグ
    ナルプロセッサに至るデジタル信号経路と、前記第1ア
    ナログ−デジタル変換器から前記第2デジタルシグナル
    プロセッサに至るデジタル信号経路とが選択的に形成さ
    れることを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1デジタルシグナルプロセッサと
    前記第2デジタルシグナルプロセッサは、デジタル信号
    を双方向伝送するレジスタを介して選択的に結合される
    ことを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007102990A (ja) * 2005-09-12 2007-04-19 Sony Corp 制御回路及び光ディスク装置
JP2008176865A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Fujitsu Ltd 記憶装置、制御装置
JP2009004011A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Panasonic Corp 光ディスク装置

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