JP2006130637A - ロータリダイカッタにおける打抜き屑除去装置 - Google Patents

ロータリダイカッタにおける打抜き屑除去装置 Download PDF

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JP2006130637A JP2004325113A JP2004325113A JP2006130637A JP 2006130637 A JP2006130637 A JP 2006130637A JP 2004325113 A JP2004325113 A JP 2004325113A JP 2004325113 A JP2004325113 A JP 2004325113A JP 2006130637 A JP2006130637 A JP 2006130637A
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Hiromi Hasuike
広美 蓮池
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Abstract

【課題】環状の打抜き刃の内側に設けられた弾性体の復元弾性によって打抜き刃の内側に入り込んだ打抜き屑を外部に確実に押し出すことができるようにしたロータリダイカッタにおける打抜き屑除去装置を提供することである。
【解決手段】アンビルシリンダの下方に設けられたダイシリンダ2の外周に打抜き型3を取付け、その打抜き型3に環状の打抜き刃4とその内側に弾性体8とを設ける。打抜き刃4の先端部における内周全体に傾斜面5aを設けてシート打抜き時に打抜き刃4の内側に入り込んだ打抜き屑Aの打抜き刃4内面に対する密着力を弱め、打抜き屑Aにより圧縮変形する弾性体8の復元弾性で打抜き屑Aが打抜き刃4の外側に押し出されるようにする。
【選択図】図2

Description

この発明は、段ボールシート等のシートを所定の形状に打抜くロータリダイカッタの打抜き屑除去装置に関するものである。
アンビルシリンダとダイシリンダとを上下で対設し、ダイシリンダの外周に環状の打抜き刃を有する打抜き型を取付け、前記アンビルシリンダとダイシリンダとを逆方向に回転し、その両シリンダ間に送り込まれるシートに前記打抜き刃で切り込みを入れてシートを所定の形状に打抜くロータリダイカッタは従来から知られている。
上記のようなロータリダイカッタにおいては、打抜き刃の内側に打抜き屑が入り込み、その打抜き屑が打抜き刃の内側に残ると、次のシートの打抜きを阻害することになるため、打抜き屑を除去する必要が生じる。
打抜き屑の除去に際し、特許文献1の従来技術の項に記載されているように、打抜き刃の内側にスポンジを取付け、シートの打抜き時に打抜き刃の内側に入り込んだ打抜き屑によりスポンジを弾性変形させ、そのスポンジの復元弾性によって打抜き刃の内側から打抜き屑を押し出すようにしたものが知られている。
特公昭58−20760号公報
ところで、ダイシリンダの外周に取付けられる打抜き型の環状打抜き刃においては、その内面の全体が平坦面であり、打抜き刃の内側に入り込んだ打抜き屑の外周全体が打抜き刃の内面に密着するため、打抜き刃の内面に対する打抜き屑の密着力が強く、スポンジの復元弾性によって打抜き屑を押し出すことができない場合があり、打抜き屑の除去の信頼性が低いという問題があった。
そこで、実開平5−51596号公報に記載された従来の打抜き屑除去装置においては、図4および図5に示すように、打抜き型10に設けられた打抜き刃11に窓状の切欠部12を形成し、その切欠部12から打抜き刃11の内側に先端部が挿入された屑落しアーム13の長さ方向中央部をピン14で支持し、この屑落しアーム13の後端部をスプリング15によりダイシリンダ16の半径方向外方に向けて付勢し、図4に示すシートSの打抜き後、打抜き刃11の内側に保持された打抜き屑Aが図5に示すように、ダイシリンダ16の下部まで回転搬送されたとき、屑落しアーム13を揺動させて打抜き屑Aを打抜き刃11の外側に押し出すようにした打抜き屑の除去装置が採用されるようになっている。
ここで、屑落しアーム13の揺動に際し、実開平5−51596号公報に記載された打抜き屑除去装置においては、図5に示すように、ダイシリンダ16の一側下部にダイシリンダ16と同速度で反対方向に回転するピンシリンダ17を設け、そのピンシリンダ17の外周にピンボード18を取付け、そのピンボード18に設けられたピン19で屑落しアーム13の後端部を押圧して屑落しアーム13を揺動させるようにしたものと、特許文献1に記載されているように、ダイシリンダの内側に、そのダイシリンダの中心に対する偏心位置を中心にして回転される押出し用シリンダを設け、この押出し用シリンダによりダイシリンダの半径方向に延びる押出し棒をダイシリンダの半径方向に外方に移動させて、上記押出し棒の押圧により屑落しアームを揺動させるようにしたものとが知られている。
図4、図5に示すように、屑落しのために、打抜き屑Aの位置と数に対応した屑落しアーム13とスプリング15等やピンシリンダ17、ピン19等を設ける必要があり、また、特許文献1に示されている装置の場合には、押出し用シリンダや押出し棒等を設ける必要がある。従って、打抜き型等のコストが非常に高くなるという問題が発生する。
この発明の課題は、打抜き刃の内側に残る打抜き屑をスポンジ等の弾性体の復元弾性により確実に押し出すことができるようにして屑落しアームの取付けを不要とし、打抜き型のコストの低減を図ることができるようにしたロータリダイカッタにおける打抜き屑除去装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、アンビルシリンダの下方にダイシリンダを設け、そのダイシリンダの外周に取付けられた円筒形打抜き型に環状の打抜き刃と、その打抜き刃の内側に厚さが打抜き刃の刃けたより大きい弾性体とを設け、前記アンビルシリンダとダイシリンダを逆方向に回転し、その両シリンダ間に送り込まれるシートを前記打抜き刃で打抜き、その打抜き刃の内側に残る打抜き屑を弾性体の復元弾性によって外側に押し出すようにしたロータリダイカッタにおける打抜き屑除去装置において、前記打抜き刃の先端部における少なくとも内周全体に先端の切り刃に向けて傾斜する傾斜面を設けた構成を採用したのである。
上記のように、打抜き刃の先端部における少なくとも内周全体に打抜き刃先端の切り刃に向けて傾斜する傾斜面を設けたことにより、シートの打抜き時に打抜き刃の内側に入り込んだ打抜き屑は上記傾斜面の対向位置において打抜き刃と非接触の状態となるため、打抜き刃の内面に対する打抜き屑の密着力が弱く、シート打抜き時に圧縮変形する弾性体の復元弾性によって打抜き屑を打抜き刃の内側から外部に確実に押し出すことができる。このため、屑落しアーム等の取付けを不要とすることができ、打抜き型等のコストの低減を図ることができる。
以下、この発明の実施の形態を図1乃至図3に基づいて説明する。図1に示すように、一方向に搬送される段ボールシート等のシートSの移送路上にはアンビルシリンダ1が設けられ、そのアンビルシリンダ1の下方にダイシリンダ2が設けられている。
アンビルシリンダ1とダイシリンダ2は図1の矢印方向にそれぞれ逆方向に回転される。ダイシリンダ2の外周には円筒形の打抜き型3がねじ止め等による手段により着脱自在に取付けられている。
図2に示すように、打抜き型3には環状の打抜き刃4が設けられている。打抜き刃4の先端部における内周および外周の全体には相反する方向に傾斜する傾斜面5a、5bが形成され、その傾斜面5a、5bが交わる打抜き刃4の先端が切り刃6とされている。
上記打抜き刃4はアンビルシリンダ1の外周に設けられたウレタンゴム等の弾性体層7に対する切り刃6の食い込みによって両シリンダ1、2間に送り込まれるシートSを所定の形状に打抜くようになっている。
なお、弾性体層7を省略してアンビルシリンダ1の外周にステンレス板等の硬質層を設け、その硬質層に対する切り刃6の当接によってシートSを所定の形状に打抜くようにしてもよい。
実施の形態で示すように、弾性体層7に対する切り刃6の食い込みによってシートSを所定の形状に打抜く場合、弾性体層7に対する切り刃6の食い込み位置が常に一定であると弾性体層7が損傷し易いため、アンビルシリンダ1とダイシリンダ2の回転速度を相違させて、弾性体層7に対する切り刃6の食い込み位置をアンビルシリンダ1の周方向に位置をずらせるようにするのが好ましい。
打抜き刃4の内側にはスポンジ等の屑押出し用の弾性体8が設けられている。また、打抜き刃4の外側には製品押出し用の弾性体9が設けられている。これらの弾性体8、9は、図3に示すように、自然状態での厚みtが打抜き刃4の刃たけhより大きくなっている。
いま、アンビルシリンダ1とダイシリンダ2とを図1の矢印で示す方向に回転して、その両シリンダ1、2間にシートSを送り込むと、打抜き刃4でのシートSへの切り込みによってシートSが所定の形状に打抜かれる。その打抜き時、図2に示すように、打抜き刃4の内側に打抜き屑Aが入り込み、その打抜き屑Aによって屑押出し用の弾性体8が圧縮変形する。
上記打抜き屑Aが打抜き刃4の内側に入り込んだ状態でダイシリンダ2の回転方向に搬送され、その打抜き屑AがシートSから離れた位置まで搬送されると、シート打抜き時に圧縮変形した弾性体8の復元弾性によって打抜き屑Aに外方向への押圧力が付与される。
このとき、打抜き刃4の先端部内周には傾斜面5aが形成されているため、打抜き屑Aは上記傾斜面5aと対向する位置で非接触とされる。このため、打抜き刃4の内面に対する打抜き屑Aの密着力が弱く、上記弾性体8の復元弾性による押圧力によって図3に示すように、打抜き屑Aは打抜き刃4の内側から外側に押し出される。
このように、打抜き刃4の先端部内周の全体に傾斜面5aを形成することによって打抜き刃4の内面に対する打抜き屑Aの密着力を弱めることができるので、弾性体8の復元弾性によって打抜き刃4の内側から打抜き屑Aを確実に押し出すことができる。
このため、打抜き刃4の位置では図4に示すように屑落しアーム13等の取付けを不要とすることができ、打抜き型3等のコストの低減を図ることができる。
実施の形態では、打抜き刃4の先端部内周と外周のそれぞれに傾斜面5a、5bを設けたが、先端部内周のみに傾斜面5aを設けるようにしてもよい。
この発明に係るロータリダイカッタにおける打抜き屑除去装置の実施の形態を示す正面図 図1の一部を拡大して示す断面図 打抜き屑の排出状態を示す断面図 従来の打抜き屑除去装置を示す断面図 図4に示す打抜き屑除去装置の打抜き屑の排出状態を示す断面図
符号の説明
1 アンビルシリンダ
2 ダイシリンダ
3 打抜き型
4 打抜き刃
5a 傾斜面
6 切り刃
8 弾性体

Claims (1)

  1. アンビルシリンダの下方にダイシリンダを設け、そのダイシリンダの外周に取付けられた円筒形打抜き型に環状の打抜き刃と、その打抜き刃の内側に厚さが打抜き刃の刃けたより大きい弾性体とを設け、前記アンビルシリンダとダイシリンダを逆方向に回転し、その両シリンダ間に送り込まれるシートを前記打抜き刃で打抜き、その打抜き刃の内側に残る打抜き屑を弾性体の復元弾性によって外側に押し出すようにしたロータリダイカッタにおける打抜き屑除去装置において、前記打抜き刃の先端部における少なくとも内周全体に先端の切り刃に向けて傾斜する傾斜面を設けたことを特徴とするロータリダイカッタにおける打抜き屑除去装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010131706A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Lintec Corp シート貼付装置及び貼付方法
CN108247716A (zh) * 2018-03-20 2018-07-06 贵州金家食品有限公司 一种用于牛肉干的切条装置

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