JP2006129378A - 時刻情報送受信装置、及び時刻情報送受信用集積回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 第1のアンテナANT1で受信した標準電波の信号の位相を、中継電波として送信する際に反転して逆位相となるように調整し、位相が調整された信号を中継電波として第2のアンテナANT2から送信するようにした。
【選択図】図1
Description
また、中継電波の送信頻度を標準電波の受信頻度より多くすることにより、より確実に時刻修正が行われるようにした中継器が提案されている(例えば、特許文献2)。
これにより、送信された中継電波は第1のアンテナで受信した受信信号に対して位相が反転しているので、時刻情報の受信と中継電波の送信を同時に行った場合に、時刻情報抽出手段において受信信号から時刻情報を抽出する際に発振を起こすことなく確実に時刻情報を抽出することができる。
これにより、時刻情報送受信装置は、中継電波を受信する為の特別な構成を必要としないため、回路規模の縮小、及びコスト削減を図ることが可能となる。
これにより、第1のアンテナと第2のアンテナとの間の結合係数が小さい値となり、送信出力の一層高い中継電波を送信することが可能となる。
これにより、送信された中継電波は第1のアンテナで受信した受信信号に対して位相が反転しているので、時刻情報の受信と中継電波の送信を同時に行った場合に、時刻情報抽出手段において受信信号から時刻情報を抽出する際に発振を起こすことなく確実に時刻情報を抽出することができる。
これにより、第1のアンテナと第2のアンテナとの間の結合係数が小さい値となり、送信出力の一層高い中継電波を送信することが可能となる。
これにより、時刻情報送受信装置は、中継電波を受信する為の特別な構成を必要としないため、回路規模の縮小、及びコスト削減を図ることが可能となる。
これにより、送信された中継電波は受信した受信信号に対して位相が反転しているので、時刻情報の受信と中継電波の送信を同時に行った場合に、時刻情報抽出回路において受信信号から時刻情報を抽出する際に発振を起こすことなく確実に時刻情報を抽出することができる。
これにより、送信された中継電波は受信した受信信号に対して位相が反転しているので、時刻情報の受信と中継電波の送信を同時に行った場合に、時刻情報抽出回路において受信信号から時刻情報を抽出する際に発振を起こすことなく確実に時刻情報を抽出することができる。
これにより、時刻情報送受信用集積回路は、中継電波を受信する為の特別な構成を必要としないため、回路規模の縮小、及びコスト削減を図ることが可能となる。
まず、第1実施形態の時刻情報送受信装置としての中継器について説明する。
図1は、本実施形態の中継器1の概略構成例を示す図である。同図に示すように中継器1は、送信制御回路部90、標準電波を受信する為の受信アンテナANT1及び中継電波を送信する為の送信アンテナANT2を備えて構成されている。
この受信アンテナANT1及び送信アンテナANT2は、何れも、棒状のコアにコイルが巻回されたバーアンテナで構成されている。
標準電波の受信時刻になると、受信アンテナANT1で受信された標準電波の受信信号bが出力される。この受信信号bの信号波形は、例えば図2(a)に示すような波形である。
まず、受信信号bは増幅回路901により増幅され、このとき位相がθ1遅れ、図3(b)に示すように、位相が−θ1である信号b1として出力される。
これについて、以下に詳述する。
標準電波による磁界Hiに基づいて受信アンテナANT1に発生する電流によって誘起される電圧Viは、標準電波を受信する受信アンテナANT1の位置における磁界Hiに比例し、次式(2)の通り表される。ここで、Lrは受信アンテナANT1に固有の、アンテナロスと呼ばれる比例定数である。
従って、中継電波の送信出力を大きくする為には、結合係数βを小さくするように、受信アンテナANT1及び送信アンテナANT2の位置関係を特に調整すれば良いこととなる。
また、受信アンテナと送信アンテナとを、互いの方向を概ね直交させて結合係数が小さくなるように配置したことにより、より大きい送信出力で中継電波を送信できる。
次に、第2実施形態の中継器としての機能を備えた据置き型の電波時計(以下、中継器と呼ぶ。)について説明する。
図4は、本実施形態における中継器2の概略構成例を示す外観図である。
同図に示すように、中継器2は、CPU(Central Processing Unit )10、入力部20、表示部30、ROM(Read Only Memory)40、RAM(Random Access Memory)50、受信制御回路部60、標準電波を受信する為の受信アンテナANT1、タイムコード生成部70、計時回路部80、発振回路部82、送信制御回路部90及び中継電波を送信する為の送信アンテナANT2を備えて構成される。受信アンテナANT1、送信アンテナANT2及び発振回路部82を除く各部はバスBを介して接続され、発振回路部82は計時回路部80に接続されている。
表示部30は、表示パネル15(図4)で構成され、CPU10から入力される表示信号に基づいて現在時刻をデジタル表示等する。
RAM50は、CPU10の作業領域として用いられ、ROM40から読み出されたプログラムや、CPU10で処理されたデータ等を一時的に記憶する。
発振回路部82は、常時一定周波数のクロック信号を出力する回路である。
図6は、本実施形態におけるスーパーヘテロダイン方式の受信制御回路部60及び送信制御回路部90の回路構成を示すブロック図である。尚、同図では、外部電波の受信及び中継電波の送信にかかる構成要素のみを示している。
なお、上述した実施形態においては、受信制御回路部にスーパーヘテロダイン方式の受信制御回路部60を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、ストレート方式の受信制御回路部を用いて構成してよい。
図7は、ストレート方式の受信制御回路部を用いて中継器を構成した場合の、受信制御回路部62及び送信制御回路部90の回路構成を示すブロック図である。
図8は、本発明の中継器を適用した腕装着型等の電波時計(以下、単に腕時計と呼ぶ。)の構成例を示す外観図である。
受信アンテナANT101は軸方向が「3時−9時」方向に対して平行に、一方、送信アンテナANT102は軸方向が「12時−6時」方向に対して平行に設けられている。従ってこの受信アンテナANT101と送信アンテナANT102とは、概ね、軸方向が互いに直交するねじれの位置に配置されている。即ち、受信アンテナANT101と送信アンテナANT102とは互いに近接しながらも、相互間の結合係数が低くなる配置で設けられている。
ANT1 受信アンテナ
ANT2 送信アンテナ
90 送信制御回路部
903 位相調整回路
2 中継器
10 CPU
60、62 受信制御回路部
80 計時回路部
90 送信制御回路部
903 位相調整回路
ANT1 受信アンテナ
ANT2 送信アンテナ
100 腕時計
ANT101 受信アンテナ
ANT102 送信アンテナ
200 腕時計
ANT201 受信アンテナ
ANT202 送信アンテナ
Claims (9)
- 第1及び第2のアンテナと、
この第1のアンテナで受信した受信信号の位相を反転させると共に増幅を行う反転増幅手段と、
この反転増幅手段により位相が反転されると共に増幅された受信信号を中継電波として前記第2のアンテナから送信する制御を行う送信制御手段と、
を備えることを特徴とする時刻情報送受信装置。 - 前記第1のアンテナで受信された受信信号と前記第2のアンテナから送信される中継電波とは、互いに位相が反転し、且つ、周波数が同一であることを特徴とする請求項1に記載の時刻情報送受信装置。
- 前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナは、棒状のコアにコイルが巻回されたバーアンテナで構成されていると共に、夫々のコアの軸方向が直交するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の時刻情報送受信装置。
- 第1及び第2のアンテナと、
この第1のアンテナで受信した受信信号から時刻情報を抽出する時刻情報抽出手段と、
現在時刻を計時する計時手段と、
前記時刻情報抽出手段によって抽出された時刻情報に基づいて前記計時手段によって計時されている現在時刻を修正する時刻修正手段と、
前記第1のアンテナで受信した受信信号の位相を反転させると共に増幅を行う反転増幅手段と、
この反転増幅手段により位相が反転されると共に増幅された受信信号を中継電波として送信する制御を行うと共に前記第2のアンテナから前記中継電波を送信する送信制御手段と、
を備えることを特徴とする時刻情報送受信装置。 - 前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナは、棒状のコアにコイルが巻回されたバーアンテナで構成されていると共に、夫々のコアの軸方向が直交するように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の時刻情報送受信装置。
- 前記第1のアンテナで受信された受信信号と前記送信制御手段により送信される中継電波とは、互いに位相が反転し、且つ、周波数が同一であることを特徴とする請求項4に記載の時刻情報送受信装置。
- 受信した受信信号の位相を反転させると共に増幅を行う反転増幅回路と、
この反転増幅回路により位相が反転されると共に増幅された前記受信信号を中継電波として送信する制御を行う送信制御回路と、
を備えることを特徴とする時刻情報送受信用集積回路。 - 受信した受信信号から時刻情報を抽出する時刻情報抽出回路と、
現在時刻を計時する計時回路と、
前記時刻情報抽出回路によって抽出された時刻情報に基づいて前記計時回路によって計時されている現在時刻を修正する時刻修正回路と、
前記受信した受信信号の位相を反転させると共に増幅を行う反転増幅回路と、
この反転増幅回路により位相が反転されると共に増幅された前記受信信号を中継電波として送信する制御を行う送信制御回路と、
を備えることを特徴とする時刻情報送受信用集積回路。 - 前記受信された受信信号と前記送信制御回路によって送信された中継電波とは、互いに位相が反転し、且つ、周波数が同一であることを特徴とする請求項8に記載の時刻情報送受信用集積回路。
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JP2013015408A (ja) * | 2011-07-04 | 2013-01-24 | Nippon Antenna Co Ltd | 標準電波伝送システム |
JP2021028610A (ja) * | 2019-08-09 | 2021-02-25 | シチズン時計株式会社 | 標準電波配信装置 |
JP2021141558A (ja) * | 2020-03-05 | 2021-09-16 | パテントフレア株式会社 | 位相差干渉を利用した妨害電波軽減装置 |
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