JP2013015408A - 標準電波伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 時刻情報が不用意に書き換えられるおそれのない標準電波伝送システムを提供する。
【解決手段】 NTPリピータ31は、インターネット30を介してNTPサーバから標準時の時刻情報を取得しタイムコード化した時刻符号を生成して、標準電波信号の疑似信号として出力する。この標準電波信号の疑似信号は、変調器32においてTV共聴システムにおける周波数帯に変換され、次いで混合器14においてTV信号に混合される。復調器17は、分配器16iで分配されたTV共聴信号を復調して、標準電波信号の疑似信号を出力する。この標準電波信号の疑似信号は、抵抗分配器18で分配され、分配された標準電波信号の疑似信号は輻射アンテナ19a、19bおよび同軸アンテナ21により輻射される。これにより、電波時計20a〜20dの時刻を自動修正することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電波時計における時刻の自動修正を行うための標準電波信号を伝送する標準電波伝送システムに関する。
従来より、長波の標準電波信号に基づく時刻の自動修正システムが実用化されている。このシステムでは、情報通信研究機構(NICT)の標準電波施設から国家標準の高い精度の周波数および時刻とされているコールサインがJJYとされた長波の標準電波信号が発信されている。この標準電波信号を受信することにより、電波時計等の各種機器において時刻を自動修正することができる。
この長波の標準電波信号は、おおたかどや山標準電波送信所から40kHzの標準電波信号が東日本地域に送信されており、はがね山標準電波送信所から60kHzの標準電波信号が西日本地域に送信されている。この標準電波信号では、時、分、通算日、年、曜日等のタイムコードが送信されている。そこで、受信側では、受信したタイムコードを用いて標準時刻を確定することができ、これに基づいて時計の時刻を自動修正することができるようになる。
ところで、標準電波信号は長波とされて波長が長いことからビル等の内部には伝播されず、ビルや地下の内部に設けられた電波時計等は標準電波信号を受信することが困難となる。すなわち、ビルや地下の内部に設けられた電波時計等は時刻を自動修正することができないことになる。これを解決するために、ビルの屋上に設置したアンテナで標準電波信号を受信し、この受信信号を新たに敷設したケーブルでビルの各階に伝送し、ビルの各階に再放射することが提案されている。
また、ケーブルを新たに敷設するのは設置工事が大がかりになって設置費用も高額になることから既設のケーブルを用いることができるように、既存のTV共聴システムを利用する受信システムも提案されている。TV共聴システムを利用する標準電波伝送システム100の構成例を図2に示す。図2に示す標準電波伝送システム100においては、マンション等に設置されたTV共聴システムを利用している。このTV共聴システムの構成について説明する。TV共聴システムでは、マンション等の屋上にFM・VHFアンテナ110とUHFアンテナ111とBS/CSアンテナ112とが設置されており、これらのアンテナで受信されたFM・VHF受信信号とUHF受信信号とBS/CS受信信号が増幅器113に入力されて、増幅されると共に混合されることにより生成されたTV信号が出力される。また、マンション等の屋上に設置した標準電波アンテナ131により、標準電波送信所130から送信された長波の標準電波信号を受信し、変調器(MOD)132により標準電波信号がTV共聴システムが扱っているVHF帯あるいはUHF帯にアップコンバートされるようキャリア周波数で変調する。
そして、伝送帯域がVHF帯あるいはUHF帯に変調された標準電波信号と、増幅器113から出力されるTV信号とを混合器114において混合してTV共聴信号とする。このTV共聴信号は、増幅器115で増幅された後に、分配器116aで4分配される。分配器116aの第1分配出力は従属接続された分配器116b,116fに供給され、分配器116aの第2分配出力は従属接続された分配器116c,116gに供給され、分配器116aの第3分配出力は従属接続された分配器116d,116hに供給され、分配器116aの第4分配出力は従属接続された分配器116e,116iに供給されてさらに分配される。これらの分配器116a〜116iで分配されたTV共聴信号がマンション等の各戸に伝送される。また、分配器116iの分配出力の1つがある部屋に設置された復調器117に供給されて、VHF帯あるいはUHF帯の標準電波信号が復調器117において元の長波の周波数にダウンコンバートされる。この長波の標準電波信号は、その部屋に設置された輻射アンテナ119aから再輻射される。輻射アンテナ119aから再輻射された標準電波信号は数十mの近距離しか届かないが、輻射アンテナ119aの近傍に位置する電波時計120aが受信して電波時計120aの時刻が自動修正されるようになる。
さらに、分配器116gの分配出力の1つが他の部屋に設置された復調器118に供給されて、VHF帯あるいはUHF帯の標準電波信号の周波数が復調器118において元の長波の周波数にダウンコンバートされる。この長波の標準電波信号は、その部屋に設置された輻射アンテナ119bから再輻射される。輻射アンテナ119bから再輻射された標準電波信号は数十mの近距離しか届かないが、輻射アンテナ119bの近傍に位置する電波時計120bが受信して電波時計120bの時刻が自動修正されるようになる。
さらにまた、分配器116fの分配出力の1つが復調器121に供給されて、VHF帯あるいはUHF帯の標準電波信号の周波数が復調器121において元の長波の周波数にダウンコンバートされる。この長波の標準電波信号は建物の屋根裏等に設置された同軸アンテナ122から再輻射される。同軸アンテナ122から再輻射された標準電波信号は近距離しか届かないが、同軸アンテナ122の近傍に位置する電波時計120c,120dが受信して電波時計120c,120dの時刻が自動修正されるようになる。
特開2005−265632号公報
従来の標準電波伝送システム100においては、標準電波信号は長波とされて波長がきわめて長いことから、標準電波信号を再輻射するループアンテナとされる同軸アンテナ122は周囲長や長さが数10mないし100mもの大きなアンテナになってしまうようになる。このため、標準電波信号を再輻射する同軸アンテナ122を部屋内に設置することは困難であるため、建物の屋根裏等に設置される。一方、輻射アンテナ119a,119bにおいてはコイルを巻回して構成された小型のループアンテナが内蔵されており、部屋内に設置可能な小型の輻射アンテナとされている。しかし、輻射アンテナから再輻射された標準電波は数十m程度しか届かないことから電波時計を有している各戸毎に復調器と輻射アンテナとを設置する必要があった。また、輻射アンテナ119a,119bおよび同軸アンテナ122は再輻射した標準電波信号が標準電波アンテナ131により受信されると、回り込みによる発振やノイズが生じることから回り込みが起きない場所を選択して設置しなければならない。
ところで、ネットワーク接続された機器の時刻情報はNTP(Network Time Protocol)の利用が普及しており、そのNTPサーバにアクセスすれば簡単に時刻情報を取得することができる。情報通信研究機構(NICT)においては、インターネットでNTPサーバより取得した時刻情報をタイムコード化した時刻符号を生成して、標準電波信号の疑似信号として長波の周波数で出力するNTPリピータが開発されている。このNTPリピータからの標準電波信号の疑似信号を輻射アンテナ等で送信することにより、標準電波送信所130から送信された標準電波信号を受信できない地域や場所においても電波時計の時刻を自動修正することができる。さらに、標準電波信号を受信する標準電波アンテナ131が不要となることから、回り込みによる発振やノイズの問題が無くなるので、設置場所の問題が無くなる。
このようなNTPリピータを用いる標準電波伝送システム200の構成例を図3に示す。この図に示す標準電波伝送システム200では、マンションのある部屋においてNTPリピータ202をインターネット201へ接続し、インターネット201を介して公開されているNTPサーバから時刻情報を取得する。取得した時刻情報をタイムコード化した時刻符号により標準電波信号の疑似信号を生成し、NTPリピータ202に内蔵されたアンテナから長波の周波数で標準電波信号の疑似信号を送信する。NTPリピータ202が送信した標準電波信号の疑似信号は、その部屋に設置されている電波時計210aにより受信されて電波時計210aの時刻が自動修正されるようになる。また、NTPリピータ202から送信された標準電波信号の疑似信号は、その隣の部屋や下の部屋に設置されている電波時計210b,210cでも受信することができ、その隣の部屋や下の部屋の電波時計210b,210cの時刻が自動修正されるようになる。しかし、NTPリピータ202から離れている部屋に置いては、その部屋に設置されている電波時計210dが受信することができず、NTPリピータ202から送信された標準電波信号の疑似信号により電波時計210dの時刻を自動修正することができない。
また、図3に示す標準電波伝送システム200においては、NTPリピータ202においてNTPサーバより取得した時刻情報をタイムコード化する際に、異なる時刻のタイムコードに書き換えた時刻符号を生成して、標準電波信号の疑似信号として送信することが可能である。この場合、タイムコードは公開されていることから、容易に書き換えることができる。さらに、タイムゾーンを設定し、時差を合わせることも可能である。タイムゾーンとは、共通の標準時を使う地域のことであり、その地域の標準時は協定世界時(UTC)との時差で示すことが多くされている。従って、タイムゾーンを設定するとは、そのタイムゾーンにおけるUTCとの時差を設定することになる。
ここで、図4に示すように、NTPリピータ202がインターネット201を介してNTPサーバより取得した時刻情報が「7:00」であった場合に、NTPリピータ202を設置したユーザが時刻を「7:30」のタイムコードの時刻符号に書き換えて標準電波信号の疑似信号として送信したとする。すると、その部屋に設置されている電波時計210aの時刻はユーザの設定通りに「7:30」に自動修正されるが、その隣の部屋や下の部屋に設置されている電波時計210b,210cの時刻も、その部屋のユーザの意思に関わりなく「7:30」に自動修正されてしまい、これらの電波時計は正確な時刻を表示しなくなってしまうようになる。しかし、NTPリピータ202から離れている部屋において、標準電波送信所130から送信された標準電波信号を、その部屋に設置した電波時計210dが受信した場合は、「7:00」の正確な時刻に自動修正される。
このように、標準電波伝送システム200においては、正確な時刻に自動修正されない恐れがあると云う問題点があった。
そこで、本発明は、時刻情報が不用意に書き換えられるおそれがなく、正確な時刻に自動修正することができる標準電波伝送システムを提供することを目的としている。
本発明の標準電波伝送システムは、インターネットを介してNTPサーバからの標準時の時刻情報を取得して、取得した時刻情報をタイムコード化した時刻符号を、長波の周波数とされた標準電波信号の疑似信号として出力するNTPリピータと、該NTPリピータからの前記標準電波信号の疑似信号をTV共聴システムが扱える周波数帯に変換する変調手段と、該変調手段により周波数帯が変換された前記標準電波信号の疑似信号をTV信号に混合してTV共聴信号を生成し、該TV共聴信号を分配して各戸に伝送する前記TV共聴システムと、伝送された前記TV共聴信号を復調することにより、長波の周波数とされた前記標準電波信号の疑似信号を出力する復調手段と、該復調手段から出力された前記標準電波信号の疑似信号を輻射するアンテナ手段とを備えることを最も主要な特徴としている。
本発明によれば、TV共聴システムを利用することにより、新たなシステムを導入することなく各部屋に標準電波信号の疑似信号を伝送することができる。また、インターネット介してNTPサーバから時刻情報を取得するため、標準電波信号の送信所がない地域や国でも本発明を使用することにより電波時計の時刻を自動修正することができる。また、NTPサーバから標準時の時刻情報を取得し、取得した時刻情報にタイムゾーンの設定を行い、地方標準時の時差に時刻情報を合わせ、タイムコード化することができる。この場合は、標準時と時差がある地域や国でもNTPサーバから時刻情報を取得することにより、電波時計で正確な時刻を表示させることが可能となる。
本発明の実施例とされる標準電波伝送システムの構成を示すブロック図である。 従来の標準電波伝送システムの構成を示すブロック図である。 従来の他の標準電波伝送システムの概略構成を示す図である。 従来の他の標準電波伝送システムの問題点を説明するための図である。
本発明の実施例の標準電波伝送システムの構成示すブロック図を図1に示す。
図1に示す本発明にかかる標準電波伝送システム1においては、ビルやマンション等に設置されている既存のTV共聴システムを利用している。まず、この既存のTV共聴システムの構成について説明する。TV共聴システムでは、マンション等の屋上にFM・VHFアンテナ10とUHFアンテナ11とBS/CSアンテナ12とが設置されており、これらのアンテナで受信されたFM・VHF受信信号とUHF受信信号とBS/CS受信信号が増幅器13に入力されて、増幅されると共に混合されることによりTV信号が生成される。また、マンション等に設置したNTPリピータ31により、インターネット30を介して情報通信研究機構(NICT)等が公開しているNTPサーバから標準時の時刻情報が取得される。NTPリピータ31において、取得した時刻情報をタイムコード化した時刻符号が生成されて、標準電波信号の疑似信号として長波の周波数で出力される。この標準電波信号の疑似信号は、標準電波送信所から送信されている標準電波信号のタイムコードおよび周波数と同等のタイムコードおよび周波数とされている。NTPリピータ31から出力された標準電波信号の疑似信号は、長波とされていることからそのままではTV共聴システムで伝送することができない。そこで、標準電波信号の疑似信号を変調器(MOD)32によりTV共聴システムが扱っているVHF帯あるいはUHF帯の周波数にアップコンバートする。
そして、伝送帯域がVHF帯あるいはUHF帯に変調された標準電波信号の疑似信号と、増幅器13から出力されるTV信号とを混合器14において混合してTV共聴信号とする。このTV共聴信号は、増幅器15で増幅された後に、分配器16aで4分配される。分配器16aの第1分配出力は従属接続された分配器16b,16fに供給され、分配器16aの第2分配出力は従属接続された分配器16c,16gに供給され、分配器16aの第3分配出力は従属接続された分配器16d,16hに供給され、分配器16aの第4分配出力は従属接続された分配器16e,16iに供給されてさらに分配される。これらの分配器16a〜16iで分配されたTV共聴信号がビルやマンション等の各部屋に伝送される。また、分配器16iの分配出力の1つが復調器17に供給されて、VHF帯あるいはUHF帯の標準電波信号の疑似信号が復調器17において元の長波の周波数にダウンコンバートされる。この標準電波信号の疑似信号は抵抗分配器18により4分配される。標準電波信号の疑似信号の周波数は40kHzあるいは60kHzの非常に低い周波数とされており、一般的な分配器では分配できないことから抵抗分配器18を用いて分配されている。抵抗分配器18により分配された第1分配出力は、所定の部屋に設置された輻射アンテナ19aに供給されて、輻射アンテナ19aから標準電波信号の疑似信号が輻射される。輻射アンテナ19aから輻射された標準電波信号の疑似信号は数十mの近距離しか届かないが、輻射アンテナ19aが設置されている部屋の電波時計20aが受信して電波時計20aの時刻が自動修正されるようになる。
また、抵抗分配器18の第2分配出力は、他の部屋に設置された輻射アンテナ19bに供給されて、輻射アンテナ19aから標準電波信号の疑似信号が輻射される。輻射アンテナ19bから輻射された標準電波信号の疑似信号は数十mの近距離しか届かないが、輻射アンテナ19bが設置されている部屋の電波時計20bが受信して電波時計20bの時刻が自動修正されるようになる。
さらに、抵抗分配器18の第3分配出力は建物の屋根裏等の広い空間に設置された同軸アンテナ21に供給されて、同軸アンテナ21から標準電波信号が輻射される。同軸アンテナ21から輻射された標準電波信号の疑似信号は近距離しか届かないが、同軸アンテナ21の近傍に位置する部屋の電波時計20c,20dが受信して電波時計20c,20dの時刻が自動修正されるようになる。
このように、抵抗分配器18により復調器17の出力を分配するようにしたので、復調器17を1台だけ設けるだけで、複数の輻射アンテナ19a,19b・・・や同軸アンテナ21から標準電波信号の疑似信号を輻射できるようになる。また、抵抗分配器18からの分配出力を配線できない部屋においては、分配器16b〜16iなどの分配出力の1つに復調器を接続して輻射アンテナから標準電波信号の擬似信号を輻射しても良い。このように、本発明にかかる標準電波伝送システム1においては、インターネット30に接続できない部屋においても、輻射アンテナあるいは復調器と輻射アンテナとがあれば電波時計の時刻を自動修正することが可能となる。
本発明にかかる標準電波伝送システム1は、日本国に限らず海外に設置することができる。例えば、日本国と時差が1時間遅れた地域に設置する場合は、NTPリピータ31において、その地域のタイムゾーンを設定して、NTPサーバから協定世界時(UTC)の時刻情報を取得する。これにより、日本標準時の時刻情報から1時間遅らせたタイムコードの時刻符号が生成される。なお、タイムコードは時、分、通算日、年(西暦下2桁)、曜日などの時刻データのバイナリーコードから構成され、このバイナリーコードからなるタイムコードの時刻符号が1分間を1サイクルとして送出されている。NTPリピータ31からの時刻符号を、標準電波信号の疑似信号とする。図1に示すTV共聴システムを用いてこの標準電波信号の疑似信号を配信することにより、各部屋に設置されている電波時計の時刻を時差がある地域においても正確な時刻に自動修正することができるようになる。このため、インターネット30に接続可能な環境があれば、標準電波サービスが無い海外においても電波時計の時刻を、その国や地域の正確な時刻に自動修正することが可能となる。
なお、NTPリピータ31は標準電波伝送システム1を設置した施設が管理することになるので、個人による標準電波信号の疑似信号における時刻符号のタイムコードを書き換えることは不可能であり、誤った時刻とされた標準電波信号の疑似信号が配信される恐れを防止することができる。
本発明の標準電波伝送システムにおいては、既存のTV共聴システムを利用することにより、新たなシステムを導入する必要がなく各部屋に標準電波信号の疑似信号を伝送することができるので、コストメリットが高い。また、インターネットを介してNTPサーバから時刻情報を取得するため、標準電波信号の送信所がない地域や国でも本発明の標準電波伝送システムを使用することができる。
この場合、NTPサーバから取得した標準時の時刻情報にタイムゾーンの設定を行い、地方標準時の時差に時刻情報を合わせて、タイムコード化された時刻符号を生成し、標準電波の擬似信号とする。これにより、時差が異なる地域でも、電波時計で正確な時刻を表示させることが可能となる。
1 標準電波伝送システム、10 FM・VHFアンテナ、11 UHFアンテナ、12 BS/CSアンテナ、13 増幅器、14 混合器、15 増幅器、16a〜16i 分配器、17 復調器、18 抵抗分配器、19a 輻射アンテナ、19b 輻射アンテナ、20a〜20d 電波時計、21 同軸アンテナ、30 インターネット、31 NTPリピータ、100 標準電波伝送システム、110 FM・VHFアンテナ、111 UHFアンテナ、112 BS/CSアンテナ、113 増幅器、114 混合器、115 増幅器、116a〜116i 分配器、117 復調器、118 復調器、119a 輻射アンテナ、119b 輻射アンテナ、120a〜120d 電波時計、121 復調器、122 同軸アンテナ、130 標準電波送信所、131 標準電波アンテナ、200 標準電波伝送システム、201 インターネット、202 NTPリピータ、210a〜210d 電波時計

Claims (2)

  1. インターネットを介してNTPサーバからの標準時の時刻情報を取得して、取得した時刻情報をタイムコード化した時刻符号を生成して、長波の周波数とされた標準電波信号の疑似信号として出力するNTPリピータと、
    該NTPリピータからの前記標準電波信号の疑似信号をTV共聴システムが扱える周波数帯に変換する変調手段と、
    該変調手段により周波数帯が変換された前記標準電波信号の疑似信号をTV信号に混合してTV共聴信号を生成し、該TV共聴信号を分配して各戸に伝送する前記TV共聴システムと、
    伝送された前記TV共聴信号を復調することにより、長波の周波数とされた前記標準電波信号の疑似信号を出力する復調手段と、
    該復調手段から出力された前記標準電波信号の疑似信号を輻射するアンテナ手段と、
    を備えることを特徴とする標準電波伝送システム。
  2. 前記復調手段から出力された前記標準電波信号の疑似信号を複数に分配する抵抗分配器をさらに備え、該抵抗分配器により分配された複数の前記標準電波信号の疑似信号を、複数のアンテナ手段からそれぞれ輻射するようにしたことを特徴とする請求項1記載の標準電波伝送システム。
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