JP2010181220A - 時刻情報受信端末、時刻情報送出装置および時刻情報送受信システム - Google Patents

時刻情報受信端末、時刻情報送出装置および時刻情報送受信システム Download PDF

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Abstract

【課題】標準電波の形式を利用して時刻情報の送受信ができるとともに、受信端末がタイムゾーンをまたいで移動する場合に生じる不都合を解消できる時刻情報受信端末、時刻情報送出装置、時刻情報送受信システムを提供する。
【解決手段】時刻コードを電波に乗せて送出する時刻情報送出装置と、時刻コードを受信する時刻情報受信端末とを備えた時刻情報送受信システムである。そして、時刻情報送出装置は、標準電波フォーマットに従った時刻コードに対して、標準電波フォーマットで固定値となる符号位置に、時差コードを付加して更新された時刻コードを生成し送信する構成とし、時刻情報受信端末は、時刻コードを判読して時刻情報を取得する(S4)とともに、新たに付加された時差コードを判読する(S5,S9)機能を備えた構成とした。
【選択図】図6

Description

この発明は、時刻コードを受信する時刻情報受信端末、時刻コードを送信する時刻情報送出装置、並びに、これら時刻情報受信端末と時刻情報送出装置とからなる時刻情報送受信システムに関する。
時刻コードが含まれる標準電波を受信して自動的に時刻修正を行う電波時計が知られている。長波帯の標準電波は複数の国で送信されているが、変調方式や周波数が各国で異なり、また、時刻コードの形式も各国で異なることから、複数の国の標準電波に対応してない電波時計では各国の標準電波を受信して時刻情報を取得することはできない。その場合、必要に応じてユーザが手動で時刻補正する必要がある。
このような課題に対して、特許文献1には、GNSS(Global Navigation Satellite System)の受信機で受信した位置情報と時刻情報とを利用して、受信機が設置された他の国や他の地域の時刻情報を、例えば日本の標準電波の形式で時刻コードに変換して送信する時刻情報送出装置が提案されている。このような時刻情報送出装置を他国に設置しておくことで、日本の標準電波のみに対応した電波時計でも、他国でその国の時刻情報を受信して、自動的な時刻修正が可能となる。
また、近年、電子時計の多機能化が進み、例えば、世界の各都市の時刻を表示することのできるワールドタイム機能を備えた電子時計も知られている。ワールドタイム機能とは、例えば、標準電波が受信できる所定のタイムゾーン(例えば日本)の時刻をホームタイムとして時計内部で計時させておき、ユーザ操作によって世界の各都市を選択することで、記憶部に記憶されている選択都市の時差情報とホームタイムの計時時刻とから選択都市の時刻を算出し、それを表示出力するものである。
また、一国で複数のタイムゾーンを有するアメリカでは、1箇所の標準電波送信所からUTC(協定世界時)の時刻情報を標準電波に乗せて送信するようにされている。そのため、アメリカの標準電波に対応した電波時計では、標準電波を受信しただけでは正しい時刻表示を行うことはできず、何れのタイムゾーンに居るのかタイムゾーンの設定が行われて、時刻コードが示すUTC時刻から該当するタイムゾーンの時差を減算することで、設定されたタイムゾーンの時刻が表示されるように構成される。
特開2007−93562号公報
上述の時刻情報送出装置は、例えば、現地(他国)の時刻情報を日本の時刻コードに変換して送信するだけなので、その時刻コードには時刻情報が他国のものであることや、どのタイムゾーンのものであるかなどの情報が示されていない。
従って、ワールドタイム機能を備えた電子時計では、例えばドバイなど別のタイムゾーンにおいて上記の時刻情報送出装置から送信されている時刻コードを受信した場合に、時計内部では、受信された別のタイムゾーンの時刻情報がホームタイム(例えば日本の時刻)であると誤認してしまう。そのため、ワールドタイム機能によって現地(例えばドバイ)の時刻を表示させた場合に、全く別の時刻が表示されてしまうといった問題が生じる。
また、アメリカの標準電波に対応した電波時計では、例えば、ニューヨークからロサンゼルスに移動した際に、現地の時刻を正しく表示させるには、ユーザがタイムゾーン設定をニューヨークからロサンゼルスに変更するといった操作を行わなければならないという課題があった。
この発明の目的は、現在世界の各国で送信されている標準電波の形式を利用して時刻情報を送受信できるとともに、受信端末がタイムゾーンをまたいで移動する場合に生じる不都合を解消することのできる時刻情報受信端末、時刻情報送出装置、時刻情報送受信システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
時刻コードが含まれる電波を受信して前記時刻コードを取得する時刻情報受信部と、
この時刻情報受信部により取得された時刻コードを標準電波フォーマットに従って判読して時刻情報を得る第1コード判読手段と、
前記時刻情報受信部により取得された時刻コードの所定の符号位置に付加された情報コードを判読する第2コード判読手段と、
を備えたことを特徴とする時刻情報受信端末である。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の時刻情報受信端末において、
前記第2コード判読手段は、
標準電波フォーマットの時刻コード中で固定値となる符号位置に付加された前記情報コードを判読する構成であることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の時刻情報受信端末において、
前記第2コード判読手段は、
前記情報コードとして電波送信地域の時差情報が表わされる時差コードを判読する構成であることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の時刻情報受信端末において、
前記第2コード判読手段は、
前記情報コードとして電波送出元の種別が表わされる送出種別コードを判読する構成であることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1記載の時刻情報受信端末において、
前記第2コード判読手段により判読される前記情報コードには、
電波送信地域の時差情報が表わされる6ビットの時差コードと、電波送出元の種別が表わされる2ビットの送出種別コードとが含まれることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1記載の時刻情報受信端末において、
前記第1コード判読手段によって判読された時刻情報に基づき時刻を表示する時刻表示手段と、
この時刻表示手段の時刻が所定国の時間であるか所定国外の時間であるかを示すワールドタイム標識を表示する標識表示手段と、
前記第2コード判読手段によって判読された前記情報コードに基づき、前記時刻情報が前記所定国の時刻か否かを判別し、この判別結果に応じて前記標識表示手段の表示内容を制御する制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1記載の時刻情報受信端末において、
前記第1コード判読手段によって判読された時刻情報に基づき時刻を表示する時刻表示手段と、
この時刻表示手段の時刻が何れの地域の時刻であるかを表わす地域情報を表示する地域情報表示手段と、
前記第2コード判読手段によって判読された前記情報コードに基づき、前記時刻情報が何れの地域の時刻であるかを判別し、この判別結果に応じて前記地域情報表示手段の表示内容を制御する制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、
時刻コードを電波に乗せて送出する時刻情報送出装置と、前記電波を受信して前記時刻コードを取得する時刻情報受信端末と、を備えた時刻情報送受信システムにおいて、
前記時刻情報送出装置は、
標準電波フォーマットに従って時刻情報を符号化した時刻コードに対して、前記標準電波フォーマットの所定の符号位置に、情報コードを付加して更新された時刻コードを生成する時刻コード生成手段と、
この時刻コード生成手段により生成された時刻コードを電波に乗せて送出する電波送信手段と、
を備え、
前記時刻情報受信端末は、
前記電波を受信して前記時刻コードを取得する電波受信手段と、
この電波受信手段により取得された時刻コードを判読して時刻情報を取得する第1判読手段と、
前記電波受信手段により取得された時刻コードのうち前記情報コードを判読する第2判読手段と、
を備えていることを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項8記載の時刻情報送受信システムにおいて、
前記時刻コード生成手段が付加する前記情報コードには、
電波送信地域の時差情報が表わされる時差コードと、電波送出元の種別が表わされる送出種別コードとが含まれることを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、
標準電波フォーマットに従って時刻情報を符号化した時刻コードに対して、前記標準電波フォーマットの所定の符号位置に、情報コードを付加して更新された時刻コードを生成する時刻コード生成手段と、
この時刻コード生成手段により生成された時刻コードを電波に乗せて送出する電波送信手段と、
を備えていることを特徴とする時刻情報送出装置である。
請求項11に記載の発明は、請求項10記載の時刻情報送出装置において、
前記時刻コード生成手段が付加する前記情報コードには、
電波送信地域の時差情報が表わされる時差コードと、電波送出元の種別が表わされる送出種別コードとが含まれることを特徴としている。
本発明に従うと、時刻コードに付加された標準電波フォーマットにない情報コードによって、この時刻コードが各国の標準電波送信所から送信されているものなのか、別の装置から送信されているものなのかを示すことができる。それにより、タイムゾーンをまたいで移動する際に伴う種々の不都合を解消させる制御が可能となる。
本発明の実施形態の時刻情報受信端末としての電波時計の全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の時刻情報送出装置の全体構成を示すブロック図である。 本実施形態で送受信される時刻コードのフォーマットを示す説明図である。 電波時計のROMに格納されている時差コード・時差・タイムゾーン名対応テーブルの具体例を示すデータチャートである。 本実施形態の時刻コード中に付加されるリピータ判別コードの内容を示す図表である。 電波時計のCPUにより実行される時刻修正処理の制御手順を示すフローチャートである。 タイムゾーンを移動した場合の電波時計の表示の変更例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の時刻情報受信端末としての電波時計の全体構成を示すブロック図である。
本発明の実施形態の時刻情報送受信システムは、図1に示す時刻情報受信端末としての電波時計1と、所定の標準電波(例えば日本の標準電波)に準じて時刻コードを含んだ電波を一定のエリアに送信する時刻情報送出装置100(図2参照)とから構成されるものである。
電波時計1は、標準電波を受信して自動的に時刻の修正を行う機能を有した電子時計であり、図1に示すように、アンテナAN1を介して標準電波を受信する受信回路部(時刻情報受信部)11と、時刻や付加情報を表示する表示部12と、標準電波に含まれる時刻コードを判読したり時計の全体的な制御を行う制御手段としてのCPU(中央演算処理装置)13と、所定周波数の発振信号から一定間隔の信号を生成する発振回路部14と、発振回路部14の信号をカウントすることで時刻を計時する計時回路部15と、外部から操作指令を入力する入力部16と、種々の設定データ等が記憶されるRAM17と、制御データや制御プログラムが記憶されるROM18等を備えている。
受信回路部11は、例えば、日本の標準電波送信局から送信されている標準電波や、世界の各送信局で送信されている複数種類の形式の標準電波をそれぞれ受信可能な構成である。なお、日本の標準電波のみ受信可能な構成としてもよい。
計時回路部15は、発振回路部14の信号をカウントすることで時間の経過に従って計時データを更新していくともに、CPU13から時刻データが書き込まれることで計時時刻を修正したり、計時時刻を変更することが可能になっている。
RAM17には、種々のデータを記憶する記憶部の一部として、ワールドタイム設定部17aと、ホームタイム設定部17bとが設けられる。ホームタイム設定部17bには、時計内部で基準として計時される時刻に関する情報が設定されるものである。具体的には、標準電波により時刻情報が取得可能なタイムゾーンのうち何れか1つのタイムゾーンがユーザによって選択可能にされ、この選択されたタイムゾーンを示す情報が設定される。例えば、日本にほとんどの期間滞在しているような場合には、日本のタイムゾーンが選択される。
ホームタイム設定部17bには、必ず、1つのタイムゾーンが設定され、設定されたタイムゾーンの時刻が計時回路部15で計時されることとなる。また、受信回路部11やCPU13は、設定されたタイムゾーンの標準電波に対応する受信チャンネルで電波を受信したり、対応するフォーマットで時刻コードを判読したりするようになっている。
ワールドタイム設定部17aには、ワールドタイム表示モードに必要な設定情報が記憶される。ワールドタイム表示モードとは、ホームタイムと異なるタイムゾーンの時刻を表示するモードのことである。ワールドタイム設定部17aには、ワールドタイム表示モードであるか否かを示すフラグ情報、何れのタイムゾーンの時刻を表示するかを示すタイムゾーン情報、対象のタイムゾーンを示す国や都市などを表わした記号情報、対象のタイムゾーンとホームタイムのタイムゾーンとの時差を示す時差情報などが格納される。例えば、日本にほとんどの期間を滞在し、外国に短期でたびたび移動するような場合には、ホームタイムは日本の設定にしたまま、ワールドタイムに移動先の外国を設定して、外国の時刻を表示したりする。
ROM18には、種々の制御プログラムのうち、計時回路部15の計時データに基づいて表示部12にホームタイムやワールドタイムの時刻表示を行う時刻表示プログラム18aや、受信回路部11により標準電波を受信させ再生した時刻コードに基づき時刻の修正等を行う時刻修正プログラム18bなどが記憶されている。また、種々の制御データのうち、後述する時差コードに対応する時差やタイムゾーン名称を表わした対応テーブル18cが記憶されている。
CPU13は、ROM18の制御プログラムを実行することで、種々の制御処理を行う。例えば、時刻表示プログラム18aを実行することで、ホームタイム表示モードの際には、計時回路部15の計時データに従って、表示部12に日付表示22、時刻表示23、および曜日表示21等を行う(図7(a)参照)。また、ワールドタイム表示モードの際には、表示部12に、ワールドタイム表示モードを示す記号表示25、ワールドタイム表示の対象国(或いは都市)を表わす記号表示26を行うとともに、計時回路部15の計時データから設定された時差を加減算した時刻データによりワールドタイムの時刻表示27を行ったりする(図7(b)参照)。
また、CPU13は、図示しない操作入力処理プログラムを実行することで、入力部16を介した操作指令の入力があった場合に、その操作指令の内容に応じて、種々の設定を変更したり対応する処理を起動させたりする。例えば、強制電波受信の操作入力が行われた場合に時刻修正プログラム18bを起動させたり、また、ホームタイムの設定変更の操作入力が行われた場合に、ホームタイム設定部17bの設定情報を書き換えたり、また、ワールドタイムの設定操作が行われた場合に、ホームタイム設定部17bの設定情報を更新して、時刻表示モードをホームタイム表示モードからワールドタイム表示モードに変更したりする。
さらに、CPU13は、時刻修正プログラム18bを実行することで、詳細は後述するが、受信回路部11を作動させて標準電波を受信させるとともに、再生された時刻コードを判読して計時回路部15の時刻データを修正したり、標準電波のフォーマットとは別のフォーマットに従って時刻コードに付加されているリピータ判別コードや時差コードを判読し、それによりワールドタイムの設定を自動的に変更する処理を行うようになっている。
図2には、本発明の実施形態の時刻情報送出装置の全体構成を表わしたブロック図を示す。
時刻情報送出装置100は、例えば外国に設置されて現地の時刻情報を日本の標準電波に準じた形式で一定のエリアに送信する装置である。この時刻情報送出装置100は、アンテナAN2を介して現地の標準電波を受信して時刻コードを再生する電波受信部101と、現地の時刻コードを判読して時刻情報を取得する時刻情報判定部102と、所定時間ごとに電波受信部101と時刻情報判定部102とを作動させる受信タイミング制御部103と、計時クロックを作成するための発振器105および分周回路106と、時刻情報判定部102から時刻情報が書き込まれるとともに計時クロックをカウントしていくことで現地時刻の計時を行う計時部104と、計時部104の計時データを入力して日本の標準電波の時刻コードに準ずるとともに一部を変更したフォーマットの時刻コードを生成するタイムコード生成部107と、時刻コードの生成に必要な後述する時差コードおよびリピート判別コードをそれぞれ記憶する時差コード記憶部108とリピータ判別コード記憶部109と、生成された時刻コードから送信信号を生成する変調部110を含み、アンテナAN3を介して送信信号を出力する電波送信部111等を備えている。
電波受信部101と時刻情報判定部102は、現地の時刻情報を取得するための構成である。この部分は、例えば、インターネットを介して時刻サーバから現地の時刻情報を得る構成に変更することもできる。或いは、現地の時刻情報を取得する構成を付加せずに、手動によって計時部104の時刻を合わせて、その後、計時部104の動作によって現地時刻を計時させるように構成しても良い。
変調部110および電波送信部111は、例えば、生成された時刻コードを日本の標準電波と同一の周波数(例えば40kHzや60kHz)の送信信号に変換して出力する構成である。その他、例えば、現地で送信されている標準電波との混信を防ぐために50kHzなど、標準電波に使われていない周波数の送信信号を出力する構成としても良い。この場合、電波時計1の受信回路部11もこの周波数の信号を受信可能な構成とすることで対応させることができる。
図3には、タイムコード生成部107により生成される時刻コードのフォーマットを表わした説明図を示す。
タイムコード生成部107は、図3に示すフォーマットで、現地の時刻情報等を時刻コードに符号化するものである。このフォーマットは、図3のA〜Dのコード部分を除いて、日本の標準電波のフォーマットと同一であり、コード位置A〜Dを除いたコード部分によって、年月日・曜日・時分の情報が表わされる。
この時刻コードのフォーマットには、日本の標準電波のフォーマットにはない別フォーマットのコードとして、コード位置A〜Dに、現地の時差情報が表される時差コードW0〜W5と、電波を送信している装置の種別を表わすリピータ判別コード(送出種別コード)R0,R1とが付加されている。これらのコード位置A〜Dは、日本の標準電波のフォーマットにおいて、データ値が“0”に固定されていて、情報を表わす符合として使用されていないコード部分である。従って、これらコード位置A〜Dに、時差コードW0〜W5やリピータ判別コードR0,R1を付加しても、時刻情報など元々付加されている情報には影響を与えない。
なお、日本の時刻コードにおいては、パルス幅が0.2秒長のM信号とP信号によって、時刻コードのフレーム位置が表わされ、パルス幅が0.5秒長の信号によってデータ値「1」が表わされ、パルス幅が0.8秒長の信号によってデータ値「0」が表わされる。また、M信号の立ち上がりが00秒点、各パルスの立ち上がりがコンマゼロ秒点になるように設定されている。
図4には、電波時計1のROM18に記憶されている時差コードの対応テーブル18cを示したデータチャートを、図5には、リピータ判別コードR0,R1を説明する図表を、それぞれ示す。
時差コードW0〜W5は、図4のデータチャートに示すように、世界各地を時差別に区分けしてなる複数のタイムゾーンの何れか1つを表わすコードである。世界各地を時差別に区分けすると39のタイムゾーンがあるため、6ビットのデータによってこれらの全てを識別することができる。時差コードW0〜W5のうち先頭の1ビットは時差時間の正負の符号を表わすように設定されている。
この時差コードW0〜W5を受信して判読する電波時計1においては、図4に示すデータチャートが記憶されている。このデータチャートは、時差コードW0〜W5と、それに対応する時差時間(UTCとの時差時間)の情報と、時差コードに対応するタイムゾーン名称とが登録されたものである。タイムゾーン名称は、ワールドタイム表示モードの際に表示部12に記号表示させるためのもので、国名、地区名或いは代表する都市名などが登録される。図4では、分かりやすくするためフル名称で示しているが、実際にはアルファベット3文字などに略されたタイムゾーン名称(例えばニューヨークが「NYC」など)が登録されている。表示部12に記号表示するタイムゾーン名称については、同じ時差をもつ多数の国や都市がある場合に、ユーザの好みに合わせて表示する国や都市を選択できるように構成しても良い。
リピータ判別コードR0,R1は、図5に示すように、電波を送信している装置の種別が、例えば、NTP(ネットワークタイムプロトコル)利用のリピータであるか、ブースター方式のリピータであるか、ビル内共聴システム方式の装置であるか、或いは、リピータではないか、をそれぞれ表わす2ビットの符号である。リピータでないことを示すコード値「00」は、標準電波送信局から送信されている標準の時刻コードの値と同一値になるように定義されている。
次に、上記構成の時刻情報送出装置100と電波時計1の動作について説明する。
時刻情報送出装置100は、例えば、工場出荷前の初期設定時などに、リピータ判別コード記憶部109に装置種別を表わすコードが書き込まれる。この実施形態の時刻情報送出装置100はブースター方式のリピータであるので、リピータ判別コード記憶部109に該当するコード“10”が書き込まれる。
さらに、例えばオペレータによる初期設定により、時差コード記憶部108に装置設置箇所のタイムゾーンを表わす時差コード(図4参照)が書き込まれる。例えば、ニューヨークに設置するのであれば、ニューヨークに対応する時差コード“100111”が時差コード記憶部108に書き込まれる。
時刻情報送出装置100は、上記のような初期設定が完了した後、所定箇所に設置されて作動される。時刻情報送出装置100は、例えば空港など、時差のある地域間を移動してきた人が到来する箇所などに設置すると特に有効である。
時刻情報送出装置100が作動すると、電波受信部101と時刻情報判定部102によって、現地の標準電波が間欠的に受信され、その時刻情報により計時部104の計時データが修正される。さらに、計時部104で分周回路106の信号がカウントされていくことにより、計時部104において常に正確な現地時刻が計時されていく。
タイムコード生成部107は、毎分、計時部104の計時データを読み込んで、この掲示データに基づき1フレーム分の時刻コードを生成して変調部110に出力していく。時刻コードの年月日曜日時分を表わす部位の符号値は、図3に示すように、日本の標準電波のフォーマットに従って生成される。また、コード位置A〜Cには、時差コード記憶部108に記憶された時差コードが付加され、コード位置Dには、リピータ判別コード記憶部109に記憶されたリピータ判別コードが付加される。これにより、時差情報と装置種別の情報とが付加された時刻コードが生成される。
そして、このように生成された時刻コードが変調部110と電波送信部111に送られて電波に乗せられて送信される。アンテナAN3からは毎分1フレームの時刻コードを乗せた電波が連続的に送信される。
図6には、電波時計1のCPU13により実行される時刻修正処理のフローチャートを、図7には、タイムゾーンを移動した場合の電波時計1の表示の変更例を表わした説明図を示す。図7(a)は移動前の表示の一例、図7(b)は移動後の表示の一例である。
ここでは、ユーザが、電波時計1のホームタイム設定を日本とし、電波時計1を携帯して日本からニューヨークへ移動した場合を説明する。タイムゾーンを移動する前、例えば日本出発時には、図7(a)に示すように、電波時計1の表示部12には、計時回路部15の計時データに基づく日本の時刻表示23、日付表示22、曜日表示21などが行われている。
ユーザがニューヨークに到着したのち、例えば所定時刻になって、或いは、強制電波受信の操作がなされたことにより、電波時計1の時刻修正処理が開始されると、先ず、電波時計1のCPU13は、受信回路部11を作動させてホームタイム設定に対応する受信チャネルで電波受信を行わせる(ステップS1)。そして、受信が成功したか判別して(ステップS2)、不成功であればステップS3で次に再受信を行う時刻を設定してこの時刻修正処理を終了する。一方、受信成功であれば、次の処理に移行する。
受信成功した場合には、図7(b)に示すように、表示部12に受信成功を示す「RCVD」の記号表示28が出力される。
受信成功により次の処理に移行したら、先ず、受信した時刻コードから時刻情報を判読する(ステップS4:第1コード判読手段)。すなわち、図3に示す時刻コードのうち、分・時・通算日・年・曜日のコード部分を判読して、年月日データ、時分データ、曜日データを求める。
次に、受信した時刻コードのコード位置A〜Dから時差コードとリピータ判別コードとを取得し(ステップS5)、リピータ判別コードに基づいてリピータからの電波を受信したのか否かを判別する(ステップS6)。ここで、日本の電波送信局から送信されている標準電波を受信した場合には、リピータ判別コードは“00”となってリピータでないと判別されるため、NO側に移行して通常の時刻修正(ステップS7)と修正した時刻の表示(ステップS8:時刻表示手段)とを行う。すなわち、ステップS4で判読した時刻情報で計時回路部15の計時データを上書きし、表示部12に計時回路部15の時刻を表示させる。そして、この時刻修正処理を終了する。
一方、ニューヨークの空港で時刻情報送出装置100から電波を受信している場合には、リピータ判別コードは“10”等となってリピータであると判別されるためステップS9に移行する。
ステップS9に移行したら、先ず、ステップS5で取得した時差コードから、図4の対応テーブル18cを参照して、対応する時差時間(UTCに対する時差時間)の情報を求め(ステップS9)、この時差コードに対応する時差時間と、ホームタイム設定部17bに設定されているホームタイムゾーンの時差時間(UTCに対する時差時間)とを比較する(ステップS10)。上記ステップS5,S6,S9,S10の処理により第2コード判読手段が構成される。
その結果、時差コードの時差時間とホームタイムの時差時間とが一致していれば、現在、ホームタイムのタイムゾーンに居て、ステップS4で判読した時刻情報はホームタイムの時刻であることが示されるので、ステップS7に移行して、通常の時刻修正と修正した時刻の表示を行って、この時刻修正処理を終了する。
一方、ニューヨークに移動した後においては、ホームタイムの時差時間は日本の時差時間であり、時差コードの時差時間はニューヨークの時差時間であるため、ステップS10の比較結果が不一致とされる。また、それにより、現在、ホームタイム以外のタイムゾーンに居て、ステップS4で判読した時刻情報はホームタイム以外の時刻であることが示される。
そのため、ステップS10の比較結果が不一致とされたら、ステップS11に移行して、先ず、CPU13はワールドタイム表示モードへの切り換えを行う。すなわち、RAM17のワールドタイム設定部17aに、ワールドタイム表示モード中であることを示すフラグ情報や、ワールドタイム表示の対象となるタイムゾーンを表わす情報として時差コードに対応したタイムゾーンを示す情報が設定される。また、対応テーブル18cから時差コードに対応するタイムゾーンの国や都市を表わす記号情報や、UTCからの時差ではなくホームタイムから対象のタイムゾーンの時差時間が算出されてこれがホームタイムからの時差情報として設定される。
次に、ステップS12に移行して、計時回路部15の時刻データに対して時差コードに応じた時刻修正を行う(時刻表示手段)。すなわち、ステップS4で判読した時刻情報から、ホームタイムからの時差時間を差し引いて、ホームタイムの時刻を算出する。そして、この算出された時刻データで計時回路部15の計時データを上書きする。この時刻修正により、ホームタイムのタイムゾーンと異なるタイムゾーンに居ながら、計時回路部15の計時データがホームタイムの時刻に正確に修正される。
次いで、ステップS13に移行して、表示部12の表示内容をワールドタイム表示モードの表示に切り換える。すなわち、図7(a)から図7(b)への遷移に示すように、曜日表示21を、ワールドタイム表示モード中であることを示す「WT(ワールドタイム標識)」の記号表示25に切り換え(標識表示手段)、日付表示22をワールドタイム表示の対象国(或いは都市)を表わす「NYC(地域情報)」などの記号表示26に切り換える(地域情報表示手段)。さらに、ホームタイム(日本)の時刻表示23を、計時回路部15の計時データから対象のタイムゾーンまでの時差時間を差し引いたワールドタイム(ニューヨーク)の時刻表示27に切り換える。
そして、この時刻修正処理を終了する。時刻修正処理の終了後は、CPU13により実行される時刻表示処理によって、ワールドタイム設定部17aの設定情報に基づいてワールドタイム表示モードの出力が続けられる。
以上のように、この実施形態の電波時計1によれば、時刻コードを標準電波のフォーマットに従って判読して時刻情報を取得するとともに、標準電波のフォーマットとは異なるフォーマットで時刻コードに付加された時差コードやリピータ判別コードを判読することができるので、電波時計1は、所定の電波送信局から送信された標準電波と、他の装置から送信された標準電波に準じた電波とを識別し、それぞれの場合に応じた制御処理を行うことができる。
例えば、リピータ判別コードによって、時差情報など他の情報が付加されているか否かを判別することができるし、時差コードによって、どのタイムゾーンに居るか判別したり、ホームタイムからの時差時間を算出したりすることができる。それにより、ホームタイムの地域と異なるタイムゾーンに居ることが判別された場合に、ホームタイムの時刻情報を修正するのではなく、ワールドタイム表示モードに切り換えて別のタイムゾーンの時刻として修正された時刻表示を行わせることができる。
また、その際、ワールドタイム表示モードであることを示す記号表示25が表示部12に出力されるので、ユーザはワールドタイム表示が開始されて現地時刻が正しく表示されていることを、それにより認識することができる。同様に、ワールドタイム表示モードに切り換えられた際に、表示時刻の国や都市の記号表示26が行われるので、ユーザはより確実に現地時刻が正しく表示されていることを認識することができる。
また、アメリカのように、一国で複数のタイムゾーンを有し、全てのタイムゾーンの区域にUTCの時刻コードを配信しているような地域に対応する電波時計では、電波時計に何れのタイムゾーンに居るのか設定可能な機能を付加し、時刻コードを受信した場合にUTCから該当するタイムゾーンの時差を差し引いて現地の時刻を算出させ、この算出された時刻で表示時刻を修正するように構成される。このような電波時計においては、上記実施形態の電波時計1と同様に、時刻情報送出装置100から時刻コードとともに時差コードを受信して時差情報を判読する機能を付加することで、例えば、電波時計を持ってアメリカ西部からアメリカ東部に移動した際に、UTC情報とともに時差情報を自動的に受信して、ユーザがタイムゾーンの設定変更の操作を行う必要なく、移動先のタイムゾーンの時刻表示に自動修正させることも可能となる。
また、上記実施形態によれば、時刻コードに新たに付加されるコード(例えば時差コードやリピータ判別コード)は、標準電波のフォーマットにおいて固定値の符号が配置されるコード位置に付加されるので、標準電波の時刻コードに元々付加されている情報が削減されることもなく、標準電波の時刻コードのみを受信可能な従来の電波時計でも時刻コードを受信して時刻情報を取得させることができる。
また、時差コードを6ビットデータにより定義しているので、世界中の全てのタイムゾーンを時差コードにより識別させることができる。また、リピータ判別コードを2ビットデータにより定義しているので、4種類の装置種別を識別することができ、それにより装置種別に応じた制御処理もバリエーション多く行うことができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、時刻コードに新たに付加されるコードは、時差コードやリピータ判別コードに限られるものではなく、例えば、所定の電波送信局から送信される標準電波の時刻コードでないことを表わすコードのみを付加するようにしても良い。その場合でも、例えば、電波時計1によってこのコードを判読することで、標準電波の時刻コードでない場合に、別装置から送られている時刻コードであることを表示出力する制御を行って、それをユーザに通知することができる。また、別装置から送られている時刻コードである場合には、ホームタイムの時刻を変更しないような制御処理を採用することで、他国で受信したときに誤ってホームタイムの時刻がそのまま修正されないようにすることができる。
また、上記実施の形態で示した時差コードの替わりに、国や地域の情報を示す地域コードを付加するようにしても良い。そして、地域コードから、その地域の時差を算出するようにすれば、地域コードが付加されていても上記実施形態と同様の制御が可能である。
また、上記実施形態では、電波時計1により受信される時刻コードや、時刻情報送出装置100により送信される時刻コードとして、日本の標準電波の時刻コードに準ずるものを例示したが、例えば、アメリカの居住者が使用する場合にはアメリカの時刻コードに準ずるものを適用するなど、種々に変更可能である。
また、上記実施形態では、時刻情報送出装置100から送信される時刻コードには、現地の時刻情報が表わされるものと説明したが、時刻コードに例えばUTC時刻の情報を表わしておき、時差コードから得られる時差時間を差し引くことで、現地時間が算出されるように規格してもよい。
また、上記実施形態では、時刻情報受信端末として電波時計を例示したが、電波時計に限られず時刻情報を利用して種々の機能を実現する様々な電子機器に同様に適用することが可能である。その他、実施形態で示した細部構成および細部方法等は発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 電波時計
11 受信回路部
12 表示部
13 CPU
15 計時回路部
16 入力部
17a ワールドタイム設定部
17b ホームタイム設定部
18a 時刻表示プログラム
18b 時刻修正プログラム
18c 時差コード対応テーブル
25 記号表示
26 記号表示
100 時刻情報送出装置
104 計時部
107 タイムコード生成部
108 時差コード記憶部
109 リピータ判別コード記憶部
110 変調部
111 電波送信部
A〜C 時差コードが付加されるコード位置
D リピータ判別コードが付加されるコード位置
W0〜W5 時差コード
R0,R1 リピータ判別コード

Claims (11)

  1. 時刻コードが含まれる電波を受信して前記時刻コードを取得する時刻情報受信部と、
    この時刻情報受信部により取得された時刻コードを標準電波フォーマットに従って判読して時刻情報を得る第1コード判読手段と、
    前記時刻情報受信部により取得された時刻コードの所定の符号位置に付加された情報コードを判読する第2コード判読手段と、
    を備えたことを特徴とする時刻情報受信端末。
  2. 前記第2コード判読手段は、
    標準電波フォーマットの時刻コード中で固定値となる符号位置に付加された前記情報コードを判読する構成であることを特徴とする請求項1記載の時刻情報受信端末。
  3. 前記第2コード判読手段は、
    前記情報コードとして電波送信地域の時差情報が表わされる時差コードを判読する構成であることを特徴とする請求項1記載の時刻情報受信端末。
  4. 前記第2コード判読手段は、
    前記情報コードとして電波送出元の種別が表わされる送出種別コードを判読する構成であることを特徴とする請求項1記載の時刻情報受信端末。
  5. 前記第2コード判読手段により判読される前記情報コードには、
    電波送信地域の時差情報が表わされる6ビットの時差コードと、電波送出元の種別が表わされる2ビットの送出種別コードとが含まれることを特徴とする請求項1記載の時刻情報受信端末。
  6. 前記第1コード判読手段によって判読された時刻情報に基づき時刻を表示する時刻表示手段と、
    この時刻表示手段の時刻が所定国の時間であるか所定国外の時間であるかを示すワールドタイム標識を表示する標識表示手段と、
    前記第2コード判読手段によって判読された前記情報コードに基づき、前記時刻情報が前記所定国の時刻か否かを判別し、この判別結果に応じて前記標識表示手段の表示内容を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の時刻情報受信端末。
  7. 前記第1コード判読手段によって判読された時刻情報に基づき時刻を表示する時刻表示手段と、
    この時刻表示手段の時刻が何れの地域の時刻であるかを表わす地域情報を表示する地域情報表示手段と、
    前記第2コード判読手段によって判読された前記情報コードに基づき、前記時刻情報が何れの地域の時刻であるかを判別し、この判別結果に応じて前記地域情報表示手段の表示内容を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の時刻情報受信端末。
  8. 時刻コードを電波に乗せて送出する時刻情報送出装置と、前記電波を受信して前記時刻コードを取得する時刻情報受信端末と、を備えた時刻情報送受信システムにおいて、
    前記時刻情報送出装置は、
    標準電波フォーマットに従って時刻情報を符号化した時刻コードに対して、前記標準電波フォーマットの所定の符号位置に、情報コードを付加して更新された時刻コードを生成する時刻コード生成手段と、
    この時刻コード生成手段により生成された時刻コードを電波に乗せて送出する電波送信手段と、
    を備え、
    前記時刻情報受信端末は、
    前記電波を受信して前記時刻コードを取得する電波受信手段と、
    この電波受信手段により取得された時刻コードを判読して時刻情報を取得する第1判読手段と、
    前記電波受信手段により取得された時刻コードのうち前記情報コードを判読する第2判読手段と、
    を備えていることを特徴とする時刻情報送受信システム。
  9. 前記時刻コード生成手段が付加する前記情報コードには、
    電波送信地域の時差情報が表わされる時差コードと、電波送出元の種別が表わされる送出種別コードとが含まれることを特徴とする請求項8記載の時刻情報送受信システム。
  10. 標準電波フォーマットに従って時刻情報を符号化した時刻コードに対して、前記標準電波フォーマットの所定の符号位置に、情報コードを付加して更新された時刻コードを生成する時刻コード生成手段と、
    この時刻コード生成手段により生成された時刻コードを電波に乗せて送出する電波送信手段と、
    を備えていることを特徴とする時刻情報送出装置。
  11. 前記時刻コード生成手段が付加する前記情報コードには、
    電波送信地域の時差情報が表わされる時差コードと、電波送出元の種別が表わされる送出種別コードとが含まれることを特徴とする請求項10記載の時刻情報送出装置。
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