JP4459686B2 - 衛星信号再送信システム - Google Patents

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本発明は、受信した衛星放送信号を再送信するための再送信アンテナを使用した衛星信号再送信システムに関する。
衛星デジタル音声放送の放送エリア内において、衛星やギャップフィラーから放射された放送信号が届かない居室内等の不感エリアに対しても放送サービスを提供できるようにするため、特許文献1に記載の再送信アンテナ、及び衛星信号再送信システムが案出されている。これは、衛星から直接またはギャップフィラー経由の2系統の放送信号の内、何れかの系統の放送信号を受信して、その受信した放送信号をさらに再送信アンテナによって不感エリアに向けて再放射するものである。これら2系統の放送信号には、同一の2.6GHz帯の周波数が使用されている。したがって、この1種類の周波数に合わせて受信機器を構成すれば良く、機器構成を簡素化できる。
特開2004−007531号公報
しかし、2系統の放送信号の夫々の放射レベルは元来異なるように規格化されているため、何れを受信するかによって、受信する際の入力レベル範囲は大きく変化することになり、その変動に応じて再送信アンテナから放射される信号再送信電力が変化してしまう場合があった。その場合、条件によっては予め定めた出力値範囲から再送信信号の出力レベルが外れてしまう恐れがあった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、受信する放送信号の入力レベルが変動する場合であっても、ほぼ一定の出力レベルの信号を安定して放射できる再送信アンテナを使用した衛星信号再送信システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明に係る衛星信号再送信システムは、BS及びCS信号を受信する右偏波信号受信部及び左偏波信号受信部を有し、受信した右偏波信号を略10.678GHzのローカル周波数でIF変換すると共に、受信した左偏波信号を略9.576GHzのローカル周波数でIF変換するアンテナ部と、IF変換した前記受信信号を混合して出力する第1混合手段と、2GHz帯の移動体向衛星放送信号を受信して、IF変換せずに出力する移動体向衛星放送受信アンテナ部と、前記移動体向衛星放送受信アンテナ部からの出力信号と前記第1混合手段からの信号とを混合する第2混合手段と、該第2混合手段で混合した信号を1本の信号ケーブルで伝送して屋内に引き込み、引き込んだ信号ケーブルに接続して、2GHz帯の移動体向け衛星受信信号を増幅して所定の一出力レベルの伝送信号を出力するAGCアンプと、前記AGCアンプから出力された信号を所定量減衰させる信号伝送路と、前記信号伝送路で減衰された信号を所定の放射レベルで再放射する再送信アンテナ部と、を備えて成る。
請求項2の発明に係る衛星信号再送信システムは、前記AGCアンプと、前記信号伝送路と、前記再送信アンテナ部と、を一体形成して成る。
ここで、移動体向衛星放送信号は、いわゆるモバイル放送システムにおけるモバイル放送信号を示すものとする。モバイル放送システムは、12GHz帯のモバイル放送信号を上空のモバイル放送衛星に向けて送信する放送提供者の放送センターと、受信したモバイル放送信号を2.6GHz帯(2.630GHz〜2.655GHz)及び12GHz帯のモバイル放送信号として地表に向けて放射するモバイル放送衛星と、モバイル放送衛星から放射された12GHz帯のモバイル放送信号を受信して2.6GHz帯(モバイル放送衛星と同一周波数)に変換しモバイル放送衛星のモバイル放送信号が直接届かないエリア、すなわち不感エリアに対して再放射するギャップフィラーと、モバイル放送衛星から放射され、またはギャップフィラーから再放射された2.6GHz帯のモバイル放送信号を受信する放送利用者の携帯受信端末(以下、「PDA」とする)とを備えて成るものである。また、AGCアンプとは、自動利得制御(Automatic Gain Control)アンプ、すなわち受信レベルに応じて利得を調整し増幅する機能を持つ高周波増幅器のことをいう。
請求項1の発明によれば、受信する放送信号の入力レベルが変動する場合であっても、ほぼ一定の出力レベルの信号を再送信アンテナ部から安定して放射できる。
請求項2の発明によれば、AGCアンプと、信号伝送路と、再送信アンテナ部と、を一体形成したので、設置スペースを小さくできる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1はAGCアンプ付再送信アンテナの一参考例を示すレイアウト図である。図中、2はモバイル放送信号である衛星デジタル音声放送信号を受信する移動体向衛星放送受信アンテナ部としてのモバイル放送受信アンテナ部(以下、単に受信アンテナ部)、8は受信アンテナ部2で受信したモバイル放送信号を再放射させる再送信アンテナ部、17は住戸内や地下街内等の不感エリア、20は所定のレベル範囲内に入力されたモバイル放送信号を増幅して所定の一出力レベルのモバイル放送信号を出力させるAGCアンプ、21はAGCアンプ20から出力された信号を所定量減衰させる信号伝送路としての信号ケーブル、そして30はPDAを示している。
受信アンテナ部2は、2.6GHz帯の周波数で受信可能な寸法形状に形成されたいわゆる平面アンテナ素子部と、平面アンテナ素子部の放射面側を覆うレドーム部とによって構成されている。また、受信アンテナ部2は、DC5V電源によって駆動され、2.5dBiの絶対利得を特性として備えるように構成されている。受信アンテナ部2は、そのレドーム部を屋外に向けて住戸内の窓際に設置されている。
再送信アンテナ部8は、信号ケーブル21によって伝送されたモバイル放送信号を2.6GHz帯の周波数で再放射可能な寸法形状に形成された平面アンテナ素子と、平面アンテナ素子の放射面側を覆うレドームとによって構成されている。また、再送信アンテナ部8は、2.5dBiの絶対利得を特性として備えるように構成されている。再送信アンテナ部8は、そのレドーム部を下方に向けて住戸内の一部屋の天井付近に設置されている。
AGCアンプ20は、DC5V電源によって駆動され、入力するモバイル放送信号が、所定の入力レベル範囲として−87dBm〜−15dBm以内の場合、出力レベルが−40dBmの一定出力レベルの信号を出力するように増幅可能に形成されている。また信号ケーブル21には、AGCアンプ20から出力された一定出力レベルの信号を2dB減衰させる同軸ケーブル、例えばケーブル長が3mの2.5Cケーブルが使用されている。またPDA30は、−96dBmの受信レベルを確保する内蔵アンテナ部を備えて構成されている。尚、4Cの低損失の同軸ケーブルを信号ケーブル21として使用することも可能であり、その場合には,2dBの減衰量を確保するため、ケーブル長を約4mにする。
モバイル放送衛星及びギャップフィラーから2.6GHz帯で放射され受信アンテナ部2で受信されたモバイル放送信号は、その出力端に接続された信号ケーブル9を介してAGCアンプ20に引込まれる。AGCアンプ20に引き込まれたモバイル放送信号は、AGCアンプ20により、2.6GHz帯の信号に改めて波形成形されるとともに所定の出力レベルに増幅される。そのモバイル放送信号は、AGCアンプ20から信号ケーブル21を介して再送信アンテナ部8に送られ、モバイル放送衛星及びギャップフィラーから放射されたモバイル放送信号の周波数と同一周波数帯の2.630GHz〜2.665GHzの再送信信号として、再送信アンテナ部8から不感エリア17内に再放射される。再送信アンテナ部8から再放射された再送信信号は、不感エリア17内のPDA30により受信され、利用者はモバイル放送の提供を受ける。
図2は、屋内設置の受信アンテナ部2からAGCアンプ20までの伝送路上の測定位置A点〜D点におけるモバイル放送信号の信号レベルを示すレベルダイヤ図である。A点は受信アンテナ部2の受信端、B点は受信アンテナ部2の出力端、C点は信号ケーブル9の出力端、D点はAGCアンプ20の出力端である。また図中の○印はギャップフィラーから再放射されたモバイル放送信号を受信した場合の測定値を示し、一方△印はモバイル放送衛星から直接放射されたモバイル放送信号を受信した場合の測定値を夫々示す。
この図から、C点においてAGCアンプ20に入力されるモバイル放送信号の入力レベルは−76dBm〜−15dBmであり、所定の入力レベル範囲−87dBm〜−15dBm内に含まれているため、AGCアンプ20の出力レベルは−40dBmの一定出力となっていることがわかる。
このAGCアンプ付再送信アンテナによれば、モバイル放送衛星のサービスエリアにおいて、ギャップフィラーがカバーできない住戸内や地下街等の不感エリア17に対しても、モバイル放送信号を放射させサービスを提供可能にできる。提供の際、再送信アンテナ部8の前段に、所定の伝送損失を備えた信号ケーブル21を介してAGCアンプ20を設けたので、モバイル放送衛星から出力される放射信号の出力レベル(A点における−96dBm)とギャップフィラーの同出力レベル(A点における−35dBm)とのように、放射出力レベルが大きく異なるモバイル放送信号を受信する場合であっても、適正な範囲内に出力レベルを調整することができ、後段の再送信アンテナ部8から再放射される放送信号の出力レベルを常に規定値以下に抑えることができる。
また、信号ケーブル21とAGCアンプ20との組み合わせにより、一定の出力レベルの信号を再送信アンテナ部8からさらに安定して放射させることができる。
また図3に示すように、AGCアンプ付再送信アンテナは、受信アンテナ部2を屋内に限らず、屋外に設置しても良い。この図の再送信アンテナは、受信アンテナ部2と、それに接続されたケーブル長4mの2.5Cケーブルからなる信号ケーブル31aと、隙間用接続ケーブル31bと、ケーブル長10mの2.5Cケーブルからなる信号ケーブル31cと、AGCアンプ20と、伝送線路としてのケーブル長3mの信号ケーブル21と、再送信アンテナ部8とから構成されている。この場合には、受信アンテナ部2を電界強度が比較的強い屋外に設置したので、受信感度を向上させることが可能となる。
また図4は、屋外設置の受信アンテナ部2からAGCアンプ20までの伝送路上の測定位置A点〜F点におけるモバイル放送信号の信号レベルを示すレベルダイヤ図である。A点は受信アンテナ部2の受信端、B点は受信アンテナ部2の出力端、C点は信号ケーブル31aの出力端、D点は隙間用接続ケーブル31bの出力端、E点は信号ケーブル31cの出力端、F点はAGCアンプ20の出力端である。その他の記号等は図2と同様である。
この図から、E点においてAGCアンプ20に入力されるモバイル放送信号の入力レベルは−82dBm〜−21dBmであり、屋内設置の場合と同様に、AGCアンプ20の出力レベルは−40dBmの一定出力となっていることがわかる。
次に、図5は、AGCアンプ付再送信アンテナの別の参考例を示すレイアウト図である。このAGCアンプ付再送信アンテナは、再送信アンテナ部8がクレードル25と一体になって内蔵されて成るものである。ここで、クレードルとは、PDA30を載置してデスクトップパソコン等にデータ転送可能に接続する接続台座をいう。また、PDA30を充電する機能も兼ね備えている。尚、この場合の再送信アンテナ部8に接続されるAGCアンプ20は、その出力レベルが−65dBmの一定出力レベルの信号を出力するように増幅可能に形成されている。その他の構成は図2と同様である。このAGCアンプ付再送信アンテナによれば、図1〜図4のものと同様の作用効果を得ることができる。
次に、図6は本発明に係る衛星信号再送信システムの一実施形態を示す構成説明図であり、図7は衛星信号受信アンテナのブロック図である。1は第1衛星からのBS信号及び第2衛星からのCS信号を受信する衛星信号受信アンテナ、2は移動体向衛星放送信号である衛星デジタル音声放送信号を受信する移動体向衛星放送受信アンテナ(以下、単に受信アンテナ部)、3はブースタ、6は第2混合手段としての混合器、7は分岐器、そして8は受信した信号を再放射する再送信アンテナ部、17は住戸内や地下街等の不感エリアを示している。
衛星信号受信アンテナ1は、図7のブロック図に示すように、1対の受信プローブ10とコンバータ部11と第1混合手段としての混合部12とから構成され、一対のプローブ10は左偏波受信用の第1プローブ10a、右偏波受信用の第2プローブ10bから成る。また、コンバータ部11は、第1局発部11a、第2局発部11bを有し、第1プローブ10aで受信した信号と、第2プローブ10bで受信した信号は夫々独立したローカル周波数でIF変換される。また、13は増幅回路である。
混合部12は、第1プローブ10a側にハイパスフィルタ12aを設け、第2プローブ10b側にローパスフィルタ12bを設けて混合している。
第1プローブ10aで受信された左偏波信号は第1局発部11aのローカル周波数9.57638GHzでIF変換され、第2プローブ10bで受信された右偏波信号は第2局発部11bのローカル周波数10.678GHzでIF変換される。こうして、図8(a)に示す周波数スペクトラムで受信されたBS,CS信号は図8(b)に示す周波数帯にIF変換され、1本の同軸ケーブルである信号ケーブル9aに出力されて伝送される。
そして、受信アンテナ部2で受信された衛星デジタル音声放送信号は周波数変換されることなくブースタ4で増幅されて出力され、混合器6で上記BS,CS信号と混合されて、図8(c)に示す周波数スペクトラムで屋内に1本の信号ケーブル9bで引込まれる。
図8(c)の周波数スペクトラムに示すように、衛星デジタル音声放送信号は2.630〜2.655GHzの比較的挟帯域であるため、この周波数はBS左偏波信号のハイエンド周波数2.611GHzとCS左偏波信号のローエンド周波数2.673GHzの間のガードバンド内に配置でき、受信周波数にBS左偏波信号を有していても、1本の信号ケーブルでBS及びCS信号に影響を及ぼすことなく衛星デジタル音声放送信号を混合して良好に伝送することができる。
再送信アンテナ部8は、AGCアンプとしての信号増幅器8cを介して屋内で信号ケーブル9bに分岐器7を介して接続されている。また再送信アンテナ部8は信号ケーブル9によって信号増幅器8cに接続されている。信号増幅器8cは2.630GHz〜2.665GHzの周波数帯の信号を通過させるよう構成され、その周波数帯の信号を増幅する。こうして、再送信アンテナ部8は、衛星から送信される衛星デジタル音声放送周波数と同一周波数の2.630GHz〜2.665GHzで再放射される。
このように、上記衛星信号受信アンテナ1は、受信した左偏波信号を周波数軸上で右偏波信号より上方にIF変換するので、衛星信号の左右偏波に重なる周波数帯があっても分離され、1本の信号ケーブルで全ての受信信号を伝送することが可能となる。従って、第1衛星及び第2衛星からの信号がBS及びCS信号の場合、受信周波数にBS左偏波信号を有していても、共通する周波数帯がなくなり、1本の信号ケーブルで全ての受信信号を伝送することができる。
そして、その際に左偏波信号は9.57638GHzでIF変換し、右偏波信号は10.678GHzでIF変換するので、受信信号にBS左偏波信号を有していても、2.63〜2.655GHzの衛星デジタル音声放送信号を混合して伝送させることができる。
従って、新たに信号ケーブルを引き込むことなく、衛星デジタル音声放送信号を屋内に引き込むことができるし、衛星デジタル音声放送信号を再放射するので、屋内でもモバイル機器にて屋外と同様に容易に衛星デジタル音声放送を受信できる。尚、引き込んだ信号ケーブルにモバイル機器を直接接続すれば再送信アンテナ部8を設けなくても衛星デジタル音声放送が受信できることは言うまでもない。また、受信した信号を周波数変換せずに伝送及び送信するので、コンバータ回路を必要とせず、衛星信号再送信システムを簡易に構成できるので、外部(特に移動体向衛星放送受信アンテナ設置部)に再放射電波が漏れることのない例えば地下街等のエリアに対して好適である。
また、衛星デジタル音声放送衛星のサービスエリアにおいて、サービス提供の際、再送信アンテナ部8の前段に、所定の伝送損失を備えた信号ケーブル21を介してAGCアンプ20を設けたので、モバイル放送衛星から出力される放射信号の出力レベルとギャップフィラーの同出力レベルとが所定の出力レベルの範囲内にあれば、適正な範囲内にAGCアンプ20の出力レベルを調整することができ、後段の再送信アンテナ部8から再放射される放送信号の出力レベルを常に規定値以下に抑えることができる。
ここで、図9に本発明に係る衛星信号再送信システムの再送信アンテナ部8から出力される再放射信号の送信距離の特性図を示す。この図から、受信レベルの規格値が−96dBm以上であれば、再送信アンテナ部8の放射方向に対して、少なくとも5mの送信距離を確保できることが分かる。また、実行値が−101dBm以上であれば、10mの送信距離を確保することができる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して実施することも可能である。
(1)本AGCアンプ付再送信アンテナは、AGCアンプ、信号伝送路及び再送信アンテナ部を別体に限らず、一体形成しても良い。その場合には、設置スペースを小さくでき、例えば天井に設置した場合であっても、設置による圧迫感を比較的取り除くことができ、利用者の使用感を向上できる。
(2)(1)の場合の信号伝送路は、AGCアンプから出力された信号を所定量減衰させるものであれば同軸ケーブルに限らず、減衰器等を設けて減衰量を調整しても良い。この信号伝送路によれば、使用周波数が高周波ゆえにケーブルの長さに依存して生ずる伝送損失を排除できる。
GCアンプ付再送信アンテナの一参考例を示すレイアウト図である。 図1に示すAGCアンプ付再送信アンテナのレベルダイヤ図である。 GCアンプ付再送信アンテナの一参考例を示すレイアウト図である。 図3に示すAGCアンプ付再送信アンテナのレベルダイヤ図である。 GCアンプ付再送信アンテナの別参考例を示すレイアウト図である。 本発明に係る衛星信号再送信システムの一実施形態を示す構成説明図である。 図6に示す衛星信号受信アンテナのブロック図である。 受信信号の変化を示し、(a)はBS,CS信号の受信周波数スペクトラム、(b)はBS,CS信号をIF変換した周波数スペクトラムである。(c)はIF変換したBS,CS信号に衛星デジタル音声放送信号を加えた周波数スペクトラムである。 本発明に係る衛星信号再送信システムの再送信アンテナ部から出力される再放射信号の送信距離を示す特性図である。
符号の説明
1・・衛星信号受信アンテナ、2・・移動体向衛星放送受信アンテナ(受信アンテナ部)、6・・第2混合手段としての混合器、8・・再送信アンテナ部、9a,9b・・信号ケーブル、10・・プローブ、10a・・第1プローブ、10b・・第2プローブ、11・・コンバータ部、11a・・第1局発部、11b・・第2局発部、12・・第1混合手段としての混合部、17・・不感エリア、20・・AGCアンプ、21・・信号伝送路としての信号ケーブル、30・・PDA。

Claims (2)

  1. BS及びCS信号を受信する右偏波信号受信部及び左偏波信号受信部を有し、受信した右偏波信号を略10.678GHzのローカル周波数でIF変換すると共に、受信した左偏波信号を略9.576GHzのローカル周波数でIF変換するアンテナ部と、
    IF変換した前記受信信号を混合して出力する第1混合手段と、
    2GHz帯の移動体向衛星放送信号を受信して、IF変換せずに出力する移動体向衛星放送受信アンテナ部と、
    前記移動体向衛星放送受信アンテナからの出力信号と前記第1混合手段からの信号とを混合する第2混合手段と、
    該第2混合手段で混合した信号を1本の信号ケーブルで伝送して屋内に引き込み、引き込んだ信号ケーブルに接続して、2GHz帯の移動体向け衛星受信信号を増幅して所定の一出力レベルの伝送信号を出力するAGCアンプと、
    前記AGCアンプから出力された信号を所定量減衰させる信号伝送路と、
    前記信号伝送路で減衰された信号を所定の放射レベルで再放射する再送信アンテナ部と、
    を備えて成る、
    ことを特徴とする衛星信号再送信システム。
  2. 前記AGCアンプと、前記信号伝送路と、前記再送信アンテナ部と、を一体形成して成る、
    ことを特徴とする請求項1に記載の衛星信号再送信システム
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