JP2006129317A - 非可逆回路素子 - Google Patents

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Takamitsu Shibayama
貴光 柴山
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Abstract

【課題】 薄型化が図れ、安価で、生産性の良好な非可逆回路素子を提供する。
【解決手段】 本発明の非可逆回路素子は、フェライト部材4と、誘電体を挟んで上下方向の異なる面に設けられて、上下方向に一部が交叉する第1,第2,第3の中心導体5,6,7と、この中心導体上に配置された磁石2と、この磁石2の上面を覆うように配置された第1のヨーク1と、第1のヨーク1とで磁気閉回路を構成する第2のヨーク3とを備え、第2のヨーク3の底板3aには、第1の凹み部3cが設けられ、この第1の凹み部3c内には、フェライト部材4の下部が収納されたため、フェライト部材4の下部が第1の凹み部3cに収納されることによって、薄型化が図れて、薄型の非可逆回路素子を提供できる。
【選択図】 図1

Description

本発明はアンテナ共用器等に適用されるアイソレータやサーキュレータからなる非可逆回路素子に関する。
図5は従来の非可逆回路素子の要部断面図であり、次に、従来の非可逆回路素子の構成を図5に基づいて説明すると、従来の非可逆回路素子は、箱形の第1のヨーク51と、この第1のヨーク51内に配置された四角板状の磁石52と、第1のヨーク51に結合された箱形の第2のヨーク53と、第2のヨーク53内に取り付けられ、合成樹脂の成型品からなる樹脂ケース54を有する。
また、従来の非可逆回路素子は、樹脂ケース54の貫通孔54a内に収納されたフェライト部材55と、このフェライト部材55上に、120度の間隔で、一部が互いに交叉した状態となった金属板からなる三つの中心導体56と、樹脂ケース54の上面に配置され、中心導体56のポート部56aが接続されたチップ型のコンデンサ57を有する。
そして、金属板からなる第2のヨーク53の底板53aは、平坦状をなし、樹脂ケース54の貫通孔54aによって位置決めされたフェライト部材55の下面は、平坦状の底板53a上に載置された状態になると共に、コンデンサ57は、樹脂ケース54の上面に設けられた凹部54bによって位置決めされて、従来の非可逆回路素子が構成されている。(例えば、特許文献1参照)
しかし、従来の非可逆回路素子は、フェライト部材55が第2のヨーク53の平坦な底板53a上に載置されるため、薄型化が図れないばかりか、フェライト部材55とコンデンサ57の位置決めに樹脂ケース54を必要とし、コスト高になる上に、生産性が悪くなる。
特開2001−251104号公報
従来の非可逆回路素子は、フェライト部材55が第2のヨーク53の平坦な底板53a上に載置されるため、薄型化が図れないばかりか、フェライト部材55とコンデンサ57の位置決めに樹脂ケース54を必要とし、コスト高になる上に、生産性が悪くなるという問題がある。
そこで、本発明は薄型化が図れ、安価で、生産性の良好な非可逆回路素子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための第1の解決手段として、平板状のフェライト部材と、このフェライト部材上に位置し、誘電体を挟んで上下方向の異なる面に設けられて、上下方向に一部が交叉する第1,第2,第3の中心導体と、この中心導体上に配置された磁石と、この磁石の上面を覆うように配置された第1のヨークと、前記フェライト部材の下面側に配置され、前記第1のヨークとで磁気閉回路を構成する第2のヨークとを備え、前記第2のヨークの底板には、第1の凹み部が設けられ、この第1の凹み部内には、前記フェライト部材の下部が収納された構成とした。
また、第2の解決手段として、前記第2のヨークの前記第1の凹み部の外周は、前記フェライト部材の下部の外形に合致した形状となした構成とした。
また、第3の解決手段として、絶縁体を挟んで、第1,第2の電極を有するコンデンサを備え、前記コンデンサの前記第1の電極側が前記底板に接地されると共に、前記第2の電極には、前記中心導体のポート部が接続され、前記フェライト部材の上面と前記コンデンサの上面が略同一高さにした構成とした。
また、第4の解決手段として、前記第1の凹み部の周辺に位置する前記底板には、前記コンデンサの下部の形状に合致した複数の第2の凹み部が設けられ、前記コンデンサの前記第1の電極側が前記第2の凹み部内に収納されて、前記第1の電極が前記底板に接地された構成とした。
本発明の非可逆回路素子は、平板状のフェライト部材と、このフェライト部材上に位置し、誘電体を挟んで上下方向の異なる面に設けられて、上下方向に一部が交叉する第1,第2,第3の中心導体と、この中心導体上に配置された磁石と、この磁石の上面を覆うように配置された第1のヨークと、フェライト部材の下面側に配置され、第1のヨークとで磁気閉回路を構成する第2のヨークとを備え、第2のヨークの底板には、第1の凹み部が設けられ、この第1の凹み部内には、フェライト部材の下部が収納されたため、フェライト部材の下部が第1の凹み部に収納されることによって、薄型化が図れて、薄型の非可逆回路素子を提供できる。
また、第2のヨークの第1の凹み部の外周は、フェライト部材の下部の外形に合致した形状となしたため、第1の凹み部によってフェライト部材の位置決めができ、従って、従来の樹脂ケースが不要となって、安価で、生産性の良好なものが得られる。
また、絶縁体を挟んで、第1,第2の電極を有するコンデンサを備え、コンデンサの第1の電極側が底板に接地されると共に、第2の電極には、中心導体のポート部が接続され、フェライト部材の上面とコンデンサの上面が略同一高さにしたため、コンデンサへのポート部の半田付の容易なものが得られる。
また、第1の凹み部の周辺に位置する底板には、コンデンサの下部の形状に合致した複数の第2の凹み部が設けられ、コンデンサの第1の電極側が第2の凹み部内に収納されて、第1の電極が底板に接地されたため、第2の凹み部によってコンデンサの位置決めができ、従って、従来の樹脂ケースが不要となって、安価で、生産性の良好なものが得られる。
本発明の非可逆回路素子の図面を説明すると、図1は本発明の非可逆回路素子に係る要部断面図、図2は本発明の非可逆回路素子に係り、第1のヨークと磁石を取り去った状態を示す平面図、図3は本発明の非可逆回路素子に係る第2のヨークの平面図、図4は本発明の非可逆回路素子に係る中心導体の展開図である。
次に、本発明の非可逆回路素子をアイソレータに適用した場合の構成を図1〜図4に基づいて説明すると、U字型、或いは箱形の磁性板(鉄板等)からなる第1のヨーク1は、正方形(四角形状)の上板1aと、この上板1aの辺から下方に折り曲げられた側板1bとを有する。
長方形状(四角形状)の磁石2は、第1のヨーク1内に位置した状態で、その上面が上板1aの内面に接触した状態で、接着剤等の適宜手段によって第1のヨーク1に取り付けられている。
U字型、或いは箱形の磁性板(鉄板等)からなる第2のヨーク3は、四角形状の底板3aと、この底板3aの辺から上方に折り曲げられた側板3bと、底板3aの中央部にプレス加工等によって形成された第1の凹み部3cと、この第1の凹み部3cの周辺に位置する底板3aに、プレス加工等によって形成された複数の第2の凹み部3dを有する。
そして、この第2のヨーク3は、底板3aが上板1aと対向して配置された状態で、その側板3bが第1のヨーク1の側板1bと結合されて、磁気閉回路が形成される。
YIG(Yttrium iron garnet)等からなる平板状のフェライト部材4は、第2のヨーク3内に配置され、フェライト部材4の下部が第1の凹み部3c内に収納されて位置決めされている。
そして、第1の凹み部3cの外周は、フェライト部材4の下部の外形に合致した状態となっているため、フェライト部材4の位置決めが正確にできる。
銅等の薄い導電板からなる第1、第2,第3の中心導体5、6,7は、図4に示すように、金属板が打ち抜きされて形成され、中央に位置した四角形状のアース部8から外方に延びて形成されると共に、第1、第2,第3の中心導体5、6,7の端部のそれぞれには、第1,第2、第3のポート部5a、6a、7aが設けられている。
そして、これ等の第1,第2,第3の中心導体5,6,7は、先ず、アース部8がフェライト部材4の下面に配置され、この状態で、第1,第2,第3の中心導体5,6,7がフェライト部材4の側面と上面に沿って折り曲げられて配置されている。
この時、第1,第2,第3の中心導体5,6,7は、誘電体(図示せず)を挟んで上下方向の異なる面に120度の間隔で設けられて、上下方向に一部が交叉して配置されると共に、図2に示すように、第1,第2のポート部5a、6aは、フェライト部材4の一方の長辺側に配置され、また、第3のポート部7aは、他方の長辺側に配置された状態となっている。
そして、フェライト部材4が第2のヨーク3の底板3aの第1の凹み部3c内に載置されると、アース部8が第1の凹み部3cの底面である底板3aに接触して、接地された状態となる。
チップ型の第1,第2,第3のコンデンサC1,C2,C3は、それぞれ絶縁体10に設けられた第1の電極11aと、絶縁体10を挟んで第1の電極11aに対向して設けられた第2の電極11bを有する。
そして、第1,第2,第3のコンデンサC1,C2,C3は、フェライト部材4の外周に配置した状態で、第2のヨーク3の第2の凹み部3d内に収納され、第1の電極11aが第2の凹み部3dの底面である底板3aに接触して、接地された状態となる。
この時、第2の凹み部3dの外周は、第1,第2,第3のコンデンサC1,C2,C3の下部の形状に合致した状態となっていて、第1,第2,第3のコンデンサC1,C2,C3の位置決めが確実にできる。
チップ型の抵抗器Rは、対向する端面側に設けられた一対の電極12a、12bを有し、この抵抗器Rは、第3のコンデンサC3の近傍に配置された状態で、第2の凹み部3d内に収納され、一方の電極12aが第2の凹み部3dの底面である底板3aに接触して、接地された状態となり、また、他方の電極12aが底板3aに絶縁された状態となっている。
そして、第1の中心導体5のポート部5aは、第1のコンデンサC1の第2の電極11bに接続され、また、第2の中心導体6のポート部6aは、第2のコンデンサC2の第2の電極11bに接続され、更に、第3の中心導体7のポート部7aは、第3のコンデンサC3の第2の電極11bと抵抗器Rの他方の電極12bに接続されている。
なお、この実施例では、第1,第2,第3のコンデンサC1,C2,C3の上面とフェライト部材4の上面との間に段差がある状態となっているが、両者の上面は、底板3aからの高さを略同一にして、同一面になるようにしても良い。
このような構成によって、アイソレータからなる本発明の非可逆回路素子が形成されており、本発明の非可逆回路素子は、ここでは図示しないが、外部機器の回路基板上に面実装されて組み込まれるようになっている。
なお、上記実施例は、アイソレータに適用されたもので説明したが、抵抗器Rを無くしたサーキュレータに適用しても良い。
本発明の非可逆回路素子に係る要部断面図。 本発明の非可逆回路素子に係り、第1のヨークと磁石を取り去った状態を示す平面図。 本発明の非可逆回路素子に係る第2のヨークの平面図。 本発明の非可逆回路素子に係る中心導体の展開図。 従来の非可逆回路素子の要部断面図。
符号の説明
1:第1のヨーク
1a:上板
1b:側板
2:磁石
3:第2のヨーク
3a:底板
3b:側板
3c:第1の凹み部
3d:第2の凹み部
4:フェライト部材
5:第1の中心導体
5a:第1のポート部
6:第2の中心導体
6a:第2のポート部
7:第3の中心導体
7a:第3のポート部
8:アース部
C1:第1のコンデンサ
C2:第2のコンデンサ
C3:第3のコンデンサ
10:絶縁体
11a:第1の電極
11b:第2の電極
R:抵抗器
12a:電極
12b:電極

Claims (4)

  1. 平板状のフェライト部材と、このフェライト部材上に位置し、誘電体を挟んで上下方向の異なる面に設けられて、上下方向に一部が交叉する第1,第2,第3の中心導体と、この中心導体上に配置された磁石と、この磁石の上面を覆うように配置された第1のヨークと、前記フェライト部材の下面側に配置され、前記第1のヨークとで磁気閉回路を構成する第2のヨークとを備え、前記第2のヨークの底板には、第1の凹み部が設けられ、この第1の凹み部内には、前記フェライト部材の下部が収納されたことを特徴とする非可逆回路素子。
  2. 前記第2のヨークの前記第1の凹み部の外周は、前記フェライト部材の下部の外形に合致した形状となしたことを特徴とする請求項1記載の非可逆回路素子。
  3. 絶縁体を挟んで、第1,第2の電極を有するコンデンサを備え、前記コンデンサの前記第1の電極側が前記底板に接地されると共に、前記第2の電極には、前記中心導体のポート部が接続され、前記フェライト部材の上面と前記コンデンサの上面が略同一高さにしたことを特徴とする請求項1,又は2記載の非可逆回路素子。
  4. 前記第1の凹み部の周辺に位置する前記底板には、前記コンデンサの下部の形状に合致した複数の第2の凹み部が設けられ、前記コンデンサの前記第1の電極側が前記第2の凹み部内に収納されて、前記第1の電極が前記底板に接地されたことを特徴とする請求項3記載の非可逆回路素子。
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