JP2006126317A - カラー画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 所望により感光体間の位相合わせを行わないようにして、感光体、その駆動モータに負荷をかけるのを防止し、この感光体などの劣化を抑制する。
【解決手段】 カラー画像形成装置でカラー画像の印刷を行なうときは(ステップS11のY)、ステップS3で各感光体ドラムの位相合わせを行なわない設定をしているか否かを判断し(ステップS12)、この設定を行なっているときは(ステップS12のY)、各感光体ドラムの位相合わせを行なわない(ステップS13)。
【選択図】 図4
【解決手段】 カラー画像形成装置でカラー画像の印刷を行なうときは(ステップS11のY)、ステップS3で各感光体ドラムの位相合わせを行なわない設定をしているか否かを判断し(ステップS12)、この設定を行なっているときは(ステップS12のY)、各感光体ドラムの位相合わせを行なわない(ステップS13)。
【選択図】 図4
Description
本発明は、電子写真方式でカラー画像を形成するカラー画像形成装置に関する。
従来から、タンデム型のカラー画像形成装置において、各感光体の位相を合わせることにより、色ズレ量を低減することが可能となることは知られているが、このようなカラー画像形成装置がモノクロ画像の形成を行うモードを備えている場合は、ブラックの感光体のみを使用し、イエロー、マゼンダ、シアンの感光体は使用しない。そこで、カラー画像を形成するモードでは、ブラックの感光体と他のイエロー、マゼンダ、シアンの感光体の位相を合わせる必要がある。このような位相合わせの技術については、例えば特許文献1に開示されている。
しかしながら、トータルの回転数が多いほど感光体の寿命は短くなり、感光体が寿命になると前述の位相合わせの効果が薄くなってしまう。そして、位相合わせの効果が薄くなると、位相合わせを実行することは、感光体、モータに負荷をかけるだけで、各色トナー画像の色ズレ防止の効果が薄くなってしまうという不具合がある。
本発明の目的は、所望により感光体間の位相合わせを行わないようにして、感光体、その駆動モータに負荷をかけるのを防止し、この感光体などの劣化を抑制することである。
本発明は、各色のトナー画像を形成する複数の感光体を備え、前記各色のトナー画像を重ね合わせたカラー画像も、前記複数の感光体のうちの1つを用いた前記各色のうちの1色のトナー画像も、いずれの画像の形成でも選択的に実行できるタンデム型のカラー画像形成装置において、前記各感光体間の回転の位相差を求め、この位相差をなくすように前記各感光体間の回転を制御して前記各感光体の位相を合わせる手段と、前記位相を合わせる手段の実行を行なわない旨の設定を行なう手段と、前記設定がなされているときは、前記位相を合わせる手段の実行を禁止する手段と、を備えていることを特徴とするカラー画像形成装置である。
本発明によれば、所望により感光体間の位相合わせを行わないようにできるので、感光体が劣化していると考える場合などに、感光体などの劣化を抑制することができる。
本発明を実施するための最良の一形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態のカラー画像形成装置101は、タンデム型である。すなわち、複数色、この例でブラック(K)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各色の画像を電子写真方式でそれぞれ形成する4台のプリンタエンジン102K〜102Yが一列に並べて配置されている。各プリンタエンジン102K〜102Yは、それぞれ感光体ドラム2K〜2Yや、その周りに配置された現像装置5K〜5Yなど、電子写真プロセスに用いる周知の構成を備えている。各感光体ドラム2K〜2Yに形成された各色のトナー画像は、中間転写ローラ4で駆動される像担持体である中間転写ベルト3に重ね合わせて転写装置103K〜103Yで転写される。なお、符号6は中間転写ベルトクリーニング装置、符号7は転写装置、符号8はレジストローラ、符号9は定着装置、符号10は排紙装置である。
基本的な動作について説明する。図示しないスタートスイッチを操作する、又は、図示しないPCなどのホスト装置からの印刷ジョブスタート信号を有効にすると、レーザ書き込み光学ユニット1からタイミング制御されたレーザビームが出射され、感光体ドラム2を露光して静電潜像を形成する。この露光されたレーザビーム位置により各色の現像装置5K〜5Yにて対応した各々の感光体ドラム2K〜2Yを回転させ、感光体ドラム2K〜2Y上にブラック、イエロー、シアン、マゼンタの単色画像を形成する。前記動作と並行して中間転写ベルト3を回転駆動させる。すなわち、図示した3つの中間転写ローラ4の1つを駆動ローラとして回転駆動し、他の2つを従動ローラとして中間転写ベルト3をB方向へ搬送する。感光体ドラム2K〜2Yでの現像動作と中間転写ベルト3の搬送動作により感光体ドラム2K〜2Y上に形成された単色画像を、順次、中間転写ベルト3に転写し、中間転写ベルト3上に各色のトナー画像を重ね合わせた合成カラー画像を形成する。一方、ジョブスタート信号を有効にすると、図示しない給紙装置から転写紙を1枚ずつ分離し給紙搬送させ、レジストローラ8に突き当て一旦停止させる。そして中間転写ベルト3上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ8を回転させ中間転写ベルト3と転写装置7との間に印字媒体である転写紙sを送り込み、転写装置7にて転写紙sに合成カラー画像を転写する。転写後の転写紙sはそのまま定着装置9に搬送され、定着装置9で熱と圧力とを加えられて転写画像が定着され、排紙装置10に取り付けられた排紙ローラにより排出され、図示しない排紙トレイ上にスタックする。
図2は、カラー画像形成装置101の制御系の概念図である。
カラー画像形成装置101は、カラー画像もモノクロ画像もいずれの画像も形成することができる。すなわち、カラー画像を形成するときは、4台のプリンタエンジン102K〜102Yをすべて稼動してYMCK4色のトナー画像を中間転写ベルト3上に重ね合わせて形成し、カラー画像を形成する。モノクロ画像を形成するときはプリンタエンジン102Kのみを稼動し、中間転写ベルト3上にモノクロ画像を形成する。
このように、Y,M,Cの各感光体ドラム2Y,2M,2Cはカラー画像を形成するときは必ず3台とも使用し、モノクロ画像を形成するときはいずれも使用されない。そのため、感光体ドラム2Y,2M,2Cは常に同一位相で駆動する。具体的には、感光体ドラム2Y,2M,2Cは同一のモータ221により同一位相で駆動され、感光体ドラム2Kはこれとは別のモータ222で駆動される。
感光体ドラム2Kのドラム側面には、感光体ドラム2Kの位相を検出するためのマークであるフィラー201が形成され、Y,M,Cの各感光体ドラム2Y,2M,2Cのいずれかの1つのドラム側面にも(この例では感光体ドラム2Yとする)、その感光体ドラムの位相を検出するためのマークであるフィラー202が形成されている。この例のフィラー201,202は、いずれも感光体ドラムの周方向にそった180°の円弧状のマークである。
カラー画像形成装置101の制御系は、各部を集中的に制御するCPU203と、各種の制御用プログラムや固定データが格納されたROM204と、CPU203の作業領域となるRAM205とが、バス206で接続されている。また、バス206には、位置センサ211,212と、タイマ213と、不揮発性RAM214と、Pセンサ215と、モータ221及び222を駆動するモータ駆動回路216とが接続されている。
センサ211はフィラー201を検出することで感光体ドラム2Kの位相を検出する。また、センサ212はフィラー202を検出することで感光体ドラム2Y,2M,2Cの位相を検出する。
タイマ213は2チャンネル備えている。すなわち、ch0はセンサ202の入力からセンサ201の入力までの時間をカウントして、感光体ドラム2Y,2M,2Cと、感光体ドラム2Kとの位相差を測定する。ch1はセンサ201の入力からセンサ202の入力までの時間をカウントして、感光体ドラム2Y,2M,2Cと、感光体ドラム2Kとの位相差を測定する。
不揮発性RAM214は、カラー画像形成装置101の製品出荷の際、あるいは、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kの交換の際からのトータルで、センサ201,202によりCPU203がフィラー201,202を検出した回数(回転数)を記憶する。この回転数の大きさは、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kの寿命時期を示す。
Pセンサ215は、各感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kに形成され、中間転写ベルト3に転写された各色のトナーからなるトナーパターンを検出する。これにより、各色のトナー画像のズレ(色ズレ)量を検出することができる。
以上のような構成において、CPU203はROM204に格納されている制御プログラムに基づいて、感光体ドラム2Y,2M,2Cと、感光体ドラム2Kとの位相を合わせる処理を行う。具体的には、例えば、感光体ドラム2Y,2Kの回転によりセンサ211と212で得られたパルスの位相差を求め、この位相差に基づいて、感光体ドラム2Y,2M,2Cと、感光体ドラム2Kとの相互の位相が合うまで、位相の進んだ感光体ドラム2Y,2M,2C(又は感光体ドラム2K)の回転速度を下降させるとともに、位相の遅れた感光体ドラム感光体ドラム2K(2Y,2M,2C)の回転速度を上昇させ、感光体ドラム2Y,2M,2Cと、感光体ドラム2Kとの位相合わせが終了した後に、感光体ドラム2Y,2M,2Cと、感光体ドラム2Kとを定速で回転させることにより行う(なお、この位相合わせの処理は周知であり、詳細は、例えば特開2003−66676公報を参照)。この位相合わせの処理は、カラー画像の形成を実行する直前などに適宜実行することができる。
本実施の形態のカラー画像形成装置101では、このような位相合わせの処理を行うべきときでも、必ずしもかかる処理を実行せず、位相合わせの処理は一定条件下でのみ行っている。以下では、位相合わせの処理は一定条件下でのみ実行する本実施の形態の特徴的な処理について説明する。図3、図4は、この処理について説明するフローチャートである。
まず、ユーザは、カラー画像形成装置101の図示しない操作パネルを操作して、所定の設定モードに移行する(ステップS1のY)。この設定モードでは、感光体ドラム2Y,2M,2Cと、感光体ドラム2Kとの位相合わせを行なわない設定を行なうことができる(ステップS2のY)。この設定を行なったときは、CPU203は、位相合わせを行なわない設定を不揮発性RAM214に記憶する(ステップS3)。また、感光体ドラム2Y,2M,2Cと、感光体ドラム2Kとの位相合わせを行なわない設定を行なわないときは(ステップS2のN)、感光体ドラム2Y,2M,2Cと、感光体ドラム2Kとの位相合わせが成功したと判断できる、感光体ドラム2Y,2M,2Cと、感光体ドラム2Kとの位相差について入力する(ステップS4のY)。この入力があると、CPU203は、その入力した位相差の値を不揮発性RAM214に記憶する(ステップS5)。そして、設定モードを終了する(ステップS6のY)。
そして、この設定の有無に基づいて、CPU203は、図4に示すような処理を行なう。まず、カラー画像形成装置101でカラー画像の印刷を行なうときは(ステップS11のY)、ステップS3で感光体ドラム2Y,2M,2Cと、感光体ドラム2Kとの位相合わせを行なわない設定をしているか否かを判断し(ステップS12)、この設定を行なっているときは(ステップS12のY)、前述の感光体ドラム2Y,2M,2Cと、感光体ドラム2Kとの位相合わせを行なわない(ステップS13)。
この設定を行なっていないときは(ステップS12のN)、ステップS4で入力された位相差の値を不揮発性RAM214から読出し(ステップS14)、前述したような感光体ドラム2Y,2M,2Cと、感光体ドラム2Kとの位相合わせの処理を開始する(ステップS15)。この位相合わせの処理を開始してから終了するまでの時間はカウントし、この位相合わせの処理を開始してから予め設定されている一定時間内に、この位相合わせの処理が成功した(感光体ドラム2Y,2M,2Cと、感光体ドラム2Kとの位相が合ったと判断される)ときは(ステップS16のY)、位相合わせの処理を終了して一連の処理が終わる。しかし、位相合わせの処理を開始してから予め設定されている一定時間内に、この位相合わせの処理が成功しなかったと判断したときは(ステップS16のN)、この位相合わせの処理を途中で終了する(ステップS17)。
このように、ステップS3の設定を行なっているときは、カラー画像の印刷においても位相合わせを行なわないので(ステップS13)、感光体ドラム2Y,2M,2C又は2Kが劣化していると考える場合などに、感光体ドラム2Y,2M,2C,2Kの劣化を抑制することができる。
また、位相合わせに要する時間に制限を設けて(ステップS16,S17)、カラー画像の形成の開始までの待ち時間を短縮することができる。
しかも、この時間はユーザが設定できるので(ステップS5)、各色のトナー画像の色ずれを重視することも、カラー画像の形成を速やかに行うことも、ユーザが所望に選択することができる。
101 カラー画像形成装置
2Y,2M,2C,2K 感光体
2Y,2M,2C,2K 感光体
Claims (3)
- 各色のトナー画像を形成する複数の感光体を備え、前記各色のトナー画像を重ね合わせたカラー画像も、前記複数の感光体のうちの1つを用いた前記各色のうちの1色のトナー画像も、いずれの画像の形成でも選択的に実行できるタンデム型のカラー画像形成装置において、
前記各感光体間の回転の位相差を求め、この位相差をなくすように前記各感光体間の回転を制御して前記各感光体の位相を合わせる手段と、
前記位相を合わせる手段の実行を行なわない旨の設定を行なう手段と、
前記設定がなされているときは、前記位相を合わせる手段の実行を禁止する手段と、
を備えていることを特徴とするカラー画像形成装置。 - 前記各感光体の位相合わせを行なう時間を予め設定している手段と、
前記各感光体の位相合わせを開始してから前記設定されている時間内に当該各感光体の位相を合わせが終了しないときは、当該各感光体の位相合わせを中止する手段と、
を備えていることを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。 - 前記時間をユーザの所望に変更する手段を、備えていることを特徴とする請求項2に記載のカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004311903A JP2006126317A (ja) | 2004-10-27 | 2004-10-27 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004311903A JP2006126317A (ja) | 2004-10-27 | 2004-10-27 | カラー画像形成装置 |
Publications (1)
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JP2006126317A true JP2006126317A (ja) | 2006-05-18 |
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ID=36721153
Family Applications (1)
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JP2004311903A Pending JP2006126317A (ja) | 2004-10-27 | 2004-10-27 | カラー画像形成装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013076774A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-25 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
JP2014191045A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Canon Inc | 画像形成装置 |
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2004
- 2004-10-27 JP JP2004311903A patent/JP2006126317A/ja active Pending
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