JP2006125528A - 固定構造 - Google Patents

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聡 土屋
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Abstract

【課題】 突出寸法を小さくすることが可能な固定構造を提供するものである。
【解決手段】 係合部である爪部17を備えた弾性片15を有する第1の部材である見返し板12と、爪部17が係止する係止部14を有する第2の部材であるケース11とを備え、爪部17を係止部14に係止して見返し板12とケース11とを固定する固定構造において、開放部13cを備えるとともに弾性片15の周囲を囲む囲い部13をケース11に設け、弾性片15の開放部13c側への変形を防止する変形防止部13aを囲い部13に形成したものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固定構造に関し、特に、弾性片を備えた固定構造に関する。
従来の固定構造は、図7で示すように、計器装置などに用いられるケース1に見返し板2を固定するものであり、ケース1に長方形状の係合孔3を有する突出部4を設け、見返し板2に係合孔3に対応し弾性を有する係合爪5を設けており、この係合爪5の先端にはテーパ面6を有し、このテーパ面6の最終端には爪部7を形成している。そして、係合爪5の弾性を利用して係合爪5を係合孔3に係止して、見返し板2をケース1に固定したものであった(例えば、特許文献1参照)。
実公平5−2819号公報(第1図)
従来の固定構造では、ケース1の側面1aの外側に係合孔3を形成するために突出部4を備えている。この突出部4の特に図7中の斜線部で示す部分は、爪部7を係止するものである。しかし、この突出部4を備えているために、外部への突出寸法が大きく、他の部品などをケース1に近づけて配置すると、突出部4や係止爪5のテーパ部6や爪部7に当たってしまうという不具合の発生が予見できるために、ケース1や見返し板2と前記他の部品とを近接させて配置することができなかった。
そこで、本発明は、この点に鑑みてなされたもので、その主な目的は、突出寸法を小さくすることが可能な固定構造を提供するものである。
本発明は前記目的を達成するため、係合部を備えた弾性片を有する第1の部材と、前記係合部が係止する係止部を有する第2の部材とを備え、前記係合部を前記係止部に係止して前記第1の部材と前記第2の部材とを固定する固定構造において、開放部を備えるとともに前記弾性片の周囲を囲む囲い部を前記第2の部材に設け、前記弾性片の前記開放部側への変形を防止する変形防止部を前記囲い部に形成したものである。
また、前記囲い部の断面形状が3つの辺を備え、前記開放部の長さが前記開放部と対向する第1の辺の長さより短く、かつ、前記弾性片の幅より短くし、前記開放部の両端と前記第1の辺の両端とを結ぶ2つの第2の辺からなる変形防止部を設け、前記弾性片が少なくとも前記2つの第2の辺の1つに当接することで、前記弾性片が前記開放部側への変形を防止するものである。
また、前記2つの第2の辺の長さが互いに等しいものである。
また、前記係合部を前記変形防止部が変形を防止する方向に対して垂直方向で、かつ、前記係合部と前記係止部との係止がはずれない方向に突出させて設けたものである。
以上、本発明によれば、初期の目的を達成することができ、突出寸法を小さくすることが可能な固定構造を提供することができる。
本発明の固定構造は、係合部である爪部17を備えた弾性片15を有する第1の部材である見返し板12と、爪部17が係止する係止部14を有する第2の部材であるケース11とを備え、爪部17を係止部14に係止して見返し板12とケース11とを固定する固定構造において、開放部13cを備えるとともに弾性片15の周囲を囲む囲い部13をケース11に設け、弾性片15の開放部13c側への変形を防止する変形防止部13aを囲い部13に形成したものである。このように構成したことによって、突出寸法を小さくすることが可能な固定構造を提供することができる。
また、囲い部13の断面形状が3つの辺を備え、開放部13cの長さが開放部13cと対向する第1の辺である底面13bの長さより短く、かつ、弾性片25の幅より短くし、開放部13の両端と底面13bの両端とを結ぶ2つの第2の辺である側面からなる変形防止部13aを設け、弾性片15が少なくとも2つの側面13aの1つに当接することで、弾性片15が開放部13側への変形を防止するものである。このように構成したことによって、突出寸法を小さくすることが可能な固定構造を提供することができる。
また、2つの側面13aの長さが互いに等しいものである。このように構成したことによって、突出寸法を小さくすることが可能な固定構造を提供することができる。
また、爪部17を変形防止部13aが変形を防止する方向に対して垂直方向で、かつ、爪部17と係止部14との係止がはずれない方向に突出させて設けたものである。このように構成したことによって、突出寸法を小さくすることが可能な固定構造を提供することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の第1実施例を説明する。
本実施例の固定構造を、従来例と同様にケース11と見返し板12とを固定する場合を例にあげて説明する。ケース11と見返し板12との固定は、見返し板12に係合部17を備えた弾性片15を設け、ケース11に係止部14を設けて、係合部17を係止部14に係止するものである。
ケース11は合成樹脂で形成されている。ケース11は4つの側面11aと底面11bとを備えた形状である。このケース11の側面11aの開口11cに近い部分の肉厚が他の部分より厚く形成されており、この肉厚部分の一部に窪んだ囲い部13が形成されている。この囲い部13は複数設けられている。この囲い部13は弾性片15の周囲を囲むように形成されている。囲い部13は第1の辺である底面13bと2つの第2の辺である側面13aとからなる3つの面を備えており、側面13a間には開放部13cを備えている。
この囲い部13の断面形状は、2つの側面13aと1つ底面13bとからなる3つの辺を備え、開放部13cの長さL1(側面13aの上端間の距離)が、開放部13cと対向する底面13bの長さL2より短く、かつ、弾性片25の幅L3より短く形成してあり、2つの側面13aは、囲い部13の内側に傾斜している。そして、弾性片15が開放部13c側への変形すると、弾性片15が側面13aに当接して、それ以上の変形を防止するものであり、側面13aが変形防止部13aを形成している。
また、本実施例では、囲い部13の断面形状が、開放部13cの両端と底面13bの両端とを結ぶ2つの側面13aの長さが互いに等しい台形形状となっている。
見返し板12も合成樹脂で形成されており、ケース11を覆うような形状である。この見返し板12の周囲には、複数の弾性片15が設けられている。この弾性片15は平板状で弾性を有しており、その先端からその付け根の近くまでに届く切り欠き部15aを備えている。この切り欠き部15aによって二つに分割された弾性片15の先端には、テーパ面16を有し、このテーパ面16の最終端には係合部である爪部17が形成されている。この爪部17が突出している方向は、変形防止部13aが変形を防止する方向に対して垂直方向で、かつ、爪部17と係止部14との係止がはずれない方向に突出させて設けてある。
このように構成したことによって、従来の固定構造に比べて突出寸法が小さく、その分、他の部品を近接配置することが可能な固定構造を提供することができる。
なお、第1実施例の変形例として、図5で示すものがある。本変形例の弾性片18は、第1実施例の弾性片15に形成した切り欠き部15aはなく、テーパ面19は、ケース11の側面11aに面している。また、テーパ面19の最終端には係合部である爪部20が形成されている。この爪部20が突出している方向は、弾性片18のケース11の側面11aに対して垂直方向、すなわち、弾性片18が弾性変形する方向に対して平行方向であり、かつ、ケース11から見返し板12がはずれないように、見返し板12がケース11から抜ける方向に対して垂直方向に延びている。
また、本変形例のケース11は、囲い部13を設けた部分をケース11の側面11aからケース11外側に突出させた段差部21を設けた。この段差部21は、ケース11方向に突出した爪部20が係止する係止部である。
このように構成したことによっても、従来の固定構造に比べて突出寸法が小さく、その分、他の部品を近接配置することが可能な固定構造を提供することができる。
次に、本発明の第2実施例を図6を用いて説明する。なお、前記第1実施例やその変形例と同一及び相当個所には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
前記第1実施例やその変形例では、弾性片15に爪部17、20を備え、ケース11に爪部17、20が係止する係止部14、21を設けていたが、本第2実施例では、見返し板12の弾性片22に形成した孔23が係合部であり、ケース11の側面11aに形成した爪部24が係止部である。弾性片22の孔23をケース11の爪部24に係止するとケース11と見返し板12とを固定することができる。このように形成したことにより、前記第1実施例や変形例と同一の作用効果を得ることができる。
このように構成したことによっても、従来の固定構造に比べて突出寸法が小さく、その分、他の部品を近接配置することが可能な固定構造を提供することができる。
なお、前記各実施例では、第1の部材が見返し板12で、第2の部材がケース11であったが、前記各実施例に限定されるものではなく、本発明は、任意の部材の固定構造に適用することができる。
本発明の第1実施例の組み付け前の斜視図。 同実施例の組み付け後の斜視図。 同実施例の組み付け後の側面図。 図3中A−A線の断面図。 同実施例の変形例の組み付け前の斜視図。 本発明の第2実施例の組み付け前の斜視図。 従来例の組み付け前の斜視図。
符号の説明
11 ケース(第2の部材)
11a 側面
11b 底面
11c 開口
12 見返し板(第1の部材)
13 囲い部
13a 側面(変形防止部)
13b 底面
13c 開放部
14 係止部
15 弾性片
15a 切り欠き部
16 テーパ面
17 爪部(係合部)
18 弾性片
19 テーパ面
20 爪部(係合部)
21 段差部(係止部)
22 弾性片
23 孔(係合部)
24 爪部(係止部)

Claims (4)

  1. 係合部を備えた弾性片を有する第1の部材と、前記係合部が係止する係止部を有する第2の部材とを備え、前記係合部を前記係止部に係止して前記第1の部材と前記第2の部材とを固定する固定構造において、開放部を備えるとともに前記弾性片の周囲を囲む囲い部を前記第2の部材に設け、前記弾性片の前記開放部側への変形を防止する変形防止部を前記囲い部に形成したことを特徴とする固定構造。
  2. 前記囲い部の断面形状が3つの辺を備え、前記開放部の長さが前記開放部と対向する第1の辺の長さより短く、かつ、前記弾性片の幅より短くし、前記開放部の両端と前記第1の辺の両端とを結ぶ2つの第2の辺からなる変形防止部を設け、前記弾性片が少なくとも前記2つの第2の辺の1つに当接することで、前記弾性片が前記開放部側への変形を防止することを特徴とする請求項1に記載の固定構造。
  3. 前記2つの第2の辺の長さが互いに等しいことを特徴とする請求項2に記載の固定構造。
  4. 前記係合部を前記変形防止部が変形を防止する方向に対して垂直方向で、かつ、前記係合部と前記係止部との係止がはずれない方向に突出させて設けたことを特徴とする請求項1に記載の固定構造。
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