JP2006122392A - 遊技機監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 監視制御の変更処理や監視対象の遊技機の増設に手間のかからない遊技機監視システムを提供する。
【解決手段】
パチンコ機1には、主基板ボックスに監視タグ861、機枠に監視タグ862、前面枠に監視タグ863、大入賞口に監視タグ864が設置されている。そして、主基板ボックス用R/Wユニット301の監視アンテナ681は主基板ボックス81の監視タグ861と通信可能な位置に設置され、主基板ボックスを監視する。枠用R/Wユニット302の監視アンテナ682は機枠の監視タグ862と通信可能な位置、監視アンテナ683は前面枠の監視タグ863と通信可能な位置に設置され、枠の不正開放を監視する。大入賞口用R/Wユニット303の監視アンテナ684は、大入賞口の監視タグ864と通信可能な位置に設置され、大入賞口の不正開放を監視する。
【選択図】 図3

Description

本発明は遊技機監視システムに関し、詳細には、監視制御装置ごとに監視場所を決め、複数の遊技機を監視する遊技機監視システムに関する。
従来、遊技機においては、遊技者が不当に遊技媒体を獲得する不正行為が後を絶たず、種々の防止策が施されている。例えば、遊技機の制御を司る制御基板や内蔵ROMを不正なものに交換して遊技状況を有利にする不正行為に対しては、制御基板を収納する基板ボックスに様々な工夫が施されている。また、遊技機の一種であるパチンコ機においては、遊技領域を覆う前面扉の隙間からセルロイド板等の薄い板を挿入して多数の遊技媒体を取得可能な入賞口を不当に開放し、その間に遊技媒体をその入賞口へ入賞させるという不正行為もあり、前面扉からの不正部材の挿入を防止するための様々な工夫が施されている。
そこで、本出願人は、ICタグを用いて遊技機に対する不正行為を監視するシステムを提案している(例えば、特許文献1参照)。このような監視システムにおいては、遊技機の所定の位置にICタグが貼り付けられ、ICタグ監視装置によりこれらのICタグを呼び出す呼出波が送信され、予め登録されている識別データのICタグから呼出波に対する反射波が返送された場合には、監視されている部材が正常であるとされ、反射波が返送されなかったり、予め登録されていない識別データのICタグからの反射波を受信したりした場合には、監視場所に異常があるとして異常を示す情報がICタグ監視装置に記憶されている。そして、特許文献1では異常が発生した際に遊技場内に設けられた管理機により異常を報知している。
特開2004−065801号公報
しかしながら、監視場所により夜間の監視の要・不要、監視頻度等の制御が異なっているため、すべての監視場所について1台の監視制御装置で監視を行う場合、ある監視場所についての制御に変更があり、プログラムの変更等のアップデート処理を行う必要があれば、すべての監視制御装置について処理を行わなければならず、手間がかかるという問題点がある。また、1台の監視制御装置で監視を行っているため、監視対象とする遊技機を増やす場合には、それに伴い監視制御装置も増設する必要があり、初期投資が嵩むという問題点がある。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、監視制御の変更処理や監視対象の遊技機の増設に手間のかからない遊技機監視システムを提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明の遊技機監視システムでは、他のICタグと区別するための識別情報を記憶したICタグが所定の部材に設置された複数の遊技機と、前記ICタグと通信を行い前記遊技機の所定の部材の監視を行う監視制御装置とからなる遊技機監視システムにおいて、前記監視制御装置は、前記ICタグと通信する複数のアンテナと、前記アンテナから前記ICタグを呼び出す呼出波を送信する呼出波送信手段と、当該呼出波送信手段から送信された前記呼出波に基づいて前記ICタグから返送される反射波を前記アンテナで受信する反射波受信手段とを備え、前記アンテナは異なる前記遊技機の同じ種類の部材に設置されている前記ICタグと通信可能な位置に各々設置され、異なる前記遊技機の同じ種類の部材の監視を行うことを特徴とする構成となっている。尚、前記監視装置は、前記ICタグとの通信による前記遊技機の所定の部材の監視の結果を外部へ出力する監視結果出力手段を備えていてもよい。
また、請求項2に係る発明の遊技機監視システムでは、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記遊技機において前記ICタグが設置されて監視される前記部材の種類は複数存在し、複数の前記監視制御装置により監視が行われることを特徴とする構成となっている。
請求項1に係る発明の遊技機監視システムでは、監視制御装置の呼出波送信手段は、アンテナからICタグを呼び出す呼出波を送信することができ、反射波受信手段は、呼出波送信手段から送信された呼出波に基づいてICタグから返送される反射波をアンテナで受信することができる。そして、複数のアンテナは異なる遊技機の同じ種類の部材に設置されているICタグと通信可能な位置に各々設置され、異なる遊技機の同じ種類の部材の監視を行うことができるので、監視制御装置ごとに、監視される部材の特性に合わせた監視制御を行わせたり、監視される部材の特性に合わせた部品を備えたりすることができる。また、ある監視場所について監視制御の変更がある場合には、全ての監視制御装置に変更処理を行う必要はなく、その監視場所の監視を行う監視制御装置のみ変更処理を行えばよい。また、1台の遊技機を1台の監視制御装置で監視している場合には、監視対象の遊技機を増やす場合に監視制御装置も1台増やさなければならないが、空きのアンテナがあればそれを利用すればよいので、遊技機の増設に対するコストが軽減できる。
また、請求項2に係る発明の遊技機監視システムでは、請求項1に記載の発明の効果に加えて、遊技機においてICタグが設置されて監視される部材の種類は複数存在しているので、複数の監視制御装置により、複数の部材の監視を行うことができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して以下の順で説明する。
1.システム構成の概要説明
2.パチンコ機及びR/Wユニットの説明
3.R/Wユニットの動作の説明
4.変形例の説明
1.システム構成の概要説明
図1は、本実施の形態の遊技機監視システムの構成図であり、図2は本実施の形態の遊技機監視システムを導入した遊技場の外観を示す説明図であり、図3はR/Wユニット301,302,303の電気的構成及びパチンコ機1の監視タグ861〜864を示すブロック図である。図1及び図2に示すように、遊技場の遊技機設置島200には、複数のパチンコ機1(「遊技機」に該当)が設置されており、さらに、各遊技機設置島200には1台ずつ島管理端末100が設置されている。また、遊技機設置島200には、複数のリーダライタユニット(以下、R/Wユニットと称する)が設置されている。このR/Wユニットは、パチンコ機1の部材の監視を行う「監視制御装置」に該当し、本実施の形態では、主基板ボックス用R/Wユニット301,枠用R/Wユニット302,大入賞口用R/Wユニット303の3種類のR/Wユニットが夫々複数設けられている。そして、夫々のR/Wユニット301,302,303には複数のパチンコ機1(例えば、本実施の形態では6台とする。)が接続されており、各R/Wユニット301,302,303はそれらのパチンコ機1の所定の部材の監視を行っている。
本実施の形態では、主基板ボックス用R/Wユニット301は接続しているパチンコ機1の主基板ボックス81(図5参照)の監視を行い、枠用R/Wユニット302は接続しているパチンコ機1の機枠112,本体枠110,前面枠111(図4参照)の監視を行い、大入賞口用R/Wユニット303は接続しているパチンコ機1の大入賞口16(図4参照)の監視を行っている。尚、R/Wユニット301,302,303の電源は、パチンコ機1の電源基板からではなく遊技機設置島200の電源装置(図示外)から供給されている。
また、図3に示すように、パチンコ機1には、監視を行う場所に「ICタグ」である監視タグ861、862,863,864が備えられている。本実施の形態では、主基板ボックス81に監視タグ861、機枠112に監視タグ862、前面枠111に監視タグ863、大入賞口16に監視タグ864が設置されている。そして、R/Wユニット301は、主基板ボックス81を監視するためのR/Wユニットであり、R/Wユニット302は本体枠110と機枠112、前面枠111と本体枠110を監視するためのR/Wユニットであり、R/Wユニット303は大入賞口16を監視するためのR/Wユニットである。そこで、主基板ボックス用R/Wユニット301の6つの監視アンテナ681は、6台のパチンコ機1の主基板ボックス81に設置されている監視タグ861と通信可能な位置にそれぞれ設置され、監視タグ861と通信を行えるか否かにより主基板ボックス81が正常に設置されているか否かの監視が行われている。さらに、枠用R/Wユニット302の6つの監視アンテナ682及び6つの監視アンテナ683が、6台のパチンコ機1に夫々設置され、監視アンテナ682は機枠112の監視タグ862と通信可能な位置、監視アンテナ683は前面枠111の監視タグ863と通信可能な位置に設置され、監視タグ862,863と通信を行えるか否かにより、本体枠110と機枠112、前面枠111と本体枠110とが開放されていないかの監視が行われている。さらに、大入賞口用R/Wユニット303の6つの監視アンテナ684は、6台のパチンコ機1の大入賞口16に設置されている監視タグ864と通信可能な位置に夫々設置され、監視タグ864と通信を行えるか否かにより大入賞口16が不正に開放されていないかの監視が行われている。尚、監視タグ861〜864、監視アンテナ681〜684具体的な設置場所については図3乃至図5を参照して後述する。
そして、R/Wユニット301,302,303による監視の結果、異常が発生したり、異常が回復したりした場合には、その情報が「監視情報」として各R/Wユニット301,302,303のRAM34、EEPROM35に記録される。そしてこの監視情報は、島管理端末100及びホールコンピュータ300に送信され、島管理端末100では異常の発生が報知される。また、ホールコンピュータ300では異常の発生や回復が報知されると共に、監視情報が蓄積される。
2.パチンコ機及びR/Wユニットの説明
次に、図3乃至図5を参照してパチンコ機1及びR/Wユニット301,302,303について説明する。図4はパチンコ機1の前面枠111及び本体枠110を開いた状態をパチンコ機1の前面から見た斜視図であり、図5はパチンコ機1の背面図である。
図4に示すように、パチンコ機1は、機枠112と、本体枠110と、前面枠111とから構成されている。機枠112は、パチンコ機1を遊技機設置島200に固定するためのものである。また、本体枠110には、パチンコ機1の制御を司る種々の基板、図示外の発射機に遊技球を供給し、かつ、賞品球を受ける上皿5、賞品球を受ける下皿6、遊技球を発射するための発射ハンドル7、音声を発するスピーカー48から成る本体113及び遊技盤2がはめ込まれている。種々の基板は、本体枠110の背面に備えられている。また、略正方形の遊技盤2は、本体113の正面の上半分の部分に設けられ、遊技盤2の下方部には上皿5が設けられ、上皿5の直下には下皿6が設けられ、下皿6の右横には発射ハンドル7が設けられ、上皿5と下皿6の間にはスピーカー48が設けられている。そして、前面枠111は、透明なガラス板111aを保持し、遊技盤2を保護のため覆っている。また、遊技盤2には、ガイドレール3で囲まれた略円形の遊技領域4が設けられていおり、発射ハンドル7を操作することにより発射された遊技球がガイドレール3に導かれて、遊技領域4へ侵入し、流下する。尚、遊技領域4の下部には、大入賞口16が設けられ、さらに、種々の入賞口、電飾ランプ、風車、障害釘及び図柄表示装置等が設けられている。
また、図5に示すように、パチンコ機1の左下部背面には、パチンコ機1の主制御を司る主基板41を収納した透明な樹脂製の主基板ボックス81が設けられ、主基板ボックス81の右隣には音基板43が、音基板43の右隣上方には電源基板42がそれぞれ透明な樹脂製のボックスに収められ、その下方には払出制御基板45が透明な樹脂製の払出制御基板ボックス82に収められて配置されている。さらに、主基板ボックス81の上方には、遊技盤の裏面を保護し、各種配線を覆うセンターカバー80が配置されている。
次に、図3を参照して、R/Wユニット301,302,303の主な構成要素の電気的構成について説明する。主基板ボックス用R/Wユニット301と枠用R/Wユニット302とは同様の構成をしており、大入賞口用R/Wユニット303は主基板ボックス用R/Wユニット301,302と同様の構成に加えて、パチンコ機1からの信号を受信するためのケーブルを接続するための入力ポート31が設けられている。そこで、R/Wユニット301,302,303の構成要素については、同一の符号を用いて説明するが、監視アンテナについてはその設置場所により符号を区別する。
R/Wユニット301,302,303には、R/Wユニットの制御を司るCPU32が設けられている。CPU32はフラグやデータ等を一時的に記憶するRAM34、制御プログラム及び各種の初期値のデータ等を記憶したROM33が内蔵されている。そして、CPU32には、監視情報等を記憶するEEPROM35、監視タグへ呼出波を送信し、反射波を受信するためのRadio Frequency回路(以下、RF回路と称する)38、時間管理を行うRTC39、I/Oインタフェイス37が接続している。I/Oインタフェイス37には、店内ネットワーク150に接続する通信回路36が接続されている。さらに、RF回路38には監視タグと通信するための監視アンテナ681〜684が接続されている。
尚、本実施の形態では、パチンコ機1に4つの監視タグ861〜864が設置されている。主基板ボックス81(第1監視場所)、本体枠110と機枠112(第2監視場所)、前面枠111と本体枠110(第3監視場所)、大入賞口16(第4監視場所)の4箇所(図3及び図4参照)である。そして、第1監視場所である主基板ボックス81を監視するために監視タグ861が使用され、第2監視場所である本体枠110と機枠112を監視するために監視タグ862が使用され、第3監視場所である前面枠111と本体枠110を監視するために監視タグ863が使用され、第4監視場所である大入賞口16を監視するために監視タグ864が使用される。
そこで、主基板ボックス用R/Wユニット301は、複数の監視アンテナ681(本実施の形態では6個とする)を備えており、6台のパチンコ機1の主基板ボックス81(第1監視場所)の監視タグ861と通信可能な位置に夫々設置される(図5参照)。また、枠用R/Wユニット302は、複数の監視アンテナ682及び監視アンテナ683(本実施の形態では夫々6個とする)を備えており、本体枠110と機枠112(第2監視場所)、及び、前面枠111と本体枠110(第3監視場所)を監視する。そこで、6台のパチンコ機1の本体枠110で、監視タグ862と通信可能な位置に監視アンテナ682、監視タグ863と通信可能な位置に監視アンテナ683が夫々設置される(図4参照)。つまり、枠用R/Wユニット302は12個の監視アンテナを備えている。また、大入賞口用R/Wユニット303は、複数の監視アンテナ684(本実施の形態では6個とする)を備えており、6台のパチンコ機1の大入賞口16(第4監視場所)の監視タグ864と通信可能な位置にそれぞれ設置されている。
まず、図5を参照して、第1監視場所の監視タグ861、監視アンテナ681について説明する。図5に示すように、主基板ボックス81の図3における正面視右下の内面には監視タグ861が貼り付けられている。尚、主基板ボックス81は、透明な樹脂製の平面視略長方形の上蓋部と、同じく透明な樹脂製の平面視略長方形の下蓋部とから構成されおり、上蓋部に対向する下蓋部上にパチンコ機1の主制御を司る主基板41が配置されている。そして、上蓋部の裏面側に小型で長方形の監視タグ861が接着剤等で接着されている。さらに、主基板41の右下端に切り欠きが設けられて、下蓋部の切り欠きに対向する位置にコイル状の監視アンテナ681(図5では図示外)が設けられている。したがって、主基板ボックス81が開けられた場合には、監視タグ861は監視アンテナ681と通信不能となるので、主基板ボックス用R/Wユニット301において主基板ボックス81の開放を検知することができる。
次に、図4を参照して、第2監視場所の監視タグ862、監視アンテナ682について説明する。図4に示すように、機枠112の図4における右枠の内側中央には、監視タグ862が貼り付けられいる。そして、本体113の右側面中央(本体枠110と機枠112とが閉じられた際に監視タグ862と向き合う位置)には、枠用R/Wユニット302の監視アンテナ682が備えられている。したがって、パチンコ機1の本体枠110が機枠112から開放された際には、監視タグ862は監視アンテナ682と通信不能となるので、枠用R/Wユニット302においてパチンコ機1の本体枠110と機枠112の開放を検知することができる。
次に、図4を参照して、第3監視場所の監視タグ863、監視アンテナ683について説明する。図4に示すように、前面枠111の内側の上部左(前面枠111を閉じた状態でのパチンコ機1の正面視右側)には監視タグ863が貼り付けられている。そして、本体枠110の上枠の表面(前面枠111と向き合う面)の図4における左側(前面枠111と本体枠110とが閉じられた際に監視タグ863と向き合う位置)には、枠用R/Wユニット302の監視アンテナ683が備えられている。したがって、パチンコ機1の前面枠111が本体枠110から開放された際には、監視タグ863は監視アンテナ683と通信不能となるので、枠用R/Wユニット302において、パチンコ機1の前面枠111と本体枠110との開放を検知することができる。
次に、図6を参照して、第4監視場所の監視タグ864及び監視アンテナ684について説明する。図6は、開閉扉16aが開放されている状態のアタッカ部材160の斜視図である。大入賞口16は、所定条件の成立により、アタッカ部材160の開閉扉16aを開閉する可変入賞装置の一種である。図6に示すように、アタッカ部材160の開閉扉16aの表面には監視タグ864が貼り付けられ、さらに監視タグ864を覆うように装飾シール等が貼付されて遊技者からは見えないようになっている。また、アタッカ部材160の開口部16bである大入賞口16の周囲には、監視タグ864を囲むようにループ形状の監視アンテナ684が設けられ、監視アンテナ684は同軸ケーブルにより大入賞口用R/Wユニット303に接続されている。
この監視タグ864は、送受信方向に指向性があり、監視アンテナ684と平行に位置した場合のみ送受信可能である。大入賞口16の閉鎖状態では、開閉扉16aが大入賞口16の開口部16bを塞いでおり、監視タグ864と監視アンテナ684は、ほぼ同一平面上に位置しているので送受信可能である。一方、図6に示すように開閉扉16aが開くと、監視タグ864と監視アンテナ684とは平行でなくなり、通信可能な臨界角度を超えるので、監視タグ864は大入賞口用R/Wユニット303と通信不能となり、大入賞口用R/Wユニット303は開閉扉16aの開放を検地することができる。
尚、監視タグ861〜864は、それぞれ同様の構造をしており、薄いフレキシブルプリント基板上にアンテナ及びICチップが設けられている。ICチップにはR/Wユニットからの呼出波に応答して反射波を放出するRF回路とEEPROMが一体となって構成されており、RF回路はアンテナを接続している。そして、EEPROMには、他のICタグから識別するための識別情報であるIDコードが上書消去禁止区域に記憶されている。この監視タグ861〜864は、R/Wユニット301,302,303から監視アンテナ681〜684を介して呼出波が送られてくると、アンテナがこれを受信する。この呼出波には搬送波成分が含まれており、これを受信してRF回路で整流して直流電圧を得る。したがって、監視タグ861〜864は、電池や外部電源を使用せずに必要な時にいつでもデータを発信することができる。また、データの発信は、EEPROMからIDコードを読み出して反射波に乗せ、RF回路がアンテナから送信する。
また、本実施形態で使用する監視タグ861〜864と監視アンテナ681〜684は、13.56MHzの短波帯で通信を行っている。この周波数での通信はノイズによる影響を比較的受けにくいため、パチンコ機1の設置環境に適している。例えば、主基板ボックス81の監視アンテナ681と監視タグ861との距離は、上蓋部と下蓋部を組み付けた状態で約3mmになるように配置されている。この距離間ではRF送受信が可能であり監視アンテナ681を介したR/Wユニット303からの呼び出しに監視タグ861が応答することができ、監視アンテナ681と監視タグ861との距離が約5mmを超えると通信不能となる。尚、この通信可能距離は、監視アンテナ681のコイルの巻き数やリアクタンス値により調節が可能である。このように通信可能距離を設定することにより、上蓋部のわずかな隙間の開放であっても検知することができ、また、振動等によるわずかな揺れでは通信不能とならないように調整されている。また、上述したように、この周波数帯での通信はノイズによる影響を比較的受けにくいが、他の電磁波を使用する部材からのノイズの影響による誤動作を少しでも防ぐために、監視タグ861〜864や監視アンテナ681〜684は、ソレノイドを使用している払出装置や発射基板の発射モータから離した位置に配置している。アタッカ部材160の開閉扉16aの動作を制御する大入賞口開放ソレノイド70は、監視タグ864及び監視アンテナ684からら離したアタッカ部材160の左奥に配置されている。
3.R/Wユニットの動作の説明
次に、図7乃至図10のフローチャートを参照して、R/Wユニットの動作について説明する。図7は、主基板ボックス用R/Wユニット301で行われるメイン処理の本発明に関する主な処理を示すフローチャートであり、図8は、枠用R/Wユニット302で行われるメイン処理の本発明に関する主な処理を示すフローチャートであり、図9は、大入賞口用R/Wユニット303で行われるメイン処理の本発明に関する主な処理を示すフローチャートであり、図10は、各メイン処理の中で実施される監視処理のフローチャートである。
まず、図7のフローチャートを参照して、基板ボックス用R/Wユニット301で行われるメイン処理について説明する。このメイン処理は、基板ボックス用R/Wユニット301に電源が供給されると、CPU32において実行され、パチンコ機1からの信号受信、監視処理が繰り返し実施される。第1監視場所である主基板ボックス81への不正は、パチンコ機1が稼働していない営業時間外(夜間)に行われることが多く、パチンコ機1が稼働している営業時間中に主基板41が不正なROMをもつ基板とすりかえられてしまうことはほとんどない。そこで、営業時間外の監視を頻繁に行う必要があり、営業時間内の監視は夜間ほど頻繁に行う必要はない。
そこで、本実施の形態では、営業時間外は1分ごとに監視を行い、営業時間中は5分ごとに監視を行うこととする。尚、本実施の形態では、この監視間隔時間を計測するためにタイマカウンタを利用する。このタイマカウンタは、メイン処理とは別プログラムにより、RTC39からの信号に基づいて、所定時間(例えば、1ミリ秒)ごとに加算される。また、EEPROM35には、監視間隔時間を記憶する記憶エリアが設けられている。尚、営業が開始される際には、ホールコンピュータ300から「営業開始信号」が送信され、営業が終了する際には「営業終了信号」が送信される。
図7に示すように、まず、各エラーフラグやタイマカウンタに初期値の「0」がセットされる等の初期処理が行われる(S1)。このエラーフラグは、各パチンコ機1ごとに応答エラーフラグ及びIDエラーフラグが設けられており、「0」が記憶され「OFF」とされている場合には監視タグ861との通信が正常に行われており、「1」が記憶され「ON」とされている場合には監視タグ861との通信が正常に行われていないこと、つまり異常が発生していることを示している。尚、応答エラーは監視アンテナ681から送信された呼出波に対して、監視タグ861が反射波を返信してこなかった場合を示し、IDエラーは反射波に含まれているIDコードが予め登録されているものと異なっている場合を示している。
次いで、ホールコンピュータ300から「営業開始信号」を受信したか否かの判断が行われる(S2)。「営業開始信号」を受信していれば(S2:YES)、遊技場の営業が開始され、パチンコ機1の稼働が開始するので、主基板ボックス81の監視間隔時間を疎に変更される(S3)。具体的には、本実施の形態ではEEPROM35の監視間隔時間記憶エリアに300秒がセットされる。そして、S2へ戻る。
また、「営業開始信号」を受信していなければ(S2:NO)、「営業終了信号」を受信下か否かの判断が行われる(S4)。「営業終了信号」を受信していれば(S4:YES)、遊技場の営業が終了し、パチンコ機1の稼働が停止されるので、主基板ボックス81の監視間隔時間が密に変更される(S5)。具体的には、本実施の形態ではEEPROM35の監視間隔時間記憶エリアに60秒がセットされる。そして、S2へ戻る。
また、「営業開始信号」も「営業終了信号」も受信していない場合には(S2:NO,S4:NO)、監視間隔時間を経過したか否かの判断が行われ(S6)、タイマカウンタの値が監視間隔時間記憶エリアに記憶されている値を超えている場合には、監視間隔時間が経過したと判断され(S6:YES)、監視処理が行われる(S7)。そして、タイマカウンタの値が「0」にクリアされる(S8)。尚、監視処理については、図10を参照して後述する。そして、S2へ戻る。
また、タイマカウンタの値が監視間隔時間記憶エリアに記憶されている値を超えておらず、監視間隔時間が経過していない場合には(S6:NO)、監視は行わないので、何もせずにS2へ戻る。
このようにして、営業時間内外で監視間隔時間を変更しつつ、主基板ボックス81の開閉の監視が繰り返し実施される。
次に、図8のフローチャートを参照して、枠用R/Wユニット302で行われるメイン処理について説明する。このメイン処理は、枠用R/Wユニット302に電源が供給されると、CPU32において実行され、パチンコ機1からの信号受信、監視処理が繰り返し実施される。遊技場の営業時間中には、第3監視場所である前面枠111を微かに開放させ、前面枠111と本体枠110との間から針金や薄いプラスチック樹脂の板のようなものを挿入して、入賞口を開放させたり、遊技球を入賞口へ導いたり、遊技媒体の流下経路を左右する釘を調整したりする不正が行われる可能性がある。また、営業時間中でなくても、営業時間外に前面枠111を開放し、入賞口になんらかの細工を仕掛けたり、釘の調整をしたりする不正が行われる可能性がある。また、営業時間外には、第2監視場所である機枠112が開放され、不正なROMをもつ基板を設置されたり、不正なROMを持つ基板と交換されたりする可能性がある。そこで、第2監視場所である本体枠110と機枠112,第3監視場所である前面枠111と本体枠110においては、不正な遊技球の払出に直結するため、営業時間中に頻繁に監視を行う必要がある。しかしながら、営業時間外においては、不正行為の発生が遊技場への損害に直結するわけではないので、頻繁に監視を行う必要はない。
そこで、本実施の形態では、営業時間外は1分ごとに監視を行い、営業時間中は2秒ごとに監視を行うこととする。尚、本メイン処理でも監視間隔時間を計測するためにタイマカウンタを利用する。主基板ボックス用R/Wユニット301と同様に、このタイマカウンタは、メイン処理とは別プログラムによりRTC39からの信号に基づいて、所定時間(例えば、1ミリ秒)ごとに加算される。また、同様にEEPROM35には、監視間隔時間を記憶する記憶エリアが設けられている。尚、営業が開始される際にも同様に、ホールコンピュータ300から「営業開始信号」が送信され、営業が終了する際には「営業終了信号」が送信される。
図8に示すように、まず、各エラーフラグやタイマカウンタに初期値の「0」がセットされる等の初期処理が行われる(S11)。このエラーフラグは、各パチンコ機1ごとに応答エラーフラグ及びIDエラーフラグが設けられており、「0」が記憶され「OFF」とされている場合には各監視タグ862,863との通信が正常に行われており、「1」が記憶され「ON」とされている場合には各監視タグ862,863との通信が正常に行われていないこと、つまり異常が発生していることを示している。尚、応答エラーは監視アンテナ682,683から送信された呼出波に対して、監視タグ862,863が反射波を返信してこなかった場合を示し、IDエラーは反射波に含まれているIDコードが予め登録されているものと異なっている場合を示している。
次いで、ホールコンピュータ300から「営業開始信号」を受信したか否かの判断が行われる(S12)。「営業開始信号」を受信していれば(S12:YES)、遊技場の営業が開始され、パチンコ機1の稼働が開始するので、本体枠110と機枠112,前面枠111と本体枠110の監視間隔時間が密に変更される(S13)。具体的には、本実施の形態ではEEPROM35の監視間隔時間記憶エリアに2秒がセットされる。そして、S12へ戻る。
また、「営業開始信号」を受信していなければ(S12:NO)、「営業終了信号」を受信下か否かの判断が行われる(S14)。「営業終了信号」を受信していれば(S14:YES)、遊技場の営業が終了し、パチンコ機1の稼働が停止されるので、本体枠110と機枠112,前面枠111と本体枠110の監視間隔時間が疎に変更される(S15)。具体的には、本実施の形態ではEEPROM35の監視間隔時間記憶エリアに60秒がセットされる。そして、S12へ戻る。
また、「営業開始信号」も「営業終了信号」も受信していない場合には(S12:NO,S14:NO)、監視間隔時間を経過したか否かの判断が行われ(S16)、タイマカウンタの値が監視間隔時間記憶エリアに記憶されている値を超えている場合には、監視間隔時間が経過したと判断され(S16:YES)、監視アンテナ682,683により、第2監視場所及び第3監視場所の監視処理が行われる(S17)。そして、タイマカウンタの値が「0」にクリアされる(S18)。尚、監視処理については、図10を参照して後述する。そして、S12へ戻る。
また、タイマカウンタの値が監視間隔時間記憶エリアに記憶されている値を超えておらず、監視間隔時間が経過していない場合には(S16:NO)、監視は行わないので、何もせずにS12へ戻る。
このようにして、営業時間内外で監視間隔時間を変更しつつ、本体枠110と機枠112,前面枠111と本体枠110の開閉の監視が繰り返し実施される。
次に、図9のフローチャートを参照して、大入賞口用R/Wユニット303で行われるメイン処理について説明する。このメイン処理は、大入賞口用R/Wユニット303に電源が供給されると、CPU32において実行され、パチンコ機1からの信号受信、監視処理が繰り返し実施される。第4監視場所である大入賞口16では、パチンコ機1が稼働している営業時間中に、遊技球を入賞させるために、アタッカ部材160の開閉扉16aを開放させる不正が行われる。パチンコ機1の稼働していない営業時間外には開閉扉16aを開放させても意味がないため、不正は行われない。
そこで、本実施の形態では、営業時間中は1秒ごとに監視を行い、営業時間外は漢詩を行わないようにする。尚、R/Wユニット301,302と同様、監視間隔時間を計測するためにタイマカウンタを利用し、メイン処理とは別プログラムにより、RTC39からの信号に基づいて、所定時間(例えば、1ミリ秒)ごとに加算される。また、EEPROM35には、監視間隔時間を記憶する記憶エリアが設けられ、本実施の形態では1秒が記憶されている。尚、営業が開始される際には、ホールコンピュータ300から「営業開始信号」が送信され、営業が終了する際には「営業終了信号」が送信される。
図9に示すように、まず、各フラグやタイマカウンタに初期値の「0」がセットされる等の初期処理が行われる(S21)。各パチンコ機1ごとに応答エラーフラグ及びIDエラーフラグが設けられており、「0」が記憶され「OFF」とされている場合には監視タグ864との通信が正常に行われており、「1」が記憶され「ON」とされている場合には監視タグ864との通信が正常に行われていないこと、つまり異常が発生していることを示している。尚、応答エラーは監視アンテナ684から送信された呼出波に対して、監視タグ864が反射波を返信してこなかった場合を示し、IDエラーは反射波に含まれているIDコードが予め登録されているものと異なっている場合を示している。また、大入賞口開放フラグが設けられている。この大入賞口開放フラグは、パチンコ機1から「大入賞口開放信号」を受信すると「1」が記憶され「ON」となり、「大入賞口閉鎖信号」を受信すると「0」が記憶されて「OFF」となる。すなわち、パチンコ機1において大入賞口16が開放されている場合には「ON」となっている。
次いで、「営業終了信号」を受信下か否かの判断が行われる(S22)。「営業終了信号」を受信すれば(S22:YES)、遊技場の営業が終了し、パチンコ機1の稼働が停止されるので、大入賞口16の監視を行う必要がない。そこで、「営業開始信号」を受信するまでは(S23:YES)、繰り返し「営業開始信号」の受信の確認が行われる(S23:NO,S23)。
そして、「営業開始信号」を受信したら(S23:YES)、遊技場の営業が開始され、パチンコ機1の稼働が開始されるので、監視を行う必要がある。しかしながら、パチンコ機1の制御により大入賞口16が開放されているときには、大入賞口16の開閉扉16aが開放されていたとしても、それは不正な開放ではないので異常の発生ではない。そこで、パチンコ機1からの大入賞口16の開放に関する信号受信を確認し、大入賞口開放フラグの設定が行われる(S24〜S27)。まず、「大入賞口開放信号」を受信したか否かの判断が行われ(S24)、受信していたら(S24:YES)、大入賞口開放フラグが「ON」とされて(S25)、S22へ戻る。また、「大入賞口開放信号」を受信しておらず(S24:NO)、「大入賞口閉鎖信号」を受信したら(S26:YES)、大入賞口開放フラグが「OFF」とされて(S27)、S22へ戻る。
また、「大入賞口閉鎖信号」も受信していなければ(S26:NO)、大入賞口開放フラグが「ON」であるか否かにより大入賞口16が開放中であるか否かの判断が行われる(S28)。大入賞口16が開放中であれば(S28:YES)、監視を行わないので、何もせずにそのままS22へ戻る。
次いで、タイマカウンタの値が監視間隔時間記憶エリアに記憶されている値を超えているか否かにより、監視間隔時間を経過したか否かの判断が行われ(S29)、タイマカウンタの値が監視間隔時間記憶エリアに記憶されている値を超えておらず、監視間隔時間が経過していない場合には(S29:NO)、監視は行わないので、何もせずにS22へ戻る。また、監視間隔時間が経過している場合には(S29:YES)、監視処理が行われる(S30)。そして、タイマカウンタの値が「0」にクリアされる(S31)。尚、監視処理については、図10を参照して後述する。そして、S22へ戻る。S22において、「営業終了信号」を受信しなければ(S22:NO)、S24〜S31の処理が行われ、「営業終了信号」を受信するまで(S23:YES)、繰り返しS24〜S31の処理が行われる。
つまり、営業時間中には、パチンコ機1において大入賞口16が開放されたら、パチンコ機1から「大入賞口開放信号」が送信される。そこで、R/Wユニット303では、「大入賞口開放信号」を受信したら(S24:YES)、大入賞口開放フラグが「ON」とされ(S25,S28:YES)、監視は行われない。そして、パチンコ機1において大入賞口16が閉鎖されたら、パチンコ機1から「大入賞口閉鎖信号」が送信される。そこで、R/Wユニット303では、「大入賞口閉鎖信号」を受信したら(S26:YES)、大入賞口開放フラグが「OFF」とされるので(S27,S28:NO)、監視間隔時間を経過すれば(S29:YES)、監視処理が行われる(S30)。
また、遊技場の営業が終了すると、ホールコンピュータ300からR/Wユニット303へ「営業終了信号」が送信され、営業を開始する際には「営業開始信号」が送信される。そこで、R/Wユニット303では、「営業終了信号」を受信したら(S22:YES)、次に「営業開始信号」を受信して遊技場の営業が開始されるまでは、営業時間中に必要な処理であるS24〜S31を行う必要はない。そこで、繰り返し、「営業開始信号」を受信したか否かの判断が行われ(S23:NO,S23)、「営業開始信号」を受信したら(S23:YES)、S24へ進み、監視についての処理が行われる(S24〜S31)。
次に、図10を参照して、各R/Wユニット301,302,303のメイン処理の中で実施される監視処理について説明する。ここでは、メイン処理で指定されている監視場所の各R/Wユニット301,302,303において、夫々のR/Wユニットに接続している全てのパチンコ機1について監視が行われる。例えば、主基板ボックス用R/Wユニット301では、自身に接続している6台のパチンコ機1の主基板ボックス81に設置されている6つの監視タグ861と各々通信する6つの監視アンテナ681において、順次呼出波を送信して、監視タグ861との通信を行う。また、枠用R/Wユニット302では、自身に接続している6台のパチンコ機1の機枠112に設置されている6つの監視タグ862、前面枠111に設置されている6つの監視タグ863と各々通信する監視アンテナ682,683において、順次呼出波を送信して、監視タグ862,863との通信を行う。また、大入賞口用R/Wユニット303では、自身に接続している6台のパチンコ機1の大入賞口16に設置されている6つの監視タグ864と各々通信する6つの監視アンテナ681において、順次呼出波を送信して、監視タグ864との通信を行う。
まず、呼出波を送信する監視アンテナを指定するための、アンテナカウンタ変数nに初期値の「0」がセットされる(S40)。そして、アンテナカウンタ変数に「1」が加算される(S41)。そして、アンテナカウンタ変数の値が全アンテナ数よりも大きいか否かにより、全ての監視アンテナの処理が終了したか否かの判断が行われ(S42)。終了していれば(S42:YES)、監視処理を終了し、メイン処理へ戻るが、終了していなければ(S42:NO)、監視アンテナから呼出波が送信され監視タグと通信が行えるか否かにより監視動作が行われる(S43〜S57)。そして、S41へ戻り、アンテナカウンタ変数に「1」が加算されて(S41)、全ての監視アンテナの処理が終了していなければ(S42:NO)、次の監視アンテナの処理が行われる(S43〜S57)。尚、全アンテナ数は、主基板用R/Wユニット301及び大入賞口用R/Wユニット303では「6」、枠用R/Wユニット302では「12」となっている。
例えば、例えば、主基板ボックス用R/Wユニット301では、アンテナカウンタ変数nに初期値「0」がセットされ(S40)、「1」が加算され「1」となったら(S41)、「1」は全アンテナ数「6」よりも大きくないのでまだ処理は終了しておらず(S42:NO)、1つ目の監視アンテナ681から呼出波が送信される(S43)。そして、1つ目の監視アンテナ681が設置されているパチンコ機1の主基板ボックス81に設置されている監視タグ861から反射波の返送があるか否かの判断が行われる(S44)。
反射波の返送がない場合には(S44:NO)、主基板ボックス81は開けられている。しかし、応答エラーフラグが「ON」となっている場合には、既に監視タグ861からの応答がない状態(開けられた状態)を検知し、応答エラーとなっているので、応答エラーフラグが「ON」であるか否かにより、「応答エラー」中であるか否かの判断が行われる(S45)。応答エラー中である場合(S45:YES)、そのまま監視処理は終了されて、メイン処理へ戻る。応答エラー中でない場合(S45:NO)には、当該監視場所の応答エラーフラグに「1」が記憶され「ON」とされる(S46)。そして、応答エラーの発生を示す監視情報がRAM34及びEEPROM35に記憶され、さらに島管理端末100及びホールコンピュータ300へ監視情報が送信される記録処理が行われる(S47)。そして、S41へ戻る。
また、監視タグ861から反射波の返送がある場合には(S44:YES)、監視タグ861と無線通信が成立している。そこで、反射波に含まれているIDコードが予め登録されているものと一致しているか否かの判断が行われる(S48)。尚、各パチンコ機1に設置されている監視タグ861のIDコードは監視アンテナ681に対応してEEPROM35に記憶されている。IDコードが一致していない場合には(S48:NO)、監視タグ861の取り付けられた部材がすり替えられていたり、監視タグ861がすり替えられていたりして、本来の監視タグでないICタグと通信をしていることになる。しかし、IDエラーフラグが「ON」となっている場合には、既に監視タグ861が取り付けられている部材や監視タグ861のすり替えは検知されて「IDエラー」となっている。そこで、IDエラーフラグが「ON」であるか否かにより、「IDエラー」中であるか否かの判断が行われる(S49)。
IDエラー中である場合(S49:YES)、そのまま処理は終了されて、メイン処理へ戻る。IDエラー中でない場合には(S49:NO)、当該監視場所のIDエラーフラグに「1」が記憶され「ON」とされる(S50)。そして、IDエラーの発生を示す監視情報がRAM34及びEEPROM35に記憶されて、さらに島管理端末100及びホールコンピュータ300へ監視情報が送信される記録処理が行われる(S51)。そして、S41へ戻る。
また、反射波に含まれているIDコードと予め登録されているIDコードとが一致している場合には(S48:YES)、監視タグ861と正常に通信が行われており、監視タグ861も不正なものではないということ、すなわち、当該監視場所は正常であるということになる。そこで、応答エラー中又はIDエラー中であるかの確認が行われる。応答エラーフラグ又はIDエラーフラグが「ON」となっている場合には、異常発生中又は作業中という状態になっているので、異常の回復又は作業の終了についての処理を行う必要がある。
そこで、まず、応答エラーフラグが「ON」であるか否かにより、応答エラー中か否かの判断が行われる(S52)。応答エラー中である場合には(S52:YES)、当該監視場所の応答エラーフラグに「0」が記憶されて「OFF」とされる(S53)。そして、応答エラーの回復を示す監視情報がRAM34及びEEPROM35に記憶されて、さらに島管理端末100及びホールコンピュータ300へ監視情報が送信される記録処理が行われる(S54)。そして、S41へ戻る。
また、応答エラー中でない場合には(S52:NO)、IDエラーフラグが「ON」であるか否かにより、IDエラー中であるか否かの判断が行われる(S55)。IDエラー中である場合には(S55:YES)、当該監視場所のIDエラーフラグに「0」が記憶されて「OFF」とされる(S56)。そして、IDエラーの回復を示す監視情報がRAM34及びEEPROM35に記憶されて、さらに島管理端末100及びホールコンピュータ300へ監視情報が送信される記録処理がおこなわれる(S57)。そして、S41へ戻る。尚、応答エラー中でもIDエラー中でもない場合には(S52:NO,S55:NO)、S41へ戻る。
S41へ戻ったら、アンテナカウンタ変数に「1」が加算されて「2」となる(S41)。また、全アンテナ数「6」よりも大きくないので、2つ目の監視アンテナ681から呼出波が送信される(S43)。そして、2つ目の監視アンテナ681が設置されているパチンコ機1の主基板ボックス81に設置されている監視タグ861と通信が成立するか否かにより、2つ目の監視アンテナ681による主基板ボックス81の監視が行われる(S44〜S57)。そして、S41へ戻り、アンテナカウンタ変数に「1」が加算され
て「3」となる。そして、S43〜S57の処理が行われ、S41へ戻る。このようにして、S41〜S57の処理が繰り返し実施されて、6つ目の監視アンテナ681の処理まで終了し、S41へ戻り、アンテナカウンタ変数に「1」が加算され「7」となったら(S41)、全アンテナ数「6」よりも大きいので、全ての監視アンテナ681の処理が終了したと判断され(S42:YES)、監視処理は終了し、メイン処理へ戻る。
また、大入賞口用R/Wユニット303でも、同様にして、アンテナカウンタ変数の値が全アンテナ数「6」より大きくなるまで、1つ目の監視アンテナ684から順に6つ目の監視アンテナ684までの監視アンテナ684で大入賞口16の監視処理が行われる。
また、枠用R/Wユニット302では、アンテナカウンタ変数の値が「1」〜「6」では、1つ目の監視アンテナ682から順に6つ目の監視アンテナ682までの監視アンテナ682で機枠112と本体枠110との監視が行われ、「7」〜「12」では、1つ目の監視アンテナ683から順に6つ目の監視アンテナ683までの監視アンテナ683で前面枠111と本体枠110との監視が行われる。
以上のようにして、主基板ボックス用R/Wユニット301は複数のパチンコ機1の主基板ボックス81の監視を行い、枠用R/Wユニット302は複数のパチンコ機1の機枠112と本体枠110、前面枠111と本体枠110との監視を行い、大入賞口用R/Wユニット303は複数のパチンコ機1の大入賞口16の監視を行う。したがって、監視場所ごとにR/Wユニットを備えているので、監視場所に対する特性をR/Wユニットごとに備えればよい。例えば、大入賞口16を監視する際には、パチンコ機1の大入賞口16が開放中であるか否かの遊技状態をR/Wユニット側で把握する必要があるが、主基板ボックス41を監視する際にはその必要はない。そこで、大入賞口用R/Wユニット303のみをパチンコ機1からの信号を受信できるようにすれば、他のR/Wユニット303はパチンコ機1との接続用の入力ポート31を備える必要がない。すなわち、監視制御装置ごとに、監視される部材の特性に合わせた監視制御を行わせたり、監視される部材の特性に合わせた部品を備えたりすることができる。
また、例えば、大入賞口16の監視の制御に変更があるような場合には、全てのR/Wユニットに対して変更のための処理を行う必要はなく、大入賞口用R/Wユニット303のみに処理を行えばよい。また、監視を行うパチンコ機1を増やす場合には、R/Wユニットの監視アンテナに空きがあれば、それを使用すればよいので、R/Wユニットを増設する必要がないため、コストを軽減できる。尚、監視処理のS43の処理を実行するCPU32が「呼出波送信手段」に相当し、S44の処理を実行するCPU32が「反射波受信手段」に相当する。
4.変形例の説明
尚、本発明の遊技機監視システムは、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。以下に、本発明を適用する実施の形態の変形例について説明する。まず、本実施形態では所定の動作を行う装置として、遊技機の一種であるパチンコ機を例に挙げているが、所定の動作を行う装置は遊技機であるパチンコ機に限られず、パチコン機、パチスロ台等の各種の遊技機に適用可能である。
また、上記実施の形態では、被監視部材としてパチンコ機1の主基板ボックス81、本体枠110と機枠112、前面枠111と本体枠110、大入賞口16監視タグを設置したが、移動を監視される部材はこれに限らず、他の基板収納ボックスや、普通図柄始動ゲート等の入賞口に設置して、その開閉状態を監視してもよい。また、上記実施の形態では、本体枠110と機枠112、前面枠111と本体枠110を同じR/Wユニットで監視したが、別々のR/Wユニットで監視してもよい。また、同じR/Wユニットで監視しても、本体枠110と機枠112、前面枠111と本体枠110とで異なる監視間隔で監視を行うようにしてもよい。また、上記実施の形態では、1台のR/Wユニットで6台のパチンコ機1を監視しているが、監視対象とするパチンコ機1の台数はこれ以上であっても、これ以下であってもよい。
本発明の遊技機はパチンコ機1に限られず、パチコン機、パチスロ機等の各種の遊技機に適用可能である。
本実施の形態の遊技機監視システムの構成図である。 本実施の形態の遊技機監視システムを導入した遊技場の外観を示す説明図である。 R/Wユニット301,302,303の電気的構成及びパチンコ機1の監視タグ861〜864を示すブロック図である。 パチンコ機1の前面枠111及び本体枠110を開いた状態をパチンコ機1の前面から見た斜視図である。 パチンコ機1の背面図である。 開閉扉16aが開放されている状態のアタッカ部材160の斜視図である。 主基板ボックス用R/Wユニット301で行われるメイン処理の本発明に関する主な処理を示すフローチャートである。 枠用R/Wユニット302で行われるメイン処理の本発明に関する主な処理を示すフローチャートである。 大入賞口用R/Wユニット303で行われるメイン処理の本発明に関する主な処理を示すフローチャートである。 各メイン処理の中で実施される監視処理のフローチャートである。
符号の説明
1 パチンコ機
16 大入賞口
32 CPU
34 RAM
35 EEPROM
39 RTC
81 主基板ボックス
100 島管理端末
110 本体枠
111 前面枠
112 機枠
150 店内ネットワーク
200 遊技機設置島
300 ホールコンピュータ
301 主基板ボックス用R/Wユニット
302 枠用R/Wユニット
303 大入賞口用R/Wユニット
681 監視アンテナ
682 監視アンテナ
683 監視アンテナ
684 監視アンテナ
861 監視タグ
862 監視タグ
863 監視タグ
864 監視タグ

Claims (2)

  1. 他のICタグと区別するための識別情報を記憶したICタグが所定の部材に設置された複数の遊技機と、前記ICタグと通信を行い前記遊技機の所定の部材の監視を行う監視制御装置とからなる遊技機監視システムにおいて、
    前記監視制御装置は、
    前記ICタグと通信する複数のアンテナと、
    前記アンテナから前記ICタグを呼び出す呼出波を送信する呼出波送信手段と、
    当該呼出波送信手段から送信された前記呼出波に基づいて前記ICタグから返送される反射波を前記アンテナで受信する反射波受信手段とを備え、
    前記アンテナは異なる前記遊技機の同じ種類の部材に設置されている前記ICタグと通信可能な位置に各々設置され、異なる前記遊技機の同じ種類の部材の監視を行うことを特徴とする遊技機監視システム。
  2. 前記遊技機において前記ICタグが設置されて監視される前記部材の種類は複数存在し、複数の前記監視制御装置により監視が行われることを特徴とする請求項1に記載の遊技機監視システム。
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