JP2006121863A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 簡単な構成によりデッドタイムを小さくする。
【解決手段】 ゲート電圧P4、P7の大きさを制御部100で制御してトランジスタQ1、Q2を交互に導通させる。制御部100は、前記トランジスタQ1が導通状態と非導通状態との間で切り替る時点の前後の切替期間において、ゲート電圧P7をトランジスタQ2の閾値電圧Vth2よりも小さい中間電圧Vmeanとなるように制御してトランジスタQ2に印加する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トーテムポール型に接続された上下半導体スイッチング素子を交互に導通させる半導体装置に関する。
直流の入力電圧を、直流の異なる大きさの出力電圧に変換する装置として、DC−DCコンバータが知られている。DC−DCコンバータは一般的に、入力電圧と基準電圧との間に直列に、いわゆるトーテムポール型に接続された上側半導体スイッチング素子及び下側半導体スイッチング素子、並びにこの2つの半導体スイッチング素子の接続ノードと負荷との間に接続されるインダクタを備えている。上側半導体スイッチング素子としては、MOSFETやIGBT等のトランジスタが用いられるが、下側半導体スイッチング素子としては、ダイオードを用いることもできる。しかし、ダイオードを用いる場合、順方向電圧が大きいため、電力損失が大きいという問題がある。このため、下側半導体スイッチング素子にも、導通時の消費電力が少なく、ゲート電圧により上側半導体スイッチング素子の導通/非導通に同期して導通制御が可能な電圧制御半導体素子、例えばMOSFETが用いられることが多い。
このように、上側/下側半導体スイッチング素子の両方をMOSFET等の電力制御半導体素子で構成する場合、制御回路のロジック又はノイズ等の影響により上側/下側半導体スイッチング素子が同時に導通して貫通電流が流れることを防止する必要がある。このため、上側半導体スイッチング素子のみが導通状態とされる期間と、下側半導体スイッチング素子のみが導通状態とされる期間との間に、両トランジスタが共に非導通状態とされる期間(デッドタイム)を設定することが行われる。このデッドタイムは、ノイズ等により両トランジスタがターンオン/ターンオフする時刻に変化が生じても、両トランジスタが同時に導通状態となることがないような長さに設定される。しかし、このデッドタイムを長く設定し過ぎると、電力損失が大きくなる。このため、デットタイムの長さを必要最小限にするため様々な提案がされている。例えば、特許文献1では、一方の半導体スイッチング素子の制御電圧が閾値電圧以下となったことを検知するコンパレータの出力に基づき、他方の半導体スイッチの導通状態を切り替えている。
しかし、この特許文献1の回路は、上下一方のスイッチング素子の制御電圧が閾値電圧より小さくなったことがコンパレータにより検知された後、上下他方のスイッチング素子の制御電圧を閾値電圧以上として非導通状態から導通状態に切り替えるものである。従って、コンパレータによる検知、検知後の制御電圧の制御という手順が必須であるため、デットタイムは依然として存在している。
特開2003−134802号公報(段落[0016]〜[0019]、図1、図6等)
本発明は、簡単な構成によりデッドタイムを小さくすることができる半導体装置を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、第1制御電圧が印加される第1制御端子を備え前記第1制御電圧を変化させることにより導通状態と非導通状態との間で切り替る上側スイッチング素子と、前記上側スイッチング素子と直列接続されると共に第2制御電圧が印加される第2制御端子を備え前記第2制御電圧を変化させることにより導通状態と非導通状態との間で切り替る下側スイッチング素子と、前記第1制御電圧及び前記第2制御電圧の大きさを制御して前記上側スイッチング素子と前記下側スイッチング素子とを交互に導通させる制御部とを備え、前記制御部は、前記上側スイッチング素子が導通状態と非導通状態との間で切り替る時点の前後の切替期間において、前記第2制御電圧の絶対値を前記下側スイッチング素子の閾値電圧の絶対値よりも小さく基準電圧よりも大きい中間電圧となるように制御して前記第2制御端子に印加することを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成によりデッドタイムを小さくすることができる。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態が適用されるDC−DCコンバータの基本構成を示す回路図である。このDC−DCコンバータは、入力電圧Vinが与えられる入力端子N0と基準電圧(0)が与えられる接地線GNDとの間に、上側スイッチング素子としてのn型MOSトランジスタQ1と、このトランジスタQ1にノードN1において直列接続された下側スイッチング素子としてのn型MOSトランジスタQ2とを備えている。
ノードN1には、インダクタL1の一端が接続され、インダクタL1の他端は出力電圧Voutを出力する出力端子N2とされている。なお、この出力端子N2と接地端子との間には、出力電圧Voutを平滑化するための平滑化コンデンサC1が接続される。
トランジスタQ1は、ゲートに与えられるゲート電圧P4の大きさを変化させることにより、非導通状態と導通状態との間で切り替えられる。トランジスタQ2も、ゲートに与えられるゲート電圧P7の大きさを変化させることにより、非導通状態と導通状態との間で切り替えられる。ゲート電圧P4とP7の大きさは、制御部100において制御される。制御部100は、このゲート電圧P4及びP7を制御することにより、トランジスタQ1、Q2を交互に導通させる。
トランジスタQ1が導通状態とされ、トランジスタQ2が非導通状態とされる場合には、入力電圧Vinに基づく電流Iが、トランジスタQ1及びインダクタL1を介して負荷LOADに供給される(図2)。一方、トランジスタQ1が非導通状態とされ、トランジスタQ2が導通状態とされる場合には、インダクタL1に蓄積されたエネルギに基づく電流Iにより、負荷LOADを介してトランジスタQ2に回生電流I(Q2)が流れる(図3)。以後、図2、図3に示す状態が交互に繰り返されることにより、入力電圧Vinが、異なる大きさの出力電圧Voutに変換されて負荷LOADに出力される。
n型MOSトランジスタQ2は、通常のバイアス条件と同様に、ソース領域(S)とp型基板とが短絡されており、p型基板からn型ドレイン領域(D)へ向かう方向を順方向とした寄生ダイオードD2をそれぞれ有する。寄生ダイオードD2が導通すると、リカバリ現象のためスイッチング速度が低下すると共に、電力損失も大きくなる。このため、トランジスタQ2は、そのドレイン−ソース間電圧がダイオードD2の順方向電圧以上とならないような条件で用いられる。
なお、上側スイッチング素子であるトランジスタQ1としては、p型のMOSトランジスタを用いてもよい。この場合、ソース、ドレインの電位関係、ゲート電圧の符号など、全て逆の関係となる。また、バイポーラトランジスタなど、下側スイッチング素子とは異なる構造の素子を用いてもよい。
トランジスタQ1、Q2が同時に導通すると、図4に示す貫通電流I´が流れ、電力損失が大きくなるとともに、トランジスタQ1、Q2の破壊を誘発する可能性もある。これを防止するため、従来は、図5に示すように、ゲート電圧P4、P7が同時に”L”レベルとなるデッドタイム(t1〜t2、t3〜t4)を適切な長さに設定し、突発的なノイズ等が生じてもトランジスタQ1、Q2が同時に導通することを回避していた。
一方、この実施の形態の制御部100では、図6に示すように、ゲート電圧P4が”L”レベルと”H”レベルとの間で論理が切り替る時点(t2、t3)の前後の切替期間(t1〜tA、tB〜t4)において、ゲート電圧P7を中間電圧Vmeanに切り替える。この中間電圧Vmeanは、基準電圧すなわち”L”レベルよりも高く、トランジスタQ2の閾値電圧Vth2よりも低い電圧である。好ましくは、ノイズ等の変動を考慮したマージンの分だけ、閾値電圧Vth2よりも低い電圧である。これにより、トランジスタQ2は、ゲート電圧P4の論理の切り替り後直ちに導通状態と非導通状態との間で切り替ることができる。このため、デッドタイムの分、従来に比べ電力損失を低減することができる。その原理はMOSトランジスタの特性に基づいており、以下において図7〜図10を参照して詳細に説明される。
図7に示すように、ゲート電極に閾値電圧Vth2以上のゲート電圧Vgを印加すると、ゲート電極直下のP−層表面にはNチャネル層が形成され、ソース−ドレイン間が通電できる状態となる。Nチャネル層が形成される条件は、ソース−ゲート間電圧Vgsが閾値電圧Vth2以上となることであるが、トランジスタQ2はソース側が接地されているので、ゲート電圧Vgが閾値電圧Vth2以上となることがnチャネル形成の条件となる。ゲート電圧Vgが閾値電圧Vth2未満例えば零の場合、Nチャネル層は形成されず、ソース−ドレイン間に電圧を印加しても電流は流れない。
Nチャネル層が形成された状態で、ソース−ドレイン間に電圧Vdsを印加すると、ソース−ドレイン間に電流Idが流れる。n型MOSトランジスタでは通常、ドレイン電位Vdをソース電位Vsよりも高くしてドレイン−ソース間に電流を流す(以下、この状態を順方向バイアスという)。ソース−ドレイン間電圧Vdsが大きくなると、ソース−ドレイン間電流Idもこれに略比例して増加するが(非飽和領域)、電圧VdsがVgより大きくなると、図8に示すように、nチャネル層がピンチオフし、電圧Vdsが増加しても電流Idはあまり増加しなくなる(飽和領域)。
上記とは逆に、ドレイン電位Vdをソース電位Vsよりも低くしても(以下、この状態を逆方向バイアスという)電流を流すことはでき、図1のトランジスタQ2は、この条件で回生電流I(Q2)を流している。ただし、逆方向バイアスの場合、n型MOSトランジスタのゲート電極直下にnチャネル層が形成される条件は、ソース−ゲート間電圧Vgsではなく、ドレイン−ゲート間電圧Vgd(=|Vg|+|Vd|)により決定される。
このような順方向バイアス時と逆方向バイアス時とでnチャネル層が形成される条件が相違するため、ドレイン−ソース間電圧Vdsと、ドレイン電流Idとの関係を示すグラフは、図10のようになる。すなわち、ゲート電圧Vgが閾値電圧(ここでは0.6Vとする)以上である場合には、ドレイン−ソース間電圧Vdsが正か負荷に拘わらず、ドレイン電流Idが流れる。図10では、ゲート電圧Vgが1.0Vの場合、1.5Vの場合、それ以上の場合のグラフが示されている。
ゲート電圧Vgが0Vである場合には、ドレイン−ソース間電圧Vdsが正、すなわちドレイン側がソース側より高電位である場合(順方向バイアス)には、ドレイン電流Idは流れない。一方、ドレイン−ソース間電圧Vdsが負、すなわちドレイン側がソース側より低電位である場合(逆方向バイアス)にはVdsが寄生ダイオードの順方向電圧以上となるとドレイン電流Idが流れはじめる。
ゲート電圧Vgが、0より大きく閾値電圧より小さい電圧、例えば0.5V程度の中間電圧である場合には、Vgが0Vである場合と同様、順方向バイアスではドレイン電流Idは流れない。これに対し、逆方向バイアスでは、図10に示すように、ドレイン−ソース間電圧Vdsが−0.1V辺りからドレイン電流が流れはじめる。本発明では、この特性に注目し、図1のトランジスタQ1のゲート電圧P4が”L”レベルと”H”レベルとの間で論理が切り替る時点の前後の切替期間において、このような閾値電圧より小さい中間電圧としてのゲート電圧Vg(0.5V程度、上記の中間電圧Vmean)を印加する。これにより、トランジスタQ2は、ゲート電圧P4の論理の切り替り後直ちに導通状態と非導通状態との間で切り替ることができる。このため、デッドタイムの分、従来に比べ電力損失を低減することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態を、図11に基づいて説明する。図11に示すように、ゲート電圧P4が”H”レベルから”L”レベルへ切り替る時点(t3)の前後の切替期間(tB〜t4)において、ゲート電圧P7を基準電圧から中間電圧Vmeanに切り替えるのは第1の実施の形態と同様である。ただし、 ゲート電圧P4が”L”レベルから”H”レベルへ切り替る時点(t2)の前後の切替期間においては、ゲート電圧P7を中間電圧Vmeanではなく基準電圧としている点では、第1の実施の形態と異なっている。この構成は、第1の実施の形態よりも、実質的にデッドタイムが長くなる分電力損失は増えるが、トランジスタQ1とQ2が同時に導通し貫通電流が流れる可能性を一層小さくすることができる。
すなわち、ゲート電圧P4が”L”レベルから”H”レベルへ切り替る時点においてトランジスタQ1が導通し、トランジスタQ2が非導通とされると、トランジスタQ2のドレイン(ノードN1)の電位が上昇する。トランジスタQ2のドレイン−ゲート間には容量があるので、ノードN1の電位が上昇するとこの容量に充電電流が流れる。この場合、制御部100の、トランジスタQ2のゲートに接続された素子のオン抵抗が大きいと、この充電電流が流れる際にトランジスタQ2のゲート電位が上昇して閾値電圧Vth2以上となり、トランジスタQ2が導通して(誤ONして)貫通電流が流れることになる。ゲート電位Q2が第1の実施の形態のようにVmeanまで上昇させられていると、誤ONの可能性が高くなる。従って、誤ONの可能性を低くしたい場合には、この第2の実施の形態が好適である。
次に、本発明の第3の実施の形態を、図12Aを参照して説明する。この実施の形態では、ゲート電圧P4が”H”からL”レベルに切り替ってトランジスタQ1が非導通状態とされ(時刻t3)、前述の切替期間(tB〜t4)が経過した後も、ゲート電圧P7を”H”レベルまで上昇させず、中間電圧Vmeanのままに維持する点で、第1の実施の形態と異なっている。この形態でも、トランジスタQ1が非導通状態の間トランジスタQ2を導通状態に維持することができ、しかも第1の実施の形態と同様にトランジスタQ2をトランジスタQ1の非導通への切り替り後直ちに導通させることができる(図10参照)。
次に、本発明の第4の実施の形態を、図12Bを参照して説明する。この実施の形態は、ゲート電圧P4が”L”レベルで、トランジスタQ1が非導通とされている間、ゲート電圧P7が入力電圧Vinまで上昇せず中間電圧Vmeanに維持される点で第3の実施の形態と同様である。ただし、ゲート電圧P4が”L”から”H”レベルに立ち上がり(時刻t2等)、トランジスタQ1が導通するのに先立って、ゲート電圧P7を”H”から”L”に立ち下げる点で、第3の実施の形態と異なっている。この構成によれば、第2の実施の形態と同様に、誤ONの可能性を低くすることができる。
次に、本発明の第5の実施の形態を、図12Cを参照して説明する。この実施の形態では、ゲート電圧P7が常に中間電圧Vmeanのままに維持される点で、前述の実施の形態と異なっている。この形態でも、トランジスタQ1が非導通状態の間トランジスタQ2を導通状態に維持することができる。また、トランジスタQ1が導通状態にある場合には、トランジスタQ2を非導通状態にすることができる。トランジスタQ1が導通状態にある場合には、ドレインの電位がソースの電位より高くなり(順方向バイアス)、従ってゲート電位Vgが閾値電圧Vth2よりも低ければトランジスタQ2は導通しないからである(図10のVg=0.5のグラフ参照)。しかも第1の実施の形態と同様にトランジスタQ2をトランジスタQ1の非導通への切り替り後直ちに導通させることができる(図10参照)。
次に、本発明の第6の実施の形態を、図12Dを参照して説明する。この実施の形態は、ゲート電圧P4が”H”レベルで、トランジスタQ1が導通状態とされている間、ゲート電圧P7を基準電圧まで下降させず中間電圧Vmeanに維持する点で上記の実施の形態と異なっている。トランジスタQ1が導通状態の間は、トランジスタQ2は順方向バイアスとなるので、中間電圧Vmeanをゲートに印加されてもトランジスタQ2は非導通状態であるため、このような構成も可能である。この構成によれば、ゲート電圧P7の制御が簡略化でき、制御部100の構成を簡単にすることができる。
次に、本発明の第7の実施の形態を図13を参照して説明する。この実施の形態は、トランジスタQ2の温度を検知するための温度センサ200を備え、その検知結果が制御部100にフィードバックされてゲート電圧P7の大きさの制御に利用される点において、前記の実施の形態と異なっている。
トランジスタQ2の閾値電圧Vth2は温度依存性を有している場合が多い。電力損失を小さくするためには、中間電圧Vmeanの大きさをできるだけVth2に近い値にするのが望ましいが、温度変化によりVth2が下がった場合、ゲート電圧P7がそのままであるとトランジスタQ2が誤って導通して、貫通電流が流れる可能性がある。これを防止するため、温度センサ200により温度上昇が検知された場合、中間電圧Vmeanの値を温度上昇前より小さくする。これにより、トランジスタQ2の誤ONを防止しつつ、電力損失を最小限に抑えることができる。
次に、この制御部100の具体的な構成例及び動作を、図14〜図21を参照して説明する。なお、図14、16、18及び20では、図1等と異なり、トランジスタQ1をp型MOSトランジスタであるとして説明しているので、ゲート電圧P4が”L”レベルのときにトランジスタQ1は導通し、ゲート電圧P4が”H”レベルのときトランジスタQ1が非導通とされる。
図14は、第1の実施の形態の動作を行う制御部100の構成例を示している。
制御部100は、トランジスタQ1のゲートにゲート電圧P4を出力信号として出力するCMOSインバータC1を備えている。また、制御部100は、トランジスタQ2のゲートに出力するゲート電圧P7の大きさを切り替えるための切替回路C2を備えている。CMOSインバータC1は、p型MOSトランジスタPM1とn型MOSトランジスタNM1とを出力端子としてのドレインで接続し、両者のゲートに信号P3を共通に入力したものである。
また切替回路C2は、n型MOSトランジスタNM2と、n型MOSトランジスタNM3と、スイッチング素子SW1とを備えている。トランジスタNM2のソースとトランジスタNM3のドレインとが接続されてゲート電圧P7の出力端子とされている。トランジスタNM2及びNM3のゲートには、それぞれ信号P10、P6が入力される。また、スイッチング素子SW1は、入力電圧Vinが供給される端子Hと、中間電圧Vmeanに対応する電圧V2が供給される端子Lとのいずれかを選択的にトランジスタNM2のドレインに接続するものである。ここでは、信号P5が”H”レベルの場合にトランジスタNM2のドレインが端子Hに接続され、”L”レベルの場合にトランジスタNM2のドレインが端子Lに接続されるものとする。なお、端子Lに供給される電圧V2は、参照電圧V1に基づいてバイアス回路105により生成される。
信号P10は、信号P4が”H”レベルである期間と、その前後の所定の期間(切替期間)だけ”H”レベルとなる信号であり、一方、信号P6は、そのインバータ回路120による反転信号である。従って、トランジスタNM2とNM3とは交互に導通し、ゲート電圧P7は、基準電圧と、トランジスタNM3のドレインに与えられる電圧(Vin又はV2)の間で切り替る。VinとV2との間の切り替りは、信号P5に基づき、スイッチング素子SW1によって行われる。信号P5は、信号P4が”H”レベルである期間のうち、前述の切替期間を除く期間において”H”レベルとなる信号である。
信号P10が”L”レベルから”H”レベルに切り替り、同時に信号P6が”H”レベルから”L”レベルに切り替ると、ゲート電圧P7は”L”レベルから電圧V2まで立ち上がる。その後、信号P5が前述の切替期間経過後”L”レベルから”H”レベルに立ち上がると、スイッチング素子SW1が端子Lから端子Hに切り替り、これにより、ゲート電圧P7は電圧V2からVinまで立ち上がる。次の切替期間において信号P5が”H”レベルから”L”レベルに立ち下がると、ゲート電圧P7は電圧VinからV2まで立ち下がる。切替期間の経過後、信号P10が”H”レベルから”L”レベルに切り替り、同時に信号P6が”L”レベルから”H”レベルに切り替ると、ゲート電圧P7は”L”レベルに立ち下がる。このようにして、図15に示すようなゲート電圧P7が生成される。
制御部100は、これらの信号P4、P5、P6、及びP7を前述のタイミングを有するように生成するため、パルス発生回路101、遅延回路102、114、115、116、位相合せ回路110、116、比較器112,113、インバータ回路111、117、120、OR回路119等を備えている。
パルス制御部101は、所定のパルス信号P0を所定の間隔で発生する回路である。遅延回路102は、このパルス信号P0を時間Td0だけ遅延させた信号P1を出力する。この信号P1は位相合せ回路110に入力される。位相合せ回路110は、この信号P1と、遅延回路115からの遅延信号P12の論理和信号としての信号P2を出力する。この信号P2のインバータ111による反転信号P3が、CMOSインバータC1で更に反転されて、ゲート電圧P4が生成される。遅延回路115は、前述のゲート電圧P7と参照電圧発生回路104が出力する参照電圧V1との比較出力P10を時間Td2だけ遅延させた遅延信号P12を生成するものである。
比較器112は、ゲート電圧P4と参照電圧発生回路104が発生する参照電圧V1とを比較して比較信号Pcを出力する。遅延回路114は、この比較信号Pcを所定時間遅延させた信号P11を出力する。この信号P11は、信号P1と共に位相合せ回路116に入力される。位相合せ回路116は、信号P11の立ち上がりに同期して立下り、信号P1の立ち下がりに同期して立ち下がる信号P8を出力する。この信号P8をインバータ回路117で反転させて、前述の信号P5が、信号P4と所定のタイミングを有するように生成される。
この信号P5は、遅延回路118にも入力されて、信号P5を所定時間遅延させた遅延信号P9が生成される。そして、この信号P9とP1の論理和信号P10がOR回路119で生成される。この信号P10をインバータ回路120で反転させた信号が、前述の信号P6である。
この図14の構成例では、トランジスタQ2のゲート電圧P7の論理の切り替りをモニタして生成した信号P12を位相合せ回路110に入力してトランジスタQ1のゲート電圧P4の切り替りタイミングを調整し、またトランジスタQ1のゲート電圧P4をモニタして生成した信号P11を位相合せ回路116に入力してトランジスタQ2のゲート電圧P7の切り替りタイミングを調整している。これにより、3段階に電圧値が変化するゲート電圧P7の切り替りタイミングと、ゲート電圧P4の切り替りタイミングとを適正化することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態(図11)の動作を行う制御部100の構成例及び動作を、図16及び図17を参照して説明する。CMOSインバータC1、切替回路C2、パルス発生回路101、参照電圧回路104及びバイアス回路105の構成は、図14と同様である。ただし、この図16の構成例では、比較器、位相合せ回路等を省略し、代わりに遅延回路を102’、123と縦続接続し、これらの出力信号P1、P2’をAND回路126、127、及びOR回路128に入力することにより、信号P5、P6及びP3等を生成している。
また、図11に示すようなP7の波形を生成するため、信号P19を生成している。この信号P19は、スイッチング素子SW1を切り替えるための信号である。信号P19は、信号P10が”H”から”L”に切り替るのと同時に”L”から”H”に切り替り、信号P10が”L”から”H”に切り替った後、前述の切替期間を経過した時点で”H”から”L”に切り替る信号である。スイッチング素子SW1は、信号P19が”H”レベルにある場合に、トランジスタNM2のドレインを端子H(電圧Vin)に接続し、信号P19が”L”レベルにある場合に、トランジスタNM3のドレインを端子L(電圧V2)に接続する。
信号P3、P4、信号P5、P6及びP19等を生成するための回路として、この図16の構成例では遅延回路102’、123、AND回路126、127、及びOR回路128が用いられている。
AND回路126は、パルス発生回路101で生成された信号P0と、これを遅延回路102’で時間Td1だけ遅延させた信号P1との論理積信号P18を出力する。この信号P18が、インバータ回路129で反転されて信号P10としてトランジスタNM3のゲートに出力され、また、バッファ回路130を介して信号P6としてトランジスタNM3のゲートに出力される。
AND回路127は、信号P1と、この信号P1を遅延回路123で時間Td2だけ遅延させた遅延信号P2’の論理積信号P3を出力するものであり、この信号P3のCMOSインバータC1による反転信号が、信号P4とされる。信号P4は、パルス信号P0の立ち上がりの後、ほぼ時間Td1+Td2だけ遅れて立ち下がる信号となる。すなわち信号P4は、信号P10よりも時間Td2の分だけ遅れて立ち上がる信号となる。これにより、トランジスタQ1が非導通状態から導通状態に切り替り、トランジスタQ2が逆に導通状態から非導通状態に切り替る際に、デッドタイムが確保されている。
信号P19は、OR回路128により、信号P2’と信号P18の論理和信号として生成される。このため、信号P19は、信号P4よりも時間Td2だけ早く立ち上がり、信号P6よりも時間Td1+td2だけ遅れて立ち下がる信号となる。これにより、ゲート電圧P7は、トランジスタQ1が導通状態から非導通状態に切り替る時点の前後において、トランジスタQ2のゲートに電圧V2を供給する波形となる。
次に、本発明の第4の実施の形態(図12B)の動作を行う制御部100の構成例及び動作を、図18及び図19を参照して説明する。この第4の実施の形態では、ゲート電圧P7が電圧V2と基準電圧との間でしか変動しないため、前述の図14や図16と比べて制御部100をシンプルな構造とすることができる。 すなわち、切替回路C2は、スイッチング素子SW1を有さず、トランジスタNM2のドレインには電圧V2が定常的に印加されている。また、CMOSインバータC1に入力される信号P3’は、遅延回路102’’で信号P0を時間Tdだけ遅延させた信号であり、また、切替回路C2に入力される信号P10及びP6は、信号P0と同タイミングで切り替る信号とされている。このため、ゲート電圧P7は、信号P10が”H”の場合に電圧V2で、信号P10が”L”の場合に基準電圧となる、信号P0とほぼ同期した信号となる。このため、図19に示すような波形を有する信号P4、P7が得られる。なお、第3の実施の形態の動作(図12A)を行う制御部100を構成するには、例えば図18において、信号P0とP1の論理和信号を生成するOR回路を設け、この論理和信号及びその反転信号を信号P10、P6とすればよい。
以上、発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、様々な追加、改変、置換等が可能である。例えば、上記の実施の形態では、ゲート電圧P4の論理の切り替りの時点の前後の切替期間において、ゲート電圧P7をステップ状に中間電圧Vmeanに切り替え、切替期間一定に維持するようにしていたが、図20に示すように、基準電圧から徐々に中間電圧Vmeanに向かって所定の傾斜を持って上昇するように、又は中間電圧Vmeanから徐々に基準電圧に向かって所定の傾斜で下降するようにゲート電圧P7を制御することも可能である。
本発明の実施の形態が適用されるDC−DCコンバータの基本構成を示す回路図である。 図1に示すDC−DCコンバータの動作を説明する。 図1に示すDC−DCコンバータの動作を説明する。 図1に示すDC−DCコンバータの動作を説明する。 従来のDC−DCコンバータにおける制御部100の動作を示す。 本発明の第1の実施の形態によるDC−DCコンバータの制御部100の動作を示す。 本発明の実施の形態の原理を示す。 本発明の実施の形態の原理を示す。 本発明の実施の形態の原理を示す。 トランジスタQ2等のn型MOSトランジスタにおける、ドレイン−ソース間電圧Vdsと、ドレイン電流Idとの関係を示すグラフである。 本発明の第2の実施の形態によるDC−DCコンバータの制御部100の動作を示す。 本発明の第3の実施の形態によるDC−DCコンバータの制御部100の動作を示す。 本発明の第4の実施の形態によるDC−DCコンバータの制御部100の動作を示す。 本発明の第5の実施の形態によるDC−DCコンバータの制御部100の動作を示す。 本発明の第6の実施の形態によるDC−DCコンバータの制御部100の動作を示す。 本発明の第7の実施の形態によるDC−DCコンバータの基本構成を示す回路図である。 第1の実施の形態の動作を行う制御部100の具体的な構成例を示す。 図14に示す制御部100の動作を示すタイミングチャートである。 第2の実施の形態の動作を行う制御部100の具体的な構成例を示す。 図16に示す制御部100の動作を示すタイミングチャートである。 第4の実施の形態の動作を行う制御部100の具体的な構成例を示す。 図18に示す制御部100の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態の変形例の1つを示す。
符号の説明
Q1・・・n型MOSトランジスタ、 Q2・・・n型MOSトランジスタ、 L1・・・インダクタ、 C1・・・コンデンサ、 D1、D2・・・ダイオード、 100・・・制御部、 200・・・温度センサ。

Claims (6)

  1. 第1制御電圧が印加される第1制御端子を備え前記第1制御電圧を変化させることにより導通状態と非導通状態との間で切り替る上側スイッチング素子と、
    前記上側スイッチング素子と直列接続されると共に第2制御電圧が印加される第2制御端子を備え前記第2制御電圧を変化させることにより導通状態と非導通状態との間で切り替る下側スイッチング素子と、
    前記第1制御電圧及び前記第2制御電圧の大きさを制御して前記上側スイッチング素子と前記下側スイッチング素子とを交互に導通させる制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記上側スイッチング素子が導通状態と非導通状態との間で切り替る時点の前後の切替期間において、前記第2制御電圧の絶対値を前記下側スイッチング素子の閾値電圧の絶対値よりも小さく基準電圧よりも大きい中間電圧となるように制御して前記第2制御端子に印加する
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記下側スイッチング素子と並列に、前記接続点に向かう方向を順方向として接続されたダイオードを更に備えた請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記下側スイッチング素子はn型MOSトランジスタであり、前記ダイオードは、このn型MOSトランジスタの寄生ダイオードである請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記制御部は、前記上側スイッチング素子が導通状態から非導通状態に切り替る時点の前後の切替期間においては、前記第2制御電圧の絶対値を前記中間電圧となるように制御し、前記上側スイッチング素子が非導通状態から導通状態に切り替る時点の前後の切替期間においては、前記第2制御電圧の絶対値を前記基準電圧になるように制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記制御部は、前記切替期間、及びその前後の期間において前記第2制御電圧の値を前記中間電圧に維持する請求項1記載の半導体装置。
  6. 前記下側スイッチング素子の温度を検出する温度検出部を更に備え、
    前記制御部は、この温度検出部の検出出力に基づき、前記中間電圧の大きさを制御する請求項1記載の半導体装置。
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