JP2006121829A - 駆動装置および光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レンズなどの被駆動体の駆動速度の高速化、駆動時の静粛性、高精度な位置決めを安定して行うことができる駆動装置を提供する。
【解決手段】 駆動装置は、外周面に沿ってスパイラル状に延びる複数の着磁部1a〜1jを有し、所定の軸方向へ延びる円筒状のマグネット1と、マグネット101の対応する着磁部に対向するようにそれぞれ配置された磁極歯を有し、軟磁性材料からなる第1、第2、第3および第4のヨーク2,3,7,8と、第1および第2のヨーク3,8を励磁するための第1のコイル5と、第3および第4のヨーク7,8を励磁するための第2のコイル10と、マグネット1を軸方向へ移動可能に支持するガイドバー14とを備える。第1および第2のコイル5,10へ通電がされると、マグネット1は、軸方向へガイドバー14に沿って移動される。これにより、レンズホルダ12は軸方向へ駆動される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被駆動体を電磁力により駆動する駆動装置およびそれを備える光学機器に関する。
従来のカメラにおけるレンズの駆動装置としては、小型円筒形状のステップモータをレンズに並列して配置し、リードスクリューなどによりレンズ駆動を行うものがある(例えば特許文献1を参照)。
また、レンズの駆動装置として、ボイスコイル型アクチュエータを用いたものがある(例えば特許文献2を参照)。このボイスコイル型アクチュエータは、マグネットまたはコイルの一方を、レンズ群を保持する保持枠に、他方を鏡筒にそれぞれ固定し、ズームレンズを駆動するものである。このボイスコイル型アクチュエータにおいては、コイルが1相で制御され、位置センサでレンズの位置を検出しながら、コイルへの通電が正または逆方向へ行われる。これにより、所望の位置にレンズが位置決めされる。
特開平11−190815号公報 特開平4−093807号公報
しかしながら、前者の駆動装置においては、リードスクリューに噛み合いメネジ機能を果たす部材とリードスクリュー面とが摺動する際に音が発生し、この駆動装置をビデオカメラなどに用いる場合は、上記摺動音が騒音として録音される可能性がある。また、リードスクリューが変形していると、その変形が上記メネジ機能を果たす部材に伝わり、レンズが光軸と直交する方向へ変位される場合があり、レンズの位置決めの精度が損なわれる。
また、上記駆動装置をビデオカメラのズームレンズの駆動装置として使用した場合は、ズームレンズの駆動速度が遅く、所望の焦点距離が得られる位置までズームレンズを駆動するのに時間が掛かる。その結果、速写性が損なわれる。
後者の駆動装置すなわちボイスコイル型アクチュエータを用いた駆動装置は、ズーム速度、静粛性、レンズの位置決め精度の点で、前者の駆動装置より優れている。しかしながら、この駆動装置においては、使用環境の変化や経年変化などにより、駆動のガイド部分の摩擦係数が変化し、また想定されていない撮影姿勢で撮影を行うと、レンズを正確な位置に位置決めすることができないことがある。
本発明の目的は、レンズなどの被駆動体の駆動速度の高速化、被駆動体の駆動時の静粛性の向上、被駆動体の高精度な位置決めを行うことができる駆動装置および光学機器を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、被駆動体を駆動するための駆動装置であって、外周面に沿ってスパイラル状に延びる複数の着磁部を有し、所定の軸方向へ延びる柱状のマグネットと、前記マグネットの対応する着磁部に対向するようにそれぞれ配置された磁極歯を備えた、軟磁性材料からなる第1、第2、第3および第4のヨークと、前記第1のヨークおよび第2のヨークを励磁するための第1のコイルと、前記第3のヨークおよび第4のヨークを励磁するための第2のコイルと、前記マグネットを前記所定の軸方向へ移動可能に支持する支持部材とを備え、前記第1および第2のコイルへ通電をして前記マグネットを前記所定の軸方向へ前記支持部材に沿って移動させることにより、前記被駆動体を駆動することを特徴とする駆動装置を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、被駆動体を駆動するための駆動装置であって、外周面に沿ってスパイラル状に延びる複数の着磁部を有し、所定の軸方向へ延びる柱状のマグネットと、前記マグネットの対応する着磁部に対向するようにそれぞれ配置された磁極歯を備えた、軟磁性材料からなる第1、第2、第3および第4のヨークと、前記第1のヨークおよび第2のヨークを励磁するための第1のコイルと、前記第3のヨークおよび第4のヨークを励磁するための第2のコイルと、前記マグネットが固定されている支持板と、前記第1、第2、第3および第4のヨークと前記第1および第2のコイルとを一体的に結合する結合部材と、前記結合部材を前記所定の軸方向へ移動可能に支持する支持部材とを備え、前記第1および第2のコイルへ通電をして前記結合部材を前記所定の軸方向へ前記支持部材に沿って移動させることにより、前記被駆動体を駆動することを特徴とする駆動装置を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、上記駆動装置をレンズ駆動装置として備えることを特徴とする光学機器を提供する。
本発明によれば、レンズなどの被駆動体の駆動速度の高速化、被駆動体の駆動時の静粛性の向上、被駆動体の高精度な位置決めを行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置の分解斜視図、図2は図1の駆動装置の側面図、図3は図1の駆動装置の要部の縦断面図、図4は図3のC−C線に沿って得られる断面図、図5はヨークとマグネットの関係を表す展開平面図である。ここでは、本実施の形態の駆動装置がカメラのレンズを駆動するための駆動装置として用いられている場合を説明する。
駆動装置は、図1に示すように、円筒形状のマグネット1、第1のヨーク2、第2のヨーク3、第3のヨーク7および第4のヨーク8を備える。マグネット1の外周面には、複数の着磁部1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,1h,1i,1jが形成されている。各着磁部1a〜1jは、マグネット1の外周面に沿ってスパイラル状に延び、互いに隣接するように位置決めされている。各着磁部1a〜1jのうち、着磁部1a,1c,1e,1g,1iはS極に、着磁部1b,1d,1f,1h,1jはN極にそれぞれ着磁されている。本実施の形態においては、10極の着磁部が形成されており、マグネット1の横断面においては、図4に示すように、外周面に10極の着磁部が現れる。ここで、着磁部の数(極数)は、上記数に限定されるものではない。
マグネット1は、中空部1k(ガイド部)を有し、中空部1kには、後述するガイドバー14が摺動可能に嵌合されている。これにより、マグネット1は、ガイドバー14に案内されながら、マグネット1の軸線方向へ移動可能である。
第1のヨーク2は、軟磁性材料からなり、スパイラル形状の5つの磁極歯2a,2b,2c,2d,2eを有する。ここで、マグネット1の着磁極数を一般的な数値Nとすると、上記磁極歯は、機械的な角度で4π/N(rad)毎の位相すなわち電気的な角度で2π(rad)毎の位相で設けられており、その数は、N/2個である。本実施の形態においては、N=10であるから、2π/5(rad)毎に磁極歯が設けられており、その磁極歯の数は5となる。各磁極歯2a,2b,2c,2d,2eは、マグネット1の対応する着磁部に沿って対向するように配置されている。
第2のヨーク3は、軟磁性材料からなり、スパイラル形状の5つの磁極歯3a,3b,3c,3d,3eを有する。第2のヨーク3の磁極歯の数は、第1のヨーク2と同様に、決められており、各磁極歯3a,3b,3c,3d,3eは、マグネット1の対応する着磁部に沿って対向するように配置されている。また、各磁極歯3a,3b,3c,3d,3eは、図5に示すように、第1のヨーク2の各磁極歯2a,2b,2c,2d,2eと位相が電気的な角度では2π(rad)で機械的な角度で2π/N(rad)ずれるように、すなわち位相が着磁位相に対し機械的な角度でπ/5(rad)ずれるように配置されている。
第1のヨーク2と第2のヨーク3との間には、第1のボビン4が配置されている。第1のボビン4は、非導電性材料例えばプラスチックからなり、第1のボビン4には、導線からなる第1のコイル5が巻回されている。第1のコイル5に電流が流されると、第1のヨーク2の磁極歯2a,2b,2c,2d,2eと第2のヨーク3の磁極歯3a,3b,3c,3d,3eは、それぞれ、所定の極性に励磁される。
第1のヨーク2と第2のヨーク3とは、第1の外カバー6に固定されている。第1の外カバー6は、軟磁性材料からなり、第1のボビン4、第1のコイル5を覆うとともに、第1のヨーク2および第2のヨーク3を互いに磁気的に連結し、第1のヨーク2および第2のヨーク3に対して相対的な位置決めを行う。
第1のヨーク2、第2のヨーク3、第1のボビン4、第1のコイル5、および第1の外カバー6は、互いに協働して第1のステータ部を構成する。
第3のヨーク7は、軟磁性材料からなり、スパイラル形状の5つの磁極歯7a,7b,7c,7d,7eを有する。第3のヨーク7の磁極歯の数は、第1のヨーク2と同様に、決められており、各磁極歯7a,7b,7c,7d,7eは、マグネット1の対応する着磁部に沿って対向するように配置されている。
第4のヨーク8は、軟磁性材料からなり、スパイラル形状の5つの磁極歯8a,8b,8c,8d,8eを有する。第4のヨーク8の磁極歯の数は、第1のヨーク2と同様に、決められており、各磁極歯8a,8b,8c,8d,8eは、マグネット1の対応する着磁部に沿って対向するように配置されている。また、各磁極歯8a,8b,8c,8d,8eは、図5に示すように、第3のヨーク7の各磁極歯7a,7b,7c,7d,7eと位相が電気的な角度では2π(rad)で機械的な角度で2π/N(rad)ずれるように、すなわち位相が着磁位相に対し機械的な角度でπ/5(rad)ずれるように配置されている。
第3のヨーク7と第4のヨーク8との間には、第2のボビン9が配置されている。第2のボビン9は、非導電性材料例えばプラスチックからなり、第2のボビン9には、導線からなる第2のコイル10が巻回されている。第2のコイル10に電流が流されると、第3のヨーク7の磁極歯7a,7b,7c,7d,7eと第4のヨーク8の磁極歯8a,8b,8c,8d,8eは、それぞれ、所定の極性に励磁される。
第3のヨーク7と第4のヨーク8とは、第2の外カバー11に固定されている。第2の外カバー11は、軟磁性材料からなり、第2のボビン9、第2のコイル10を覆うとともに、第3のヨーク7および第4のヨーク8を互いに磁気的に連結し、第3のヨーク7および第4のヨーク8に対して相対的な位置決めを行う。
第3のヨーク7、第4のヨーク8、第2のボビン9、第2のコイル10、および第2の外カバー11は、互いに協働して第2のステータ部を構成する。
ここで、第1のヨーク2、第2のヨーク3、第3のヨーク7、第4のヨーク8とマグネット1の各着磁部1a〜1jの関係を展開して表すと、図5に示すように、上記第1のステータ部と第2のステータ部は、位相が、マグネット1の各着磁部の着磁位相に対し、電気的な角度でπ/2(rad)、機械的な角度で2π/N(rad)すなわち本実施の形態では機械的な角度でπ/10(rad)ずれるように配置される。第1のステータ部と第2のステータ部とは、溶接または接着などの公知の方法によって互いに固着されている。
マグネット1には、レンズホルダ12が取り付けられている。レンズホルダ12には、腕部12aおよび溝部12bが設けられている。腕部12aは、マグネット1に固着されており、レンズホルダ12は、マグネット1と一体的に構成されている。レンズホルダ12には、レンズ13が固定されている。
マグネット14の中空部1kには、図3に示すように、上述したガイドバー14が摺動可能に嵌合されており、マグネット14は、ガイドバー14に移動可能に支持される。また、ガイドバー14は、マグネット1の軸方向への移動を案内するものである。また、レンズホルダ12の溝12bには、振れ止めガイドバー15が摺動可能に嵌合されており、振れ止めガイドバー15は、マグネット1が軸周りに回転するのを阻止するものである。すなわち、レンズホルダ12およびレンズ13がマグネット1の軸周り(ガイドバー14の周り)に回転するのが阻止される。
上記第1のステータ部と第2のステータ部は、図2に示すように、地板16に固定されている。地板16には、レンズ13と同軸上に設けられた開口部16a、腕部16d、穴16cおよび穴16bが設けられている。開口部16aは、レンズ13を通過した光をカメラ本体側に導くための開口である。腕部16dには、穴16cと同軸上に配置されている穴16eが形成されており、ガイドバー14は穴16cに挿通され、その一端が穴16eに差し込まれて固着されている。地板16の穴16bには、振れ止めガイドバー15の一端が差し込まれて固着されている。
次に、動作について説明をする。
図5に示す状態において、第1のヨーク2の各磁極歯2a,2b,2c,2d,2eがS極に、第2のヨーク3の各磁極歯3a,3b,3c,3d,3eがN極にそれぞれ励磁されるように第1のコイル5への通電が行われているとする。ここで、第1のコイル5への通電が遮断されると同時に第3のヨーク7の各磁極歯7a,7b,7c,7d,7eがN極に、第4のヨーク8の各磁極歯8a,8b,8c,8d,8eがS極に励磁されるように第2のコイル10への通電が行われると、マグネット1には、図中の矢印Aが示す方向への電磁力が発生する。矢印Aが示す方向の電磁力は、マグネット1を回転する方向の力とマグネット1の軸に沿った力に分けられる。
ここで、振れ止めガイドバー15により、マグネット1に固着されているレンズホルダ12のガイドバー14周りの回転が阻止されているので、矢印Aが示す方向に発生する電磁力のうち、マグネットを回転する方向の力によっては、マグネット1(レンズホルダ12およびレンズ13)は回転せず、矢印Bが示す方向の力によって、マグネット1はガイドバー14に沿って矢印Bが示す方向(図2では上方)へ移動される。そして、マグネット1は、着磁部1iが第3のヨーク7の磁極歯7aと対向する位置で停止する。
さらに、この状態から第2のコイル10への通電が遮断されると同時に第1のヨーク2の各磁極歯2a,2b,2c,2d,2eがN極に、第2のヨーク3の各磁極歯3a,3b,3c,3d,3eがS極に励磁されるように第1のコイル5への通電が行われると、再度マグネット1には、矢印Aが示す方向への電磁力が発生する。同様に、矢印Aが示す方向へ発生する電磁力のうち、マグネット1を回転する方向の力によっては、マグネット1は回転せず、矢印Bが示す方向の力によって、マグネット1はガイドバー14に沿って矢印Bが示す方向(図2では上方)へ移動される。そして、マグネット1は、着磁部1iが第1のヨーク2の磁極歯2aと対向する位置で停止する。
さらに、この状態から第1のコイル5への通電が遮断されると同時に第3のヨーク7の各磁極歯7a,7b,7c,7d,7eがS極に、第4のヨーク8の各磁極歯8a,8b,8c,8d,8eがN極に励磁されるように第2のコイル10への通電が行われると、再度マグネット1には、矢印Aが示す方向へ電磁力が発生する。同様に、矢印Aが示す方向へ発生する電磁力のうち、マグネット1を回転する方向の力によっては、マグネット1は回転せず、矢印Bが示す方向の力によって、マグネット1は、ガイドバー14に沿って矢印Bが示す方向へ移動される。そして、マグネット1は、着磁部1jが第3のヨーク7の磁極歯7aと対向する位置で停止する。
さらに、この状態から第2のコイル10への通電が遮断されると同時に第2のヨーク2の各磁極歯2a,2b,2c,2d,2eがS極に、第2のヨーク3の各磁極歯3a,3b,3c,3d,3eがN極に励磁されるように第1のコイル5への通電が行われると、再度マグネット1には、矢印Aが示す方向の電磁力が発生する。同様に、矢印Aが示す方向へ発生する電磁力のうち、マグネットを回転する方向の力によっては、マグネット1は回転せず、矢印B方向の力によって、マグネット1は、ガイドバー14に沿って矢印Bが示す方向へ移動される。そして、マグネット1は、着磁部1jが第1のヨーク2の磁極歯2aに対向する位置で停止する。
マグネット1を矢印Bが示す方向とは逆の方向へ移動させるときには、各コイル5,10に対する通電切り替えを順次元の状態に戻すように行うようにすればよい。
このように、第1のコイル5と第2のコイル10への通電を順次切り替えて第1のヨーク2の各磁極歯2a,2b,2c,2d,2e、第2のヨーク3の各磁極歯3a,3b,3c,3d,3e、第3のヨーク7の各磁極歯7a,7b,7c,7d,7e、第4のヨーク8の磁極歯8a,8b,8c,8d,8eの励磁状態を切り替えることによって、マグネット1(レンズホルダ12およびレンズ13)をガイドバー14に沿って矢印Bが示す方向またはその逆方向へ移動させることができる。
また、第1のコイル5および第2のコイル10へ通電する電流の大きさを制御することによって、各コイル5,10が発生する磁力の大きさに応じた位置にマグネット1を停止させるマイクロステップ制御を行うことも可能である。この方式によれば、マグネット1は、2相のコイルで引き合う位置に安定的に保持され、従来の1相コイルのボイスコイル型アクチュエータを用いた方式に比して、レンズ13を安定にかつ高い精度で位置決めすることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、従来のステッピングモータによりリードスクリューを回転させてレンズを光軸に沿って駆動するタイプにおける摺動音の発生またはレンズの駆動速度が遅いなどの問題点はなく、従来の1相コイルのボイスコイル型アクチュエータを用いた方式と同様に、静粛性に優れかつ高速なレンズ駆動が可能である。
また、本実施の形態においては、第1のヨーク2と第2のヨーク3の組み立ておよび第3のヨーク7と第4のヨーク8の組み立ての容易さを実現するために、円筒形状のマグネット1が用いられている。各ヨーク2,3,7,8の磁極歯がマグネット1の外周に沿ったスパイラル形状に形成されているので、第1のヨーク2と第2のヨーク3を組み合わせる際には、そのスパイラル形状に沿って回転しつつ軸方向に移動するように組み立てることができ、これは、第1のヨーク2と第2のヨーク3の組み合わせを容易にする。また、第3のヨーク7と第4のヨーク8の組み立てに関しても同様である。
また、本実施の形態の駆動装置を用いることによって、レンズを安定にかつ高い精度で位置決めすることができるとともに、静粛性に優れかつ高速なレンズ駆動を行うことができるカメラを提供することができる。
なお、本実施の形態においては、マグネット1の中空部1kがガイドバー14に対するガイド部として構成されているが、これに代えて、例えばマグネット1と一体的に可動するレンズホルダ12に、ガイドバー14に対するガイド穴を設けるようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図6および図7を参照しながら説明する。図6は本発明の第2の実施の形態に係る駆動装置の分解斜視図、図7は本発明の第2の実施の形態に係る駆動装置の主要部の横断面図である。
本実施の形態は、上記第1の実施の形態に対し、角柱状のマグネットすなわち横断面形状が矩形のものを用いる点で異なる。本実施の形態においては、上記第1の実施の形態と同じ部材に関しては同一の符号を付し、その説明については省略する。
本実施の形態の駆動装置は、図6に示すように、角柱形状のマグネット101、第1のヨーク102、第2のヨーク103、第3のヨーク107および第4のヨーク108を備える。マグネット101の外周面には、複数の着磁部101a,101b,101c,101d,101e,101f,101g,101h,101i,101jが形成されている。各着磁部101a〜101jは、マグネット101の外周面に沿ってスパイラル状に延び、互いに隣接するように位置決めされている。各着磁部101a〜101jのうち、着磁部101a,101c,101e,101g,101iはS極に、着磁部101b,101d,101f,101h,101jはN極にそれぞれ着磁されている。本実施の形態においては、10極の着磁部が形成されているが、着磁部の数は、これに限定されるものではない。
マグネット101は、軸線方向に延び、横断面形状が円である中空部101k(ガイド部)を有し、中空部101kには、ガイドバー14が摺動可能に嵌合されている。これにより、マグネット101は、ガイドバー14に案内されながら移動可能に支持される。
第1のヨーク102は、軟磁性材料からなり、スパイラル形状の2つの磁極歯102a,102bを有する。ここで、各磁極歯102a,102bは、マグネット101の対応する着磁部に沿って対向するように配置されている。また、各磁極歯102a,102bは、対向するマグネットの着磁部の極性に対する位相が同じになるよう構成されている。
第2のヨーク103は、軟磁性材料からなり、スパイラル形状の2つの磁極歯103a,103bを有する。各磁極歯103a,103bは、マグネット101の対応する着磁部に沿って対向するように配置されているとともに、対向するマグネットの着磁部の極性に対する位相が同じになるよう構成されている。また、各磁極歯103a,103bは、第1の実施の形態と同様に、位相が、第1のヨーク102の磁極歯102a,102bとマグネット101の着磁位相に対し着磁ピッチ分(S極の中心とN極の中心との距離)すなわち電気的角度でπ(rad)ずれて配置される。
第1のヨーク102と第2のヨーク103との間には、第1のボビン104が配置されている。第1のボビン104は、非導電性材料例えばプラスチックからなり、第1のボビン104には、導線からなる第1のコイル105が巻回されている。第1のコイル105に電流が流されると、第1のヨーク102の磁極歯102a,102bと第2のヨーク103の磁極歯103a,103bは、それぞれ、所定の極性に励磁される。
第1のヨーク102と第2のヨーク103とは、第1の外カバー106に固定されている。第1の外カバー106は、軟磁性材料からなり、第1のボビン104、第1のコイル105を覆うとともに、第1のヨーク102および第2のヨーク103を互いに磁気的に連結し、第1のヨーク102および第2のヨーク103に対して相対的な位置決めを行う。
第1のヨーク102、第2のヨーク103、第1のボビン104、第1のコイル105、および第1の外カバー106は、互いに協働して第1のステータ部を構成する。
第3のヨーク107は、軟磁性材料からなり、スパイラル形状の2つの磁極歯107a,107bを有する。各磁極歯107a,107bは、マグネット101の対応する着磁部に沿って対向するように配置されているとともに、対向するマグネットの着磁部の極性に対する位相が同じになるよう構成されている。
第4のヨーク108は、軟磁性材料からなり、スパイラル形状の2つの磁極歯108a,108bを有する。各磁極歯108a,108bは、マグネット101の対応する着磁部に沿って対向するように配置されているとともに、対向するマグネットの着磁部の極性に対する位相が同じになるよう構成されている。また、各磁極歯108a,108bは、第1の実施の形態と同様に、位相が、第3のヨーク107の磁極歯107a,107bとマグネット101の着磁位相に対し着磁ピッチ分(S極の中心とN極の中心との距離)すなわち電気的角度でπ(rad)ずれて配置される。
第3のヨーク107と第4のヨーク108との間には、第2のボビン109が配置されている。第2のボビン109は、非導電性材料例えばプラスチックからなり、第2のボビン109には、導線からなる第2のコイル110が巻回されている。第2のコイル110に電流が流されると、第3のヨーク107の磁極歯107a,107bと第4のヨーク108の磁極歯108a,108bは、それぞれ、所定の極性に励磁される。
第3のヨーク107と第4のヨーク108とは、第2の外カバー111に固定されている。第2の外カバー111は、軟磁性材料からなり、第2のボビン109、第2のコイル110を覆うとともに、第3のヨーク107および第4のヨーク108を互いに磁気的に連結し、第3のヨーク107および第4のヨーク108に対して相対的な位置決めを行う。
第3のヨーク107、第4のヨーク108、第2のボビン109、第2のコイル110、および第2の外カバー111は、互いに協働して第2のステータ部を構成する。第2のステータ部と第1のステータ部とは、上記第1の実施の形態と同様に、位相がマグネット101の着磁位相を基準にして電気的角度でπ/2(rad)ずれるように配置される。
本実施の形態においては、第1の実施の形態と同様に、第1のコイル105、第2のコイル110への通電が切り替えられ、この通電の切り替えにより、マグネット101(レンズホルダ12およびレンズ12)をガイドバー104に沿って移動させることが可能である。
このように構成された本実施の形態においては、図7に示すように、角柱状のマグネット101が用いられているので、D寸法を小さくすることができ、本実施の形態の駆動装置を例えばカメラの鏡筒に組み込んだ場合、直径が小さい鏡筒を構成することが可能になる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について図8を参照しながら説明する。図8は本発明の第3の実施の形態に係る駆動装置の分解斜視図である。
本実施の形態は、図8に示すように、上記第1の実施の形態に対し、マグネット201が地板216に固定され、第1のステータ部と第2のステータ部とがレンズホルダ212に固定されている点で異なる。ここで、第1のステータ部は、第1のヨーク2、第2のヨーク3、第1のボビン4、第1のコイル5、第1の外カバー6とから構成される。第2のステータ部は、第3のヨーク7、第4のヨーク8、第2のボビン9、第2のコイル10、第2の外カバー11とから構成される。
マグネット201は、光軸と平行に延びる円筒状の形状を有し、その一端は地板216に固定されている。マグネット201の外周面には、複数の着磁部201a,201b,201c,201d,201e,201f,201g,201h,201i,201jが形成されている。各着磁部201a〜201jは、マグネット201の外周面に沿ってスパイラル状に延び、互いに隣接するように位置決めされている。各着磁部201a〜201jのうち、着磁部201a,201c,201e,201g,201iはS極に、着磁部201b,201d,201f,201h,201jはN極にそれぞれ着磁されている。本実施の形態においては、10極の着磁部が形成されているが、着磁部の数は、これに限定されるものではない。
地板216には、マグネット101と平行に延びるガイドバー214および振れ止めガイドバー215が固定されている。ガイドバー214は、後述するようにレンズホルダ212を光軸方向へ移動可能に支持するものである。振れ止めガイドバー215は、後述するように、レンズホルダ212の光軸周りの回転を阻止するものである。
レンズホルダ212には、腕部212a、ガイド部212cおよび溝部212bが設けられている。腕部212aには、上記第1および第2のステータ部が固定されている。ガイド部212cには、地板216に固定されたガイドバー214が摺動可能に嵌合され、溝212bには、振れ止めガイドバー215が摺動可能に嵌合される。
このように構成された本実施の形態においては、上記第1の実施の形態と同様に、第1のコイル5、第2のコイル10への通電が切り替えられ、マグネット201と各ヨーク2,3,7,ヨーク8間に電磁力が発生し、マグネット201(レンズホルダ12およびレンズ13)は、光軸方向へガイドバー214に沿って移動される。
従って、本実施の形態によれば、上記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置の分解斜視図である。 図1の駆動装置の側面図である。 図1の駆動装置の要部の縦断面図である。 図3のC−C線に沿って得られる断面図である。 ヨークとマグネットの関係を表す展開平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る駆動装置の分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る駆動装置の主要部の横断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る駆動装置の分解斜視図である。
符号の説明
1,101,201 マグネット
2,102 第1のヨーク
3,103 第2のヨーク
4,104 第1のボビン
5,105 第1のコイル
6,106 第1の外カバー
7,107 第3のヨーク
8,108 第4のヨーク
9,109 第2のボビン
10,110 第2のコイル
11,111 第2の外カバー
12,212 レンズホルダ
13 レンズ
14,214 ガイドバー
15,215 振れ止めガイドバー
16 地板

Claims (8)

  1. 被駆動体を駆動するための駆動装置であって、
    外周面に沿ってスパイラル状に延びる複数の着磁部を有し、所定の軸方向へ延びる柱状のマグネットと、
    前記マグネットの対応する着磁部に対向するようにそれぞれ配置された磁極歯を備えた、軟磁性材料からなる第1、第2、第3および第4のヨークと、
    前記第1のヨークおよび第2のヨークを励磁するための第1のコイルと、
    前記第3のヨークおよび第4のヨークを励磁するための第2のコイルと、
    前記マグネットを前記所定の軸方向へ移動可能に支持する支持部材とを備え、
    前記第1および第2のコイルへ通電をして前記マグネットを前記所定の軸方向へ前記支持部材に沿って移動させることにより、前記被駆動体を駆動することを特徴とする駆動装置。
  2. 前記マグネットが前記所定の軸方向の周りに回転することを阻止するための規制部材を備えることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  3. 前記マグネットは、筒状の形状を有し、前記支持部材は、前記マグネットの中空部に挿通されていることを特徴とする請求項1または2記載の駆動装置。
  4. 前記マグネットは、前記被駆動体に固定されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の駆動装置。
  5. 被駆動体を駆動するための駆動装置であって、
    外周面に沿ってスパイラル状に延びる複数の着磁部を有し、所定の軸方向へ延びる柱状のマグネットと、
    前記マグネットの対応する着磁部に対向するようにそれぞれ配置された磁極歯を備えた、軟磁性材料からなる第1、第2、第3および第4のヨークと、
    前記第1のヨークおよび第2のヨークを励磁するための第1のコイルと、
    前記第3のヨークおよび第4のヨークを励磁するための第2のコイルと、
    前記マグネットの一端が固定されている支持板と、
    前記第1、第2、第3および第4のヨークと前記第1および第2のコイルとを一体的に結合する結合部材と、
    前記結合部材を前記所定の軸方向へ移動可能に支持する支持部材とを備え、
    前記第1および第2のコイルへ通電をして前記結合部材を前記所定の軸方向へ前記支持部材に沿って移動させることによって、前記被駆動体を駆動することを特徴とする駆動装置。
  6. 前記結合部材が前記所定の軸方向の周りに回転することを阻止するための規制部材を備えることを特徴とする請求項5記載の駆動装置。
  7. 前記結合部材は、前記被駆動体に固定されていることを特徴とする請求項5または6記載の駆動装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1つに記載の駆動装置をレンズ駆動装置として備えることを特徴とする光学機器。
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