JP2006120558A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 コネクタの小型化を図る
【解決手段】 第1ハウジング10(ハウジング)に形成した位置決め部15を一括ゴム栓30に嵌合することで、第1ハウジング10のキャビティ11に対して一括ゴム栓30の貫通孔32を位置決めする。複数のキャビティ11と複数の貫通孔32を、位置決め部15を包囲する形態で配置したので、キャビティと貫通孔を幅方向に並列させるとともにその並列線上に位置決め部を配置する形態のものに比べると、幅方向においてキャビティ11、貫通孔32及び位置決め部15を配置するのに必要なスペースが小さくて済み、幅方向においてコネクタの小型化を図ることができる。
【選択図】 図8
Description
尚、一括ゴム栓を備えたコネクタとしては、特許文献1に開示されているものがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタの小型化を図ることを目的とする。
複数のキャビティと複数の貫通孔を、位置決め部を包囲する形態で配置したので、キャビティと貫通孔を幅方向に並列させるとともにその並列線上に位置決め部を配置する形態のものに比べると、幅方向においてキャビティ、貫通孔及び位置決め部を配置するのに必要なスペースが小さくて済み、幅方向においてコネクタの小型化を図ることができる。また、位置決め部の数が1つだけで済むので、位置決め部が形成されているハウジングまたはリヤホルダの形状を簡素化することができる。
複数のキャビティと貫通孔が位置決め部を中心とする円に沿って配置されているので、位置決め部から各貫通孔への距離がほぼ一定となり、全ての貫通孔を均一に位置決めすることができる。
位置決め部から外れた位置に設けた回り止め部を一括ゴム栓に嵌合させることにより、一括ゴム栓が位置決め部を中心として回転するように変位することが防止される。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図16を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、互いに嵌合・離間を可能とされた第1ハウジング10(本発明の構成要件であるハウジング)と第2ハウジング60とからなる。
第1ハウジング10は、合成樹脂製であり、その内部には複数(本実施形態では6室)のキャビティ11が形成されている。キャビティ11は、前後方向に細長く、前端部は第1ハウジング10の前端面にタブ挿入口12として開口されていると共に、後端部は端子挿入口13として第1ハウジング10の後端面に開口されている。また、各キャビティ11には、その内壁に沿って前方へ片持ち状に延出した形態のランス14が形成されている。
第1端子金具50が第1ハウジング10のキャビティ11に対して正規位置に挿入されている状態で、第1ハウジング10を第2ハウジング60の嵌合筒部62内に嵌入させると、第2ハウジング60の検知部63が撓み空間19内に嵌入される。このとき、第1ハウジング10のランス14は撓み空間19内に進出していないため、検知部63は、ランス14と干渉することなくの撓み空間19内への嵌入を進める。検知が撓み空間19内への嵌入を開始した後、タブ72が第1ハウジング10のタブ挿入口12からキャビティ11内に進入するとともに、嵌合筒部62の前端部内周が一括ゴム栓30の外周のリップ部30aに当接する。この状態から、さらに両ハウジング10,60の嵌合を進めると、タブ72が第1端子金具50の角筒部51内に進入して弾性接触片(図示せず)に対して弾接的に接触するともに、一括ゴム栓30の外周のリップ部30aが嵌合筒部62の内周との当接によって弾性的に変形させられる。タブ72と弾性接触片の弾性接触と一括ゴム栓30の弾性変形によって嵌合抵抗が発生するが、この嵌合抵抗が発生した時点では、検知部63の前端はランス14の前端を通過している。
即ち、第1ハウジング10が嵌合筒部62内に嵌入し、検知部63の前端部が撓み空間19内に嵌入されると、図3に示すように、撓み空間19(即ち、検知部63の嵌入空間)に進出しているランス14の前端部に対して、検知部63の前端が突き当たる。この突き当たりにより、それ以上の両ハウジング10,60の嵌合動作が規制されるので、これをもって半挿入状態の第1端子金具50が存在している、ということが判る。
しかし本実施形態では、両ハウジング10,60の嵌合過程において、検知部63が、ランス14が弾性撓みしている場合にそのランス14に突き当たる位置を通過した後で、第1端子金具50と第2端子金具70が接触するとともに、一括ゴム栓30が第2ハウジング60と接触する構成としている。換言すると、検知部63がランス14に突き当たるより前に、第1端子金具50と第2端子金具70との弾性接触に起因する嵌合抵抗も、一括ゴム栓30と第2ハウジング60との接触に起因する嵌合抵抗も発生しないようになっている。したがって、作業者は、検知部63とランス14の突き当たりに起因して嵌合抵抗が発生したことを確実に感得することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態ではキャビティと貫通孔を位置決め部を中心とする円に沿って配置したが、本発明によれば、キャビティと貫通孔の配置形態としては、位置決め部を包囲するように略「コ」字形、略「L」字形、略「V」字形、略「ロ」字形等に配置することができる。
(2)上記実施形態ではキャビティと貫通孔を概ね半円をなすように配置したが、本発明によれば、ハウジングと貫通孔を全周に亘るように配置してもよく、半円よりも狭い範囲に配置してもよく、半円よりも広く且つ全周よりも狭い範囲に亘って配置してもよい。
(3)上記実施形態では位置決め部を突起状としたが、本発明によれば、位置決め部を凹み状とし、ここに一括ゴム栓の突部を嵌合させてもよい。
(4)上記実施形態では位置決め部をハウジングに形成したが、本発明によれば、位置決め部はリヤホルダに形成してもよく、ハウジングとリヤホルダの両方に同芯状の配置で形成してもよい。
(5)上記実施形態では位置決め部が一括ゴム栓を貫通する形態としたが、本発明によれば、位置決め部が一括ゴム栓を貫通しない形態としてもよい。
(6)上記実施形態では回り止め部を突起状としたが、本発明によれば、回り止め部を凹み状とし、ここに一括ゴム栓の突部を嵌合させてもよい。
(7)上記実施形態では回り止め部をハウジングに形成したが、本発明によれば、回り止め部はリヤホルダに形成してもよく、ハウジングとリヤホルダの両方に同芯状の配置で形成してもよい。
(8)上記実施形態では端子金具が雌形である場合について説明したが、本発明は、端子金具が先端にタブを有する雄形のものである場合にも適用できる。
11…キャビティ
15…位置決め部
18…回り止め部
30…一括ゴム栓
32…貫通孔
40…リヤホルダ
50…第1端子金具(端子金具)
53…電線
Claims (3)
- 複数のキャビティが形成されたハウジングと、
前記キャビティに後方から挿入される端子金具と、
前記複数のキャビティと対応する複数の貫通孔を有し、前記ハウジングの後端面に取り付けられる一括ゴム栓と、
前記ハウジングに組み付けられることで、前記一括ゴム栓を前記ハウジングとの間で挟んで保持するリヤホルダとを備えてなり、
前記端子金具に接続された電線が前記貫通孔に貫通され、前記貫通孔の内周が前記電線の外周に密着することで、前記ハウジングの後端面における前記キャビティ内への浸水が阻止されるようになっており、
前記ハウジング又は前記リヤホルダに形成した位置決め部を前記一括ゴム栓に嵌合することで、前記キャビティに対して前記貫通孔を位置決めするようにしたコネクタにおいて、
前記複数のキャビティ及び前記複数の貫通孔が、前記位置決め部を包囲する形態で配置されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記複数のキャビティと前記複数の貫通孔が、前記位置決め部を中心とする円に沿って配置されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記ハウジングまたは前記リヤホルダには、前記位置決め部から外れた位置において前記一括ゴム栓に嵌合される回り止め部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
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