JP2017208265A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
Description
そして、相手の充電用コネクタが嵌合されると、同充電用コネクタに装備された雄側のピン端子が、すり割り端子の筒形嵌合部内に挿入されて弾接され、両端子間が電気接続されるようになっている。
本明細書によって開示される技術は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、端子金具が端子収容室内で傾動することを抑制するところにある。
そのため、端子金具から引き出された電線が引っ張られる等に起因して、端子金具に対して傾動させるような力が作用しても傾動することが規制され、ひいては筒形嵌合部を構成する弾性片が過度に撓んで塑性変形することが未然に防止できる。
前記端子金具の前記電線接続部における前記突条よりも前方位置の外周面には、前記リテーナの前記押さえ筒部の内周面との間で挟持されてシールするシールリングが装着されている。
メンテナンス等においてリテーナを外すことに伴って押さえ筒部が引き抜かれると、シールリングが連れて電線接続部上を外れる方向に移動しようとするが、同シールリングの移動は突条により停止され、すなわちシールリングの抜け止めが図られる。
実施形態を図1ないし図10に基づいて説明する。本実施形態では急速充電システムに適用される車両側コネクタVCを例示しており、同車両側コネクタVCは、電気自動車やハイブリッド車などに搭載されたバッテリ(図示せず)に接続され、このバッテリへの充電時に充電用コネクタ(図示せず)と嵌合接続されるようになっている。
前側室43の前壁には、相手の雄端子のピンが挿入される端子挿入口45が開口されている。前側室43の下面の後端部には、軸方向に沿った排水溝46が形成されており、その後端は、後側室44の前面に開口している一方、前端は、正規装着されたパワー端子10Pの筒形嵌合部14Pにおけるスリット16Pの後端よりも少し前方位置に臨んでいる。
挿通孔83の前端寄りの領域、詳細には、収容凹部84よりも後方の所定の長さ領域では、その内径D2が、上記したパワー端子10Pの電線接続部20Pに設けられた突条25Pが緊密に嵌合される寸法に設定されている。
それに伴い、周壁60、端子収容部40及びリテーナ70の間において閉空間が構成され、同閉空間により排水用空間100が形成されている。上記した排水用空間100の下部に設けられた排水溜まり95が、排水口96を介して排水管97の基端に連通した形態となる。
車両側コネクタVCは、例えば以下のような手順で組み立てられる。リテーナ70に設けられた第1押さえ筒部81と、第2押さえ筒部90を構成する単位押さえ筒部91に対し、それぞれ所定の電線(図示せず)が後方から先通しされたのち、各電線の端末が、対応するパワー端子10Pまたは信号用端子10Sの電線接続部20P,20Sの圧着部22P,22Sに圧着されて接続される。併せて、シールリング85P,85Sが装着される。そののち例えば、電線が後方に引き戻されて、パワー端子10Pのフランジ11Pと信号用端子10Sのフランジ11Sが、それぞれ対応する第1押さえ筒部81の先端または単位押さえ筒部91の先端に当たったところで留め置かれ、いわゆるサブアッシイされた状態となる。
なお、車両側コネクタVCの後方に引き出された電線は一纏めにされ、リテーナ70の取付筒76に取り付けられたカバーやコルゲートチューブに通されて防水処理が施された上で、車両に搭載されたバッテリと接続される。
ここで、相手の充電用コネクタが嵌合される前後において、ハウジング30の前面に水が懸かり、端子収容部40の前面開口から浸水するおそれがある。
それに対し本実施形態では、パワー端子10Pが端子収容室42に収容され、かつリテーナ70で抜け止めされた状態では、図5に示すように、パワー端子10Pの端子接続部12Pにおける筒形嵌合部14Pの基端側部である基部13Pの外周面が、端子収容室42における前側室43の内周面に緊密に嵌合し、また、パワー端子10Pの電線接続部20P(本体部21P)における圧着部22Pよりも前方位置の外周面に形成された突条25Pが、リテーナ70の第1押さえ筒部81(二重筒部82)の内周面に緊密に嵌合した状態となる。言い換えると、パワー端子10Pは端子収容室42内において、同パワー端子10Pにおける長さ方向に離間した剛体からなる2部位(図5のP1,P2)が、全周に亘って掴まれて固定された構造となる。
そのため、パワー端子10Pに対して傾動させるような力が作用しても傾動することが規制され、ひいては筒形嵌合部14Pを構成する弾性片15Pが過度に撓んで塑性変形することが未然に防止できる。
なお、信号用端子10Sに装着されたシールリング85Sも、単位押さえ筒部91が引き抜かれることに伴って、電線接続部20S上を外れる方向に移動しようとするが、同シールリング85Sの移動は突条25Sにより停止され、同じくシールリング85Sの抜け止めが図られる。
また、パワー端子10Pの電線接続部20Pに設けた突条25Pは、併せてシールリング85Pの抜け止め部としても機能し、すなわち簡単な構造によりシールリング85Pの抜け止めを図ることができる。
本明細書によって開示される技術は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)パワー端子における筒形嵌合部の基端側部には、弾性片の根元部等のように撓み変位することのない剛体と見なされる部位も含まれる。
(2)パワー端子の電線接続部における剛体と見なされる部位において全周に亘って形成される突条は、必ずしも連続している必要はなく、間欠的に形成されていてもよい。
(4)端子収容室に、排水溝等の格別の排水機構が形成されていないものについても、同様に適用できる。
(5)本開示技術は車両側コネクタに限らず、要は、端子金具と、同端子金具を収容する端子収容室が形成されたハウジングと、端子金具を抜け止めするためにハウジングに装着されるリテーナと、を備えたコネクタ全般に広く適用することができる。
10P…パワー端子(端子金具)
11P…フランジ
12P…端子接続部
13P…基部(筒形嵌合部の基端側部)
14P…筒形嵌合部
15P…弾性片
20P…電線接続部
22P…圧着部
25P…突条
30…インレットハウジング(ハウジング)
41…第1端子収容部
42…端子収容室
43…前側室
44…後側室
70…リテーナ
81…第1押さえ筒部(押さえ筒部)
83…挿通孔
85P…シールリング
Claims (3)
- 端子金具と、同端子金具を収容する端子収容室が形成されたハウジングと、前記端子金具を抜け止めするために前記ハウジングに装着されるリテーナと、を備えたコネクタであって、
前記端子金具は、フランジを挟んだ前後に、複数の弾性片を間隔を開けて円形に配してなる筒形嵌合部を設けた端子接続部と、電線の端末をかしめ圧着する圧着部を後端部に設けた丸棒状をなす電線接続部とが設けられた形状であり、
前記端子収容室は、前記端子金具の前記端子接続部が収容される小径の前側室と、前記端子金具の前記フランジが嵌合可能な大径の後側室とが連設された形状であるとともに、
前記リテーナには、前記端子金具の前記電線接続部を挿通する挿通孔を有し、前記端子金具の前記フランジの後面に係止するべく前記端子収容室の前記後側室に挿入可能な押さえ筒部が設けられており、
かつ、前記端子金具の前記電線接続部における前記圧着部よりも前方位置の外周面には、前記リテーナの前記押さえ筒部の内周面に緊密に嵌合する突条が周方向に沿って形成されているとともに、
前記端子金具の前記端子接続部における前記筒形嵌合部の基端側部の外周面が、前記端子収容室における前記前側室の内周面に緊密に嵌合する設定となっているコネクタ。 - 前記端子金具の前記電線接続部における前記突条よりも前方位置の外周面には、前記リテーナの前記押さえ筒部の内周面との間で挟持されてシールするシールリングが装着されている請求項1に記載のコネクタ。
- 当該コネクタが、車両に装着され充電時に接続される車両側コネクタであり、かつ前記端子金具がパワー端子である請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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