JP2006119300A - 液浸対物光学系 - Google Patents
液浸対物光学系 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006119300A JP2006119300A JP2004306154A JP2004306154A JP2006119300A JP 2006119300 A JP2006119300 A JP 2006119300A JP 2004306154 A JP2004306154 A JP 2004306154A JP 2004306154 A JP2004306154 A JP 2004306154A JP 2006119300 A JP2006119300 A JP 2006119300A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- group
- optical system
- objective optical
- cemented
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lenses (AREA)
Abstract
【解決手段】 物体側から順に、正パワーの第1群G1、正パワーの第2群G2、負パワーの第3群G3、正パワーの第4群G4、正パワーの第5群G5で構成され、第1群G1は、像面側に凸面を向けた平凸レンズL1を含み、かつ、最も物体側の面が略平面であり、第2群G2は、該第2群G2の最も物体側の面が物体側に凸面を向けたレンズL2と、該第2群G2の最も像面側の面が像面側に凹面を向けたレンズL3とを含み、第3群G3は、物体側から両凸レンズL4と両凹レンズL5とを接合した接合レンズを含み、第4群G4は、物体側に凸面を向けた正レンズL6を含み、第5群G5は、少なくとも1つの接合レンズを含む液浸対物光学系1を提供する。
【選択図】 図1
Description
マウスなどの哺乳類の生物個体が生きた状態での分子の振る舞いは培養細胞とは異なる場合があり、個体が生きたまま(in vivo)で生体組織や細胞内を観察が行われている。
拡大内視鏡は倍率は高いが、物体側の開口数(NA)が低いので分解能や明るさが不足する。
特に共焦点光学系を用いた蛍光観察の場合は、色収差が補正されていないと、検出される蛍光の明るさが低下するという問題があった。
本発明は、物体側から順に、正パワーの第1群、正パワー第2群、負パワーの第3群、正パワーの第4群、正パワーの第5群で構成され、前記第1群は、像面側に凸面を向けた平凸レンズL1を含み、かつ、最も物体側の面が略平面であり、前記第2群は、該第2群の最も物体側の面が物体側に凸面を向けたレンズL2と、該第2群の最も像面側の面が像面側に凹面を向けたレンズL3とを含み、前記第3群は、物体側から両凸レンズL4と両凹レンズL5とを接合した接合レンズを含み、前記第4群は、物体側に凸面を向けた正レンズL6を含み、前記第5群は、少なくとも1つの接合レンズを含む液浸対物光学系を提供する。
また、第2群の最も像面側の面が像面側に凹面を向けたレンズL3を含むので、レンズL3の像面側に向けた凹面で光束を少し発散させて、第2群のレンズL2で発生したコマ収差および軸上色収差を補正することができる。
(1) 0.03<|F12/F3|<0.13
ただし、F3は第3群の焦点距離、F12は第1群と第2群とを合わせた焦点距離である。
|F12/F3|が0.03以下になると、ペッツバール和が大きくなり、像面湾曲が大きくなってしまう。また、|F12/F3|が0.13以上になると、第3群の負パワーが強くなり過ぎたり、第1群と第2群の正パワーが弱過ぎたりする。いずれの場合も、光束径が大きくなるため、レンズ外径を大きくする必要があり、生体に対する侵襲が高い光学系になってしまうという不具合が発生する。
(2) 0.8<|β・F14/F5|<1.2
ただし、βは液浸対物光学系の倍率、F14は第1群から第4群までを合わせた焦点距離、F5は第5群の焦点距離である。
|β・F14/F5|が0.8以下の場合、第1群から第4群の間のパワーが強くなり過ぎて、諸収差の発生量が大きくなるため、第5群で収差補正が困難になる。また、|β・F14/F5|が1.2以上の場合は、第1群から第4群の間のパワーが弱くなるので諸収差の発生量は小さくすることができるが、光束径が大きくなるためレンズ外径を大きくする必要があり、生体に対する侵襲が大きくなるという不具合が発生する。
(3) ν4−ν5>40
(4) 0.12<n5−n4<0.22
(5) 1.4<|R4O/R45|<1.9
ただし、ν4、ν5は各々、両凸レンズL4、両凹レンズL5のd線に対するアッベ数、n4、n5は各々、両凸レンズL4、両凹レンズL5のd線に対する屈折率、R4O、R45は各々、両凸レンズL4の物体側、両凸レンズL4と両凹レンズL5の接合面の曲率半径である。
また、軸上色収差を補正するために両凸レンズL4に分散が小さい材料、両凹レンズL5に分散が大きい材料を使うことが望ましい。 より具体的には条件式(3)を満足させることが望ましい。 これを満足することとで軸上色収差の補正が十分に行えるが、これを満足しない場合は軸上色収差が補正不足になる。
(6) n3<1.65
(7) ν3<50
(8) 3<|R3I/F12|<5
ただし、n3はレンズL3のd線に対する屈折率、ν3はレンズL3のd線に対するアッベ数、R3IはレンズL3の像面側の曲率半径、F12は第1群と第2群を合わせた焦点距離である。
(9) 0.2<F14 2・{(n5−1)/R5I 2+(n7−n8)/R78 2}<0.4
ただし、F14は第1群から第4群までを合わせた焦点距離、n5、n7、n8は各々、両凹レンズL5、負レンズL7、正レンズL8のd線に対する屈折率、R5I、R78は、両凹レンズL5の像面側の曲率半径、負レンズL7と正レンズL8との接合面の曲率半径である。
負レンズL7と正レンズL8との接合面において、第4群で発生した球面収差、軸上色収差およびコマ収差を補正する。また、正レンズL10と負レンズL11との接合面で非点収差を補正することができる。
本実施形態に係る液浸対物光学系1は、図1に示されるように、物体側から順に、正パワーの第1群G1、正パワーの第2群G2、負パワーの第3群G3、正パワーの第4群G4および正パワーの第5群G5により構成されている。
前記第2群G2は、物体側に配されるレンズL2と、像面側に配されるレンズL3とから構成されている。レンズL2は、物体側に凸面を向けて配置されている。また、レンズL3は、像面側に凹面を向けて配置されている。
前記第4群G4は、物体側に凸面を向けた正レンズL6により構成されている。
前記第5群G5は、物体側から、負メニスカスレンズL7と両凸レンズL8との接合レンズ、物体側に凸面を向けた平凸レンズL9および物体側に略平面を向けた平凸レンズL10と両凹レンズL11との接合レンズにより構成され、全体として正のパワーを有している。
また、レンズL3の像面側の凹面で光束を少し発散させることにより、レンズL2で発生したコマ収差、軸上色収差を補正することができる。
また、両凹レンズL5の像面側の凹面で光束を発散させることで、平凸レンズL1から両凸レンズL4までにおいて補正不足だった球面収差を補正し、さらに軸上色収差を補正することができる。また、レンズL2および両凸レンズL4で発生したコマ収差もこの面で補正することができる。
また、第5群G5においては、両凸レンズL6を通過後にほぼ平行になった光束を負メニスカスレンズL7と両凸レンズL8との接合レンズおよび平凸レンズL9によって収束させる。負メニスカスレンズL7と両凸レンズL8との接合面において、第4群G4で発生した球面収差、軸上色収差、コマ収差を補正することができる。
また、平凸レンズL10と両凹レンズL11との接合面で非点収差を補正することができる。
特に、以下の条件式(1)〜(9)を満足することが好ましい。
(1) 0.03<|F12/F3|<0.13
(2) 0.8<|β・F14/F5|<1.2
(3) ν4−ν5>40
(4) 0.12<n5−n4<0.22
(5) 1.4<|R4O/R45|<1.9
(6) n3<1.65
(7) ν3<50
(8) 3<|R3I/F12|<5
(9) 0.2<F14 2・{(n5−1)/R5I 2+(n7−n8)/R78 2}<0.4
である。
また、軸上色収差を補正するために両凸レンズL4に分散が小さい材料、両凹レンズL5に分散が大きい材料を使うことが望ましい。より具体的には条件式(3)を満足させることが望ましい。 これを満足することとで軸上色収差の補正が十分に行えるが、これを満足しない場合は軸上色収差が補正不足になる。
光学ユニット4内には図示しない励起用のレーザ光源が設けられており、レーザ光が光ファイバ8を通って走査ユニット3に導かれ、コリメータ光学系10で平行にされた後、光走査部11で光の射出方向が走査され、瞳投影光学系12で中間結像位置に結像される。瞳投影光学系12と液浸対物光学系1は接続されていて、瞳投影光学系12で結像された像は図1で示された本実施形態に係る液浸対物光学系1によって物体(生体7の観察対象部位B)へ再結像され、物体(生体組織や色素等)の励起を行う。
本実施形態では、光ファイバ8のコアが共焦点ピンホールの役割をしており、物体を観察する場合は、フォーカスがあった部分近傍以外のところからの光はカットされるのでSN比の高い観察が可能になっている。また、制御ユニット5の作動により走査ユニット3内にある駆動機構13を作動させ、コリメータレンズ10と光ファイバ8の距離を変化させることで、液浸対物光学系1の長手方向(Z方向)の観察位置を調節することができる。したがって、光走査部11での横方向(X,Y方向)の走査と組み合わせることで3次元の画像取得も可能である。
本実施形態に係る液浸対物光学系20は、図3に示されるように、物体側から順に、正パワーの第1群G1、正パワーの第2群G2、負パワーの第3群G3、正パワーの第4群G4および正パワーの第5群G5により構成されている点は第1の実施形態と同様である。本実施形態に係る液浸対物光学系20は、各レンズ群の構成要素において相違している。
前記第3群はG3は、両凸レンズL4と両凹レンズL5とを接合した接合レンズにより構成されている。両凸レンズL4は物体側に配置され、第3群は全体として負パワーを持っている。
前記第4群G4は、両凸レンズL6により構成され、正パワーを有している。
第2群G2〜第4群G4までは第1の実施形態に係る液浸対物光学系1と同一である。
その他のレンズ群G2〜G4の作用は第1の実施形態と同じである。
また、本実施形態に係る液浸対物光学系20も、第1の実施形態と同様に、レーザ走査共焦点光学システム2に接続可能である。
本実施形態に係る液浸対物光学系30も、図4に示されるように、物体側から順に、正パワーの第1群G1、正パワーの第2群G2、負パワーの第3群G3、正パワーの第4群G4および正パワーの第5群G5により構成されている点は第1および第2の実施形態と同様である。本実施形態に係る液浸対物光学系30は、各レンズ群の構成要素において相違し、作動距離を長くしている点において、第1および第2の実施形態と相違している。
前記第2群G2は、両凸レンズL2と両凹レンズL3とを接合した接合レンズにより構成されている。両凸レンズL2は物体側に配置され、両凹レンズL3は像面側に配置され、物体側に凸面、像面側に凹面を向けて配置されている。
前記第4群G4は、両凸レンズL6により構成されている。
前記第5群G5は、負メニスカスレンズL7と平凸レンズL8との接合レンズ、平凸レンズL9、平行平板P2および両凸レンズL10と両凹レンズL11との接合レンズにより構成されている。第5群G5は全体として正パワーを有している。また、両凸レンズL10は、全長を長く確保するために設けられている。
負メニスカスレンズL7と平凸レンズL8との接合面において、第4群G4で発生した球面収差、軸上色収差およびコマ収差を補正することができる。また、両凸レンズL10と両凹レンズL11との接合面において、非点収差を補正することができる。
その他のレンズ群G1,G3,G4の作用は第2の実施形態と同じである。
また、本実施形態に係る液浸対物光学系30も第1の実施形態と同様に、レーザ走査共焦点光学システム2に接続可能である。
第1の実施形態に係る液浸対物光学系1の一実施例について、図1、図5および表1を参照して以下に説明する。
図1および表1において、符号rは曲率半径(mm)、符号dは面間隔(mm)、表1において、符号nはd線(587.56nm)の屈折率、符号νはアッベ数ν=(n−1)/(nF−nC)を示している。ここで、nF、nCは、それぞれF線,C線の屈折率である。
また、C線の波長は656.27nm、d線の波長は587.56nm、e線の波長は546.07nm、F線の波長は486.13nm、g線の波長は435.84nmである。
また、本実施例の液浸対物光学系1は、先端部から結像面の光学系の全長が10.44mmであり、液浸対物光学系1の後ろにリレーレンズやCCDを接続して、生体から少し離れたところで像を監視しても、リレーレンズやCCDが生体(の頭部等)に接触し難い構造となっている。
作動距離(WD)は0.098mmであり、液浸対物光学系の先端を生体に密着させることで、生体内部をブレなく観察可能である。
次に、第2の実施形態に係る液浸対物光学系20の一実施例について、図2、図6および表2を参照して以下に説明する。
図2および表2において、符号rは曲率半径(mm)、符号dは面間隔(mm)、表2において、符号nはd線(587.56nm)の屈折率、符号νはアッベ数ν=(n−1)/(nF−nC)を示している。ここで、nF、nCは、それぞれF線,C線の屈折率である。
また、s線の波長は852.11nm、C線の波長は656.27nm、d線の波長は587.56nm、e線の波長は546.07nm、F線の波長は486.13nm、g線の波長は435.84nmである。
本実施例は、第1の実施例と比較して、色収差を可視光域から900nm付近の近赤外域まで補正し、さらに、観察範囲も第1の実施例より広い範囲を確保している。
このため、本実施例の液浸対物光学系20は、マウスなどの小動物の体内の深部を低侵襲で観察するのに適した光学系である。
また、明るい蛍光像および高い分解能を得るために、液浸対物光学系20の物体側の開口数は0.5を確保している。
さらに、生体内で散乱が小さい近赤外領域まで収差が補正されているために、組織表面から深いところを、より鮮明に観察できる光学系である。
また、本実施例も第1の実施例と同様に、レーザ走査共焦点光学システム2に接続可能である。
次に、第3の実施形態に係る液浸対物光学系30の一実施例について、図3、図7および表3を参照して以下に説明する。
図3、図7および表3における符号は、第2の実施例と同じである。
本実施例は、第2の実施例と比較して、作動距離WDを長くしたものである。
このため、本実施例の液浸対物光学系30は、マウスなどの小動物の体内の深部を低侵襲で観察するのに適した光学系である。
また、明るい蛍光像および高い分解能を得るために液浸対物光学系20の物体側の開口数NAは0.5を確保している。
さらに、生体内で散乱が小さい近赤外領域まで収差が補正されているために、組織表面から深いところをより鮮明に観察できる光学系である。
本実施例も第1、第2の実施例と同様に、レーザ走査共焦点光学システム2に接続可能である。
そのときには、液浸対物光学系1,20,30のすぐ外側に照明用ファイバを設けて生体を照明したり、対物光学系の後ろ側にリレーレンズとハーフミラーを設けて照明光を液浸対物光学系1,20,30と同軸に入射させたりする方法などがある。
G2 第2群
G3 第3群
G4 第4群
G5 第5群
L1 平凸レンズ
L2 両凸レンズ(レンズ)
L3 平凹レンズ(レンズ)
L4 両凸レンズ
L5 両凹レンズ
L6 両凸レンズ(正レンズ)
L7 負メニスカスレンズ(接合レンズ)
L8 両凸レンズ(接合レンズ)
L9 平凸レンズ
L10 平凸レンズ(接合レンズ)
L11 両凹レンズ(接合レンズ:負レンズ)
1,20,30 液浸対物光学系
β 液浸対物光学系の倍率
F3 第3群G3の焦点距離
F5 第5群G5の焦点距離
F12 第1群G1と第2群G2を合わせた焦点距離
F14 第1群G1から第4群G4までを合わせた焦点距離
ν3、ν4、ν5 各々、レンズL3〜レンズL5のd線に対するアッベ数
n3、n4、n5、n7、n8 各々、レンズL3〜L8のd線に対する屈折率
R3I レンズL3の像面側の曲率半径
R4O、R45 各々、両凸レンズL4の物体側、両凸レンズL4と両凹レンズL5の接合面の曲率半径
R5I レンズL5の像面側の曲率半径
R78 レンズL7とレンズL8との接合面の曲率半径
Claims (7)
- 物体側から順に、正パワーの第1群、正パワーの第2群、負パワーの第3群、正パワーの第4群、正パワーの第5群で構成され、
前記第1群は、像面側に凸面を向けた平凸レンズL1を含み、かつ、最も物体側の面が略平面であり、
前記第2群は、該第2群の最も物体側の面が物体側に凸面を向けたレンズL2と、該第2群の最も像面側の面が像面側に凹面を向けたレンズL3とを含み、
前記第3群は、物体側から両凸レンズL4と両凹レンズL5とを接合した接合レンズを含み、
前記第4群は、物体側に凸面を向けた正レンズL6を含み、
前記第5群は、少なくとも1つの接合レンズを含む液浸対物光学系。 - 以下の条件式(1)を満足する請求項1に記載の液浸対物光学系。
(1) 0.03<|F12/F3|<0.13
ただし、
F3 :第3群の焦点距離
F12:第1群から第2群までを合わせた焦点距離
である。 - 以下の条件式(2)を満足する請求項1または請求項2に記載の液浸対物光学系。
(2) 0.8<|β・F14/F5|<1.2
ただし、
β :液浸対物光学系の倍率、
F14:第1群から第4群までを合わせた焦点距離、
F5:第5群の焦点距離
である。 - 以下の条件式(3)、(4)、(5)を満足する請求項1から請求項3のいずれかに記載の液浸対物光学系。
(3) ν4−ν5>40
(4) 0.12<n6−n4<0.22
(5) 1.4<|R4O/R45|<1.9
ただし、
ν4、ν5: 各々、両凸レンズL4、両凹レンズL5のd線に対するアッベ数、
n4、n5: 各々、両凸レンズL4、両凹レンズL5のd線に対する屈折率、
R4O、R45:各々、両凸レンズL4の物体側、両凸レンズL4と両凹レンズL5の接合面の曲率半径である。 - 以下の条件式(6)、(7)、(8)を満足する請求項1から請求項4のいずれかに記載の液浸対物光学系。
(6) n3<1.65
(7) ν3<50
(8) 3<|R3I/F12|<5
ただし、
n3:レンズL3のd線に対する屈折率、
ν3:レンズL3のd線に対するアッベ数、
R3I:レンズL3の像面側の曲率半径、
F12:第1群と第2群を合わせた焦点距離
である。 - 前記第5群の内、最も物体側のレンズが、負レンズL7と正レンズL8とを接合した接合レンズであり、以下の条件式(9)を満足する請求項1から請求項5のいずれかに記載の液浸対物光学系。
(9) 0.2<F14 2・{(n5−1)/R5I 2+(n7−n8)/R78 2}<0.4
ただし、
F14: 第1群から第4群までを合わせた焦点距離、
n5、n7、n8:各々、レンズL5、レンズL7、レンズL8のd線に対する屈折率、
R5I、R78: レンズL5の像面側の曲率半径、レンズL7とレンズL8との接合面の曲率半径である。 - 前記第5群が、物体側から、最も物体側にある負レンズL7と正レンズL8とを接合した接合レンズ、正レンズL9、正レンズL10と像面側に凹面を向けた負レンズL11とを接合した接合レンズを含んでいる請求項1から請求項6のいずれかに記載の液浸対物光学系。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004306154A JP4504153B2 (ja) | 2004-10-20 | 2004-10-20 | 液浸対物光学系 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004306154A JP4504153B2 (ja) | 2004-10-20 | 2004-10-20 | 液浸対物光学系 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006119300A true JP2006119300A (ja) | 2006-05-11 |
JP4504153B2 JP4504153B2 (ja) | 2010-07-14 |
Family
ID=36537259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004306154A Expired - Fee Related JP4504153B2 (ja) | 2004-10-20 | 2004-10-20 | 液浸対物光学系 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4504153B2 (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006267433A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Olympus Corp | 顕微鏡対物レンズユニットおよび対物レンズ用アダプタ |
JP2008308583A (ja) * | 2007-06-14 | 2008-12-25 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | カーボンナノチューブ含有構造体及びその観察方法、複合体 |
EP2028519A2 (en) | 2007-08-22 | 2009-02-25 | Olympus Corporation | Small-diameter objective optical system |
JP2010032924A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Olympus Corp | 対物レンズおよび対物レンズ用アダプタ |
JP2011070025A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Olympus Corp | 対物光学系 |
US8107170B2 (en) | 2008-11-19 | 2012-01-31 | Olympus Corporation | Objective optical system |
US8405903B2 (en) | 2009-06-02 | 2013-03-26 | Olympus Corporation | Objective-optical-system positioning apparatus and examination apparatus |
WO2014042086A1 (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-20 | オリンパス株式会社 | 顕微鏡対物レンズ、顕微鏡対物レンズユニット及び制御方法 |
JP2015022262A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | オリンパス株式会社 | 対物光学系 |
US10016119B2 (en) | 2014-09-01 | 2018-07-10 | Olympus Corporation | Objective optical system |
US11080220B2 (en) | 2014-11-10 | 2021-08-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | System on chip having semaphore function and method for implementing semaphore function |
WO2021215312A1 (ja) * | 2020-04-20 | 2021-10-28 | 株式会社ニコン | 顕微鏡光学系、顕微鏡装置、および結像レンズ |
RU212902U1 (ru) * | 2022-04-26 | 2022-08-12 | федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Национальный исследовательский университет ИТМО" (Университет ИТМО) | Объектив микроскопа масляной иммерсии |
CN117784512A (zh) * | 2024-02-26 | 2024-03-29 | 深圳市瀚思通汽车电子有限公司 | 一种LED光源结构、LCoS光机及其HUD显示系统 |
CN118091967A (zh) * | 2024-04-25 | 2024-05-28 | 北京航空航天大学 | 一种小型化可连续变倍的激光扩束系统 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06160720A (ja) * | 1992-11-20 | 1994-06-07 | Olympus Optical Co Ltd | 液浸系顕微鏡対物レンズ |
JP2004184825A (ja) * | 2002-12-05 | 2004-07-02 | Nikon Corp | ズーム結像レンズ及びそれを用いた顕微鏡 |
-
2004
- 2004-10-20 JP JP2004306154A patent/JP4504153B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06160720A (ja) * | 1992-11-20 | 1994-06-07 | Olympus Optical Co Ltd | 液浸系顕微鏡対物レンズ |
JP2004184825A (ja) * | 2002-12-05 | 2004-07-02 | Nikon Corp | ズーム結像レンズ及びそれを用いた顕微鏡 |
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006267433A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Olympus Corp | 顕微鏡対物レンズユニットおよび対物レンズ用アダプタ |
JP4704083B2 (ja) * | 2005-03-23 | 2011-06-15 | オリンパス株式会社 | 顕微鏡対物レンズユニットおよび対物レンズ用アダプタ |
JP2008308583A (ja) * | 2007-06-14 | 2008-12-25 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | カーボンナノチューブ含有構造体及びその観察方法、複合体 |
EP2028519A2 (en) | 2007-08-22 | 2009-02-25 | Olympus Corporation | Small-diameter objective optical system |
JP2009048085A (ja) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Olympus Corp | 細径対物光学系 |
EP2028519A3 (en) * | 2007-08-22 | 2009-08-19 | Olympus Corporation | Small-diameter objective optical system |
US7733583B2 (en) | 2007-08-22 | 2010-06-08 | Olympus Corporation | Small-diameter objective optical system |
JP2010032924A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Olympus Corp | 対物レンズおよび対物レンズ用アダプタ |
US8107170B2 (en) | 2008-11-19 | 2012-01-31 | Olympus Corporation | Objective optical system |
US8405903B2 (en) | 2009-06-02 | 2013-03-26 | Olympus Corporation | Objective-optical-system positioning apparatus and examination apparatus |
JP2011070025A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Olympus Corp | 対物光学系 |
WO2014042086A1 (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-20 | オリンパス株式会社 | 顕微鏡対物レンズ、顕微鏡対物レンズユニット及び制御方法 |
JP2015022262A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | オリンパス株式会社 | 対物光学系 |
US10016119B2 (en) | 2014-09-01 | 2018-07-10 | Olympus Corporation | Objective optical system |
US11080220B2 (en) | 2014-11-10 | 2021-08-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | System on chip having semaphore function and method for implementing semaphore function |
US11599491B2 (en) | 2014-11-10 | 2023-03-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | System on chip having semaphore function and method for implementing semaphore function |
US11835993B2 (en) | 2014-11-10 | 2023-12-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | System on chip having semaphore function and method for implementing semaphore function |
WO2021215312A1 (ja) * | 2020-04-20 | 2021-10-28 | 株式会社ニコン | 顕微鏡光学系、顕微鏡装置、および結像レンズ |
JPWO2021215312A1 (ja) * | 2020-04-20 | 2021-10-28 | ||
JP7416224B2 (ja) | 2020-04-20 | 2024-01-17 | 株式会社ニコン | 顕微鏡光学系、顕微鏡装置、および結像レンズ |
RU212902U1 (ru) * | 2022-04-26 | 2022-08-12 | федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Национальный исследовательский университет ИТМО" (Университет ИТМО) | Объектив микроскопа масляной иммерсии |
CN117784512A (zh) * | 2024-02-26 | 2024-03-29 | 深圳市瀚思通汽车电子有限公司 | 一种LED光源结构、LCoS光机及其HUD显示系统 |
CN117784512B (zh) * | 2024-02-26 | 2024-05-24 | 深圳市瀚思通汽车电子有限公司 | 一种LED光源结构、LCoS光机及其HUD显示系统 |
CN118091967A (zh) * | 2024-04-25 | 2024-05-28 | 北京航空航天大学 | 一种小型化可连续变倍的激光扩束系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4504153B2 (ja) | 2010-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7215478B1 (en) | Immersion objective optical system | |
US7046450B2 (en) | Liquid-immersion objective optical system | |
US8107170B2 (en) | Objective optical system | |
JP5185578B2 (ja) | 細径対物光学系 | |
US7304789B2 (en) | Microscope system and objective unit | |
JP4727252B2 (ja) | 小型対物光学系 | |
JP3985937B2 (ja) | 蛍光用顕微鏡対物レンズ | |
JP4504153B2 (ja) | 液浸対物光学系 | |
JP2006113486A (ja) | 液浸系顕微鏡対物レンズ | |
CN108196359B (zh) | 一种用于双光子荧光内窥镜的物镜组 | |
JP2010134218A (ja) | 顕微鏡対物レンズ | |
JP5993250B2 (ja) | 液浸顕微鏡対物レンズ及びそれを用いた顕微鏡 | |
US20150109681A1 (en) | Immersion microscope objective and microscope using the same | |
JP4098492B2 (ja) | 液浸系顕微鏡対物レンズ | |
JP2006195125A (ja) | 液浸顕微鏡対物レンズ | |
JP4426234B2 (ja) | 集光光学系、共焦点光学システムおよび走査型共焦点内視鏡 | |
JP5449947B2 (ja) | 対物光学系 | |
JP5054178B2 (ja) | 顕微鏡対物レンズ | |
JP4475912B2 (ja) | 集光光学系、共焦点光学システムおよび走査型共焦点内視鏡 | |
JP7099454B2 (ja) | 対物レンズ、光学系および顕微鏡 | |
JP2010224477A (ja) | 顕微鏡対物レンズ | |
JP5281873B2 (ja) | 無限遠設計で中間結像面を持つ液浸細径対物光学系 | |
JP4744123B2 (ja) | 無限遠設計対物光学系および無限遠光学ユニット | |
JP2006065030A (ja) | 顕微鏡対物レンズ | |
JP2009198955A (ja) | リレー光学系 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061005 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100119 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100303 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100330 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100422 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4504153 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |