JP5185578B2 - 細径対物光学系 - Google Patents

細径対物光学系 Download PDF

Info

Publication number
JP5185578B2
JP5185578B2 JP2007216110A JP2007216110A JP5185578B2 JP 5185578 B2 JP5185578 B2 JP 5185578B2 JP 2007216110 A JP2007216110 A JP 2007216110A JP 2007216110 A JP2007216110 A JP 2007216110A JP 5185578 B2 JP5185578 B2 JP 5185578B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
lens group
light beam
small
optical system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007216110A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009048085A (ja
Inventor
真人 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2007216110A priority Critical patent/JP5185578B2/ja
Priority to EP08012390.4A priority patent/EP2028519B1/en
Priority to US12/175,960 priority patent/US7733583B2/en
Publication of JP2009048085A publication Critical patent/JP2009048085A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5185578B2 publication Critical patent/JP5185578B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/02Objectives
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • G02B23/2407Optical details
    • G02B23/2423Optical details of the distal end
    • G02B23/243Objectives for endoscopes

Description

この発明は、細胞の機能の解明やイメージング等のアプリケーションに用いられる対物光学系に関し、特に哺乳類などの動物を生きたままで観察するのに好適な細径対物光学系に関するものである。
従来、特定の分子や組織、細胞などに色素や蛍光マーカーをつけて、これを蛍光顕微鏡や共焦点レーザー走査顕微鏡などで観察して、生物の細胞や組織内の分子の振る舞いなどを観察する方法が行なわれている。
マウスなどの哺乳類の生物個体が生きた状態での分子の振る舞いは培養細胞とは異なる場合があり、個体が生きたまま(in vivo)で生体組織や細胞内の観察が行なわれている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−119300号公報
従来のレーザー走査型共焦点顕微鏡を始めとする顕微鏡は、ラットやマウス等の実験小動物の各種臓器を生きたままの状態(in vivo)で観察することは想定していない。生物個体の内部を観察する場合、従来の顕微鏡では対物レンズの外径が大きいので、生体を大きく切り開いて観察する必要がある。しかし、生体を大きく切り開くと侵襲性が高いので、長期間の観察は不可能であった。
また、特許文献1の対物光学系は、先端径は細いがマウスの脳などの深部を観察する場合にはまだ侵襲性が高い。すなわち、実験小動物の各種臓器を観察するには、表皮や筋肉組織を切開する、あるいは、頭蓋骨に穿孔して内部の臓器を露出させる必要があるが、観察部位に近接配置される対物レンズのサイズが実験小動物もしくは観察対象に比較して大きいために、内部の臓器などを観察する場合には、表皮や筋肉組織等を大きく切開する、あるいは大きな孔を開ける必要がある。この場合、組織の切開直後あるいは穿孔直後における観察は可能であるものの、実験小動物に大きなダメージを与えてしまうため、長期間にわたる経時的な観察は困難である。観察後縫合し、次の観察時に再度切開する方法も考えられるが、実験小動物に与えるダメージを考えると、時間が経過するにつれて正常な状態での観察は困難になるという不都合があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、実験小動物を始めとする哺乳類の細胞、筋肉等の生体組織、あるいは、心臓、肝臓等の各種臓器、特に脳組織を生きたままの状態で比較的長期間にわたって低侵襲に観察することを可能とする対物光学系を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、物体面側から順に、像面側に凸面を向けた少なくとも1枚の平凸レンズを含む正屈折力の第1レンズ群、少なくとも1枚の凹レンズを含む正屈折力の第2レンズ群、及び接合面が負屈折力の接合レンズを含む第3レンズ群で構成され、前記第3レンズ群の焦点距離が、前記第1レンズ群の焦点距離よりも大きく、第1レンズ群は、前記物体面からの発散光束を略平行光束或いは平行光に近い発散光束に変換し、第2レンズ群は、第1レンズ群からの光束を更に径の大きな略平行光束に変換し、かつ中間像面を有し、第3レンズ群は、前記負屈折力の接合面で第2レンズ群からの光束の収差を補正し、以下の条件式(1)、(2)を満足する細径対物光学系。
(1) 0.25<(D ×NA)/(R ×n )<0.35
(2) 1.5<d /D <2.5
ただし、D :第1レンズ群G 中最も小さなレンズ外径、NA:細径対物光学系の物体面側開口数、R :第1レンズ群G 中最も小さな曲率半径、n :第1レンズ群G 中最も大きな屈折率、d :物体面から第1レンズ群G 中で最も像面側にあるレンズの像面側の面までの距離である。
この発明によれば、正屈折力の第1レンズ群は、発散光を略平行光あるいは略平行光に近い発散光に変換する。また、像面側に凸面を向けた平凸レンズを含むことにより、アプラナティック条件に近くし、この平凸レンズで発生する球面収差やコマ収差を抑えることができる。
正屈折力の第2レンズ群は、第1レンズ群からの略平行光束または略平行光束に近い発散光束を更に径の大きな略平行光束に拡大することができる。
第3レンズ群は、第1及び第2レンズ群で発生した球面収差やコマ収差をはじめとする収差、及び色収差を、負屈折力の接合面で補正する。また、第3レンズ群の焦点距離を第1レンズ群の焦点距離より大きくすることにより、光線高を大きくすることができる。
(D ×NA)/(R ×n )が0.35以上の場合、レンズ外径D が大きくなり細径対物光学系にできなくなる。レンズ外径D を小さくするためには曲率半径R を小さくしなければならないが、曲率半径R が小さくなると第1レンズ群の屈折力が強くなり球面収差が補正不足になる。(D ×NA)/(R ×n )が0.25以下の場合、物体面側開口数NAが小さくなる、あるいは、曲率半径R が大きくなるため球面収差が補正過剰になるといった不具合が発生する。
/D が2.5以上だと、物体面から第1レンズ群の中で最も像面側にあるレンズの像面側の面までの距離d が大きくなり、球面収差の発生量は小さいが光線高が高くなってしまう。d /D が1.5以下の場合、d が小さくなるので、短い距離で発散光を略平行光に変換しなければならず、球面収差やコマ収差の発生量が増加する。
上記発明においては、以下の条件式()を満足することが好ましい。
) 0.2<(F×h)/(F×h)<0.3
ただし、Fは第1レンズ群の焦点距離、Fは第3レンズ群の焦点距離、h物体面上の1点からの光束が第2レンズ群G の最も物体面側のレンズ面に入射する際の光束径、h物体面上の1点からの光束が第2レンズ群G の最も像面側のレンズ面を出射する際の光束径である。
(F×h)/(F×h)が0.3以上の場合、第1レンズ群の焦点距離Fを長くすると光線高を小さくすることができない。一方、第3レンズ群の焦点距離Fを短くすると第3レンズ群での光線高を大きくすることができず、第3レンズ群で諸収差を補正することができない。(F×h)/(F×h)が0.2以下の場合、第1レンズ群の焦点距離Fが短くなり球面収差の補正が困難になる。
また、上記発明においては、以下の条件式(4)、(5)、(6)を満足することが好ましい。
(4) 10<|ν31−ν32
(5) 0.12<|n31−n32|<0.2
(6) 4<F/R<5.5
ただし、ν31は第3レンズ群の接合レンズのうちアッベ数の大きなレンズのd線に対するアッベ数、ν32は第3レンズ群の接合レンズのうちアッベ数の小さなレンズのd線に対するアッベ数、n31は第3レンズ群の接合レンズのうちアッベ数の大きなレンズのd線に対する屈折率、n32は第3レンズ群の接合レンズのうちアッベ数の小さなレンズのd線に対する屈折率、Fは第3レンズ群の焦点距離、及びRは第3レンズ群の接合レンズの接合面の曲率半径である。
|ν31−ν32|が10以下であると、接合レンズにおけるアッベ数の差が小さくなり色収差の補正が困難になる。
|n31−n32|が0.12以下の場合、接合面の曲率半径が小さくなりレンズ加工が困難になる。|n31−n32|が0.2以上の場合、接合面の曲率半径が大きくなり球面収差及びコマ収差の補正が困難になる。
/Rが4以下の場合、第3レンズ群の焦点距離Fが小さくなり第3レンズ群中での光線高を小さくできない。あるいは、第3レンズ群の接合レンズの接合面の曲率半径Rが大きくなるので、第1、2レンズ群で発生した収差を補正できないという不具合が発生する。F/Rが5.5以上の場合、第3レンズ群の接合レンズの接合面の曲率半径Rが小さくなり球面収差及びコマ収差が補正過剰になるという不都合が生じる。
本発明によれば、実験小動物を始めとする哺乳類の細胞、筋肉等の生体組織、あるいは、心臓、肝臓等の各種臓器、特に脳組織を生きたままの状態で、比較的長期間にわたって低侵襲に観察することが可能となる。
以下、本発明の細径対物光学系の一実施形態について図1を参照して説明する。
本実施形態に係る細径対物光学系1は、物体面側から順に、第1レンズ群G、第2レンズ群G及び第3レンズ群Gとで構成されている。
第1レンズ群Gは、像面側に凸面を向けた平凸レンズLと、物体面側に凸面を向けた凸平レンズLとで構成されている。第1レンズ群Gは全体として正屈折力である。
第2レンズ群Gは、像面側に凹面を向けた平凹レンズLと物体面側に凸面を向けた凸平レンズLとを接合した接合レンズ、物体面側に凹面を向けた凹平レンズLと像面側に凸面を向けた平凸レンズLとを接合した接合レンズ、像面側に凸面を向けた平凸レンズLと物体面側に凹面を向けた凹平レンズLとを接合した接合レンズ、及び像面側に凸面を向けた平凸レンズLとで構成されている。
第3レンズ群Gは、像面側に凹面を向けた平凹レンズL10と物体面側に凸面を向けた凸平レンズL11との負屈折力を有する接合レンズ、物体面側に凸面を向けた凸平レンズL12、像面側に凸面を向けた平凸レンズL13と物体面側に凹面を向けた凹平レンズL14との接合レンズ、及び物体面側に凸面を向けた凸平レンズL15とで構成されている。
図1の細径対物光学系において、第3レンズ群Gの焦点距離は第1レンズ群Gの焦点距離よりも大きくなっている。
本実施形態においては、各レンズが以下の条件式(1)〜(6)を満たすように構成されている。
(1) 0.25<(D ×NA)/(R ×n )<0.35
(2) 1.5<d /D <2.5
(3) 0.2<(F ×h )/(F ×h )<0.3
(4) 10<|ν31−ν32
(5) 0.12<|n31−n32|<0.2
(6) 4<F/R<5.5
ここで、Fは第1レンズ群Gの焦点距離、Fは第3レンズ群Gの焦点距離、h物体面上の1点からの光束が第2レンズ群G の最も物体面側のレンズ面に入射する際の光束径、h物体面上の1点からの光束が第2レンズ群G の最も像面側のレンズ面を出射する際の光束径、Dは第1レンズ群G中最も小さなレンズ外径、NAは細径対物光学系の物体面側開口数、Rは第1レンズ群G中最も小さな曲率半径、nは第1レンズ群G中最も大きな屈折率、 は物体面から第1レンズ群G中で最も像面側にあるレンズの像面側の面までの距離、ν31は第3レンズ群Gの接合レンズのうちアッベ数の大きなレンズのd線に対するアッベ数、ν32は第3レンズ群Gの接合レンズのうちアッベ数の小さなレンズのd線に対するアッベ数、n31は第3レンズ群Gの接合レンズのうちアッベ数の大きなレンズのd線に対する屈折率、n32は第3レンズ群Gの接合レンズのうちアッベ数の小さなレンズのd線に対する屈折率、Rは第3レンズ群Gの接合レンズの接合面の曲率半径である。
第1レンズ群Gは、平凸レンズLの像側の凸面をアプラナティック条件に近くすることができ、これによって球面収差及びコマ収差の発生量を小さくすることができる。また、第1レンズ群全体の焦点距離を短くすると、第1レンズ群全体での球面収差及びコマ収差の発生量は比較的大きくなるが、光線高を大きくすることなく物体面からの発散光束を略平行光束あるいは略平行光に近い発散光束に変換することができ、得られた光束を第2レンズ群Gに導いている。
第2レンズ群Gは、第1レンズ群からの略平行光束あるいは略平行光に近い発散光束を更に径の大きな略平行光束に拡大し、第3レンズ群に光線を導いている。
第3レンズ群Gは、負屈折力の接合面を有する接合レンズを含むことにより、第1及び第2レンズ群で発生した球面収差やコマ収差をはじめとする単色収差、及び色収差を補正している。
また、第3レンズ群の焦点距離Fを第1レンズ群Gの焦点距離Fより大きくすることで光線高を大きくしている。
図2は、図1の細径対物光学系1の像面側にリレー光学系2を配置し、物体からの射出光束を平行光にしたレンズ配置図である。図3にリレー光学系2のレンズ構成図の一例、及び表1にリレー光学系2のレンズデータの一例を示す。図3及び表1において、符号rは曲率半径、符号dは面間隔、符号nはd線(587.56nm)での屈折率、符号νはd線(587.56nm)でのアッベ数を示す。
Figure 0005185578
図2のように構成することで、本実施形態に係る細径対物光学系1に無限遠設計の顕微鏡システムと互換性を持たせることが出来る。このとき、リレー光学系2の細径対物光学系側の光束径が小さくなるような設計にすることにより、本発明の対物光学系を生体内のより深い部分に低侵襲で刺入することができる。
なお、図2のように細径対物光学系1の像面側にリレー光学系2を配置した場合、リレー光学系2の像面側への射出光が平行光となり結像しない。そこで、例えば、図4に示すような表2のレンズデータを有する結像レンズ3(焦点距離180)をリレー光学系2の像面側に配置して結像させる。
Figure 0005185578
(実施例1)
本発明の実施例1を、図1に示す細径対物光学系を用いて説明する。
表3は、図1の細径対物光学系のレンズデータである。また、図5に図1の細径対物光学系の各収差図を示す。図5において、符号NAは物体面側の開口数、符号Yは物体高を示す。
Figure 0005185578
実施例1に係る細径対物光学系1において、L〜Lまでのレンズ直径は0.46mm、L〜Lまでのレンズ直径は0.6mm、L〜L15までのレンズ直径は0.82mmであり、非常に小さい径のレンズのみで構成されている。
このため、本実施例の細径対物光学系1は、マウスなどの実験小動物の体内奥深くを低侵襲で比較的長期間にわたってin vivo観察するのに適している。
(実施例2)
図6に、本発明に係る細径対物光学系の実施例2のレンズ構成図を示す。実施例2に係る細径対物光学系10は、実施例1よりも作動距離WDを長くしている。これにより、観察対象にレンズ先端が触れないようにし、生体に物理的な影響をなるべく与えずに観察できる。
表4に図6の細径対物光学系のレンズデータを示す。また、図6の細径対物光学系の各収差図を図7に示す。図6、図7及び表4における符号は、第1の実施例と同じである。
Figure 0005185578
本実施例に係る細径対物光学系10においては、L〜Lまでのレンズ直径は0.46mm、L〜Lまでのレンズ直径は0.6mm、L10〜L16までのレンズ直径は0.8mmであり、非常に小さい径のレンズのみで構成されている。
このため、本実施例の細径対物光学系10は、実験小動物を始めとする哺乳類の細胞、筋肉等の生体組織、あるいは、心臓や肝臓等の各種臓器、特に脳組織を、生きたままの状態で比較的長期間にわたって低侵襲にin vivo観察するのに適している。
なお、表5に第1及び第2の実施例における条件式(1)〜(6)のデータを示す。
Figure 0005185578
本発明の細径対物光学系は、近赤外域まで収差が良好である。したがって、近赤外光を用いて、比較的小さい散乱で、試料の表皮だけでなく生体内部まで観察することができる。また、多光子励起観察装置にも使用することが可能である。
本発明に係る細径対物光学系のレンズ構成図である。 図1の細径対物光学系の像側に無限遠設計のリレー光学系を配置したレンズ配置図である。 図2のリレー光学系のレンズ構成図である。 図2の無限遠設計のリレー光学系の像側に配置される結像レンズの一例を示すレンズ断面図である。 実施例1の細径対物光学系の収差図であり、(a)球面収差、(b)正弦条件違反量、(c)非点収差、(d)歪曲収差である。 細径対物光学系の第2の実施例に係るレンズ構成図である。 実施例2の細径対物光学系の収差図であり、(a)球面収差、(b)正弦条件違反量、(c)非点収差、(d)歪曲収差である。
符号の説明
1,10 細径対物光学系
2 リレー光学系
3 結像レンズ
第1レンズ群
第2レンズ群
第3レンズ群

Claims (3)

  1. 物体面側から順に、像面側に凸面を向けた少なくとも1枚の平凸レンズを含む正屈折力の第1レンズ群、少なくとも1枚の凹レンズを含む正屈折力の第2レンズ群、及び接合面が負屈折力の接合レンズを含む第3レンズ群で構成され、前記第3レンズ群の焦点距離が、前記第1レンズ群の焦点距離よりも大きく、
    第1レンズ群は、前記物体面からの発散光束を略平行光束或いは平行光に近い発散光束に変換し、
    第2レンズ群は、第1レンズ群からの光束を更に径の大きな略平行光束に変換し、かつ中間像面を有し、
    第3レンズ群は、前記負屈折力の接合面で第2レンズ群からの光束の収差を補正し、
    以下の条件式(1)、(2)を満足する細径対物光学系。
    (1) 0.25<(D ×NA)/(R ×n )<0.35
    (2) 1.5<d /D <2.5
    ただし、
    :第1レンズ群G 中最も小さなレンズ外径、
    NA:細径対物光学系の物体面側開口数、
    :第1レンズ群G 中最も小さな曲率半径、
    :第1レンズ群G 中最も大きな屈折率、
    :物体面から第1レンズ群G 中で最も像面側にあるレンズの像面側の面までの距離
    である。
  2. 以下の条件式(3)を満足する請求項1の細径対物光学系。
    (3) 0.2<(F×h)/(F×h)<0.3
    ただし、
    :第1レンズ群Gの焦点距離、
    :第3レンズ群Gの焦点距離、
    物体面上の1点からの光束が第2レンズ群G の最も物体面側のレンズ面に入射する際の光束径、
    物体面上の1点からの光束が第2レンズ群G の最も像面側のレンズ面を出射する際の光束径
    である。
  3. 以下の条件式(4)、(5)、(6)を満足する請求項1または請求項2に記載の細径対物光学系。
    (4) 10<|ν31−ν32
    (5) 0.12<|n31−n32|<0.2
    (6) 4<F/R<5.5
    ただし、
    ν31:第3レンズ群Gの接合レンズのうちアッベ数の大きなレンズのd線に対するアッベ数、
    ν32:第3レンズ群Gの接合レンズのうちアッベ数の小さなレンズのd線に対するアッベ数、
    31:第3レンズ群Gの接合レンズのうちアッベ数の大きなレンズのd線に対する屈折率、
    32:第3レンズ群Gの接合レンズのうちアッベ数の小さなレンズのd線に対する屈折率、
    :第3レンズ群Gの焦点距離、
    :第3レンズ群Gの接合レンズの接合面の曲率半径
    である。
JP2007216110A 2007-08-22 2007-08-22 細径対物光学系 Expired - Fee Related JP5185578B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007216110A JP5185578B2 (ja) 2007-08-22 2007-08-22 細径対物光学系
EP08012390.4A EP2028519B1 (en) 2007-08-22 2008-07-09 Small-diameter objective optical system
US12/175,960 US7733583B2 (en) 2007-08-22 2008-07-18 Small-diameter objective optical system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007216110A JP5185578B2 (ja) 2007-08-22 2007-08-22 細径対物光学系

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009048085A JP2009048085A (ja) 2009-03-05
JP5185578B2 true JP5185578B2 (ja) 2013-04-17

Family

ID=40098288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007216110A Expired - Fee Related JP5185578B2 (ja) 2007-08-22 2007-08-22 細径対物光学系

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7733583B2 (ja)
EP (1) EP2028519B1 (ja)
JP (1) JP5185578B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109557657A (zh) * 2017-09-27 2019-04-02 富士胶片株式会社 内窥镜用对物光学系统及内窥镜
CN109557658A (zh) * 2017-09-27 2019-04-02 富士胶片株式会社 内窥镜用对物光学系统及内窥镜
CN109557656A (zh) * 2017-09-27 2019-04-02 富士胶片株式会社 内窥镜用对物光学系统及内窥镜

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002007587A2 (en) 2000-07-14 2002-01-31 Xillix Technologies Corporation Compact fluorescent endoscopy video system
US20060241496A1 (en) 2002-01-15 2006-10-26 Xillix Technologies Corp. Filter for use with imaging endoscopes
US20090303317A1 (en) 2006-02-07 2009-12-10 Novadaq Technologies Inc. Near infrared imaging
JP5449947B2 (ja) * 2009-09-25 2014-03-19 オリンパス株式会社 対物光学系
KR101799545B1 (ko) * 2013-05-15 2017-11-20 노바다크 테크놀러지즈 인코포레이티드 고 보정식 릴레이 시스템
JP6218475B2 (ja) * 2013-07-23 2017-10-25 オリンパス株式会社 対物光学系
WO2016035114A1 (ja) 2014-09-01 2016-03-10 オリンパス株式会社 対物光学系
CN108474926B (zh) * 2016-01-06 2020-09-29 奥林巴斯株式会社 物镜光学系统
US10293122B2 (en) 2016-03-17 2019-05-21 Novadaq Technologies ULC Endoluminal introducer with contamination avoidance
US10953797B2 (en) * 2018-04-05 2021-03-23 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Cloaking devices with converging lenses and coherent image guides and vehicles comprising the same
CN115452783B (zh) * 2022-08-22 2023-12-22 深圳赛陆医疗科技有限公司 检测装置及基因测序仪

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63314512A (ja) * 1987-06-17 1988-12-22 Fuotonikusu:Kk 非接触式光学測定用光ファイバ−センサの対物レンズ
JP3044588B2 (ja) * 1992-04-20 2000-05-22 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用対物レンズ
JPH0854561A (ja) * 1994-08-09 1996-02-27 Fuji Photo Optical Co Ltd 視野角可変内視鏡用対物レンズ
JPH10260362A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Olympus Optical Co Ltd 液浸系対物レンズ
JP2005309412A (ja) * 2004-03-25 2005-11-04 Olympus Corp レーザ走査型顕微鏡
JP2006084825A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Olympus Corp 顕微鏡システム
JP4504153B2 (ja) * 2004-10-20 2010-07-14 オリンパス株式会社 液浸対物光学系
JP4727252B2 (ja) * 2005-02-17 2011-07-20 オリンパス株式会社 小型対物光学系
JP5103750B2 (ja) 2006-02-15 2012-12-19 三菱化学株式会社 吸着素子および調湿用空調装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109557657A (zh) * 2017-09-27 2019-04-02 富士胶片株式会社 内窥镜用对物光学系统及内窥镜
CN109557658A (zh) * 2017-09-27 2019-04-02 富士胶片株式会社 内窥镜用对物光学系统及内窥镜
CN109557656A (zh) * 2017-09-27 2019-04-02 富士胶片株式会社 内窥镜用对物光学系统及内窥镜
US10809520B2 (en) 2017-09-27 2020-10-20 Fujifilm Corporation Objective optical system for endoscope and endoscope
US10871641B2 (en) 2017-09-27 2020-12-22 Fujifilm Corporation Objective optical system for endoscope and endoscope
US11169369B2 (en) 2017-09-27 2021-11-09 Fujifilm Corporation Objective optical system for endoscope and endoscope
CN109557658B (zh) * 2017-09-27 2021-11-16 富士胶片株式会社 内窥镜用对物光学系统及内窥镜
CN109557656B (zh) * 2017-09-27 2021-12-24 富士胶片株式会社 内窥镜用对物光学系统及内窥镜
CN109557657B (zh) * 2017-09-27 2021-12-31 富士胶片株式会社 内窥镜用对物光学系统及内窥镜

Also Published As

Publication number Publication date
EP2028519A3 (en) 2009-08-19
EP2028519B1 (en) 2013-08-28
EP2028519A2 (en) 2009-02-25
US7733583B2 (en) 2010-06-08
US20090052062A1 (en) 2009-02-26
JP2009048085A (ja) 2009-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5185578B2 (ja) 細径対物光学系
US8107170B2 (en) Objective optical system
US7215478B1 (en) Immersion objective optical system
US7046450B2 (en) Liquid-immersion objective optical system
US7304789B2 (en) Microscope system and objective unit
JP4727252B2 (ja) 小型対物光学系
JP5305035B2 (ja) ファイバー共焦点蛍光撮像用の高空間分解能及び高感度小型光学ヘッド
JP2010008989A (ja) 顕微鏡対物レンズおよびレーザー走査型顕微鏡システム
CN110764226B (zh) 一种大视场微型显微物镜
JP4504153B2 (ja) 液浸対物光学系
JP2010134218A (ja) 顕微鏡対物レンズ
JP5596810B2 (ja) 液浸系顕微鏡対物レンズ、及び、レーザー走査型顕微鏡システム
WO2011091340A1 (en) Multi-focal optical component, optical system, and imaging method
CN108196359B (zh) 一种用于双光子荧光内窥镜的物镜组
JP2006079000A (ja) 光走査型観察装置
JP2019191269A (ja) 顕微鏡対物レンズ
JP4457666B2 (ja) 顕微鏡対物レンズ
JP4744123B2 (ja) 無限遠設計対物光学系および無限遠光学ユニット
JP5281873B2 (ja) 無限遠設計で中間結像面を持つ液浸細径対物光学系
JP2005080769A (ja) 集光光学系、共焦点光学システムおよび走査型共焦点内視鏡
JP5449947B2 (ja) 対物光学系
JP2005241671A (ja) 顕微鏡システムおよび対物ユニット
JP2012212128A (ja) フォーカス可変光学系
WO2013069263A1 (ja) 内視鏡用対物レンズおよび内視鏡
JP2007034020A (ja) 顕微鏡対物レンズ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120501

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130118

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5185578

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160125

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees