JP2007034020A - 顕微鏡対物レンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】開口数が大きく、液浸液の経時変化が少なく、生体細胞や生体組織や生体の固体の内部の観察時にも像性能の劣化が少ない、液浸系顕微鏡対物レンズの提供。
【解決手段】生体細胞または生体組織または生体の固体に代表されるような試料(屈折率ndが1.33〜1.5)を観察するまたは計測するための液浸用顕微鏡対物レンズであって、使用される液浸液が、屈折率が1.34〜1.5の合成オイルであるとして設計されている。
【選択図】なし

Description

本発明は、生体細胞または生体組織または生体の個体のような試料を観察または計測するための液浸系顕微鏡対物レンズに関するものである。
近年、生物学の分野で、光学顕微鏡を用いて生体細胞内や生体組織内の分子の運動や活性を観察し、細胞・組織の構造や機能を解明する研究が行なわれている。それらの研究を行なう手法として、コンフォーカルレーザースキャニング顕微鏡(CLSM)法、デジタルデコンボリューション法などを用いて生体細胞を三次元的に観察する手法が注目されている。また、2光子励起法を使って生体組織内の観察や分子イメージングする手法も広まりつつある。これらの観察法は、三次元像を構築するために、カバーガラス表面よりもさらに深部の試料内部を観察する。
ところが、合成オイルを液浸液として用いた従来の液浸系対物レンズは、カバーガラス表面よりもさらに深部を観察するには不適である。従来の液浸系対物レンズの液浸液に用いられている合成オイルの屈折率はnd=1.5〜1.8である。それに対して、細胞内や組織内の媒質は屈折率nd=1.33〜1.5であり、さらにその大部分は屈折率nd=1.37〜1.4の媒質で占められている。よって、カバーガラス表面よりもさらに深部の試料内部を観察する場合、合成オイル(nd=1.5〜1.8)と細胞・組織(nd=1.37〜1.4)の屈折率差に起因する球面収差が発生し、結像性能が劣化する。
この現象を図9〜図11を用いて説明する。図9は、倒立顕微鏡に取り付けられた対物レンズを用いて試料を観察する際の構成を概略的に示している。顕微鏡本体の図は省略している。試料20はカバーガラス30に載せられ、カバーガラス30は対物レンズ10の上方に配置されている。カバーガラス30と対物レンズ10の間の空間は液浸液40で満たされている。対物レンズ10のピント位置は所望の観察点に合わせられる。試料表面上の観察点P1すなわちカバーガラス表面上の観察点P1を観察する場合に比べて、試料内部の観察点P2すなわちカバーガラス表面よりも上方に位置する観察点P2を観察する場合には、対物レンズ10は上方に配置され、カバーガラス30と対物レンズ10の間の距離(作動距離WD)は短い。
ここで、対物レンズとして代表的な液浸系100倍対物レンズ(NA1.4)、液浸液としてnd=1.515の合成オイル、試料としてnd=1.38相当の細胞を想定する。また、観察点P1はカバーガラス表面上に位置し、観察点P2はカバーガラス表面上から5μm上方に位置しているとする。図10は観察点P1における球面収差を示し、図11は観察点P2における球面収差を示している。対物レンズはカバーガラス表面上の観察点P1に対して最良の性能が出るように設計されており、図10に示されるように観察点P1における球面収差は良好である。観察点P2を観察する場合、試料(nd=1.38)の厚さが大きくなり、液浸液(nd=1.515)の厚さは少なくなる。そのため、図11に示されるように球面収差が発生し、結像性能が大幅に劣化していることが分かる。
このような結像性能の劣化は、両者の屈折率差が大きいほど著しく、また観察点がカバーガラス表面から遠いほど著しく、また対物レンズの開口数(NA)が大きいほど著しい。
なお、液浸系対物レンズの中には、光軸方向に移動可能なレンズ群を備えることにより球面収差を補正する機能を持ったものが下記の文献に提案されている。
特開2003−015046号公報 特開2002−341249号公報 特許文献1には、倍率が59.6倍でNAが1.4の対物レンズや、倍率が55.9倍でNAが1.4の対物レンズが記載されており、それらは、カバーガラス厚さの変化や温度の変化による球面収差の変化を補正する移動レンズ群を備えている。
特許文献2には、倍率が60倍でNAが1.4の対物レンズが記載されており、それは、カバーガラス厚さの変化や温度の変化による球面収差の変化を補正する移動レンズ群を備えている。
しかし、特許文献1や特許文献2の球面収差を補正する機能は、カバーガラス厚さの変化や使用温度の変化による球面収差の変化を補正するものであり、液浸液と試料との屈折率差によって発生する極端な球面収差の劣化は補正しきれない。
そこで、液浸液と試料の屈折率差によって発生する球面収差を抑える方法として、合成オイル(nd=1.5〜1.8)の代わりに水(nd=1.33程度)を液浸液として用いた水浸対物レンズが下記の文献に提案されている。
特開2003−015047号公報 特開2003−121750号公報 特開2003−172879号公報 特開2004−029067号公報 特開2004−184826号公報 特開2004−341170号公報 特開平11−218687号公報 特開平10−333044号公報 特開平9−258107号公報 特開平8−292374号公報 特開平7−230038号公報 特許第3299808号公報(特開平6−281864号公報) 特許文献3に記載されている対物レンズは、倍率が40倍でNAが1.2の対物レンズである。
特許文献4に記載されている対物レンズは、倍率が100倍でNAが1.1の対物レンズである。
特許文献5に記載されている対物レンズは、倍率が60倍でNAが1.1の対物レンズである。
特許文献6に記載されている対物レンズは、倍率が40倍でNAが1.2の対物レンズである。
特許文献7に記載されている対物レンズは、倍率が60倍でNAが1.2の対物レンズである。
特許文献8に記載されている対物レンズは、倍率が60倍でNAが1.0の対物レンズである。
特許文献9に記載されている対物レンズは、倍率が150倍でNAが1.2の対物レンズである。
特許文献10に記載されている対物レンズは、倍率が40倍でNAが1.15の対物レンズである。
特許文献11に記載されている対物レンズは、倍率が60倍でNAが1.15〜1.2の対物レンズである。
特許文献12に記載されている対物レンズは、倍率が40倍でNAが0.8の対物レンズや、倍率が60倍でNAが0.95の対物レンズである。
特許文献13に記載されている対物レンズは、倍率が60倍でNAが1.2の対物レンズである。
特許文献14に記載されている対物レンズは、倍率が60倍でNAが1.15の対物レンズである。
これらの対物レンズでは、液浸液に水(nd=1.33程度)を用いることにより、液浸液と試料との屈折率差を小さくしている。特に、nd=1.33の媒質を多く含む試料の場合、液浸液(水)と試料の屈折率のマッチング(両者の屈折率差が小さい事)は良好であり、試料深部を観察する場合であっても像の劣化が少ない。
液浸液として用いられる水は、試料との屈折率のマッチングが完全でない。そのため、試料深部を観察する場合、わずかに像性能の劣化が起こる。また、水は屈折率が低いためNAを大きくすることができない。そのため、観察像は暗いものとなる。また、水は合成オイルと比較して揮発しやすいため経時変化に弱い。そのため、長時間の観察には使い勝手が悪い。
本発明の目的は、開口数が大きく、液浸液の経時変化が少なく、生体細胞や生体組織や生体の固体の内部の観察時にも像性能の劣化が少ない、液浸系顕微鏡対物レンズならびに観察または計測する方法を提供することである。
本発明は、ひとつの側面によると、生体細胞または生体組織または生体の個体に代表されるような試料(屈折率ndが1.33〜1.5)を観察または計測するための液浸系顕微鏡対物レンズであり、使用される液浸液が、屈折率ndが1.34〜1.5の合成オイルであるとして設計されていることを特徴とする。
本発明は、別の側面によると、液浸系顕微鏡対物レンズを用いて生体細胞または生体組織または生体の個体に代表されるような試料(屈折率ndが1.33〜1.5)を観察または計測する方法であり、液浸液に、屈折率ndが1.34〜1.5の合成オイルを使用することを特徴とする。
本発明によると、開口数が大きく、液浸液の経時変化が少なく、生体細胞や生体組織や生体の固体の内部の観察時にも像性能の劣化が少ない、液浸系顕微鏡対物レンズが提供される。また、大きい開口数の液浸系顕微鏡対物レンズを用いて液浸液の経時変化が少なく生体細胞や生体組織や生体の個体の内部を観察する場合でも像性能の劣化が少ない観察像で観察する方法が提供される。
以下、本発明の実施形態を説明するにあたり、まず、本発明の基本構成について述べ、そのあとで、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
本発明では、液浸系顕微鏡対物レンズは、使用される液浸液が、屈折率ndが1.34〜1.5の合成オイルであるとして設計されている。言い換えれば、観察は、液浸液に、屈折率ndが1.34〜1.5の合成オイルを使用して行なう。屈折率ndが1.34〜1.5の合成オイルを液浸液に用いることにより、生体細胞や生体組織や生体の個体に代表されるような試料の屈折率とマッチングを図ることができる。よって、試料内部を観察する場合であっても、結像性能の劣化を抑えることができる。また、液浸液が合成オイルであることにより、水のような揮発しやすい性質を抑えることができる。つまり、液浸液の少ない経時変化をもって観察することができる。さらに、水よりも屈折率が高い液浸液を使用することにより、開口数NAを大きくすることができる。なお、合成オイルは、有機化合物で構成され、可視域で十分な透過率を持つ液体である。
好ましくは、使用される液浸液が、屈折率ndが1.37〜1.45の合成オイルである。これにより、試料の屈折率とのマッチングを高めることができる。また、開口数NAを大きくすることができる。さらに好ましくは、使用される液浸液が、屈折率ndが1.37〜1.4未満の合成オイルである。これにより、試料の屈折率とのマッチングをさらに高めることができる。また、開口数NAをさらに大きくすることができる。
使用される液浸液は、例えば、シリコーンオイルである。シリコーンオイルの屈折率ndは1.4程度であり、試料の屈折率とのマッチングは良好である。さらにジメチルポリシロキサン構造を持った合成シリコーンオイルであれば、屈折率nd=1.37〜1.41から選択可能である。シリコーンオイルは入手しやすく、また、化学的に安定している、揮発しにくい、金属等への腐食性が少ない、等々の優れた性質を有している。よって、対物レンズの液浸液として使い勝手に優れている。
前述の特許文献3〜特許文献14の対物レンズは、合成オイルを液浸液に使用する一般的な対物レンズ(NA1.4〜1.65)と比較してNAが小さく、1.2しかない。NAが小さい理由は、水の屈折率が小さいため光学設計上NAを大きくすることが困難であることによる。このように特許文献3〜特許文献14の対物レンズはNAが小さいため、これらを用いて得られる像は暗いものとなる。
これに対して本発明では、好ましくは、液浸系顕微鏡対物レンズの開口数NAが1.25以上である。これにより、明るい像を観察することができる。さらに好ましくは、開口数NAが1.31以上である。これにより、さらに明るい像を観察することができる。
また好ましくは、液浸系顕微鏡対物レンズが光軸方向に移動可能な移動レンズ群を備えている。一般に使われているカバーガラスは、屈折率ndが1.52程度である。よって、カバーガラスの厚さが設計と異なっていれば、その厚さの変化によって球面収差が発生する。光軸方向に移動可能なレンズ群を備えていることにより、カバーガラスの厚さによる球面収差の発生を補正することが可能となる。あるいは、試料と液浸液の屈折率にわずかな差があり若干の球面収差が発生する場合であっても、その球面収差の発生量が小さければ補正することが可能である。
<第一実施形態>
本発明の第一実施形態の液浸系顕微鏡対物レンズの構成は図1に示す通りである。液浸系顕微鏡対物レンズは、物体側から順に配置された、物体側に平面を向けた平凸レンズL1と物体側に凹面を向けたメニスカスレンズL2からなる接合レンズと、正レンズL3と、正レンズL4と負レンズL5と正レンズL6からなる三枚接合レンズと、正レンズL7と、負レンズL8と正レンズL9と負レンズL10からなる三枚接合レンズと、正レンズL11と負レンズL12とからなる二枚接合レンズと、正のメニスカスレンズL13と、負レンズL14と、負レンズL15と正レンズL16とからなる二枚接合レンズとから構成されている。
本実施形態の液浸系顕微鏡対物レンズのレンズデータは下記の表1に示す通りである。ここで、f=1.8、β=100倍、NA=1.33、視野数=22、WD=0.13(d1=0のとき)である。
Figure 2007034020
d1はピント位置からカバーガラス表面までの距離である。カバーガラス表面を観察する場合はd1=0である。試料は様々な媒質(nd=1.33〜1.5)で構成されているが、ここでは細胞液(nd=1.38程度)を仮定した。d2はWDであり、その空間はオイルで充てんされている。
本実施形態に用いられるカバーガラスは、厚さが0.17mm、nd=1.45847、νd=67.7である。また、オイルはシリコーンオイルであって、nd=1.40559、νd=52.0である。
レンズデータ中、rは各レンズ面の曲率半径(単位mm)、dは各レンズ面間の間隔(単位mm)、ndは各レンズのd線の屈折率、νdは各レンズのd線におけるアッベ数である。また、fは焦点距離(単位mm)、βは倍率、NAは開口数、WDは作動距離(単位mm)である。
レンズL1〜L16をそれぞれ構成する各光学ガラスは、紫外域での透過率が優れた自家蛍光の少ない光学ガラスであり、本実施形態は蛍光観察に最適な対物レンズとなっている。また、各光学ガラスは、環境対応ガラス(鉛フリーガラス)であり、本実施形態は環境に配慮した対物レンズとなっている。
また、本実施形態は、対物レンズからの射出光が平行光束となる無限遠補正型の対物レンズであり、それ自身では結像しない。そこで、例えば、図8にレンズ断面を示す結像レンズ(焦点距離180mm)と組み合わせて使用される。
この結像レンズは、物体側から順に配置された、正レンズIL1と正のメニスカスレンズIL2からなる接合レンズと、正レンズIL3と負レンズIL4からなる接合レンズとから構成されている。
この結像レンズのレンズデータは下記の表2に示す通りである。
Figure 2007034020
レンズデータ中、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズ面間の間隔、ndは各レンズのd線の屈折率、νdは各レンズのd線におけるアッベ数である。
この場合、本実施形態の対物レンズと結像レンズの間隔は50mm〜170mmの間の任意の値でよい。この間隔が120mmである場合における本実施形態の収差図を図2〜図7に示す。図2はd1=0における球面収差、図3はd1=0.005mm(5μm)における球面収差、図4は正弦条件違反量、図5は非点収差、図6は歪曲収差、図7はコマ収差を示している。
これまで、図面を参照しながら本発明の実施形態を述べたが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において様々な変形や変更が施されてもよい。
本発明の第一実施形態による対物レンズの断面を示している。 図1の対物レンズを用いて観察する場合においてd1=0における球面収差を示している。 図1の対物レンズを用いて観察する場合においてd1=0.005mm(5μm)における球面収差を示している。 図1の対物レンズを用いて観察する場合における正弦条件違反量を示している。 図1の対物レンズを用いて観察する場合における非点収差を示している。 図1の対物レンズを用いて観察する場合における歪曲収差を示している。 図1の対物レンズを用いて観察する場合におけるコマ収差を示している。 結像のために図1の対物レンズと一緒に使用される結像レンズの断面を示している。 倒立顕微鏡に取り付けられた対物レンズを用いて試料を観察する際の構成を概略的に示している。 液浸系100倍対物レンズを用いてカバーガラス表面上の観察点P1を観察する場合における球面収差を示している。 液浸系100倍対物レンズを用いて試料内部の観察点P2を観察する場合における球面収差を示している。
符号の説明
10…対物レンズ、20…試料、30…カバーガラス、40…液浸液、IL1…正レンズ、IL2…メニスカスレンズ、IL3…正レンズ、IL4…負レンズ、L1…平凸レンズ、L2…メニスカスレンズ、L3…正レンズ、L4…正レンズ、L5…負レンズ、L6…正レンズ、L7…正レンズ、L8…負レンズ、L9…正レンズ、L10…負レンズ、L11…正レンズ、L12…負レンズ、L13…メニスカスレンズ、L14…負レンズ、L15…負レンズ、L16…正レンズ、P1…観察点、P2…観察点。

Claims (14)

  1. 生体細胞または生体組織または生体の個体に代表されるような試料(屈折率ndが1.33〜1.5)を観察または計測するための液浸系顕微鏡対物レンズであって、使用される液浸液が、屈折率ndが1.34〜1.5の合成オイルであるとして設計されていることを特徴とする液浸系顕微鏡対物レンズ。
  2. 使用される液浸液が、屈折率ndが1.37〜1.45の合成オイルであることを特徴とする、請求項1に記載の液浸系顕微鏡対物レンズ。
  3. 使用される液浸液が、屈折率ndが1.37〜1.4未満の合成オイルであることを特徴とする、請求項1に記載の液浸系顕微鏡対物レンズ。
  4. 使用される液浸液が、シリコーンオイルであることを特徴とする、請求項1に記載の液浸系顕微鏡対物レンズ。
  5. 開口数NAが1.25以上であることを特徴とする、請求項1〜請求項4にいずれかひとつに記載の液浸系顕微鏡対物レンズ。
  6. 開口数NAが1.31以上であることを特徴とする、請求項1〜請求項4にいずれかひとつに記載の液浸系顕微鏡対物レンズ。
  7. 光軸方向に移動可能な移動レンズ群を備えていることを特徴とする、請求項1〜請求項6にいずれかひとつに記載の液浸系顕微鏡対物レンズ。
  8. 液浸系顕微鏡対物レンズを用いて生体細胞または生体組織または生体の個体に代表されるような試料(屈折率ndが1.33〜1.5)を観察または計測する方法において、液浸液に、屈折率ndが1.34〜1.5の合成オイルを使用することを特徴とする方法。
  9. 液浸液に、屈折率ndが1.37〜1.45の合成オイルを使用することを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 液浸液に、屈折率ndが1.37〜1.4未満の合成オイルを使用することを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  11. 液浸液に、シリコーンオイルを使用することを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  12. 液浸系顕微鏡対物レンズの開口数NAが1.25以上であることを特徴とする、請求項8〜請求項11にいずれかひとつに記載の方法。
  13. 液浸系顕微鏡対物レンズの開口数NAが1.31以上であることを特徴とする、請求項8〜請求項11にいずれかひとつに記載の方法。
  14. 液浸系顕微鏡対物レンズが光軸方向に移動可能な移動レンズ群を備えていることを特徴とする、請求項8〜請求項13にいずれかひとつに記載の方法。
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