JP2006118174A - 床スラブ補強装置とその補強方法 - Google Patents

床スラブ補強装置とその補強方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 現場での作業性に優れ、床スラブを押さえる力の調節が容易な床スラブ補強装置を提供する。
【解決手段】 梁3などの下構造体の間にある床スラブ4に加わる荷重、例えば上載荷重に対して床スラブ下で該床スラブ4を補強する補強装置であって、梁3,3間に設けた支持材12と、床スラブ4を押さえ支持材12に荷重が加わるように取り付けたジャッキ13とを備える。床スラブ4に加わる上載荷重、特に振動による荷重をジャッキ13で押え、床スラブ4のスパンが短くなり、床スラブ4の補強が可能となり、特に振動が発生しにくくなる。また、ジャッキアップすることで床スラブ4にプレストレスが与えられ、振動の発生を押えることができる。さらに、ジャッキ13をそのまま使用するため、部材のリラクゼーションや作用荷重の変化などに伴う不足プレストレス量をジャッキ13によりいつでも容易に調整でき、保守管理が容易となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、荷重が加わる床スラブを補強する床スラブ補強装置とその補強方法に関する。
床スラブに加わる荷重に対して床スラブを補強するため、新設建築物の場合では、床スラブに根太を設置したり、床スラブを厚くしたりするなどの措置を講ずることにより対応できるが、以下の問題がある。すなわち、床スラブの根太や床スラブの増厚などの部材が増える分、重くなり、根太を設置する場合では、形状が複雑となり、施工が煩雑となる。また、設計時とは異なる想定外の荷重が加わるなどの不確定な要素まで考慮することは過大設計に結びつく。
一方、既設建築物の場合では、仕切りを変更するなどの改装等により、環境条件などが変化すると、床スラブに新たな荷重が加わるなどの問題があり、特に、動的荷重として、床スラブに振動が発生する問題がある。これに対して、床スラブ下に鉄板を当てて埋め込み型枠とし、その鉄板と床との間に無収縮モルタル等を充填して床スラブを増厚し、該床スラブの剛性を高める工法がある。
しかし、この工法では、床スラブ下で、鉄板の取付けと、モルタル等の打設を行うため、作業に手間がかかり、特に、床スラブ下と鉄板との間へのモルタル打設では、充填がうまくいかないことが懸念される。また、床スラブのスパンは変化しないから、増厚すると、曲げ応力が増加するため、増厚のみでの対応には限界がある。さらにまた、長期間で見ると、既設の床スラブと増厚箇所が一体構造と見るには疑問が残る。
このように床スラブを増厚するなどの措置を講じることなく床スラブを補強し、特に床スラブの振動を防止するために、床スラブの下方位置に付加梁(鉄骨梁)を平行に配置し、この付加梁と床スラブとの間に粘性体や粘弾性体などからなる減衰材を介設して該減衰材を床スラブと付加梁とで挟む制振構造(例えば特許文献1)が提案されている。
しかし、この制振構造は、減衰材が床スラブを支える構造ではないから、基本的に床スラブのスパンは変らず、床スラブに発生する曲げ応力を低減することができないと共に、床スラブは振動し易い状態のままとなる。また、減衰材を用いる場合、一般的な材料に比べてコスト高を招き、その取付調整も煩雑で、長期間使用での劣化などの問題が予想される。
そこで、減衰材などを用いずに床スラブを補強する方法として、頂面に引張材支持溝を有する介物の平坦な底面を、下方に凸な状態で撓曲している床スラブの下面に当接し、同床スラブを挟んでその両側に位置する剛性が高く撓みの少ない床スラブ部間に、前記支持溝を通る引張材を緊張して床スラブの撓みを持ち上げる振動障害軽減方法(例えば特許文献2)がある。
特開平10−299824号公報 特開平10−205044号公報
上記特許文献2には、引張材に作用させる張力を加減することによって、床剛性を変化させることができると記載されているが、水平方向の引張材の張力の変化を縦方向の介物により床スラブを持ち上げる力に変換するものであるから、その調整が煩雑になることが予想される。
また、引張材に複数の介在を配置した場合、複数の介物による床スラブを持ち上げる力を調整することが難しく、調整するためには、1つの介在に対して少なくとも1本の引張材が必要となる。さらに、引張材の張力が介物を押し上げる力にしか用いられておらず、撓みを持ち上げるには有効であるが、振動防止効果に劣る面がある。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので、現場での作業性に優れ、床スラブを押さえる力の調節が容易な床スラブ補強装置とその補強方法を提供することを目的とし、加えて、振動防止効果に優れた床スラブ補強装置とその補強方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、下構造体の間にある床スラブに加わる荷重に対して該床スラブ下で補強する補強装置であって、前記下構造体は梁,壁,柱のいずれかであり、前記下構造体間に設けた支持材と、前記床スラブを押さえ前記支持材に荷重が加わるように取り付けたジャッキとを備えるものである。
また、請求項2の発明は、前記ジャッキを前記支持材の上に取り付けたものである。
また、請求項3の発明は、前記支持部材は、その一端又は両端を前記床スラブ下面より所定距離離れた位置で前記下構造体に取り付けたものである。
また、請求項4の発明は、前記支持材は、鋼材,木材などの剛性梁である。
また、請求項5の発明は、前記支持材は、ワイヤーロープ,タイロッドなどの紐状体である。
また、請求項6の発明は、前記支持材にプレストレスを加えたものである。
また、請求項7の発明は、前記ジャッキは、雄螺子を有する回転式である。
また、請求項8の発明は、前記床スラブは、既設構造物である。
また、請求項9の発明は、前記荷重は、振動による荷重である。
また、請求項10の発明は、下構造体の間にある床スラブに加わる荷重に対して該床スラブ下で補強する床スラブ補強方法であって、前記下構造体は、前記床スラブに固定された梁,壁,柱のいずれかであり、前記下構造体間に支持材を設け、前記支持材に荷重が加わる位置にジャッキを取り付けた後、このジャッキに加わる圧力を制御して前記床スラブに加わる荷重に対して床スラブを補強する補強方法である。
請求項1の構成によれば、床スラブに加わる荷重をジャッキで押えるため、床スラブのスパンが短くなり、床スラブが補強され、特に床スラブに振動が発生しにくくなる。また、ジャッキアップすることで床スラブにプレストレスが与えられ、補強が確実となり、加えて、振動の発生を押えることができる。さらに、ジャッキをそのまま使用するため、部材のリラクゼーションや作用荷重の変化などに伴う不足プレストレス量をジャッキによりいつでも容易に調整でき、保守管理が容易となる。
そして、既設の構造物に適用できるため、床スラブに新たな荷重が加わり、これがもとで、振動の発生が、完成の後、時間が経ってから分かった際でも、簡単に取り付けることができる。また、新設の構造物でも、必要箇所に設けて床スラブで不足する応力に対処したり、振動の発生を防止できる。さらに、既設・新設のいずれでも、支持材を梁,壁,柱のいずれかの間に取り付けるため、任意の箇所に容易に取り付けることができる。
また、請求項2の構成によれば、ジャッキを簡便に取付けることができる。
また、請求項3の構成によれば、支保材の端部を床スラブ下面より所定距離だけ離れた梁,壁,柱に取付けるため、ジャッキ取付け空間が確保できる。また、下構造体が前記床スラブと一体構造の梁(コンクリート製又は鋼製の剛性梁など)の場合、それら下構造体を介して床スラブの上面側に引張力が作用し、床スラブの荷重、特に振動発生を押さえる方向に作用する。
また、請求項4の構成によれば、支持材に鋼材,木材などの剛性梁を用いた場合、床スラブの振動による荷重がジャッキを介して支持材により確実に支持される。
また、請求項5の構成によれば、支持材にワイヤーロープ,タイロッドなどの紐状体を用いた場合、床スラブの押し下げ力が紐状体に引張力を発生させ、弾性的な減衰作用により、床スラブの荷重、特に振動発生を押さえる効果が得られる。
また、請求項6の構成によれば、支持材にプレストレスを加えて設置する場合、床スラブの荷重、特に振動発生がジャッキを介して支持材により確実に支持される。
また、請求項7の構成によれば、回転式のジャッキを用いることにより、市販品としてジャッキを容易に入手でき、また、操作が簡単なため、簡便で安価な工法となる。
また、請求項8の構成によれば、床スラブの荷重、特に振動の発生が、構造物の完成の後、時間が経ってから分かった際でも、簡単に取り付けることができ、既設の構造物の床スラブの荷重、特に振動発生を抑制することができる。
また、請求項9の構成によれば、特に荷重として振動に限定したため、動的な荷重への対処が容易となる。
また、請求項10の構成によれば、新設及び既設の構造物のいずれであっても、また、単独及び複数のジャッキであっても、個別のジャッキを調整することで、床スラブに加わる荷重、特に振動の発生を最適なものに制御することができる。
尚、プレストレスとは、支持材、床スラブ等の部材に作用荷重が働く前に、作用荷重と反対の応力を加えることをいう。また、プレストレスを加える時期は支持材等の部材を所定箇所に設置する前でも後でもいずれでもよい。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる新規な床スラブの補強装置を採用することにより、従来にない床スラブ補強装置が得られ、床スラブ補強装置とその補強方法を夫々記述する。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。図1〜図3は本発明の実施例1を示し、同図に示すように、構造物1は、コンクリート製の柱2,2,2,2を四方に備え、隣り合う柱2,2,2,2をコンクリート製の梁3,3,3,3で連結し、これら梁3,3,3,3の上部で前記柱2,2,2,2と一体にコンクリート製の床スラブ4が設けられている。尚、床スラブ4は柱2の外側にも連続して設けられている。そして、前記柱2及び梁3が下構造体である。また、前記梁3に代えてコンクリート製の壁(図示せず)を設ければ、この壁も下構造体となる。
前記床スラブ4と下構造体である梁3とは、両者コンクリート製であって、一体構造である。また、下構造体である梁3がH型鋼などからなる場合は、そのH型鋼の上部を床スラブ4内に埋設したり、上部を固定したりして一体化したものとする。
補強装置11は、床スラブ4に加わる荷重、例えば上載荷重、特に振動による荷重に対して、該床スラブ4下で補強するものであり、支持材12と、ジャッキ13とを備える。この例では、前記支持材12に鋼材や木材などを用いることにより剛性梁を構成する。図2に示すように、取り付ける梁3の長さ方向に間隔をおいて複数(2本)の支持材12を取り付けている。また、図1に示すように、前記支持材12を、床スラブ4の下面から所定距離だけ離して、対向する梁3,3間に取り付ける。このように前記支持材12を、床スラブ4の下面から所定距離だけ離すことにより、支持材12と床スラブ4との間にジャッキ13を取り付ける空間を設けることができ、また、梁3を介して床スラブ4の上面側に引張力を作用させ、床スラブ4の上載荷重、特に振動発生を押さえる方向に作用する。図1では、支持材12を床スラブ4とを平行に取り付けているが、支持材12を床スラブ4とを斜めに取り付けるようにしてもよい。また、支持材12を取り付ける梁3の部分には、鉄板などの補強を施すことが好ましい。
剛性梁を構成する支持材12は、L型鋼,H型鋼などの熱間圧延鋼材を用い、必要に応じて特殊鋼を用いることもでき、あるいはコンクリート梁などでもよい。前記熱間圧延鋼材は一般市販品である。梁3には、アンカーボルトなどの取付手段14により支持材12を直接取り付ける。図1では、支持材12の端部に取付板15を一体に設け、この取付板15をホールインアンカーである取付手段14により前記梁3に固定している。尚、このように直接固定して取付ける以外に、梁3にブラケット(図示せず)を取り付け、このブラケットの上に支持材12の端部を設置することにより、梁3,3間に支持材12を取付けるようにしてもよい。
支持材12は、梁3,3間に両端支持した梁部材であり、梁3,3間への取付けの際、長さ調整が必要な場合は、長さ方向に分割して2ピース以上とし、分割したものを接合して用いる。また、梁3,3間の支間長さが短い場合で、ジャッキ13を斜めで床スラブ4を保持できる場合などでは、支間の全長に渡り支持材12を用いる必要はなく、支持材12を片持ち梁として取付けて使用する。さらに、支持材12にプレストレス、すなわち断面下側に圧縮力、断面上側に引張力を、床スラブ4に加わる上載荷重が作用する前に加えた場合、支持材12の撓み量が少なくなる。
ジャッキ13は、動力源を用いない手動の回転式であり、例えば、図3に示すように、板状の下ベース部131に中空な支柱132を一体に立設し、この支柱132の上部に雄螺子棒133の下部を挿入し、この雄螺子棒133に支柱132より大きな操作体134を螺合し、前記雄螺子棒133の上端に、板状の上ベース部135を固着したものであり、操作体134を支柱132の上端に摺動しながら回動することにより、支柱132上端からの雄螺子棒134の突出寸法を調整し、ジャッキ13を伸縮するものなどを用いることができる。このように回転式とは部材を回転し、これを螺子により部材たる雄螺子棒133の移動に変換するものを言う。この例では、床スラブ4の上載荷重が加わるように、ジャッキ13を直接支持材12の上に設置する。あるいは支持材12の懸垂する位置でジャッキ13を載せるようにしてもよい。ジャッキ13は、支保工用ジャッキを用い、支保工用ジャッキとしては、一般市販品としてキリンジャッキや足場用ジャッキなどがあり、手動で部材を回転することにより上下に作動するものを用いる。これにより、簡便で安価な工法となる。尚、必要に応じて、電動式や油圧式などの動力源を必要とするジャッキを用いてもよい。ジャッキ13はその伸縮方向を鉛直方向に合わせて配置し、効率のよい使用とする。尚、上述したように、床スラブ4の支間長が短い場合には、梁3に支点を置いて斜め配置としてもよい。ジャッキ13は調整後に振動などで逆回転しないように適宜な回り止め措置を講じる。この場合、回り止め措置を講じた後でも、これを解除することにより再度ジャッキ13の作動が可能なものとする。また、ジャッキ13の上面が当たる部分の床スラブ4には、支圧としてパンチングシェアーが働く。このため、一定面積の鋼鈑である前記上ベース部135を用いることにより、床スラブ4にひび割れが発生することを防止できる。
尚、電動式のジャッキを用いた場合、ジャッキに加わる力を計測する計測手段を設け、この計測手段によりジャッキに加わる力を計測しながら、複数のジャッキを自動調整してジャッキアップすることができる。
そして、施工においては、梁3,3間に支持材12を取付け、この支持材12上にジャッキ13を取付け、ジャッキ13を伸長し、床スラブに加わる上載荷重、特に振動による荷重を計測し、この計測データに基いて複数のジャッキ13,13…の長さを調整して床スラブに加わる上載荷重、特に振動の発生を押える効果が得られる。
また、電動式のジャッキを用いた場合、ジャッキに加わる力を計測する計測手段を設け、この計測手段によりジャッキに加わる力を計測しながら、複数のジャッキを自動調整してジャッキアップすることができる。
そして、床スラブ振動の発生は、鉛直方向下向きの加振力によって生じるから、ジャッキ13により予め上向きの力を床スラブ4に与えることにより、下向き加振力が床スラブ4に作用したとき、お互いの力が相殺され、床スラブ4の振動を効果的に低減できる。また、本補強装置11では、構造物の重量が軽く済み、コストが安く、工期が短縮でき、施工が容易などの優れた効果が得られる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、下構造体の間にある床スラブ4に加わる荷重、例えば上載荷重に対して該床スラブ下で補強する補強装置11であって、下構造体は梁3,壁,柱2のいずれかであり、下構造体である梁3,3間に設けた支持材12と、床スラブ4を押さえ支持材12に荷重が加わるように取り付けたジャッキ13とを備えるから、床スラブ4の上載荷重、特に振動による荷重をジャッキ13で押え、床スラブ4のスパンが短くなり、床スラブ4の上載荷重に対処し、特に振動が発生しにくくなる。また、ジャッキアップすることで床スラブ4にプレストレスが与えられ、振動の発生を押えることができる。さらに、ジャッキ13をそのまま使用するため、部材のリラクゼーションや作用荷重の変化などに伴う不足プレストレス量をジャッキ13によりいつでも容易に調整でき、保守管理が容易となる。
そして、この補強装置11は、既設の構造物に適用できるため、床スラブの上載荷重、特に振動の発生が、構造物の完成の後、時間が経ってから分かった際でも、簡単に取り付けることができる。また、新設の構造物でも、必要箇所に設けて上載荷重に対処でき、特に振動の発生を防止できる。さらに、既設・新設のいずれでも、支持材12を梁3,壁,柱2のいずれかの間に取り付けるため、任意の箇所に容易に取り付けることができる。
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、ジャッキ13を支持材12の上に取り付けたから、ジャッキ13を簡便に取付けることができる。
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、支持部材12は、その両端を床スラブ4の下面より所定距離離れた位置で下構造体たる梁3に取り付けから、ジャッキ13の取付け空間が確保できる。また、梁3が床スラブ4と一体構造であるから、それら梁3,3を介して床スラブ4の上面側に引張力が作用し、床スラブ4に加わる上載荷重、特に振動発生を押さえる方向に作用する。
また、このように本実施例では、請求項4に対応して、支持材12は、鋼材,木材などの剛性梁であるから、床スラブ4の振動による荷重がジャッキ13を介して支持材12により確実に支持される。
また、このように本実施例では、請求項7に対応して、ジャッキ13は、雄螺子を有する回転式であるから、回転式のジャッキ13を用いることによって、市販品として容易に入手でき、また、操作が簡単なことから、簡便で安価な工法となる。
また、このように本実施例では、請求項8に対応して、床スラブ4は、既設構造物であるから、床スラブに加わる上載荷重、特に振動の発生が、完成の後、時間が経ってから分かった際でも、補強装置11を簡単に取り付けることができ、既設の構造物の床スラブ4に加わる上載荷重に対処し、特に振動発生を抑制することができる。
また、このように本実施例では、請求項9に対応して、前記荷重は、振動による荷重であるから、動的な荷重への対処が容易となる。
また、このように本実施例では、請求項10に対応して、下構造体である梁3,3の間にある床スラブ4に加わる荷重、例えば上載荷重に対して該床スラブ下で補強する床スラブ補強方法であって、下構造体は、床スラブ4に固定された梁3,壁,柱2のいずれかであり、この例では梁3であり、梁3,3間に支持材12を設け、支持材12に荷重が加わる位置にジャッキ13を取り付けた後、このジャッキ13に加わる圧力を制御して床スラブ4に加わる上載荷重に対して床スラブ4を補強し、特に振動を制御するから、新設及び既設の構造物のいずれであっても、また、単独及び複数のジャッキ13であっても、個別のジャッキ13に加わる圧力を調整することで、床スラブ4に加わる上載荷重、特に振動の発生を最適なものに制御することができる。
また、実施例上の効果として、梁3,3間に複数のジャッキ13を配置したから、床スラブ4のスパンが短くなり、この例では、2つのジャッキ13を配置したから、スパンが3分の1となり、床スラブ4に加わる作用応力が小さくなる。また、振動が発生しにくい構造が得られる。さらに、電動式のジャッキを用いた場合、ジャッキに加わる力を計測する計測手段を設け、この計測手段によりジャッキに加わる力を計測しながら、複数のジャッキを自動調整してジャッキアップすることができる。また、本実施例の補強装置11は、下構造体の間にある床スラブ4の振動を該床スラブ下で制振する制振装置であって、また、本実施例の補強方法は、床スラブ4に固定された梁3,壁,柱2のいずれかであり、この例では梁3であり、梁3,3間に支持材12を設け、支持材12に荷重が加わる位置にジャッキ13を取り付けた後、このジャッキ13に加わる圧力を調整して床スラブ4の振動を制御する床スラブ振動の制御方法であり、床スラブ4の振動を効果的に防止することができる。
図4〜図7は本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、紐状体からなる支持材12Aを用いており、この支持材12Aを用いた場合、ジャッキ13により床スラブ4を押し上げる力を加えると、支持材12Aに引張力が作用し、梁3と床スラブ4が一体構造であるため、梁3,3を介して床スラブ4の上面側に引張力を作用させ、これにより、床スラブ4に加わる上載荷重に対処し、振動発生を押さえる方向に作用する。また、この例では、紐状体からなる支持材12Aに補間材を組み合わせ、補間材の上に前記ジャッキ13を配置して使用する。
紐状体である支持材12Aは、ワイヤロープやタイロッドなどの弾性材料とする。施工において、支持材12Aにプレテンションを加えない懸垂状態で使用する方法と、プレテンションを加えた状態で使用する方法がある。図6に示すように、梁3には、略コ型の取付部材21を取付け、この取付部材21は、両側坂部22,22の下部を底板部23で連結し、それら両側坂部22,22により梁3を両側から挟み、その側坂部22が、ホールインアンカーである取付手段14により梁3に取り付けられており、前記底板部23の下部に設けた一対の取付受部24,24に、前記支持材12Aが固定される。図6では、取付部材21を用いて梁3の下に支持材12Aを取り付けたが、部材応力上で問題がなければ、梁3の側面に孔を開けて支持材12Aを取り付けるようにしてもよく、この場合、梁3の側面の孔周辺や梁3全体を鉄板などの補強材により補強するようにすることが好ましい。
前記支持材12Aにはプレストレスを付与することができる。例えば、前記取付受部24,24に定着孔24A,24Aを穿設し、これら定着孔24A,24Aに支持材12Aの端部を挿通し、外側の取付受部24から挿通した端部を引張った状態で、該端部を定着具25により定着することにより、プレストレス、即ちこの場合はプレテンションを付与することができる。尚、前記定着具25は楔作用により端部を固定するなどの構造を有する周知のものを用いることができる。プレテンションは床スラブに上載荷重が加わる前であれば、ジャッキ13の設置前又は設置後のいずれでもよく、ジャッキ13の調整が終了した後の装置の可動中に調整するようにしてもよい。このように、支持材12Aにプレテンションを付与することにより、梁3と床スラブ4が一体構造であるため、梁3を介して床スラブ4に引張力が作用する。そして、振動による荷重が加わった時には床スラブ4にさらに強く引張力が発生し、振動を押える力として相乗的に作用する。
図5に示すように、梁3,3の間に支持材12Aを複数設け、これら複数の支持材12A,12A,12Aと交差方向の補間材31を設けている。この補間材31は、H型鋼,L型鋼,溝型鋼,平鋼などの熱間圧延鋼材を用い、必要に応じて特殊鋼を用いることもでき、あるいはワイヤロープやタイロッドなどの弾性材料からなる紐状体の支持材12Aでもよい。すなわち、一側方向の支持材12Aと、これと交差する他側方向の支持材12Aを補間材31として組み合わせて用いてもよい。尚、前記熱間圧延鋼材は一般市販品である。そして、支持材12Aだけではジャッキ13の位置が限定されるのに対して、補間材31を用い、補間材31の配置により、ジャッキ13を任意の位置に設置することができる。また、補間材31は、支持材12,12Aの横方向抵抗力を増すために用いる。したがって、紐状体の支持材12Aを用いる場合に特に有効であるが、補間材31を用いる必要がない場合は不要とする。そして、紐状体の支持材12Aの上に直接ジャッキ13を取付ける場合は、支持材12Aを2本並列にして用いるとジャッキ13を安定して取り付けることができる。
図7には、支持材12Aへの補間材31の取付け例を示し、補間材31として2本のL型鋼32,32を用いている。支持材12Aと交差方向で2本のL型鋼32,32を並列に配置し、これら並列したL型鋼32,32は、その内側片32A,32Aをクリップ33により支持材12A上に取付けられ、その外側片を立てて配置する。そして、その内側片32A,32Aの上に、前記ジャッキ13の下ベース部131を載置し、必要に応じてボルトナットなどで固定する。また、ジャッキ13の上ベース部135はホールインアンカーなどの取付手段14により床スラブ4の下面に固定する。
このように本実施例では、請求項1〜3に対応に対応して、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、支持材12Aは、ワイヤーロープ,タイロッドなどの紐状体であるから、床スラブ5の押し下げ力が紐状体である支持材12Aに引張力を発生させ、弾性的な減衰作用により、床スラブ4に加わる上載荷重、特に床スラブ4の振動発生を押さえる効果が得られる。
また、このように本実施例では、請求項6に対応して、紐状体たる支持材12Aにプレストレスを加えたから、即ちこの場合プレテンションを加えたから、床スラブ4の上面側に引張力が確実に作用し、床スラブ4に加わる上載荷重、特に振動発生を抑制する方向に作用する。
また、実施上の効果として、梁3の下部側に支持材12Aを取り付け、取付位置が床スラブ4から離れた位置となり、その支持材12Aにプレテンションを付与することにより、梁3と床スラブ4が一体構造の場合であるため、床スラブ4の上面側に大きな引張力が発生し、上載荷重、特に振動を効果的に押えることができる。
図8は本発明の実施例3を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例は、装置11の制御のためにセンサ36を用いる。このセンサ36として、振動計が用いられ、形状はおよそ10センチ四方程度の立方体である。センサ36は速度、加速度、変位量などを測定し、これらの測定値に基いて、振動の振幅、振動数を算出する。センサ36の設置位置は床スラブ4上面の中央で行うのが通常であるが、梁3,3間のスパンが長く、床スラブ4が広い場合は、適宜箇所に複数個配置する。また、床スラブ4の上面での測定又は設置に支障がある場合は、床スラブ4に埋め込む。センサ36による測定は、常時,定期的,補修時などその目的に合わせて適宜行う。さらに、センサ36の表示を直接目視により読み取っても良いし、センサ36の測定データをコンピュータなどに送って表示するようにしてもよい。
制御手順としては、センサ36のデータを解析し、個別のジャッキ13の制御量を算出し、この算出値に基いてジャッキ13の伸縮(アップ・ダウン)を制御する。解析にあたっては、コンピュータなどの制御手段37に、予めセンサ36の位置、床スラブ4の物性(例えば固有振動数)やジャッキ13の位置を入力して記憶させ、これら記憶したデータとセンサ36からの速度、加速度、変位量などのデータとに基いてジャッキ13の伸縮(アップ・ダウン)量を算出し、ジャッキ13が電動式であれば、制御手段37の制御によりジャッキ13の伸縮制御する。
ジャッキ13を手動で制御する場合は、センサ36の測定値を目視で読み取り、この測定値を解析し、ジャッキ13の伸縮(アップ・ダウン)量を算出し、手動で制御する。したがって、ジャッキの種類は問わない。
一方、上述した制御手段37を用いた自動制御では、センサ36のデータを制御手段に送り、制御手段37はデータを記憶すると共にデータを解析し、各ジャッキ13に制御量の電気信号を送り、ジャッキ13を自動で制御する。このように自動制御を行う場合は、ジャッキ13は、電動式、電磁式、空気式、油圧式などの電気信号で作動するものとする。尚、センサ36による測定時から、実際にジャッキ13を作動させるまでの時間は同時であっても、所定時間が経過した後でもよい。
このように本実施例では、請求項1〜10に対応して上記各実施例と同様な作用・効果を奏し、また、この例では、床スラブ4の状態を検出するセンサ36を設け、このセンサ36の検出データにより床スラブの振動の振幅、振動数などを算出し、算出したデータに基いて個別のジャッキ13を調整することで、床スラブ振動の発生を最適なものに制御することができる。
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、1つの支持材に設けるジャッキの位置及び数や、床スラブ全体に対するジャッキの位置や数などは、適宜選定可能であり、1個でも2個以上でもよい。また、実施例では、下構造体たる梁の間に支持材を設ける例を示したが、柱間、壁間、梁と柱との間、梁と壁の間、壁と柱の間でもよいことは言うまでもない。
本発明の実施例1を示す床スラブと補強装置の断面図である。 同上、平面説明図である。 同上、ジャッキの正面図である。 本発明の実施例2を示す床スラブと補強装置の断面図である。 同上、平面説明図である。 同上、要部の断面図である。 同上、ジャッキの取付状態を示す正面図である。 本発明の実施例3を示すブロック図である。
符号の説明
1 構造物
2 柱(下構造体)
3 梁(下構造体)
4 床スラブ
11 補強装置
12 支持材
12A 支持材(紐状体)
13 ジャッキ
133 雄螺子棒
31 補間材

Claims (10)

  1. 下構造体の間にある床スラブに加わる荷重に対して該床スラブ下で補強する補強装置であって、前記下構造体は梁,壁,柱のいずれかであり、前記下構造体間に設けた支持材と、前記床スラブを押さえ前記支持材に荷重が加わるように取り付けたジャッキとを備えることを特徴とする床スラブ補強装置。
  2. 前記ジャッキを前記支持材の上に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の床スラブ補強装置。
  3. 前記支持部材は、その一端又は両端を前記床スラブ下面より所定距離離れた位置で前記下構造体に取り付けたことを特徴とする請求項1又は2記載の床スラブ補強装置。
  4. 前記支持材は、鋼材,木材などの剛性梁であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の床スラブ補強装置。
  5. 前記支持材は、ワイヤーロープ,タイロッドなどの紐状体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の床スラブ補強装置。
  6. 前記支持材にプレストレスを加えたことを特徴とする請求項4又は5記載の床スラブ補強装置。
  7. 前記ジャッキは、雄螺子を有する回転式であることを特徴とする請求項1又は2記載の床スラブ補強装置。
  8. 前記床スラブは、既設構造物であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の床スラブ補強装置。
  9. 前記荷重は、振動による荷重であることを特徴とする1〜8のいずれか1項に記載の床スラブ補強装置。
  10. 下構造体の間にある床スラブに加わる荷重に対して該床スラブ下で補強する床スラブ補強方法であって、前記下構造体は、前記床スラブに固定された梁,壁,柱のいずれかであり、前記下構造体間に支持材を設け、前記支持材に荷重が加わる位置にジャッキを取り付けた後、このジャッキに加わる圧力を制御して前記床スラブに加わる荷重に対して床スラブを補強することを特徴とする床スラブ補強方法。

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