JP2003206509A - 既設弾性支承の機能変更補修工法 - Google Patents
既設弾性支承の機能変更補修工法Info
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Abstract
して、既設弾性支承装置の機能を大きく変えることがで
き、かつ高減衰化を図ることができる既設弾性支承装置
の機能変更補修工法の提供。 【解決手段】 下部構造物2に、新たに支承装置16を
設置して上部構造物の鉛直荷重を支持させ、上部構造物
3の鉛直荷重を支持していた既設弾性支承装置1を撤去
することなく、これを上部構造物3の鉛直荷重を支持し
ない水平バッファー(水平力と上揚力の緩衝支承装置)
14に改造されていることを特徴とする。
Description
荷重を支持している既設弾性支承装置を撤去することな
く、上部構造物の鉛直荷重を、常時は負担せずに、地震
時に作用する水平力および上揚力に対して、緩衝支承す
る水平バッファー(緩衝装置)に機能を変更する機能変
更補修工法に関する。
耐震目的で、これを、鉛プラグ入り積層ゴム支承装置の
ような弾性支承装置に交換し、免震化する工法が採用さ
れている。
承装置は、保有耐力までの大地震に対応するゴム支承な
ので、ゴム支承厚が厚く、水平方向の剛性が小さいた
め、常時の活荷重において水平変位が大きくなり長周期
化による2次製品の取付けボルト部等の負担が増すとい
う問題があり、水平変位が小さく、しかも高減衰になる
ような弾性支承装置が望まれている。また、橋脚または
橋台等の下部構造物と、橋桁等の上部構造物との間に配
設されているゴム支承のような既設弾性支承装置につい
ても適用することができる既設弾性支承装置の機能変更
補修工法の出現が望まれている。
く提案されたもので、比較的簡単に機能変更して、既設
弾性支承装置の機能を大きく変えることができ、かつ高
減衰化を図ることができる既設弾性支承装置の機能変更
補修工法を提供することを目的とする。
に、請求項1の既設弾性支承装置の機能変更補修工法に
おいては、下部構造物に、新たに支承装置を設置して上
部構造物の鉛直荷重を支持させ、上部構造物の鉛直荷重
を支持していた既設弾性支承装置を撤去することなく、
これを上部構造物の鉛直荷重を支持しない水平バッファ
ーに改造されていることを特徴とする。
変更補修工法においては、下部構造物に新たに設置した
支承装置により上部構造物をレベルアップした状態で支
持し、上部構造物の鉛直荷重を支持していた既設弾性支
承装置を撤去することなくこれを上部構造物の鉛直荷重
を支持しない水平バッファーに改造されていることを特
徴とする。
能変更補修工法においては、既設弾性支承装置と上部構
造物との係合、または既設弾性支承装置と下部構造物と
の係合のうち、少なくとも一方の係合を解放した状態
で、下部構造物に新たに設置した支承装置により上部構
造物をレベルアップした状態で支持し、上部構造物の鉛
直荷重を支持していた既設弾性支承装置を撤去すること
なくこれを上部構造物の鉛直荷重を支持しない水平バッ
ファーに改造されていることを特徴とする。
請求項1〜3のいずれかに記載の既設弾性支承の機能変
更補修工法において、既設弾性支承装置が、水平力と上
揚力を緩衝支承する水平バッファーに改造されているこ
とを特徴とする。
求項1〜4のいずれかに記載の既設弾性支承装置の機能
変更補修工法において、前記新たに設置される支承装置
は、スライド式鋼製支承装置またはスライド式弾性支承
装置あるいはその他の上部構造物の鉛直荷重を支承する
支承装置であることを特徴とする。
1〜5のいずれかに記載の既設弾性支承の機能変更補修
工法において、既設弾性支承装置が、上方向に位置がレ
ベルアップした状態か、または既設弾性支承装置の設置
位置で、上部構造物の鉛直荷重を支持しない水平バッフ
ァーに改造されていることを特徴とする。さらに、請求
項7の発明においては、請求項1〜6のいずれかに記載
の既設弾性支承の機能変更補修工法において、新たに設
置される支承装置が、ジャッキにより支持されているこ
とを特徴とする。
置を設置するだけで、既設弾性支承装置の機能を大きく
変更することができると共に、既設弾性支承装置を、上
部構造物の鉛直荷重を支持しない水平力および上揚力の
弾性支承装置に機能を変更する改造だけで、既設弾性支
承装置の水平剛性の小さいことによる水平変位の大きく
なる欠点を、新設の支承装置により、または、新設と既
設の支承装置の減衰作用が共同して作用することにより
簡単に解消することもできる。また、取付けボルト部
(10,10a,11)等の負担が増すことはない。
機能変更する補修工法を、既設道路橋に適用した一実施
形態について、図を参照しながら説明する。
性支承装置1の設置状態を示したもので、鉄筋コンクリ
ート製(図示の場合)または鋼製の橋脚または橋台等の
下部構造物2と、鉄筋コンクリート製道路床版3cおよ
び鉄筋コンクリート製または鋼製橋桁(図示の場合)3
aを備えた上部構造物3との間に、上部鋼板4と下部鋼
板5の間にゴム層6と耐圧補強鋼板7とを交互に一体に
積層すると共に、鉛プラグ32をその内部に配設した既
設免震弾性支承装置1が設置されている。
部構造物(鋼桁の場合)3およびその下部の下部構造物
2との接合状態は、図2(a)および図3に示すよう
に、既設弾性支承装置1にける取付け用上部鋼板4と取
付け用下部鋼板5とが、それぞれ上部構造物3に着脱自
在に固定のソールプレート8または下部構造物2に着脱
自在に固定のベースプレート9を介して、ボルト10ま
たはアンカーボルト11およびナット11aにより着脱
自在に取付けられている。なお、ボルト10aにより、
上部鋼板4または下部鋼板5は、ソールプレート8また
はベースプレート9に着脱自在に固定されている。
支承装置1を、上部構造物3の常時の鉛直荷重を支持し
ないで、地震時等に作用する水平力または上揚力を緩衝
支承するための水平バッファー(水平力と上揚力の緩衝
支承装置)14に改造する場合には、先ず、図4に示す
ように、既設弾性支承装置1の間に、下部構造物2に一
体に、鉄筋コンクリート製支承台等の一つまたは複数の
支承台12を、隣接する主桁3a相互に剛結合されてい
る横桁3bの下面に間隔をおいて対向するように築造す
る。
すように、前記鉄筋コンクリート製支承台12の上部
に、例えば特公昭48−19671号公報により公知の
フラットタイプのジャッキまたはその他の流動硬化性モ
ルタル充填形式のジャッキ15を設置すると共に、前記
ジャッキ15の上部に、図6に示すように、上部構造物
3の鉛直荷重を支持させるための、例えば、荷重支持用
弾性支承装置あるいは図示のような荷重支持用のスライ
ド式弾性支承装置16(詳細説明は後記する)を配設す
る。前記ジャッキ15の上面を鋼製とする場合には、ス
ライド式弾性支承装置16の下部を溶接またはボルト等
により固着してもよい。
硬化性充填材18を注入充填する前に、既設弾性支承装
置1の上部と上部構造物3の係合を解除するか、既設弾
性支承装置1の下部と下部構造物2との係合を解除して
おく(図6参照)、解除手段としては、例えば、図2に
示す、下部構造物2に固定するためのアンカーボルト1
1に螺合されているナット11aを弛緩させるか、ナッ
ト11aを取外しておき(図6参照)、この状態で、ジ
ャッキ15に硬化性充填材18を注入充填して(図1参
照)、荷重支承用のスライド式弾性支承装置16を上昇
移動させ、また上部構造物3をジャッキアップすると共
に、上部構造物3に連結支持されている既設弾性支承装
置1を上昇させ、既設弾性支承装置1の下面と下部構造
物2の上面との間に、ギャップGを形成することによ
り、上部構造物3の後死荷重を含めた鉛直荷重をすべて
前記スライド式弾性支承装置16に荷重転換させる。前
記の既設弾性支承装置1の下面に形成するギャップGの
寸法としては、5〜10mm程度のギャップGが形成さ
れればよい。なお、荷重支持用の弾性支承装置16に荷
重転換されたか否かは、適宜変位計等(図示を省略し
た)により測定して、荷重転換の確実にする。また前記
モルタル等の充填材18を硬化させることにより、上部
構造物3を所定のレベルに支持しておく。
または取り外されているナット11aを前記アンカーボ
ルト11に螺合して、ベースプレート9を下部構造物2
に固定するために、ベースプレート9上面のナット11
aを緊締する。このように改造して、既設弾性支承装置
1を、常時の上部構造物3の鉛直荷重を負担しないよう
に解放すると共に、地震時等に上部構造物3に作用する
水平力および上揚力を緩衝支承する水平バッファー(水
平力と上揚力の緩衝支承装置)に、新しい機能を有する
装置に変更する。
承用のスライド式弾性支承装置16におけるスライド板
となるソールプレート19を上部構造物3に固定するこ
とにより、新設の支承装置の設置を含めた既設弾性支承
装置1の機能変更する補修を完了する。このように機能
変更する補修されて、既設弾性支承装置1は、本来、上
部構造物3の鉛直荷重を常時支承できる性能を有する支
承装置1であるが、この既設弾性支承装置1の鉛直荷重
支承機能をなくして、地震時において、水平力と上揚力
とを負担する水平バッファー14として機能するように
改造されている。また水平バッファー14に改造された
既設弾性支承装置1の間または橋軸方向等の横方向に離
れた位置に、新たにスライド式弾性支承装置16を設置
されているので、このすべり支承の摩擦減衰と水平バッ
ファー14の履歴減衰の2つ減衰作用により、上部構造
物3の小さな変位で、大きな減衰効果を得ることができ
る。
橋では、橋桁の変位が大きくなるために、橋軸直角方向
に免震化すると、小規模地震において、道路伸縮継手装
置の損傷が予想されるが、橋桁の変位を小さく抑えるこ
とができると、小規模地震による道路伸縮継手装置の損
傷を防止することができる。
3の鉛直荷重を支承する支承装置として、弾性支承装置
あるいは鋼製支承装置等、適宜の支承装置を使用するこ
とができるが、特に好適な支承装置としてスライド式支
承装置があるので、図7に示す前記した鉛直荷重支持用
のスライド式弾性支承装置16について、その構造を説
明する。図7(a)は鉛直荷重支持用弾性支承装置の一
側面図、同(b)は(a)のA−A線断面図、同(c)
は(b)のB−B断面図である。
装置16は、せん断変形拘束壁21を有するスライド式
弾性支承装置16で、図7(a)〜(c)に示すよう
に、スライド式弾性支承装置16は、上部構造物3側に
固定されるソールプレート19を滑り支承面を介して摺
動可能に支持する上部鋼板22と、中央部のゴム層23
と、下部鋼板24とが一体化された弾性支承体29を備
えており、この弾性支承体29はほぼ短円柱状を呈して
いる。
平な上面には、これにベースプレート26の下面が載置
(または載置固定されて)されて、下部構造物2側に設
置されている。四角形の前記ベースプレート26の平行
な二辺に沿って各縦壁部27がベースプレート26に一
体に設けられ、間隔をおいて対向配置されている。前記
各縦壁部27により、せん断拘束壁21を構成してい
る。
状に形成され、対向する内壁面28の間に前記弾性支承
体29が嵌合載置されて、前記上部鋼板22がせん断拘
束壁21に横方向の移動が拘束されて、弾性層23の水
平方向の変形(せん断変形)が拘束されている。この嵌
合状態において、縦壁部27の頂部30は、鉛直荷重支
持用の弾性体29における上部鋼板22の板厚のほぼ中
央部にまで及んでいる。また前記の嵌合状態で、上部構
造物3の鉛直荷重を支持するように構成されている。ま
た前記上部鋼板22の上面には、円形の四フッ化エチレ
ン板などのすべり支承材31が固着されて、滑り支承面
を構成している。
承装置1を水平バッファー14に改造する手順につい
て、図8を参照しながら説明する。図8の場合は、既設
弾性支承装置1を上部構造物3と共に、高レベル位置に
上昇移動させないで、上部構造物3と既設弾性支承装置
1の上部鋼板4との結合するボルト10を一時的に緩め
るか取り外した後、前記ジャッキ15にモルタルを注入
充填して、スライド式弾性支承装置16をジャッキアッ
プすると共に、上部構造物3も所定量ジャッキアップす
る。
置1の上部との間に、10mm程度のギャップGを形成
すると共に、再度前記ボルト10を緊締して、上部構造
物3側と既設弾性支承装置1の上部との連結を図り、既
設弾性支承装置1の鉛直荷重支承機能を、地震時等の水
平力および上揚力の緩衝支承機能を有する水平バッファ
ー14に機能を大きく変更する。また荷重支承用のスラ
イド式弾性支承装置16の下部は、前記と同様に、ジャ
ッキ15との連結を図り、またソールプレート19は、
上部構造物3に溶接あるいはボルトにより適宜固定す
る。なお、上部構造物3がコンクリート製の場合は、適
宜上部構造物にアンカーボルト孔を設けてアンカーボル
トの基端側を埋め込み固定し、アンカーボルトにより、
ソールプレート19を固定する。
3をジャッキによりジャッキアップして、高レベル位置
で支承した状態で、適宜、下部構造物2と一体にコンク
リート製支承台12およびこれにアンカーボルト25に
より下部が固定される荷重支承用スライド式弾性支承装
置16を配置して(図9参照)、前記ジャッキを降下さ
せて、上部構造物3の荷重をスライド式弾性支承装置1
6に支承させるようにしてもよい。
用した形態を示したが、本発明を実施する場合、その他
の既設橋梁に適用するようにしてもよい。なお、水平バ
ッファー14は、横桁3b以外の主桁に配置してもよ
い。
ては、鋼桁,PC桁,RC桁であってもよい。また、新
たに設置される支承装置(図示の場合は、荷重支承用の
スライド式弾性支承装置)は、既設弾性支承装置の橋軸
方向の支点位置と同じ(橋軸直角方向の位置は変化して
も)に設置すると、支点位置が変わらないので、桁の挙
動も変わらないのでよい。
物との間に、新たに支承装置を設置して上部構造物の鉛
直荷重を支持させ、上部構造物の鉛直荷重を支持してい
た既設弾性支承装置を撤去することなくこれを上部構造
物の鉛直荷重を支持しない水平バッファーに改造されて
いるので、上部構造物の鉛直荷重を支持している既設弾
性支承装置を簡単方法により、その機能を大きく変更す
ることができる。
装置との、2つの支承装置の減衰性能を利用できるの
で、上部構造物の水平変位を大きくしないで、小さな変
位で、高い減衰性能を得ることができる。また新設の支
承装置と、既設の弾性支承装置のそれぞれの機能が分離
されて、単純化されているので、支承装置の設計が単純
化され、設計の自由度を高めることができる。
撤去しないので、既設弾性支承装置の機能変更する補修
施工が容易に簡単に行なうことができる。
設弾性支承装置と上部構造物または下部構造物の係合の
うち一方の係合を解放した状態で、下部構造物に新たに
設置した支承装置により、上部構造物をレベルアップし
た状態で支持すると、簡単に既設弾性支承装置を水平力
と上揚力を支承する水平バッファーに改造して、前記各
効果を得ることができる。
たに設置される支承装置が、スライド式鋼製支承装置ま
たはスライド式弾性支承装置あるいはその他の上部構造
物の鉛直荷重を支承する上部構造物の鉛直荷重支承用の
支承装置であると、スライド面での摩擦抵抗による摩擦
減衰性能の高い、しかも上部構造物の水平変位の小さい
支承装置とすることができる。また、取付けボルト部等
の負担が増すことはない効果がある。
すると、荷重支承用の支承装置を介して上部構造物を所
定のレベルまで容易に上昇させて支持できる。
用して既設弾性支承装置を水平力緩衝支承装置に改造す
ると共に、上部構造物と下部構造物との間に、スライド
式弾性支承装置を設置した状態を示す一部縦断正面図で
ある。
面図、(b)は図1の一部を拡大して示す一部縦断正面
図であり、既設弾性支承装置の下部に隙間ができるよう
に、既設弾性支承装置を改造した状態を示す一部縦断正
面図である。
面図である。
に、下部構造物と一体に支承台を築造した状態を示す一
部縦断正面図である。
置した状態を示す一部縦断正面図である。
置を設置した状態を示す一部縦断正面図である。
の一例として、スライド式弾性支承装置を示す図であ
り、(a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A線
断面図であり、(c)は(b)のB−B線矢視平面図で
ある。
物との間にギャップを形成した状態を示す一部縦断正面
図である。
図であり、(a)は正面図であり、(b)は(a)のC
−C線断面図であり、(c)は(b)のD−D線矢視平
面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 下部構造物に、新たに支承装置を設置し
て上部構造物の鉛直荷重を支持させ、上部構造物の鉛直
荷重を支持していた既設弾性支承装置を撤去することな
く、これを上部構造物の鉛直荷重を支持しない水平バッ
ファーに改造されていることを特徴とする既設弾性支承
装置の機能変更補修工法。 - 【請求項2】 下部構造物に新たに設置した支承装置に
より上部構造物をレベルアップした状態で支持し、上部
構造物の鉛直荷重を支持していた既設弾性支承装置を撤
去することなくこれを上部構造物の鉛直荷重を支持しな
い水平バッファーに改造されていることを特徴とする既
設弾性支承装置の機能変更補修工法。 - 【請求項3】 既設弾性支承装置と上部構造物との係
合、または既設弾性支承装置と下部構造物との係合のう
ち、少なくとも一方の係合を解放した状態で、下部構造
物に新たに設置した支承装置により上部構造物をレベル
アップした状態で支持し、上部構造物の鉛直荷重を支持
していた既設弾性支承装置を撤去することなくこれを上
部構造物の鉛直荷重を支持しない水平バッファーに改造
されていることを特徴とする既設弾性支承装置の機能変
更補修工法。 - 【請求項4】 既設弾性支承装置が、水平力と上揚力を
緩衝支承する水平バッファーに改造されていることを特
徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の既設弾性支承
の機能変更補修工法。 - 【請求項5】 前記新たに設置される支承装置は、スラ
イド式鋼製支承装置またはスライド式弾性支承装置ある
いはその他の上部構造物の鉛直荷重を支承する支承装置
であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
の既設弾性支承装置の機能変更補修工法。 - 【請求項6】 既設弾性支承装置が、上方向に位置がレ
ベルアップした状態か、または既設弾性支承装置の設置
位置で、上部構造物の鉛直荷重を支持しない水平バッフ
ァーに改造されていることを特徴とする請求項1〜5の
いずれかに記載の既設弾性支承の機能変更補修工法。 - 【請求項7】 新たに設置される支承装置が、ジャッキ
により支持されていることを特徴とする請求項1〜6の
いずれかに記載の既設弾性支承の機能変更補修工法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002003257A JP3946527B2 (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 既設弾性支承の機能変更補修工法 |
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