JP6832466B1 - 橋梁段差抑制部材、橋梁段差抑制構造、及び橋桁復旧方法 - Google Patents
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Abstract
Description
このような橋梁では、例えば、大規模地震等によって橋梁支承が損壊した場合には、橋梁上部工が橋脚上に脱落してしまい、橋梁と接続される道路等の間に大きな段差が生じる虞がある。
このような段差防止装置として、従来、例えば、略直方体の鋼製のブロックを用いることが一般的である。
その結果、段差防止装置として使用するためには、筐体の板厚を厚くする等、筐体自体の強度を高くする必要があり、段差防止装置として充分な軽量化、小型化は困難である。
しかも、段差防止装置としてとして用いるために、筐体に充填材を充填すると、重量が増加して取扱い性が低下する。
このように、橋梁支承等を充分に点検するためには、橋梁支承や橋梁付帯物の周囲に充分なスペースを確保することが望まれるが、上記段差防止装置は、筐体に充填材を充填したままでは、重量が大きく取扱い性がよくない。
請求項1に記載の発明は、橋脚と、前記橋脚に配置された橋梁支承と、前記橋梁支承を介して前記橋脚に配置された橋梁上部工と、を備えた橋梁に適用され、前記橋脚と前記橋梁上部工のいずれか一方に取り付けられ他方との間に間隙をあけて配置される橋脚段差抑制部材であって、エアバックからなる流体保持部材と、前記流体保持部材を前記橋脚又は前記橋梁上部工に取り付けるための取付けプレートと、を備え、前記流体保持部材は、外部と密閉可能に形成された流体保持空間を有し、前記流体保持空間に、気体からなる流体を流入し又は排出させることにより少なくとも上下方向に膨張し又は収縮するように構成されていることを特徴とする。
また、構造が簡単で小型化することができるので、設置、点検等を効率的に行うことができる。
また、流体保持部材が、エアバックにより構成されているので、設置場所の制約が少なく、エアバックに容易に気体からなる流体を流入、排出させて膨張、収縮させることができる。
また、流体として液体を用いる場合の液体の種類についても任意に設定することが可能であり、例えば、水や作動油等を適用することが好適である。また、液体を用いる場合には、気体よりも高圧で使用することが可能であるので大きな荷重を発生させることが可能である。
また、液体は圧縮性が小さいことから、上下方向位置等を正確に保持させる場合等に好適である。
また、橋脚段差抑制部材が、橋脚と橋梁上部工(他方)との間に間隙をあけて配置されているので、流体保持部材が熱膨張した場合の影響や、流体保持部材のすれ等に起因する劣化、損傷を抑制することができる。
また、流体保持部材により発生させる容積あたりの力(荷重)を効率的に大きくできるので、橋梁段差抑制部材を小型化することが可能であり、効率的に設置又は点検、メンテナンスすることができる。
その結果、橋梁支承の損壊等により橋梁上部工が脱落した場合に、ほかの場所から流体供給手段を搬入することなく、流体保持部材に流体を流入して橋梁上部工を上方に移動させることができる。
その結果、効率的かつ短期間で橋梁段差を小さくして、緊急輸送道路等として活用することが可能となる。
また、流体保持部材を効率的に膨張又は収縮させて、橋梁段差抑制部材を効率的に点検、メンテナンスすることができる。
ここで、流体供給手段としては、例えば、エアポンプ、水又は油圧ポンプのほか、圧縮空気が貯留されたタンク等、種々のものを適用してもよい。
したがって、橋梁上部工の脱落により橋梁に大きな段差が生じるのを抑制することができる。
また、流体保持部材と橋脚の間に間隙が形成されているので、流体保持部材が熱膨張した場合の影響や、すれ等により劣化、損傷するのを抑制することができる。
また、橋梁上部工に橋梁段差抑制部材の重量が付加されることがなく、橋梁段差抑制部材を保持するために橋梁上部工を補強する必要がなく、橋梁上部工の大型化や重量が増大するのを抑制することができる。
また、流体保持部材と橋梁上部工の間に間隙が形成されているので、流体保持部材が熱膨張した場合の影響や、すれ等により劣化、損傷するのを抑制することができる。
その結果、橋梁段差抑制部材を用いて、橋梁支承を効率的に取り替えて、橋桁を短時間で復旧することができる。
すなわち、損壊した橋梁支承の取り外しは、橋梁上部工上昇前、橋梁上部工を上昇させている途中、橋梁上部工の上昇完了後のいずれでもよい。また、交換用橋梁支承の取り付けは、橋梁上部工を載置したとき、載置後間隙の形成が完了するまでの間、間隙形成後のいずれでもよい。
また、必要に応じて橋梁段差が生じた後に流体を供給した場合には、橋梁段差を小さくすることができる。
以下、図1〜図6を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1〜図3は、本発明の第1実施形態に係る橋梁段差抑制構造の概略構成を説明する図であり、図1は橋梁を側面から見た図であり、図2は橋梁の長手方向に沿って見た図であり、図3は橋梁のプリキャスト床版を除いた状態を示す平面図である。
また、図4、図5は、橋梁段差抑制部材の概略構成を説明する図であり、図4は橋梁の長手方向に沿って見た概略構成図であり、概略構成を説明する斜視図である。
また、橋軸方向Xに沿って橋梁100が接続される道路Gに向かって見たときの左右を左側L、右側Rといい、橋軸方向Xにおいて橋桁110が延在する側を前方側A、道路が接続される側を後方側Bという場合がある。
橋梁110は、例えば、橋脚111と、橋梁支承115と、橋軸方向Xに沿って延在する橋桁120と、を備えており、橋桁120は、橋梁支承115を介して橋脚111に配置されている。
また、この実施形態において、橋桁110(橋梁100)の端部側は、例えば、道路Gに接続されている。
また、橋脚111は、図示しないが、橋軸方向Xに沿って見たときに、例えば、略T字形(不図示)に形成されていて地面から立設されている。
また、橋梁支承115は、橋梁上部工121の下面121Fに配置され、ボルト(取付部材)115Tにより橋梁上部工121に取り付けられている。
そして、下沓部材116と、上沓部材117とは、互いに円形支持ピン118周りに回動可能とされている。
また、橋梁上部工121は、橋軸方向Xに沿って延在している。
ウェブ123は、下部フランジ部122の左右LR方向の中央に接続され、上方に向かって延在している。
上部フランジ部124は、左右LR方向に沿って略水平に形成され、左右LR方向の中央部にウェブ123の上端部が接続されている。
また、橋梁上部工121は、図2に示すように、例えば、橋桁120の下部に橋軸方向Xに沿って、左右LRに二列に配置されている。
また、橋梁上部工121の上面121Eには、例えば、頭付きスタッドや孔あき鋼板ジベル等のずれ止め(不図示)を介してプリキャスト床版125が固定されている。
また、エアバック145には、空気(流体)を流入させ、又は排出させるエア流通路が形成されている。
エアバック(流体保持部材)145を形成する材料については任意に設定することが可能である。例えば、帆布、シート状ゴム、シート状樹脂材料等、エア保持空間(流体保持空間、不図示)に保持した空気が抜けずに、強度等が確保可能なものを適用することができる。
また、取付プレート150の下面には、例えば、接着剤等を用いてエアバック(流体保持部材)145が取り付けられている。
また、橋梁段差抑制部材140は、例えば、重力で上下方向Zに伸長した状態で、橋梁段差抑制部材140の下面140Fと橋脚111の上面111Fの間には間隙Dが形成されている。
すなわち、エアバック(流体保持部材)145には、上下方向Zに伸長した状態の上下方向Zの寸法が橋梁支承115よりも小さくなるように、保持する空気量が設定されていている。
(1)まず、橋梁上部工121の下面121Fに、橋梁段差抑制部材140の取付プレート150を配置する。
なお、橋梁段差抑制部材140は、協調上部工121から容易に取り外し可能に構成(例えば、寸法、重量、取り付け手段等)されていることが好適であるが、例えば、エアバック145を収縮させることにより、点検等に必要な充分なスペースが確保可能に構成してもよい。
図6は、第1実施形態に係る橋梁段差抑制構造の作用を説明する側面から見た概念図であり、図6(A)は橋梁上部工が橋梁支承で支持されている状態を、図6(B)は橋梁支承が損壊した状態を、図6(C)は橋梁段差抑制部材を用いて橋梁上部工を上昇させた状態を示している。
このとき、図6(B)に示すように、脱落した橋桁120(橋梁上部工121の下部)は、下部に取り付けられた段差抑制部材140の下面140Fが橋脚111の上面111Fと当接して、橋梁段差が生じる。
一方、橋梁段差抑制構造100が橋梁段差抑制部材140を備えているので、大きな橋梁段差が形成されることは抑制される。
脱落した橋桁120を上昇させる際には、例えば、エアポンプ(流体供給手段、不図示)を用いて、エアバック145に空気を流入する。
エアバック145に空気を流入すると、エアバック145が膨張する。
そして、図6(C)に示すように、膨張したエアバック145により、橋梁上部工121が矢印K方向に移動する。
その結果、橋梁段差抑制構造100に生じた橋梁段差は小さく(又はゼロに)なり、緊急輸送等に用いることが可能になる。
図7は、第1実施形態に係る橋梁段差抑制構造における橋桁復旧方法の一例を説明する側面から見た概念図であり、図7(A)橋梁段差抑制部材を用いて橋梁上部工を橋梁支承の高さ寸法よりも高い位置に上昇させ橋脚上に交換用橋梁支承を設置した状態を、図7(B)は橋梁上部工を橋梁支承に載置させた状態を、図7(C)は交換用橋梁支承を用いて橋桁復旧が完了した状態を示している。交換用橋梁支承を配置した状態を示している。
図7において、符号115Bは交換用橋梁支承を、符号145Aは、橋梁上部工を橋梁支承の高さ寸法よりも高い位置まで上昇させるために膨張したエアバック(流体保持部材)を示している。
橋桁持ち上げ工程では、流体供給手段を用いて流体保持部材に流体を流入して流体保持部材を膨張させて、橋梁上部工を橋梁支承の高さ寸法よりも高い位置に持ち上げる。
具体的には、エアポンプ(不図示)を用いて、エアを流入させてエアバック(流体保持部材)145を膨張させる。
そして、図7(A)に示すように、エアバック(流体保持部材)145により橋梁上部工121を矢印K方向に持ち上げて、橋梁上部工121の下面121Fを橋梁支承115の高さ寸法よりも高い位置に位置させる。具体的には、交換用橋梁支柱115Bが橋脚111に容易に設置可能な高さまで持ち上げることが好適である。
ここで、一点鎖線の枠で囲んだ(損壊した)部分は、取り外された橋梁支承115Aをしめしている。橋梁支承115Aは、橋梁上部工121の上昇前、橋梁上部工121を上昇させている途中、橋梁上部工121の上昇完了後のいずれで取り外してもよい。
橋梁支承取り替え工程では、損壊した橋梁支承に代えて交換用橋梁支承を橋脚上に設置する。
具体的には、図7(A)に示すように、取り除いた損壊した橋梁支承115Aに代えて、橋脚111の上に交換用橋梁支承115Bを設置する。
流体保持部材調整工程では、流体保持部材内の流体を抜いて流体保持部材を収縮させて橋梁上部工を橋梁支承の上に載置するとともに橋脚段差抑制部材と橋梁上部工又は橋脚の間に間隙を形成する。
具体的には、まず、エアバック(流体保持部材)145から空気を抜いてエアバック(流体保持部材)145を収縮させる。
そして、図7(B)に示すように、橋脚111の上に設置した交換用橋梁支承115Bの上に橋梁上部工121を載置する。
そして、図7(C)に示すように、橋梁段差抑制部材140の下面と橋脚111の上面111Fの間に間隙Dを形成する。
なお、橋梁上部工121への交換用橋梁支承115Bの取り付けは、橋梁上部工121を交換用橋梁支承115Bに載置したとき、交換用橋梁支承115Bに載置後間隙Dの形成が完了するまでの間、間隙Dを形成後のいずれで実施してもよい。
以上のように、交換用橋梁支承115Bを用いた橋桁120の復旧が完了する。
また、エアバック145が発生する容積あたりの力(荷重)を大きく設定することができるので、構造が簡単で、橋梁段差抑制部材140を小型化することができ、効率的に設置又は点検、メンテナンスすることができる。
その結果、橋梁支承115の損壊等により橋梁上部工121が脱落した場合に、エアバック145に空気を流入することにより、橋梁上部工121を上方に移動させることができる。
その結果、橋梁段差を小さくして、例えば、緊急輸送道路等として活用することができる。
また、エアバック145を膨張又は収縮させることにより、橋梁段差抑制部材140を効率的に点検、メンテナンスすることができる。
次に、図8、図9を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
図8は、本発明の第2実施形態に係る橋梁段差抑制構造の概略構成を説明する側面から見た概略構成図である。また、図9は、橋梁段差抑制部材の概略構成を説明する斜視図である。
また、橋梁段差抑制部材240は、上下方向Zの寸法が、橋梁支承115よりも小さく設定されていて、橋梁段差抑制部材240の上面240Eと橋梁上部工121の下面121Fの間には間隙Mが形成されている。
そして、エアバック(流体保持部材)145は、ベースプレート250に、取付部材(不図示)により取り付けられている。
なお、エアバック(流体保持部材)145については、第1実施形態と同様であるので、同じ符号を付して説明を省略する。
(1)まず、橋脚111の上面111Fにベースプレート250を配置し、アンカーボルト240Tを用いてベースプレート250を橋脚111に固定する。
なお、橋梁段差抑制部材240は、橋脚111から容易に取り外し可能に構成(例えば、寸法、重量、取り付け手段等)されていることが好適であるが、例えば、エアバック145を収縮させることにより、点検等に必要な充分なスペースが確保可能に構成してもよい。
また、棒状の鋼材を曲げて形成した取付部材や帯鋼等を用いて、ベースプレート250にエアバック145を取り付けてもよい。
110 橋梁(道路橋)
111 橋脚
115 橋梁支承
120 橋桁
121 橋梁上部工
122 プレキャスト床版
140、240 橋梁段差抑制部材
145 エアバック(流体保持部材)
Claims (11)
- 橋脚と、前記橋脚に配置された橋梁支承と、前記橋梁支承を介して前記橋脚に配置された橋梁上部工と、を備えた橋梁に適用され、前記橋脚と前記橋梁上部工のいずれか一方に取り付けられ他方との間に間隙をあけて配置される橋脚段差抑制部材であって、
エアバックからなる流体保持部材と、
前記流体保持部材を前記橋脚又は前記橋梁上部工に取り付けるための取付けプレートと、
を備え、
前記流体保持部材は、
外部と密閉可能に形成された流体保持空間を有し、前記流体保持空間に、気体からなる流体を流入し又は排出させることにより少なくとも上下方向に膨張し又は収縮するように構成されている
ことを特徴とする橋梁段差抑制部材。 - 請求項1に記載の橋梁段差抑制部材であって、
前記流体保持部材は、
外形形状が直方体に形成されている
ことを特徴とする橋梁段差抑制部材。 - 請求項1又は2に記載の橋梁段差抑制部材であって、
前記流体保持部材に流体を流入する流体供給手段を、備えている
ことを特徴とする橋梁段差抑制部材。 - 橋脚と、
前記橋脚に配置された橋梁支承と、
前記橋梁支承を介して前記橋脚に配置された橋梁上部工と、を有する橋梁と、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の橋梁段差抑制部材と、
を備えていることを特徴とする橋梁段差抑制構造。 - 請求項4に記載の橋梁段差抑制構造であって、
前記橋梁段差抑制部材は、
前記橋梁上部工の下面に取り付けられている
ことを特徴とする橋梁段差抑制構造。 - 請求項4に記載の橋梁段差抑制構造であって、
前記橋梁段差抑制部材は、
前記橋脚上に配置されている
ことを特徴とする橋梁段差抑制構造。 - 請求項4〜6のいずれか一項に記載の橋梁段差抑制構造であって、
流体供給手段を用いて前記流体保持部材に流体を供給することにより、前記橋梁上部工を上方に移動するように構成されている
ことを特徴とする橋梁段差抑制構造。 - 請求項4〜7のいずれか一項に記載の橋梁段差抑制構造であって、
前記流体保持部材の設置状態における上下方向に膨張可能な寸法は、橋梁に生じる段差と対応させて設定されている
ことを特徴とする橋梁段差抑制構造。 - 請求項4〜7のいずれか一項に記載の橋梁段差抑制構造であって、
前記流体保持部材の設置状態における上下方向に膨張可能な寸法は、前記橋梁支承の高さ寸法よりも大きく設定されている
ことを特徴とする橋梁段差抑制構造。 - 請求項4〜9のいずれか一項に記載の橋梁段差抑制構造であって、
前記流体保持部材に流体を流入する流体供給手段を、備えている
ことを特徴とする橋梁段差抑制構造。 - 請求項9に記載の橋梁段差抑制構造における橋桁復旧方法であって、
流体供給手段を用いて前記流体保持部材に流体を流入して前記流体保持部材を膨張させて、前記橋梁上部工を前記橋梁支承の高さ寸法よりも高い位置に持ち上げる橋桁持ち上げ工程と、
損損壊した橋梁支承に代えて交換用橋梁支承を設置する交換用橋梁支承設置工程と、
前記流体保持部材内の流体を抜いて前記流体保持部材を収縮させて前記橋梁上部工を橋梁支承の上に載置するとともに前記橋脚段差抑制部材と前記橋梁上部工又は前記橋脚の間に間隙を形成する流体保持部材調整工程と、
を備えることを特徴とする橋桁復旧方法。
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