JP2006116641A - 電動駆動体 - Google Patents
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- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
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Abstract
【課題】 電池の交換時にロボット等の電動駆動体への電源供給が停止されることがない電動駆動体を提供することを目的とする。
【解決手段】 交換可能な二次電池5を電源として収納し、前記電池5の電力により前記電池5の交換作業を行う電動駆動体Aであって、少なくとも2つの前記電池5を収納する収納部4A、4Bを備え、電池交換時以外の状態では、少なくとも一つの前記電池5を前記収納部4Aに収納して電源とし、少なくとも一つの前記電池5を収納していない前記収納部4Bとを備え、電池交換時においては、前記電池5を収納していない前記収納部4Bに、電力供給が可能な前記電池5を収納して電源とした後、前記電池5を収納している前記収納部4Aより前記電池5を取り出すことを特徴とする電動駆動体。
【選択図】 図2
【解決手段】 交換可能な二次電池5を電源として収納し、前記電池5の電力により前記電池5の交換作業を行う電動駆動体Aであって、少なくとも2つの前記電池5を収納する収納部4A、4Bを備え、電池交換時以外の状態では、少なくとも一つの前記電池5を前記収納部4Aに収納して電源とし、少なくとも一つの前記電池5を収納していない前記収納部4Bとを備え、電池交換時においては、前記電池5を収納していない前記収納部4Bに、電力供給が可能な前記電池5を収納して電源とした後、前記電池5を収納している前記収納部4Aより前記電池5を取り出すことを特徴とする電動駆動体。
【選択図】 図2
Description
本発明は、電動ロボット等の電動駆動体に関する。
床面等を移動するロボットにおいては、電源として繰り返し充電が可能な二次電池が利用されている。従来のロボットの充電に関して、下記公報には、ロボットの内蔵する電池の充電容量が低下した場合、ロボットを充電台に誘導してこれと合体させ、充電する方法が開示されている。
特開2003−1577号公報
しかしながら、上記従来例においては、ロボットが充電中においては、ロボットの通常の動作・機能ができなくなり問題である。例えば、監視ロボットにおいて、不審者を発見し、接近し写真撮影し、画像データを電波にて発信する機能を有する場合、充電中はロボットがこのような監視機能を停止することになる。充電時間は少なくとも1時間以上要するものであり、このような監視機能の停止は、問題であった。
本発明は、従来例のようなロボットの充電中に機能が停止する問題を解消するとともに、電池の交換時にロボット等の電動駆動体への電源供給が停止されることがない電動駆動体を提供することを目的とする。
本発明は、交換可能な二次電池を電源として収納し、前記電池の電力により前記電池の交換作業を行う電動駆動体であって、少なくとも2つの前記電池を収納する収納部を備え、電池交換時以外の状態では、少なくとも一つの前記電池を前記収納部に収納して電源とし、少なくとも一つの前記電池を収納していない前記収納部とを備え、電池交換時においては、前記電池を収納していない前記収納部に、電力供給が可能な前記電池を収納して電源とした後、前記電池を収納している前記収納部より前記電池を取り出すことを特徴とする。
本発明においては、電池の交換時においては、前記電池を収納していない前記収納部に、新しい電池を収納した後、残容量の少ない電池を取り出すことにより、電動駆動体に電源供給が絶えることがなく、電池駆動ロボットが所望の動作を継続することができる。
本発明の実施例を、図を用いて詳細に説明する。本実施例の電動駆動体は、電動ロボットAであって、建物或いは敷地内の監視を行う監視ロボットとして利用され、不審者を発見し、現場に接近し警報音を発生する。そして、現場の音を収集し、状況を写真撮影し、音声データ、画像データを、管理者側に電波にて発信する機能を備えている。なお、電動ロボットAは、これ以外の機能のロボット、例えば、展示物等を見学者に案内、説明して移動する案内ロボットでも良い。また、本発明においては、電動駆動体は、交換可能な二次電池を電源として収納し、電池の電力により電池の交換作業を行うものであれば、ロボット以外の無人搬送車等の車両の電動移動体であっても良い。
電動ロボットAは、図1に示すように、人間を模して胴体、顔、手からなる本体1を備えている。そして、地上、床上を移動するために、4つの駆動輪2を、本体1下部の土台部3の下に設けられている。
図3は、電動ロボットA並びにこれを充電する充電ステーションBの電気回路構成を説明する電気回路ブロック図である。電動ロボットA内には、入出力部11と、マイコンを中心に構成される制御部12と、この制御部12との交信により電動ロボットA自信を移動させる駆動部13と、これらに電力を供給する電源部14を備えている。
詳細には、入出力部11には、不審者等を感知するための赤外線センサー、音声を発生するスピーカー、音声を集音するマイク、現場の状況を撮影するカメラ等を備え、これらに電気信号を入出力することで、所望の機能を働かせることができる。そして、管理者側に、現場の音声データ、画像データを電波にて発信するために、電波発信部11Aを備えている。また、入出力部11には、充電ステーションBから発信される電波を受信することで、充電ステーションBの位置に移動するために、電波受信部11Bを備えている。
電源部14の電源として機能する電池パック5は、土台部3内に設けれた電池収納部4に収納される。電池収納部4は、別々の収納部4A、4Bを備えており、各収納部4A、4Bに電池パック5が収納できる。なお、収納部4A、4Bは土台部3内に設けられているが、図1、2においては、電池パック5の収納状態が容易に理解できるように図示され、白ぬき表示のときは、電池パック5は未収納、黒塗り表示のとき、電池パック5は収納状態を示している。
そして、制御部12からの指令により、収納部4A、4Bに収納された一方の電池パック5、或いは、両方の電池パック5より電力が供給できるように制御されている。また、制御部12においては、電池パック5の電圧、充電電流を検出することで、周知の方法にて、電池パック5の残容量をモニターし、残容量が規定値以下となったときに、充電ステーションBにて電池パック5を交換するように制御する。ここで、収納部4A、4Bは、略直方体の電池パック5が収納できるように、略同形の空洞形状を備えている。図示しないが、電池パック5には出力端子を備え、これと接触して電力を受け取る受電端子が収納部4A、4B内には設けられている。
そして、制御部12からの指令により、収納部4A、4Bに収納された一方の電池パック5、或いは、両方の電池パック5より電力が供給できるように制御されている。また、制御部12においては、電池パック5の電圧、充電電流を検出することで、周知の方法にて、電池パック5の残容量をモニターし、残容量が規定値以下となったときに、充電ステーションBにて電池パック5を交換するように制御する。ここで、収納部4A、4Bは、略直方体の電池パック5が収納できるように、略同形の空洞形状を備えている。図示しないが、電池パック5には出力端子を備え、これと接触して電力を受け取る受電端子が収納部4A、4B内には設けられている。
駆動部13においては、土台部3内に内蔵されるモーターを駆動させて駆動輪2を回転し、ロボットAを移動させることができる。また、後で図2で説明するように、電池パック5の交換時に、土台部3が上下動できるように、4つの上下棒6を備えている。図示しないが内蔵されるモーターの回転運動を、周知の機構により、上下棒6の上下運動に変換することで、上下棒6を動作させている。
充電ステーションBは、略板状の充電本体20を備えており、2つの電池パック5を装着して、充電するための装着部21A、21Bを備え、各々に電池パック5に電力を供給する充電端子22A、22Bを備えている。電池パック5の充電は、充電本体20内の充電制御部23にて制御され、満充電時に充電を終了する。この充電制御部23への電力は、商用電源より直流電力に変更し供給する電源部24が行っている。また、上述のように、ロボットAの電池交換が必要になったときに、ロボットAを充電ステーションBの位置に誘導するために、電波発信部25を備えている。
以上の構成を備えるロボットAは、図4のフローに従い、図2の電池取り替え状況図に説明される動作を行う。
まず、ステップ1にて、人が電池パック5を充電ステーションBに装着して充電し、その後、ステップ2で充電されたひとつの電池パック5をロボットAの収納部4A、4Bのいずれかに装着する。そして、ステップ3で、もうひとつの電池パック5を予備電池として、充電ステーションBに装着して、充電を開始する。
まず、ステップ1にて、人が電池パック5を充電ステーションBに装着して充電し、その後、ステップ2で充電されたひとつの電池パック5をロボットAの収納部4A、4Bのいずれかに装着する。そして、ステップ3で、もうひとつの電池パック5を予備電池として、充電ステーションBに装着して、充電を開始する。
次に、ステップ4で、ロボットAの動作をリセットして、ステップ5にて、ロボット活動である監視活動を開始させる。ステップ6においては、監視活動により電力が消費され、ロボットAの制御部12で、装着された電池パック5の残容量が規定以下であるかどうかを判定する。残容量が規定値を超えている場合は、ステップ5に戻り、監視活動を継続する。残容量が規定値以下である場合は、充電ステーションBの電波発信部25から発信される電波をロボットAが電波受信部11Bで受信することで、充電ステーションBの位置に接近する(ステップ7、図2(a))。
次に、ロボットAは、まず、上下棒6を下に伸ばして土台部3を浮かせた状態で、充電ステーションBの充電本体20の所定位置に停止する(図2(b))。ここで、収納部4Bには、あき状態で、収納部4Aには電池パック5が収納されており、収納スペース4Bの真下に、充電ステーションBの装着部21Aに装着された満充電状態の電池パック5が位置するように停止する。
次に、ロボットAは、まず、上下棒6を下に伸ばして土台部3を浮かせた状態で、充電ステーションBの充電本体20の所定位置に停止する(図2(b))。ここで、収納部4Bには、あき状態で、収納部4Aには電池パック5が収納されており、収納スペース4Bの真下に、充電ステーションBの装着部21Aに装着された満充電状態の電池パック5が位置するように停止する。
次に、上下棒6を収納状態として、土台部5を降下させることで、あき状態の収納部4Bに電池パック5を図示しない着脱機構により装着し(図2(c))、このとき、ロボットAへの電力供給源は、制御部12からの指令により、収納部4Aの電池パック5から、収納部4Bの電池パック5に切り換えられる。その後、収納部4Aに収納された残容量の少ない電池パック5は、土台部5が降下されたとき、図示しない着脱機構により装着が解除されて、充電ステーションBの装着部21Bに装着される。このように、ロボットAに電源供給が絶えることがないので、電池駆動ロボットは、不審者等を感知するための赤外線センサー等の所望の動作を継続することができる。
その後、上下棒6を下に伸ばして土台部3を浮かして、装着部21Bに装着された電池パック5を台座部3より離した状態(図2(d))とし、その後、ロボットAを移動させて充電ステーションBを離れてから、上下棒6を収納状態として通常の監視動作を再開する(図2(e))。このように、図2(a)〜 図2(e)の動作により、ステップ8の電池パックの充電ステーションへの装着、充電開始と、ステップ9の満充電電池パックの収納部への装着が行われる。
充電ステーションBは、上記実施例より多くの電池パック5を装着、充電できるようにして、複数のロボットが電池交換できるようにしても良い。
A 電動ロボット
B 充電ステーション
4 電池収納部
5 電池パック
21A、21B 装着部
B 充電ステーション
4 電池収納部
5 電池パック
21A、21B 装着部
Claims (1)
- 交換可能な二次電池を電源として収納し、前記電池の電力により前記電池の交換作業を行う電動駆動体であって、
少なくとも2つの前記電池を収納する収納部を備え、
電池交換時以外の状態では、少なくとも一つの前記電池を前記収納部に収納して電源とし、少なくとも一つの前記電池を収納していない前記収納部とを備え、
電池交換時においては、前記電池を収納していない前記収納部に、電力供給が可能な前記電池を収納して電源とした後、前記電池を収納している前記収納部より前記電池を取り出すことを特徴とする電動駆動体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004306298A JP2006116641A (ja) | 2004-10-21 | 2004-10-21 | 電動駆動体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004306298A JP2006116641A (ja) | 2004-10-21 | 2004-10-21 | 電動駆動体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006116641A true JP2006116641A (ja) | 2006-05-11 |
Family
ID=36535007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004306298A Pending JP2006116641A (ja) | 2004-10-21 | 2004-10-21 | 電動駆動体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008171671A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Funai Electric Co Ltd | 電子機器システム |
JP2008283739A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Asyst Technologies Japan Inc | 搬送装置 |
WO2019171693A1 (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-12 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、および、プログラム |
-
2004
- 2004-10-21 JP JP2004306298A patent/JP2006116641A/ja active Pending
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JPWO2019171693A1 (ja) * | 2018-03-08 | 2021-02-18 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、および、プログラム |
JP7156359B2 (ja) | 2018-03-08 | 2022-10-19 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、および、プログラム |
US11897360B2 (en) | 2018-03-08 | 2024-02-13 | Sony Corporation | Information processing device, information processing method, and program |
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