JP2006116232A - 遊技機における演出用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 新たな視覚的演出効果を発揮することのできる遊技機における演出用表示装置を提供する。
【解決手段】 演出画像が表示される液晶画面を、2つの液晶ディスプレイ21R、21Lで分割し、各液晶ディスプレイ21R、21Lを離れる方向へ移動させる移動機構31R、31Lを設け、この移動機構31R、31Lにより液晶ディスプレイ21R、21Lを分離移動させることができる構成とした。分離移動した液晶ディスプレイ21R、21Lの間には、リール機構25を後方から進出させ、液晶ディスプレイ21R、21Lとリール機構25により表示部を構成する。
【選択図】図3

Description

この発明は、たとえばパチンコ遊技機(以下、単に「パチンコ」と言う。)や回胴式遊技機(以下、単に「スロットマシン」と言う。)等の遊技機に係り、詳しくは、遊技状態に応じて特定の情報を表示する表示手段を有する遊技機に関するものである。
従来、遊技機としてパチンコやスロットマシンが普及している。これらの遊技機においては、遊技の進行とともに、遊技に附帯して各種の演出をする演出装置が設けられている。
例えば、パチンコにおいては、液晶画面が設けられ、遊技球が特定の賞口に投入されると、液晶画面において、数種の演出画像が表示され、遊技者に対して遊技内容を演出する装置が設けられている。液晶画面には、複数の登場人物が登場する物語であったり、または複数の人間が戦う場面などの演出手法のほか、スロットマシンのように3つのリールが表示され、これらのリールが回転し役がそろうといった遊技の進行が表示されるなど、表示される画像の内容は任意に決定でき、多数種類の演出に利用できるといった点がある。
また、スロットマシンにおいても、ボーナス当選など遊技内容に応じて、液晶画面に表示される画像を変更し、遊技内容を任意の方法で演出することが行われている。
液晶画面による演出は、画面に表示する内容を任意に設定できるという点で、極めて有利であり、現在の多く遊技機において取り付けられている。
上記のように液晶画面を介して演出を行う装置には以下のようなものが挙げられる。
特開2004−229733号公報 特開2004−229738号公報
従来の液晶画面を用いた演出装置において、さらに演出効果を上げるために、例えば特許文献1に記載のように、画面に表示される画像パターンを変更し、或は、特許文献2に記載のように、画面自体をより大きくするなどの提案がなされている。
しかし、液晶画面による演出には、限界がある。例えば、液晶画面は遊技機に予め組み込まれて設定されているため、画像表示される領域は液晶画面が組み込まれている範囲に限られる。従って、遊技者は、液晶画面が組み込まれている領域内でのみ演出画像が表示されることを容易に予想できるので、演出に対して遊技者が注意を向けるのは、画面の範囲内に限られ、画像や画像に伴う効果音などにより演出効果を上げる以外に方法がなく、遊技者の予想を超えた意外性により演出効果をさらに発揮することは難しい。
このように表示画面を用いた演出装置において、遊技の演出効果をより一層向上させるための新たな装置の提案が望まれている。
この発明の目的は、新たな視覚的演出効果を発揮することのできる遊技機における演出用表示装置を提供することにある。
以上のような問題を解決する本発明は、以下のような構成を有する。
(1) 遊技機の遊技状態を制御する遊技制御手段と、
前記遊技制御手段からの信号に応じて、画像情報を制御する画像制御手段と、
画像制御手段からの信号に応じた画像を表示する画像表示画面とを有する演出用表示装置であって、
前記画像表示画面は、相互に端部が突き合わされた複数の画面単体と、
隣接する前記画面単体を相互に離れる方向に移動可能に保持する移動手段とを有し、
さらに、前記複数の画面単体の分割移動した際に、画面単体間の間にて演出を行う演出装置を有し、
前記演出装置は、前記複数の画面単体の分割移動した際に、遊技機の前面に対して手前・奥方向に進退移動させる進退移動手段とを有する遊技機における演出用表示装置。
(2) 前記画面単体は、2つである上記(1)に記載の遊技機における演出用表示装置。
(3) 画面単体は、液晶ディスプレイである上記(1)又は(2)に記載の遊技機における演出用表示装置。
(4) 前記演出装置は、複数の回胴リールと、各回胴リールの外周面に表示された複数の図柄と、各回胴リールを独立して駆動させる回転駆動手段とを有する上記(1)〜(3)のいずれか1に記載の遊技機における演出用表示装置。
請求項1に記載の発明によると、遊技状態に応じて画像が生成され、生成された画像が画像表示画面に表示される。この画像表示画面は、複数の画面単体に分割されており、移動手段によって、この画面単体が相互に離れる方向に移動することで、画像表示画面が設置されている範囲外に画面が移動し、さら演出装置が現出することで、予想外の視覚情報が発揮され、演出効果が向上する。
請求項2に記載の発明によると、2つの画面単体により画像表示画面を構成することにより、画面単体を移動させる移動手段の構成を簡易にできるととも、移動制御動作を簡易可できる。
請求項3に記載の発明によると、画面単体を液晶ディスプレイとすれば、装置が板状であるため移動手段に装着することが容易である。また、液晶ディスプレイを用いることによって、相互に付き合わされる端部に枠体を設けない構成とすることが可能となるので、相互に合成して1つの表示画面を構成した場合に、突合せ部分が目立たない構成とすることが可能となる。
請求項4に記載の発明によると、回胴リールの回転が停止すると、各回胴リールの表面に記載された図柄の、特定の入賞ラインにおける組み合わせが決定する。表示装置が画像表示あるのに対して、画像表示とは異なる動作を示す回胴リールを備えた表示装置を現出させることにより、演出内容に目新しさを加え、より演出効果を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態として、遊技機における演出用表示装置をスロットマシンに用いた場合について、図1乃至図3を参照して説明する。なお、図1は本スロットマシン100の外部構造を示した正面図、図2は本スロットマシン100の内部構造を示した全体斜視図である。
図1において、本スロットマシン100は、遊技者に面するフロントドア101と、フロントドア101が開閉可能に取り付けられた後述の筐体102とを備えて構成されている。フロントドア101は、上部パネル部103と中部パネル104と下部パネル部105とを備え、全体的に金属製のフレーム(図示略)と硬質プラスチックで成形された前面パネルとで形成されることによって、機械的に強固な構造を有している。
上部パネル部は103には、上部ランプと呼ばれる演出用ランプ103aと、スピーカが取り付けられた放音部103b、103cと、液晶ディスプレイ等で形成された画像表示装置としての演出用表示装置103dが設けられている。
中部パネル部104には、複数個(本実施形態では3個)の回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置200が設けられる。なお、回胴リールR1,R2,R3の前面には、透明な硬質プラスチック板で形成された略長方形の透過窓WDが設けられ、これによって回胴リール装置200を外部から保護すると共に、遊技者が透過窓WDを介して回胴リールR1,R2,R3を見ることが可能となっている。
更に、中部パネル部104の下端には遊技者が操作するための操作部104cが設けられ、当該操作部104cには、遊技メダルを投入するためのメダル投入部MDと、1ゲーム当たりのメダル数を提示するためのベッドボタンB1,マックスベッドボタンB2と、1ゲームの開始を指示するためのスタートレバーSTと、回転中の回胴リールR1,R2,R3を個別に停止させるための3個のストップボタンSP1,SP2,SP3が設けられている。ベッドボタンB1、スタートレバーST、マックスベッドボタンB2、ストップボタンSP1,SP2,SP3によって、遊技操作入力手段が構成される。
メダルの貯留には、貯留可能な上限の枚数が決められており、この実施形態では、50枚に決められている。この枚数を越えてメダル投入部MDから投入されたメダルは、後述の排出口105aから返却される。
下部パネル部105には、本スロットマシン100のゲーム内容に関連した画象等(図示略)が描かれており、遊技者の取得したメダルを払い出すための排出口105a及び受皿105bと、スピーカが取り付けられた放音部105cが設けられている。
次に、図2を参照して、フロントドア101の裏面構造と、筐体102の内部構造を概説する。なお、図2はフロントドア101を開錠して筐体102から開いた状態を表している。同図において、フロントドア101の裏面上部に、上述の放音部103b,103cを構成するスピーカSR,SL(図示しない)が設けられると共に、スピーカSR,SLの間には、演出用表示装置103dが取り付けられている。
演出用表示装置103dの下方には、上述の透過窓WDと中部パネル部104のパネル面とが形成された略長方形の枠体104dが取り付けられている。
枠体104dの下方には、メダル投入部MDより投入される投入物を正規の遊技メダルか異物か判別して振り分ける振分機構G0で振分けられた遊技メダルを筐体102側に設けられているホッパ装置HPへ案内するガイド部材GIと、振分機構G0で振分けられた異物を排出口105aへ案内して排出するガイド部材G2と、ホッパ装置HPから出力される払い出し用のメダルを排出口105aへ案内して出力するガイド部材G3が設けられ、更に排出口105aの近傍に、スピーカSWが放音部105cに対応させて取り付けられている。
更に、上述の枠体104dと振分機構G0との間の領域に長尺状の中央表示基板400が取り付けられ、当該中央表示基板400の裏面側の一端に、設定ボタンCSと、数字の0から6までのセグメント表示を行う発光ダイオードで形成された設定表示素子CTが設けられている。
筐体102内には、主電源装置PWUと、ホッパ装置HPから溢れた遊技メダルを収容するための補助貯留部SHPと、状述の透過窓WDに対向する回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置200の上端に回胴装置基板600、回胴リール装置200の上方に主制御基板700、筐体102の内壁の一端に外部集中端子装置としての外部集中基板800が夫々取り付けられている。
上述の主制御基板700と、サブ制御基板300、回胴装置基板600、中央表示基板400、電源装置基板500及び外部集中端子基板800は、何れも導電性配線パターンの形成された絶緑性樹脂基板上に集積回路装置(IC)やトランジスタ、抵抗、コンデンサ等の電子部品が搭載されて配線接続されたいわゆる電気回路基板として形成され、特に、主制御基板700とサブ制御基板300と外部集中端子基板800は、夫々硬質プラスチックの収納ケース内に個別に収納されたユニット構造となっている。
主制御基板700は、各信号の入出力を総括し、モニタを有しているものである。また、サブ制御基板300は、演出用の画像、投射する視覚情報としての画像や文字、ランプ、蛍光灯、及び効果音を制御し、スピーカから出力する効果音の音量を切り換えるための音量スイッチを有している。
次に、演出用表示装置103dの構成について説明する。図3は、演出用表示装置103dの構成を示すもので、フロントドア101の裏側からの全体斜視図である。また、図4は、演出用表示装置103dの側面図である。
演出用表示装置103dは、液晶ディスプレイ21R、21Lからなる前面表示部20と、各液晶ディスプレイ21R、21Lをそれぞれ移動させる移動機構31R、31Lと、演出装置であるリール機構25と、リール機構25を前後方向に移動させる進退移動機構35と、これらの演出動作を制御する制御回路とを備えている。
フロントドア101の裏面に取り付けられたケース201内に、上記液晶ディスプレイ装置21R、21Lが左右方向移動自在に収納されており、また、ケース201によって、上記移動機構31R、31L、進退移動機構35が支持されている。
ケース201の正面側には、液晶ディスプレイ21R、21Lの収納位置に応じて、窓202が形成されている。さらにフロントドア101側にも、窓202に対応する位置に窓203が形成されており、外部から液晶ディスプレイ装置21R、21Lが視認できるように構成されている。
液晶ディスプレイ装置21R、21Lは、正面側にディスプレイ画面を向けて配置された表示装置211R、211Lと、表示装置211R、211Lの背面側に設けられた回路基板部212R、212Lと、表示装置211R、211Lの背面側に設けられ回路基板部212R、212Lを保護するカバー213R、213Lとを有している。液晶ディスプレイ装置21Rは、スロットマシン100の正面に向いて見た状態で、右側に、液晶ディスプレイ装置21Rは、左側にそれぞれ配置されている。表示装置211R、211Lは、正面側に画像を表示する画面210R、210Lをそれぞれ有している。
液晶ディスプレイ装置21R、21Lの下側には、移動機構31R、31Lが配置されている。図5に示されているように、移動機構31Rは、液晶ディスプレイ装置21Rの下側に、移動機構31Lは、液晶ディスプレイ装置21Lの下側にそれぞれ配置され、各液晶ディスプレイ装置21R、21Lを、それぞれ独立して左右方向へ移動させる。
移動機構31Rと、移動機構31Lは、同一の構成であって、スロットマシン100の中央を中心とし左右対称となる位置に構成要素が配置されている。以下、移動機構31Rの構成について説明し、移動機構31Lについては、構成の説明を省略する。移動機構31Rは、ステッピングモータで構成されたモータ311Rと、リードスクリュー312Rを回動自在に支持する支持台313Rと、リードスクリュー312Rに螺合するナット314Rとを備え、リードスクリュー312Rの一端には、プーリ315Rの回転軸が、一体回転可能に接続されている。モータ311Rの回転軸の先端には、プーリ316Rが接続され、プーリ316Rと、プーリ315Rの間には、ベルト317Rが巻き掛けられている。この構成により、モータ311Rの回転は、リードスクリュー312Rに伝達される。
また、ナット314Rは接続部材214Rを介して、カバー213Rに接続されている。以上のような構成において、モータ311Rを回転させると、リードスクリュー312Rが回転し、この回転によってナット314Rがリードスクリュー312Rの軸方向に移動する。ナット314Rの移動により、液晶ディスプレイ装置21Rが移動する。モータ311Rの回転方向に応じて、液晶ディスプレイ装置21Rの移動方向が決定される。また、モータ311Rは、ステッピングモータであるから、モータ311Rの回転量を制御することができ、これにより液晶ディスプレイ装置21Rの移動量も制御することができる。
移動機構31Lについても、移動機構31Rと同様の構成であるため、液晶ディスプレイ装置21Lは、液晶ディスプレイ装置21Rと同様に移動し、移動方向と移動量が制御される。また、液晶ディスプレイ装置21R、21Lは、単独で移動方向と移動量を制御することができる。
以上のような機構において、液晶ディスプレイ装置21R、21Lは、左右に移動可能となり、前面表示部20は、図1及び図5に示されているように、画面単位としての画面210R、210Lが左右に分かれた状態と、中央で接触し1つの画面を構成した状態とに変更可能に構成される。
尚、他の移動機構の構成として、他のアクチュエータを用いて液晶ディスプレイ装置21R、21Lを移動させる構成を設けてもよい。例えば、リニアモータにより直接移動させる構成や、ラックとこれに歯合するピニオンとにより、ピニオンの回転で移動させる構成、或は、シンリダーとピストンを設け、油圧又は空気圧等により、移動させる構成などが挙げられる。
そして、画面210R、210Lが左右に分かれた状態においては、図6において、想像線で示されているように、左右の液晶ディスプレイ装置21R、21Lの間に、リール機構25が正面側へ進出する。リール機構25は、進退移動機構35によって、正面方向と背面方向とへ往復移動可能に支持されている。
リール機構25は、リールケース251と、リールケース521内に支持された回胴リール装置250とを備えている。回胴リール装置250は、2つの回胴リール253R、253Lを備え、回胴リール253R、253Lの外周には、それぞれ複数の図柄が配置されている。各回胴リール253R、253Lは、回転軸部254に設けられた回転駆動手段であるステッピングモータによりそれぞれ独立して回転する構成である。リールケース251は、正面側面に、窓252を有し、この窓252の位置に揃った図柄で、所定の役が組み合わされる構成となっている。また、この窓252及びこの窓252から外側に臨む1対の回胴リール253R、253Lで構成される第2表示部は、リール機構25が最も正面側に移動した際に、画面210R、210Lと略おなじ面内に位置し、前面表示部20の一部を構成する。個々で、各回胴リール253R、253Lに外周面に表示されている図柄は、それぞれ同じ図柄でも異なる図柄でもよい。図柄には、図形、文字、これらの合成したもの等、或は、本体の回胴リールR1,R2,R3に表示されたものと同一又は類似したものとしてもよい。
進退移動手段である進退移動機構35は、ステッピングモータで構成される進退移動用モータ351と、リードスクリュー353を支持する支持台352と、リードスクリュー353に螺合するナット351とを備えている。ナット351は、リードスクリュー353の回動によって正面・背面方向に、即ち、遊技機の前面に対し手前・奥方向に、進退移動する。ナット351には、移動台356が固定され、移動台356は、アーム255を介してリール機構25を支持している。
リードスクリュー353は、その一端に接続されたプーリ353Pと一体回転する。また、モータ351の回転軸には、これと一体回転するプーリ351Pが接続され、プーリ351Pとプーリ353Pの間には、ベルトB1が巻き掛けられている。この構成により、モータ351の回転は、リードスクリュー353に伝達される。
以上のような構成において、モータ351を回転させると、リードスクリュー353が回転し、この回転によってナット354がリードスクリュー353の軸方向に移動する。ナット354の移動により、リール機構25が移動する。モータ351の回転方向に応じて、リール機構25の移動方向が決定される。また、モータ351は、ステッピングモータであるから、モータ351の回転量を制御することができ、これによりリール機構25の移動量も制御することができる。なお、リール機構25は、正面側に露出した表示作動位置と、背面側に後退した収納位置との間を移動できればよいので、モータ351は、ステッピングモータでなくてもよい。
図7は本スロットマシン10に設けられている制御システムの構成を示したブロック図である。主基板700は、スロットマシン100の動作全体を管理するシステムプログラム及びスロットマシンゲーム用の実行プログラムが予め記憶されている半導体メモリ等で形成された記憶部と、これらのプログラムを実行するマイクロプロセッサ(MPU)とを有し、上述のマイクロプロセッサに設けられている入力ポート及び出力ポートと残余の基板300,600,400,500,800との間が配線ケーブル(ハーネス)によって配線接続されている。このマイクロプロセッサMPUにより遊技の進行又は状態を制御する遊技制御手段が構成される。
更に又、演出用スピーカSR,SWと演出用ランプ103aと演出表示装置103dが配線ケーブルを介してサブ基盤300に配線接続され、主基板700中の上記マイクロプロセッサから供給される演出制御信号に従って、サブ基板300に設けられている電気回路がこれら演出用スピーカSR,SWと演出用ランプ103aと演出表示装置103dを駆動することにより、遊技者の視覚と聴覚に訴える演出を行う。この演出制御信号には、演出画像を表示する画像信号や、画面を分割し、又は結合するタイミングを指令するタイミング信号や、リール機構25の回胴リール装置250の駆動を制御する駆動制御信号等が含まれる。
また、回胴装置基板600は、図柄を回転させるための装置である各回胴を回転または停止させるために、主制御基板700と各回胴の回胴ステッピングモータ、及び回転中の回胴の基準位置を検知するための回胴センサとの間を中継していると共に、主制御基板700と外部集中端子基板800との間を中継しているものである。したがって、この回胴装置基板600には、電動モータによって回転駆動される回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置200が配線接続されており、主基板700中の上記マイクロプロセッサから供給されるリール制御信号によって、上述の電動モータを制御することにより、回胴リールR1,R2,R3の回転と制動及び停止の制御を行う。
この中央表示基板400には、振分機構G0、ベットボタンB1,マックスベッドボタンB2,スターレバーST,ストップボタンSP1,SP2,SP3、設定表示素子CT、及び設定ボタンCSが配線接続されており、振分機構G0から出力されるCT、及び設定ボタンCSが配線接続されており、振分機構G0から出力されるメダル検出信号と、ベットボタンB1,マックスベッドボタンB2,とスタートレバーST及びストップボタンSP1,SP2,SP3から夫々出力されるオンオフ信号を主基板700中の上記マイクロプロセッサへ転送すると共に、マイクロプロセッサから供給されるセグメント表示信号に基づいて、設定表示素子CTに0から6までの数字を表示させる。
電源装置基板500は、各部へ電源を供給すると共に、主制御基板700とメダル払出装置、電源モニタ基板、電源スイッチ、及び遊技メダル補助収納庫満杯検知電極との間を中継するものである。このメダル払出装置は、入賞、メダル貯留装置の精算、または投入された遊技メダルの払い戻しにより遊技メダルを排出するためのものである。なお、払い戻しにより払い出された遊技メダルは払出センサにより検知される。また、電源モニタ基板は、自動精算スイッチ、打ち止めスイッチ、各ヒューズを有すると共に、電源装置基板500と設定キースイッチ、及びリセットボタンとの間を中継しているものである。
この電源装置基板500には、設定スイッチBO、電源スイッチBQ、ホッパ装置HP,電源装置PWUが配線接続され、設定スイッチBOと電源スイッチBQから夫々出力されるオンオフ信号を主基板700中の上記マイクロプロセッサへ転送する。更に、電源装置基板500には、電源装置PWUで発生される各種電源電圧をホッパ装置HPその他各所に配電する配電回路が形成されており、かかる配線回路からスロットマシン100の動作に必要な電源供給が行われている。
外部集中端子基板800は、主基板700中に上記マイクロプロセッサから出力される信号を並列入力することが可能な複数個の入力端子と、該当信号を管理用電子装置としてのホールコンピュータ側へ並列転送することが可能な複数個の出力端子とを備える他、ホールコンピュータ側から供給される信号を入力する入力端子及び上記マイクロプロセッサへ転送する出力端子を備えて構成されている。
次に演出表示装置103dの制御回路について、図8に示されているブロック図に基づいて説明する。演出表示装置103dの制御回路は、移動制御部41と、画像制御部42とを有し、それぞれマイクロプロセッサ(CPU)等により構成されている。移動制御部41は、ザブ制御基板300から供給されるタイミング信号や駆動制御信号等に基づき、各ステッピングモータ351、316R、316Lの駆動タイミングや駆動量を制御し、これにより液晶ディスプレイ21R、21Lの移動距離や移動タイミングが制御される。画像制御部42は、ザブ制御基板300から供給される画像信号に基づき、各液晶ディスプレイ21R、21Lへ画像信号を供給する。
また、画像制御部42は、移動制御部41に供給されるタイミング信号と同じ信号の供給を受け、例えば、液晶ディスプレイ21R、21Lを左右に分割させる動作を開始すると同時に、各液晶ディスプレイ21R、21Lに供給する画像を、分割状態での画像に変更する。また、逆に、液晶ディスプレイ21R、21Lを合体させる旨の信号が入力された場合に、2つの液晶ディスプレイ21R、21Lを合成して形成されるディスプレイ画面を1つの画面とする画像を供給する。このように、供給する画像を合成や分離を制御する。液晶ディスプレイ21R、21Lに表示される画像データは、ザブ制御基板300から供給される。この画像データは、ザブ制御基板300に予め蓄積されており、このサブ制御基板300により画像制御手段が構成される。或は、画像データは、主制御基板700に蓄積されていてもよい。サブ制御基板300は、主制御基板700からの制御信号に応じて、図8に示されている制御回路に制御信号を供給する。
以上のように、液晶ディスプレイ21R、21L自体が移動可能な構成とすることにより、表示されている画像に対して、表示ディスプレイ自体が2つに割れるという構成を加えることで、意外性のある、新しい演出効果を加えることができる。また、画像として表示される内容と、ディスプレイの左右方向の動き(開閉移動)に合わせることにより、相乗効果を得て、一層演出効果を向上させることができる。
なお、上記説明した構成は、液晶ディスプレイ21R、21Lが左右に配置され、これらが左右方向に移動することで、画面が左右に分割される構成であるが、この他、2つの液晶ディスプレイを上下に配置し、画面が上下に分割される構成とすることもできる。更に、分割される画面単位を構成する液晶ディスプレイを、2以上設けてもよい。例えば、画面を縦横方向に4分割し、それぞれの画面単位を相互に離れる方向(右上、右下、左上、左下の各方向、つまり放射状に移動する)に移動させるように構成してもよい。
さらに、分割された液晶ディスプレイ21R、21Lの間にて演出を行う演出装置としては、上記リール機構のほかに、他の画像表示装置を用いてもよい。このような画像表示装置としては、液晶ディスプレイやエレクトロルミネッセンスなどが挙げられる。このような画像表示装置にリールを表示し、或は他の画像を表示することにより、演出装置として機能させることができる。例えば液晶ディスプレイの表示制御回路としては、既述の液晶ディスプレイ21R、21Lと同様の制御回路を用いることができる。
また、このような演出用表示装置は、スロットマシンの上部に限らず、下部や、回胴リールの近傍に設けられていてもよい。
以上の本実施形態においては、遊技機がスロットマシンの場合について説明したが、本発明の演出用表示装置は、パチンコやその他の遊技機に用いることもできる。
本スロットマシンの外部構造を示した全体正面図である。 本スロットマシンの内部構造を示した全体正面図である。 演出用表示装置の構成を示すもので、フロントドアの裏側からの全体斜視図である。 演出用表示装置の側面図である。 演出用表示装置の正面図である。 演出用表示装置の平面図である。 本スロットマシンに設けられている制御システムの構成を示したブロック図である。 演出表示装置の制御回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 スロットマシン
103d 演出用表示装置
20 前面表示部
21R、L 液晶ディスプレイ
25 リール機構
31 移動機構
311 モータ
312 リードスクリュー
314 ナット
35 進退移動機構

Claims (4)

  1. 遊技機の遊技状態を制御する遊技制御手段と、
    前記遊技制御手段からの信号に応じて、画像情報を制御する画像制御手段と、
    画像制御手段からの信号に応じた画像を表示する画像表示画面とを有する演出用表示装置であって、
    前記画像表示画面は、相互に端部が突き合わされた複数の画面単体と、
    隣接する前記画面単体を相互に離れる方向に移動可能に保持する移動手段とを有し、
    さらに、前記複数の画面単体の分割移動した際に、画面単体間の間にて演出を行う演出装置を有し、
    前記演出装置は、前記複数の画面単体の分割移動した際に、遊技機の前面に対して手前・奥方向に進退移動させる進退移動手段とを有する遊技機における演出用表示装置。
  2. 前記画面単体は、2つである請求項1に記載の遊技機における演出用表示装置。
  3. 画面単体は、液晶ディスプレイである請求項1又は2に記載の遊技機における演出用表示装置。
  4. 前記演出装置は、複数の回胴リールと、各回胴リールの外周面に表示された複数の図柄と、各回胴リールを独立して駆動させる回転駆動手段とを有する請求項1〜3のいずれか1に記載の遊技機における演出用表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017060714A (ja) * 2015-09-26 2017-03-30 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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