JP2006114811A - 半導体レーザおよび光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 活性層に対して垂直方向の遠視野像にスパイクが発生するのを抑制することができ、遠視野像が良好でレーザ光の集光性に優れた半導体レーザを提供する。
【解決手段】 発振波長λの光に対して透明な半導体基板1と、半導体基板1上の、発振波長λの光に対して透明な下地半導体層2と、下地半導体層2上の第1のクラッド層5と、第1のクラッド層5上の活性層8と、活性層8上の第2のクラッド層13とを有する半導体レーザにおいて、第1のクラッド層5と半導体基板1との間に、nt=(1/4)λ(nは屈折率、tは厚さ)を満たす半導体層3を少なくとも一層設ける。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体レーザおよび光ディスク装置に関し、例えば、窒化物系III−V族化合物半導体を用いた半導体レーザおよびこれを光源に用いる光ディスク装置に適用して好適なものである。
図7に、GaN基板を用いた従来のGaN系半導体レーザを示す。図7に示すように、このGaN系半導体レーザにおいては、n型GaN基板101上にn型GaN層102、n型AlGaN中間層103、n型AlGaNクラッド層104、n型GaN光導波層105、InGaN光導波層106、アンドープのGa1-x Inx N(井戸層)/Ga1-y Iny N(障壁層、x>y)多重量子井戸構造の活性層107、アンドープのInGaN中間層108、アンドープAlGaN層109、p型AlGaN電子障壁層110、p型GaN光導波層111、p型GaN/AlGaN超格子クラッド層112およびp型GaNコンタクト層113が順次積層されている。p型GaN/AlGaN超格子クラッド層112の上部およびp型GaNコンタクト層113には、一方向に直線状に延在してリッジが形成されている。このリッジの側面およびその外側の部分のp型GaN/AlGaN超格子クラッド層112上に延在してSiO2 膜114およびSi膜115からなる二層膜が形成されている。そして、このリッジを覆うようにp側電極116がp型GaNコンタクト層113にコンタクトして形成されている。
ここで、n型GaN層102は、n型GaN基板101上にn型AlGaNクラッド層104などを成長させるに際し、あらかじめ下地として基板材料と同じ材料の層を成長させたもので、通常は1μm程度以上に厚く成長させる。n型AlGaN中間層103は、n型GaN層102とn型AlGaNクラッド層104との格子定数差による歪みを緩和するためのもので、そのAl組成はn型AlGaNクラッド層104のAl組成より小さく選ばれている。InGaN中間層108は、活性層107より上層の層を成長させる際に活性層107が劣化するのを防止するためのものである。
図8にこのGaN系半導体レーザの要部のエネルギーバンド図、特に伝導帯を示す。ここで、Ec は伝導帯の下端のエネルギーを示す。
GaN基板を用いた半導体レーザについては例えば特許文献1に開示されている。
特開2003−124572号公報
しかしながら、上述の従来のGaN系半導体レーザでは、活性層107に対して垂直方向の遠視野像(Far Field Pattern,FFP)にスパイクが見られることから、光ディスク装置の光源などに用いる場合に好ましくなかった。
このFFPに生じるスパイクについて詳細に説明する。
図9は、このGaN系半導体レーザの光場のシミュレーションを行うことにより求めたFFPを示す。ただし、このシミュレーションにおいては、各層の厚さを、n型AlGaN中間層103は70nm、n型AlGaNクラッド層104は1200nm、n型GaN光導波層105は12nm、InGaN光導波層106は15nm、活性層107の井戸層は3.5nm(井戸数は3)、障壁層は7nm、InGaN中間層108は24.5nm、アンドープAlGaN層109は30nm、p型AlGaN電子阻止層110は10.8nm、p型GaN光導波層111は12.3nm、p型GaN/AlGaN超格子クラッド層112は400nmとした。n型GaN層102の厚さのみを変化させたところ、0.5μmの整数倍のとき、活性層107に対して垂直方向のFFPにスパイクが見られた。特に、n型GaN層102の厚さが2μmの整数倍のとき、例えば4μmのときには、図9に示すように、FFPに特に強いスパイクが見られた。
図10に、n型GaN層102の厚さが4μmのGaN系半導体レーザについて実際に測定したFFPの一例を示す。図10より、実際にFFPに強いスパイクが見られるのが分かる。
したがって、この発明が解決しようとする課題は、活性層に対して垂直方向の遠視野像にスパイクが発生するのを抑制することができ、遠視野像が良好でレーザ光の集光性に優れた半導体レーザおよびこれを光源に用いた光ディスク装置を提供することである。
本発明者らは、従来技術が有する上記の課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、活性層107に対して垂直方向のFFPにスパイクが見られる現象は、n型GaN基板101およびn型GaN層102とも発振波長λの光に対して透明であることから、半導体レーザの動作時に活性層107の近傍の光場からn型AlGaNクラッド層104を通ってn型GaN基板101側に漏れた光が、n型AlGaNクラッド層104とn型GaN層102との界面と、n型GaN基板101と空気との界面との間に定在波を作ることが原因であるという結論に至った。そして、これに基づいて種々検討を行った結果、この発明を案出するに至ったものである。
すなわち、上記課題を解決するために、第1の発明は、
発振波長λの光に対して透明な半導体基板と、
半導体基板上の、発振波長λの光に対して透明な下地半導体層と、
下地半導体層上の第1のクラッド層と、
第1のクラッド層上の活性層と、
活性層上の第2のクラッド層とを有する半導体レーザにおいて、
第1のクラッド層と半導体基板との間に、nt=(1/4)λ(nは屈折率、tは厚さ)を満たす半導体層を少なくとも一層有する
ことを特徴とする半導体レーザである。
第2の発明は、
光源に半導体レーザを用いた光ディスク装置において、
半導体レーザとして、
発振波長λの光に対して透明な半導体基板と、
半導体基板上の、発振波長λの光に対して透明な下地半導体層と、
下地半導体層上の第1のクラッド層と、
第1のクラッド層上の活性層と、
活性層上の第2のクラッド層とを有し、
第1のクラッド層と半導体基板との間に、nt=(1/4)λ(nは屈折率、tは厚さ)を満たす半導体層を少なくとも一層有する半導体レーザを用いた
ことを特徴とするものである。
ここで、第1のクラッド層と半導体基板との間には、nt=(1/4)λを満たす半導体層を一層だけ有する場合もあるが、半導体レーザの動作時に活性層付近に生じる光場の半導体基板側への漏れをより少なくし、活性層に対して垂直方向の遠視野像にスパイクが発生するのをより効果的に防止する観点からは、好適には、この半導体層を二層以上有する。この場合、これらの半導体層は所定の間隔で設けられる。具体的には、例えば、半導体層を四層設ける場合には、これらの半導体層は、第1のクラッド層から半導体基板に向かう方向に順に(2/4)λ、(3/4)λおよび(5/4)λの間隔で設けられる。下地半導体層は、典型的には半導体基板と同一の材料により構成される。
半導体レーザは、典型的には窒化物系III−V族化合物半導体を用いたもの、例えばGaN系半導体レーザであるが、他の材料、例えば発振波長が1.3μm帯のGaInNAs系半導体レーザなどであってもよい。
半導体基板、下地半導体層またはnt=(1/4)λを満たす半導体層を構成する窒化物系III−V族化合物半導体は、最も一般的には、AlX y Ga1-x-y-z Inz Asu 1-u-v v (ただし、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、0≦u≦1、0≦v≦1、0≦x+y+z<1、0≦u+v<1)からなり、より具体的には、AlX y Ga1-x-y-z Inz N(ただし、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、0≦x+y+z<1)からなり、典型的には、AlX Ga1-x-z Inz N(ただし、0≦x≦1、0≦z≦1)からなる。最も典型的には、半導体基板および下地半導体層を構成する窒化物系III−V族化合物半導体はGaN、nt=(1/4)λを満たす半導体層を構成する窒化物系III−V族化合物半導体はAlX Ga1-x N(ただし、0<x<1)、第1のクラッド層はAly Ga1-y N層(ただし、0<y<1かつx<y)である。
光ディスク装置には、再生(読み出し)専用のもの、記録(書き込み)専用のもの、再生および記録が可能なもののいずれも含まれる。
上述のように構成された第1および第2の発明においては、発振波長λの光に対して透明な下地半導体層中に、nt=(1/4)λを満たす半導体層を少なくとも一層有することにより、半導体レーザの動作時に活性層付近に生じる光場が第1のクラッド層から半導体基板側に漏れても、nt=(1/4)λを満たす半導体層を透過した光はその位相が変化すると同時に、強度を減衰させながら半導体基板と空気との界面に到達するのでこの界面での反射が抑制される。これは、実効的に第1のクラッド層が厚くなったのと同等であり、結果として、活性層付近に生じる光場の半導体基板側への漏れを少なくすることができる。
この発明によれば、活性層に対して垂直方向の遠視野像にスパイクが発生するのを抑制することができ、遠視野像が良好でレーザ光の集光性に優れた半導体レーザを得ることができる。そして、この半導体レーザを光源に用いることにより、高性能の光ディスク装置を実現することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、実施形態の全図において、同一または対応する部分には同一の符号を付す。
図1はこの発明の第1の実施形態によるGaN系半導体レーザを示す。
図1に示すように、このGaN系半導体レーザにおいては、n型GaN基板1上にn型GaN層2、n型AlGaN層3、n型AlGaN中間層4、n型AlGaNクラッド層5、n型GaN光導波層6、InGaN光導波層7、アンドープのGa1-x Inx N(井戸層)/Ga1-y Iny N(障壁層、x>y)多重量子井戸構造の活性層8、アンドープのInGaN中間層9、アンドープAlGaN層10、p型AlGaN電子障壁層11、p型GaN光導波層12、p型GaN/AlGaN超格子クラッド層13およびp型GaNコンタクト層14が順次積層されている。p型GaN/AlGaN超格子クラッド層13の上部およびp型GaNコンタクト層14には、一方向に直線状に延在してリッジが形成されている。このリッジの側面およびその外側の部分のp型GaN/AlGaN超格子クラッド層13上に延在してSiO2 膜15およびSi膜16からなる二層膜が形成されている。そして、このリッジを覆うように例えばPd/Pt/Au多層金属膜からなるp側電極17がp型GaNコンタクト層14にコンタクトして形成されている。
ここで、n型AlGaN層3の厚さをt、屈折率をn、このGaN系半導体レーザの発振波長をλとすると、n、tは、nt=(1/4)λを満たすように選ばれる。具体的には、λ=400nmとすると、n=2.4のとき、t=42nmとなる。
他の層の厚さは、例えば、n型GaN層2は3.8μm、n型AlGaN中間層4は70nm、n型AlGaNクラッド層5は1200nm、n型GaN光導波層6は12nm、InGaN光導波層7は15nm、活性層8の井戸層は3.5nm(井戸数は3)、障壁層は7nm、InGaN中間層9は24.5nm、アンドープAlGaN層10は300nm、p型AlGaN電子障壁層11は10.8nm、p型GaN光導波層12は12.3nm、p型GaN/AlGaN超格子クラッド層13は400nmである。また、n型AlGaN層3のAl組成は例えば0.01〜0.04、n型AlGaN中間層4のAl組成は例えば0.03、n型AlGaNクラッド層5のAl組成は例えば0.05、p型GaN/AlGaN超格子クラッド層13のAlGaN層のAl組成は例えば0.08である。
図2にこのGaN系半導体レーザの要部のエネルギーバンド図、特に伝導帯を示す。
図3に、このGaN系半導体レーザの光場のシミュレーションを行うことにより求めた活性層8に対して垂直方向のFFPを示す。図3より、図9に比べてFFPのスパイクは大幅に抑制されていることが分かる。
以上のように、この第1の実施形態によれば、n型AlGaNクラッド層5とn型GaN基板1との間に発振波長λに対してnt=(1/4)λを満たす厚さtおよび屈折率nのn型AlGaN層3が設けられていることにより、活性層8に対して垂直方向のFFPにスパイクが発生するのを大幅に抑制することができる。このため、良好なFFPを得ることができ、光ディスク装置の光ピックアップの光源にこのGaN系半導体レーザを用いることにより、レンズによるレーザ光の集光性が向上する。このため、光ピックアップの光学系に負担をかけることなく、高性能の光ディスク装置を実現することができる。
図4はこの発明の第2の実施形態によるGaN系半導体レーザを示す。
図4に示すように、このGaN系半導体レーザにおいては、n型GaN層2中に、nt=(1/4)λを満たす厚さtおよび屈折率nのn型AlGaN層3が四層、互いに所定の間隔、具体的には、n型AlGaNクラッド層5からn型GaN基板1に向かう方向に順に(2/4)λ、(3/4)λおよび(5/4)λの間隔で設けられている。これらの間隔は、GaN系半導体レーザの動作時にn型AlGaNクラッド層4とn型GaN基板1との間に定在波が立たないように決められたものである。
上記以外の構成は第1の実施形態によるGaN系半導体レーザと同様であるので、説明を省略する。
図5にこのGaN系半導体レーザの要部のエネルギーバンド図、特に伝導帯を示す。
図6に、このGaN系半導体レーザの光場のシミュレーションを行うことにより求めた活性層8に対して垂直方向のFFPを示す。図6より、図9に比べてFFPのスパイクはより大幅に抑制されていることが分かる。
以上のように、この第2の実施形態によれば、n型AlGaNクラッド層5とn型GaN基板1との間に発振波長λに対してnt=(1/4)λを満たす厚さtおよび屈折率nのn型AlGaN層3が四層設けられていることにより、活性層8に対して垂直方向のFFPにスパイクが発生するのをより有効に抑制することができる。このため、良好なFFPを得ることができ、光ディスク装置の光ピックアップの光源にこのGaN系半導体レーザを用いることにより、レンズによるレーザ光の集光性が向上する。このため、光ピックアップの光学系に負担をかけることなく、高性能の光ディスク装置を実現することができる。
以上、この発明の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の実施形態において挙げた数値、構造、基板などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じて、これらと異なる数値、構造、基板などを用いてもよい。
なお、本発明者らの研究によれば、n型AlGaNクラッド層5を十分に厚く、具体的には1.4〜1.5μm以上に厚くすれば、活性層8付近の光場がn型GaN基板1側に漏れるのをほぼ完全に防止することができるため、活性層8に対して垂直方向のFFPにスパイクが発生するのを防止することができるが、n型AlGaNクラッド層5をこのように厚く成長させるとクラックなどが発生したりするおそれがあり、好ましくない。
この発明の第1の実施形態によるGaN系半導体レーザを示す断面図である。 この発明の第1の実施形態によるGaN系半導体レーザの要部のエネルギーバンド図である。 この発明の第1の実施形態によるGaN系半導体レーザの遠視野像をシミュレーションで求めた結果を示す略線図である。 この発明の第1の実施形態によるGaN系半導体レーザを示す断面図である。 この発明の第1の実施形態によるGaN系半導体レーザの要部のエネルギーバンド図である。 この発明の第1の実施形態によるGaN系半導体レーザの遠視野像をシミュレーションで求めた結果を示す略線図である。 従来のGaN系半導体レーザを示す断面図である。 従来のGaN系半導体レーザの要部のエネルギーバンド図である。 従来のGaN系半導体レーザの遠視野像をシミュレーションで求めた結果を示す略線図である。 従来のGaN系半導体レーザの遠視野像を実験で求めた結果を示す略線図である。
符号の説明
1…n型GaN基板、2…n型GaN層、3…n型AlGaN層、4…n型AlGaN中間層、5…n型AlGaNクラッド層、6…n型GaN光導波層、7…InGaN光導波層、8…活性層、9…InGaN中間層、10…アンドープAlGaN層、11…p型AlGaN電子障壁層、12…p型GaN光導波層、13…p型GaN/AlGaN超格子クラッド層、14…p型GaNコンタクト層、15…SiO2 膜、16…Si膜、17…p側電極

Claims (10)

  1. 発振波長λの光に対して透明な半導体基板と、
    上記半導体基板上の、発振波長λの光に対して透明な下地半導体層と、
    上記下地半導体層上の第1のクラッド層と、
    上記第1のクラッド層上の活性層と、
    上記活性層上の第2のクラッド層とを有する半導体レーザにおいて、
    上記第1のクラッド層と上記半導体基板との間に、nt=(1/4)λ(nは屈折率、tは厚さ)を満たす半導体層を少なくとも一層有する
    ことを特徴とする半導体レーザ。
  2. 上記第1のクラッド層と上記半導体基板との間に上記半導体層を二層以上有することを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ。
  3. 上記第1のクラッド層と上記半導体基板との間に二層以上の上記半導体層が所定の間隔で設けられていることを特徴とする請求項2記載の半導体レーザ。
  4. 上記第1のクラッド層と上記半導体基板との間に四層の上記半導体層が上記第1のクラッド層から上記基板に向かう方向に順に(2/4)λ、(3/4)λおよび(5/4)λの間隔で設けられていることを特徴とする請求項2記載の半導体レーザ。
  5. 上記半導体基板は窒化物系III−V族化合物半導体基板であることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ。
  6. 上記半導体基板はGaN基板であることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ。
  7. 上記半導体層は窒化物系III−V族化合物半導体層であることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ。
  8. 上記半導体層はAlx Ga1-x N層(ただし、0<x<1)であることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ。
  9. 上記第1のクラッド層はAly Ga1-y N層(ただし、0<y<1かつx<y)であることを特徴とする請求項8記載の半導体レーザ。
  10. 光源に半導体レーザを用いた光ディスク装置において、
    上記半導体レーザとして、
    発振波長λの光に対して透明な半導体基板と、
    上記半導体基板上の、発振波長λの光に対して透明な下地半導体層と、
    上記下地半導体層上の第1のクラッド層と、
    上記第1のクラッド層上の活性層と、
    上記活性層上の第2のクラッド層とを有し、
    上記第1のクラッド層と上記半導体基板との間に、nt=(1/4)λ(nは屈折率、tは厚さ)を満たす半導体層を少なくとも一層有する半導体レーザを用いた
    ことを特徴とする光ディスク装置。
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