JP2006113399A - 電気泳動表示装置の駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示焼き付きの発生を防止することのできる電気泳動表示装置の駆動方法を提供する。
【解決手段】 帯電泳動粒子3を絶縁性液体中に分散させるように第1及び第2電極4a,4bの間に交番電圧を印加する分散動作と、第1及び第2電極第2電極4a,4bの間に交番電圧と直流電圧を重畳して印加することにより帯電泳動粒子3を第1電極4aの側に引き付ける第1コレクト動作と、分散動作と、第1電極及び第2電極4a,4bの間に交番電圧と、第1コレクト動作とは逆極性の直流電圧とを重畳して印加することにより帯電泳動粒子を第2電極4bの側に引き付ける第2コレクト動作とを有し、分散動作及び第1コレクト動作からなる第1表示動作、分散動作及び第2コレクト動作からなる第2表示動作の順で電気泳動表示装置を駆動するようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】 帯電泳動粒子3を絶縁性液体中に分散させるように第1及び第2電極4a,4bの間に交番電圧を印加する分散動作と、第1及び第2電極第2電極4a,4bの間に交番電圧と直流電圧を重畳して印加することにより帯電泳動粒子3を第1電極4aの側に引き付ける第1コレクト動作と、分散動作と、第1電極及び第2電極4a,4bの間に交番電圧と、第1コレクト動作とは逆極性の直流電圧とを重畳して印加することにより帯電泳動粒子を第2電極4bの側に引き付ける第2コレクト動作とを有し、分散動作及び第1コレクト動作からなる第1表示動作、分散動作及び第2コレクト動作からなる第2表示動作の順で電気泳動表示装置を駆動するようにする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、帯電泳動粒子を移動させることに基づき表示を行うようにした電気泳動表示装置を駆動する電気泳動表示装置の駆動方法に関する。
近時、電界を印加して帯電泳動粒子を移動させることにより表示を行うようにした電気泳動表示装置が、非発光型の表示デバイスとして注目されている。
この電気泳動表示装置は、所定間隙を設けた状態に配置された一対の基板と、その基板間隙に注入された絶縁性液体と、この絶縁性液体に分散された多数の帯電泳動粒子と、間隙に近接するように配置された一対の電極と、を備えている(例えば、特許文献1参照。)。
図14は、このような従来の電気泳動表示装置の表示状態を示すものであり、例えば帯電泳動粒子3の色を表示する場合には、図14の左側の画素のように、画素の中央部に配置された第1電極44aと、画素を仕切るように配置されている第2電極44bとの間に所定の電圧を印加することにより、絶縁性液体2中の帯電泳動粒子3を広い面積に配置するようにしている。
また、絶縁性液体2の色、或は基板の色を表示する場合には、第1電極44aと第2電極44bとの間に他の電圧を印加することにより、図14の右側の画素のように帯電泳動粒子3を狭い面積に集積させるようにしている。
ところで、このような従来の電気泳動表示装置の駆動方法において、同じ表示を長時間行っていると、例えば1つの画素について図14の左側に示す表示を長時間行ったり、右側に示す表示を長時間行っていると、画素には同じ電界が長時間作用することとなる。そして、このような場合には、分散液中に存在するイオンなどにより空間電荷分布が形成され、これが残留DC成分として蓄積される。
ここで、このように残留DC成分が蓄積されると、他の表示を行うとき、その残留DC成分によって電界が変調を受け、帯電泳動粒子3の画素内壁への貼り付き、あるいは帯電泳動粒子同士の凝集等が発生し、この結果、所望の書き込みレベルからのズレ、即ち表示焼き付きが発生するという問題があった。なお、このような問題は“同じ表示”を長時間連続して行った場合だけでなく、断続的でも長時間行った場合にも発生する。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、表示焼き付きの発生を防止することのできる電気泳動表示装置の駆動方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、所定間隙を設けて配置された一対の基板と、前記一対の基板の間隙に配置された絶縁性液体及び複数の帯電泳動粒子と、前記間隙に近接するように配置された第1電極及び第2電極と、を備えた電気泳動表示装置を駆動する電気泳動表示装置の駆動方法において、前記帯電泳動粒子を前記絶縁性液体中に分散させるように前記第1電極及び前記第2電極の間に交番電圧を印加する分散動作と、前記第1電極及び前記第2電極の間に交番電圧と直流電圧を重畳して印加することにより前記帯電泳動粒子を前記第1電極の側に引き付ける第1コレクト動作と、前記第1電極及び前記第2電極の間に交番電圧と、前記第1コレクト動作とは逆極性の直流電圧とを重畳して印加することにより前記帯電泳動粒子を前記第2電極の側に引き付ける第2コレクト動作と、を有し、前記分散動作及び前記第1コレクト動作からなる第1表示動作、前記分散動作及び前記第2コレクト動作からなる第2表示動作の順で前記電気泳動表示装置を駆動することを特徴とするものである。
本発明のように、帯電泳動粒子を絶縁性液体中に分散させる分散動作と帯電泳動粒子を第1電極の側に引き付ける第1コレクト動作からなる第1表示動作と、分散動作と帯電泳動粒子を第2電極の側に引き付ける第2コレクトからなる第2表示動作を順次行うことにより、表示焼き付きの発生を防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法により駆動される電気泳動表示装置に設けられた電気泳動型表示素子の構成を示す図であり、この電気泳動表示素子は図1に示すように、所定間隙を設けた状態に配置された一対の基板1a,1bと、これらの基板1a,1bの間隙に配置された絶縁性液体2及び複数の帯電泳動粒子3と、この間隙に近接するように配置された第1電極4a及び第2電極4bと、を備え、これらの電極4a,4bに電圧を印加して帯電泳動粒子3を移動させることに基づき表示を行うように構成されている。
なお、本実施の形態においては、基板1a,1bの間隙に隔壁5が配置されている。また、各電極4a,4bを覆うように絶縁層6が配置されている。なお、この絶縁層6の電極近傍に凹部を設けても良く、このように凹部を設けた場合には、電極上に収容可能な帯電泳動粒子数の増加、帯電泳動粒子3が効率的に移動できる電界の形成、開口率の向上が期待できる。また、この電気泳動表示装置は反射型としても良く、バックライトを使用した透過型としても良い。
ところで、本実施の形態において、電気泳動表示装置は図2に示す互いに直交するように配置された複数のゲートラインG1〜Gn及び複数のソースラインS1〜Smを有したアクティブマトリックス基板を備えている。
そして、これらのゲートラインG1〜Gn及びソースラインS1〜Smの交点部分には、画素を構成する薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:TFT)等のスイッチ素子52が設けられており、これらスイッチ素子52のゲートがゲートラインG1〜Gnに接続され、スイッチ素子52のソースがソースラインS1〜Smに接続され、さらにドレインに対して電気泳動型表示素子の第1電極4aがそれぞれ接続されている。
そして、このスイッチング素子52により、ゲートラインG1〜Gnから入力される信号に応じ、ソースラインS1〜Smと第1電極4aとの状態を導通状態又は非導通状態に切り替えるようになっている。なお、このスイッチング素子52は第1電極4aの底部に接続されている。
また、図2において、55は駆動信号をゲートラインG1〜Gnに供給するゲートドライバ、56は表示画像情報に対応した駆動信号をソースラインS1〜Smに供給するソースドライバであり、これらゲートドライバ55及びソースドライバ56が所定のタイミングで駆動されることにより、電気泳動型表示素子上で画像表示が行われる。なお、ゲートドライバ55及びソースドライバ56は、ドライバICとしてパッケージ化されたものを実装しても良いし、スイッチング素子52と共通の製造プロセスで形成しても良い。
53は、第1電極4aと共通電極54との間に接続された補助容量であり、スイッチング素子52をオンにして補助容量53を一旦充電すれば、この後、スイッチング素子52をオフにしても補助容量53の蓄積電荷によって帯電泳動粒子3の移動を継続させることができる。
ところで、このようなアクティブマトリックス基板を備えた電気泳動表示装置において、所定のゲートラインGがアクティブになると、そのゲートラインGに接続された全スイッチング素子52はオン状態となり、このときソースドライバ56から出力された駆動信号(電圧)が、スイッチング素子52を介して第1電極4aに印加される。また、各画素の第2電極4bは少なくともゲートライン毎に互いに接続されて共通電極54により同一の電圧が供給される。この結果、第1電極4a及び第2電極4bの間に電界が発生し、この電界により帯電泳動粒子3が移動することになる。
なお、本実施の形態においては、第1電極4aや第2電極4bの配置や構成を調整することにより、後述する図7に示すような特性曲線を示すようにしている。即ち、第1電極4aに印加する電圧が第2電極4bに印加する電圧より大きい場合又は小さい場合のいずれであっても、その電圧差の絶対値|V1|が等しければ表示される階調S1も略等しくなるようにしている。
次に、本実施の形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法について説明する。
本実施の形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法は、
(1) 第1電極4a及び第2電極4bの間に交番電圧を印加して帯電泳動粒子3を絶縁性液体2中に分散させる分散動作(図1参照)
(2) 第1電極4a及び第2電極4bの間に交番電圧と直流電圧を重畳して印加することにより、帯電泳動粒子3を第1電極4aの側に引き付ける第1コレクト動作(図3の(a)参照)
(3) 第1電極4a及び第2電極4bの間に交番電圧と、第1コレクト動作の場合と逆極性の直流電圧を重畳して印加することによって、帯電泳動粒子3を第2電極4bの側に引き付ける第2コレクト動作(図3の(b)参照)
を順次繰り返すようにしたものである。なお、第1コレクト動作と第2コレクト動作とにおいて、印加する直流電圧の極性を逆にした場合、その電界方向は逆となる。
(1) 第1電極4a及び第2電極4bの間に交番電圧を印加して帯電泳動粒子3を絶縁性液体2中に分散させる分散動作(図1参照)
(2) 第1電極4a及び第2電極4bの間に交番電圧と直流電圧を重畳して印加することにより、帯電泳動粒子3を第1電極4aの側に引き付ける第1コレクト動作(図3の(a)参照)
(3) 第1電極4a及び第2電極4bの間に交番電圧と、第1コレクト動作の場合と逆極性の直流電圧を重畳して印加することによって、帯電泳動粒子3を第2電極4bの側に引き付ける第2コレクト動作(図3の(b)参照)
を順次繰り返すようにしたものである。なお、第1コレクト動作と第2コレクト動作とにおいて、印加する直流電圧の極性を逆にした場合、その電界方向は逆となる。
また、第1コレクト動作、あるいは第2コレクト動作の電圧印加方法としては、
(1)第1電極4a及び第2電極4bのどちらか一方の電極に交番電圧を印加し、他方の電極に直流電圧を印加する
(2)第1電極及び前記第2電極のどちらか一方の電極に交番電圧と直流電圧を重畳して印加し、他方の電極に直流電圧を印加する
(3)第1電極及び前記第2電極のどちらか一方の電極に交番電圧と直流電圧を重畳して印加し、他方の電極を接地電位とする
などが挙げられる。
(1)第1電極4a及び第2電極4bのどちらか一方の電極に交番電圧を印加し、他方の電極に直流電圧を印加する
(2)第1電極及び前記第2電極のどちらか一方の電極に交番電圧と直流電圧を重畳して印加し、他方の電極に直流電圧を印加する
(3)第1電極及び前記第2電極のどちらか一方の電極に交番電圧と直流電圧を重畳して印加し、他方の電極を接地電位とする
などが挙げられる。
次に、本実施の形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法について、上記(1)の電圧印加方法を一例として挙げて詳しく説明する。なお、ここでは帯電泳動粒子3の極性をマイナスとし、説明で用いる電圧Va、Vb、Vcはプラスとする。
まず、図1に示すような分散動作では、第1電極4aに直流電圧Vcom、第2電極4bに電圧Vcom+Vaと、電圧Vcom−Vaで交番する矩形波を印加する。この結果、第1電極4aと第2電極4bとの間の電圧は+Va、−Vaで交番する矩形波となる。この場合、画素内に発生する電界強度は同じであるが、電界方向が交互に切り換わる。このため、帯電泳動粒子3は切り換わる電界により均一に分散される。
また、図3の(a)に示すような第1コレクト動作では、第2電極4bに電圧Vcom+Vaと電圧Vcom−Vaで交番する矩形波を印加した状態で、第1電極4aに直流電圧Vcom+Vbを印加する。ここで、第2電極4bに印加する交番電圧は帯電泳動粒子3を分散させる作用を有するが、第1電極4aに印加された直流電圧Vcom+Vb(>Vcom)は、マイナス極性の帯電泳動粒子3を第1電極4a側に引き付け移動させるように作用する。そして、このときのVbの大きさを変調することにより、帯電泳動粒子3が分散する程度と第1電極4a側に移動する程度のバランスを調整することができる。
また、図3の(b)に示すような第2コレクト動作では、第2電極4bに電圧Vcom+Vaと電圧Vcom−Vaで交番する矩形波を印加した状態で、第1電極4aに直流電圧Vcom−Vcを印加する。ここで、第2電極4bに印加する交番電圧は帯電泳動粒子3を分散させる作用を有するが、第1電極4aに印加された直流電圧Vcom−Vc(<Vcom)は、マイナス極性の帯電泳動粒子3を第2電極4b側に移動させるように作用する。そして、このときのVcの大きさを変調することにより、帯電泳動粒子3が分散する程度と第2電極4b側に移動する程度のバランスを調整することができる。
このように、第2電極4bには交番電圧を印加したまま、第1電極4aに印加する電圧の大きさを変調することによって、分散動作、第1コレクト動作、第2コレクト動作をそれぞれ行うことが可能となる。また、第2電極4bに印加した交番電圧による帯電泳動粒子3の分散作用と、第1電極4aに印加した直流電圧により帯電泳動粒子3を第1電極4a側、または第2電極4b側に移動させるコレクト作用のバランスを調整することにより、帯電泳動粒子3の位置を制御することができ、中間調表示が可能となる。
この結果、一度中間調表示を行った後に、再度中間調表示を行う場合には、前回の帯電泳動粒子3の位置に基づいて電圧を印加したり、あるいは黒表示、白表示を行い帯電泳動粒子3の位置をリセットする動作を改めて行ったりする、ということが必要なくなり、非常に単純な駆動によって中間調表示、またその表示切り替えが可能となる。そして、このように表示切り替えを容易に行うことができるようにすることにより、電気泳動表示装置における動画表示を行う場合の有効な駆動方法となる。
次に、図2に示したアクティブマトリックス基板による電圧印加方法について説明する。
アクティブなゲートラインG(選択ライン)の各画素に所望する動作(分散動作、第1コレクト動作、あるいは第2コレクト動作)に応じて、各画素の第1電極4aへ印加する電圧(前記電圧Vcom、前記電圧Vcom+Vb、あるいは前記電圧Vcom−Vc)を、ソースドライバ56から各ソースラインS1〜Smに出力する。
なお、この電圧の出力は、少なくともゲートラインGがアクティブとなっている期間は継続する。また、駆動中は、全画素の第2電極4bには同一の信号を供給するものとし、例えば、電圧Vcom+Vaと電圧Vcom−Vaで交番する矩形波を印加する。そして、各画素の第1電極4aに補助容量53を接続している場合は、各画素の補助容量53における共通電極54(第1電極4aに接続されていない側の電極)に電圧Vcomを印加しておく。
なお、図13は、この電圧印加方法に係る各電圧波形を示す図であり、図13では2つのフレームまでの電圧波形を示している。ここで、ソースラインS1〜Smは、電圧印加方法の一例として、フレーム毎に電圧の極性を反転させている。なお、図13では、簡単のため、まず1つ目のフレームでは、Vcom+VbをVcom+Vb1、Vcom+Vb2、Vcom+Vb3と変調して電圧、2つ目のフレームでは、Vcom−VcをVcom−Vc1、Vcom−Vc2、Vcom−Vc3と変調して電圧を印加しているが、さらに変調する電圧の数を増やして階調数を増やすことが可能である。また、ゲートラインG1〜Gnでは、電圧値がVon時はアクティブとなっており、Voff時は非アクティブとなっている。
また、アクティブなゲートライン50が順次選択して切り替えられるに従って、ソースドライバ56から出力される各ソースラインの電圧を切り替えていく。そして、中間調表示を行う場合には、所望の階調レベルに応じてソースドライバ56の出力電圧値を変調する。
ただし、アクティブマトリックス駆動を行う場合、ゲートライン50を非アクティブにした時に発生する第1電極4aの電位におけるフィールドスルー電圧分の電圧降下を考慮すべきであるが、これは、第2電極4bに印加する交番電圧、及び補助容量53の共通電極54に印加する直流電圧を、フィールドスルー電圧分だけオフセット電圧を加えてシフトすると良い(図示による説明は省略する)。この場合は、第2電極4bに交番電圧と直流電圧を重畳して印加することになり、先述した電圧印加方法(2)に対応する。
次に、本実施の形態に係る駆動方法の具体的態様を図4〜図6を用いて説明する。なお、図4〜図6において、(a)は一つのフレームにおける各画素の動作状態を示す図であり、(b)は次のフレームにおける各画素の動作状態を示す図である。また、これら各図においては、1つの升目が1画素を示し、全体では8×8個=64個の画素を有しているものとする。
また、図中の符号Aは分散動作及び第1コレクト動作からなる第1表示動作(以下、動作Aとする)を行っている画素を示し、符号Bは分散動作及び第2コレクト動作からなる第2表示動作(以下、動作Bとする)を行っている画素を示している。さらに、いずれの駆動方法においても、フレームを(a)→(b)→(a)→(b)→・・・の順番に繰り返すのであれば、(a)、(b)のいずれのフレームから始めても良い。また、(a)のフレームをn回繰り返した後、(b)のフレームをn回繰り返す、というように、動作Aを複数回繰り返した後、動作Bを動作Aと同一の回数だけ繰り返すような駆動を行ってもよい。
まず、図4を用いて第1の態様について説明する。
第1の態様は、動作A及び動作Bを、ほぼ全ての画素に対して同じタイミングで実施するものである。即ち、一つのフィールドでは、(a)に示すようにほぼ全ての画素で動作Aを行い、次のフィールドでは、(b)に示すようにほぼ全ての画素で動作Bを行うものである。なお、このように、(a)及び(b)が1つのフレームを示すことから、この第1の態様に係る駆動方法を、以下“電気泳動フレーム反転駆動法”という。
次に、図5を用いて第2の態様について説明する。
第2の態様は、動作A及び動作Bを、同じゲートラインに接続された画素に対しては同じタイミングで実施するものである。即ち、一つのゲートラインに接続された画素において動作Aを実施するタイミングと、このゲートラインに隣接する他のゲートラインに接続された画素において動作Bを実施するタイミングとを同期させ、かつ一つのゲートラインに接続された画素において動作Bを実施するタイミングと、このゲートラインに隣接する他のゲートラインに接続された画素において動作Aを実施するタイミングとを同期させる、ものである。
つまり、(a)に示すように1つ目のフレームにおいては、奇数行の画素では動作Aを、偶数行の画素では動作Bをそれぞれ行い、(b)に示すように2つ目のフレームにおいては、奇数行の画素では動作Bを、偶数行の画素では動作Aをそれぞれ行うようになっている。なお、この第2の態様に係る駆動方法を、(a)と(b)において画素内に形成される電界方向はゲートラインごとに反転していることから、電気泳動ライン反転駆動法という。
次に、図6を用いて第3の態様について説明する。
第3の態様は、一つの画素において動作Aを実施するタイミングと、この画素に隣接する他の画素において動作Bを実施するタイミングとを同期させ、かつ一つの画素において動作Bを実施するタイミングと、この画素に隣接する他の画素において動作Aを実施するタイミングとを同期させるものである。
即ち、(a)及び(b)に示すように、互いに隣接する画素においては、動作A、Bの異なるタイミングで行っている。なお、この第3の態様に係る駆動方法は、(a)と、(b)において、画素内に形成される電界方向は画素(ドット)ごとに反転していることから、電気泳動ドット反転駆動法という。
ところで、上述した第1コレクト動作においては第1電極4aに引き付ける帯電泳動粒子3の量を制御することに基き中間調を表示すると良く、上述した第2コレクト動作においては第2電極4bに引き付ける帯電泳動粒子3の量を制御することに基き中間調を表示すると良い。つまり、中間調表示は、帯電泳動粒子3を移動させるための電圧の印加時間や、その電圧の大きさを調整し、第1電極4aや第2電極4bに引き付ける帯電泳動粒子3の量を調整することにより可能となる。
また、第1コレクト動作を行わせるために第1電極4aと第2電極4bとの間に印加する電圧と、第2コレクト動作を行わせるために第1電極4aと第2電極4bとの間に印加する電圧とは、表示する階調が等しい場合にはそれらの電圧における直流成分の絶対値を略等しくさせると良い。
ここで、このように表示する階調が等しい場合に上述した電圧における直流成分の絶対値を略等しくさせるには、図7のような特性曲線を示す電気泳動表示装置を用いれば良い。なお、図7は、電気泳動表示装置に印加する電圧と光強度(この光強度には、透過型電気泳動表示装置の場合の透過光強度と、反射型電気泳動表示装置の場合の反射光強度とがあり、図に示すものは後者である)との関係の一例を示したものであり、横軸には電圧(前記第1電極と前記第2電極との間に印加する電圧差の直流成分)を取り、縦軸にはその光強度を取っていて、特性曲線は左右対称である。また、この特性曲線は傾きが緩やかであるため、電圧を変化させて光強度を制御することができ、それによって中間調表示を可能としている。
例えば、第1電極4aと第2電極4bとの電圧差の直流成分が+V1となるように電圧を印加すると第1コレクト動作が行われてS1の階調が表示され、第1電極4aと第2電極4bとの電圧差の直流成分が−V1となるように電圧を印加すると、第2コレクト動作が行われてS1の階調が表示される。ここで、特性曲線が左右対称なので、電圧の絶対値|V1|が等しい場合には表示階調も等しくなる。
なお、分散動作の場合には、第1電極4aと第2電極4bの間に正負の振幅の等しい交番電圧(直流成分が0)が印加されるので、原点Oの表示を行うこととなる。
このような特性曲線は、画素や電極構成によって変わる。したがって、図7に示すような特性曲線を示すように第1電極4aや第2電極4b等を配置すれば、表示階調を等しくすることができる。
ここで、例えば絶縁性液体2を透明、第1及び第2電極4a,4bを配置した領域を白色、帯電泳動粒子3を黒色とした場合、上述した分散動作を行った場合には、図1に示すように画素は黒表示となる。また、既述した第1コレクト動作や第2コレクト動作を行った場合、図3の(a)及び(b)に示すように帯電泳動粒子3のほとんどを第1電極4aや第2電極4bに引き付けた場合には白表示がなされ、さらに上述のように電圧印加時間や電圧の大きさにより電極への帯電泳動粒子3の集積量を調整した場合には、その集積量に応じた中間調が表示されることとなる。
このように、本実施の形態によれば、同じ表示を長時間行ったり、表示素子に電圧を印加し続けたりする場合であっても、各画素においては交番電圧が印加されて、かつ分散動作や第1コレクト動作や第2コレクト動作が順次行われることで、異なる方向の電界が作用するようになる。
例えば、分散動作の場合には、直流成分がゼロの交番電圧が印加されるために画素に印加される実効電圧は平均的にゼロとなる。また、交互に行われる第1コレクト動作、及び第2コレクト動作の場合においても、交番電圧が印加されると共に、帯電泳動粒子を移動させるために印加する直流電圧の極性が逆であり、平均的に実効電圧がゼロとなる。
このため、分散液中に存在するイオンなどのカウンターチャージの偏在を防ぐことができ、帯電泳動粒子の画素内壁への貼り付き、あるいは帯電泳動粒子同士の凝集といった表示の焼き付きの発生を回避することができる。これにより、安定した表示が可能となる。
また、本来、電気泳動表示装置では極性があり、液晶表示素子のようなフレーム反転駆動法、ライン反転駆動法、ドット反転駆動法を実現するのは困難だったが、上述のように電気泳動表示装置をアクティブマトリックス型にして電気泳動フレーム反転駆動法、電気泳動ライン反転駆動法、電気泳動ドット反転駆動法という形で可能とし、貼り付き、凝集を無くして繰り返し安定に表示することが可能となる。しかも、表示書き換えを速く行うことが可能ならば動画表示も可能となる。
一般的に電気泳動ライン反転駆動法、及び電気泳動ドット反転駆動法では、画像の表示の際にソースラインの電圧の変動がプラス、マイナスと交互に切り換わるため、補助容量の電圧変動が平均的に小さくなり、ゲートライン間でのクロストークを抑制することが可能となる。さらに電気泳動ドット反転駆動法では、ソースライン間でのクロストークを抑制することが可能となる。
このように、帯電泳動粒子3を絶縁性液体中に分散させる分散動作と帯電泳動粒子3を第1電極4aの側に引き付ける第1コレクト動作からなる第1表示動作と、分散動作と帯電泳動粒子3を第2電極4bの側に引き付ける第2コレクトからなる第2表示動作を順次行うことにより、絶縁性液体2や帯電泳動粒子3には異なる方向の電界が絶えず作用することとなり、静止画像を表示してもDC成分が発生し得ない。この結果、同じ表示を長時間行ったり、表示素子に電圧を印加し続けたりする場合であっても、DC成分の残留に伴う表示焼き付きの発生を防止することができる。
ところで、これまでの説明において、第1電極4a及び第2電極4bの配置位置は、図1に示すように、画素の両端部としたが、本発明はこれに限らず、例えば図8に示すように、第1電極14aを画素の中央部に配置し、第2電極14bを画素の境界部に配置しても良い。その場合、第2電極14bは、図9に示すように、画素を囲むように配置すると良い。
ここで、このように画素を囲むように第2電極14bを配置した場合、各画素の第2電極14bは電気的に接続されるので、画素毎に異なる電圧を印加することはできず同じ電圧を印加する必要がある。
この場合は、分散動作、第1コレクト動作及び第2コレクト動作を行うに際して、(1)第2電極14bには交番電圧を印加し、第1電極14aの電圧には、階調レベルに応じて大きさを変動させた直流電圧を印加する、
(2)第2電極14bには交番電圧と直流電圧を重畳した電圧を印加し、第1電極14aの電圧には、階調レベルに応じて大きさを変動させた直流電圧を印加する、
(3)第2電極14bを接地電位とし、第1電極14aの電圧には、階調レベルに応じて大きさを変動させた直流電圧と交番電圧を重畳して印加する、
等の方法を行うことができる。
(2)第2電極14bには交番電圧と直流電圧を重畳した電圧を印加し、第1電極14aの電圧には、階調レベルに応じて大きさを変動させた直流電圧を印加する、
(3)第2電極14bを接地電位とし、第1電極14aの電圧には、階調レベルに応じて大きさを変動させた直流電圧と交番電圧を重畳して印加する、
等の方法を行うことができる。
そして、このような駆動方法をとった場合には、画素の境界部の電圧は、一定の交番電圧あるいは直流電圧を印加しているため画素間の電界干渉を抑制できる、という利点がある。
なお、図9に示す第1電極14aは正方形状であって画素中央部に配置されているが、他の形状としても、また画素中央部以外に配置しても良い。例えば、図10に示すように、第1電極24aをL字形状とし、画素中央部以外の部分に配置しても良い。なお、図10において、24bは第2電極を示している。そして、この場合、第1電極24aと第2電極24bの収容可能な帯電泳動粒子数を等しくすることができる。
また、各画素における第1電極の個数は1つに限定されるものではなく、例えば図11に示すように、第1電極34aを、2つ配置しても良く、それ以上配置しても良い。さらに、各画素における第2電極の個数も同様であって、1つでも複数でも良い。
また、図1、図3及び図8に示す電気泳動表示装置では、第1電極4a,14a及び第2電極4b,14bは同じ基板に支持されている(即ち、水平移動型である)が、これに限られるものではなく、別々の基板に支持させても良い(即ち、上下移動型としても良い)。
さらに、図8に示す第2電極14bを隔壁5と基板1bとの間ではなく、隔壁5と基板1aとの間に配置しても良い。また、第1電極4a,14aを凸状形状としても良く、第1電極4a,14aが基板1aに突き当たるような高さとしても良い。さらに、図1、図3及び図8では隔壁5の一部に第2電極4b,14bを配置しているが、隔壁全体を第2電極としても良い。また、画素の平面形状については特に限定はなく、正方形、長方形、六角形などの多角形、円形など任意の形状が含まれる。
さらにまた、図1、図3及び図8に示す隔壁5は、基板1a,1bの法線方向に配置された板状部材であるが、もちろんこれに限られるものではなく、図12に符号15で示すようにマイクロカプセル状(つまり、基板1a,1bの法線方向のみならず基板1a,1bの面に沿って配置された殻状形状)としても良い。
この場合、マイクロカプセル状隔壁15は透明材料で形成する必要がある。また、両基板1a,1bとマイクロカプセル状隔壁15の空隙部に透明樹脂バインダー17を充填すると良い。そして、両基板1a,1bによりマイクロカプセル状隔壁15を圧迫して扁平化し、この後、樹脂バインダー17を硬化させることにより、扁平形状を固定することができる。なお、樹脂バインダー15としては紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂などを用いるのがよい。
ここで、このようなマイクロカプセル状隔壁15の各画素における個数は1つでなくても良く、複数配置しても良い。また、樹脂バインダー15(マイクロカプセル状隔壁15を固定する樹脂バインダー15)を基板1bと平行な板状に固化させ、基板として用いても良い。かかる場合の板状バインダーには電極や絶縁層を形成しても良い。但し、電極は、有機導電体膜の印刷など真空処理が不要な低温プロセスで形成するとよい。
1a,1b 基板
2 絶縁性液体
3 帯電泳動粒子
4a,14a 第1電極
4b,14b 第2電極
5 隔壁
15 マイクロカプセル状隔壁
17 樹脂バインダー
6 絶縁層
24a,34a 第1電極
24b,34b 第2電極
G1〜Gn ゲートライン
S1〜Sm ソースライン
52 スイッチング素子
53 補助容量
54 共通電極
2 絶縁性液体
3 帯電泳動粒子
4a,14a 第1電極
4b,14b 第2電極
5 隔壁
15 マイクロカプセル状隔壁
17 樹脂バインダー
6 絶縁層
24a,34a 第1電極
24b,34b 第2電極
G1〜Gn ゲートライン
S1〜Sm ソースライン
52 スイッチング素子
53 補助容量
54 共通電極
Claims (12)
- 所定間隙を設けて配置された一対の基板と、前記一対の基板の間隙に配置された絶縁性液体及び複数の帯電泳動粒子と、前記間隙に近接するように配置された第1電極及び第2電極と、を備えた電気泳動表示装置を駆動する電気泳動表示装置の駆動方法において、
前記帯電泳動粒子を前記絶縁性液体中に分散させるように前記第1電極及び前記第2電極の間に交番電圧を印加する分散動作と、
前記第1電極及び前記第2電極の間に交番電圧と直流電圧を重畳して印加することにより前記帯電泳動粒子を前記第1電極の側に引き付ける第1コレクト動作と、
前記第1電極及び前記第2電極の間に交番電圧と、前記第1コレクト動作とは逆極性の直流電圧とを重畳して印加することにより前記帯電泳動粒子を前記第2電極の側に引き付ける第2コレクト動作と、
を有し、
前記分散動作及び前記第1コレクト動作からなる第1表示動作、前記分散動作及び前記第2コレクト動作からなる第2表示動作の順で前記電気泳動表示装置を駆動することを特徴とする電気泳動表示装置の駆動方法。 - 前記第1コレクト動作又は前記第2コレクト動作は、前記第1電極及び前記第2電極のどちらか一方の電極に交番電圧を印加し、他方の電極に直流電圧を印加することによって行うことを特徴とする請求項1に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。
- 前記第1コレクト動作又は前記第2コレクト動作は、前記第1電極及び前記第2電極のどちらか一方の電極に交番電圧と直流電圧を重畳して印加し、他方の電極に直流電圧を印加することによって行うことを特徴とする請求項1に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。
- 前記第1コレクト動作又は前記第2コレクト動作は、前記第1電極及び前記第2電極のどちらか一方の電極に交番電圧と直流電圧を重畳して印加し、他方の電極を接地電位とすることによって行うことを特徴とする請求項1に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。
- 前記第1コレクト動作においては前記第1電極に引き付ける帯電泳動粒子の量を制御することに基づいて、また前記第2コレクト動作においては前記第2電極に引き付ける帯電泳動粒子の量を制御することに基づいて中間調を表示することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。
- 前記中間調の表示は、前記第1電極及び前記第2電極との間に印加する電圧の印加時間及び大きさの少なくとも一方を調整して前記第1電極又は前記第2電極に引き付ける帯電泳動粒子の量を調整することにより行うことを特徴とする請求項5に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。
- 前記第1コレクト動作を行わせるために前記第1電極及び前記第2電極との間に印加する電圧と、前記第2コレクト動作を行わせるために前記第1電極及び前記第2電極との間に印加する電圧とは、表示する中間調が等しい場合には2つの前記電圧における直流成分の絶対値を略等しくさせることを特徴とする請求項5又は6記載の電気泳動表示装置の駆動方法。
- 前記電気泳動表示装置が、マトリクス状に配置されたゲートライン及びソースラインと、各画素に配置された状態で前記ゲートライン、前記ソースライン及び前記第1電極に接続されて前記ゲートラインから入力される信号に応じて前記ソースラインと前記第1電極とを導通状態又は非導通状態にするスイッチング素子と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。
- 前記第1表示動作及び前記第2表示動作を、ほぼ全ての画素に対して同じタイミングで行うことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。
- 前記第1表示動作及び前記第2表示動作を、同じゲートラインに接続された画素に対しては同じタイミングで行うことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。
- 一つの前記ゲートラインに接続された画素において前記第1表示動作を行うタイミングと、前記一つのゲートラインに隣接する他のゲートラインに接続された画素において前記第2表示動作を行うタイミングとを同期させ、かつ前記一つのゲートラインに接続された画素において前記第2表示動作を行うタイミングと、前記一つのゲートラインに隣接する他のゲートラインに接続された画素において前記第1表示動作を行うタイミングとを同期させることを特徴とする請求項10に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。
- 一つの前記画素において前記第1表示動作を行うタイミングと、前記一つの画素に隣接する他の画素において前記第2表示動作を行うタイミングとを同期させ、かつ前記一つの画素において前記第2表示動作を行うタイミングと、前記一つの画素に隣接する他の画素において前記第1表示動作を行うタイミングとを同期させることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電気泳動表示装置の駆動方法。
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