JP2008107740A - 光透過調整装置および表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る光透過調整装置2は、少なくとも一方が透明な対向する一対の電極板4A,4Bを有し、前記一対の電極板4A,4Bの間に、少なくとも、複数の電界配列粒子16と、透光性を有する非極性溶媒18と、アクリル樹脂と、を有する
【選択図】図1B
Description
少なくとも一方が透明な対向する一対の電極板を有し、
前記一対の電極板の間に、少なくとも、複数の電界配列粒子と、透光性を有する非極性溶媒と、アクリル樹脂と、を有する。
前記一対の電極板の間において前記カプセル間の隙間に充填される透光性の電極間樹脂と、を有し、
前記カプセルが、少なくとも、前記電界配列粒子と、前記非極性溶媒と、前記アクリル樹脂と、を内包する。
図1A、図1Bは、本発明の第1実施形態に係る光透過調整装置を示す図であって、光透過調整装置を透明電極板に対して垂直方向に切断した要部断面図、
図2A、図2Bは、本発明の第1実施形態に係る光透過調整装置において、電界配列粒子が電界配列している状態を示す概略図、
図3A、図3B、図3Cは、本願発明の第1実施形態に係る光透過調整装置の製造方法を示す一連の概略図、
図4は、本願発明の第1実施形態に係る表示装置を示す図であって、表示装置を透明電極板に対して垂直方向に切断した概略断面図、
図5は、本願発明の第2実施形態に係る光透過調整装置(表示装置)を示す概略図、
図6A、図6Bは、本発明の第3実施形態に係る光透過調整装置を示す図であって、光透過調整装置を透明電極板に対して垂直方向に切断した要部断面図である。
光透過調整装置の全体構成
まず、本発明の第1実施形態に係る光透過調整装置の全体構成について説明する。
以下では、図1Aおよび図1Bを用いて、光透過調整装置における電界配列効果について説明する。
次に、図1A、図1Bを用いて、光透過調整装置2における電界配列効果のメモリ機能について説明する。
次に、図1A、1Bに示す光透過調整装置2の製造方法を説明する。なお、光透過調整装置2の製造方法は、以下に示す方法に限定されない。
まず、所定量の電界配列粒子16、非極性溶媒18、アクリル樹脂、および分散剤を秤量する。
次に、図3Aに示すように、第2電極板4Bを準備する。この第2電極板4Bが有する透明電極膜側の表面に接着樹脂層68を形成する。
本実施形態に係る光透過調整装置2を用いて、図4に示すように表示装置1を形成することができる。図4においては、光透過調整装置2の第2電極板4Bの表面のうち、透明電極膜14Bと接する面とは反対側の表面に、被表示物80が配置されている。被表示物80の表面のうち第2電極板4Bに接する表面上には、表示の対象となる文字、画像等が表示されている。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。なお、以下では、第1実施形態と第2実施形態とに共通する事項については説明を省略し、両実施形態の相違点についてのみ説明する。
次に、本発明の第3実施形態を説明する。なお、以下では、第1実施形態と第3実施形態とに共通する事項については説明を省略し、両実施形態の相違点についてのみ説明する。
図6A,6Bに示す実施例1の光透過調整装置2c(電極板4A,4Bの間に、アクリル樹脂を有する光透過調整装置2c)を作製した。この光透過調整装置2cの電極板間に、透過応答電圧125V(電界:1.25KV/mm)を印加して、電極板間の光透過率を最大とした。次に、電極板間に印加する電圧をゼロし、電極板間の光透過率が最大である状態が維持されるか否か(メモリ機能の有無)を調べた。結果を表1に示す。
実施例1と同様の光透過調整装置2cの電極板間に、電圧50V(電界:0.05KV/mm)を印加して、電極板間の光透過率が最小値と最大値との中間である状態を実現した。次に、電極板間に印加する電圧をゼロし、電極板間の光透過率が中間である状態が維持されるか否かを調べた。結果を表1に示す。
電極板4A,4Bの間にアクリル樹脂を有さないこと以外は、実施例1と同様の光透過装置2dを作製した。次に、実施例1と同様の方法で、メモリ機能の有無)を調べた。結果を表1に示す。
表1に示すように、実施例1、2においては、光透過調整装置2cが電極板間にアクリル樹脂を有する結果、いずれの光透過率の場合であっても、光透過装置2cがメモリ機能を有することが確認された。
2… 光透過調整装置
4A… 第1電極板(透明電極板)
4B… 第2電極板(透明電極板)
6… カプセル
8… 電極間樹脂
16… 電界配列粒子
18… 非極性溶媒
58… 透光性皮膜
Claims (12)
- 少なくとも一方が透明な対向する一対の電極板を有し、
前記一対の電極板の間に、少なくとも、複数の電界配列粒子と、透光性を有する非極性溶媒と、アクリル樹脂と、を有する光透過調整装置。 - 前記一対の電極板の間に電圧を印加した状態において、前記複数の電界配列粒子が、電界方向に沿って配列することを特徴とする請求項1に記載の光透過調整装置。
- 前記一対の電極板の間に、さらに分散剤を有することを特徴とする請求項1または2に記載の光透過調整装置。
- 前記電界配列粒子、前記非極性溶媒、前記アクリル樹脂、および前記分散剤の総重量に対して、前記アクリル樹脂の重量の比率が、0.1〜5.0重量%であることを特徴とする請求項3に記載の光透過調整装置。
- 前記一対の電極板の間に電圧を印加し、かつ、前記電圧を自在に変化させることができる電圧印加手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光透過調整装置。
- 少なくとも前記一対の電極板の間に振動を加えることができる振動手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光透過調整装置。
- 前記一対の電極板の間に位置し、透光性皮膜からなるカプセルと、
前記一対の電極板の間において前記カプセル間の隙間に充填される透光性の電極間樹脂と、を有し、
前記カプセルが、少なくとも、前記複数の電界配列粒子と、前記非極性溶媒と、前記アクリル樹脂と、を内包することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の光透過調整装置。 - 前記電極間樹脂の比誘電率が、前記非極性溶媒の比誘電率より大きいことを特徴とする請求項7に記載の光透過調整装置。
- 前記電極板が、可撓性を有するフィルムと、透明電極膜と、を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の光透過調整装置。
- 前記電極板が、ガラス板と、透明電極膜と、を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の光透過調整装置。
- 前記電界配列粒子が、TiO2 またはBaTiO3 を含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の光透過調整装置。
- 請求項1〜11のいずれかに記載の光透過調整装置を有する表示装置。
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