JP2006258994A - 画像表示媒体 - Google Patents

画像表示媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2006258994A
JP2006258994A JP2005073999A JP2005073999A JP2006258994A JP 2006258994 A JP2006258994 A JP 2006258994A JP 2005073999 A JP2005073999 A JP 2005073999A JP 2005073999 A JP2005073999 A JP 2005073999A JP 2006258994 A JP2006258994 A JP 2006258994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
image display
substrate
voltage
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005073999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4701764B2 (ja
Inventor
Yoshinori Machida
義則 町田
Atsusuke Hirano
敦資 平野
Yoshiro Yamaguchi
善郎 山口
Takeshi Matsunaga
健 松永
Yasushi Suwabe
恭史 諏訪部
Motohiko Sakamaki
元彦 酒巻
Kiyoshi Shigehiro
清 重廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2005073999A priority Critical patent/JP4701764B2/ja
Publication of JP2006258994A publication Critical patent/JP2006258994A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4701764B2 publication Critical patent/JP4701764B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

【課題】 表示速度を低下させることなく表示品質が低下するのを防ぐことができる画像表示媒体を提供する。
【解決手段】 画像表示媒体10は、表示基板12と背面基板14との間に帯電特性の異なる黒色粒子20及び白色粒子22が封入され、基板間が間隙部材18によりセル36に仕切られた構成である。表示基板12は、ガラス基板24上に複数のライン状の走査電極26が形成された構成であり、背面基板14は、基板30上に、赤に着色された複数のライン状のデータ電極32が走査電極26と直交するように形成された構成である。背面基板14の間隙部材18近傍には、電極不在部38が設けられている。セル36の左側の画素を赤表示する場合、データ電極32Aに粒子除去用電圧(交番電圧)を印加し、粒子を周囲へ移動させてデータ電極32Aを露出させる。このとき、電極不在部38上に粒子が移動し、データ電極32A上に粒子が残るのを防ぐことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像表示媒体に係り、より詳しくは、基板間に電圧を印加することにより着色粒子を移動させて画像表示する繰り返し書換えが可能な画像表示媒体に関する。
従来、メモリー性を有し繰り返し書き換えが可能な画像表示媒体として、着色粒子を用いた画像表示媒体が知られている(例えば特許文献1参照)。このような画像表示媒体は、例えば一対の基板と、印加された電界により基板間を移動可能に基板間に封入されると共に、色及び帯電特性が異なる複数種類の粒子群と、を含んで構成される また、基板間には、基板間の距離を保持すると共に、粒子が基板内の一部の領域に偏るのを防ぐため等の理由により、基板間を複数のセルに仕切るための間隙部材が設けられる。
このような画像表示媒体では、画像に応じた電圧を一対の基板間に印加することにより粒子を移動させ、異なる色の粒子のコントラストとして画像を表示させる。なお、電圧の印加を停止した後も、ファンデルワース力や鏡像力によって粒子は基板に付着したままとなり、画像表示は維持される。
また、特許文献2及び特許文献3には、背面基板の色と粒子群の色とが異なる構成とし、粒子の色と背面基板の色とのコントラストで画像を表示する画像表示媒体が提案されている。
この画像表示媒体では、例えば粒子の色を表示させたい画素については、その位置の基板間に直流電圧を印加することにより粒子を表示基板側へ移動させる。一方、背面基板の色を表示させたい画素については、その位置の基板間に交番電圧を印加することにより粒子を他の画素の領域へ移動させ、背面基板を露出させる。
ここで、図11(A)に示すように、ガラス基板100上にライン状の複数の走査電極102が形成された表示基板104と、図12に示すように走査電極102と直交するように所定色(例えば赤)に着色されたライン状の複数のデータ電極106が基板108上に形成された背面基板110と、基板間に封入された正に帯電された黒色粒子112及び負に帯電された白色粒子114と、基板間を図12に示すように複数のセル116に仕切る間隙部材118と、から成る画像表示媒体120に画像を表示させる際の粒子の移動について説明する。なお、図11(A)〜(C)は図2のセル1個分のA−A断面図である。また、図11(A)〜(C)では、図において左から順にデータ電極106A、106B、106Cとする。
例えばセル116の中央の画素(走査方向Sと直交する方向、すなわち走査電極102の長手方向における中央の画素)を黒表示にしたい場合、全面白表示の状態において、走査電極102とセルの中央のデータ電極106Bとの間に、データ電極に対して負の所定電圧を走査電極102に印加する。これにより、図11(A)に示すように、データ電極106B上の正に帯電した黒色粒子112が表示基板104側へ移動すると共に白色粒子114が背面基板側へ移動し、黒表示される。
また、セル116の中央の画素を赤表示にする場合、例えばデータ電極106A、106C、及び走査電極102を接地すると共に、データ電極106Bに所定の交番電圧(例えば±200V)を印加する。これにより、データ電極106B上の粒子が基板間を往復運動し、データ電極106A、106C上の粒子は移動しないが、データ電極106B上の粒子は、データ電極106Bとデータ電極106Aとの間、データ電極106Bとデータ電極106Cとの間に形成されたエッジ電界により、基板間を往復運動しながら隣接する他の画素の領域へ移動する。このため、図11(B)に示すように、データ電極106B上の画素が除去され、赤表示される。
同様に、間隙部材118に隣接する画素、例えば図11(C)において左端の画素を赤表示にする場合、データ電極106B、106C、及び走査電極102を接地すると共に、データ電極106Aに所定の交番電圧を印加するが、データ電極106A上の粒子は間隙部材118によって移動が制限されるため、図11(C)に示すように、粒子がデータ電極106A上に残ってしまう。このため、赤が表示される面積が小さくなり、色の濁った赤表示となってしまう場合がある。
従って、例えば図13に示すように、走査方向Sに沿った赤のラインを走査方向Sと直交する方向に1画素おきに表示させた場合、セル116の中央の画素、すなわちデータ電極106B上のラインは鮮明な赤表示となるのに対し、セル116の間隙部材118に隣接する画素、すなわちデータ電極106A、106C上のライン(図中太線でハッチングした領域)は濁った赤表示となり、表示品質が低下してしまう。
また、図14に示すように、間隙部材118の形状を煉瓦状とした場合において、走査方向Sに沿った赤のラインを走査方向Sと直交する方向に1画素おきに表示させた場合、鮮明な赤と濁った赤とが1画素毎に交互に繰り返されるラインとなり、より表示品質の低下が顕著となる。
特開2001−312225号公報 特開2002−169191号公報 特開2004−86095号公報
このように、間隙部材に隣接しない画素、すなわちセルの中央部付近の画素では、その位置の粒子は隣接する画素の領域に速やかに移動除去され、良好に背面基板の色を表示することが可能であるが、間隙部材に隣接する画素では、間隙部材によって粒子が移動する方向が制限されるため、交番電圧の印加時間を十分に長くしないと粒子を十分に除去することができない。
従って、表示品質を上げるのを優先させると表示速度が極めて遅くなり、表示速度を上げるのを優先させると表示品質が極めて低下してしまう、という問題があった。
本発明は、上記事実に鑑みて成されたものであり、表示速度を低下させることなく表示品質が低下するのを防ぐことができる画像表示媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、少なくとも透光性を有する表示基板と、前記表示基板と間隙をもって対向する背面基板と、予め定めた所定方向に沿って並置された複数の第1の電極と前記第1の電極と対向して配置された第2の電極との間に画像に応じた電圧が印加されることにより、前記表示基板と前記背面基板との基板間に形成された電界に応じて移動するように当該基板間に封入された前記背面基板の色と異なる少なくとも一種類の粒子群と、前記基板間を、前記第1の電極を複数含むセルに仕切る間隙部材と、を備えた画像表示媒体において、前記間隙部材と、当該間隙部材と隣接する第1の電極と、の間に、粒子除去用領域を設けたことを特徴とする。
この発明によれば、画像表示媒体は、少なくとも透光性を有する表示基板と、表示基板と間隙をもって対向する背面基板と、の基板間に、背面基板の色と異なる少なくとも一種類の粒子群が封入され、基板間が間隙部材によってセルに仕切られた構成である。
粒子群は、予め定めた所定方向に沿って並置された複数の第1の電極と前記第1の電極と対向して配置された第2の電極との間に画像に応じた電圧が印加されることにより、基板間に形成された電界に応じて移動する。なお、背面基板の表示基板と対向する側の面に電極を設けた場合には、この電極を透明として背面基板が粒子の色と異なる色としてもよいし、電極上に着色層を設けても良い。
また、間隙部材は、基板間を第1の電極を複数含むセルに仕切る。これにより、一つのセルに複数の画素が含められる。
このような画像表示媒体では、粒子が表示基板側に移動するような電圧を第1の電極と第2の電極との間に印加することにより粒子の色を表示させることができ、粒子が基板間を往復運動しながら隣接する画素の領域に移動させるような交番電圧を第1の電極と第2の電極との間に印加することにより、背面基板の色を表示することが出来る。なお、電圧の印加方法については、例えば特開2004−86095号公報に記載された方法を用いることができる。
ここで、間隙部材に隣接する画素に背面基板の色を表示させる場合、粒子の移動が間隙部材によって制限されるが、間隙部材と、当該間隙部材と隣接する第1の電極と、の間に粒子除去用領域が設けられているため、この領域に粒子を集合させることができる。このため、間隙部材に隣接する画素に粒子が残るのを防ぐことができ、良好に背面基板の色を表示することができる。
なお、請求項2に記載したように、前記粒子除去用領域は、前記第1の電極が存在しない領域である構成とすることができる。
また、請求項3に記載したように、前記粒子除去用領域に、粒子除去用電極を備えた構成としてもよい。これにより、粒子の移動を制御しやすくすることができる。
この場合、請求項4に記載したように、前記粒子除去用電極は、前記間隙部材の幅よりも広い幅を有する電極である構成としてもよい。すなわち、粒子除去用電極が間隙部材からはみ出るように構成する。
このように粒子除去用電極を間隙部材の幅よりも広い幅を有する電極とした場合において、間隙部材の形状を例えば煉瓦状にした場合には、ある方向に間隙部材が連続しない部分が存在することとなる。この場合、間隙部材の不連続部分を隣接する何れかの画素に含めてしまうと画素サイズが不均一になるため好ましくない。
そこで、請求項5に記載したように、前記粒子除去用電極は、前記間隙部材の両側に設けた一対の電極である構成としてもよい。この場合、各電極を間隙部材の両側の第1の電極と各々セットにすることにより、ある方向について間隙部材の不連続部分が存在する場合でも、その不連続部分を画素として利用することができると共に、画素サイズが不均一になるのを防ぐことができる。
また、請求項6に記載したように、前記複数の第1の電極は、ライン状の複数のデータ電極が並置されたデータ電極群であり、前記第2の電極は、前記データ電極と交差するライン状の複数の走査電極が並置された走査電極群である構成とすることができる。すなわち、単純マトリクス構造の電極配置である。
また、請求項7に記載したように、前記粒子群は、色及び帯電特性が異なる複数種類の粒子群とすることができる。この場合、色が異なる複数種類の粒子群同士のコントラストによっても画像を表示することができる。
本発明によれば、表示速度を低下させることなく表示品質が低下するのを防ぐことができる、という効果を有する。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態について詳細に説明する。
図1には、本実施形態に係る画像表示媒体10の断面図を示した。画像表示媒体10は、画像表示側である透光性を有する表示基板12と、当該表示基板12と所定間隔を隔てて対向する背面基板14と、これらの基板間を所定間隔に保持するとともに、複数のセルに仕切る間隙部材18と、各セル内に封入された帯電特性の異なる黒色粒子20及び白色粒子22と、で構成されている。
表示基板12は、ガラス基板24上に複数のライン状の走査電極26が形成された構成となっている。背面基板14は、基板30上に、所定色(本実施形態では一例として赤とする)の複数のライン状のデータ電極32が形成された構成となっている。各電極は、例えばITO(Indium Tin Oxide)電極で構成され、何れも同一幅である。
図2に示すように、複数のライン状の走査電極26は、図2において上下方向(走査方向S)に並置されると共に、図2において左右方向に並置された複数のライン状のデータ電極32と直交するように対峙して配置される。各走査電極26と各データ電極32との交差位置が画素を構成する。
間隙部材18は、1つの走査電極26及び複数のデータ電極32を含み、走査方向Sと直交する方向を長手方向とする長方形状のセル36が複数個形成されるようなマス目状の形状とされている。図2では、一例として各セル36内に走査電極26が1本、データ電極32が3本ずつ配置された構成、すなわち1セル当たり1×3画素の構成としているが、これに限られるものではない。
なお、図1は、図2の1セル分のA−A断面図を示しており、図1に示すように、各セルの左側のデータ電極をデータ電極32A、中央のデータ電極をデータ電極32B、右側のデータ電極をデータ電極32Cとする。また、これらを総称するときは単にデータ電極32という。
各セル36内には、互いに色及び帯電特性が異なると共に、データ電極32と色の異なる粒子群であって、正に帯電した黒色粒子20と負に帯電した白色粒子22とが封入されている。このように基板間が間隙部材18によって仕切られ、各セル36内に粒子が封入されることにより、粒子の移動が各セル内に制限され、粒子が偏るのを防ぐことができる。なお、黒色粒子20が負に帯電し、白色粒子22が正に帯電された構成でもよい。各粒子は、例えば絶縁性粒子や導電性粒子等を用いることができる。
また、各セル36の走査方向Sと直交する方向の両端部の背面基板14にはデータ電極32が存在しない電極不在部38が各々設けられている。すなわち、背面基板14には、各セル36の走査方向Sと直交する方向における両端部の所定領域を除く領域にデータ電極32が設けられている。なお、図2では、格子状にハッチングされた領域を電極不在部38として表した。
図1、2においては、説明の簡略化のために8行×6列の単純マトリックス構造の電極配置としているが、実際には、画像表示に必要な画素数に対応した本数の電極が各基板に形成されることはいうまでもない。すなわち、m行×n列分の画素が必要であれば、m本の走査電極26がガラス基板24上に形成され、n本のデータ電極32が基板30上に形成される。
また、本実施の形態では、表示基板側に走査電極26が、背面基板側にデータ電極32が設けられた構成としているが、これとは逆に、表示基板側にデータ電極32が、背面基板側に走査電極26が形成された構成としてもよい。
また、走査電極26及びデータ電極32は、表示基板12と背面基板14とが対向する側の面ではなく、これと反対側の面にぞれぞれ形成されていてもよく、表示基板12及び背面基板14の外側に別個独立にそれぞれ配置されていてもよい。この場合、背面基板14の表示基板12と対向する側の面にデータ電極32と同一形状の着色層を設ければよい。また、電極を画像表示媒体と別個独立に設ける場合には、基板を誘電性を有する部材で構成することにより、基板間に電界を形成させることができる。
なお、画像表示媒体10を構成する各部材は、例えば特開2001−31225号公報に記載されたものを用いることができる。
このような画像表示媒体10では、少なくとも粒子を移動させることができる電位差を基板間に発生させるのに必要な電圧であって、必要な濃度が確保できる所定電圧(例えば±140V)が走査電極26とデータ電極32との電極間に印加されると、その位置の黒色粒子20及び白色粒子22が基板間を移動する。例えば、データ電極32に対して走査電極26の電位が正となる所定電圧(例えば+140V)がその電極間に印加された場合には、表示基板12側の正に帯電した黒色粒子20は背面基板14側へ移動し、背面基板14側の負に帯電した白色粒子22は表示基板12側へ移動する。一方、データ電極32に対して走査電極26の電位が負となる所定電圧(例えば−140V)がその電極間に印加された場合には、表示基板12側の負に帯電した白色粒子22は背面基板14側へ移動し、背面基板14側の正に帯電した黒色粒子20は表示基板12側へ移動する。
従って、粒子を移動させるべき画素に対応した位置のデータ電極32と走査電極26との間に正又は負の所定電圧を印加することにより、画像に応じて粒子が移動し、画像を表示させることができる。なお、電圧の印加が停止された後も、ファンデルワース力や鏡像力等により黒色粒子20又は白色粒子22は表示基板12又は背面基板14に付着したままとなり、画像表示は維持される。
本実施形態では、一例として、画像表示媒体10の濃度特性が図3(A)、(B)に示すような特性の場合について説明する。すなわち、データ電極32に対して走査電極26に印加される電圧を−140V又は140Vとすることにより、黒色粒子20又は白色粒子22が表示基板12側へ移動して十分な濃度を得ることができると共に、データ電極32に対して走査電極26に印加される電圧を−70V又は70Vとすることにより、粒子の移動を禁止することができる特性である。なお、同図では、印加電圧のパルス幅が10msec、パルス数が1の場合について示した。
走査電極26及びデータ電極32に印加するON電圧及びOFF電圧の値の設定については様々な値を設定することができるが、本実施形態では、図4(A)に示すように、走査電極26に印加する走査電極用ON電圧を0Vに、走査電極用OFF電圧を70Vに、データ電極32に印加するデータ電極用ON電圧を走査電極用ON電圧の2倍の140Vに、データ電極用OFF電圧を70Vにそれぞれ設定する。なお、各電圧のパルス幅は一例として10msec、パルス数は1とする。
このようにON電圧及びOFF電圧を設定した場合、同図(B)に示すように、走査電極26及びデータ電極32の両方にON電圧が印加された場合、そのデータ電極32に対する走査電極26への印加電圧は−140Vとなり、その画素(画像部)の黒色粒子20が表示基板12側へ移動する。
また、走査電極26に走査電極用ON電圧、データ電極32にデータ電極用OFF電圧が印加された場合、そのデータ電極32に対する走査電極26への印加電圧は−70Vとなり、その画素(非画像部)の粒子は移動しない。同様に、走査電極26に走査電極用OFF電圧、データ電極32にデータ電極用ON電圧が印加された場合、そのデータ電極32に対する走査電極26への印加電圧は−70Vとなり、その画素の粒子は移動せず、走査電極26に走査電極用OFF電圧、データ電極32にデータ電極用OFF電圧が印加された場合、そのデータ電極32に対する走査電極26への印加電圧は0Vとなり、その画素の粒子は移動しない。
また、セル36内の粒子の配置、すなわち粒子密度を均一化させると共に最終的に白表示とする初期化駆動を行う場合には、走査電極26とデータ電極32との間に初期化駆動電圧としての交番電圧を印加する。例えば、第1の走査電極用初期化電圧を140V、第2の走査電極用初期化電圧を0Vとして、これらを所定パルス幅で走査電極26に交互に印加すると共に、これに同期して、第1のデータ電極用初期化電圧を0V、第2のデータ電極用初期化電圧を140Vとして、これらを前記所定パルス幅でデータ電極32に交互に印加する。これにより、走査電極26とデータ電極32との間に交番電圧が印加される。 そして、これを所定パルス数分実行し、最後に白表示とするために、走査電極26に第1の走査電極用初期化電圧を、データ電極32に第1のデータ電極用初期化電圧を印加する。この際、前記所定パルス幅より長めのパルス幅で印加すると、より濃度が安定した白表示を行うことができるため好ましい。なお、所定パルス数は、粒子の配置を十分に均一化させることができる数に設定される。
また、セル内の所定画素について粒子以外の色である赤、すなわちデータ電極32の色を表示させる場合には、走査電極26に走査電極用交番電圧(例えば0V及び140Vの電圧を交互に印加する交番電圧)、そのセル内の所定画素以外の画素のデータ電極32にデータ電極用OFF電圧(70V)を印加すると共に、所定画素のデータ電極32に所定周波数(例えば200Hz)、所定電圧値のデータ電極用交番電圧(例えば140V及び0Vの電圧を交互に印加する交番電圧で、走査電極用交番電圧と180度位相が異なる交番電圧)を所定パルス数(例えば30パルス)印加する。これにより、所定画素の領域の粒子が基板間を往復運動しながら、隣接するデータ電極間に形成されたエッジ電界(基板面と平行方向の電界)によってセル内の他の画素の領域へ移動し、データ電極32が露出して赤表示される。
図5には、画像データに基づいて、画像表示媒体10に画像を表示するための駆動装置40の概略構成を示した。
駆動装置40は、走査電極駆動回路42、データ電極駆動回路44、電源回路46、48、及び制御装置50を含んで構成されている。
走査電極駆動回路42は、各走査電極26とそれぞれ接続され、電源回路46から供給される各種の電圧、すなわち第1の走査電極用初期化電圧及び第2の走査電極用初期化電圧、走査電極用ON電圧、走査電極用OFF電圧を、制御装置50の指示に従って各走査電極26に各々印加する。
データ電極駆動回路44は、各データ電極32とそれぞれ接続され、電源回路48から供給される各種の電圧、すなわち第1のデータ電極用初期化電圧及び第2のデータ電極用初期化電圧、データ電極用ON電圧、データ電極用OFF電圧、及び粒子除去用電圧を、制御装置50の指示に従って各データ電極32に各々印加する。
走査電極駆動回路42は、各走査電極26とそれぞれ接続され、電源回路46から供給される各種の電圧を、制御装置50の指示に従って各走査電極26に各々印加する。
データ電極駆動回路44は、各データ電極32とそれぞれ接続され、電源回路48から供給される各種の電圧を、制御装置50の指示に従って各データ電極32に各々印加する。
制御装置50には、画像表示媒体10に表示させるべき画像に応じた画像データが入力される。制御装置50は、入力された画像データに基づいて、走査対象の走査電極26を指定するための走査電極指定信号を、走査電極駆動回路42に出力する。また、これと同時に、その走査電極指定信号により指定された走査電極26に対応するライン画像の画像部(黒表示する画素及び赤表示する画素)のデータ電極32を指定するためのデータ電極指定信号を、データ電極駆動回路44に出力する。
走査電極駆動回路42は、制御装置50から走査電極指定信号によって指定された走査電極26に対して走査電極用ON電圧を印加すると共に、走査電極指定信号によって指定された走査電極26以外の走査電極26に対して走査電極用OFF電圧を印加し、データ電極駆動回路44は、制御装置50からデータ電極指定信号によって指定されたデータ電極32のうち黒表示する画素のデータ電極32に対してはデータ電極用ON電圧を印加し、赤表示する画素のデータ電極32に対しては粒子除去用電圧を印加すると共に、データ電極指定信号によって指定されたデータ電極32以外のデータ電極32に対してデータ電極用OFF電圧を印加する。
これにより、制御装置50により指定された走査電極26とデータ電極32との交差位置の画像部のうち、黒表示する画素については、黒色粒子20が表示基板12側へ白色粒子22が背面基板14側へ移動し黒表示される。また、赤表示する画素については、粒子が基板間を往復運動しながら他の画素の領域へ移動し、その画素のデータ電極32が露出することにより赤表示される。なお、非画像部の粒子は基板間を移動しない。これを各ライン、すなわち各走査電極26について実行することにより、画像を表示することができる。
ここで、例えば図1においてセル36の左側の画素が赤表示する画素として指定された場合、データ電極32Aに粒子除去用電圧が印加されるが、このとき、間隙部材18によって粒子の移動が制限されるものの、電極が存在しない部分、すなわち電界の弱い電極不在部38上に粒子が移動する。このため、データ電極32A上に粒子が残らず、鮮明な赤表示とすることができる。従って、従来と比較して粒子除去用電圧の印加時間を少なくすることができ、表示速度を上げることができると共に表示品質を向上させることができる。
なお、電極不在部38の幅Wは、データ電極32の幅よりも十分に小さい幅、例えばデータ電極32の幅の1/3以下であって、十分に電極不在部38上に粒子が移動できる幅以上に設定することが好ましい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図6には、本実施形態に係る画像表示媒体10Aの断面図を示した。画像表示媒体10Aは、図6に示すように、背面基板14の基板30上のデータ電極32Aとデータ電極32Cとの間に粒子除去用電極60が設けられている。粒子除去用電極60は、図6、7に示すように、間隙部材18の幅よりも広い幅を有し、間隙部材18の幅方向両側へはみ出すように設けられる。なお、これ以外は図1の画像表示媒体10と同一である。
ここで、例えば図6においてセル36の左側の画素を赤表示させる場合、駆動装置40は、データ電極32Aに粒子除去用電圧を印加すると共に、粒子除去用電極60に例えば一定電圧を印加する。この電圧は、粒子除去用電極60上に粒子が移動しやすくなるような電圧値に設定される。また、粒子除去用電極60にデータ電極32Bや32Cと同じ電圧を印加してもよい。これにより、粒子をより速やかに且つ確実に粒子除去用電極60上に移動させることができる。また、例えば粒子除去用電極60上の黒色粒子20をデータ電極32上に戻したい場合(初期化したい場合)には、例えば前述した初期化駆動と同様に、データ電極32A、32B、32Cと粒子除去用電極60に同じ交番電圧を印加して行うことができ、初期化駆動を速やかに行うことができる。また、粒子除去用電極60と走査電極26との間に粒子を除去するための交番電圧を印加したり、粒子除去用電極60に対して正の所定電圧をデータ電極32Aに対して印加してもよく、粒子の移動をきめ細かく制御することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、上記各実施形態と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
第2実施形態では、間隙部材18の幅よりも広い幅を有する粒子除去用電極60を設けた構成について説明したが、例えば間隙部材18の形状を、図8に示すように煉瓦状とした場合、粒子除去用電極60上に間隙部材18が存在しない領域62(代表として図8に網点でハッチングした領域)については、画像部として用いることができない。すなわちこの領域62の粒子除去用電極60とこれに隣接するデータ電極32とをセットにして同一の電圧を印加すれば粒子を移動させて黒表示又は白表示を行うことができるが、粒子除去用電極60の分だけ画素サイズが大きくなってしまい、表示品質が低下するためである。
そこで、図9に示すように、本実施形態に係る画像表示媒体10Bは、間隙部材18の幅方向両側に粒子除去用電極60A、60Bを設けた構成とした。なお、これ以外は図8に示す構成と同一である。
この場合、間隙部材18に隣接する画素で赤表示する場合には、この画素のデータ電極32に粒子除去用電圧を印加すると共に、これに隣接する粒子除去用電極60A(又は60B)に一定電圧を印加する。また、黒表示又は白表示する場合には、粒子除去用電極60A(又は60B)と、これに隣接するデータ電極32とをセットにして、これらに同一電圧を印加する。これにより、間隙部材18の形状を、図9に示すような煉瓦状とした場合でも、粒子除去用電極上に間隙部材18が存在しない領域を画像部として用いることができると共に、画素サイズも略均一にすることができる。
なお、上記実施形態では、データ電極32が赤一色の場合について説明したが、これに限らず、2色以上としてもよい。例えば図10に示すように、赤のデータ電極32R、緑のデータ電極32G、青のデータ電極32Bを並置した構成とし、間隙部材18近傍に電極不在部38を設けた構成としてもよい。これによりさらに多くの色を表示することが可能となる。
また、上記各実施形態では、電極の配置が単純マトリクス構造の画像表示媒体に画像を表示させる場合について説明したが、例えば電極の配置がアクティブマトリクス構造の画像表示媒体であっても、セルが複数の電極を含む構成であれば、本発明を適用可能である。
第1実施形態に係る画像表示媒体の断面図である。 電極の配置及び間隙部材の形状を示す平面図である。 (A)は白表示から黒表示するときの濃度特性を示す線図、(B)は黒表示か (A)は各電極に印加するON電圧及びOFF電圧について説明するための図、(B)は、各電極にON電圧又はOFF電圧を印加したときの各位置に印加される電圧について説明するための図である。 画像表示装置の概略構成図である。 第2実施形態に係る画像表示媒体の断面図である。 第2実施形態に係る画像表示媒体の電極の配置及び間隙部材の形状を示す平面図である。 第2実施形態に係る画像表示媒体の変形例に係る電極の配置及び間隙部材の形状を示す平面図である。 第3実施形態に係る画像表示媒体の電極の配置及び間隙部材の形状を示す平面図である。 変形例に係る画像表示媒体の電極の配置及び間隙部材の形状を示す平面図である。 第1実施形態に係る画像表示媒体の断面図である。 電極の配置及び間隙部材の形状を示す平面図である。 第1実施形態に係る画像表示媒体の断面図である。 電極の配置及び間隙部材の形状を示す平面図である。
符号の説明
10、10A、10B 画像表示媒体
12 表示基板
14 背面基板
18 間隙部材
20 黒色粒子
22 白色粒子
24 ガラス基板
26 走査電極
30 基板
32 データ電極
36 セル
38 電極不在部
40 駆動装置
42 走査電極駆動回路
44 データ電極駆動回路
46、48 電源回路
50 制御装置
60、60A 粒子除去用電極

Claims (7)

  1. 少なくとも透光性を有する表示基板と、前記表示基板と間隙をもって対向する背面基板と、予め定めた所定方向に沿って並置された複数の第1の電極と前記第1の電極と対向して配置された第2の電極との間に画像に応じた電圧が印加されることにより、前記表示基板と前記背面基板との基板間に形成された電界に応じて移動するように当該基板間に封入された前記背面基板の色と異なる少なくとも一種類の粒子群と、前記基板間を、前記第1の電極を複数含むセルに仕切る間隙部材と、を備えた画像表示媒体において、
    前記間隙部材と、当該間隙部材と隣接する第1の電極と、の間に、粒子除去用領域を設けたことを特徴とする画像表示媒体。
  2. 前記粒子除去用領域は、前記第1の電極が存在しない領域であることを特徴とする請求項1記載の画像表示媒体。
  3. 前記粒子除去用領域に、粒子除去用電極を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像表示媒体。
  4. 前記粒子除去用電極は、前記間隙部材の幅よりも広い幅を有する電極であることを特徴とする請求項3記載の画像表示媒体。
  5. 前記粒子除去用電極は、前記間隙部材の両側に設けた一対の電極であることを特徴とする請求項3記載の画像表示媒体。
  6. 前記複数の第1の電極は、ライン状の複数のデータ電極が並置されたデータ電極群であり、前記第2の電極は、前記データ電極と交差するライン状の複数の走査電極が並置された走査電極群であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像表示媒体。
  7. 前記粒子群は、色及び帯電特性が異なる複数種類の粒子群であることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の画像表示媒体。
JP2005073999A 2005-03-15 2005-03-15 画像表示媒体 Active JP4701764B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005073999A JP4701764B2 (ja) 2005-03-15 2005-03-15 画像表示媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005073999A JP4701764B2 (ja) 2005-03-15 2005-03-15 画像表示媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006258994A true JP2006258994A (ja) 2006-09-28
JP4701764B2 JP4701764B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=37098362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005073999A Active JP4701764B2 (ja) 2005-03-15 2005-03-15 画像表示媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4701764B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002169191A (ja) * 2000-09-21 2002-06-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像表示媒体及び画像表示装置
JP2003222912A (ja) * 2001-11-21 2003-08-08 Bridgestone Corp 画像表示装置および方法
JP2004163566A (ja) * 2002-11-12 2004-06-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像表示装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002169191A (ja) * 2000-09-21 2002-06-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像表示媒体及び画像表示装置
JP2003222912A (ja) * 2001-11-21 2003-08-08 Bridgestone Corp 画像表示装置および方法
JP2004163566A (ja) * 2002-11-12 2004-06-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4701764B2 (ja) 2011-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7885457B2 (en) Image processing device and image processing method which are capable of displaying white, black and a color other than white and black at each pixel
JP5317007B2 (ja) 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法および電子機器
KR100340972B1 (ko) 플라즈마어드레스표시장치
JP4615244B2 (ja) カラー画像表示装置
JP2008015070A (ja) カラー表示装置
JP2007279320A (ja) 画像表示媒体の駆動装置
JP4792864B2 (ja) 画像表示媒体の駆動装置及び駆動方法
JP4634808B2 (ja) 電気泳動ディスプレイ
US6628348B1 (en) Plasma address electrooptical device
JP4701764B2 (ja) 画像表示媒体
JP2006343681A (ja) 画像表示媒体の駆動装置及び駆動用データ生成プログラム
JP4374844B2 (ja) 画像表示装置
JP2007156477A (ja) 分割された電極を持つ反射型表示装置
JP4715251B2 (ja) 画像表示媒体の駆動装置及び駆動方法
US7746319B2 (en) Image display device
JP2006349767A (ja) 画像表示媒体
TW201040914A (en) Method for driving bistable display device
WO2012077647A1 (ja) 液晶パネル、表示装置、及び、その駆動方法
JP2007017703A (ja) 画像表示媒体及び画像表示媒体の駆動装置
JP4899379B2 (ja) 画像表示媒体の駆動装置及び駆動方法
KR100590144B1 (ko) 플라즈마 어드레스 표시 장치
KR100544125B1 (ko) 전극 구조가 개선된 디스플레이 패널
JP4887874B2 (ja) 画像表示媒体の駆動装置
JP4665572B2 (ja) 画像表示媒体の電源装置
JP2006235170A (ja) 画像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4701764

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250