JP2004163566A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】単純マトリクス駆動により着色粒子を使用した画像表示媒体を駆動しても十分な表示コントラストを実現することができる画像表示装置を提供する。
【解決手段】表示基板12と背面基板14との間には、互いに帯電特性の異なる黒粒子20、白粒子22とが封入されている。表示基板12の背面基板14との対向面には複数のライン状の列電極16が設けられ、背面基板14の表示基板12との対向面には列電極と直交する複数のライン状の行電極17が設けられている。粒子を移動させる必要のない非画像部の列電極16と行電極17との間には、粒子が移動しないぎりぎりの電圧である粒子停止最大電圧近傍の電圧を印加することにより、粒子を移動させる必要のある画像部の列電極16と行電極17との間に印加可能な最大電圧を大きくする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示装置に係り、より詳しくは、より詳しくは、透明な表示基板と背面基板との間に封入された着色粒子を電界によって駆動することで、繰返し画像表示を行う画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、所謂電子ペーパーと言われる繰り返し書き換えが可能なメモリー性のある画像表示技術として、着色粒子の回転(Twisting Ball Display)、電気泳動、サーマルリライタブル、メモリ性を有する液晶、エレクトロクロミー等の技術が知られている。
【0003】
このような技術の中で、粒子(トナー)を用いて表示する画像表示媒体として、異なる極性に帯電された黒色粒子と白色粒子とが対向するシート間に封入された画像表示媒体が提案されている(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。このような画像表示媒体は、シート間に電界を形成させて粒子を移動させることにより、黒色粒子と白色粒子とのコントラストとして画像を表示させる。
【0004】
また、上記特許文献1及び特許文献2には、所謂単純マトリックス駆動によりを画像表示媒体を駆動することが記載されている。
【0005】
単純マトリクス駆動では、表示基板側に複数のライン状の表示側電極を設けると共に、背面基板側に表示側電極の長手方向と直交する方向に複数のライン状の背面側電極を設ける。
【0006】
そして、例えば電圧を印加する背面側電極を順次変更しながら、これと同期して、粒子を移動させる必要のある画素に対応する表示側電極全てに電圧を印加する。これにより、必要な画素の粒子のみを移動させて所望の画像を表示することができる。
【0007】
このように、単純マトリクス駆動では、各画素毎に駆動するのではなく、各ライン毎に走査駆動するため、非画像書込み部にも電界が作用してしまう。従って単純マトリクス駆動を実施するには、画像表示媒体の表示特性として、ある印加電圧値までは表示がなされず、それ以上の電圧値では十分な表示がなされる必要がある。
【0008】
ここで、例えば正に帯電した黒色粒子と負に帯電した白色粒子が表示基板と背面基板との間に封入された画像表示媒体の表示特性、すなわち背面基板に対する表示基板の印加電圧と表示濃度との関係は、図7に示すような関係となる。図7に示すように、例えば黒色粒子が背面基板側に停止している状態が維持される粒子停止最大電圧(絶対値が最大の電圧)VthB、すなわち、絶対値がこれを越えた負の電圧が表示基板に印加されると背面基板側の黒色粒子が表示基板側へ移動開始する電圧までは表示がなされず(背面基板側の黒色粒子が移動を開始せず)、絶対値が粒子停止最大電圧VthBを越える負の電圧が印加されると表示がなされる(背面基板側の黒色粒子が表示基板側へ移動開始する)特性となっている。
【0009】
また、白色粒子についても同様であり、図7に示すように、白色粒子が背面基板側に停止している状態が維持される粒子停止最大電圧VthW、すなわち、これを越えた正の電圧が表示基板に印加されると背面基板側の白色粒子が表示基板側へ移動開始する電圧までは表示がなされず(背面基板側の白色粒子が移動を開始せず)、粒子停止最大電圧VthWを越える正の電圧が印加されると表示がなされる(背面基板側の白色粒子が表示基板側へ移動開始する)特性となっている。
【0010】
【特許文献1】
特開2001−33833号公報
【特許文献2】
特開2001−312225号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7から明らかなように、粒子停止最大電圧VthB(の絶対値)又はVthWを越える電圧が表示基板に印加されれば急激に表示濃度が変化するわけではなく、印加電圧の変化に応じて表示濃度が徐々に変化していく。
【0012】
従来の一般的な単純マトリクス駆動方法において、背面基板側にある黒色粒子を表示基板側に移動させる場合には、画像表示に寄与する表示側電極、すなわち画像部の表示側電極に印加される電圧をVCon、画像部の背面側電極に印加される電圧をVRon、画像表示に寄与しない表示側電極、すなわち非画像部の表示側電極に印加される電圧をVCoff、非画像部の背面側電極に印加される電圧をVRoffとすると、図8に示したように、非画像部の表示側電極及び背面側電極に印加される電圧VCoff、VRoffは接地(0V)して同電位とし、画像部の表示側電極及び背面側電極に印加される電圧VCon、VRonはそれぞれ粒子停止最大電圧VthB以下の電圧、粒子停止最大電圧VthW以下の電圧を印加していた。
【0013】
従って、粒子停止最大電圧VthB(の絶対値)と粒子停止最大電圧VthWとを同一電圧とした場合、図8に示すように、画像部の表示側電極と背面側電極との間に印加することができる印加可能最大電圧VBmax1、VWmax2は、粒子停止最大電圧の2倍の電圧となるが、この電圧では、図7に示すように十分な表示濃度を得ることができない。
【0014】
本発明は、前記問題点に鑑みて成されたものであり、着色粒子を使用した画像表示装置において、単純マトリクス駆動方式を採用しても、十分な表示コントラストを実現することができる画像表示装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、少なくとも透光性を有する表示基板と、前記表示基板と対向する背面基板と、前記表示基板と前記背面基板との基板間に形成された電界により前記基板間を移動可能に封入された少なくとも1種類の粒子群と、を備えた画像表示媒体と、前記表示基板側に設けられ、かつ平行に配置されたライン状の複数の表示側電極と、前記背面基板側に設けられ、かつ前記表示側電極の長手方向と交差する方向に配置されたライン状の複数の背面側電極と、前記複数の表示側電極のうち画像表示に寄与する表示側電極と前記複数の背面側電極のうち画像表示に寄与しない背面側電極との間、前記画像表示に寄与しない表示側電極と前記画像表示に寄与する背面側電極との間、前記画像表示に寄与しない表示側電極と前記画像表示に寄与しない背面側電極との間に、前記粒子群が移動しない範囲の電圧のうち絶対値が最大となる最大電圧近傍の電圧を印加する電圧印加手段を備えたことを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、画像表示媒体を構成する表示基板と背面基板との間には、少なくとも1種類の粒子群が封入されている。粒子群が1種類の場合には、例えば背面側の基板を着色された基板とし、背面側の基板が表示側の基板側から視認できるように粒子を移動させたりすることにより粒子と背面基板の色とのコントラストで画像を表示することができる。色及び帯電特性が異なる複数種類の粒子群を用いた場合には、表示させたい画像に応じて各々の粒子群を移動させることにより、異なる種類の粒子のコントラストで画像を表示することができる。
【0017】
表示基板側には、ライン状の複数の表示側電極が平行に配置されており、背面基板側には、表示基板及び背面基板を平面視したときに表示側電極の長手方向と交差する方向、例えば直交する方向にライン状の複数の背面側電極が配置されている。すなわち、表示側電極及び背面側電極は所謂単純マトリクス構造の電極となっている。
【0018】
なお、表示基板は、透光性を有しており、例えば透明、半透明、有色透明の何れかであるガラス基板や絶縁性の樹脂等の誘電体等で構成することができる。また、粒子は絶縁性の粒子や導電性の粒子を用いることができる。また、表示側電極及び背面側電極は、表示基板及び背面基板の対向面に各々設けてもよいし、表示基板及び背面基板の対向面と反対側の面、すなわち外側の面に設けてもよいし、基板の中に設けてもよいし、表示基板及び背面基板の外側に別個独立に設けてもよい。
【0019】
電圧印加手段は、複数の表示側電極のうち画像表示に寄与する表示側電極、すなわち、画像表示させるべく粒子を移動させる必要がある画素位置を含む表示側電極と複数の背面側電極のうち画像表示に寄与しない背面側電極、すなわち粒子を移動させる必要のない画素位置を含む背面側電極との間に、粒子群が移動しない範囲の電圧のうち絶対値が最大となる最大電圧近傍の電圧を印加する。
【0020】
また、画像表示に寄与しない表示側電極と画像表示に寄与する背面側電極との間、画像表示に寄与しない表示側電極と画像表示に寄与しない背面側電極との間に対しても、前記最大電圧近傍の電圧を印加する。すなわち、粒子を移動させる必要がある画素位置を含む画像表示に寄与する表示側電極及び背面側電極以外の表示側電極と背面側電極との間の各々、すなわち、粒子を移動させる必要のない画素位置に対応する表示側電極と背面側電極との間に、これを越えると粒子群が移動を開始する電圧である最大電圧の近傍の電圧を印加する。
【0021】
このように、電圧印加手段は、粒子を移動させる必要のない画像表示に寄与しない表示側電極と画像表示に寄与しない背面側電極とを同電位とせず、両電極間に粒子群が移動しない範囲の最大電圧近傍の電圧を印加する。
【0022】
これにより、従来のように、画像表示に寄与しない表示側電極と画像表示に寄与しない背面側電極とを接地して同電位とした場合と比較して、画像表示に寄与する表示側電極と画像表示に寄与する背面側電極との間に印加する電圧を大きくすることができるため、単純マトリクス駆動で駆動しても十分なコントラストを得ることができる。
【0023】
なお、この場合、隣接する表示側電極間又は隣接する背面側電極間に粒子が移動を開始する電圧以上の電圧が印加され、粒子が移動してしまう場合がある。
【0024】
そこで、請求項2に記載したように、隣接する表示側電極の間隙の各々に対応する位置及び隣接する背面側電極の間隙の各々に対応する位置の少なくとも一方に、前記表示基板と前記背面基板との間を仕切る仕切部材をさらに備えることが好ましい。
【0025】
これにより、隣接する表示側電極間又は隣接する背面側電極間での粒子の移動を防ぐことができ、地汚れや表示濃度の低下を防ぐことができる。
【0026】
また、請求項3に記載したように、前記粒子群は、色及び帯電特性が異なる複数種類の粒子群とすることができる。例えば色及び帯電特性が異なる第1の粒子群及び第2の粒子群を用いた場合において、第1の粒子群の色(例えば白)を表示している状態から第2の粒子群の色(例えば黒)を表示する場合には、画像表示に寄与しない表示側電極と画像表示に寄与する背面側電極との間、画像表示に寄与する表示側電極と画像表示に寄与しない背面側電極との間に対しては、第2の粒子群が移動しない範囲の最大電圧を印加し、画像表示に寄与しない表示側電極と画像表示に寄与しない背面側電極との間に対しては、第1の粒子群が移動しない範囲の最大電圧を印加することができる。これにより、画像表示に寄与する表示側電極と画像表示に寄与する背面側電極との間に対しては、第2の粒子群が移動しない範囲の最大電圧の2倍の電圧と、第1の粒子群が移動しない範囲の最大電圧とを足した電圧まで印加することができる。これにより、コントラストの高い表示を行うことが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0028】
図1には、本実施の形態に係る画像表示装置80を示した。画像表示装置80は、画像表示媒体10と、この画像表示媒体10を駆動する駆動装置82とを備えている。図2に示すように、画像表示媒体10は、画像表示側である透明な表示基板12と、当該表示基板12と対向し所定間隙を隔てて配置される背面基板14とを備えている。
【0029】
この画像表示媒体10は、所謂単純マトリクス駆動方式により駆動されるものであり、図2、図3(A)、(B)に示すように、表示基板12の背面基板14との対向面には複数のライン状の電極(列電極)16(以下、「列電極」という)が設けられ、同様に、背面基板14の表示基板12との対向面にも複数のライン状の電極(行電極)17(以下、「行電極」という)が設けられている。そして、表示基板12と背面基板14とは、互いに設けられた列電極16と行電極17とが直交するように対峙して配置される(図1参照)。
【0030】
また、列電極16側には絶縁層18が形成され、行電極17側には絶縁層19が各々形成されている。絶縁層18、19は例えばポリカーボネート等で構成される。
【0031】
なお、本実施の形態では、説明の簡略化のために4×4の単純マトリックス構成とし、表示基板12の4つの列電極16をそれぞれa、b、c、dとし、背面基板14の行電極17をそれぞれi、ii、iii、ivとした。実際には、画像表示に必要な縦横画素数に対応した本数の電極が各基板に形成されることはいうまでもない。また、本実施の形態では、表示基板12のライン状の電極16が列電極であり、背面基板14のライン状の電極17が行電極を形成するように構成したが、これとは逆に表示基板12に行電極を設け、背面基板14に列電極を設けた構成であってもよい。
【0032】
また、列電極16及び行電極17は、表示基板12及び背面基板14の中に埋め込まれていてもよく、表示基板12及び背面基板14の対向する側の面と反対側の面に形成されていてもよく、表示基板12及び背面基板14の外側に別個独立に配置されていてもよい。
【0033】
表示基板12と背面基板14との間には、互いに帯電特性の異なる粒子群であって、正に帯電した黒粒子20と負に帯電した白粒子22とが封入されている。
【0034】
また、表示基板12と背面基板14との間には間隙部材21が設けられ、これにより表示基板12と背面基板14との間が一定間隔に保たれる。
【0035】
図1に示すように、画像表示媒体10は駆動装置82と接続されている。具体的には、表示基板12の列電極16及び背面基板14の行電極17は、それぞれ列電極駆動回路30、行電極駆動回路32に接続されており、列電極駆動回路30及び行電極駆動回路32はシーケンサ34と外部電源36に接続されている。シーケンサ34は画像入力装置38に接続され、画像入力装置38からインプットされる任意の画像情報に応じて、列電極駆動回路30、行電極駆動回路32に画像情報信号を出力する。
【0036】
単純マトリックス駆動では、シーケンサ34から行毎の画像書込み信号(走査信号)が行電極駆動回路32に送られ、行電極駆動回路32から背面基板14の行電極17に画像書込電圧が順次印加される。同時に、背面基板14の行電極17に順次印加される画像書込電圧と同期して、画像書込電圧が印加される行に対応した画像情報信号がシーケンサ34から列電極駆動回路30へ送られ、列電極駆動回路30から表示基板12の列電極16に書込み行に対応した画像書込電圧が一斉に印加される。これが1行目から最終行目まで順次行われ、所望の画像が表示されるようになっている。電圧の印加が停止されも、鏡像力により黒粒子20又は白粒子22は表示基板12又は背面基板14に付着したままとなり、画像表示が維持される。
【0037】
なお、列電極16は本発明の表示側電極に相当し、行電極17は本発明の背面側電極に相当し、列電極駆動回路30、行電極駆動回路32、及びシーケンサ34は本発明の電圧印加手段に相当する。
【0038】
以下に、本発明の画像表示装置の作用について説明する。
【0039】
なお、画像表示媒体10の表示特性は、図7に示すような特性とする。すなわち、表示基板12と背面基板14との距離は300μmであり、例えば黒粒子20が背面基板14側に停止している状態を維持することのできる範囲の電圧の中で絶対値が最大の電圧である粒子停止最大電圧VthB(黒粒子20が表示基板12側へ移動を開始しない最大電圧)よりも低い電圧が表示基板12に印加されると背面基板14側の黒粒子20が表示基板12側へ移動開始する。粒子停止最大電圧VthBは一例として−80Vであり、列電極16の印加電圧(行電極17に対する列電極16の電位)が−300V程度でほぼ飽和する。
【0040】
また、白粒子22が背面基板14側に停止している状態を維持することができる範囲の電圧の中で最大の電圧である粒子停止最大電圧VthW(白粒子22が表示基板12側へ移動を開始しない最大電圧)を越えた電圧が表示基板12に印加されると背面基板14側の白粒子22が表示基板12側へ移動開始する。粒子停止最大電圧VthWは一例として+70Vであり、印加電圧が+300V程度でほぼ飽和する。
【0041】
また、ここでは、単純マトリックス駆動方式によって白表示面に黒の画像表示を行う例を説明する。
【0042】
なお、以下の説明では、画像情報信号に応じて表示基板12の列電極16に印加する画像書込電圧(画像表示に寄与する列電極16に印加する電圧)をVCon、背面基板14の行電極17に順次印加する画像書込電圧(画像表示に寄与する行電極17に印加する電圧)をVRon、画像を書込まない列電極16に印加する非画像書込電圧(画像表示に寄与しない列電極16に印加する電圧)をVCoff、画像を書込まない行電極17に印加する非画像書込電圧(画像表示に寄与しない行電極17に印加する電圧)をVRoffとする。
【0043】
単純マトリクス駆動では、列側の画像書込電圧VConと行側の非画像書込電圧VRoffとの差の絶対値|VCon−VRoff|、列側の非画像書込電圧VCoffと行側の画像書込電圧VRonとの差の絶対値|VCoff−VRon|が粒子停止最大電圧の絶対値|VthB|を越えると、非画像書込み部で黒粒子20が表示基板12側に移動してしまい地汚れが発生してしまう。
【0044】
また、列側の非画像書込電圧VCoffと行側の非画像書込電圧VRoffとの差の絶対値|VCoff−VRoff|が粒子停止最大電圧の絶対値|VthW|を越えると、画像書込み部で一度黒表示を行った個所に再度白粒子22が移動してきてしまい、表示濃度が低下してしまう。
【0045】
このため、列側の画像書込電圧VConと行側の非画像書込電圧VRoffとの差の絶対値|VCon−VRoff|が、粒子停止最大電圧の絶対値|VthB|以下となるように、すなわち、|VthB|≧|VCon−VRoff|の条件を満たし、列側の非画像書込電圧VCoffと行側の画像書込電圧VRonとの差の絶対値|VCoff−VRon|が粒子停止最大電圧の絶対値|VthB|以下となるように、すなわち、|VthB|≧|VCoff−VRon|の条件を満たし、列側の非画像書込電圧VCoffと行側の非画像書込電圧VRoffとの差の絶対値|VCoff−VRoff|が粒子停止最大電圧の絶対値|VthW|以下となるように、すなわち、|VthW|≧|VCoff−VRoff|の条件を満たすように、列電極16及び行電極17に電圧を印加する。
【0046】
このため、列側の画像書込電圧VConと行側の画像書込電圧VRonとの差の絶対値|VCon−VRon|は、粒子停止最大電圧の絶対値|VthB|の2倍の電圧に粒子停止最大電圧の絶対値|VthW|を加えた電圧まで印加することができる。すなわち、|VCon−VRon|≦2|VthB|+|VthW|となる。
【0047】
このように、粒子を移動させる必要のない非画像部の列電極16と行電極17との間に印加される電圧が粒子停止最大電圧以下となるように非画像部の列電極16及び行電極17に電圧を印加することにより、地汚れや表示濃度の低下を防ぐことができる。
【0048】
なお、図4に示したように、|VthB|=|VCon−VRoff|、|VthB|=|VCoff−VRon|、|VthW|=|VCoff−VRoff|となるように列電極16及び行電極17に電圧を印加することが好ましい。すなわち、粒子を移動させる必要のない非画像部の列電極16と行電極17との間に印加される電圧が、粒子が停止している状態を維持するぎりぎりの電圧である粒子停止最大電圧と同じとなるように非画像部の列電極16及び行電極17に電圧を印加する。
【0049】
これにより、図4に示すように、従来のように非画像部の列電極16及び行電極17を接地する等により同一電位とする場合と比較して、画像部の列電極16と行電極17との間に印加することができる印加可能最大電圧VBmax2、VWmax2を従来の印加可能最大電圧VBmax1、VWmax1よりも高くすることができる。例えば粒子停止最大電圧の絶対値|VthW|を粒子停止最大電圧の絶対値|VthB|と同一とした場合、従来では粒子停止最大電圧の2倍までの電圧しか印加できなかったのに対し、粒子停止最大電圧の3倍の電圧まで印加することができる。このため、図7からも明らかなように、十分な表示コントラストを達成することが可能となる。
【0050】
次に、具体的な電圧の印加について説明する。
【0051】
図1の斜線で示した画素、すなわち、列電極16と行電極17との交差する部位、i行a列、i行c列、ii行b列、ii行d列、iii行a列、iii行c列の画素について、白表示から黒表示に変える場合、まずi行目の画像表示を行うために、背面基板14のi行目の行電極に画像書込電圧VRonが印加され、これと同期して表示基板12のa列とc列の列電極に画像書込電圧VConが印加され、表示基板12のb列とd列の列電極に非画像書込電圧VCoffが印加され、背面基板14のii〜iv行目の行電極にRoffが印加される。
【0052】
これにより、i行a列、i行c列の列電極と行電極との間には(VCon−VRon)の電圧が印加され、背面基板14側の黒粒子20が基板間に形成された電界によるクーロン力により表示基板12側へ移動し黒表示される。
【0053】
また、i行b列、i行d列の列電極と行電極との間には(VCoff−VRon)の電圧が印加されるが、この電圧(の絶対値)は粒子停止最大電圧VthB(の絶対値)以下の電圧であるため、背面基板14側の黒粒子20は停止したままで表示基板12側へは移動せず、白表示のままとなる。
【0054】
また、ii〜iv行a列、ii〜iv行c列の列電極と行電極との間には(VCon−VRoff)の電圧が印加されるが、この電圧(の絶対値)は粒子停止最大電圧VthB(の絶対値)以下の電圧であるため、背面基板14側の黒粒子20は停止したままで表示基板12側へは移動せず、白表示のままとなる。
【0055】
また、ii〜iv行b列、ii〜iv行d列の列電極と行電極との間には(VCoff−VRoff)の電圧が印加されるが、この電圧(の絶対値)は粒子停止最大電圧VthW(の絶対値)以下の電圧であり、また、初期状態では表示基板12側に白粒子22が存在するため、表示基板12側の白粒子22は停止したままで背面基板14側へは移動せず、白表示のままとなる。
【0056】
次にii行目の画像表示を行うために、背面基板14のii行目の行電極に画像書込電圧VRonが印加され、これと同期して表示基板12のb列とd列の列電極に画像書込電圧VConが印加され、表示基板12のa列とc列の列電極に非画像書込電圧VCoffが印加され、背面基板14のi,iii,iv行目の行電極にRoffが印加される。
【0057】
これにより、ii行b列、ii行d列の列電極と行電極との間には(VCon−VRon)の電圧が印加され、背面基板14側の黒粒子20が基板間に形成された電界によるクーロン力により表示基板12側へ移動し黒表示される。
【0058】
また、ii行a列、ii行c列の列電極と行電極との間には(VCoff−VRon)の電圧が印加されるが、この電圧(の絶対値)は粒子停止最大電圧VthB(の絶対値)以下の電圧であるため、背面基板14側の黒粒子20は停止したままで表示基板12側へは移動せず、白表示のままとなる。
【0059】
また、i,iii,iv行b列、i,iii,iv行d列の列電極と行電極との間には(VCon−VRoff)の電圧が印加されるが、この電圧(の絶対値)は粒子停止最大電圧VthB(の絶対値)以下の電圧であるため、背面基板14側の黒粒子20は停止したままで表示基板12側へは移動せず、白表示のままとなる。
【0060】
また、iii,iv行a列、iii,iv行c列の列電極と行電極との間には(VCoff−VRoff)の電圧が印加されるが、この電圧(の絶対値)は粒子停止最大電圧VthW(の絶対値)以下の電圧であり、また、初期状態では表示基板12側に白粒子22が存在するため、表示基板12側の白粒子22は停止したままで背面基板14側へは移動せず、白表示のままとなる。
【0061】
また、i行a列、i行c列の列電極と行電極との間にも(VCoff−VRoff)の電圧が印加されるが、この電圧(の絶対値)は粒子停止最大電圧VthW(の絶対値)以下の電圧であるため、表示基板12側に一旦移動した黒粒子20は表示基板12側で停止したままで背面基板14側へは移動せず、黒表示のままとなる。なお、iii行目の画像表示についても上記と同様である。
【0062】
このように、粒子を移動させる必要のない非画像部の列電極と行電極との間に粒子停止最大電圧近傍の電圧を印加することにより、地汚れや表示濃度の低下を防ぐことができると共に、画像部の列電極と行電極との間に印加する電圧を高くすることができるので、単純マトリクス駆動で駆動しても十分なコントラストを得ることができる。
【0063】
なお、隣接する画像部の列電極に印加される画像書込電圧VConと非画像部の列電極に印加される非画像書込電圧VCoffとの差の絶対値|VCon−VCoff|が粒子停止最大電圧を越えると、表示駆動時に表示基板12側の隣接電極間で粒子が移動して抜けてしまい、筋状の表示ノイズが発生してしまう場合がある。
【0064】
このため、図5に示したように、隣接する列電極間の各々に表示基板12と背面基板14との間を仕切る仕切部材40を形成するようにしてもよい。これにより、|VCon−VCoff|が粒子停止最大電圧を越えた場合でも、隣接する列電極間での粒子の移動を防ぐことができ、表示ノイズを防ぐことができる。
【0065】
同様に、隣接する画像部の行電極に印加される画像書込電圧VRonと非画像部の行電極に印加される非画像書込電圧VRoffとの差の絶対値|VRon−VRoff|が粒子停止最大電圧を越えると、表示駆動時に背面基板14上の粒子の拡散移動が顕著になり、画像のぼけが発生してしまう。
【0066】
このため、図6に示したように、隣接する行電極間の各々に表示基板12と背面基板14との間を仕切る仕切部材42を形成するようにしてもよい。これにより、|VRon−VRoff|が粒子停止最大電圧を越えた場合でも、隣接する行電極間での粒子の移動を防ぐことができ、画像のぼけを防ぐことができる。
【0067】
なお、仕切部材40と仕切部材42とを両方設けるようにしてもよい。これにより、基板間を表示の最小画素単位毎に区切るセル構成とすることができ、表示駆動時に隣接電極間に形成される電界によって粒子が他の画素へ移動するのを完全に防止することができ、よりコントラストが高く、かつノイズの少ない画像を表示することができる。
【0068】
【発明の効果】
本発明によれば、単純マトリクス駆動方式により画像表示媒体を駆動した場合でも十分な表示コントラストを実現することができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像表示装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】(A)は、図1のA−A断面図であり、(B)は、図1のB−B断面図である。
【図3】(A)は、表示基板の平面図であり、(B)は、背面基板の平面図である。
【図4】電圧印加方法について説明するための図である。
【図5】画像表示媒体の他の例を示す断面図である。
【図6】画像表示媒体の他の例を示す断面図である。
【図7】背面基板側の電極に対する表示基板側の電極に印加される電圧と表示濃度との関係を示す線図である。
【図8】従来の電圧印加方法について説明するための図である。
【符号の説明】
10 画像表示媒体
12 表示基板
14 背面基板
16 列電極
17 行電極
18、19 絶縁層
20 黒粒子
21 間隙部材
22 白粒子
30 列電極駆動回路
32 行電極駆動回路
34 シーケンサ
36 外部電源
38 画像入力装置
40 仕切部材
42 仕切部材
80 画像表示装置
82 駆動装置

Claims (3)

  1. 少なくとも透光性を有する表示基板と、前記表示基板と対向する背面基板と、前記表示基板と前記背面基板との基板間に形成された電界により前記基板間を移動可能に封入された少なくとも1種類の粒子群と、を備えた画像表示媒体と、
    前記表示基板側に設けられ、かつ平行に配置されたライン状の複数の表示側電極と、
    前記背面基板側に設けられ、かつ前記表示側電極の長手方向と交差する方向に配置されたライン状の複数の背面側電極と、
    前記複数の表示側電極のうち画像表示に寄与する表示側電極と前記複数の背面側電極のうち画像表示に寄与しない背面側電極との間、前記画像表示に寄与しない表示側電極と前記画像表示に寄与する背面側電極との間、前記画像表示に寄与しない表示側電極と前記画像表示に寄与しない背面側電極との間に、前記粒子群が移動しない範囲の電圧のうち絶対値が最大となる最大電圧近傍の電圧を印加する電圧印加手段を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 隣接する表示側電極の間隙の各々に対応する位置及び隣接する背面側電極の間隙の各々に対応する位置の少なくとも一方に、前記表示基板と前記背面基板との間を仕切る仕切部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記粒子群は、色及び帯電特性が異なる複数種類の粒子群であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像表示装置。
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