JP2006110928A - 電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法とその製造方法により作製した電子レンジ加熱調理用の軟包装袋 - Google Patents

電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法とその製造方法により作製した電子レンジ加熱調理用の軟包装袋 Download PDF

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【課題】フィルムの種類を選ばずに作製可能で、幅方向の寸法安定性の良い、製品にカール発生のない電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法を提供すること。
【解決手段】ロール状の複合フィルム(1)から上下分割工程(A)、折り込み部形成工程(B)、上下フィルム合流・易剥離テープ挿入工程(C)、蒸気抜き孔形成工程(D)、易剥離テープ仮止め工程(E)、易剥離テープ接着・異型シール工程(F)、底部シール形成工程(G)、側部シール形成工程(H)、カッティング工程(I)、前記各工程がこの順序で連続して行われる電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法とその製造方法により作製した電子レンジ加熱調理用の軟包装袋に関するものであり、特には、折り込み部を幅方向に突出させた、電子レンジ加熱可能な蒸気抜き機能を有する軟包装袋の製造方法とその製造方法により作製した電子レンジ加熱可能な軟包装袋に関する。
従来、折り込み部を幅方向に突出させて形成した電子レンジ加熱が可能な蒸気抜き機能を有する軟包装袋の製造方法としては、ガセット製袋機をベースとしたものが存在している。しかしこの方法では、折り込み部は折りクセの付きやすいフィルムを用いてしか生産できない.幅方向の寸法安定性が良くない.滑りが悪いフィルムでは生産しにくい.表裏のフィルムを重ねて同時に折り込むので製品にカールが発生しやすい.といった問題がある。
本発明は、折り込み部を幅方向に突出させて形成した電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、フィルムの種類を選ばずに作製可能で、幅方向の寸法安定性の良い、製品にカール発生のない電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法とその製造方法により作製した電子レンジ加熱調理用の軟包装袋を提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、少なくとも内面にシーラント層を配した複合フィルムを上下二つに分割し、該分割した上側の複合フィルムを流れ方向に対して平行な二本の折り曲げ線によりシーラント層が内面になるようにZ字状に折り曲げて折り込み部を形成させ、該折り込み部には流れ方向と平行に易剥離テープを挿入して折り込み部の内面と部分的に熱融着させ、折り込み部の先端近傍は未シール部分を囲むように部分的に熱融着されて、前記未シール部分に蒸気抜き用の孔を形成させ、折り込み部を形成させた上側の複合フィルムと、折り込み部を形成させてない下側の複合フィルムとをシーラント層同士を対向させて重ね合わせて周囲を順次底部シール、側部シールしてなる電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法であって、一つの複合フィルムを一定速度で上下二つの複合フィルムに分割する上下分割工程、上下に分割した複合フィルムの一方の上側フィルムは、流れ方向に対して平行な二つの折り曲げ治具によりシーラント層が内面になるようにZ字状に折り曲げて、外方に突出した折り込み部を形成させる折り込み部形成工程、上下の複合フィルムともダンサーロールを通過させて連続運動から間欠運動に変換後、上下の複合フィルムをシーラント層同士を対向させて重ね合わせると同時に、折り込み部の内側に易剥離テープを挿入する上下フィルム合流、易剥離テープ挿入工程、蒸気抜き用に折り込み部の先端をカットする蒸気抜き孔形成工程、折り込み部の内側に挿入された易剥離テープの一部を折り込み部に仮に熱融着させる易剥離テープ仮止め工程、易剥離テープが仮止めされた折り込み部と易剥離テープを同時に熱融着させて、折り込み部を先端の一部に未シール部分を残してフィルムの流れ方向と平行に適宜の形状にシールする易剥離テープ接着・異型シール工程、合流した上下の複合フィルムに所望の間隔をおいてフィルムの流れ方向と平行に底部シールを行う底部シール形成工程、ついで底部シールの端縁にかかるように流れ方向と直角の方向に側部シールする側部シール形成工程、側部シールされた上下の複合フィルムの側部シール部分を切断するカッティング工程、上記各工程がこの順序で連続して行
われることを特徴とする、電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法である。
このように請求項1記載の発明によれば、一つの複合フィルムを一定速度で上下二つの複合フィルムに分割する上下分割工程、上下に分割した複合フィルムの一方の上側フィルムは、流れ方向に対して平行な二つの折り曲げ治具によりシーラント層が内面になるようにZ字状に折り曲げて、外方に突出した折り込み部を形成させる折り込み部形成工程、上下の複合フィルムともダンサーロールを通過させて連続運動から間欠運動に変換後、上下の複合フィルムをシーラント層同士を対向させて重ね合わせると同時に、折り込み部の内側に易剥離テープを挿入する上下フィルム合流、易剥離テープ挿入工程、蒸気抜き用に折り込み部の先端をカットする蒸気抜き孔形成工程、折り込み部の内側に挿入された易剥離テープの一部を折り込み部に仮に熱融着させる易剥離テープ仮止め工程、易剥離テープが仮止めされた折り込み部と易剥離テープを同時に熱融着させて、折り込み部を先端の一部に未シール部分を残してフィルムの流れ方向と平行に適宜の形状にシールする易剥離テープ接着・異型シール工程、合流した上下の複合フィルムに所望の間隔をおいてフィルムの流れ方向と平行に底部シールを行う底部シール形成工程、ついで底部シールの端縁にかかるように流れ方向と直角の方向に側部シールする側部シール形成工程、側部シールされた上下の複合フィルムの側部シール部分を切断するカッティング工程、上記各工程がこの順序で連続して行われるので、電子レンジ加熱調理用の軟包装袋を綺麗に規則正しく作製することができる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記カッティング工程の後に、底部シールの隅角を丸くカットすると同時に側部シールの外縁にノッチを入れる角丸、ノッチ形成工程が配置されていることを特徴とする、電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法である。
このように請求項2記載の発明によれば、カッティング工程の後に、底部シールの隅角を丸くカットすると同時に側部シールの外縁にノッチを入れる角丸、ノッチ形成工程が配置されているので、隅角が尖らず手触りが良く、かつ、ノッチの入った電子レンジ加熱調理用の軟包装袋を作製することができる。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記折り込み部形成工程には、折り込み深さ、位置ずれを検知するための検知器K1が取り付けられていることを特徴とする、電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法である。
このように請求項3記載の発明によれば、折り込み部形成工程に、折り込み深さ、位置ずれを検知するための検知器K1を取り付けておくことにより、電子レンジ加熱調理用の軟包装袋により正確な折り込み部を形成させることができる。
また、請求項4の発明は、請求項1、2又は3の発明において、前記上下フィルム合流、易剥離テープ挿入工程には、易剥離テープの位置ずれを検知するための検知器K2が取り付けられていることを特徴とする、電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法である。
このように請求項4記載の発明によれば、上下フィルム合流、易剥離テープ挿入工程に、易剥離テープの位置ずれを検知するための検知器K2を取り付けておくことにより、易剥離テープを正しい位置に正確に挿入することができる。
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3又は4の発明において、前記各工程を施す装置が上下分割工程以後は流れ方向に対して線対象に一対ずつ配置されていることを特徴とする、電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法である。
このように請求項5記載の発明によれば、各工程を施す装置が上下分割工程以後は流れ方向に対して線対象に一対ずつ配置されているので、一度の作業で二袋ずつ作製することができる。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3、4又は5の発明を用いて作製した電子レンジ加熱調理用の軟包装袋である。
このように本発明の軟包装袋の製造方法を用いることにより、電子レンジ加熱調理用の三方シール袋と自立袋(スタンディングパウチ)の併用生産が可能になる。ガセット折り込み方式に比較して生産速度の向上が見込める。折り込み部が安定して作製できるので、折り癖がつきにくいフィルムでも生産が可能になる。二つの複合フィルムに分離後に折り込み部を形成するため、折り込み部が比較的浅くても生産が可能になる。製袋時に注意が必要な折り込み量が少ない。フィルムのスベリの影響が少ない。易剥離テープと折り込み部の仮止めシールと、蒸気抜き孔を形成する異型シールを分離することにより、異なるヒートシール条件で製袋することが可能になる。
本発明を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法は、例えば、図1〜図4に示すように、先ず、本体原反供給部(a)よりロール状に巻かれた複合フィルム(1)を一定速度で運転させながら上下二つの複合フィルムに分割する上下分割工程(A)を経る。
つぎに、上下に分割された複合フィルムの一方の上側フィルム(11)は、流れ方向に対して平行に折り曲げ線を付与する二つの折り曲げ治具(b,b)によりシーラント層(11a)が内面になるようにZ字状に折り曲げられて、外方に突出した折り込み部(13)を形成させる折り込み部形成工程(B)にすすむ。
このように、二つの折り曲げ治具(b,b)を使用して上側フィルム(11)をZ字状に折り曲げるので、折り曲げが浅い場合でも自在に折り曲げることができる。
ついで、上下の複合フィルム(11,12)共にダンサーロール(c)を通過させて連続運動から間欠運動に変換させ、上下の複合フィルム(11,12)をシーラント層(11a,12a)同士を対向させて重ね合わせると同時に、折り込み部(13)の内側にテープ供給部(d)より供給された易剥離テープ(2)を挿入する上下フィルム合流・易剥離テープ挿入工程(C)にすすむ。
つぎに、蒸気抜き用に折り込み部(13)の先端の未シール部分(14)にカッティング装置等(f)により蒸気抜き用の蒸気抜き孔(16)を穿孔する蒸気抜き孔形成工程(D)にすすむ。
ついで、電子レンジ機能部分を形成させるために、易剥離テープ(2)の一部を仮止めする必要があることから、テープシールユニット(g)を用いて易剥離テープの一部と折り込み部の一部を熱融着する易剥離テープ仮止め工程(E)に進む。
つぎに、上側の複合フィルム(11)と下側の複合フィルム(12)が重なった状態で、折り込み部の内側に挿入された易剥離テープ(2)を折り込み部に熱融着させると共に、折り込み部(13)を先端の一部に未シール部分(14)を残してフィルムの流れ方向
と平行に適宜の形状に異型シール具(e)を用いてシールする易剥離テープ接着・異型シール工程(F)にすすむ。
その際、上側の複合フィルムと下側の複合フィルムが熱融着しないように、上側の複合フィルムと下側の複合フィルムの間には緩衝板(図示せず)が挿入されている。
つぎに、合流した上下の複合フィルム(11,12)に所望の間隔をおいてフィルムの流れ方向と平行に底部シール(17)を行う底部シール形成工程(G)にすすむ。
ついで、底部シール(17)の端縁にかかるように流れ方向と直角の方向に側部シール(18)する側部シール形成工程(H)を経て、側部シールされた上下の複合フィルムの側部シール部分を切断するカッティング工程(I)を通って折り込み部(13)が外方に突出した軟包装袋(20)が作製される。
本発明の製造方法においては、上記各工程がこの順序でロール状の複合フィルム(1)を停止させることなく連続して行われる。
なお、カッティング工程(I)の後に、底部シールの隅角(21)を丸くカットすると同時に側部シールの端縁にノッチ(22)を入れる、角丸・ノッチ形成工程が配置されることもある。角丸・ノッチ形成工程を経ることにより軟包装袋は、コーナーに触れても角が丸く、傷などがつくことがなくなり、また、ノッチから開封治具等を使用せずに簡単に手で開封することができる。
また、折り込み形成工程(B)に折り込み深さや折り込みの位置ずれを検知するための検知器K1(図示せず)を取り付けておくことにより、折り込み部(13)をより正確に形成させることができる。
また、上下フィルム合流・易剥離テープ挿入仮接着工程(C)では、易剥離テープの位置ずれを検知するための検知器K2(図示せず)を取り付けておくことにより、易剥離テープ(2)を所定の位置に正確に挿入して仮接着することができる。
また、図2に示すように、各工程を施す装置が上下分割工程以後は流れ方向に対して線対象に一対ずつ配置することにより、一台の装置で一度に二つの電子レンジ加熱調理用の軟包装袋を作製することができる。
また、本発明で使用する複合フィルム(1)は、少なくとも内面にポリエチレン樹脂等のポリオレフィン系樹脂からなるシーラント層(11a,12a)が配置された複合フィルム(1)であれば良い。具体例をあげるならば、複合フィルムの基材として、ポリオレフィン(ポリエチレン,ポリプロピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート,ポリブチレンテレフタレート,ポリエチレンナフレート等)、ポリアミド(ナイロン−6,ナイロン−66,ポリイミド等)など、あるいはこれらの高分子の共重合体など,通常包装材料として用いられる比較的耐熱性を有するプラスチックフィルムないしシートが挙げられる。
この基材には、例えば、帯電防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、滑剤、着色剤などの公知の添加剤を加えることができ、必要に応じて適宜添加される。さらに基材の表面をコロナ放電処理、アンカーコート処理等の表面改質を行い、後記するシーラント層等との接着性を向上させることもできる。また、必要に応じて、基材の表面または裏面に印刷層(図示せず)を形成させることもできる。
ガスバリア性をアルミニウム箔なみに向上させるため、基材のプラスチックフィルムに、酸化アルミニウムや酸化ケイ素などの無機化合物の薄膜を物理蒸着あるいは化学蒸着などの蒸着法により20〜100nm程度の厚さに設けた無機化合物蒸着プラスチックフィルムを用いることもできる。この場合のプラスチックフィルムとしては、延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましく使用できる。
シーラント層(11a,12a)は、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン共重合体、飽和ポリエステルなど熱融着性のある樹脂であれば使用できるが、電子レンジ適性等を考慮すると、厚さが60〜80μm程度のポリプロピレン樹脂がより好ましく使用できる。
落下強度、突き刺し強度やガスバリア性を向上させる必要がある場合、基材とシーラント層の間に中間層を介在させることができる。
中間層としては、例えば、ナイロンフィルム、ポリエステルフィルム等が好ましく使用できる。また、この中間層には、酸化ケイ素、酸化アルミニウム等の無機化合物の蒸着層を含んでも良い。
基材とシーラント層、あるいは、基材と中間層、中間層とシーラントの貼り合わせは、例えば、二液反応型のポリウレタン樹脂系接着剤を使用したドライラミネート法等の公知のラミネート方法を用いて容易に行うことができる。
易剥離テープ(2)は、易剥離性、電子レンジ適性に優れたイージーピールフィルム単体が好ましく、より具体的には、東レ合成株式会社製、東セロ株式会社製や昭和電工株式会社製の厚さが30〜50μm程度の未延伸ポリプロピレン樹脂系の易剥離テープが好ましく使用できる。
このようにして作製した軟包装袋(20)に、例えば、レトルト食品のような内容物を必要量充填し、開口部を天部シールして密封し、内容物が充填された包装体とする。
この内容物が充填された包装体を易剥離テープ(2)が熱融着された折り込み部(13)が形成されている方の面を上側にして横置きして出力100ワットの電子レンジで150秒間にわたって加熱料理した。
加熱とともに内圧が上昇し、包装体は膨張するが易剥離テープ(2)のシール部分が後退し、未シール部に達すると蒸気抜き口(16)が開口して内部の蒸気が外に抜けて放出され、包装体が破袋することはなかった。また、内容物が漏れ出すこともなかった。なお、通常は60秒程度の加熱で蒸気が抜けてしまう。
本発明の電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法の一実施形態を示す、工程説明図である。 本発明の電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造装置の一実施形態を示す、模式説明図である。 本発明の軟包装袋の一実施例を示す、斜視説明図である。 (a)は図3のA−A’線断面説明図であり、(b)は図3のB−B’線断面説明図である。
符号の説明
1‥‥複合フィルム
2‥‥易剥離テープ
11‥‥上側フィルム
11a‥シーラント層
12‥‥下側フィルム
12a‥シーラント層
13‥‥折り込み部
14‥‥未シール部
15‥‥異型シール
16‥‥切り込み、蒸気抜き孔
17‥‥底部シール
18‥‥側部シール
20‥‥軟包装袋
21‥‥底部シールの隅角
22‥‥ノッチ
a‥‥本体原反供給部
b‥‥折り曲げ治具
c‥‥ダンサーロール
d‥‥テープ供給部
e‥‥異型シール具
f‥‥パンチ装置
g‥‥テープシールユニット

Claims (6)

  1. 少なくと内面にシーラント層を配した複合フィルムを上下二つに分割し、該分割した上側の複合フィルムを流れ方向に対して平行な二本の折り曲げ線によりシーラント層が内面になるようにZ字状に折り曲げて折り込み部を形成させ、
    該折り込み部には流れ方向と平行に易剥離テープを挿入して折り込み部の内面と部分的に熱融着させ、
    折り込み部の先端近傍は未シール部分を囲むように部分的に熱融着されて、前記未シール部分に蒸気抜き用の孔を形成させ、
    折り込み部を形成させた上側の複合フィルムと、折り込み部を形成させてない下側の複合フィルムとをシーラント層同士を対向させて重ね合わせて周囲を順次底部シール、側部シールしてなる電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法であって、
    一つの複合フィルムを一定速度で上下二つの複合フィルムに分割する上下分割工程、
    上下に分割した複合フィルムの一方の上側フィルムは、流れ方向に対して平行な二つの折り曲げ治具によりシーラント層が内面になるようにZ字状に折り曲げて、外方に突出した折り込み部を形成させる折り込み部形成工程、
    上下の複合フィルムともダンサーロールを通過させて連続運動から間欠運動に変換後、上下の複合フィルムをシーラント層同士を対向させて重ね合わせると同時に、折り込み部の内側に易剥離テープを挿入する上下フィルム合流、易剥離テープ挿入工程、
    蒸気抜き用に折り込み部の先端をカットする蒸気抜き孔形成工程、
    折り込み部の内側に挿入された易剥離テープの一部を折り込み部に仮に熱融着させる易剥離テープ仮止め工程、
    易剥離テープが仮止めされた折り込み部と易剥離テープを同時に熱融着させて、折り込み部を先端の一部に未シール部分を残してフィルムの流れ方向と平行に適宜の形状にシールする易剥離テープ接着・異型シール工程、
    合流した上下の複合フィルムに所望の間隔をおいてフィルムの流れ方向と平行に底部シールを行う底部シール形成工程、
    ついで底部シールの端縁にかかるように流れ方向と直角の方向に側部シールする側部シール形成工程、
    側部シールされた上下の複合フィルムの側部シール部分を切断するカッティング工程、
    上記各工程がこの順序で連続して行われることを特徴とする、電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法。
  2. 前記カッティング工程の後に、底部シールの隅角を丸くカットすると同時に、側部シール端縁にノッチを入れる角丸・ノッチ形成工程が配置されていることを特徴とする、請求項1記載の電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法。
  3. 前記折り込み部形成工程には、折り込み深さ、位置ずれを検知するための検知器K1が取り付けられていることを特徴とする、請求項1又は2記載の電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法。
  4. 前記上下フィルム合流、易剥離テープ挿入仮接着工程には、易剥離テープの位置ずれを検知するための検知器K2が取り付けられていることを特徴とする、請求項1、2又は3記載の電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法。
  5. 前記各工程を施す装置が上下分割工程以後は流れ方向に対して線対象に一対ずつ配置され、一度に二袋作製されることを特徴とする、請求項1、2、3又は4記載の電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法。
  6. 請求項1、2、3、4又は5記載の軟包装袋の製造方法により製造した電子レンジ加熱
    調理用の軟包装袋。
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