JP2006110489A - 基板塗布システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 基台1上に設けられた口金部2と、所定方向に往復動可能な基板支承台3と、基板支承台3に吸着状態で支承される基板4と、口金部2と平行に半導体レーザー光を、所定の広がりを有する状態で照射する投光器5と、この半導体レーザー光を受光する受光器6とを有している。そして、少なくとも、異物の存在が所定回数以上連続することに応答して基板塗布工程を中断させる制御部を有している。
【選択図】 図2
Description
第2の発明の基板塗布システムであれば、異物有無検出手段により、テーブル部材に支承された基板の表面における異物の有無を検出することができる。そして、異物が存在する場合に、異物存在位置検出記憶手段により、異物の存在位置を検出して記憶することができ、しかも、同じ位置で連続して異物の存在が検出されたことに応答して、異常処理手段により塗布動作を中断することができる。
この基板塗布システムは、洗浄液、純水を用いて塗布対象基板を洗浄する基板洗浄工程S1と、洗浄された基板の表面に薬液などの流体を塗布する基板塗布工程S2と、塗布された流体を乾燥させる基板乾燥工程S3とを含んでいる。そして、基板洗浄工程S1から基板塗布工程S2へ、および基板塗布工程S2から基板乾燥工程S3へ、基板を搬送する基板搬送用ロボットRBを含んでいるとともに、各工程および基板搬送用ロボットRBを制御する制御部CTRを含んでいる。また、制御部CTRは、各工程からの信号、基板搬送用ロボットRBからの信号を受け取って必要な処理を行うことができる。なお、基板洗浄工程S1、基板乾燥工程S3は従来公知であるから、詳細な説明を省略する。
この基板塗布工程は、基台1上に設けられた口金部2と、図示しない駆動源によって所定方向に往復動可能な基板支承台3と、基板支承台3に吸着状態で支承される基板4と、口金部2と平行に(基板支承台3の移動方向と直交し、かつ基板4の上面に沿う方向に)半導体レーザー光を、所定の広がりを有する状態で照射する投光器5と、この半導体レーザー光を受光する受光器6とを有している。この投光器5と受光器6とで異物有無検出手段を構成する。すなわち、受光器6による受光光量の多少に応じて、異物の不存在、異物の存在を検出することができる。そして、異物の存在が検出された時点におけるテーブル部材1の位置から、異物の存在位置を表す情報(例えば、1次元位置情報)を検出することができる。また、口金部2と異物有無検出手段とは、基台1によって互いに連結されているとともに、所定の相対位置関係を保持するよう構成されている。
制御部CTRは、基板塗布システム全体を制御するのであるから、処理中の基板4を表す識別データを有しており、異物有無検出手段からの、異物の存在を示すデータを入力として、該当する識別データと異物存在支持データとを関連付けて保持する。また、異物の存在を示すデータを入力として、基板塗布工程に対して、口金部2を基板4から離れる方向に移動させて塗布動作を中断させること、基板支承台3の移動を継続させること、該当する基板に対応させて基板搬送用ロボットRB、および基板乾燥工程S3を通常動作させることを指示する制御信号を出力する。ただし、最終工程から基板4の搬出を行う基板搬出用ロボット(図示せず、ただし、基板搬送用ロボットRBと兼用であってもよい)に対して、基板4を製品搬出ライン(図示せず)ではなく、不良品搬出ライン(図示せず)に搬出することを指示する制御信号を出力する。
また、異物の存在が所定回数以上連続して検出された場合には、上流側に異物の発生源が存在すること(上流側で基板が破損したこと、上流側の洗浄工程におけるフィルタの目詰まりが発生したことなど)が高い確率で想定されるので、警報を発するとともに、基板塗布システムを停止させることができる。
3 基板支承台
4 基板
5 投光器
6 受光器
CTR 制御部
Claims (3)
- 平板状の基板(4)を支承するテーブル部材(3)と、テーブル部材(3)に支承された基板(4)の上表面に流体を塗布する塗布手段(2)と、テーブル部材(3)に支承された基板(4)の表面における異物の有無を検出する異物有無検出手段(5)(6)と、異物存在検出の連続発生回数を計数する回数係数手段(CTR)と、異物存在検出の連続発生回数が所定回数に達したことに応答して、警報を発するとともに、塗布動作を中断する異常処理手段(CTR)とを含むことを特徴とする基板塗布システム。
- 平板状の基板(4)を支承するテーブル部材(3)と、テーブル部材(3)に支承された基板(4)の上表面に流体を塗布する塗布手段(2)と、テーブル部材(3)に支承された基板(4)の表面における異物の有無を検出する異物有無検出手段(5)(6)と、異物が存在する場合に、異物の存在位置を検出して記憶する異物存在位置検出記憶手段(CTR)と、同じ位置で連続して異物の存在が検出されたことに応答して、塗布動作を中断する異常処理手段(CTR)とを含むことを特徴とする基板塗布システム。
- 同じ位置で連続して異物の存在が検出されたことに応答して、テーブル部材(3)の基板支承面における異物の有無を検出するよう異物有無検出手段(5)(6)を動作させる制御手段(CTR)をさらに含む請求項2に記載の基板塗布システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004301740A JP2006110489A (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 基板塗布システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004301740A JP2006110489A (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 基板塗布システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006110489A true JP2006110489A (ja) | 2006-04-27 |
Family
ID=36379441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004301740A Pending JP2006110489A (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 基板塗布システム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112813383A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-05-18 | 云谷(固安)科技有限公司 | 蒸镀装置及蒸镀方法 |
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-
2004
- 2004-10-15 JP JP2004301740A patent/JP2006110489A/ja active Pending
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