JP2006109660A - 自動電圧及び力率制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無用な電力ロスや異常発熱などを抑制して省エネルギ化を図ると共に、高調波の発生を防止することができる自動電圧及び力率制御装置を提供する。
【解決手段】 自動電圧及び力率制御装置1を電圧調整手段2と力率調整手段3と制御手段4とで構成する。そして、電圧調整手段2を調整トランス回路20とスイッチ回路21と直列トランス回路22とで構成し、力率調整手段3をコンデンサ回路30とスイッチ回路31とで構成する。電圧選択指令Vrを制御手段4からスイッチ回路21に出力することにより、電圧V1〜Vnのうちのいずれかの電圧を選択して出力する。また、進相選択命令Crを制御手段4からスイッチ回路31に出力することにより、入力電流の位相を変化させることで、所望の力率を得る。
【選択図】図1

Description

この発明は、エアコンなどの負荷に供給する電源の電圧及び力率を自動的に制御する自動電圧及び力率制御装置に関するものである。
交流電源から容量性又は誘導性の負荷へ交流電力を供給している電力系統では、負荷に流れる電流の位相が電圧よりも進み位相又は遅れ位相になるので、この位相の程度に対応して当該電力系統の力率が悪化する。そこで、電流の位相と電圧の位相とを同相にして、力率の向上を図る技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
図9は、従来例に係る自動電圧及び力率制御装置を示すブロック図であり、図10は、動作時の波形図である。
この装置は、図9に示すように、単相交流電源200から単相負荷201へ単相交流電力を供給する際に、単相電圧変換装置204と力率調整単相負荷205との直列接続で構成している電子式力率調整装置203を単相負荷201に並列に接続し、単相電圧変換装置204の出力電圧V5を制御することで電子式力率調整装置203へ流れる電流I4を調整するようになっている。電源電流IRは負荷電流ILと電子式力率調整装置電流I4とのベクトル和であるから、単相電圧変換装置204の出力電圧V5を制御して、電子式力率調整装置電流I4を調整することで、電源電流IRを電源電圧VRSと同相にする構成になっている。
特開平10−042468号公報
しかし、上記した従来の自動電圧及び力率制御装置では、次のような問題がある。
すなわち、この技術では、図10(a)に示すような電源電圧VRSが、単相交流電源200から出力されると、図10(b)に示すように、単相電圧変換装置204内のスイッチング回路によって、電源電圧VRSを裁断した波形の出力電圧V5′を形成する。そして、この出力電圧V5′を内部フィルタで整形して、図10(c)に示すような円滑な出力電圧V5を単相電圧変換装置204から力率調整単相負荷205に出力するようになっているので、出力電圧V5′を形成する際に、波形がつぶれ易く、ノイズが発生するおそれがある。かかるノイズの発生は、単相交流電源200や単相負荷201に対するストレスを大きくするので、電力ロス,異常発熱及び高調波発生の原因となる。
この発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、無用な電力ロスや異常発熱などを抑制して省エネルギ化を図ると共に、高調波の発生を防止することができる自動電圧及び力率制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、入力電圧を複数段の出力電圧に変換可能な電圧変換部,及び電圧選択命令に従って、複数段の出力電圧のうちのいずれか1つの出力電圧を選択する電圧選択部を有してなる電圧調整手段と、入力電流の位相を複数段に進相可能な進相部,及び進相選択命令に従って、複数段の進相のうちのいずれか1つの進相を選択する進相選択部を有してなる力率調整手段と、電圧調整手段からの出力電圧に基づいて、電圧選択命令を電圧選択部に送ると共に、電圧調整手段からの出力電圧と出力電流とに基づいて、進相選択命令を進相選択部に送る制御手段とを備える自動電圧及び力率制御装置であって、制御手段は、各段の出力電圧と所定月日の運転時間とを対応づけた電圧データをメモり内に入力すると共に所望段の出力電圧を運転電圧として設定可能であり、且つ所望の力率を運転力率として設定可能な設定部と、電圧変換部の複数段の出力電圧のうち運転電圧を選択することを示す電圧選択命令を電圧選択部に出力すると共に、当該運転電圧が対応する月日の運転時間だけ当該運転電圧の選択を電圧選択部に継続させる電圧制御部と、電圧調整手段からの出力電圧と出力電流とに基づく力率と運転力率とを比較し、当該力率が運転力率よりも小さい場合に、進相選択命令を力率調整手段の進相選択部に出力する力率制御部とを具備する構成とした。
かかる構成により、電圧調整手段の電圧変換部によって、入力電圧が複数段の出力電圧に変換され、電圧選択命令が制御手段から電圧選択部に送られることで、複数段の出力電圧のうちのいずれか1つの出力電圧が選択される。また、力率調整手段の進相部によって、入力電流の位相が複数段に進相され、進相選択命令が制御手段から進相選択部に送られることで、複数段の進相のうちのいずれか1つの進相が選択される。そして、制御手段の設定部において、各段の出力電圧と所定月日の運転時間とを対応づけた電圧データをメモり内に入力すると共に所望段の出力電圧を運転電圧として設定し、且つ所望の力率を運転力率として設定しておくことで、電圧変換部の複数段の出力電圧のうち運転電圧を選択することを示す電圧選択命令が電圧制御部から電圧選択部に出力されると共に、電圧制御によって、当該運転電圧が対応する月日の運転時間だけ当該運転電圧の選択を電圧選択部に継続される。また、力率制御部において、電圧調整手段からの出力電圧と出力電流とに基づく力率と運転力率とが比較され、当該力率が運転力率よりも小さい場合に、進相選択命令が力率調整手段の進相選択部に出力される。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の自動電圧及び力率制御装置において、制御手段の設定部は、設定されている運転電圧の運転時間をタイマで監視し、当該運転時間が経過した場合に、その際のタイマが示す月日の時間に対応する運転時間の出力電圧を電圧データから読み出して運転電圧として設定する構成とした。
かかる構成により、制御手段の設定部によって、設定されている運転電圧の運転時間
間に対応する運転時間の出力電圧が電圧データから読み出され、運転電圧として設定される。
また、請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の自動電圧及び力率制御装置において、制御手段の設定部は、複数段の出力電圧のうち最大出力電圧以上の基準電圧をメモリに設定可能であり、電圧制御部は、タイマを監視し、電圧調整手段からの出力電圧が、基準電圧を所定時間継続的に超えていると判断した場合に、運転電圧よりも1段低い出力電圧を選択することを示す電圧選択命令を電圧選択部に出力する構成とした。
かかる構成により、制御手段の設定部によって、複数段の出力電圧のうち最大出力電圧以上の基準電圧をメモリに設定しておくと、電圧制御部によって、タイマが監視され、電圧調整手段からの出力電圧が、基準電圧を所定時間継続的に超えていると判断された場合に、運転電圧よりも1段低い出力電圧を選択することを示す電圧選択命令が電圧選択部に出力される。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の自動電圧及び力率制御装置において、電圧制御部は、タイマを監視し、電圧調整手段からの出力電圧が、運転電圧よりも1段高い出力電圧以上の電圧範囲で所定時間継続的に変動していると判断した場合に、運転電圧よりも1段低い出力電圧を選択することを示す電圧選択命令を電圧選択部に出力し、また、運転電圧よりも1段低い出力電圧以下の電圧範囲で所定時間継続的に変動していると判断した場合に、運転電圧よりも1段高い出力電圧を選択することを示す電圧選択命令を電圧選択部に出力する構成とした。
かかる構成により、電圧制御部によって、タイマが監視され、電圧調整手段からの出力電圧が、運転電圧よりも1段高い出力電圧以上の電圧範囲で所定時間継続的に変動していると判断された場合に、運転電圧よりも1段低い出力電圧を選択することを示す電圧選択命令が電圧選択部に出力される。また、運転電圧よりも1段低い出力電圧以下の電圧範囲で所定時間継続的に変動していると判断された場合には、運転電圧よりも1段高い出力電圧を選択することを示す電圧選択命令が電圧選択部に出力される。
また、請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の自動電圧及び力率制御装置において、制御手段の設定部は、運転力率以上の基準力率をメモリに設定可能であり、力率制御部は、タイマを監視し、電圧調整手段からの出力電圧と出力電流とに基づく力率が、基準力率を所定時間継続的に超えていると判断した場合に、1段進相させることを示す進相選択命令を力率調整手段の進相選択部に出力する構成とした。
かかる構成により、制御手段の設定部において、運転力率以上の基準力率をメモリに設定しておくと、力率制御部によって、タイマが監視され、電圧調整手段からの出力電圧と出力電流とに基づく力率が、基準力率を所定時間継続的に超えていると判断された場合に、1段進相させることを示す進相選択命令が力率調整手段の進相選択部に出力される。
以上説明したように、請求項1の発明に係る自動電圧及び力率制御装置によれば、設定部で設定された所望の運転電圧が所望の運転時間だけ出力され、且つ設定された所望の運転力率の電力が供給されるので、高圧積算電力計,受電トランス,分電盤からなる配線システムにおいて、分電盤と負荷との間に、この発明の自動電圧及び力率制御装置を介在させておくことで、消費電力量を低減させることができ、この結果、省エネルギ化を図ることができるという優れた効果がある。また、エアコン等の負荷機器は、インバータ等を多様に使用してコントロールしているため、高調波によって、受電トランス,分電盤や、その間の線路に異常発熱,誤動作,経年変化が早まる等の影響がでるが、この自動電圧及び力率制御装置によって、負荷に加える電力を効率よく利用することができるので、高調波軽減を図ることができる。そして、高圧積算電力計,受電トランス,線路全体からなる配線システムの力率を向上させることができるので、このシステムを流れる電流や無効電力を減少させることができる。この結果、受電トランスにおいては、銅損による電力ロスが低減し、この面からも省エネルギ化が図られる。また、上記線路は比較的長く設定されることが多く、かかる場合には、その間の電力ロスや発熱の原因となる。しかし、この自動電圧及び力率制御装置によって、力率を向上させることができるので、上記線路による電力ロスや発熱を抑制することができ、さらなる省エネルギ化を図ることができる。
また、請求項2の発明によれば、各種運転時間に対応した運転電圧が自動的に設定されるので、電力をさらに効率よく利用することができる。
また、請求項3によれば、電圧調整手段からの出力電圧が、基準電圧を所定時間継続的に超えていると判断された場合に、運転電圧よりも1段低い出力電圧が選択されるので、供給電圧の変動によって、極端に高い電圧が生じた場合に出力電圧が自動的に低くなり、この結果、供給電圧の上昇を抑え、負荷への悪影響を防止することができる。
また、請求項4の発明によれば、不適当な電圧変動に対して、出力電圧を、適切な電圧になるように自動的に制御することができる。
また、請求項5の発明によれば、力率が、基準力率を所定時間継続的に超えていると判断された場合に、1段進相させることを示す進相選択命令が力率調整手段の進相選択部に出力されるので、負荷電流等によって、極端に高い電流が生じた場合に力率が自動的に高くなり、この結果、負荷電流の急激な増減による負荷への悪影響を防止することができる。
以下、この発明の最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係る自動電圧及び力率制御装置を示す回路図であり、図2は、制御手段のブロック図であり、図3は、メモリ内のデータ構造を示す表図である。
図1に示すように、この自動電圧及び力率制御装置1は、電圧調整手段2と、力率調整手段3と制御手段4とを備えて、単相三線式電源のR相及びN相に接続される。
電圧調整手段2は、R相の入力端子10から入力された入力電圧Vinをn数段の電圧に変換する回路であり、電圧変換部としての調整トランス回路20と電圧選択部としてのスイッチ回路21と直列トランス回路22とを有してなる。
調整トランス回路20は、入力端子10とN相の端子11との間に分路巻線20aを接続し、この分路巻線20aにn数のタップ20b−1〜20b−nを設けた構造になっている。
スイッチ回路21は、後述する電圧選択指令Vrに従って、上記n数のタップ20b−1〜20b−nの中からいずれか1つを選択する回路である。具体的には、可動端子21aをタップ20b−1〜20b−nのいずれかに接触させて、接触したタップに対応した電圧V0を得る。
直列トランス回路22は、入力端子10に直列に接続された二次側コイル22aとスイッチ回路21の可動端子21aに接続された一次側コイル22bとで構成されている。
電圧調整手段2が上記構成をとることにより、入力端子10から入力された入力電圧Vinがスイッチ回路21の可動端子21aによって選択されたタップに対応した電圧V0に変換され、この電圧V0に対応した出力電圧V1〜Vnが直列トランス回路22から出力端子12側に送出される。この実施例では、スイッチ回路21がタップ20b−1,20b−2,〜,20b−nに接触しているとき、それぞれV1,V2,〜,Vnの出力電圧Vx(x=1〜n)が直列トランス回路22の二次側コイル22aから出力するものとする。
力率調整手段3は、進相部としてのコンデンサ回路30と進相選択部としてのスイッチ回路31とを有してなる。
コンデンサ回路30は、入力端子10からの入力電流Iinの位相を複数段に進相可能な回路である。具体的には、直列トランス回路22の二次側コイル22aの前段で分岐した線路に3つのコンデンサ30a,30b,30cを並列に接続した構成になっている。
スイッチ回路31は、後述する進相選択命令Crに従って、コンデンサ30a〜30cのいずれか又は全てで構成される複数段の進相のうちいずれかの進相を選択する回路である。具体的には、スイッチ回路31は、コンデンサ30a〜30cの前段とそれぞれ接続された3つのスイッチ31a,31b,31cでなり、スイッチ31a〜31cのいずれか又は全てを閉じることで、コンデンサ回路30の合成容量を変えることができる。
制御手段4は、上記電圧調整手段2及び力率調整手段3を制御するための手段であり、電圧調整手段2からの出力電圧Vxに基づいて電圧選択指令Vrをスイッチ回路21に送ると共に、出力電圧Vxと出力電流Ixとに基づいて、進相選択命令Crをスイッチ回路31に送る機能を有する。
具体的には、制御手段4は、マイクロコンピューター等であり、図2に示すように、設定部40と電圧制御部41と力率制御部42とメモリ43とタイマ44とを機能ブロックとして備える。
設定部40は、電圧調整手段2の各段の出力電圧V1〜Vnと所定月日の運転時間T1〜Tmとを対応づけた電圧データをメモリ43内に入力することができる部分である。具体的には、図3に示すように、運転時間と各段の出力電圧との組(T1,V1),(T2,V2),…,(Tm,Vn)をメモリ43に記録する。また、この設定部40は、これらの組のうちから現時点で希望する組(Tj,Vj)を運転電圧として設定することができる。さらに、設定部40は、運転電圧(Tj,Vj)の運転時間Tjをタイマ44で監視し、運転時間Tjが経過したと判断した場合に、その際のタイマ44が示す月日の時間に対応する運転時間Tkを有する組(Tk,Vk)を運転電圧として自動的に設定する機能も有する。
さらに、この設定部40は、希望する力率Pを運転力率として、メモリ43に設定することができる。
電圧制御部41は、メモリ43から運転電圧(Tj,Vj)を読み出し、調整トランス回路20の複数の出力段のうち、直列トランス回路22からの出力電圧Vxが運転電圧Vjになるように制御するための電圧選択指令Vrをスイッチ回路21に出力する。そして、運転電圧(Tj,Vj)の運転時間Tjだけこの接触状態を維持するように、スイッチ回路21を制御する機能を有する。すなわち、可動端子21aをタップ20b−1〜20b−nのうちから、運転電圧Vjに対応するタップに接続させる。
力率制御部42は、電圧調整手段2からの出力電圧Vxと出力電流Ixとに基づいて実際の力率Pxを演算すると共に、運転力率Pをメモリ43から読み出し、この運転力率Pと力率Pxとを比較する機能を有している。そして、力率制御部42は、力率Pxが運転力率Pよりも小さいと判断した場合に、進相選択命令Crを力率調整手段3のスイッチ回路31に出力する。具体的には、スイッチ31a〜31cのいずれかを機能させて、コンデンサ30a〜30cの合成容量値を増減させることにより、電圧調整手段2からの出力電流Ixの位相を変化させるようになっている。
次にこの実施例に係る自動電圧及び力率制御装置1が示す動作について説明する。
図4は、自動電圧及び力率制御装置1が使用される商用電源の配線システムを示すブロック図である。
図4に示す高圧積算電力計100と受電トランス101と分電盤102とが直列に接続された配線システムにおいて、自動電圧及び力率制御装置1を分電盤102と負荷110との間に接続する。すなわち、自動電圧及び力率制御装置1の入力端子10を分電盤102の出力端に接続し、自動電圧及び力率制御装置1の出力端子12を負荷110の入力端に接続する。なお、ここでは、負荷110としていわゆるエアコンを適用するものとする。
かかる状態で、自動電圧及び力率制御装置1において制御手段4の設定部40を用いて、電圧データ,運転電圧,運転力率を設定する。
例えば、ここでは、電圧データ(T1,V1),(T2,V2),(T3,V3),(T4,V4),(T5,V5)をそれぞれ(7月15日〜8月15日,210ボルト),(6月1日〜7月14日及び8月16日〜8月31日,208ボルト),(5月1日〜5月31日及び9月1日〜9月30日,207ボルト),(4月1日〜4月30日及び10月1日〜10月31日,205ボルト),(1月1日〜3月31日及び11月1日〜12月31日,200ボルト)に設定し、現月日の運転電圧(Tj,Vj)を(T2,V2)=(6月1日〜7月14日,208ボルト)と設定すると共に、力率Pを「93%」に設定するものとする。
これにより、図4に示す高圧積算電力計100,受電トランス101,分電盤102を通じて、図1に示す自動電圧及び力率制御装置1の入力端子10に入力されたR相の入力電圧Vinは、電圧調整手段2によって出力電圧Vxに変換されて、出力端子12側に出力される。
このとき、制御手段4の電圧制御部41は、メモリ43の運転電圧(Tj,Vj)を読み出し、電圧選択指令Vrをスイッチ回路21に出力しているが、現在の運転電圧(Tj,Vj)は(6月1日〜7月14日,208ボルト)であるので、可動端子21aとスイッチ回路21b−2との接触を維持する電圧選択指令Vrが電圧制御部41からスイッチ回路21に出力される。この結果、208ボルトの出力電圧V2が運転時間6月1日〜7月14日の間、直列トランス回路22から出力端子12側に出力され、図4に示すエアコン110は、この208ボルトの電源電圧で駆動されることとなる。
そして、7月15日に至ると、設定部40がタイマ44に基づき、7月15日に対応する運転時間T1(7月15日〜8月15日)を有する組(T1,V1)をメモリ43の電圧データから読み出して、この(T1,V1)=(7月15日〜8月15日,209ボルト)を運転電圧としてメモリ43内に設定する。
すると、この運転電圧(T1,V1)が電圧制御部41になってメモリ43から読み出され可動端子21aとタップ20b−1との接触に切り換える電圧選択指令Vrが電圧制御部41からスイッチ回路21に出力される。この結果、210ボルトの出力電圧V1が直列トランス回路22から出力端子12側に出力され、エアコン110が210ボルトの電源電圧で駆動されることとなる。
以後、同様にして、自動電圧及び力率制御装置1の出力端子12から出力される電圧がメモリ43の電圧データに基づいて切り換わり、エアコン110は、所定運転時間だけ所定の運転電圧で駆動されることとなる。
一般にエアコン110等の誘導負荷は、周囲の温度が設定温度に至ると、駆動を停止し、周囲の温度が基準温度以上又は以下になると、再駆動するようになっている。
図5は、エアコン110の駆動時間と周囲の温度との関係を示す線図である。例えば、エアコン110を7月15日〜8月15日の真夏に200ボルトの電圧で駆動すると、図5の直線S1で示すように、基準温度30℃から設定温度26℃に至るまでに、t1分という長い時間200ボルトの電圧をエアコン110に供給し続けなければならない。しかし、この自動電圧及び力率制御装置1のように、210ボルトの電圧をエアコン110に供給すると、直線S2で示すように、t2分という短時間で設定温度26℃に至らしめることができるので、図4の高圧積算電力計100が示す消費電力量が少なくなり、省エネルギ化を図ることができる。
また、エアコン110等の負荷機器は、インバータ等を多様に使用してコントロールしているため、高調波によって、受電トランス101,分電盤102や、その間の線路103に異常発熱,誤動作,経年変化が早まる等の影響がでるが、この自動電圧及び力率制御装置1のように、エアコン110の電力を効率よく利用することで、高調波軽減を図ることができる。
この自動電圧及び力率制御装置1では、上記のように、エアコン110に適切な出力電圧Vxを供給して効率を上げることにより、エアコン110の消費電力の削減を図ることができるが、さらに、力率調整手段3によって力率調整も図ることができる。
すなわち、直列トランス回路22から出力された出力電圧Vxと出力電流Ixとは図2に示す制御手段4の力率制御部42に入力される。すると、力率制御部42において、これら出力電圧Vxと出力電流Ixとに基づいて、現実の力率Pxが演算される。そして、この力率Pxがメモリ43から読み出された運転力率P(93%)と比較される。具体的には、算出された力率Pxが「80%」等、運転力率「93%」よりも低い場合には、例えばスイッチ31aを閉じさせるための進相選択命令Crが力率制御部42からスイッチ回路31に出力され、直列トランス回路22から出力される出力電流Ixが進相される。この進相された出力電流Ixが力率制御部42に入力されると同時に力率制御部42に入力されている出力電圧Vxと共に力率Pxの演算対象となる。そして、上記と同様に、この力率Pxと運転力率Pとが比較され、力率Pxが運転力率93%よりも低い場合には、上記と同様にして、進相選択命令Crがスイッチ回路31に出力され、スイッチ31b,31cのいずれかが閉じられる。かかる動作によって、実際の力率Pxが力率Pと略等しくなった時点で、出力電流Ixに対する進相作用が停止される。この結果、以後は、略運転力率93%の電力が図4に示す高圧積算電力計100,受電トランス101,分電盤102,自動電圧及び力率制御装置1を通じて、エアコン110に供給されることとなる。
このように、高圧積算電力計100,受電トランス101,線路103全体からなる配線システムの力率を向上させることができるので、このシステムを流れる電流や無効電力を減少させることができる。この結果、受電トランス101においては、銅損による電力ロスが低減し、この面からも省エネルギ化が図られる。また、線路103は比較的長く設定されることが多く、かかる場合には、その間の電力ロスや発熱の原因となる。しかし、自動電圧及び力率制御装置1において、力率を向上させることで線路103による電力ロスや発熱を抑制することができ、さらなる省エネルギ化を図ることができる。
次に、この発明の第2実施例に係る自動電圧及び力率制御装置について説明する。
図6は、この実施例の要部である制御手段4のブロック図であり、図7は、第2実施例におけるメモリ43のデータ構造を示す表図である。
この実施例は、電圧制御部41に電圧比較部41aを設け、力率制御部42に力率比較部42aを設けた点が上記1実施例の自動電圧及び力率制御装置1と異なる。
具体的には、設定部40は、5段の電圧データV1〜V5のうち最大の出力電圧V1(210ボルト)以上の基準電圧Vrefをメモリ43に設定することができる。この実施例では、基準電圧Vrefを出力電圧V1(210ボルト)と設定した。また、この設定部40は、力率P以上の基準力率Prefも設定可能であり、この実施例では、基準力率Prefを力率P(93%)に設定した。
電圧制御部41の電圧比較部41aは、電圧調整手段2からの出力電圧Vxとメモリ43から読み出した基準電圧Vrefとを比較し、出力電圧Vxが基準電圧Vrefを超えていると判断した場合に、その結果を電圧制御部41に通知する。電圧制御部41は、タイマ44を監視し、電圧比較部41aからの通知が、所定時間例えば5秒間継続的に行われた場合に、電圧選択指令Vrをスイッチ回路21に出力する機能を有する。このとき、電圧選択指令Vrは、運転電圧Vjよりも、1段低い出力電圧を選択することを示す。
力率制御部42の力率比較部42aは、電圧調整手段2からの出力電圧Vxと出力電流Ixとに基づく力率Pxが基準力率Prefを超えていると判断した場合に、その結果を力率制御部42に通知する。力率制御部42は、タイマ44を監視し、力率比較部42aからの通知が所定時間例えば5秒間継続的に行われた場合に、進相選択命令Crをスイッチ回路31に出力する機能を有する。このとき、進相選択命令Crは、力率Pxが力率Pよりも1段低い力率になるように、出力電流Ixを進相させることを示す。
かかる構成により、図4に示した配線システムに急激な負荷電流等が入り込み、電圧調整手段2からの出力電圧Vxが基準電圧Vrefである210ボルトを超えた場合には、その通知が電圧比較部41aから電圧制御部41に継続的に行われる。そして、この通知が5秒間以上続いた場合には、電圧選択指令Vrが電圧制御部41からスイッチ回路21に出力される。現時点での運転電圧がV1(210ボルト)であり、スイッチ回路21の可動端子21aがタップ20b−1に接触しているとすると、この電圧選択指令Vrによって可動端子21aがタップ20b−2との接触に切り換わり、直列トランス回路22からの出力電圧Vxを下げるように働く。
また、上記負荷電流等の影響によって、力率制御部42に入力される力率Pxが基準力率Pref93%を超えた場合には、その通知が力率比較部42aから力率制御部42に行われ、この通知が5秒間以上継続した場合には、進相選択命令Crが力率制御部42からスイッチ回路31に出力される。現時点での力率Pが93%であり、スイッチ回路31のスイッチ31a,31bが閉じているとすると、この進相選択命令Crによって、スイッチ31a,31bのいずれかが開いて、力率Pxを下げるように働く。
このように、この実施例の自動電圧及び力率制御装置によれば、負荷電流等によって、極端に高い電圧や電流変動が生じた場合に出力電圧Vxや力率Pxを自動的に低くするので、高い電圧や電流変動によるエアコン110への悪影響を防止することができる。
その他の構成,作用及び効果は上記第1実施例と同様であるので、その記載は省略する。
最後に、この発明の第3実施例に係る自動電圧及び力率制御装置について説明する。
図8は、この実施例の要部である制御手段4のブロック図である。
この実施例は、電圧制御部41にさらに変動検知部41bを設けた点が、上記第2実施例と異なる。
電圧制御部41の変動検知部41bは、メモリ43の電圧データと運転電圧とに基づいて、電圧調整手段2からの出力電圧Vxが運転電圧よりも1段高い電圧以上の範囲で変動しているか否かを検知し、当該範囲で変動している場合に制御手段4に通知する機能を有している。また、この変動検知部41bは、出力電圧Vxが運転電圧よりも1段低い電圧以下の範囲で変動しているか否かを検知し、当該範囲で変動している場合に、制御手段4にその通知をする機能も有する。
電圧制御部41は、変動検知部41bからの通知が所定時間例えば5秒間継続的に行われた場合に、電圧選択指令Vrをスイッチ回路21に出力する機能を有する。
具体的には、運転電圧Vjが例えばV3(207ボルト)に設定されている場合において、出力電圧Vxが運転電圧V3よりも1段高いV2(208ボルト)以上の範囲で、5秒間継続的に変動した場合には、その通知が変動検知部41bから電圧制御部41になされ、可動端子21aとタップ20b−3との接触を可動端子21aとタップ20b−4との接触に切り換えて、出力電圧Vxを低減させる電圧選択指令Vrがスイッチ回路21に出力される。また、出力電圧Vxが運転電圧V3よりも1段低いV4(205ボルト)以下の範囲で5秒間継続的に変動している場合には、可動端子21aとタップ20b−2との接触に切り換わる電圧選択指令Vrがスイッチ回路21に出力される。
このように、この実施例では、不適当な電圧変動に対して、出力電圧Vxが適切な電圧になるように自動的に制御することができる。
その他の構成,作用及び効果は上記第1及び第2実施例と同様であるので、その記載は省略する。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内において種々の変形及び変更が可能である。
例えば、上記実施例では、電圧選択部としてのスイッチ回路21をn数のタップ20b−1〜20b−nと可動端子21aとで構成したが、サイリスタなどの素子を用い、これらの素子を選択的にオン,オフすることで、タップ20b−1〜20b−nのいずれかの出力電圧を選択するようにもできる。
また、上記実施例では、単相三線式の商用電源に用いる自動電圧及び力率制御装置について説明したが、これに限定されるものでなく、単相二線式,三相三線式や三相四線式などの電源にも利用することができる。
さらに、上記実施例では、エアコン110に適用した例を示したが、エアコン110などの空調機だけでなく、冷凍装置や冷蔵庫などの誘導負荷に適用することができることは勿論である。
この発明の第1実施例に係る自動電圧及び力率制御装置を示す回路図である。 制御手段のブロック図である。 メモリ内のデータ構造を示す表図である。 自動電圧及び力率制御装置が使用される商用電源の配線システムを示すブロック図である。 エアコンの駆動時間と周囲の温度との関係を示す線図である。 この実施例の要部である制御手段のブロック図である。 第2実施例におけるメモリのデータ構造を示す表図である。 この実施例の要部である制御手段のブロック図である。 従来例に係る自動電圧及び力率制御装置を示すブロック図である。 図9の装置における動作時の波形図である。
符号の説明
1…自動電圧及び力率制御装置、 2…電圧調整手段、 3…力率調整手段、 4…制御手段、 10…入力端子、 12…出力端子、 20…調整トランス回路、 20a…分路巻線、 20b−1〜20b−n…タップ、 21…スイッチ回路、21a…可動端子、 22…直列トランス回路、 22a…二次側コイル、 22b…一次側コイル、 30…コンデンサ回路、 30a〜30c…コンデンサ、 31…スイッチ回路、 31a,31b,31c…スイッチ、 40…設定部、 41…電圧制御部、 41a…電圧比較部、 41b… 変動検知部、 42…力率制御部、 42a…力率比較部、 43…メモリ、 44…タイマ、 100…高圧積算電力計、101…受電トランス、 102…分電盤、 110…エアコン(負荷)、 Cr…進相選択命令、 Iin…入力電流、Ix… 出力電流、 P…運転力率、 Pref…基準力率、 Px…力率、 T1〜Tm…運転時間、 Vin…入力電圧、 Vj…運転電圧、 Vr…電圧選択指令、 Vref…基準電圧、 Vx…出力電圧。

Claims (5)

  1. 入力電圧を複数段の出力電圧に変換可能な電圧変換部,及び電圧選択命令に従って、上記複数段の出力電圧のうちのいずれか1つの出力電圧を選択する電圧選択部を有してなる電圧調整手段と、
    上記入力電流の位相を複数段に進相可能な進相部,及び進相選択命令に従って、上記複数段の進相のうちのいずれか1つの進相を選択する進相選択部を有してなる力率調整手段と、
    上記電圧調整手段からの出力電圧に基づいて、上記電圧選択命令を電圧選択部に送ると共に、上記電圧調整手段からの出力電圧と出力電流とに基づいて、上記進相選択命令を進相選択部に送る制御手段と
    を備える自動電圧及び力率制御装置であって、
    上記制御手段は、
    上記各段の出力電圧と所定月日の運転時間とを対応づけた電圧データをメモり内に入力すると共に所望段の出力電圧を運転電圧として設定可能であり、且つ所望の力率を運転力率として設定可能な設定部と、
    上記電圧変換部の複数段の出力電圧のうち上記運転電圧を選択することを示す上記電圧選択命令を上記電圧選択部に出力すると共に、当該運転電圧が対応する月日の運転時間だけ当該運転電圧の選択を電圧選択部に継続させる電圧制御部と、
    上記電圧調整手段からの出力電圧と出力電流とに基づく力率と上記運転力率とを比較し、当該力率が運転力率よりも小さい場合に、上記進相選択命令を上記力率調整手段の進相選択部に出力する力率制御部と
    を具備することを特徴とする自動電圧及び力率制御装置。
  2. 請求項1に記載の自動電圧及び力率制御装置において、
    上記制御手段の設定部は、設定されている運転電圧の運転時間をタイマで監視し、当該運転時間が経過した場合に、その際のタイマが示す月日の時間に対応する運転時間の出力電圧を上記電圧データから読み出して運転電圧として設定する、
    ことを特徴とする自動電圧及び力率制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の自動電圧及び力率制御装置において、
    上記制御手段の設定部は、上記複数段の出力電圧のうち最大出力電圧以上の基準電圧を上記メモリに設定可能であり、
    上記電圧制御部は、タイマを監視し、上記電圧調整手段からの出力電圧が、上記基準電圧を所定時間継続的に超えていると判断した場合に、上記運転電圧よりも1段低い出力電圧を選択することを示す上記電圧選択命令を上記電圧選択部に出力する、
    ことを特徴とする自動電圧及び力率制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の自動電圧及び力率制御装置において、
    上記電圧制御部は、タイマを監視し、上記電圧調整手段からの出力電圧が、上記運転電圧よりも1段高い出力電圧以上の電圧範囲で所定時間継続的に変動していると判断した場合に、上記運転電圧よりも1段低い出力電圧を選択することを示す上記電圧選択命令を上記電圧選択部に出力し、また、上記運転電圧よりも1段低い出力電圧以下の電圧範囲で所定時間継続的に変動していると判断した場合に、上記運転電圧よりも1段高い出力電圧を選択することを示す上記電圧選択命令を上記電圧選択部に出力する、
    ことを特徴とする自動電圧及び力率制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の自動電圧及び力率制御装置において、
    上記制御手段の設定部は、上記運転力率以上の基準力率を上記メモリに設定可能であり、
    上記力率制御部は、タイマを監視し、上記電圧調整手段からの出力電圧と出力電流とに基づく力率が、上記基準力率を所定時間継続的に超えていると判断した場合に、1段進相させることを示す進相選択命令を上記力率調整手段の進相選択部に出力する、
    ことを特徴とする自動電圧及び力率制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010110041A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Chugoku Electric Power Co Inc:The 家庭用電圧調整システム
CN103138272A (zh) * 2011-12-02 2013-06-05 上海连成(集团)有限公司 共补分补混合补偿柜
CN107239094A (zh) * 2017-08-14 2017-10-10 高玉琴 一种功率因数给定装置

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